ばびぶべ、 2015-03-21 19:43:36 |
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あのなぁ…
(こちらに近づいてくる相手が妖艶な笑みを浮かべながら問いかけてくると「そんなとこ見つかったらこっちが懲戒免職モノだっつの」とため息をつきながらそう言って、「わかったらほら早く帰る」と半ば強引に傘を相手に渡して小走りで自分の車へ向かい
.. お願い、今日だけでいいから。
(どうしても今日は1人になりたくない。あの事を思い出す口から反吐が出そう。気持ち悪い。またらしくない自分。こんな純粋ですよ風な女一番嫌いなのに。でも彼は小走りで行ってしまった。は、と小さな溜息零すと携帯取り出し誰か居ないかとまた探す。運良く誰か見つかってくれないかな。
…っ
(また聞こえる相手のどこか寂しそうな声、その声にピクッと立ち止り反応すれば脳裏にはあの家族構成が蘇り、頭の中が悶々としながらも「っあ゛ーーーーっ!もう!」と髪をクシャクシャと掻きまわしていきなり声を上げれば「乗れよ…ったく…」とどうやら諦めたようで車の助手席のドアをあけて
ありがとう。
(今回ばかりは本物のお礼だ。助手席に乗り笑みを浮かべる。まさか彼が己の家族構成を知っている等と知らずに、彼をどう落とそうか考えていて。発車した車。「 先生、どっかドライブ行こうよ。」と話を持ち出し。うん、車をざっと見た感じ彼女は居なさそうだ。私から見ると中の上だが、一般的に見ると格好いいんだろうな。ま、私の中では髪の毛だけだけど。
どういたしまして
(助手席に乗りながらお礼を述べられるとこいつお礼言えたのかとでも言いたげな顔をして少しの間相手の顔を眺めた後上記を呟いて。車を発車すればいきなりドライブに行こうと持ちかけられ「何でそうなるんだよ、おら、家教え...」ろと言おうとすれば家族構成のことを思い出して。「お前、親父と二人暮らし何だってな...」と話題を変えて、どうやら相手の母は娘をおいて夜逃げされたらしく
(勝手に家族構成作りましたがよろしかったですか?
.. ッ、何でその事知ってるのよ ⁉︎
(何故彼が知ってるのか、己は一言も郊外してない筈だ。取り乱して彼に問い詰める。そうか、彼は教師。生徒の個人情報何て調べれば幾らでも分かるのか。「 、私は可哀想何かじゃない。どうせ、先生は私を可哀想って思うんでしょ。」と絞り出す様に呟けばスカートを握り締め。私の人生の唯一の汚点、父親に犯された事が原因で母親に捨てられた事。私に素晴らしい遺伝子をくれた事は感謝。だけど、そのお陰で自分の娘に手を出す何て本当に汚い男。「 .. も、いい。降ろして。」と俯き我儘な事を言い出し。
( /いいですよ ! じゃあこの設定でいきますね。/ れっつら、/
生徒表見せてもらった
(これまでの会話のなかで一切見ることのできなかった動揺を今目の当たりにして、取り乱しながら問い詰めてくる相手に「勝手に見たことは...その...謝る」とばつが悪そうにしていて。運転しながらでも苦しさが伝わる相手の絞り出すような声に「可哀想と思って何が悪いんだ?」と相手の言葉の真意は知らなくて、突然俯きがちに呟く相手が我儘を述べれば「ばか、今降りたらずぶ濡れだろうが」と気持ち強めに言って、「送るのは家で大丈夫か?」と問いかけて
(よかったですー、本日はもうオチマスねー
.. ほら、先生もやっぱ一緒何じゃん。
(平然と己の事を可哀想だと言う彼に、やっぱり他の男と同じだと。こんな事実知ったら普通優しく優しく接するか、気持ち悪いって言って逃げるかのどっちか。彼は恐らく前者だろう。義務を貫き通している。何だか自分が惨めになり、「 もう、ここでいいです。先生には必要以上の事は関わらないから安心して下さい。さようなら。」と淡々と敬語で、無表情で発し丁度信号で止まった車から降りる。外は凄い雨。それでも走って宛ての無い所まで走り続け。絶対にこの事だけは知られたくなかったのになあ、最悪。
( /分かりました ! とか言って、既に落ちていた私。許して下さいませ .. 。/ ばたり、/
…どういうことだ?
