美しい花には棘がある。

…!
（車を走らせていれば上目遣いのおねだりで、もちろん家に帰ってするつもりだったのだが今強請られれば目を見開いて。車内でするとなると人の目につかないところでしなければならない、路地裏の駐車場に停めれば後部座席に相手を連れれば押し倒して濃厚な口づけをして

（馬刺しは美味いですよー、特に歯ごたえが。

（すると、彼が人目のつかない路地裏に停め自分を降ろして後部座席に移動し。入ったと同時に押し倒され濃厚な口付けを。やっぱり父親とは何もかも違う。下から首に両腕回し、身体を密着させて唾液の交換を。そして腕を離すと彼のｼｬﾂのﾎﾞﾀﾝを開けて行き。

（ /この後は飛ばして貰った方がいいかと思われました!/ 笑、/ おお、高校生で馬刺しの味が分かるなんて大人ですねえ!

…はぁ…
（情事後、シートに腰かけながら肩で荒く呼吸をしていて。隣の相手もシートに腰かけてはいるがまだかるく痙攣しているようで、そんな相手の肩を抱き寄せながら「満足か？」と耳元で囁きかけて

（はい、とりあえずすっとばしました!/部活なのでオチますねー

.. っはあ、

（昨夜とは違った荒々しい抱き方。まるで彼の価値を身体に刻むような抱き方は、自分にとってとても心地良く気持ち良かった。まだ身体は痙攣を繰り返して髪の毛はどちらのか分からない汗でべたべただ。すると彼に抱き寄せられ囁かれると、自然と出るような笑みで「 .. ん。満足過ぎるよ。」と。涙が溢れてくる。こんな自分でも抱いてくれた彼に嬉しさが募るばかりだ。彼に凭れ掛かり息を荒く吐き出し。

（ /分かりました、いってらっしゃいませ。/ 手ふり、/

そか…
（今回は一段と強めにした。自分以外のものが刻まれているのが気に入らないのか、それを跡形もないほど上書きするように自分を刻み込んだ。涙を溢れさせる相手の涙を舌で舐めとり、その涙は嘘の味がしなく満足という言葉はどうやら本当のようで安心して。落ち着くまでしばらくこのままでいよう、人目もつかないし車は軽いマジックミラーなので見えないはず。

（ただいまですー、

（目から溢れる涙を舌で舐め取られ、くすぐったさに身を捩り。彼の片腕に自分の両腕を巻き付け密着し、肩に顔を乗せ傾け。所謂肩ｽﾞﾝを。この時間と空間はとても落ち着く。車内には2人の息遣いだけが響き、静かであり。汗ばんだ髪の毛を耳に掛けると片方に寄せ。情事後、という物はどうしてこんなにも疲れて気怠くなってしまうのか。そうか、自分は合計4回もしたからか。

（ /おかえりなさい ｰ ｯ !

ん…
（いつの間にか眠っていたようで意識があった時から30分ほど時間が経っている。隣の相手はまだ眠っているようで自分の上着を肩にかけてあげれば起こさないように離れて自分も着替えて車を走らせて。自宅の駐車場に着けば、「えらいことになったな…」と呟けば生徒と交際していること自体えらいことなのだが…。ともかく相手は短い期間に行為をし過ぎた。そうだな、来週の休日くらいまで禁止しておくか。

（雨が降ってる中自転車漕いでたんですが、雨がミサイルみたいに痛かったです…

.. ん、

（目が覚めた時にはもう彼の自宅の駐車場で。小さく欠伸漏らすと腰をとんとん、と叩き。肌寒いと思ったら、裸だった。辛うじて下着は着用し、上着が掛けられているものの一部は下着が丸見えの状態な訳で。急いで横にあった自分のｼｬﾂとｽｶｰﾄを着て。前を見ると何やら悩んでいる彼が。「 おはよ、どうしたの?」と問いてみた。

（ /雨凄いですもんねｰ ! 外でざｰざｰ聞こえますもん。

あ、起きたか

(相手が起きるのを待っている間、これからどうしたもんかと悩み続けていて、その内相手が起きれば。問いかけられれば「いや、花が立て続けにしてるから暫く控えるかって思ってて」と行為のことを言っていて、自分とはともかく父親にも犯されているので精神的にも滅入っているだろうと思っていて。

(もしかして九州辺りですか?

