羽毛 2015-02-17 18:05:31 |
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トリップ物が大好物なので、夢小説は結構トリップ物大目になってしまう可能性が。
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夜空を見上げれば本物の満点の星空、なんて物が目に入るこの小高い丘。きっと後ろを振り返れば遠くに民家の灯りがちらほらと薄く輝いて見えるのだろうが、今の己には空からの光だけでも十分な灯となっている。いや、何億も昔の小さな光ですら、黒を纏う己にはあまりにも目が痛い。身を裂くような冷たい季節の風が頬を掠り、そのまま身に纏っている黒装束の端を翻して去っていく。ほうと吐き出した息は白くはならない物の、上がっていく蒸気には確かに熱が込められていた。視界に移る石、いわゆる墓石。ローブについた小さなポケットに暖を取るべく手を入れる。冷たい風が髪を靡かせれば、息を小さく吐く事はあれど体を小さく震わせる事もしない。石のように固まりながら、目の前の塊に彼女の面影を見出そうとしているばかりだ。来年こそは花くらい添えてなどと思うがそれが実行できた事は無く、教職の忙しさを理由に逃げているのが事実。
「リリー…」
ようやく小さく動いた擦れた唇から、同じく小さく擦れた声が墓石に刻まれた彼女の名を呼んだ。墓石の前には、きっと己以外の誰かが添えたのだろう、小さな野花が一つ。冷たい風より冷たい石の体より、小さな花こそ彼女なのだと。もう一度彼女の名を紡ごうと開かれた口は、夜風に遮られ、音が出ること無く静かに閉じられた。
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セブルス・スネイプの墓参り。
全体的にグダグダだけど最初が最高にグダグダしてる。久々に書いたら思ってた以上にかけない。
リハビリが必要。
ロルと混ざる事、語彙力が足りない事、切る所が全体的に怪しくてそこの表現もマズイ。改善点がいっぱいです。
冬の図書室は、なんとも居心地の良い物か。
談話室と違い喧しい輩もいなければ、独特で僕の大好きな本の香りで満たされていて。
「やぁ、可哀想なスニベルス。今日も一人で陰気臭いな。」
横に立つ、この世で最も憎むべき男がいなければ、最高だったのに。もったいない、それしか言葉が出てこない。
男の声に思わず一瞥くれてやるも、その言葉は無視して本に向き直る。ここで騒いだなら追い出される、いくら馬鹿な男でも知っているはずだ。だから手を出してこない、出してこないでくれ。
男の性格は分かっていたはずなのに、この穏やかな空間に酔いしれたくて、現実から目を逸らした僕の罰なのだろうか。
「…なぁスニベルス、返事もできないのか?」
苛立ちを隠した冷静な声が降ってきたと思えば、次の瞬間には体は地面に叩きつけられていた。同時に聞こえる大きな音と、視界に入るのは倒れた椅子。そして聞こえてくる笑い声に、怒鳴り声に。
―――
終わり所が難しい。
学生セブルスと学生ジェームズ。
こういう軽い感じの小説も書きたい。
というかこういうのをメインでやりたいとも思っていたり。
今日も素敵ね、かっこいい、そんな言葉がまるで土砂降りの雨のように降ってくる。そんな事は知っている。顔も両隣の奴らのようにマヌケでは無い、プラチナブロンドの髪はいつも丁寧に纏め上げ、制服には皺の一つも無い。
由緒あるマルフォイ家の名に恥じぬ振る舞いはしているつもりだし、家柄に見合った態度、更には態度に見合った実力も兼ね備えている。謙遜するつもりは無い。全てが事実なのだから。
