ぬし 2015-03-09 19:41:31 |
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…借金返済、かと。借金払えなくて両親は自殺してしまいましたし、私を売って賄おうとしたんだと思います。
(相手の言葉通りに車の中へと乗り込み、渡しそびれたスーツのジャケットを膝の上に置いて座り。後から乗ってきた護衛に運転させるのだとばかり思ってたためか、相手が運転席に座ったのを見て目を瞬かせ。はっきりとした理由はいまいちわからないものの、関係者同士の会話や雰囲気から感じ取った理由をポツリポツリと語ってから、「あなたは…どうして私を買ったのですか?」と気になったことを尋ね)
そう、か…
(しばらく車を走らせていればポツリポツリと理由を話してくれることにそんなに警戒していないかと思いホッとして、「そんな親を恨んでるか?」とふと問いかけて、車が信号で止まれば隣から尋ねられると「そうだな…ただ単にお前が綺麗だったっていうのもあるし、周りの下卑たやつらにもイライラしてたからな」と再び車を走らせれば十数分で家につき、そこは豪奢な屋敷で
いえ。両親は返済するために努力していました。だから恨んではいないけど…寂しいです。
(まさか借金取りや人身売買の関係者を恨んでいるとは言えず、その言葉を飲み込んで取り繕ってから相手の発言に短く礼を述べ。車窓から見える外の景色を眺めていたものの、停まったことで護衛の人間に促されるまま車を降り。思っていた以上の大豪邸にしばらく言葉を失ってそれに見入ってしまい)
そうか、俺だったら恨んでる
(自分が相手の立場だったら借金は自分達でしたものだろうに何故こちらにまで飛び火が移るのだろうかと思いたくなるものでキッパリと上記を述べて、屋敷の門をくぐれば「どうした?早く来い」とどんどん歩いていけばパッと見怖そうな大人達が「若~!お帰んなさい!」と次々と頭を下げていって、
____っ!?
(屋敷へ入った途端に聞こえてきた威勢の良い声と、どう見ても怖そうにしか見えない面々に一瞬顔が引き攣り。相手の発言に言い返したいという気持ちは募るものの、この状況で口答えするほど馬鹿にもなれないため返そうと決めていたジャケットを抱き締めながら相手を見失わないようにと着いていき。)
竜、その刺青似合ってんな
(一人の大人の名前と思わしきものを呼べばその大人の肩に入った龍の刺青を見ながら言って「へへ、そうでしょう?…って、そこの嬢ちゃんは…」と指を刺した先には相手がいて「あぁ、実は…いや、いいみんなにまとめて話す」と言えば屋敷に上がり、「おい、誰かいるか」と言えば現れた一人の和服美人に耳打ちすれば彼女を着替えさせるために「こちらです」と連れていき、自分は自室に入り部屋着に着替えて
(すいません、会話文が多くなりました…!
は、はい…わかりました。
(目まぐるしくテレビでしか観たことのない状況に目を白黒とさせながらもなんとか着いていき。今まで過ごしてきた場所とは全く違う、自分が異質にすら思えるほどに世界観の違う場所に居たたまれなさを覚えて相手について行っており。しかし、一旦相手と別々になることがわかると流石に知らない人間になることに不安を覚えるも、美しいその女性に促されるままに着いていき)
(/大丈夫ですよー!こういう世界観は初めてなので楽しいです!)
ふぅ...
(部屋着の和服に着替えれば一息つこうとして、今思ってみれば何故アイツを買ったんだろうと物思いにふけっていて、「惚れた...?」と小首かしげて「まさかな...」と鼻で笑いながら呟いて、やがて先程の人物から着替えが終わったとの報告があれば入るよう指示して、入ってきた彼女は綺麗な着物を着付けていて「なかなか似合ってるぞ」と微笑みながら言って
(/わわ、すみません!レス数を誤って記憶していました。てっきり自分のレスで終わってしまっているんだと勘違いしておりました…ごめんなさい。ええと…続き、レスしてもよろしいでしょうか…?不快なようでしたら自分のせいですし、打ち切りでも構いませんので…)
(自分は続けたい所存ではあります。ですが主様はどうでしょうか?新しいトピを続けていくにあたって支障はございませんでしょうか?続けるかどうかは主様の判断に任せます。
(/レス自体は遅くなってしまうかと思いますが、非常に楽しい世界観だったので是非続けたく思っております!もしよろしければ前の続きのお返事から再開したいのですが、大丈夫でしょうか?)
(自分も本格的に学校生活を迎えているので1日1レスも多々あると思います。そんな自分で良かったらまたお相手をお願いしたいです。またこれからもお願いします。
(/ありがとうございます!それではまた続きから絡ませていただきますね。よろしくお願い致します!)
ありがとう…ございます。
(これまで和服などまともに着たことがなかったせいか、若干の動きにくさを覚えながらも相手から掛けられた賛美の言葉に僅かに表情を緩ませ。しかし、どう見たって高価そうな着物なことが気になるのか、「こんな高級そうなもの着てていいんですか…?」と訝しるような口調で問いかけ)
やっと笑ったな
(微かに表情を緩ませる相手にこちらもふっと微笑みながら上記を述べて、相手に会ってからそれほど時間は経っていないものだがこれまでの様子からして笑う気配がなかったので、笑った顔が見えて嬉しくて。着物のことについて訝しるような口調で問いかけてくる相手に「気にするな。着物なら何着でもある」と心配させないように言って。「若ー!もう少しでご飯が出来ますよー!」と先ほどの男性の声がすれば「すぐ行くー!」と言い「行くぞ」と部屋を出ていき
(改めてよろしくお願いしますね
…はい。
(部屋を出て行く相手の後ろについて歩いて行きながら、やはり高価さの滲み出る家の造りに圧倒されており。相手の背中を見つめながら、自分を落札したときに名乗った相手の名前を思い出して今更ながらはっと顔を上げると、「真壁組の御曹司の…」と自然と言葉が漏れ)
ん、知ってたか…
(反射的に言葉が漏れたのかその言葉が聞き取れると、ここら辺では知らない人はいないのだが相手は知っていなかったようだと思っていて。「着いたぞ」と言えばそこは大広間であり、そこには強面の男たちがいて、その者たちに戸惑っている相手を見れば「怖がらなくていい、みんないいやつだ」と安心させるように言えば、お膳の前に座れば「皆に紹介する、こいつは結紗って言って人身売買で買った」と包み隠さず話せば「聞いたところによると天涯孤独だそうだ、仲良くしてやってくれ」と言えば男たちからは了承の声が上がり
よろしく…お願いします。
(相手へ上がる威勢のいい返事の声と、強面揃いなその光景にやはりあっさりと安堵できるはずもなく、緊張のために激しく波打つ心臓の鼓動を感じながら軽く頭を下げ。先程の相手の返事の仕方からしても、確実に此処は所謂『極道』と呼ばれる人たちの居る場所なのだろうと確信を強めていき。そのためか、必要最低限度の食事しか与えられずに空腹で仕方がなかったにも関わらず、食事が始まってもまともに食事が喉を通らずにいて)
「いやー、若も隅におけないすねー」
(と、一番近い男に話しかけられればその男は先程の龍の刺青が入った男であり「それはどういう意味だ」とムッとしながら相手を睨みつければ「いやー、そんなべっぴんな人が人身売買で売られるなら相当に値段が張るでしょ、よほど気に入ったと見える」と笑いながら言われればその様子からか部下からはかなりしたわれているようで「まぁ、気に入ったのは本当だけどな」と言えば箸が進まない相手に気づき、「どした?不味いか?」と相手の口には合わなかったのかと心配そうにしていて
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