.. うん、ちょっと控えよっか。

（彼の提案に素直に頷く。しかし内心では、禁欲生活は彼がどの位耐えられるのか興味津々で。自分の為に言ってくれる彼にこう思うのは性格が悪いだろうか。腰を叩きながら車を降りると一緒にｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗り込み。その間、ずっと彼の指を繋ぎ厭らしく親指でなぞり。「 後で腰、揉んでくれる?」と上目遣いで問い。

（ /福岡です ! 奇遇ですねえ。/ にこり、/

うん
(相手の内心を知るよしもなくこちらの提案に対して了承する相手に頷いて。エレベーターの中、指を繋いで上目遣いで問いかけられれば「良いけど...」と内心相手をマッサージしている間理性を押さえられるだろうかと悩んでいて自室の階につけば自宅に入り

(ガチッすか!?ミートゥです!

ふｰ、ただいま。

（頷いた彼を横目に妖艶に微笑む。そうする内に自宅へ着き、挨拶を。早速ｿﾌｧｰへと俯せに寝転がると、「 じゃあ、お願いします!気持ち良くしてね。」と端から見ると誘うような口振りで。そちらから見ると短いｽｶｰﾄから覗く太腿は壊滅的であろう。それを計算しつつ足を曲げ伸ばしし。


（ /え、まじですか!? びっくり。/ 目まる。/

はい、お帰り
(帰宅の挨拶をのべる相手にそう言えば家につくなり早々に荷物をほったらかしてソファーにうつ伏せになる相手に「おいおい...」と呆れかけて。気持ちよくしてとはマッサージのことをいっているのだろう、そう自分の中で言い聞かせて。短いスカートの中から覗く太股は何とも誘う色香を放っていて余計なことを考えずに「じゃ、いくぞー」と相手に跨がれば腰をマッサージし始めて。

(福岡の方ですか？

.. んｰ、もうちょっと下ぁ 。

（腰を揉んでいるのに下、といったらもうお尻ら辺しかない。それを分かっていながら誘う様に発し。後ろを振り返り、試すように彼の目をじっと見て。足を曲げ、彼の下半部をすりすりすると目を細め妖艶な笑み浮かべ。

（ /長崎だったんですけど、中2で引っ越してきたんですよ!

そこもう尻だから
(腰を揉んでいるのに関係無いところまで揉んでくれと頼まれれば的確な突っ込みを入れれば不意に相手が下半部を擦ってきて「おまっ...!?」と相手の目を見ればどう考えても誘っているとしか思えない。先程あんなこといった手前、手を出すわけにもいかないので一旦落ち着き相手の擦ってくる足を止めれば指示通りの場所を揉み始めて。

(長崎ですかー、修学旅行で行ったくらいですかね/福岡市あたりですか?

.. っん、あ。 そ、こぉ。らめぇ、

（足を止められ、お尻を揉まれると態とらしく声を上げ。自分と言えば、少しの時間休めば幾らでもできるという精力の持ち主でいて。彼の手を退けて起き上がれば、「 次は私がしてあげる。信二も運転したり、疲れたでしょう?」と珍しく心配するような口調で。

（ /反対に私は福岡に来ましたよｰ。/ 笑、/ 久留米の辺りです!

...
(わざとらしくお約束の台詞を述べる相手に顔を赤らめながら黙って揉んでいて、あんなことがあったと言うのに相変わらずの調子でいる相手に呆れて。しばらくすればこちらの手を退けて心配するような口調で言う相手に「いやいいよ、お前にいつもお世話になってんだし」このまま相手の提案を鵜呑みにすればまた相手のペースに流されそうだ。

(地区までドンピシャとは恐ろしい...!これ以上は怖いので止めときましょう...

何言ってるの、私は信二が心配なだけ。

（そう言いつつ彼を押し倒すと、「ほｰら、うつ伏せになって。」と半ば強制的に向かせ。その上に跨ると両親指でぎゅ、と押して行き。最初はちゃんとして、安心感を持たせる。そこからの惑わせ、が楽しいのだ。

（ /え、奇跡にも程があります !/ 目まる。/ そうですね、怖いです ..

悪いな...
(半ば強引にうつ伏せにされれば跨がれて。また変なことするんだろうと思えば案外そうでもなくて、相手の指使いに「気持ちいーな」と呟いて、あまりの気持ちよさに寝てしまいそうで相手の内心を知るよしもなく目をつむって

(話題変えましょう;ゲームとかしてらっしゃいます?

そうでしょｰう?

