** 2015-01-22 13:10:26 |
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ううん、全然。…行こっか。
( お礼を告げられれば、首を横に振り、優しく微笑み。身体を起こした彼女に手を差し伸べ、立たせてやり。相手がジャージを脱ごうとすると「あー、いーよ。また、明日の朝で大丈夫」と笑顔で制し。夜中の田舎で、宿舎内も相当冷えているはず。彼女をパジャマのままで帰らすのは抵抗があり。____ 部屋の中に帰り、他の部員を起こさないよう、そっとベッドに寝転び。目を閉じても、先程の色っぽい彼女の顔が脳裏から離れず。とは言っても、今日のハードな練習をこなした疲れがあり、徐々に眠りに落ちていき。
( / それですよね !( 首こくこく、)分かります、私もこんな青春 ☆ 出来てないです…!( 涙目 、←))
じゃあ、お借りします。本当にありがとうね
( 止められれば、先程は肩に掛けていただけのジャージに袖を通し着用し。やはり男の子の物であるからだろうか、少し大きめのジャージを緩々と着こなしては、笑顔でお礼を述べ。____彼と別れて、部屋の扉を開けるとそのままペタリと力が抜けた様に座り込み。先程までは、平静を装っていたが平気な訳なく。高鳴る心臓の鼓動を両手でぐっ、と押さえてはゆっくり立ち上がりベッドに入り。自分の唇に指でなぞっては、彼とのあのキスの感覚が蘇ってきて。思い出すと恥ずかしそうに一人で布団を頭まで被ったりして、きゅっと目を瞑り。そのまま浅い眠りに落ちては朝を迎え。 )
(/ もう、二人の甘酸っぱい青春羨ましい限りです。( うぅ、 )だから、私は感情移入して、青春送ってるつもりです( ← )
─…… おはようございまーす。…え、まじで?
( 朝早くから眠い目をこすり、体育館に集まり。キャプテンの話によると、今日の練習で次の試合のレギュラーが決定するらしく。『榊は、どんな人がタイプなんだ?』と、また彼女に馴れ馴れしく質問しているコーチが目障りだが。グラウンドに走って行くと、楽しそうにボールを蹴り始め。ふと彼女の方を向くと「美ー代ちゃん、絶対レギュラー守るから見てて!」と可愛らしくウィンクしてみせ。レギュラーは1年生の後半から、ずっと守り続けている。今回も彼女に良いところを見せたく、燃えていて。
( / それです、それです(はあ、ため息)それなら良かったです! 私も共に青春してるつもりですよ( ← ))
すいません、失礼しますー……。
( やはり昨日の事が気掛かりだったのか、浅い眠りだったようで、重たい目をこすり。同期のキャプテンからは、レギュラーの話は選手より少し早めに聞いていて、今日は大切な日、自分も気を緩めていてはいけないと切り替えて。練習してる最中も、コーチに練習とは関係のない質問をされれば、逃げるように彼の前から立ち去って。「たくちゃん、頑張ってね。応援してる!」可愛らしくウィンクされれば、口元緩まし応援の言葉送り。サッカーをしている無邪気な姿を見ると、昨晩の彼は嘘みたいで。 )
(/ なので、今主様と拓真くんと青春送れて幸せであります。( ははぁ、 )
…… うん、任せて!
( 彼女からの応援により一層気合いが入り。拳を突き上げ、彼女の方に向けるとにこっと笑いコートに入り。相手役の先輩のボールを素早くカットすると、ドリブルで運び、的確にパスを送り、アシストしてみせて。やっぱり彼女が見ててくれた方が頑張れる。見事レギュラーの座を守れたようで、安堵の表情を浮かべて。_____ 休憩になると、彼女の隣に腰掛け、「お茶ちょーだい」と手を差し伸べ、柔らかく微笑み。ふと此方をじっと見つめる村上コーチと目が合い。目を細めると「……美代ちゃん、あれ」と顎で指し。
( / 本当にコーチ、教えてる描写ない只の変態親父なんですけど、2人の距離を縮ます当て馬になってくれたらと!(笑) それなら良かったです( にこにこ 、))
たくちゃん、おめでとうっ!
