_ 2015-01-31 19:50:11 |
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稚拙なところがちらほらと見えているみたいですけど。
(異性でなく同性の血を吸うという吸血行為に 変わった人だ と訝しげな表情を浮かべ、妙に色気のある仕草や笑みに微かに動揺するがそれを表に出さないようにしながら向かいの席に座って。)
大人の対応だと見て分からないのか?…そういえばジョルノ、私のことばかり話して貴様については少しも触れていなかったな。どれ、私が知り得ないと思うことを教えてみろ。
(相も変わらず毒づく態度に小面憎さを感じ始め、一度落ち着くために息を吐き。己と対面する形で腰を下ろす相手と向き直るとすっかり冷めてしまった生温い紅茶を一口啜り、思い出したように顔を上げては続けて話題を振り)
僕のこと…。 …母親からは愛されず、周りからは虐められ、僕の心は酷くひん曲がっていた。だけどそんなとき、僕を導いてくれた人物がいた。その人に憧れて僕は今、ギャングスターを目指している。
(ふいに投げ掛けられた己についての質問に、何を教えれば良いか困ったように言葉を詰まらせ。暫くの沈黙の後、ゆっくりと己の夢を語り、「今はとあるギャング組織のボスなんですよ」と軽く得意気に付け足し。)
ほお?立派に成長したではないか。不屈の精神は運命をも掴む…このDIOの息子として誇らしいぞ。
(過酷な経験も包み隠さず語る相手の経験から言わずとも血の滲むような努力をしてきたことが容易く想像でき、感嘆の声を漏らしつつ。素直に顕揚の言葉と共に乾いた音を立てて拍手を送ると、ほんのりと口元緩めて)
どうしても気になるんで訂正を入れさせてもらう。
×過酷な経験
⚪︎過酷な出来事
うりィ。眠くて頭が回らん。深夜帯に返すことが多くて申し訳ないな。お詫びとしてこれを置いておくぞ。(もふ、とコロネパンを机にそっと置き)
くだらん会話をしてしまった。…蹴り可能だ。
(どれだけ自分が上だと思ってるんだ、とでも言いたげに半眼で見遣るのだが、満更ではないようで「別に」とだけ呟き照れくさそうにふいっとそっぽを向く。ちらりと見えた相手の笑顔から、本当に喜んでくれていることに気がつくと嬉しさが込み上げ、つられるようにフッと笑い。)
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…蹴り可能と言われましてもね、これ見たら蹴ろうにも蹴られないんですよ。父であるあんたが息子の髪をイジるなんて…!(コロネ指さすとササッと前髪隠し。)
返すの遅くなってすみません。時間帯はいつでも大丈夫ですよ、暇なときにでも来て下さい。
此処のは蹴ってもらって構いませんからね。
今度父親だと挨拶にでも出向こう…というのは戯言だ。そうといえばだな、随分と昔にイカの墨を使った真っ黒なパスタを写真で見たのだ。あまり食への欲求は無いのだが私はあれを一度食べてみたい。
(此方の角度からは相手がどのような表情をしているのか判別がつかず長々と話し込むのも気が引けて、おどけたような冗談一つで終止符打ち。直様話題転換すると年齢にそぐわないくらい輝かしい光を宿した瞳でくるくる、と人差し指を回しながら語り始めて)
イカ墨パスタか…。そうですね、後で食べに行ってみますか?
(純真無垢な表情に不覚にも可愛らしいと思ってしまった己。それを掻き消すように首を上下に振り窓にちらりと目を遣る。まだ日は出ているので吸血鬼には辛いだろうと思い、夜にでもどうだと提案してみて。)
気品ある店じゃあなきゃ承知せんぞ。
(許可がおりたところで幾分か喜色が増した様子で肯定を示す言葉の代わりに頷き。小生意気なことを平然として言ってのけると突然はた、と固まり。己が着用している奇抜な服を少しつまんでみては何やら考え込むように首を捻って)
はいはい。…?どうかしました?
(注文の多い奴だと思いつつも楽しみにしている相手を考えるとそんなことも言えず、呆れたような笑みを浮かべ了解すると、どうやら服が気になるらしい様子に小首を傾げ。)
正直に言うのだジョルノ…この格好は受け入れられるのか?
(想像を巡らせている差中、考え倦ねて眉間に皺を寄せながら悩まし気な相好で顔を上げると相手と視線を合わせ。胸に手を当てて、遠回しにドレスコードを気にしているらしい問いを投げかけて)
あぁ…表に出られるような服じゃあありませんねそれ。着替え…はないですよね。
(正直に、と言われると遠慮なしにズバリと言い放って。己の服を貸そうにもサイズが明らかに違うため、どうするべきかと顎に手を添え考えて小さく唸り。)
うむ、…そうか。困った事にこれ以外服を持っていないのだ。
(平然を装っているが思っていることを包み隠すことなくハッキリと言われてしまえば流石に応えたのかぐっ、と息を飲み込み。億劫そうに服をつまみ上げると救いを求めるように相手を見つめて)
ちょっと待ってて下さい。
(己の身体と相手の身体を交互に見るとうーんと少し考え、己のサイズより大きめな服を何着か持ってくると「僕のサイズの服は入りそうにないので、…これらは入りそうですか?」と服を渡しながら着てみるよう促し。)
すまないな。早速だが試着させてもらおう。
(渡された服の中で一際目を引く紺色のダブルジャケットを手に取り。元々着ていた上着を横に脱ぎ捨てて袖を通してみると、引っかかることなく己の体に入り表情輝かせて)
良かった、ピッタリだ。その服はパードレにあげます、外出の時はそれを着るようにして下さいね。
(ぐるりと相手の周りを一周し窮屈になっているところはないかを確かめると残りの服を元の場所にしまい。これから外出する際にまた替えの服がないとなると不便だろうと考え、服を譲ることにし。)
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