霧島 啓輔 2015-03-27 19:17:24 |
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お疲れ様で~す。
(お昼とも朝ともつかない時間帯から勤めた先が定時を迎えたようでふとウッド調の壁紙に飾られているアンティークな時計に目を配らせて初めてそのことに気づき、腰に巻いている茶色いレザー質の入れ物の繋ぎ目をパチリと解くなり各社員に与えられているロッカーの中から黒色の鞄を取り出し肩にかけて、ロッカーのドアに設置されている鏡に映る自分に気づき髪や服装を整えたら用が無いとばかりにその扉を閉れば未だスタッフが献身的に施術をしている方へ労りの言葉と共に退勤する。外の雲色は紫がかかった色をしており、これから雨が降るな…と湿気が漂う空気に足早と美容院を背に岐路について。)
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