加州清光 2015-02-12 17:04:17 |
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>おじいちゃん
わっ!お、おじいちゃん…!
(相手の言葉に安心していたのもつかの間、気が付けば自分の背中に短い腕を掛けぐにぐにと体を揺らしながら登ってくる虎達に思わず驚きの声を上げてしまい。二匹くらいならどうにか抱き上げられるものの五匹みんなでかかってこられてしまえば流石に身動きが取れず、見た目こそ可愛らしいものの少々困ってしまうこの状況に相手に助けを求める様に声をあげて。)
>おばあちゃん
えへへ、おばあちゃん大好きです!
(相手の朗らかな笑顔は沈みかけた気持ちを明るく持ち上げてくれるようで、思わずふにゃりと緩んだ笑みを浮かべると撫でられている頭を気持ちよさそうに相手の方へと軽く寄せながら言葉を口にして。)
…あ、そうだ。そういえば僕、主様にお使いを頼まれていて…その、おばあちゃんと一緒に行けたら、なんて…。
(不意に思い出したように声を上げながら少しだけ相手と体を離すと話に夢中になっていたあまりすっかり忘れていた託けを思いだし、懐から主にもらったメモを取り出すとそれを両手で握りながら一緒に行ってくれることを期待しているような、強請るような目で相手を見つめて。)
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