主 2015-03-08 22:55:49 |
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いつもに増して何だか街の雰囲気がおかしいな……。まぁ気を付けておくか
(そして次の日、いつもどおり彼女の屋敷へと向かうために道を歩いているのだが何だか今日はいつもとは違い全体的に何かおかしな雰囲気に包まれており不審げに眉を潜めて。一般人なら分からないようなレベルだが、しかし警戒するにこしたことはないため注意しながら歩いているとようやく屋敷へと着いて。インターホンを押していつもどおりに要件を伝えると待ち人が来るのを待って)
気を付けると言ったって……まあいいわ、覚えておきましょう。
(門が開くのを待つ間にメイドから鞄を受け取れば、いつもなら見送りの言葉しか言わないのにお気をつけて、と言われた事に首を傾げて。意味が分からないもとりあえず了承すれば門をくぐり「おはよう、氷村」と声を掛けて相手の元まで歩いて行くも普段よりもピリピリとしている様子に訝しげな表情を浮かべて「なに? いつにも増して近寄りがたいわよ、あなた」と相手を見上げて)
ああ、おはよう。お前が俺に挨拶するとは驚きだ……。まぁちょっとどこか街の雰囲気がいつもよりおかしくてな。気のせいならいいんだが、万が一の事を考えて行動しないといけないからな。別に何があってもお前は俺が守るから問題はないんだが
(おはよう、という普段の相手からは言われ慣れない言葉にどこか疑問を持ちながらもとりあえず挨拶を返して。相手にも伝わるほどにピリピリしていたということは、自然とそれほどまでに警戒していたということであり流石にずっとこの様子だったら相手にも悪いため少し警戒を緩めると今朝感じたことをそのまま相手へと伝え、最後には相変わらず誤解を招くようなことを何事もないかのようにさらっと述べて。)
一言余計よ、挨拶ぐらい素直に受け取りなさい。
(返ってきた言葉に相手を睨むように見上げては腕を組み、町の様子について聞けばぐるりと周囲を見回して首を傾げて「ふぅん? 私にはよく分からないわ」相手と違って街の空気など感じられる訳も無く、投げやりにそう言うも信じてないという様子では無く。警戒を緩めた事にどこかほっとしたような素振りを見せれば最後の言葉に息を詰まらせ「あ、あなたのその物言いもそろそろ慣れて来たわ!」と全く慣れていない完全に動揺した様子で顔を赤くして言い切り)
なに1人で動揺してるんだ?車も来たことだし速く行くぞ
(自覚があっていったわけではないため、何故相手が顔を赤くしているのか理由が分からず特に気にしないでおくとようやく昨日のような車が自分たちの前に止まって。まるで自分の家の車のように勝手にドアを開けて中に乗って行くと運転手に向かって「悪いが、今日はいつもの道じゃなくて遠回りで行ってくれないか?」と万が一の可能性を考えるといつもの道を通るのは危険であり、詳しい話はしないが簡単に理由を伝えて。)
うるさいわ、放っておいて!
(全く自覚していない様子に不機嫌そうに睨みつければ、車に乗り込んで勢いよく座席に腰かけて足を組み。運転手に注文をつける相手に先ほど街の様子がおかしいと言っていた事に関係しているのかと考えれば特に反対することなく、伺うようにミラー越しに視線を向けて来る運転手に頷いて見せ「構わないわ。言う通りにして頂戴」とだけ言って後は窓の外を眺め)
北御門、もし学校で何かあったらすぐに俺を呼べ。そして今日に関しては常に警戒しておけ
(いつもとは違う道のりを車が走る中で、どこか険しい顔つきで窓から外を眺めながら隣に座る相手に向かって言葉を投げかけて。学校では常に一緒にいるわけではなく、当然別行動になってしまうため何かあってからすぐに行動したとしてもすぐに解決できるとは限らないのだ。「もしもお前の身に何かあったら空メールでも送るか電話でもしろ。それができない状況なら…俺が必ず何とかする」相手の方を向いていないのだがその声は真剣なもので、しかし相手のことを本気で心配している様でもあり)
何とかするって…。
(暫く窓の外を流れる目新しい景色を見つめているも、相手の声の真剣さに視線を車内に戻せば険しい横顔を見つめて口を開いて。連絡すら取れない状況が相手一人にどうにかできるとは思えず、また自分が少し気を付けたぐらいで回避できるとも思えずに「まあ、なるようにしかならないでしょ。私の帰りがあまりにも遅ければ家も動くでしょうし」と言って精々一人にならないよう気を付けるぐらいしかできないだろうなと考え)
まぁお前の家が動いたとしてそれがちゃんと機能すればいいんだがな……。とりあえずそういうことだ、もうすぐ学校着くぞ
