? 2015-03-19 09:20:29 |
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な、んでもねぇ!ちょっと目にごみが入っただけだ
( 火照った頬を戻そうと自分の頬を軽く抓っていれば、覗き込まれるようにして顔を見られ。慌てた故の行動か、昔からそうだったのだが、冷たい手で相手の目を覆うように。
わっ… で、でも、お顔が真っ赤でしたよ?
( 冷たい手で目元を覆われると驚いてぴくりと肩を揺らし、視界は塞がれてしまったが先程顔を覗き込んだ時ちらりと相手の赤く染まった頬が見えたのか上記を。此の手の冷たさも含めてもしかしたら風邪か何かの類いなのでは、と心配すると「___無理は為さらないで下さいまし」相手の手の上からそっと自分の手を重ねて )
違ぇから心配すんなって。
( こうも心配されてしまうと此方の身がもたない、と重ねられた手の暖かさに驚きつつ上記を辿たどしく。恋のせいで自分は何処か可笑しくなったのかも知れない、とそっと手を離すと照れたように苦笑して。
…それでしたら良かったです、
( 漸く視界が解放されると、具合悪そうではなく平気な様子の相手が目に映ったため安心して。薄い微笑混じりにポツリと上記を呟き )
_あのよ、お前さ。
( 相手も口を噤むとしばしの沈黙が訪れ。相変わらず花冠は付けたままの格好で、相手からは目をそらしてさりげないように、「好きな奴とか、居んのか?」なんて珍しく控えめな口調で
えっ…好きな方、ですか?
( 不意な恋の質問にあからさまに動揺し、此方も視線を背けて暫し間を空けた後、恥ずかしそうに小さく頷くと「い、一応…います」相手に目を合わせないまま答えて )
__...応援してやるぜ、
( ちらりと相手の方を窺い見てみれば、恥ずかしそうに俯き頷いているのが見えて。きっとそれは自分ではないほかの誰かなのだろう、勝手に決めつければ乾いた笑み浮かべて、
__応援よりも、その…っ
( 相手の言葉を聞くと俯いたままハッと目を見開き、勿論自分の意中の人物を相手は知らない為そう言われるのも当然かと思いつつ、本当のことを告げようとするが緊張と返事の怖さからか中々出来ず。頬を紅潮しぷるぷると小刻みに震えながら頭を混乱させて )
…俺、余計なこと言っちまったか?
( まっかな顔、口を結んで震えている相手に失言があったかと慌て。相手の正面で顔を覗き込み両肩に手を添えて上記を心配するように。
違うのです…
( 強く目を瞑りながらふるり、と軽く首を左右に振ると決心したかのようにゆっくりと目を開き、頬を染めたまま顔を上げて「__私は…私が好きな方は、貴方なんです」相手と目を合わせながらハッキリとそう告げ )
__っ俺...?
( 様子が変わったような相手に何か言おうと息を吸い込むも、そのまま硬直し。やがて頬を微かに赤く染めれば嬉しそうに笑い、相手をぎゅっと抱き締めれば「先越されちまったな、...俺もお前が好きだ、」なんて少し照れくさそうに。
…!本当、ですか?
( ダメ元で告白した為、相手の顔を見れずに俯いて強く目を瞑り。しかし予想外の返事をされると徐々に目を見開いて驚きと嬉しさが混ざったような表情を浮かべ、抱き締められれば小さく驚きの声を上げるも相手と同様頬を紅潮させて控えめに抱き返し「嬉しいです…言葉では表せないくらい、」少し声が震えているのは勿論喜びからであり、相手の胸板へ顔を埋めて )
お前の方が余程勇気あったんだな、
( 相手の声が震えているのに気づき、眉を下げて笑えば本当に愛おしい、というように相手の綺麗な髪の毛を撫でて。相手の表情の変化と自分にとっては夢にまで見た言葉の数々に「__ッ、ずっと俺の傍に居ろ、」なんて。嬉しさと言葉に対する照れからだろうか、きゅっと自分の心臓が締まったのを感じ、少々苦しそうに目を細め。
想いを伝えられて良かったです、
( 最初は返事に恐れていて中々出来ず、その後の関係なども含めて告白したら後悔してしまうのではと思っていたが、今はこうして相手との想いが重なった為自分の気持ちをそのまま口にして。「__…はい、喜んで」相手を見上げて涼しげな微笑をたたえながら静かにそう答え、再び身を委ねるようにそっと抱き締めて )
っ、あぁ。
( 微笑みさえ浮かべている相手の表情に、何故か自分が固まりかけてしまい短く其れだけ答えれば。相手を抱きしめている感覚に浸っているも、はっと思いついたように、それでいてゆっくりと屈んで。一番綺麗な花を小さなリングにすれば得意げに笑って「花冠のお礼だ、」なんて相手の華奢な薬指にはめてやり。
わあ‥ 有難う御座います、
( 薬指にはめられた花の指輪に嬉しそうな声と笑みを溢し、枯れる迄‥否枯れてしまっても大切にとっておこうと決心しつつ「___何だか結婚したみたいですね」薬指なので何気無くぽつりとそんな一言を呟き、後々自分で言っときながら照れ臭くなって仕舞えば少しだけ俯いて )
( / 遅くなってしまい申し訳御座いません‥! )
っあー、いつか俺様がちゃんとしたのをつけてやるからよ、
( 相手の嬉しそうな顔にひとまず安堵してから、結婚という言葉に良い意味で衝撃を受けたのか頭の周りをその言葉がぐるぐると旋回しており。勢いに飲まれて自信満々に言わば"プロポーズ"ともとれる発言をしてから何を云っているんだ、と自問自答しながら。
(/いえいえ!お互い様です、/蹴り可)
‥!__そ、それって‥
( 相手の一言に俯いたまま目を薄く見開かせると顔を上げ、驚きと何処か期待を滲ませた表情でぱちりと一つ瞬きをして。只の勘違いかもしれない、と己の中にある僅かな期待を打ち消しつつ先程の言葉の意味を求めるかのような面持ちで返事を待ち )
...俺と_け、結婚、しろって事だ!
( こう云う表情には弱いのだ、これはもう言わないと相手をがっかりさせてしまうだろう、と意を決したように相手の手を握れば。ほぼ勢いで言ってしまったため、後々考えればこれは絶対引かれた、とマイナスに考えてしまい、「ケセセセ、悪ぃ。」と微妙にごまかして。
わ__、私なんかで宜しければ‥っ
( ぎゅ、と握られた相手の手を控えめに握りかえすと耳迄真っ赤に染め。鼓動の高まりを覚えつつ思わず声量を間違えてしまうも、小さく頷いて上記を告げ )
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