（数分間ちゃんとしっかり気持ち良く揉む。よし、そろそろかな。「 .. んんｰ。」とそのまま甘えるように前に、彼の背中に寝転がると耳元で囁くように上記述べ。手を前に回すと彼の胸の突起を擦り。そして彼の耳に舌を差し込むと音を立てながら舐め。

（ /ｹﾞｰﾑは余りしないかなあ。本の方が好きですね!

んん...
(どうやら少し寝ていたようだ。マッサージの方も第二フェーズに移行してい...るのかどうかわからない状況で相手が自分の背中に寝転がってくると手を前に回され突起をさわられ...違うこれはマッサージじゃない!ハッキリしてくる頭のなかでハッキリ分かるも時すでに遅し。耳のなかに舌を挿入され「うわ...!」と声を上げればピクピクっと身をよじり。

(自分も本好きです、有川浩さんのキケンとか

.. はい、おｰわり。

（感じた彼の息子さんはきっと”やばい”事になっているだろう。それを和えて無視し、手を離して。上から退くと彼の顔の横に座り。「 禁欲生活の始まりですよ、せんせ。」と妖艶に微笑み人差し指で彼の唇をとん、と一叩きし。名前では無く先生、と和えて呼んでみて。

（ /おお、そうなんですかあ。私はﾎﾗｰ系とかｻｽﾍﾟﾝｽ系とか好きなんですよね!

お前なぁ...!
(突起への愛撫と耳をなめる行為が終わればうつ伏せのまま肩で息をしていて、相手のなすがままにされたことに屈辱なのか顔を赤らめながらじとっと相手を睨んで上記を呟いて。妖艶な笑みで唇を叩いてくる相手が先生と呼んでくれば禁欲生活...やっていける自信は...ない。心のなかで断言すれば相手の唇に軽いキスをして「これくらいならいいだろ?」と問いかけて

(自分はあまりそういうの読まないですねぇ、オススメとかあります?/オチますねー

.. ﾌﾚﾝﾁｷｽなら。

（触れるだけの軽い口付けをされると、少し考え込み彼の問いに頷き上記述べ。禁欲生活、何て素晴らしい響きの言葉なのだろうか。自分は別に大丈夫だが、快感を昨夜覚えた彼には少々難航かもしれない。それが楽しみだと思う私は性格が悪いですか。

（ /んん、王様ｹﾞｰﾑは主流ですかね。後は結構ﾄﾞﾗﾏであったのとかかなあ、ｻｽﾍﾟﾝｽは。/ 了解しました!

ん、わかった
（少し考え込むような様子を見せて告げられれば、これで少しは楽になるだろうかと思っていて。禁欲生活、やったことはないのだが一週間くらいならいけるはず。そんな無駄な自信を持つが、昨日悦びを教えてもらった手前、禁欲生活はかなり苦しいだろう。相手が横に座れば自分も体制を戻してソファに腰かけ、「何すっかなー」と呟いて、こんなときは恋人たちは何をするんだろう。

（なるへそー。サスペンスは苦手かもですねー/本日は午前中ほとんどいません、午後もわかんないです…

もっかい、ちゅｰして ?

（座っている彼の太腿に両手を乗せ、下から見上げるような形でおねだりをし。そして、何しようかと言う彼に自分も考え込み。自分も彼氏は出来た事が無い。何を恋人同士は普段するのだろうか。お出掛け、は教師と生徒なので出来ないし。「 信二は何がしたい ?」と問いてみる。

（ /まじですかｰ。信二さんは何を読むんですか ?/ にこり、/ ごめんなさい。今日はﾊﾞｲﾄ昼と夜2つ入ってて、来られませんでした! / しくしk、/

…
（相手がこちらの太ももに手をのせてくればこれ以上やれば本当に耐えられなくなるかも。しかし相手の上目遣いにかなうことはできず、軽いキスをして。問いかける相手に対して「俺もわかんな…」と言いかければすくっと立ちあがり「仕事があった」と呟けば生徒の成績の整理をしないといけなくて。

（先ほど言ったように有川浩さんが主ですね、サスペンスかどうかはわかりませんがドＳ刑事なるものは読みましたよー。/大丈夫ですよー、こちらも試合を見に天神まで行ってました!

