橘川 2015-01-31 21:47:25 |
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僕はお相手さんに合わせよう思って。渋谷さんのやりやすい長さで回しはってください。(こく、)
ほんで、僕の方が年下ですから敬語やなくてええんですよ。(ぐ、)
了解しました〜
(前髪を整えながら相手に視線を向けると敬語でなくていいと言われそれもそうか、と内心感じては「…ん、そうする」と呟いて
そうしはってください。…あ、そやお茶でも飲みます?
(納得した彼を見れば満足そうに笑みを浮かべて頷き、ふと思い出したのか問いを投げ掛け小首を傾げて。)
関西の人なの?…ん、飲むー
(聞き慣れない関西弁を使うあたりその辺の人なのかと見当をつけると標準語より穏やかそうなそれに頬を緩めてお茶より今はアルコールのが欲しかったがお茶でもまあいいかと同意して
ん、そうですー…嗚呼、勿論標準語も使えますよ。
(首を縦に振り返答しつつ立ち上がれば、ぐっと腕を伸ばしてから「ほなお茶入れてきますわ」と一言残してキッチンへと向かい。)
…関西弁のがいいね、あったかい
(どことなく冷たく聞こえる標準語より相手には関西弁のが似合ってるのではないかと直感的に思うとキッチンに向かってしまい空間に一人になれば虚無感が芽生えキッチンにいる相手に近づいて
どうかしはりましたん?
(お茶の準備をしていると感じた人の気配に振り返って、相手の姿を視界に捉えては不思議そうに首を傾げ「…飲み物変更とか?」と考えうる理由を。)
…一人はちょっと、ちょっとだけやだ
(寂しいと言えないのは不器用な性格が邪魔をするからで口を尖らせながら相手の反応を伺い見るように視線をあわせて、飲み物の変更は特になくそんなことを言うのは相手らしいな、と
…なんや、随分可愛らしい
(告げられた理由は予想外のものであり数回瞬きしてはふはっと噴き出し、思わず相手の頭へと手を伸ばしてしまえばそのまま軽く頭を撫でてみて。)
年下の癖に可愛いとか言うな
(何だか諭されてる気がして虚勢を張ると踵を返してキッチンから離れて先ほど居た場所で相手がお茶を持ってくるのを待って居て
…怒らせてもたかなー
(謝る間もなく去っていってしまった相手の背を見つつ呟いて、止まっていた手を動かし二人分のお茶を用意しては部屋に戻り相手の前に湯飲みを置き。)
さっきはすいまへんでした、気に触りました?
怒ってないから気にしないで?
(相手にはそう見えたのか、自分では怒ってないつもりでも勘違いさせるような態度を取ったのは自分の責任だろう。気にするなと伝えれば用意してもらった湯呑みを手に取り一口飲み)
ほんまですか?なら良かった…
(相手が怒っていないことを確認すれば安堵から胸に手を当て深く息を吐き出し、相手と向かい合う形で腰を下ろしてはお茶口に含んで。)
うん、誤解させてごめんね
(相手に謝罪するとやっぱりアルコールのが良かったかな、なんて思うが相手が未成年だということもあってお酒を飲むようなことはせずにおとなしくお茶を飲み進めて
いやいや、僕の行動も悪かったさかいにすんまへん。
(へらっと頬を緩ませながら謝るなと言わんばかりに横に首を振れば、目上の人にすることではなかったかと反省しつつ軽く頭下げ。)
久しぶりにああいうことされたよ
(頭を撫でられるなんて小学生以来ではないだろうか、自分でもすぐに思い出せないあたり相当昔なのだろう。頭を下げる相手の頭をお返しと言わんばかりに撫でて
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