夕凪。 2015-02-06 21:05:44 |
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ん?そか?
( 普通じゃないのかと思う.もう少し本当を言えば手を込めたい所だったのだがまあそう言われると良いと思う.何時ものように洗い物をしていれば何やら少し焦った様子で洗い物をし始めた彼女.「____葵.」そう一言名前を呼べば彼女の額へとキスを落として.「また変なこと考えてんだろ.」冷まさないうちに居間へとグラタンを置かないといけないのだが今はこのセンチメンタル気味な彼女を放っておくことは出来なかった.「今日はさ.何か色々と泣かしてばっかだったから俺なりの恩返し.な?だから気にしね-こと.」そう述べれば頬緩め頭から手を話して居間へと行った.)
___いやいや,うちが勝手に泣いただけで! 夕凪悪くないよ!
( 恩返し,だという彼に必死に首と手を横に振って否定.あれは只,己のネガティヴ思考が止まらなくて,ああいう結果になっただけ.彼は全くもって悪くない.「...そ,そんな事ないよ-? ..それより! 洗い物も終わったし食べましょ-か.」また見透かされた己の心.必死にばれないように隠せば手をぱんっと叩いて彼と向き合うような形で椅子に座る.いただきますっ,と笑顔で手を合わせれば早速一口口にして.「...っ美味しい!」彼が作ったグラタンなのだから特別.凄く美味しい.目をきらきらと輝かせながら冷ましながらも次々と頬張って.)
その原因は俺だろ?
( 彼女の発言にそう答えては目前美味しそうに頬張る彼女にふは.と笑みを残す.「美味しそうに食べてくれて良かった.作った甲斐があるな.」そう述べては己もある程度食べ終わりお粗末様でした.と添えては先に立ち上がり食器類を水に浸ける.ふうと一息を吐き出してはスマホを取り出しメ-ルを.宛先は妹.今日は泊まるっていう趣旨を分かりやすく平仮名で送信しては一応母にも送っておいて.)
___夕凪しか居ないじゃん ..?
( 少し顔を背けつつ答えればごちそうさまでしたっ,と手を合わせ述べれば食べ終えた食器を洗ってリビングにあるソファーへと座った.ぽんぽん,と己の直ぐ側を叩いて彼を招いた.「..ご飯食べ終わったからくっつかせて,」なんて.恥ずかしげに述べてみようか.顔を背け違う所に視線を向けつつも.)
___..ん.お邪魔します.
( 何て少しふざけた様子でそう続けては彼女の隣へと腰降ろして.そして彼女を見てみればその頭を撫でる、そして頬をゆるりと撫でればその小さな唇へとキスを落とすだろう.「___葵.良い匂いする.」そう述べては彼女の唇へと軽いフレンチキス落として.)
___ねえ,夕凪.女の子って料理できた方が良いよね、幻滅したりしなかった..?
( 先程はずっと己は眺めていただけ.素晴らしいほど役に立っていない.頰を撫でられれば自然と眼を閉じて.彼の口付けを受け入れつつ,唇が離れれば先程から聞きたかった質問をし.「今日なんもつけてないけど匂い,なんてする?」自分ではよく分からない.きょと,と首を傾げると.「....な,何かテレビでも見る?」久し振りに彼と二人っきりの為緊張しているようで.何所か戸惑う様子を見せながらリモコンを手にしてテレビへと視線を向ける.顔が熱い,体温が上昇しているのがわかる.うん,なんかやばい.)
んあ.そういうもんなのか?
( こて.と首を傾げて彼女のその質問にどこか不思議そうに首を捻る.そして彼女のその顔をじ.と見つめては.「別に俺が出来ることなら何でもバックアップするし.出来ない事なんかちょっとずつ無くなってくよ.別に料理か出来ないくらいで幻滅も.嫌いにもなんねえから.」そう述べては彼女の頭を数回撫でて.彼女のその質問に.「ん.すっげえ甘い匂いする.」そう続けては彼女の首筋辺りへと顔を埋めて.ちゅ.と吸い付くとキスマ-クを残してふ-.と深い吐息を.「んあ.何か見てえ番組でもあんの?」離れる訳でも無く彼女の首筋へと顔を埋めつつそう続け.)
___ほんと?そう言ってもらえるなら嬉しい.
( 彼の言葉に安心したように笑みを浮かべると.「でもうちも頑張るから,此の儘じゃダメなの.」小さく拳を作ってガッツポーズを見せればへらと彼の方を向いて笑い.「ゆ,ゆうな,ぎ.特に何も無いんだけどね..その..久し振りだから緊張するっていうか,なんというか….」適当に反動で押してしまったリモコンのボタン.テレビに映し出されたのはよく見るバラティー番組.彼の吐息が擽ったくてついつい反応してしまうようで.ぼそぼそ,と相変わらずテレビに視線を向けながらも.呟き)
ん.将来的に出来るようになってくだろ.
( 彼女の頬を撫で.その頬にキスをする.そしてゆっくりと抱き寄せては彼女のその声に少し頬緩めて.「___.御前が触れてえ.っつてんだろ?」そう述べて彼女の鎖骨をぺろりと舐めあげてみれば.ぎゅ.と密着して彼女の髪を撫でた.)
