【APH】魅惑の世界へ【NBL♂募】

(/はわわ、どれも魅力的で悩んでしまいます。私は何方でも構いませんよ。其方様の希望にお任せ致します。)

(/わわ、私もとても悩んでしまいます…笑じゃあ、西でお願いしていいですかね?)

(/了解しました。では簡単に絡みロルお願いします。あと質問要望とかはありませんでしょうか。)

(/了解です！特にはありません、大丈夫です。)

おい、スペイン。どこ行ってたんだよ。ずっと此処で待ってたんだからな！(眉間に皺を寄せ大きく頬を膨らませた不機嫌顔で相手の帰りを迎え。相手の家だというのにソファーに体を大きく広げ足を組んで大きな態度で待ち構えていて。)

(/ありがとうございます。では何か御座いましたらその都度気軽にどうぞ。宜しくお願いしますね。)

んー、どこってそりゃトマト畑やん。聞かんでも分かるろ…ってロマーノ！？な、なんでここおるん？親分も自然に向かえてもうたけど。(被っていた麦藁帽子外し首に巻いたタオルで汗乱雑に拭いながら至極当然の様に返答するも、ふと自分一人の家から聞こえた声に一瞬思考停止し。慌てて顔上げれば視線の先で不服そうに此方を見る相手に漸く気づき目を見開いて)

（/はい、宜しくお願いします。）

ああトマト畑かよ。ちゃんとそこも見とけば良かった。…って、なんだよ、俺が来ちゃいけないのか?（相手の言葉に納得してから不思議そうに小首を傾げ。親分心をくすぐるように「折角子分が来たのに…。」と眉を下げ寂しそうにじっと見つめて。）

い、いや、ちゃうねんで？拗ねんといて。ホンマ、吃驚しただけで親分ロマーノがおって嬉しいんやから。(慌てて両手振り弁解を始めると、安心させようと隣に座りへにゃり笑いかけ。仕舞いには先程収穫したばかりのトマト相手に差し出し「ほら、ロマーノの好きなトマトやでー？」と自信満々に言い放ち)

ふふん、だよな!スペインは本当子分離れ出来てなくて仕方ねーな。(大きな笑みを浮かべ胸を張っては、顔を背けて悪どい笑みを浮かべ「さすが俺の演技力、まんまとひっかかったぜ。」と小声でぼそり、と呟き。トマトが差し出されると一気に表情を明るくさせて「た、食べていいのか!?」とやや興奮気味に訊ね。)

せやなぁ。でもこうやって親分とこに遊びに来るロマーノやってまだまだ親分離れ出来てへんやん。違う？(頰緩めへらり笑い乍相手見つめでは小首傾げ指摘し。トマトに明らかに喜び滲ませる相手視界に捉えれば「どうせならそれで親分なんか作るで？」とやる気満々で問いかけ)

んな、スペインが俺が居なくて寂しいって言うから遊びに来てるだけで俺は親分離れ出来てるんだからな。(的確な指摘をされると一気に動揺した表情に変わり早口で言い訳を述べ。相手の問いかけに大きく頷き「なに作るんだよ?美味しいもんだろうな。」とまるで子供のようにはしゃいで。)

へー、そうなん？そっか。せやな、確かにロマーノ居なくなって寂しい思ってたけど、なんや俺の為に来てくれてたんやね。(親分離れ出来てるという言葉に一抹の淋しさ覚えるも作り笑い浮かべては何も無いように振る舞い。子供のようにはしゃぐ相手に自国のレシピ頭の中から引き出し「なら、パエリヤ作ったろか。」と腕捲りして)

…本当はちょこっとだけ会いたかった。(作り笑いに気付き、甘えるように相手の裾を掴んで体を近づけ小さな声で言い。パエリアと言葉にぴくりと反応して「俺、大盛りな。お腹空かせて待ってるから早く作り終われよ、このやろー。」と大きな笑みを咲かせ、かなり上機嫌な様子で。)

ほんま？親分も逢いたかったで。(嬉しそうに口角緩めへにゃりはにかむと柔らかな髪撫でつけて。くるり向き返りキッチンに足を運ぶと「はいはい、大盛りな。まかしとき！」と大きな声で返し手際良く食材を吟味し始めて)

嘘吐くわけねぇだろ、そんくらい気付けばか。(本音を呟いたことにより気恥ずかしくなり顔を隠すように若干俯き、大人しく撫で受けて。/小さく鼻歌を歌い始めるも相手が気になり、たまにちらちらと台所の方を見たりして。)

あー、すまんロマーノ。ちょっと親分体調崩してもうて…ホンマごめんな。(/す、すすすみません。インフルにかかってしまいまして。大変お待たせして…まだいらっしゃるでしょうか。)

大丈夫かよ、スペイン!?えっと…えと、ト、トマト食うか?

(/いますよ! 謝らなくて大丈夫です。インフルの方は大丈夫ですか?)

トマト？んん、おおきにー。優しいなぁ、ロマーノ。

(/はわわ、ありがたき幸せ。今はもう大丈夫です。ほんとうにすみませんでした。)

別に、お前のためじゃねえぞ。お前が居ないとトマト畑の世話を俺がやらなくちゃいけない羽目になるのが嫌なんだからな。

(/いえいえ大丈夫ですよ！体調が戻って何よりです。)

はは、ロマーノは素直やないんやから。ま、其処がお前のいいところやけどな。たまには親分と一緒にトマトの世話したってや。

(/お優しい言葉に涙が！！ほんとありがとうございます。これからもよろしくお願いします。)

ふん、まあ収穫した3分の2以上のトマトをくれるなら考えてやるぞ。そしたらそのトマトでたまには何か作ってやる。

（/此方こそこれからも宜しくお願いします！）