龍
そうなのか?……手当てするのは当たり前だろ。(少し安心すると微笑む相手につられるように笑みを浮かべ)
錬
錬が居てくれるだけで幸せだ……
(ぎゅっと抱き締め相手の首筋にキスマークをつけ)
龍
……そんなに抱き締めて痛くないのか?(僅かに体をビクッとさせると相手の毛先を触り)
錬
錬だからいい……痛さも忘れる……
(キスマークの所を舐め反対側の首筋にもキスマークをつけ)
龍
ん……無理してたら悪化するぞ。(相手にしがみつきたそうに腕をモゾモゾ動かし困ったように眉を下げ)
錬
大丈夫だよ…錬、もし俺が浮気してたらどうする?
(ふと想像してみて相手に聞いてみて)
龍
龍が浮気するぐらい良い人なら、もう一回振り向かせるのは俺には無理だ……(諦めた様な自信なさげな笑みを浮かべると自分の首を触り)
錬
ま、浮気する気もねーし……錬が一番だし飽きてたら首にキスマークつけないしな……
(左腕で抱き寄せ相手の自信のない顔を自分の胸で隠し)
龍
つけてくれる間は安心して良いんだな……(ギュッと相手の胸元の服を握り締めると軽く下唇を噛み)
錬
つけなくてもずっと愛してるよ……本当に自信なくて追い詰めちゃう錬も可愛過ぎ
(相手の体を確かめるように体を撫でながら確認し)
龍
本当にそうなのか分からない……可愛くないぞ。(ゾクゾクすると軽く額を胸元へ押し付け撫でる手を止めようとして)
錬
俺は好きな奴は1人だけだ……浮気出来るほど器用なやつじゃねーよ俺は…………錬が浮気してたら俺は生きて行けないしすぐ何処かに閉じ込めちゃうかもな
(左手でゆっくり体を撫で相手を真っ直ぐ見詰め)
龍
そう言ってくれて安心する……龍に閉じ込められるならまだ怖くない。でも、俺は龍のだぞ。(チラッと相手を見ると体をモゾモゾ動かし相手の手首を掴み)
錬
安心しろ……俺は錬のものだぞ……錬にしか好きにならない言葉も優しさも錬にだけだ……
(手で頬を撫でながら唇にキスし)
龍
不安にさせてそういう事言う……(相手の手の上に自分の手を置き相手の唇を軽く舐めると少し唇を離し)
錬
はぁ………………可愛過ぎ…………
(頭をかかえいいこんな可愛いのに浮気する方が難しいだろといい)
龍
可愛すぎじゃない……それに俺より可愛い人いるかもしれないだろ。(つけっぱなしのテレビを切るとリモコンを置き自分の髪を弄り)
錬
錬はたった一人だけだ……俺はそんな可愛い錬が好きだ
(優しく微笑みながら頭を撫で)
龍
可愛いって言い過ぎだぞ……(戸惑ったように視線を泳がせながら言うと珍しく僅かに頬を赤くして)
錬
恥ずかしがってる姿も可愛い……不安にさせて悪かったな……
(何よりも大事だと思い今の表情も誰にも見せたくなく)
龍
何度も言うな……もう安心してるから気にすること無い。(少し俯きながら言うと痛くない程度に頭をグリグリ押し付け)
錬
よかった…………何か映画でも見るか?
(優しく頭を微笑みDVDがおいてある棚を指差し)
龍
……龍は何が見たい?(相手から離れDVDが置かれている棚まで行くと相手の方に振り向き)
錬
ホラーだな……でも、錬が駄目だからな……ドラマとかもあるよ
(ソファーに座りあるものを思い出し)
龍
ホラー見たかったのか?……せっかくだから一緒に選ぼう。(ホラーを含めたDVDを出来る限り持って来るとテーブルの上に広げ)
錬
沢山持ってきたな……錬が怖そうじゃないのを選びな
(DVDを見てよくこんだけ運んできたなと感心し)
龍
……これは俺でも見られる?(少し怖そうなDVDを手に取ると相手にパッケージを見せながら首を傾げ)
錬
怖いかもな……それでも見れるか?
