ラブアローシュート 2015-03-24 20:52:56 |
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いいと思いますよ、今のような真姫も私は嫌いじゃないです
(口ではそう言いながらもやはり素直じゃないなぁと、照れ臭そうに此方から視線を外しながら歩いていく相手の方を見てクスッと小さく笑い、今のような彼女も自分は悪くないと思うしそこまで恥ずかしがらなくてもいいのではないかと考えつつ、そんなところもらしいといえばらしいのかもしれないとバレたらまた怒られそうなことを考えながら隣を歩き「本当我が幼なじみながら、大したものですよ私たちのリーダーは…」自分たちだけでは決してたどり着けないような高みまで連れて行ってくれる、そんな彼女に自分も相手も心から心酔しきってしまっているのだろうと考えればμ'sの皆はスクールアイドルというものが好きであるのと同時に、穂乃果のそんな人柄に惹かれて集まったというのもあるのだろうと幼なじみとしての贔屓目を抜きにしてもそう考えられて
…そう?海未がそういうならそうなんじゃないかしら…
(となりを歩く相手にはなんというか、からかわれているのではなく逆に褒められている気がしてならず、嬉しいというか照れるというかそれとも恥ずかしいという感情に囚われており、なんとも言えなかったからか、相手が言うからではないかと少しばかりの照れ隠しと相手のせいにして視線を逸らし続け、夕暮れで思うがμ'sに入った時もこんな夕暮れかなと感じて「穂乃果って昔から今の性格と変わらないの?なんとなく感じているけど」と穂乃果の幼少期は一体どういう人物なのか気になって仕方なく、幼馴染みである相手に聞けばわかるかもしれないと感じて、質問をしてみるとやはり変わらないのかなと思い)
ふふふ、可笑しなことを言いますね。私が真姫のそんな一面を好きかどうかを決めるのは元々他でもない私ですよ?
(自身の感じたままに相手に対する評価を口にしたのだが、どこか他人ごとのような言葉を返してくる相手に対してクスクスと少し意地の悪い笑みを浮かべながらそう指摘してみせてはそんな当然のことを考える余裕もないぐらいに褒められたことに照れて動揺しているのだろうかと考えて相手の顔を覗き込み「穂乃果ですか?…そうですね、あの頃から何をするにも唐突で無茶なことばかり言い出しますし…全く困ったものです」話題が幼なじみの幼少期のことへと移れば当時のことを思い出し、まるで思考だけ子供のまま成長したんじゃないかとさえ思えることを語り、困ったなんて言いながらも全然悪い気がしていない様子で
それは…そうだけど
(顔を覗かれると驚いてしまうも、確かに相手の言う通り自分の一面を好きと決めるのは元もない相手であり、自分が決めることではないので意地悪されてる気がしてならず視線をそらしつつ、恥ずかしくなった顔を染めていきながらも、今は帰ることに集中しようと試みて「なるほど…考え方は変わったのね」と話を聞けば思考は変わってそれ以外は変わってないと聞こえたので、変わったと判断していいのだろうかと思い悩んでしまうところだが、リーダーの事なので悩むことではなさそうだと判断しては首をかしげ)
そうだけど…何ですか?顔が随分赤いようですが?
(あまりにも動揺して狼狽えている様子が相手から見てとれれば柄にもなく少しだけ意地悪をしてみたい気持ちが胸に過ぎってしまい、相手へと小首を傾げながら立て続けに意地悪な質問を繰り返してみて「そうですね、あれでも穂乃果は穂乃果なりに色々考えているんだと思います」何だかんだ言いながらも彼女はキチンと成長しているということを一方では認める発言をしながら相手の問いへと答え、一見無茶なことを言っているように見えて自分たちなら出来ると、そう思わせるだけの説得力があり、だからこそ皆がついてくるのだろうと思えていて
き、気のせいよ…海未の見間違いよ
(赤いことを指摘されてしまうと、どうにも相手が意地悪していると感じて、焦りに焦って動揺を隠し切れなくなってしまい、相手がこうして意地悪してくることなんてなかったし、むしろ相手たからこそやってこないから、いざとなった時が最悪な事になるかもしれないと考え出して「穂乃果なりねぇ…海未ならどのくらいかわかってそうよね」と穂乃果が言いそうなことや考えそうなことなんて、相手ならばお見通しなのではと尋ねてみるも、ことりも知ってるんだろうなと思いながらも、相手の方がわかりやすいしなと思い)
そうですか?真姫がそう言うのならそういうことにしておきましょう。夕日のあたり具合でそう見えたのかもしれませし