隣で腕を絡ませて歩くパンジーの高い声にも嫌な顔はせず、口角を上げて笑って相槌を打ってやる。友人も、接する態度も、選んでいる。選べる立場、選ばなくてはいけない立場としてだ。
「ここの階段、いつも一段消えるの。危ないから、今度からは注意してね」
生徒達の声、雑踏の中でただ一つ、澄んだ鈴の音のような声が、その声だけが耳にすっと入ってきた。声の方へ目をやると、階段の前で下級生に笑顔を向けている少女が一人。黒く美しい髪はどんな手入れをされてきたのか、白い雪のような肌は日の下に出た事が無いのか、あの笑顔が更に深まったら、どんな表情をするのだろう。
考える予定の無かった事が一度に、しかも大量に、突然に流れ込んでくる事は初めてで、パンジーに腕を引かれてようやく我に返った。どうやらずっと彼女を見ていたらしく、はっと意識を戻せば彼女を目が合った。
ふわり、花が咲くような、とはこのような事を言うのだろう。少し困ったような、それでいて照れたような笑顔に、赤みがかった頬が恐ろしく合っている。
これが見惚れる、というのだろうか。緩く手を振ってきた彼女に答えるべく手をあげようとして、思いとどまった。
「彼女、グリフィンドールよ」
何を察知したのか、パンジーのそんな声を聴いて目をやると、確かに彼女は忌々しいあの色で。
振り切るように前を向けば、そのままパンジーを引きはがす勢いで歩を進めた。
気付いてよかった、彼女を深く知る前に知ってよかった。目を逸らす事が出来て、よかった。
何かに飲み込まれそうだった、そんな感覚に酔いしれる前に。
―――
ドラコと夢主。
おしとやかな夢主でも、お転婆で元気いっぱいの夢主でもいいよなーって話です。
色んな夢主で書いていきたい。
ピーブズと互角にわたりあえる夢主とか書いてみたい。
「やぁやぁ、そこに見える黒髪は!」
「やけに目を引く白い肌は!」
「「我らが姫ではないか!」」
喧しくわざとらしい、そして大げさな身振り手振りと共に目の前に登場したそっくりな顔。いつもと同じ登場ながらも、恐らくそれ故の笑いが込み上げてくる。
目の前の双子に挨拶を返し、何か用があったのかと尋ね終えたか終えないか、そんな所で待ってましたとばかりに言葉を重ねてくる双子たち。
「実は俺達良い事考え付いて!」
嬉々として語るその姿は無邪気な子供のように輝いているのだが、どうせその内容はろくでもない、そしてフィルチからすれば全く良い事などでは無いのだろう。
だが、自分の本質は生憎フィルチよりもずっと双子寄りで、トラブルに巻き込まれると知っていながらも好奇心は抑えきれない。
そんな私の様子にやっぱり、なんて笑う双子。早く話をするよう促す私の瞳はきっとイキイキと輝いている。
「教えてやりたいのはやまやまだけど、こんな所じゃアレだ」
「俺達の部屋に行って話そうぜ」
「「さぁ姫、お手をどうぞ」」
息がピッタリの双子に、再び笑い声をあげる。目の前にうやうやしく膝をつき手を差し伸べてきた二人の手を取れば、立ち上がった双子に半ば引きずられるように駆けていく。
数刻後、フィルチの怒鳴り声と共に、元気な声が三つ。
「悪戯完了!」
――――
夢主と双子。
今のところ夢主は共通して黒髪に白い肌の可愛らしい日本人。
トリップか否かは分からない。
黒髪に白い肌の子がいたら目立つよなーってのと、たんに私の好みです。
「ヘイ、迎えに来たぜダーリン」
鉄格子の向こう、生き生きとした明るい、馬鹿みたいな台詞が聞こえてくる。空を飛んでいるのが車だと分かったのがさっき、そして車が回転してライトの光が弱まり、バカげた台詞の声の主が誰か判明したのが今。
