愚者のメモリー

友は無くすもの。消えるもの。失うもの。
友はどれも最後は消えゆく定めにあり。

一部の戦略家は、己の失敗をも戦略の一部とし、利用する。
結果、上手く切り返す。または勝利する。
しかし、失敗により生まれた戦略は、時として己をも削る諸刃の剣となるだろう。

無知。
それは時として、最大の脅威となる。
人は皆、必ず『無知』を持つ。
どう言えば良いか分からない。何を言って良いか分からない。
ただ、それだけの迷いで、判断を誤り、奈落に落ちゆく運命となるだろう

たとえ無知であろうと、去り際には最善で合理的と思う言葉を出せ。
終わり良ければ全てよし、である。
たとえ、相手が納得てずとも、自分にできる精一杯の捨て台詞なのだから、仕方があるまい。
故に、己を納得させることが合理的と言えよう

意義無きものに、意味は無し。
その逆も然り。
意味なきものに、意義は無し。

意義、意味、その双方共、どちらかが消えれば全て消える。
故に、創れ。
己に足りぬと思うものを。
己が必要とするものを。
その為に、思考せよ

考えよ。
己の失敗を。
その失敗を利用するのなら、己の大切なものを削る覚悟を以て行うこと。
決して、瞬時の思い付きにて行うべからず。

失えば、再び『似せて作り直す』ことは出来ようとも、
>取り戻すこと能わず

再び手に取ろうとし、無駄な醜態をさらすのであれば、
それまでのもの、と諦めるが良い

>それが一番と己に言い聞かせるべし

>既に退路は断たれているのだから

嘘を吐いたのであれば、その嘘を最後の最後まで突き通すこと。例え自分を削ることになろうとも、決して揺るがずに進むこと。

どんな手を使ってでも、自分の利益を増やそうとする。それは悪くない。悪いのは周りへ与える影響力である。
自分の利益を手に入れ、周りへの影響を最小限にできる策を取るべき。
できないならやるな。