(状況が分からない相手に言っても、理解することは難しいのだと改めて理解して最後にもう一度だけ念を押すように言うと、ちょうど良いタイミングで車が学校に着いて。そして車を降りると「今日は迎えに行くから放課後は絶対教室にいろよ。間違っても校門とか外で待ったりするな、いいな?」もし校門で待っていたら、自分が合流する前に攫われる可能性があるのだ。ましてや今日の雰囲気はいつもよりどこかおかしいため何があってもおかしくない。相手に一言言うと自分はとりあえず出席していることにするためだけに教室に向かって)
はいはい。もう分かったわ、分かったから。
(相手の念押しにいい加減しつこいとでも言いたげに頷き返せば車を降りて教室へと向かい。いつものように授業を受けてやがて放課後になり、相手の言葉通り人のまばらになった教室で席について待って居るも暇そうに見えたのか運悪く担任に声を掛けられてしまって。内容は荷物を教材室まで運んでほしいというもので、用事があるのかこちらの返答を聞かずに去っていってしまった担任に内心毒づき「まあ、この距離なら大丈夫かしらね」幸いにして教材室はこの教室の並びにあって、廊下の端ではあるがそこまでの距離では無く。鞄から携帯だけを取り出してポケットに入れれば荷物を持って教室を後にして)
ちっ、よりにもよって今日捕まるとは……。ちゃんと残っていてくれよ
(今日もいつもどおり授業には出席せず、適当な場所で暇を潰していたのだがそんな自分の態度にいい加減頭にきたのか、放課後一応担任教師である先生に見つかってしまい職員室へと連れて行かれて。無理矢理でも話を切って彼女を迎えに行くのは簡単だが今後の事を考えると一度くらいはこういう目に合っておけば教師も少しは落ち着くだろうと考えて大人しく説教を受けることにして。退屈すぎて寝そうだった説教もようやく終わり、時間を取られたことに小さく文句を言いながら急ぎ足で彼女の教室へと向かい始めて)
開いてる…?前の人が閉め忘れたのかしら。
(教材室の前に着き荷物と一緒に担任が置いていった鍵で開けようとするも、既に扉が若干開いている事に首を傾げて。鍵の閉め忘れだろうかと考えれば扉を押して中へと入り、ほぼ荷物で埋まってしまっている窓からの微かな明かりを頼りに空いている棚を探し。埃っぽさに顔を顰めながらも奥の方へと進んで行けば、不意に後ろから伸びて来た手にハンカチで口元を押さえられ、驚いて荷物を取り落し)
(/フラグ回収完了であります、例によって何で襲われてるのかとかは考えてないです← この後は連絡できるorできない、連れ去られるor悠君が間に合うの数パターン考えているのですが…どうしましょうかね?)
どういうことだ、何故いない?くそっ、まさか……っ!
(急いで教室に向かい、ドアを開くがそこには待たせているはずの彼女どころか誰1人もおらず、急いで携帯をとり出してメールを受信していないかどうか確認するも特にメールは来ていない。嫌な予感が的中してしまったのだろうか、教室を出るととりあえず校内中を探しまわるために怒られることなどd気にもせず全力を駈け出して。しかしやってしまったと言うべきか、まずは1階から順に探すために階段を降りてしまい彼女が向かった教室の横を通らず)
(そですね……、連絡はギリギリできたけど内容はただの空白のメール、それで連れ去られましょう!そっちのほうが展開的に燃える←)
……ん…っ…!
(口に当てられたハンカチの湿っぽさと広がる薬品の臭いに危険を感じて血の気が引いていき、何とか振りほどこうとするも非力な自分がいくら暴れたところで背後の人物はびくともせず。段々と視界が霞んでいく感覚と自分を押さえつける腕に恐怖を感じ、パニックを起こしそうになったところで頭をよぎったのは朝の相手の言葉。気付かれないようにポケットの中に手を伸ばせばそのまま操作し、既に作成してあった相手宛ての空メールを呼び出せば薬品のせいか身体が弛緩して行く中、最後の気力で送信ボタンに触れてから意識を失い)
(/了解しました!ではちょっと誘拐されてきます←)
他はどこだ……?人気がないような場所は……
(どこを探しても見つからず、焦り出す気持ちを持ち前の冷静さで抑えながら頭を振り絞って考えていると不意に手に持ったままだった携帯が振動して。もしかしたら……、そう思いながら急いでメールの中身を開くと予想通りである差出人に一瞬苦い顔をするもすぐに状況を把握して。内容のないメール、つまり空メールを受信したということは相手の身に何かあったということだ。メールを出せたということはまだ何か起きてからそんなに時間は経っていないということとまだ相手は無事だということ。普通に考えれば学校の中から連れ去られた可能性があり、ということは考えている暇などはなく目的も特に考えついていないのに学校から飛び出して行き)
(/りょうかい!頼みました!←)
ここ、は………?