(相手がやっぱり一緒だというと、それが何なのか理解していていなくて。自分の問いかけに応えず淡々と無表情で言葉を発していく相手がこの豪雨の中出ていけば「あ!お、おい!?」とこちらも急いで車から出て相手を追いかけて。なんとか手首をつかんで止めさせれば「いいから来い!」と車の中に連れ戻し「風邪ひいたらどうするんだよ…」と車の中に備えていたタオルを相手に渡して
(大丈夫ですよー
.. 家に帰りたくない。
(やはり柔道部の顧問、捕まってしまう。半強制的に車へと連れて行かれるとタオルを手渡され。数分出ただけと言うのにこの凄い雨のせいで髪の毛も制服も下着だってずぶ濡れてしまった。タオルで拭く訳でも無く唯じ、っと握り締め上記を零し。「 先生の家に泊めて ? 」と濡れた髪の毛を片方耳に掛け、濡れてしまったブラウスから透けた下着を見える様に身体を彼の方にずらし。あわよくば何とか、何て思っていたがそういう気分じゃない。こうなったら全て話して口止めを彼にしなければいけない。
…
(タオルを使わないまま膝元においてただ握りしめているだけの相手の言葉を聞けば、やはり父親と上手くいってないだろうかと思えばまさか親に犯されていたなどとは知らなくて。寂しそうな雰囲気を漂わす相手を眺めていれば相手がこちらに身体をずらして来れば下着が透けていて、慌てて視線をそらすも「…約束してくれ、誰にも言わないって」と言えば乗りかかった船だし、相手の事情も事情だ。進行方向を変えて自宅へ向かい
わーい、先生大好き。
(進行方向を変えた彼は恐らく家に向かってるのだろう。子供の様に喜ぶと上記を。誰にも言わないでくれとの彼のお願いに、首を縦に振り納得し。タオルで首元を拭き、結構寒いなと思う。雨の中飛び出すのは本当に自分らしくない。どうしたんだろう、自分は。彼と居ると子供の様になってしまう、それはきっと先生だからと自分に言い聞かせ。
はいはい…
(相手が子供のように喜ぶ相手になんて切り替えの速さだろうと呆れながら上記を呟いて、こちらのお願いに首を縦に振りながら了承する相手に「ん、よろしい」と言って、しばらく走らせていれば上中下で言えば中の上あたりのマンションにつき、「おら、着いたぞ」と車から降りれば自室へ向かい
はーい。
(マンションは彼と見合ったようなもので。小走りで彼の後を続き、エレベーターに乗り込み。2人以外は誰も居ず、「 せーんせ、ちゅーして。」と口元を尖らせひよこの真似の様なものをする。こんなシチュエーションでしないわけがない。何回もひよこをし、彼の胸に手を置き。女子の中では高い方の身長なのに、彼とは全然視界が合わず。背伸びをし。
…!
(エレベーターに乗り込めば自分の部屋は最上階、少し時間がかかるのが玉にキズでそんなことを考えていれば相手がこちらの胸に手を置いて唇を尖らせてくると、一瞬で顔が真っ赤になり。なんとか心を落ち着かせると「約束追加!不純行為をするな!」と言えば相手を押しのけてエレベーターのドアが開いて
ええー、いいじゃーん。
(真っ赤になってる癖に強がる彼は最高に可愛いし面白い。お約束追加してしまった。それに対して頬を膨らませ不満の声を。すると丁度エレベーターのドアが開き、彼に次いで出て。中に入り感想を。わ、以外と綺麗にしてる部屋。靴を脱ぎお邪魔する。「 お邪魔しまーす。」と。
よくないっ!
(頬を膨らませながら不満を口にする相手に赤くなった顔を見られないように早足で自宅に入り、「先にシャワー浴びれ」と言えば浴室を指さしてタオルで体や髪を拭きあげて着替えればキッチンに入って晩御飯の用意でもするのか
じゃあ、借りるね。
(確かに、全身濡れていて気持ち悪いし風邪引きそうだ。ここは大人しく指された浴室へと向かい。中で全ての制服と下着を脱ぎ鏡に映す。身体も顔も最上級に美しい。でも中身は汚い。汚点過ぎる。は、と溜息零しシャワーを最速で浴び温まった身体は着るものが無い。しょうがないな、と置いてあったバスタオルを勝手に手に取り身体に巻き付け髪の毛を持っていたピンで上の方で留め。さあ、先生はどこかな。
…
(フライパンで食材を炒めていれば浴室の方からカラカラと戸が開く音が聞こえれば「着替えはそこに置いたから」と簡単なシャツにジャージの長ズボンとパーカーをリビングに置いていて相手の方を振り向けば、バスタオル一枚とあられもない姿で顔を赤くしながら「早く着替えろっ」とフライパンに向き直って
.. この格好のままでいいじゃん。
(着替えを見るも直ぐに彼に向き直り。また顔を赤く染めている、可愛い。面白垓がある。炒め物をしている彼の後ろに周り、後ろから腕を回して抱き着き。「 先生は、女の子が弱っていたら慰めもしてくれないの .. ? 」と敢えて生徒では無く女の子と言い方を変え。抱き締める力を強めると胸を押し付け。
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