(ふふっと笑いながらいい相手を心配し)
龍
……龍とだから見る。(少し自信なさそうに言うもテレビの前へ行くとDVDをセットすると相手の所へ戻りリモコンを渡し)
錬
始まるぞ……
(映画を再生しながら相手にブランケットを二枚肩と膝にかけ)
龍
……(いつ何があるのか分からず怖いのか目元だけブランケットから出して映画を見ると時々相手をチラッと見て)
錬
錬可愛い……怖い?
(抱き寄せ怖がってる相手を面白そうに見て)
龍
怖いに決まってるだろ……何面白そうに見てるんだ。(眉を寄せるも音にすこし驚くと思わず相手にピタリとくっついて)
錬
ふふ……錬……おいで
(小さく笑いながら相手を膝の上に乗せ)
龍
……龍、ちゃんと映画見てるのか?(テレビを指差しながら言うと時々ブランケットで顔を隠し)
錬
見てるよ……
(女の人が暗闇に持っていかれ錬をぎゅっと抱き締め)
龍
龍、あの女の人どうなるんだ……(相手の手を握りながらテレビに視線を戻そうとせず相手を不安そうに見詰め)
錬
もう、戻ってこない……
(相手を抱き締めながら左手で相手の手を握り)
龍
大切な人とも会えないのか……(眉を下げ恐る恐るテレビの方へ視線を移しながらギュッと手を握り)
錬
そうだな……
(次々と引き込まれていき相手の手を握り)
龍
それは嫌だ……(少し自分と重ね合わせて見てしまい手が震えると相手を見詰め)
錬
ん?錬、大丈夫……俺はここにずっといるよ
(相手を見て頭にキスし片手で抱き寄せ)
龍
もし俺があんな風になったら……(チラッとテレビを見て指差すもすぐ視線を逸らすとブランケットで顔を隠し)
錬
引き込まれてる前に錬を閉じ込めて俺もそこにいる
(映画を見ながら真顔でいい)
龍
そうか……龍が近くに居てくれるなら安心だ。(軽く鼻で笑いながら言うも映画が怖いのかテレビを見ようとせず)
錬
錬やっぱり怖いか?……
(優しく抱き寄せこれ以上はダメだと思いDVDを止め)
龍
やっぱり怖い……せっかく見てたのにごめん。(申し訳なさそうに眉を下げると相手の方を向くように座り直し)
錬
いいよ……よく頑張って見てたね……
(テレビの電源を消し頭を撫で)
龍
子供じゃないからな……龍、肩はどうなんだ?(気持ちよさそうな表情を浮かべながら思い出した様に言うと肩に手を添え)
錬
そうだな……しばらくは動かすなだからな……
(肩を見ていい固定をしているためよくわからず)
龍
そうか、まだ動かせないんだな……何か食べたり飲んだりする?(軽く何度か頷くと首を傾げると相手から降りキッチンへ向かい)
錬
そうだな……いいよ大丈夫好きなやつとってきておいで
(くすっと笑いながら待ってるとソファーで座り)
龍
そうか……(頬を緩めると冷蔵庫を開けチョコレートを持って来るとリビングへ戻りテーブルに置き)
錬
嬉しそうだな……ほら、錬……口開けて……
(相手の口にチョコを運び)
龍
チョコぐらい自分で食べれるぞ……(鼻で笑った後相手の目を見つめたまま口を開け)
錬
美味しいか?……
(口の中に入れチョコを持った指に少し溶けたチョコがつきそれを舐め)
龍
美味しい……龍もチョコ食べて。(相手がした様にチョコを持ち口元をつつくと相手の口に入れようとして)
錬
ん……美味しい……
(口を開けチョコを貰い唇にキスし)
龍
甘い……龍、好き。(眉を寄せるもギュッと相手の服を握り少し真剣な目で相手を見つめ)
錬
俺も好きだよ……愛してるよ……不安になっちゃったか?……
(抱き寄せ首筋にキスマークをゆっくり着けていきながらいい)
龍
ん、少しだけだ……龍ここ噛んで。(軽く体をビクッとさせながら相手の手を取ると自分の太ももに置き頭をスリスリさせて)
錬
少しじゃねーだろ……太ももより首……
(太ももを撫でながら首筋に噛みだんだんと強くしていき)
龍
少しだから……龍。(認めようとせず痛さに少し顔を歪めると相手の服をギュッと握り締め)
錬
スゲー不安なくせに……ずっと強かってるのは辛いだろが……
(左腕で抱き上げベッドに向かい)
龍
……強がってない。(少し自信なさそうな声色で否定すると服は握ったままベッドの方を見て)
錬
こんなに可愛くなるまで不安になっちゃったか?……
(ベッドに相手を下ろしそのまま押し倒し)
龍
お前の周りには沢山良い人がいるから、飽きてたらどうしようって思って……それに可愛くない(顔を見られないように腕で隠しながら言うと隠したまま顔を逸らし)
錬
飽きねーよ……こんな可愛い錬に飽きることねーよ……俺が錬にベタ惚れなの伝わってるか?
