ラノベを読んだことのない私が微妙にそれっぽくないものを書いてみたい

こー「みなさん揃っていますか？」
こー「揃ってるも何も…ううん」
こー「私たちは一心同体よね…//」
こー「くだらん、さっさと始めようぜ」
こー「はぅぅ…私初めてだから…」
こー「ったく…俺がついてるから安心しな」
こー「クソワロタｗｗｗ」
こー「私という人(ﾌｨｱﾝｾ)がいながら…」

こー「まぁまぁ、はじめますよ」

せーのっ…

こー「こー！」

ももちゃん「え…こーちゃん…？」
こー「ぁ…あの、これは〜…」
もも「もう、帰りますよ！」
こー「あ〜！待ってよ〜！」

学生用自動販売機に腰かけている少年、こー。
何やらひとりでぶつぶつ、いい迷惑である。情緒不安定である。保健室にでもつれてくぁwせ(ry

こー「ちょっと〜？地の文遅いんじゃないの？お前のせいで私が変な人にっ…みられるでしょうがっ！」
ぐふぅ…俺を踏むな…ふむなぁっ…！
もも「こー、ちのさんは色んな場所に出張して疲れているのよ。その足は離してあげましょう？」
――女神様だぁ…！一生ついていきますっ！
もも「ついてくるのは構わないけど、あたし好きな人いるからね」
はいはいっ！全然お構いなしですよ〜！

*
ももちゃん ♀
年齢：25歳
性格:女神様！その優しさで人を殺せるレベル！
戦闘力:箸が持てない、虫も殺せない
見た目:言葉で表現不可能
学力:とっても賢い
好きな人:なぜこーちゃんなんだ…
*

こー「僕の時は手を抜いていた癖に…」
俺はこーのこと嫌いだからな、あんなもんでいいだろ。
もも「その言い方は関心出来ないなぁ」
えっ…しょうがないな〜。
次ね次、任せておきなっ！

こー「はぁ…先が思いやられる…」

―昼下がりの教室、忌々しい事件が起こった。
きゃァ。耳を擘く悲鳴声。
後に続くのは流体が床に叩きつけられる音。
当たり一面に広がる、色。
一瞬の静寂ののち

「どうしてくれるんだよ！」
「あぁ、台無し…」
「俺たちはもう救いの手を待つしかねぇ…」

こー「あー、ごめんね〜」
「ひっ…」
こーの体にはべっとりと色が付着している。
こー「これで…何度目だったかなぁ」
「お前…！くそっ、惨すぎる…」

もも「こーちゃん、気を付けなきゃ駄目じゃない」
こー「だって…この入口の段差が…」


こーは大罪、カレーこぼしを派手にやり遂げてしまったのである。

こー「あまってるカレー…せんぱぁい…えぐ…えぐっ…」
ざわ…ざわ…
「この子…まぁ、可哀想に」
「君可愛いね〜！」
「ポケベルしない？」
もも「…」

圧倒的狡猾さっ･･･！
こー、最初こそ自ら勝機を失うものの
帰ってみれば大勝･･･!
その量当初の1.5倍･･･!
グラムにして3000っ･･･!

こー「あまあまだ…学校のカレーなんざ甘くて当然っ…！」
こー「さて、きっちり32等分だ」
「すげぇ…こーさん、やりやがった！」

先生「茶番もいいところね。そのカレー、私のお弁当と賭けない？」
箸に摘まんでかざしたのは、寿司。
「すっげぇ…この大量のカレーが霞んじまう…」
こー「ノーリスクの勝負じゃ燃えねぇもんな…もう一勝負といこうじゃねぇか」


もも「給食の時間、後10分なのよね」

「…」

こー「こーめーうぉー」
こー「こめこめうぉー」

もも「年齢詐欺ね」

こー「ももちゃんとちのさんはどんな曲が好きなんだい？」
ん〜、俺は「春の祭典」だなぁ
もも「あたしは、いきものがかりとか」

こー「僕はなんでも聴くよ〜！」

平和だなぁ…ってか、物語作る努力してくれよ！

くふふ。

こー、やる気がないみたいだから俺が短編作って差し上げますよ。

と、俺の自己紹介でもさせてもらおうか。

*
ちのさん ♂
年齢:19歳
性格:暗い
戦闘力:低い
見た目:言葉で表現不可能(ももとは逆の意味で)
学力:悪くはないが良くもない
好きな人:いる
*

『雪崩草』

学校の屋上から下界を見下ろすと、どこか後ろめたいのか周囲を見回してしまう。
どうやら人は死ぬまで他人の目を気にしなくてはいられないようだ。
一瞬でいい、強風が吹けば後は物理法則に従うのみ。

だが、死にたがりほど死なない人間はいないというのは周知の事実である。
死にたがりは機会を活かせなかったから死に希望を見出だすのだ。
つまり、僕は強風に耐えてしまうかもしれないわけだ。
死に場所探しに草臥れて、最後に訪れるのがここになるとはね。
まぁ、最後にしてもらえるとは限らないけれども。

こー「あーあ、ちのに任せるといつもこーだよ」
こー「会話文がなきゃ読まれないわよ！」
煩いなぁ、じゃあこーが書けばいいだろう！

こー「…あぁ、私は教科書(ﾃｸｽﾄ)を何時間も待たせていたのでした…」
こらっ、俺を一人にするなって…
…こーの紹介は俺のさじ加減によるんだけどなぁ。

こー「はぁ…課題の件は本当の事なんだぜ」
あー分かった、書く気があるなら俺は何も言わない。
こー「うぅぅ…私なんかに書けるかなぁ…」
言っておくが、男の娘流行は過ぎているぞ。
こー「ふぇぇｗｗｗ」
…お前だけは引っ込んでいてくれよな…。

こー「私に数学教えてー！」
もも「あ、あたしは文系だからパスね」
数学、分野で言うとどこが苦手なんだ？
こー「確率だ確率」
そっか、なら順列と組合せの復習をしときなよ。

こー「ありがとう！参考書は？」
青チャートで十分だろう。

こー「ん…？いや、教えてほしいのですが」
(困ったなぁ、見栄を張ってしまったが教えるとなると)
(復習しながら教えるか…)
気が向いたらな、今日は厳しいさ。

こー「…」
こー「？」
こー「♪」
こー「！」
こー「☆」
こー「◎」
こー「∫」
こー「　」

もも「…」
分かるぞ…ももちゃん…
そりゃ会話してほしいよなぁ！

もも「こーは本当に可愛いなぁ」
せめて単語だけでも…え…？

こー「僕たちが書いてるのって…」
こー「ラノベじゃなくね」
こー「えっ…そうなんですかぁ…」
こー「私たちが作っているモノ(ﾚｺｰﾄﾞ)はいったい…」
こー「ＳＳでＦＡｗｗｗ」
こー「それだ！」

分かったならさっさとラノベ書いてくれよ！