鶴丸国永 2015-03-14 21:44:00 |
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>次郎さん
宗三、ちゃん……その様に呼ばれたのは初めてかもしれませんね。ああ、ありがとうございます。頂きます。
(随分と友好的な態度に面食らってしまい呆けた様子で瞬きを繰り返しながらその呼び名を反芻し、鼻腔を刺激する酒の匂いにはっと我に返ると慌てて杯を受け取り小さく頭を下げて、相手に促されるがまま前へと歩を進めゆくと一面に広がる見事な桜に思わず双眸細め)
(/ああ、そうなのですね。初なり同士、楽しめれば幸いです。どうぞよろしくお願い致します!)
>鶴丸さん
そうですね。それがいいかもしれません。……桜は散りゆく様が儚く、美しいと人は感じるのだと聞いた事があります。永遠のものなど存在しない。その象徴とも言えるのでしょうね。
(すっと双眸を細めて次第に伏せ目がちになると、己の胸元に片手を当てながら静かに溜息を吐き、遠い昔に聞いた事を記憶から掘り起こしつつその刹那の美しさを噛み締めるかのように小さく頷いて、傍らの相手を横目で見やるなり笑みを零す様子が映り、どこか微笑ましげに相好を崩し)
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