(真っ直ぐ相手を見詰め首筋をなめ)
龍
ん……(舐められるのに気を取られると相手の話が入ってこず眉を下げチラッと相手見つめ)
錬
錬……んん……
(相手が見た瞬間に深くキスし)
龍
龍……好きもっと。(しがみつく様に抱き締めるとキスに応えながら相手の背中を引っ掻き)
錬
んん…………
(キスしながらだいぶ不安なんだと気付き太ももの筋を撫で)
龍
ん……龍。(擽ったそうに体を動かしながらウットリした表情を浮かべると引っ掻くのを止め)
錬
可愛い……寂しかった?……
(抱き締めながら耳元で優しくいい)
龍
龍が俺をこんな風にしたんだ……(聞かれた事には答えずボソッと言うと布団を引っ張り顔を隠そうとして)
錬
錬……愛してるよ……顔見せて……
(顔を隠しているときの相手がどれだけかわいい児とを知っているからこそ顔が見たく)
龍
龍はすぐ顔を見たがるんだな……(ゆっくり隠してた顔を出すも相手の顔は見ようとせず視線を逸らしたままにすると相手の手を握り)
錬
そーやって可愛い事する……錬その顔超可愛いよ
(手を握り相手に真っ直ぐいい)
龍
可愛い事してないぞ……(戸惑ったように視線を泳がせると足をモゾモゾうごかし)
錬
はぁー勘弁してくれて……可愛過ぎる……
(相手をぎゅっと抱き締め誰にも見せたくなく)
龍
何言ってるんだ……可愛くないって言ってるだろ。(鼻で笑いながら言うと軽く相手の耳たぶに噛みつき)
錬
こんな可愛い子いない……俺は幸せだよ
(相当寂しい思いをしてたんだなと思いこんなに甘えて来たのが久しぶりで可愛くてしかたなく)
龍
俺も幸せだ……本当に好き。(噛むのを止め必死になると相手の頬を両手で撫で)
錬
寂しい思いさせて悪かったな……
(片腕だけだがぎゅっと抱き締め頭を撫で相手の体温を感じ)
龍
大丈夫……まだ肩治らないのか?(気持ちよさそうな表情を浮かべながら、そっと肩を触り)
錬
先生が今日来てギプス外してみるってさ
(優しく頭を撫でながらいい自分の肩を見て)
龍
そうか、良くなってると良いな。(頬を緩ませながら言うと甘えるように相手の手に頭をスリスリさせ)
錬
ああ……錬……寒くないか?……最近寒くなってきたからな……
(抱き締めながらいい白いモコモコの部屋着でも
寒いときはさむいからなと思い)
龍
俺は大丈夫……龍は寒くないのか?毛布だと暖かいぞ。(近くにあった毛布を手に取り相手の一緒に包まり)
錬
大丈夫だ……錬……ちょっと待ってろな
(インターホンがなり玄関までいき)
龍
分かった……ちゃんとここで待ってる。(毛布に包まったまま相手がベッドに戻ってくるのを大人しく待ち)
錬
先生……ギプスだろ?
(相手に先生が来たことを伝え先生に肩を見て貰い)
龍
先生こんにちは、龍の肩どうですか……(先生の所へ行くと心配そうに診察の様子を見つめ)
錬
ギプスはなし……でも、まだまだか……
(ため息混じりにいい先生がみてギプスは外れるが無理は出来ないといい)
龍
そうですか……龍、ギプス無しになって良かったな。(少し安心すると頬を緩ませ痛くない程度に相手の肩を撫で)
錬
ああ……先生ありがとな……
(先生は肩だけ見て用事があると忙しそうに見送りも出来ず出ていき)
龍
……先生も言ってたけど無理はするなよ。(珍しく僅かに笑みを浮かべながら言うと飲み物を取って来ようとキッチンへ向かい)
錬
そうだな……気を付けるよ……
(ギプスがとれ少し右肩を回し)
龍
……コーヒーが良いよな。(キッチンに着くと相手のコーヒーを作り始め)
錬
錬……何作ってるんだ?