ええｰ、仕事ｰ?
（もう一度彼がｷｽしてきて、それに満足気に微笑んでいると仕事があると。それに対し不満の声を上げると眉をハの字にして下唇を突き出し。でも彼は仮にも教師で社会人だ。我儘言って迷惑を掛けたらいけないと思い、「 .. 嘘、仕事していいよ。私邪魔しないから。」と。ﾃﾚﾋﾞを付けると、これ見てるから。と付け加え

（ /有川さんはどのような本を書くんですか? / ごめんなさい!もう春休み終わったので、今日からはﾊﾞｲﾄが無い日はちゃんと返信しますね。/ しくしk、/

うん、仕事
（下唇を突き出して眉を八の字にすれば相手の頭を撫でて上記を述べてそれだけで許してもらおうと思っているのか。相手がテレビをつければ「ん、わかった」と言えば自室に入り眼鏡をかけてデスクワークを始めて

（いろいろですねー、ジャンルはこれといって決まってないですね。/了解です、自分も部活なので10時～くらいに返信できます

（彼が自分の頭を撫で、自室へ行ってしまった。やはり1人になると淋しい。ﾃﾚﾋﾞではﾆｭｰｽがあっているが、面白さ何て皆無だ。ぐぐ、と伸びをすると携帯から軽快な音楽が。鞄から取り出すと以前遊んだ男だった。そのまま無視してやろう、とも思ったが余りに煩いので出て。『 あ、もしもし花?今から遊ぼうよ。良いﾎﾃﾙ知ってるからさ。』と訳の分からない事を。これは断るべきだろう。

（ /そうですね、色んな物読むのが1番ですね!/ 笑、/ 私もこれから、普通に寝落ちとかあると思います。許してくれますか??

…
（やばい、行為を立て続けにしたからか急に睡魔が襲ってきた。ちょうど半分を終えたころからうつらうつらとなり、ミントのタブレット菓子を食べるも効き目は皆無。一睡、一睡したらまた始めよう。そう言い聞かせれば机に突っ伏して寝ようとし、まさか相手が遊びに誘われていると知らず

（自分も授業が始まったら来れない率高くなるのでお互い様ですよ！

え、あ、ごめんね。今日はちょっと、

（この男に彼氏がいる、と言ったらしつこく聞いてきて信二との関係が暴露てしまう。さり気なくｵﾌﾞﾗｰﾄに包んで言ったのにこの男は、『 いいじゃん。何、俺の誘い断るの?』と言ってきた。なんなんだ、この男め。しつこいぞ。

（/ ありがとうございますｰ!!! / 土下座、/

ん...
(一睡といったところかそれほど時間が経たずに起きればそう思い。喉が乾いた、今朝の牛乳がまだ残っていたはず。そう思いながら自室を出れば携帯で会話をする相手の会話を聞けばどうやら何かに誘われているようでなかなか会話が終わらない相手の携帯をとりあげれば「悪いな、今は俺が相手なんだ」とかなりドスの利いた声で。すると電話の向こう側は早々に電話を切り。

(いえいえ、それより上記のような感じでよかったでしょうか?

いや、断るって言うか .. 、

（中々断れずにぐだぐだしていると彼がいつの間にかﾘﾋﾞﾝｸﾞに来たらしい。いきなり携帯を取られて後ろを瞬時に振り向くと彼が途轍もなく怒っていて、電話を早々に切っていて。「 .. あ、信二.. 。」と目を泳がせながら名前を呼び。まさか最近まで身体の関係だけで遊んでいた人だとも言える筈が無く。

（/ はい! ちょっと喧嘩のｼｰﾝに入ってみましょうか。

二度とかけてくんなよ
(切られているとわかっていながらも携帯に、否、先程の相手に向かってそう言って。携帯を相手に返せば「さっきの誰だ?」と冷蔵庫を開けながら聞いて。一応は見当がついている。どうせ前にからだの関係を持っていた相手だろう。今思い返せばそんなやつがいること事態許せず相手に素っ気ない態度を見せてしまい。

(喧嘩ですね、分かりました!

.. ん、唯の友達だよ 。

（冷めた声音で聞く彼に小さな声で述べ。しかも都合の良い言葉の”友達”を使ってしまい。暴露たら彼に失礼だし、そうだと知られたくない。幻滅したかな。立ち上がって彼の居る冷蔵庫まで行くと、躊躇しながら彼の腰ら辺の洋服を掴み。

そうか
(その事ばを聞けば、少しだけ安心するもやはり心のなかでは何かが燻っていて。そんな心境で牛乳をいつものように直飲みすればやはり動揺しているのか牛乳をすこし漏らしていて。すると相手が腰辺りの服をつかんでくれば一瞬ドキッとし「どうかしたか?」と動揺を知られないように冷静を保って