(身体に感じる冷たさに意識が浮上して、ぼやける視界に映る見覚えのない風景に掠れた声を上げて。まだ薬が残っているのかぼんやりする頭でなんとか状況を把握しようと努めれば、どうやら薄暗い倉庫のような場所のコンクリートの床に転がされているということが分かり。「こ…の!外れなさいよっ!」両手は後ろで縛られ足にもロープが巻き付いており、そのロープは近くの柱に括りつけられていて逃げられそうにない。身体を動かしてロープを外そうとするも強く動いたせいか肌に擦れて血が滲み、顔を顰めながら何とか身体を起こして辺りを見回して)
すまない、この街の全体地図を貸してくれ。―ああ、悪いな
(まだこの街には来たばかりでどこがどこだが全て把握しているわけではなく、この状態で探しまわっても絶対見つからないだろう。護衛対象が誘拐されるなんてことは初めてではなく恐らくこれが二度目になる。自分の未熟さに歯痒い思いをしながら近くのコンビニに入ると真っ先に店員からこの街の地図を借りて、どこか連れて行きそうな場所を探していき。そんなに時間も経っていないし、遠くに連れて行くという理由も見つからない、昔護衛対象が誘拐された時は使われていない倉庫に閉じ込められていて今回もその可能性がある。「それと、今そんなに使われてない倉庫って近くにあるか?」倉庫など全て地図にのっているはずもなく、店員から近くに倉庫は3つ程度あると言われると悩んでいる時間もないため地図を渡すとすぐに店から出ていき)
携帯…は流石に取られてるか。
(倉庫内はそこまで広くないが雑多に物が置かれており、それらが埃を被っている事から今は使われていない場所だと分かる。出入り口は正面に一つ、窓はあるが天井近くの高い位置にしかなく、鉄格子もはまっているため仮にロープを外せても逃げ道は無さそうで。そこでふとポケットが軽い事に気付けば上記を呟き、メールはちゃんと送れたのだろうかと考えていればドアが開いて数人の男が現れ、その黒スーツとサングラス姿に少し前の襲撃を思い出して。「貴方たち、この前の…!」まだ諦めていなかったのかと睨みつければ一人がこちらに向かってくるので「な、何よ、近寄らないで!私にこんなことして、タダじゃ済まないんだから……きゃぁ!」と精一杯声を上げるも腹部に痛みを感じると同時に後ろに飛ばされ、表情を歪ませて蹲り)
ちっ、ただ走り回ってるだけじゃ遅くて間に合わない…!
(1つ、そして2つ目と使われていない倉庫を回ってみたがそこには誰もおらず、しかも3つ目の倉庫はここから結構離れている場所にあるため恐らく足じゃ時間がかかって手遅れになってしまう可能性があり。焦る気持ちを抑えながら周りを見渡すと、ちょうどバイクに乗ろうとしている若者の姿を見つけて、その瞬間とある事が思い浮かびすぐにその少年へ音もなく背後から近付いていくと首の後ろを手刀で叩き気絶させて。「ちょっと借りていくぞ。大事な護衛対象が待っているんでな」気絶した若者の手から鍵を取ると、一言詫びを入れてからバイクにまたがりエンジンをかけて。バイクこそはもっていないが実は免許は持っていて扱い方も分かっており、エンジン全開で恐らく彼女がいるであろう最後の倉庫に向かって走り出して)
「男達よ……私にひれ伏すがいい…!」
「何で私が命令されなきゃいけないのよ?」
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名前 白鳥院 エリィ シラトリイン エリィ
年齢 16歳
性格 我が儘で、たまに無邪気で好奇心旺盛で。プライドが高い。精神年齢は凄く低く、10歳位。取り敢えずめんどくさい奴。自分が思った事はやる。絶対ね。人が思った事は絶対しない。思った事はすぐに口に出してしまう。飽きっぽい。自己中心的。反省?ナニソレオイシイノ?の人。幼い。なのに何かと憎めない。
容姿 肩まで伸びた水色の髪、ふわふわロング、赤く澄んだ瞳。ピンクのロリータふわワンピースのピンク。背中に赤いリボン。薄紫色のリボンでサイドテールをしている。制服?そんなの面倒くさいわよ。しかも皆と同じとか馬鹿みたい。の人。白いハイソックスに茶色の革ブーツ。首からは懐中時計をぶら下げている。背が低く、152cm程。日差しは日に焼けるから、と言って赤い、ピンクのレース付きの日傘を差している。目はややつり目。起きてすぐはジト目。
備考 運動神経がいい。が、勉強は面倒くさいらしい。ペットに白狐、白猫、白蛇を飼っている。愛称は
白狐・レミィ
白猫・ツパイ
白蛇・マイナ
武器を持っている。
長刀
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