リミット 2015-03-18 10:29:10 |
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その後、沢山の教師に囲まれ俺のトウチャンカァチャンを含めた数人で話し合った。カァチャンは泣いていた。なぜ泣くんだろうと俺は考えていたが、俺の精神病院行き決定とトイレに行くと嘘をついて学校の裏サイトを見てみて、丁重に俺の名前。やった事が流され。叩かれていた。そんな時とあるコメを見て俺は泣いた。
「うわぁー私の名前かかれてるー。なによ生贄って!ぷんぷん。私最近○○…いや、タイムリミット笑になんか変な事されたんですよー。それで先生に言ってやったのww」
と書かれていた。まぎれもないミカエルだ。
俺はしばらく学校に行かなかった。
だが、ただ諦めたんではなく、ミカエルやキューピッドでの復習を考えていた。
俺はカッターで切り刻んだ痛々しい腕に包帯を巻き。
白い眼帯をつけ。学校へ向かった。
おもいかえせば
久々の学校だった。どうして突然行こうと思ったのかは。ミカエルが担任に泣きながらこう言った事を知ったからである。
「私が悪いんです…!きっと○○君は私を助けようとして!!」
俺はミカエルへの怒りや悲しみが消えて行くのを感じていた。同時に愛が溢れていた。
こんな事になった今でも俺はどうにか彼女に気に入られたいと必死だったのだ。
学校でまず知らない人にタイムリミットと呼ばれ包帯の理由を聞かれた。当時リスカをしてしまっていた俺は「哀しい斬撃の証だ」と呟いた。
それはあっというまに学校に広まりしばらく流行語となった。
肝心のミカエルはというと、彼氏ができていた。武田という彼氏に俺は「ブラックスター」と名付けた。
今すぐ別れろと脅迫状を送ろうとしたが、そんな事すぐにバレるのがオチだとわかった俺はただ…闇を閉ざした。
そうして今。中学を卒業しそれは過去の痛々しい歴史となった現在。
中学同窓会にはもちろん行けず。行ったところで俺の話題が出ると思うからだ。
新しい人生を楽しく過ごしているぞ。
回覧ありがとう。ちなみにフィクションじゃないぞ。まぐれもない哀しい斬撃の証である。
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