倉木 2015-03-30 00:25:07 |
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物に吊られるのな。まあ、結果オーライ。
(彼の肩からゆるりと腕を解くとぱたぱたと一直線に部屋に入ってゆき、大きなソファにしれっと腰掛けると「おいで。プリン食べよーぜ」と買い物袋からプリンとスプーンを二つずつセットにして並べて。自分の隣に来るようにぽんぽんとソファを叩いて。)
(/えー。それって日付またいでもいーのん?ダメなら週末に出直すけど。)
ー あ-…、何か美味しそうな匂いがしたからね。
(すたすたと自分の部屋かの様に進む相手の後ろに付いて行き、礼儀としてお茶の用意をする為台所に立ち沸かしてあったお湯を急須に注ぎマグカップ2つと一緒に彼の元へ。「 ー はいはい、お邪魔しますよ。」とテーブルに置き乍彼の隣に腰掛けて。)
( あ-、跨いじゃう感じなの?
(/了解。て、また時間開いたけど返しとくな。)
もっと喜べし。お前プリン好きなんだろ。
(相手が隣に座ったのを確認してから流れ返事されたため、プリンとスプーンを片手に真上からガシッと持ち彼の顔前に突き出して。まるで食えとでも言いたげに突き出すと、そのまま彼に身体を寄せてまたもや浮いた手を肩に掛けて。「おにーさまがお前のために買ってきたんだぞ。」と口端緩ませてへらへらと。)
ー うんうん、嬉しいよ。
(もっと喜べと注意されれば感情が篭ってなさ気に上記述べて。然しやはり大好物なのか目の前にプリンを出されれば頬が緩んでしまいバレない様に素早く彼からプリンを取り。「 ー 僕の為?優しいじゃん。」と肩を抱かれるとそのまま彼に凭れ掛かりくくっと笑っては頬に唇寄せて。そのまま離れずにプリンの蓋を開けては一口掬って食べ)
( 気付かなかった。返しとくよ。
感謝しろよー。
(自身に身体を預けるようにもたれかかり、頬に唇を寄せる姿に満足しつつも、偉そうにくつくつ笑うと肩に乗せていた腕を下の方に伸ばし、腰に回しては彼の視界に入り「俺にも。はい、あーん。」と如何にも自分にプリンを食べさせて欲しそうに半口開けてまじまじとプリンを見つめて。)
(/微妙な時間に返しちまったからな、ごめん。)
ー 今度は僕がご馳走するよ。
(大好物のプリンの御礼をすると次に会う口実を作り自然な流れで提案してみて。視界に彼が入ってこれば半口開ける彼をじ、と見つめて。「 ー ふふ、スプーンでいいの?それとも、口移し?」と冗談混じりに訪ねてみるもやる気はなかったのかスプーンで一口掬って彼の開いてる口の中へと入れて)
( 謝らなくていいよ。起きてたけど見てなかった此方が悪いし。
ん、楽しみにしてる。
(彼から食べさせて貰ったプリンを舌で転がしながら味わい飲み込むと満悦げに笑みを浮かべて。プリンが甘いのか、ご馳走されることを快く思っているのか半々だが機嫌はよく彼の肩に顎を乗せて「俺のもあげるから好きなだけ食えー。」と髪の毛をくしゃくしゃと撫でて。)
(/まあまあ、お互い様ってことでいーだろ。)
ー うん、めちゃくちゃ美味いやつ作ってあげるから。
(プリンを美味しそうに食べる彼を見遣れば自然と此方も頬が緩み。再び一口、また一口とプリンを口に運べばやはり美味しいと味わって。「ー いや、いいよ。それは流石に悪いし。」彼の分まで食べてしまうのは申し訳ないと小さく首を横に振って。)
( じゃあ、お互い様ってことで。
え、作んの?すげ。 ん、まあ無理に食えとは言わねえけど。
(彼の発言に思わず質問をぶつけたくなり、プリンを作っている姿を想像すればさぞ可愛らしい事だろうとにやけながら、口では褒めていて。肩口に顎を乗せたまま暫く彼が口にプリンを運ぶ様を眺めれば、密着したのをいいことにプリンの甘い匂いと、彼の匂いとを感じて。)
(/ん、おっけー。)
ー 最近、作ってんだよね。
(彼に褒められるもまだ自信が無いのか苦笑い零しながら最近始めた事を伝え。黙々と食べ続けているも隣に居る彼との距離を何故か今更意識してしまい。「ー … ちょっと、近くない?」と告げるも此方から離れる様子もせずに告げて。空になったプリンの容器を手に持ったまま固まってしまい。)
( んーじゃあ、どろんするよ?
へえ、器用だな。
(感心したような口振りだが、身体に触れる手は止めずにそのままの体勢で話を続けて。「あー、嫌ならもうちょい遠のくけど。」指摘を受ければ自覚はあったようで、ゆっくりと肩から顔を話すと首を傾けて尋ね、腰に置いた手も宙に浮かせて。)
(/よし、俺もどろんするな。)
ー でしょ。
(器用と褒められると先程まで自信が無かったのに不思議と調子に乗った口調で肯定してしまい。「ー あ-…別にそこまで離れなくてもいい。」腰にあった手も肩にあった顔も離れてしまえばそうではないと上手く言えない己に腹立たしくなり眉間に皺寄り。)
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