(そばで顔を覗き込むようにしながら、この距離ではそもそも見間違いも何も無いだろうにと見れば見るほどに赤みの際立つ彼女の顔を視界に捉えて内心でそう呟き、それでもあまり悪戯をしてからかっては可哀想だと良心が痛めばここら辺でやめておこうと自分の気のせいということにしておき「ええ、まあ…基本的に穂乃果の行動原理は単純ですからある程度は読めると思いますが…それでも穂乃果のヒラメキは私の理解を超えたものも少なくないです、正直私やことりでも理解しきれていないと思いますよ」確かに自分やことりならば付き合いが他の人よりも長い分穂乃果の考えもそれなりには理解しているつもりではあるが、それでも急に突拍子もないことを言い出す彼女に振り回されることも少なくなく、実は自分たちでも理解しているつもりになっているに過ぎないのではと感じているのが正直なところで
そ、そう…見間違いなのよ
(このまま続いてたらどうにかおかしな方向へと向かってしまう気がしたので安心したものの、相手から学んだ事もあったのか相手みたいな真面目な人物にからかわれると、相当恥ずかし目を受けてしまいしうだと感じたという事であり、安心感とは別なようで「へぇ…幼馴染みでも理解できないって相当凄いと思うわ…」と閃きは相手の理解を超えるというので何時もの事でもあるが、凄いと尊敬してしまいそうな程であり、自分には幼馴染みはいない気がするので少しは羨ましいと感じて)
ふふふ、はい見間違いです
(こちらが疑うことをやめて、なおも見間違いであることを改めて強調してくる相手の様子に思わず小さく笑ってしまいながらも、相手にこれ以上の意地悪しようという気持ちも毛頭ないためここは話しを合わせて素直に一つ頷いてみせて「そうですね、穂乃果には驚かされてばかりです。真姫もそうではないですか?」いつだって自分たちの理解を超えて、むちゃくちゃにも思えることでも最終的にはやり遂げてしまう。そんな彼女にはいつだって驚かされてばかりで相手もそれは同じなのではないかと問いかけ
な、なに…笑ってるのよ
(笑われてしまえば気になってしまって仕方なく相手に尋ねてみるも、やはり誤魔化していたりするからなのかと見間違いではないとかいったほうがいいのだろうかと考えながらも、悩んでしまっていて視線をそらしながら質問をしてみて「まぁ、笑顔で腕立て伏せできるかとか言われたことあるし」と問いかけに対しては、まだμ'sに入る前にピアノをしていたところに話しかけられて、腕立て伏せを笑顔でできるかとか言われたので、わからなくはないと話しつつため息をついて)
いえ、これは…あの…そ、それでは私の家はこっちなので…。失礼しますっ
(決して悪気があった訳ではないのだが思わず笑ってしまったことについて鋭く指摘を受ければ、確かにこれではからかわれていると受け取られてしまっても仕方ないのかもしれないと考えて答えに窮してしまい、そこでちょうど自分の家と相手の家との分かれ道までやってくると逃げるようにその場をあとにして「笑いながら腕立てを…?」まさか穂乃果のその発言が自分に言われたことを例えたものだとは気づくはずもなく、ピンとこない様子でキョトンとした表情を浮かべて真意を探るように小首を傾げ
…絶対…からかわれてるわよね
(言い訳にしか聞こえなかったが相手の事だから有り得ないことで、しかも相手の家等知るよしもないので仕方なく、相手を見送るもからかわれた事にはあまり変わりはしないので、明日聞いておこうと思い、明日といえば相手との曲作りかと夕日を見ながら一人で考え「まだμ'sに入ってない頃に二回目に穂乃果とあったのよね。そこで、笑顔で腕立て伏せできるかって言われてねぇ…ムキになって私はやったけど」と少しばかり長くはなるが前の話なので少し懐かしそうにしつつ、あの時の自分はムキになってやってしまったからと、苦笑いして)
思わず逃げてしまいました…明日素直に謝っておきましょう
(相手の姿が見えなくなった辺りで歩みを緩め、小さくため息をついてはその場の空気に耐えきれずついつい逃げる選択をしてしまったことを反省し、明日はそのことについては誠心誠意謝らなければと心に誓い、帰路につき「なるほど…私にはそれにどんな意図があったのかまではわかりませんが穂乃果には穂乃果なりに何か考えがあったのでしょう。そしてきっとそれはうまくいったんですね」笑顔と腕立て伏せ、一見なんの繋がりもないことのようにも思えるが何の意味もなくそんなことを言った訳ではないであろうことだけはハッキリわかり、穂乃果は既にその時には相手の扱いというものを心得ていたのだろうと考えれば、直接その場を見ていなくても『出来ないんだ~?』なんて憎らしい笑顔をうかべながら相手に挑発をして、それに対してムキになってそれを実践している相手の状況が脳裏に浮かんでくるようで、そういったことの積み重ねがあって今、相手はこうしてここにいる訳で、結局は全て穂乃果の思い通りとなってしまっているんだなと笑みが零れて
