峰不二子という女

いいのよ、それでも困ってないもの
(事実ではあるが、頬を膨らませ拗ねた表情になり。こちらも真面目な顔つきで頷き「どこから決める？」と何から相談するか尋ね)

拗ねるなって
（そんな姿もかわいく思え、困っていないのなら何も言うことなく。「そうだな、まずはどう侵入するかだな」と、紙に書いてあった見取り図に赤ペンで窓やドアを丸付け）

別にぃー？
(そっぽを向く姿から、ぷんぷんという音が聞こえてきそうで。見取り図を見つめ「どうやって･･･侵入の時間にもよるわね」と何に化けるかはその時々に左右されるのではと尋ね)

プンプンって効果音でもつけてやろうかぁ？
（あまりにも可愛らしく、嫌がらせするにはおもしろそうだと言ってみて。見取り図を見つめながら「朝から侵入して警備員にも化けとくか？」と策を出してみて）

うるさい
(怖いというより可愛い睨みを利かせ。策を聞いて「そうねぇ。私はこれがあるし」とアリシアと書かれた名札を見せ)

おぉ、こわっ
（両手を上げて降参のポーズをし。「じゃぁ俺も入った方が良いな」と時計を見つめ、時刻を確認して）

あん、もう。おふざけはここまで
(相手のがら空きになった横腹を指でつっついて。「忘れてたけど、私が上がった後オスカー警部補が”アリシア・グランディー”について聞いてたそうよ」と髪の毛を指先に巻いて遊びながら他人事のように述べ)

それもそうだな
（まじめな顔つきになり、つつかれても特に気にせず。「…あの警部気づきだしたな」となんだか無駄に相手について調べている気がしているので、警戒と言うよりどこかに閉じこめた方が良いかと思い）

早々に黙らせるべきね
(銭形より厄介かもしれない相手をどうするか、目を伏せて考え。ルパンならどうするか視線で尋ね)

殺すか
（生かしてた方が面倒なのではと思い、かなり酷いことを言うのだけれど行動はする気はなく。とりあえず気絶させて閉じこめるかと口にして）

やだ怖ぁい
(嘘と分かった上で、怖がり抱きかかえるように自分の両腕をさすり。「そっちは私がやるから、ルパンは首飾りをお願い」と役割分担しないか問いかけ)

（演技だろ、と思いながら口角を上げ。役割分担を言われ、一瞬眉を動かせば「あぁ。その代わり、死ぬなよ」と相手がオスカーなのもなるので忠告して）

(どことなく楽しげな表情をしていたが、真剣な顔付きになり「ヘマはしないわ。でも、気をつける」と素直な返事して)

(さて、この後どうしようか)

（予告上を出し、当日になれば当然周りは警官だらけで緊迫した空気になっており。ゆっくりと近付いて潜入すれば、辺りを見渡し口角を吊り上げて）

（ちょっと飛ばしてみた！それとも、ぶっちゃけ路線変えてみる？）

本当にルパンは現れるんでしょうか？
(情報収集と囮を兼ねてアリシアの変装でオスカーに近づき、怪盗に怯えるどこにでもいる女の子を演じて)

(変えるとしたらどうしよう。この２人に盗みの場面は必須な気もするな…)

さてと、やりますか
（スイッチを押し、辺りを停電させ睡眠ガスを発生させながら首飾りのあるところまで向かっていて）

（そうだなぁ…。とりあえず首飾りに向かってみた）

えっと、私は新人ですが怪しい者では…
(オスカーに身分を問われ困った演技をし、停電のタイミングを見計らって「なぁんてね。ご名答」とインテリ風な眼鏡と髪留めを外し、怪しげに微笑みかけ)

(ごめ、眼鏡設定は追加で(笑)
ルパンが中で盗む間に、外で気を引いてる感じにしてみた。で、ルパンの作業が終わったら合流する！)

さてここか…
（美術品を盗む作業をしていれば足音がし、銭形かと口には出さずにいて。盗めたので相手と合流するため、無線で連絡を入れて）

（了解！
作業終了したので合流しようと連絡したよ！）

終わったみたい。じゃあね
(右手でイヤホンを押さえ連絡に耳を済まし、左手で手を振り。近くに隠してあったバイクに素早く乗り込みルパンを迎えに走って)

(りょ！バイクで向かったぜい！)

峰不二子の姿は…と
（盗品を担ぎながら不二子の姿を探し、見つけると手を振って自分の位置を伝え、近づいていき）

（合流成功だ！）