匿名さん 2015-03-25 12:35:32 |
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ふむ…少々大きいな。次に仕立てる時はもう少々つめさせよう。しばらくはそれで我慢してくれ。(すまないな、と視線を落とし、机に寄りかかる。それから少しの間を置いて話を切り出す)
お前は奴隷だったと聞いたが…苦労したのだな。(彼に視線を戻し、どこか複雑な表情で見つめる。奴隷の扱いは持ち主によって千差万別だが、楽なことはないのだろう)
いえ、コレで大丈夫です(すまなさそうにする相手を見て眉を下げてこれで大丈夫だと言い)
え・・・は、い・・・ごめんなさい(奴隷だったといわれれば今までに無く物凄くおびえてしゃがみこみ泣きそうになっており、小さい声で何度も謝り)
そうか?それならいい。…よく似合っているぞ。(淡々と、素っ気なくいうがほっとしたような表情をしており。)
…っ!
すまない、無神経なことを言った。
(ひどく怯えてしゃがみこんでしまったのを見て、彼の心の傷はここまで深いのか、と驚く。そばに寄り、しゃがみこんで)
謝らなくていい。お前はもう奴隷じゃなくてマスグレイヴの執事だ。
(励まそうとするが気の利いた言葉が見当たらない。不器用な自分を呪う)
ありがとうございます(よく似合ってるといわれればぺこっと頭を下げたお礼を述べて)
い、え・・・大丈夫です(震えた声で大丈夫だと述べれば泣きながら知らずに上目遣いになりながら相手をみて)
……。(相手の頬に涙が伝うのを見て、そっと右手を彼の頬に添える。親指でぐいと涙をぬぐってやり)
お前にリアムという名前をやる。リアムという名前には強い意思という意味があるんだ。
(彼の頬から手を離す。ちらりと上目遣いでこちらを見る相手を見つめ返し、そっと微笑む)
思い出したくないならもう奴隷だったときのことはおもいださなくていい。だが誰かに吐き出したくなったら私に言いなさい。私はお前の主人だからな。
(頬を触られると)
いや(相手の手をはらいのけて震えて後ずさりして)
リアム?(リアムと言う名をくれれば、少し笑顔になり)
ありがとうございます(名をくだされば笑顔で相手を見て)
はい、わかりました(吐き出したくなったら相手に言えば良いといわれるがそう簡単には相手に心は開けないので返事だけして)
(手を払いのけられ一瞬戸惑うが、ふぅ、と一つため息をついて立ち上がる。不敵に微笑んで)
執事とはいえ赤の他人だ……リアム、私が怖いか?
まったく、お前は正直なヤツだな。(ふう、と一つため息をついて泣く相手を見おろす)
主人を怖がっているようでは執事は務まらんぞ。リアム、お前は何のために来たのだ…。(厳しい声で言うが、本人は多少彼の涙に困惑しているようで。ほら、とハンカチをリアムに渡してから扉まで歩いて行きドアノブに手をかける)
着替えの次は屋敷の案内だ。
(/遅れて申し訳ありません!)
すみません、言う事きくので怒らないでください(怒られてると思うと殴られると思いギュッと目を閉じて手に力を入れてこぶしをつくり)
大丈夫です、私に優しくしないでください(ハンカチを出されては小さく首を振り、優しくされて信頼してもまた裏切られるともう立ち直れないと思い)
はい(相手のそばに行き)
(大丈夫ですよ)
……いや、お前に怒ったわけではないのだ。(身構えたリアムを見て、拍子抜けする。そういう反応が返ってくるとは思わなかったからだ)
リアムの前の主人はすぐお前を殴るような輩だったのか?(ぼそりと思わず頭をよぎった疑問が出てしまうが、またリアムに昔の事を思い出させてしまう、と慌てて口に手をやる。)
人の好意はありがたく受け取っておくものなのだ。私の顔を立てるのだと思って受け取ってくれ。…第一涙で視界が悪いと屋敷の構造も覚えられまい。(険しい表情で述べるが、内心どうしてこんなにも自分は冷たい言い方しか出来ないのか、と自分を呪いつつ)
え、いや、あの…(相手の言葉を聞けば昔のことが脳内によぎり力が抜けて座り込み震えていて)
わかりました(相手の言葉を聞き素直にハンカチを受け取り涙を拭いて)
ありがとうございます(頭を下げてお礼をのべて)
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