「おい、早くしろよ!気付かれる前に!」
至極楽しそうな笑みを浮かべて窓枠に足をかけている少女の後ろから、これまた見知った顔が焦ったように登場した。
会いたかった、ハニーって呼んでくれ、再会のハグがしたい、ふざけた事を言いながら鉄格子と車を紐で縛る少女もまた顔見知りで、いつもよりテンションが高いように思う。
だがこっちは、まだ状況が理解できていない。
下がれ、なんて声に従い、夢現のような状態で下がれば、次の瞬間に牢屋は壊された。
車の中、楽しげな声と熱いハグで、僕は囚人では無くなった。
―――
ウィーズリー兄弟がハリーを車で助けにくるシーン。秘密の部屋の冒頭です。それにハイテンション夢主。
きっとこの夢主は誰コレ構わず口説いてる。
「おい、止まれッ!」
「ッ……いったいわね、何すんのよ!」
逃げるような仕草を見せず、だが歩を速めてこの男から事実逃げていた。しかし逃亡劇もこれで終わり、握られた腕に込める力の強さに思わず顔を顰め、足を止めた。
軽く息を乱して振り向けば、そこには私とは真逆で腹が立つほど涼しい顔をしてる彼。
いや、顔の顰め具合なんて物があれば、それは私以上かもしれない。正確に言えば、しかめっ面で息一つ乱していない、そんな状況。イケメンな顔が台無しね、なんて鼻で笑ってやれば大きな舌打ちが聞こえた。
腕を強く降れば解放されると考えていたが、力の限り前に後ろに振って見ても相手は離す気も無いらしく、こっちが一人で更に息を切らすだけだった。
「なんなのよ、本当……。……そんなに私がセブと一緒にいるのが、気に喰わないわけ?」
大きな溜息と軽蔑したような視線、呆れたような口調で語りかければ彼の眉間の皺は増えていく。
彼の怒りの原因は分かっている。分かっているから逃げていたのだ。
他の悪戯仕掛け人の3人も私がスリザリンの、しかも仕掛け人のターゲットとなっている少年と私が仲良くするのは気に喰わないらしい。
だけどその三人も表面上は顔を顰めて注意するくらいで、こうやって追いかけてきてまで喧しいのは彼くらいだ。
彼、シリウスは、別にジェームズのようにリリーなんていう目的があるわけでも無い、他の二人のように傍観者というわけでもないが。
毎度毎度このやり取りをする度に、何故、なんて単語が頭に出て、口に出る。
「あんな奴、ほっとけば良いだろうが!話し相手なら俺達がいるだろ!」
そして、毎度毎度、子供のような言葉を口にするようなもんだから強く言えない私にも、非はあるのだろう。
「あのねぇシリウス、私、別に話し相手がいなくて寂しいから、セブと話してるんじゃないのよ」
「その呼び方も止めろ、そんな馬鹿みたいな愛称を口に出すのはエバンズだけで十分だ」
理由なんて聞きたくない、そう言っているように感じるのは私だけか。
シリウスの言葉も聞かず、続ける。
「私がセブと話すのはね、セブの事が貴方たちと同じくらい、大好きだからなの。分かる?」
緩く首を傾げてやれば、唇を噛むシリウスの姿。聞きたくなかった、なんて、言わせない。
「…もちろん貴方たちも好きよ、大好き。でもね、友達なんて、誰かに決められてなる物じゃないのよ?」
優しく子供を諭すように声をかけるも、彼の視線は地面とぶつかっておりこちらを見る気配も無い。
彼の言いたい事は分かっている。彼との付き合いで彼の性格も知っている。本気になれない恋人に囲まれた彼は、きっと「本当」が、私達友人しかいないのだろう。家も複雑だと、知っている。
「ねぇ、機嫌直してよ。さっきも言ったけど、私、貴方も大好きなんだから…そんな顔されると、困っちゃう」
あと、痛いからそろそろ離してくれる?