___でも頑張んなくちゃ出来ないままだから頑張る-の.
( 彼は己に甘いし,彼ばっかりが勝ち訳しても彼女の立場の己もどうかと思う.抱き寄せられたまま上記述べて.「ゆ,なぎ.…て,テレビ面白そうなの..やってんよ?」鎖骨に触れた彼の下の感触に肩を震わせ.何度も瞬きを続ける.もう距離が無いくらい密着した状態で流れる賑やかなテレビの音.ぽつり,ぽつりと恥ずかしさを紛らわすかのように言葉を漏らして.)
ん.応援する.精一杯バックアップすっから.
( そう述べ.彼女の頬をゆるりと撫でるとその唇へとキスをゆるりと落として.すると聞こえてきたその声には薄い笑いと共に一度テレビへと視線を向けてはその内容をゆるりと見つめ.薄く目を細めては再び彼女を抱きしめて.「____今はどうでも良い.」そう述べては彼女の首筋へとゆるくキスをして.)
… ん.っ ... 今日は素直に好きすきアピール全開でいこうとおもいます,
( もう何度目かわからないキスをされれば軽く瞳を閉じて己も彼の唇に軽く自分の唇を押し付けて.唇が離れれば少し赤く染まった頰で恥ずかしげにはにかみ.「…っ〜 すき,だよ.」首筋にキスをされれば擽ったいのか恥ずかしいのか目をぎゅと瞑り.彼と目が合えば今度は己が彼の頰に手を添えて上記の言葉を述べながら口づけしてみて.)
歓迎.
( そう一言添えては彼女の頬にキスを落とす.すると可愛いらしく少しぎこちない愛の言葉と共に塞がれた唇.少し堪能するように薄く目を瞑れば己からもという趣旨で.一度少し離れると彼女の唇へとフレンチキスを落とす.「___..あ-.. やべェな.」そう一言吐き出しては彼女を抱きしめてその後頭部をゆるゆると撫でるだろう.)
..へへ,今日は思いっきり甘えるので.もう離れてやんないよ?
( 何度も口づけを交わした後は彼の首にぎゅ,と抱きついて肩に顔を埋める.へらへらと緩い笑みを浮かべれば.其の儘密着して.「....お風呂一緒にはいっちゃおっか,なんて.」少し彼の耳元に顔を寄せると耳元で囁き.悪戯っぽく無邪気に笑って見せれば.)
離れられたら困るな.
( ふは.と笑えば彼女のその様子.ふと耳元で囁かれたその言葉には少し目を見開いたものも.ふ-と深い吐息を吐き出して.「__それは出来ねェな.襲っちまいそう.」そう述べては彼女の後頭部を緩く撫でて.少しくあ.と欠伸をすれば.)
___そ-いう離れるじゃないし,
( 彼の肩に顔を乗せたまま,つんと済ました様子で述べれば.ずっとくっついていた彼から離れ.「夕凪はいつもそればっかり…ばあか ,冗談だし.」彼の言葉を聞けば何処か文句を述べるかのようにぼそ,と呟き.彼の方に視線を移すと直ぐ外して視線を逸らす.「夕凪,先お風呂はいる-? さっきもうは準備してきたんだ.,」ご飯を作っているときにお風呂の準備もし終えた.お風呂場の方を指を指せば首をかしげ.)
( 彼女が離れると立ち上がり縮みきった背骨を伸ばすように伸び一つ.すると聞こえてきたその文句に彼女の頭をぽんっと撫でる.「 本当にそうしたら困んのは葵だろ?怖がらせたくね-し.」そう述べては彼女から離れて帰国えてくる声に軽く彼女に目線向ければ.「んあ.先入って大丈夫だけど.俺は後ででも.」そう述べてはソファ-に座りスマホを開くとメ-ルが来ていた.妹からのメ-ルには伝えたという趣旨と少しからかうような文章.目線を文章に向けたまま.彼女を時折見上げますてみたり.)
____うるさい,馬鹿.
( ぽん,と頭を撫でられるも何処だか不機嫌そうな表情を見せ.つん,と彼から顔を背けてみたり.「じゃあ,うち先入ろうかな.」携帯を弄る彼を横目に己はお風呂場へと向かった.適当に下着やらバスタオルやらを近くに置いとくと風呂に浸かり.ふう,と一呼吸置いて軽く目を瞑ってみた.彼の唇の感触がまだ残っている,なんて.本当はもっと触れてほしい,って言えるだろうか.)
( 慣れない環境に疲れたといえるのだろうか.小さな欠伸をしてはうとうとと眠気が襲ってくる.取り敢えず簡易な文章を添えればスマホをサイドテ-ブルに置いて目を瞑り.ふと眼鏡が邪魔になったのか目元から離せば引き締められていた感覚が無くなり少し楽になる.そうするとすぐに襲ってきた睡魔.彼女が戻ってくるまで.心中でそう一つだけ唱えれば眠りについた.)
____夕凪,あがったよ-
( 頭やら体やらを洗い,満足になるまで浸かれば寝巻きに着替えて彼の元へと行く.ドライヤー,嗜みリビングにあったはず.少し髪の毛が濡れているままリビングへと向かった.彼を呼んでみたが返事が返ってこない.どうしたんだろうか.そう不思議に思いながらもリビングにいけばソファーで規則正しい寝息が聞こえてくる彼の姿が.「...ごめんね.」やはり疲れていたに違いない.其処を無理やり誘ってはいけなかったのだ.彼の前髪をそっと避け額にキスをすれば少し距離をとって隣に座り.彼は優しいから.断る事が出来なかったんだろう.ふう,と溜息と共に顔を手で覆れば言葉にならないような声を小さく漏らした.)
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