(キッチンにいき隣にたち)
龍
龍のコーヒー作ってたんだ……何か軽く食べる?(コップを相手に渡すと冷蔵庫の中を覗いて)
錬
俺はコーヒーだけでいいよ……錬、コーヒー入れるごとに美味しくなってる……
(コーヒーを飲むと格段に美味しくなっていて)
龍
そうか……褒めても何も無いぞ。(冷蔵庫を閉めるとリビングへ戻ろうと相手の服の裾を軽く引っ張り)
錬
美味しいよ……錬……おいで
(一緒にリビングに戻りソファーに座り机にコーヒーをおき両腕を広げ優しくいい)
龍
龍がギプスが取れて両腕使えるようになって嬉しい。(真似するように両腕を広げながら近寄ると相手の膝の上に乗り)
錬
ようやく錬を両手で抱き締められる……
(ぎゅっと包み込むように抱き締め)
龍
やっぱり一番落ち着く。(首筋に頭をスリスリさせながら言うと大きく息を吐き)
錬
ようやくだよ……両手で抱き締めてると幸せだ
(優しく抱き締めながら相手を見詰め)
龍
凄く長く感じた……俺も幸せ。(相手の顔を見つめた後軽く首筋へキスをして)
錬
そうだな………てか、錬の腹の傷も大丈夫か?……その前に最近へんな男につけられてないか心配だ
(優しく頭を撫で心配そうに見詰め)
龍
腹の傷はこんな感じだ……そんなに心配するな、今は大丈夫。(相手に見えるように服を捲ると目を細めながら相手を見詰め)
錬
傷跡が痛々しいな……
(傷跡を撫でながら辛そうにいい)
龍
そんなに辛そうにするな……(服から手を離すと腹部に力が入るも相手の頭と頬をひたすら撫でて)
錬
本当に許せねーよ……その男…………
(少し怖い顔をするも相手が撫でてるのでそれがわからず)
龍
龍……本当に今は大丈夫。(撫でている手を止めると相手を優しく抱き締めると安心させるように背中を撫で)
錬
わかったよ……あ、そうだ……この間ケーキ買ったけど食うか?
(困ったように笑い思い出したかのようにキッチンにいき)
龍
食べる、でもいつケーキ買ってきてたんだ……(少し驚いた表情を浮かべると軽く机の上を片付けて)
錬
前に帰り道で買ってきた……ティラミスとかチョコレートケーキとかあるぞ
(ケーキが入った箱を持ち相手の所にいき相手に見せ)
龍
そうだったんだな……じゃあ、俺はチョコケーキ食べる。(チョコケーキを手に取ると幸せそうな表情を浮かべるも相手がケーキを選ぶのを待ち)
錬
俺はいいよ……フォーク持ってくるから待ってろな……
(相手の可愛い表情があまりにも可愛く優しく頭を撫で)
龍
せっかく一緒に食べられると思ったのに……(眉を下げ少し残念そうにケーキを見詰め)
錬
ごめんごめん……俺はコーヒー飲んで錬見てるだけでお腹いっぱいだよ
(冷蔵庫に残りのケーキをいれコーヒーをいれ始め)
龍
そうか……俺見てるだけでお腹いっぱいにはならないと思うぞ。(両手を合わせケーキを一口食べると頬を緩ませ)
錬
それでいいんだよ……美味しいか?
(目の前に座りコーヒーを飲みながらいい)
龍
美味しい、龍も一口食べて。(一口サイズにケーキを取ると相手の口元へ持って行きながらジッと相手の顔を見詰め)
錬
貰うよ…………ん…………
(ケーキを貰いここのケーキは美味しいなと思い)
龍
やっぱりケーキは美味しいな……龍、買って来てくれてありがとう。(相手の頬を撫でるとケーキを食べ進めながら時々相手をチラッと見て)
錬
どういたしまして…………ん?