優しい口調で、眉を下げ、ちょっとだけ肩をすくめてやって。これでいつも仲直り。…大好き、なんて言葉にしてしまった今日は、どうなるか分からないがそこは神にでも祈るしかない。
「俺は…」
「ん?」
何かをポツリと囁いたシリウス。その先が聞こえなくて、少しだけ身を乗り出して耳を傾ける。
次の瞬間、ぐいと引かれた腕に、気が付けば体はすっぽりと彼の腕の中。
女の子の扱いは得意なはずでしょ、痛いわよ。
うるさい心臓が、口を開かせてくれない。
耳元で囁かれた言葉の横で、うるさい鼓動が、二つ聞こえた。
――――
学生シリウスと夢主。シリウスの嫉妬。
最初はただの興味だった。ほんの少しの興味がここまで大きくなるなんて、あの時は知らなかった。経験が無かったから、そう言い訳でもしておく。
最初見かけたのは禁じられた森の近く。キャーキャー騒いで群がる女を縫って、静かに本を読むアイツを見かけた。きっかけはそれだけ。ただ、遠くからでも美しいと思った黒髪と、薄ら光でも放っているような白い肌が印象に残ったせいだ。
その後何度か廊下で見かけて、ジェームズが付きまとっているエバンズの友人という事が判明してからは早かった。
ただ、見た目が良かった。笑顔も良かった。だから声をかけた。あぁ、いつもと同じ、女が喜ぶように。普通の女なら気を遣わなくてもあっちから気を使ってくるもんだが、アイツは違った。
全くぶれない。イケメンだとはやしたてる事はあっても本気では無かったし、そういう雰囲気に持ち込もうとしても、爆笑された。なんだアイツは、言い寄ってくる相手に爆笑なんてするか?普通。
色々試した。だが、やっぱりアイツは、折れなかった。
それからは諦めて良き友人として付き合っていたが…手遅れだった、というべきだろうか。
ミイラ取りがミイラになる、というのはこういう状況なのか、なんて、赤い頬で学んだ。
それに気づいたのは、気に喰わない、陰気で、根暗で、最低な泣き虫野郎の存在もあったからだが、そこはどうでも良い。
重要なのは、アイツの立ち振る舞いだ。
エバンズと友人というだけで嫌な予感はしていたが、見事的中。俺達よりももっと早くに仲良くなっていた根暗野郎とアイツは、愛称で呼び合うまでになっていた。最悪の事態だ。
アイツが根暗と話す度にイライラして、俺に笑顔を向けるたびにドキドキして、胸の奥が締め付けられて、それは根暗と話している時にも強くなって、もう、わけが分からなかった。
…いや、どんな事態になっていたのか分かっていた。ただ、目を逸らしていただけで。
そして、この間、やっちまった。アイツの口から大好きなんて言葉が出て、頭の中が真っ白になった。アイツは俺達も大好きだと言ったが、そんな物後付にすぎない、根暗が大好きだと、そういった。更に根暗野郎は「セブ」なのに、俺は「あんた達」の中の一人だ。
グルグルと思考が周り、女々しい考えなんて物が胸を締め付けていても、やっぱりアイツの声は俺の中に届いてきて、
……気付いたら力任せに抱き寄せていた。
そんなつもりは無かったと言えば嘘だが、あの状況で、あのタイミングでやるつもりなんてサラサラ無かった。
それで、言った。…これも、言うつもりじゃなかった。それなのに口が勝手にその言葉を出すもんだから。
もう終わりだろう、それならば、拒絶されるまでせめてこの腕の中の温もりを。
そんな事を想いつつ下を見たら、真っ赤なアイツの耳と、横顔が、見えたから。
俺は心臓の音を初めて聞いた。
―――――
前回のシリウス。難しい。
思ってたのと違うくなった。難しい…
「セブーッ!ねぇねぇ、セブー!」
「教師に不埒な行為を働くとは、グリフィンドール10点減点」
「ひっどい!」
ただ抱き着いただけなのに、なんて頬を膨らませて怒ったふりをしてみるも、振ってくるのはじと目だけ。
離れろ、邪魔だ、目が語っているとはまさにこの状況。さすがにそろそろ離れないと殴られそうだ、そう考えればしぶしぶ離して距離を取る。ほんの少し。
「…何の用だって聞かないの?」
「貴様は何の用が無くても来るだろう」
「そうだけどさぁ…ねぇ聞いてよー、聞いてよー」
「……何の用ですかな?Ms―――」
「んっふっふ、それはねぇ…セブに癒しを貰おうと思って!」
