俺の親友が隠れヤンデレで困ってる。 / bl

全く…まぁその理由はお前らしいっちゃお前らしいなぁ。
(相手の言葉に思わず苦笑してしまえば上記を口にしてクスクス笑い。確かに面白いとは言い難いけどなー、なんて言い足して。ふいっとそっぽを向いた相手を見れば「ほらほらあと3問なんだから。もうちょっと頑張りなさいよ。」と母親のような教師のような口調で。確かに、と思える相手の意見にウンウンと頷きながらも、「ん？あー悪い悪い。お前の事となるとついつい世話焼きたくなるんだよな。確かにそうだけど、俺は悠雅に辛い思いをしてもらいたくないんだよ。」と、相手の事を思った本心を素直に伝える。溜め息をつかれて苦笑しつつ、どうしても保護者のように接してしまう自分自身にも内心苦笑。「ん、そうだな。じゃあ今から行く？早めについてても問題無いと思うし。」相手の言葉に嬉しく思い、ニコニコとした表情でそう言えばガタッと席を立ち

だろ、勉強は学生の本分って事は分かってるけど興味ねぇんだから仕方ねぇし
(頭では学生は勉強に専念すべきだと理解しているが、中々そう簡単には行動に移せず。こくこくと数回頷き、固定概念に囚われ過ぎるのもよく無いしなんて言い訳を。「ッチ、面倒くせェな。…お前の場合世話やきたくなるの俺だけじゃねぇだろ、人の心配ばっかしてんじゃねぇよ」あと数問ぶつくさと小言を言いながらもやり終えると彼の言葉にやれやれと呆れる。世話を焼いてるのは自分だけじゃないと知ってる為それが気に食わないのもあるが、少しは自分の身の心配してほしい。素直に口に出す事はできず乱暴な表現になってしまっているが上記口にし。「迷惑じゃないなら行く」相手のバイト先は静かで落ち着ける場所の為お気に入りの様。けれど何かしら注文はするとはいえ目的は勉強な為迷惑じゃないかと心配で。机に散乱した教科書やノートを鞄にしまいつつ)