(優しくいいチラチラ目線が合うのに気付き)
龍
龍が怪我しなくてずっと家に居てたら良いのにな……(諦めがちに言うも鼻で笑うと相手を見るのを止めると飲み物を飲み)
錬
錬が俺を閉じ込めてみるか?……
(口元についたチョコクリームを親指で拭き取りそのクリームをなめ)
龍
……そんな事出来ない。(一瞬手を止めるもすぐ食べ始めると困ったような笑みを浮かべ)
錬
錬は優しいね………
(誰よりも優しいなと思い食器をもちキッチンに持っていき食器を洗い)
龍
そんな事無い、龍も十分優しい。(ケーキを食べ終えると相手について行くように食器を運び)
錬
ありがとな……食器おいといていいよ
(優しくいい相手が持ってきた食器を洗い)
龍
……洗ってくれるなら拭くの手伝う。(食器用のタオルを手に取り相手の横に立つと洗い終わった食器を拭き)
錬
なら、やってもらおうかな……
(相手に笑いかけあらったものを相手に渡し)
龍
……(黙々と渡された物を拭いていくとそのまま食器を片付けていき)
錬
これで終わりだ……ありがとな
(最後の食器を渡し手を洗い相手を撫で)
龍
どういたしまして。(軽く鼻で笑いながら言うとリビングへ戻ろうと相手の手を掴み)
錬
よいしょ……
(相手を軽々抱き上げリビングに向かい)
龍
そんなに軽々抱き上げられる程俺は軽いのか?(落ちないように相手に掴まりながら首を傾げると窓の方を見て)
錬
軽いな……外行きたいか?
(抱き上げたまま窓の方にいき)
龍
龍は俺みたいな体型嫌?……外良い天気で綺麗だな。(緩く口角を上げると外を眺め)
錬
嫌いじゃねーよ……寧ろ、可愛くて仕方ないな……散歩行くか?
(抱き上げたまま窓から空を見て)
龍
そうか、嫌いじゃないから良かった……久しぶりに行きたい。(嬉しそうな表情をしながら相手を見ると玄関の方を指さし)
錬
わかったよ……あの男が居たら言ってくれな……さ、着替えるぞ
(相手を優しく頭を撫でクローゼットの所に一緒にいき)
龍
俺だって分からない格好が良い……それならゆっくり散歩も出来る。(クローゼットの中を見ながら言うも相手に選んでもらおうと少し離れ)
錬
女装で行けばばれないだろ……ま、それか俺の服着てくか?
(相手を下ろし腹から胸元まで人差し指で撫で自分のクローゼットの中をさがし)
龍
女装は龍の前だけが良いと思ったけど、わからないならそれでも良い……お前の服は大きいからな。(近くの椅子へ座るとクローゼットの中を探す相手を見つめ)
錬
女装でばれなきゃいいがな…向こうが気付いていざ逃げるとき逃げれないぞ……
(返答にびっくりするも心配そうに顔を見詰め)
龍
それは困る……やっぱり龍の服の方が良いかもしれないけど、龍に任せる。(困ってしまうと眉を下げクローゼットを指差し)
錬
んじゃ、これでいいだろ……
(相手のジーパンも自分の白のパーカーと黒のキャップを渡し)
龍
ワガママ聞いてくれてありがとう。(頬を緩めて言うと服を受け取り着ていた服を脱ぎ着替え始め)
錬
ちっちゃなワガママだな……別にいいよ……
(ワガママのうちに入らないだろと思い優しく頭を撫で自分も着替え)
龍
そんな事無いだろ……(着替え終わると帽子を持ち相手が着替え終わるのを大人しく待ち)
錬
ワガママにはいねーよ……おまたせ、んじゃ行くか……
(相手と同じような服装に着替え手を引き玄関までいき靴をはき)
龍
俺からすればワガママに入る……俺と龍似てるな。(思わず嬉しくなると珍しく満面の笑みを浮かべると靴を履き玄関を開け)
錬
謙虚すぎ、もっとワガママ言って……そうだな……
(優しく笑いながらいい玄関のドアをあけ)
龍
別に謙虚じゃないぞ……散歩久しぶりだな。(先に外に出ると帽子を被り少し背伸びをして)
錬
錬のワガママは俺からしてみれば可愛いご褒美みたいなもんだ……
(相手を内側に歩かせ道路の方を歩き)
龍