.. 嫌わないで 、

（牛乳を飲み彼が問いてくると、つい純粋そうな癖に計算高い女が大嫌いな筈なのに少女漫画に出てきそうな悲劇のﾋﾛｲﾝみたいな事を言ってしまい。怒っているだろうか。飽きれているだろうか。握り締める手を強くすると下唇を噛み。

…っ
（「嫌わないで」、その言葉に相手も何かと誤解を解きたいのだろう。そんな気持ちが伝われば「大丈夫だ」と微笑みかけ、ここなら抱き締めて慰めるところなのだろうが今や禁欲生活の身。相手の破壊的な体に触れたりでもしたら理性が効かないだろう

.. 嘘だ。じゃあ、何で抱き締めてくれないの..?

（大丈夫、と微笑むも彼は抱き締めてくれず。彼が理性と戦っているとも知らずに。ああ、やっぱり許してくれないんだ、と思い。後ろから自分から抱き着くと上記を述べ。つい力が入ってしまう。嫌われたくない、その思いで何もかもに必死でいて。

いや、それは…
（相手が何故と問いかけてくれば訳を話そうにも話しづらくて、相手が後ろから抱き付いて来ればやはり来た胸の感触、さらに力が込められれば「あのー…花さん、自分はこれでも禁欲の身なのですが…」というも相手の必死さが伝わってくれば黙って抱き締めて。これで相手に手を出してしまったのなら自分がまだ未熟だということだ。

もう、禁欲とか何だとか関係無い。もっと強く抱き締めて。

（向き直り彼が正面から抱き締めてきて。嫌わないでくれた彼に愛おしさが募るばかりだ。背中に自分も手を回しぎゅ、と。彼の胸に顔を埋めると心臓の音が早く聞こえて来て。今はもう夕方。薄暗い部屋で静寂に包まれていて。

…っ！
（関係ないという相手に自分の覚悟はなんだったのか。相手が自分の胸に顔を埋めると鼓動が早くなり。強く抱きしめてという相手に薄暗いこの部屋でこのシチュエーションはとてもマズく、あぁもういいやと諦めれば抱き締める力を強めて深いキスを落とし

.. っ !

（抱き締める力を強め、深い口付けを落とす彼に一瞬吃驚するも直ぐに身を委ねて。どんどん彼がｷｽをしながら迫ってくるので気付いた時にはもう背中は冷蔵庫にくっ付いていて。今まさに俗に言う壁ﾄﾞﾝというもので。必死に離したくない、とお互いに熱い舌を絡めて唾液の交換を。

…ん
（相手とのキスに没頭していればいつしか相手を冷蔵庫に追い込んでいて。自分の下を相手の下に執拗に絡ませて唾液の交換をしてお互いの唾液を啜っていればなんとも甘美な香りが口内に満ちて。口を離せば「はぁ…っ!」と息を整えて、ここが踏ん張りどころ。ここで耐えねば先ほどの覚悟が無駄になる

.. っは、あ 。

（名残惜しく離れた彼の唇。離れた時に銀色の橋が出来ていて、息を荒く吐きながら深呼吸をし。倒れ込むように彼に抱き着くと、「 信二 、.. さっきの人最近まで身体の関係があった人なの。 でも今は何とも思っていない、信二だけだよ。」とちゃんと嘘付かずに話して。これで嫌われても文句は言わない。

そか
(倒れこむように抱きついてくる相手を受け止めて相手がなにも包み隠さず先程の通話の相手のことを打ち明けてくれば、その言葉を信じて。「俺もお前だけだ。今も昔もこれからも」と相手を抱き締める力を込めて耳元でささやいて。ふと時計に目を見やれば六時半を指しており「一緒にご飯つくろうか」と言って

(明日早いのでオチますねーお疲れ様でした

.. ん、

（耳元で囁かれれば安堵した様に微笑み頷き。暫くそうしていると段々と日が落ちて来た。彼がご飯を作ろう、と誘うと頷き身体を離して。「 さて、何作ろっか。」と水道で手を洗いながら呟き。

（/ ごめんなさい! 寝落ちしてました)))

そうだな、ハンバーグでも
（水道で手を洗って呟きかけてくる相手に冷蔵庫を覗けばちょうどひき肉が、玉ねぎもある、それを見て思い浮かんだのか上記を述べて。吸い物は今朝のが残ってるから大丈夫。食材を取り出して「花は肉こねてて」と自分は玉ねぎを切り始めて

（大丈夫ですよー

上げさせていただきますねー

待ってまーす