名探偵と大泥棒（コナンとルパン）

覚えておいたらな
（相手の忠告を適当に流しつつも、覚えておいたら聞いてあげようと上から目線で思っていて。暫くエレベーターが上がっていくのを見ると「こう高いところってなぁ、無駄に厳重警備したがるのよねぇ～」と、過去の記憶を蘇らせて呟いて）

(人が親切に言ってやったのにと思う半面、相手ならドジを踏むことは無いだろうと考えていて。たしかに警備は厳重なのだが「おじさんみたいな人がいるからでしょ」と相手の稼業をついてからかって)

（相手の考えていることなど知らずに、段々高くなっていくのにワクワクしており。「何でぇそうなるのよ」とショックを受けたように肩をガックリ落としてションボリして）

(ワクワクする様子を横目に『○○は高いところが好きとよく聞く』などと失礼な事を考え、文句を言われそうなので口には出さずにいて。ションボリされたところで警備や警察が敵な事は事実だろうと心の中でツッコミを入れて「おかしなこと言ってないよ」と首を傾げて惚けてみせ)

（相手が考えている事など知らずに、まるで子供の様に「すげぇ高くなってきたぜ。もうお空の天国ちゃんが近付いてきていらっしゃることで」何て、よく次元に向かっていう冗談をいつもの様に行って。「俺様だけじゃねぇだろ……」とどこかの白いマントをしている怪盗の姿を思い出しながら拗ねていて）

本当に高いね
(相手への突っ込みを棚に上げて、窓に張り付くようにガラスに両手をつき遠くまで眺め「おじさんより慎重だよ」と手口の大胆さや鮮やかさは両者共に似た者同士だが、何となく目の前の相手の方が派手に思われて考えながら述べ)

なんか軽く流しただろ
（若干流された感がありムッとしながら相手と同じように窓に張り付くようにして遠くを眺めており。「そうかぁ？対して変わんねーだろ」と、トランプ銃と言った銃系や煙などを使ったり、変装したりするのは一緒だろうと思って首を傾げながら言って）

そんな事ないよ！ほら、外見ないと勿体ないよ！！
(痛い所を突かれてしまい、風景に気を釣らせて誤魔化そうと外を指して注目させて。両者の泥棒スタイルを思い浮かべ『赤いジャケットも白いマントも負けず劣らずキザだな』と半ば呆れながら考えて「キッドは怪盗をしない時は潜んでる印象があるんだよな…」と呟き)

（内心こんにゃろぅと思い背を向けて拳を作り。すぐに外を見つめ呟きが聞こえ「裏社会で生きてる奴は二パターンいるからな」と口にして、そういえばたばこを吸ってもいいのかと思いあたりを見渡して）

(拳を作っているとは気づかず「じゃあ、おじさんとキッドは違うパターンなのかな」と似ているような似ていないような二人の存在を思い浮かべ。ふとあたりを見渡す様子が伺えたので、どうしたのか尋ねて)

（尋ねられると実際どうなのだろうかと考え。姿を借りた事はあっても実物の盗みの手口を見たわけではないので、似ているのかと言われるとうーん、となり。「盗みの手口は知らねぇが、俺は格好はそんままで、アイツは怪盗の時と一般人の時と姿を変えてんだろうよ」とある程度の仮説を言って）

たしかに。おじさんはいつでも赤いジャケットだよね
(言われみれば普段から派手な服装のルパンと、普段は潜むキッドの大きな相違点だなと納得し顎に手を当てながら頷いて。そうこうしている内にエレベーターが最上階に到着し、勢いよく飛び出して展望台の窓に張り付いて)

(どうしよう、実はキッドの事あまり知らない←)

お気に入りだからな
（実際は色々大人の事情があるのだけれど、そんな事気にすることもなく単にお気に入りでもあるので嘘は言っておらず。飛び出していったのを見つめながらエレベーターを降りて相手を追いかけて「そんなはしんじゃねぇぞ。ぶつかるぜ」と忠告しては、窓の外を眺めて）

（キッドは白い服着てるって認識だけでいいさ！あとキッドじゃない時は基本学ラン着てる！以上！（笑））

たまには違う色着ないの？
(服にはこだわりがありそうなタイプだろうと思い
、気分で色んなジャケットも着るのかと尋ね。大人びている部分もあるが何だかんだ言って高校生はまだ子供なので楽しそうにはしゃいで「はーい！」と相手の方は見ずに返事して)

(理解！笑)

大分昔にピンクや緑や青着てたことあるぜ
（こだわりがあるのかないのか分からないが、今思い返すと派手なジャケットを着ていたなと思い。はしゃいでいる相手を穏やかな表情で見つめ、「やけに素直だな」と不意に呟いていて）

（キッドは白いしかイメージないもんね（笑））

へぇ、そうなんだ
(何色にしても派手な物ばかりだが、きっと着こなすんだろうなと口にした色のジャケットを着る姿を想像していてい。窓の外を眺めていると何か呟いた声が聞こえたので「何かいった？」と顔を少し後ろに傾けて尋ね)

(スピンオフのアニメができるくらいだから、人気なんだろうなという事も分かるぞ(笑))

これがその写真
（何故持っているのかと誰かに突っ込まれそうなのだが、確かに自分と着ていたジャケットの姿を写した写真を相手に差し出し。年月が違うので顔つきなども若干変わっているものの、気にした様子はなく。「いーや。なぁんも言ってねぇぜ？」と逆に怪しまれる言い方をしながら首を振って）

（コナンで人気１位、２位を争うと思う。
ちなみに写真参考→緑：ファーストシリーズまたは峰不二子という女 ピンク：パートⅢ 青：墓標（笑））

もしかしてナルシスト･･･？
(写真なんて証拠になる物を持つのは不利でしかないハズだが、どうして各種取り揃えて写真を持っているのか気になり思ったままに突っ込みをいれて。「明らかに言ったでしょ」と目を細めてじっとりと尋ね)

(コナンと新一だと、やっぱ新一のが人気なんかなぁ？
墓標の青ジャケが好きだなー。ピンク派手すぎでしょ！(笑))

んなワケないでしょ。よく見ろって、不二子ちゃんとのデート写真
（大体不二子に振られて終るのだが嬉しそうにニヤニヤとしながら、だいぶ端っこに居る不二子を指で差し。「俺様が言ったって証拠あんのけ？」と、録音でもしていなかったら自分が言った事にはならないだろうと首を傾げて）

（新一かな？
墓標いいね！ピンクも結構好きよ！（笑））

わ、ちっさ･･･
(自分がメインの写真のどこがデート写真と言えるのかと呆れ果て、ジャケットの色を尋ねたことを後悔して深く溜息をこぼして。重箱の隅を突くような指摘に「はいはい、そうですね」と片手をヒラヒラさせて適当に聞き流し)

(キザいイケメンだもんな！笑
何にせよ、そんなカラフルなジャケットを着こなせるのは唯一ルパンだけ、と)