生まれつき人ならぬ存在を見ることのできる目を持つ少女。
その目を持つ故に少女は人々から忌み嫌われ、ついには親類にすら気味悪がられる始末。
少女をこれ以上傍に置いておくことを拒んだ両親は、少女を秘密裏に行われる奴隷や身売りをしているオークションに出品することに。
そのオークションにいるのは、ただの人間だけに留まることはなく、普通の人間には認知することのできない異形の存在まで。
異形の存在を見ることのできる少女のその目は、『闇夜の光臨(オプスキュリテ・ソレイユ)』という数少ない能力。
さらにそれは、とある方法で異形の存在の消費した力を復活するものでもあり、異形の存在にとってはなくてはならないもの。
もちろんその少女の能力を知る異形の存在にとっては欲しくてたまらないもの。
オークションの値段は釣り上がる一方。
そんな中、痺れを切らしたとある異形の存在が莫大すぎる資金を申し出たことで、オークションは幕を閉じる。
____そして始まる、不思議な生活。
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