ドヤ顔で言い放ち、力任せに突っ込んで抱き着いて。そのままスリスリと頬をこすっていれば、ガンと殴られた。
力はそれほど強くないものの本の角は痛いよセブ。
――――
教師セブとお転婆娘ほのぼの
多分ずっとこんな調子
「えーと……」
唐突な彼女の言葉に、思わずきょとんと眼を丸くしながら咥えていた板チョコを一口大にパキリ。
チョコレートと私、どっちが大事なのよ。胸の前で拳なんて作って顔を顰めている可愛らしい彼女が目に入るが、どうせいつもの御ふざけの一貫だろう。
彼女の一番のお気に入り、なんて光栄かつ貴重な立場を賜る僕にはその可愛らしいおふざけに答える義務がある。権利がある、と言った方が気持ちが良いが義務と言うのには色々と理由がある。
「そんなにチョコチョコしてたら、私、セブの所に行っちゃうんだから!」
彼女は冗談半分なのだろうが言われた方としては気が気ではない。ジェームズ、シリウスとは違い彼にそこまで執着はしていないが、わざわざそう宣言されてあっちに移られでもしたら暫く憎悪で眠れない。更に言えば、あの犬と鹿から叱咤を受けるのも僕だ。
「また急だね。どうしたの、暇?」
「そうね、簡単に言えば、うん、そうね」
僕が訪ねればさっさと演技を止め、素直に頷く彼女が酷く愛らしい。
だから構えとでも言いたげな視線に思わず笑みが零れる。きっとだらしなく頬が緩んでいるのだろう、彼女がなんて顔してんのよ、なんて喚く。
食べかけのチョコレートを銀紙の中に戻し、机の上に置く。
その様子を見ながら待つ彼女は、餌を待つ犬のようだ。そこまで考えて、あの男と同類は可哀想だなんて考えればその考えを消して、猫にでも置き換えようか。
気紛れで愛らしい彼女は猫のよう。
「ほら、おいで」
彼女の方へ向き直り、緩い笑みと共に両腕を広げてやれば実に彼女らしい元気なタックルが繰り出される。思わずう、なんて小さな声を上げながら足を踏ん張り、額を擦りながら抱き着いてくる彼女の頭を撫でる。
気紛れで、我儘で、甘える時は全力で。
「満足かな?」
無言でスリスリとこすり続ける彼女はとても可愛らしい。
僕だけに甘えてくる、僕だけの特権。
飼い主とペット、なんて関係も良いかもしれない。
――――
学生リーマスと夢主。
猪突猛進夢主は猫というよりはイノシシ。パワフルにドーン。
横には目の前の二人を睨む黒い蝙蝠君。
右前にはまるでヤンキーの如く酷い目つきで挑発してくるイメケンわんこ。
左前にはニコニコと穏やかな笑みを浮かべながらも何処か黒いオーラの出てる狼君。
そしてその中央。
前に出てこようとする蝙蝠君を抑え、わんこを足で遠ざけて威嚇し、狼君からできるだけ体ごと逃げようと頑張るこの私。
「助けてリリー助けてリリー、エバンズ様助けてエバンズ」
三人の陰険な雰囲気というか殺気に板挟みにされた私。祈るしかないじゃない。全力で祈るしかないじゃない。コイツらの話を聞いてくれそうな女神の如く美しい御方に祈るしかないじゃない。
どうしてこうなったか、なんて、そんな事は問題じゃない。
理由なんてそこらへんにごろごろと撒かれている物だし、もうこんな事日常茶飯事だ。
ただ今回はちょっと本気っぽいというだけで。
おふざけ担当のジェームズがいないからかもしれないと一瞬気迷ったが、絶対にあの鹿男はいない方が良い。絶対に良い。アイツは軽く引き金を引く男だ、いなくて本当によかった。
「セブッ!!」
遠くから鈴の音のような軽くて愛らしい声がする。草を踏みしめて走ってくる、可愛らしい彼女の姿が見える。
「リリーッ、待ってー!!」
その後ろから、全力で女神を追いかける、鹿も見える。
BAD END.
――――
学生親世代。わちゃわちゃしてたら可愛い。苦労人夢主。
ハリポタ大好きです••!
特に主様のキャラと文章力にhshs••!!
甘い感じも尚更良い••!
応援してます!執筆頑張って下さい^^*
おおおおお、ハリポタ好き様がいらっしゃるとは…!嬉しいですっ…!
勿体ないお言葉…ありがとうございます…!!
はい、頑張りますね!応援ありがとうございます!
次にいらっしゃる時はお好きなキャラでも是非是非教えてくださいねっ…!
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