そんな事言うのはお前ぐらいだぞ。(少し相手に近寄り手を繋ぎながら隣を歩き)
錬
錬が大好きだからな……ずっと
(手を握りながら相手を見詰め)
龍
……改めて言われると少し恥ずかしい。(サッと目を逸らすと珍しく僅かに頬を赤くすると繋いでる手に少し力が入り)
錬
可愛い……赤いね……
(微笑みながら前を向き手をにぎにぎし)
龍
すぐに可愛いって言うな……(落ち着こうと何度か手を握り直そうと指を動かしながらチラッと相手を見て)
錬
だって可愛いのは本当だからな……
(恋人繋ぎをし相手に笑いかけ公園につき子供たちが多く)
龍
本当じゃない……いつも此処は子供多いな。(少し不満そうな声で否定するとベンチに座ろうと相手の手を引いて歩き)
錬
はいはい……お姫様…………そうだな今日はいつもより人が多いから気を付けないとな
(ベンチに座り相手を抱き寄せ)
龍
俺はお姫様じゃないぞ……龍も気をつけないと駄目だぞ。(痛くない程度に頬を摘むもすぐに離すと空を見上げ)
錬
俺は大丈夫だよ……肩壊してるけどな……
(相手を見詰め手を握りながらいい)
龍
また肩壊したりするなよ……(心配そうにしながら言うと握り返し遊んでいる様子を眺め)
錬
あぁ……錬……子供可愛いな
(子供たちを眺めながらいい)
龍
そうだな、本当に子供好きなんだな。(少し笑いながら言うと相手の指を軽く弄り)
錬
錬みたいな可愛い子がいいな……
(相手の顔をみて小さい子供みていい)
龍
可愛くないって何度も言ってるだろ……それに子供の方がずっと可愛い。(相手の指を弄るのを止めると小さく子供を指差し)
錬
もし、産めるなら錬に似た方がいい……
(腰に腕を回しそのまま相手のお腹をなで)
龍
……俺は産めないぞ。(相手の手の甲に自分の手を重ねると眉を下げながら困った様な笑みを浮かべ)
錬
それでも……こうやって話してるのが幸せだ……それにまだここにも入れてないのに気が早いな俺は
(相手のお腹ほ下の方をつつきながらいいふっと笑い)
龍
なんて事を言ってるんだ……(戸惑った表情を浮かべるとギュッと相手の手首を掴み)
錬
恥ずかしい?……そんな錬も好きだよ
(戸惑っている相手を見て笑い)
龍
……うるさいぞ、笑うな。(緩く相手の頬を摘むと小さく息を吐き)
錬
錬……痛い痛い……優しくしてくれ
(笑いながらいい摘ままれながらも幸せだなと思い)
龍
悪かった……摘んだりしない。(申し訳なさそうに手を離すと喉が渇き立ち上がると背伸びをして)
錬
いいよ……冗談冗談……どうした?
(後ろからぎゅっと抱き締め耳元でいい)
龍
少し喉が渇いた……龍も飲み物買いに行こう。(自販機のある方を指差しながら言うと相手の顔を見詰め)
錬
いいよ……錬……寒くないか?体は痛くないか?
(立ち上がり無理はしてほしくなく優しく頭を撫で)
龍
寒くないし体も大丈夫……龍こそ大丈夫なのか?(目を細めながら言うと相手の手を掴むとそのまま握り)
錬
そうか……俺も平気だよ……錬どれがいい?
(自動販売機の前にたちお金をいれ選ばせ)
龍
それなら良かった……俺はお茶にする。(サッと飲み物を一通り見た後お茶を選びボタンを押すとペットボトルを手に取り)
錬
俺もお茶だな……
(出てきたお茶を持ち男がいないか辺りを見回し)
龍
……(自分の腹部をジッと見つめると相手が少し前につついた所を軽く触り)
錬
錬……行こうか……錬?
(いないなとわかりベンチに座ろうと相手を見て相手が子供でも出来たようか感じでとても可愛く言葉にしないで相手の頬を撫で)
龍
ここに入れたいなら此処ではダメだな……って思ってた。此処じゃキス以上は出来ないから……他の場所探さないとって考えてた……(気持ち良さそうに目を細めるも眉を下げ相手を見詰め)
錬
そうだな……それと可愛過ぎ……そんなこと言われたら毎晩抱き潰して歯止めがきかなくなる……
(誰もいなく見えない所にいきぎゅっと抱き締め)