…はぁ、明日か…
(家に着くも明日のことを考えると楽しみというかやる気になるというかで、どちらにせよ楽しみな感情が沢山あるので、これもμ'sに入ったからかなと思いながらも上を向きながら、海未は楽しみにしてくれてるのだろうかと考えていて「あの時は何も言わなかったし…ただ、笑顔で腕立て伏せ出来る?ってだけ言われたし。出来ないの?なんて言わなかったし」とあの時は穂乃果は爽やかと言ってもいいくらいに優しく言ってきたので、何故ムキになったのかは、多分しつこいからとかではないかと思いつつこちらも笑みをこぼし)
…流石は真姫、立派な家ですね…
(翌日、相手の家の前までやってくればやはりまさに絵に描いたようなお嬢様の家といった風貌の豪邸で、素直に凄いなと感心しながらしばらく呆気にとられている様子で見上げていて、それから少ししてインターホンを鳴らしては相手が出てくるのを大人しく待ち「そうですか…もしかしたら穂乃果は私の言った笑顔のまま歌ったり踊ったりということが大変だと真姫に教えたかったのかもしれません」相手の言葉に相槌を打った後で、そういえば以前に穂乃果へとそんな話しをしたことを思い出し、腕立てを例えに使ったところでアイドルが大変だとは伝わりにくいような気もするが彼女らしいといえばらしいなと感じていて
…ん、いらっしゃい…じゃあ、上がって?
(インターホンがなると退屈していた自分は相手を待たせないように少しばかり急いで相手の元へいきドアを開けると、相手の姿がそこにあり薄く笑みを浮かべながら、相手を先に行かせようと相手が通れるように隙間を空けて、相手をじっと見つめて「そうなのかしら…まぁ、やりそうだから否定はしないわ」と影響されたのではと考えたが、相手の言葉には何とも穂乃果がやりそうなので、何も言い返す気はなく苦笑いしつつ髪を弄り)
おはようございます真姫、それではお邪魔します
(しばらく待つと玄関のドアを開けて相手が自身の待つ門の前までやってきたため、とりあえずは一番に挨拶をキチンとした後で促されるままに家へと足を踏み入れ、靴を脱ぎ揃えたところで相手の案内を待ち「そうですね、それにしたって腕立てはないと思いますが」相手と自分、二人の共通の意見としてはそんな行動が実に穂乃果らしいというもので納得はしたのだが、それでも結局のところ相手には腕立ての意図が伝わっていなかった以上やはり他の手段をとるべきだったのだろうと苦笑混じりに上記を述べていて
おはよ…誰もいないから、スムーズに行くわね
(家の中に入れば早速案内と行く前に相手に挨拶を返すと、家族もいないし静かなのでゆっくり進められるが、相手とならばとスムーズに行くかもしれないと話しながら、自分の事もあるしピアノがある部屋に向かおうと、相手の隣に立って案内し始め「私もそう思ったのよ、最初はアイドルなんてやる気なかったし…二回目にいきなりだしねぇ」と意図なんて穂乃果は希みたいな不思議っぽさがあるのではと思うところはあるようで、あの時の自分の事だからただ穂乃果に対してできたら諦めてもらうとかで考えてたのかなと思い)
そうなんですか、ご両親はお仕事ですか?
(誰もいないという相手の言葉通り、確かに広く高級感漂う家の中は静かで人の気配もなく、少し殺風景で寂しさのようなものを感じながらも彼女の家は大病院を経営していることから両親もその関係で世間的には休日にも関わらず多忙の人なんだろうなと感じて相手へとそう質問を投げかけ「私も真姫と同じです。アイドルなんて絶対嫌でした、それが今じゃスクールアイドルの日本一を目指しているんですからわからないものですね」アイドルをやるつもりなんて無かったという相手の境遇には共感出来る部分があって、自身も最初は反対しながらも結局今ではアイドルとして共に同じ夢を追いかけていてしまっていることに人生何があるかわからないものだと軽く肩を竦めてみせて
えぇ、仕事に行ってるわ。いつもの事だから
(家でいつも一人なんて慣れている事で、親は忙しいのだから自分がどうこう言える立場ではない事も知っている為、いつもの事だし寂しくなんかないと話しながらも、角を曲がって行きピアノのある部屋へ到着して「人生って何があるかって事よね。まぁ、私がしたくないって理由は親とかの理由なんだけど」と相手も自分と同じと知ると友達でも親近感が湧いてきてしまい、少し嬉しくなるも自分がアイドルなんてしたくなかった理由について語り始めようとして)
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