( サッカーのレギュラー争いなんて、この部員数でかなり困難なのに、一年生からずっとレギュラーをしているなんて凄いこと。彼の華麗なプレーを見ると、かっこいい なんて思ったり。無事にレギュラー保持が確定すると自分の様に嬉しくて、休憩になって隣座る彼に、満面の笑みでお茶渡し。相手が目を細めている矢先に視線を向けると「松本コーチ、ね。」と苦笑いして。 )
(/ いや、本当にそれですよね。(笑)何かアクシデントとかあって、よりらぶらぶになったらいいなー。( ← )うへへへへへ。 )
へへ、ありがとっ!…美代ちゃんが見てくれてたからだよ。
( お茶を受け取ると、彼女からのお祝いの言葉に照れ笑いを浮かべ。やはり自分にとって彼女の存在は大きすぎる。眉を八の字にしかめると、「…今日も変なこと聞かれてない?」と尋ね。自分が側にいる間は近付けさせないが、練習中は目が届かないかもしれなくて。
( / コーチきもすぎですよ。(笑)それ狙ってます( にやり )何か起こらないかなーと(笑))
えへへ、私の想い届いたのかな?なんて。
( 照れ笑い浮かべている相手を見ると、此方まで思わず頰が緩んでしまい。周りの事なんて気にしない程、ほのぼのした雰囲気漂わせては、照れ笑いして冗談交じりに上記述べ。相手からコーチの事を聞かれると、やはりあまり相手に心配を掛けてプレーの邪魔をしたくないと考えれば、練習中に好みのタイプを聞かれた__所謂セクハラ行為も報告はせずに、「…ううん、練習中は何も聞かれてないよ。」と微笑みながら小さな嘘を付き。そうこうしている内に、休憩が終わると「たくちゃん、後半も練習頑張ってね!」と彼の手を軽く握っては、にっこり微笑みかけ。 )
(/ 主様中々いいキャラセンしてますよ!ほんと。(笑)松本コーチなにか仕掛けてこおおおい!wkwk (( )
……ちゃんと届いたよ、さんきゅ。
( 可愛らしくはにかむ彼女を見ると、堪らなく愛しくて、ふにゃりと優しく微笑むと、ぽんぽん と軽く頭を撫でてやり。まだ松本コーチの態度には納得出来ないらしく、彼女の言葉に「…そっか、なら良いけど…」と ちらりと彼を不審そうに見ながら呟き。あからさまに彼女の事を気に入ってる事は確かであり。休憩が終わり、立ち上がると軽く握られた手を、ぎゅっと握り返し。「ん、頑張る!」と無邪気に笑いグラウンドに駆け出し。_____『…榊、ちょっとレギュラーの相談をしたいんだが』と松本コーチが彼女をプレゼンテーションルームに連れて行ったことに全く気付かず。
( / おっ、ほんとですか ww 早速ですが、仕掛けてみました(←)美代ちゃん 、ピンチかもです…!)
たくちゃんは自分のプレーだけに集中してて?ねっ?
( 彼に心配を掛けたくない、そういう一心で催促しつつ笑顔で答え。それにあんな事を聞いてくるのは、きっと自分だけではなく他のマネージャーにもしているのだろうとあんまり気にをせず。練習を再開して間もなく、例のコーチからレギュラーの相談を持ちかけられ。変な質問ばかりしてくる為にそういう人なのかと思っていたが、そういう相談持ちかけられると、やはり考え過ぎだと少し反省しては、何の疑いもなく共に部屋に入っていき。 )
(/ うひゃー。遂に仕掛けてきましたね!コーチ!頑張れコーチ!その調子だあァ!( ← )……はっ!取り乱してしまいすいませn (( )
ん、分かった。…じゃあ行ってくる!
( 彼女の笑顔に促され、こくりと頷くと、手をひらひら振り、走って行き。先程決まったレギュラー中心の、試合形式の実践練習を始め。やっぱり楽しくて、夢中でボールを蹴り。____その頃、村上コーチは、彼女が部屋に入るのを確認すると鍵を閉め、向かいの椅子に座ることを促し、『このポジションなんだが…』と話し始め。ふと、背後から彼女の口を塞ぐと、もう片方の手で彼女の足にゴツゴツした手を置き、ゆっくり内腿に向かって滑らせていき。『俺は、榊…タイプだなぁ』なんて気持ち悪く 、にたにた笑い。
( / そーなんですよ!そしてそして、応援に添う形で、何と襲っちゃいました、コーチ( おい ))
え、と此処ですか……?
( コーチと二人きりになるなんて、なんだか違和感があって。監督なら何度もこういう相談があって、二人きりは慣れてるが、やはり昨日出会った人だからか、居心地悪くて。相手が指す所をよく見ようと前のめりになると、いきなり背後から口元塞がれ。『……………んっ!!!』叫ぼうとするが、口元を塞がれている為溢れる程度の声しか出ず。そして、徐々に太腿の内側にゆっくり手がなぞるように触られると、全身に鳥肌が立つような感覚で『………や、めて…たくちゃ………っ』精一杯の声で彼の名を叫び。 )
( うひゃー、こりゃまたやばい展開です!!!本当にこーち気持ち悪いです、此方まで鳥肌が……( がくがk ) )
……え? 美代ちゃんとコーチが? ……わり、抜ける。
( 不意に彼女が居るはずのベンチに目をやると、相手の姿が見えず。ちょっと席を外してるだけだ、と自分に言い聞かせるが、何故か もやもや、と胸騒ぎがして落ち着かず。同じ年のマネージャーに聞くと、コーチと何処かに行ったということで。居ても立ってもいられなくなり、練習を放り投げると、宿舎内を走り回って、必死に探し。鍵が閉まったプレゼンテーションルームの隣を通ると、何故か嫌な予感がして。ガンガンと乱暴にドアを叩くと「…美代!いる?」とドア越しに呼び掛け。
( / きもすぎて、どん引きですよ。(←)鳥肌ものですよね…!( ぶるぶる、))
………たくちゃ、ん…っ…助け…て…!
( コーチの荒くなる息づかいが耳に近づけば近づく程、血の気が引いていくような気分で。この後、何をこの人にされるのか、如何したらいいのか分からなくなっていると、廊下から走ってくる足音がすると思えば、ドンドンと戸を叩く音がし。彼の声だと分かれば、コーチの指をかぷりと思いっきり噛んで、震える声で助けを求め。 )
(/ いや、本当に寒気しましたよ。冬のせいかななんて思いましたが、いいえ、きっとコーチのせいだろう。なんて( たはっ、 )
…っ、美代!? …… 待ってろ。
( ドアの向こうから聞こえたのは、彼女のか細い震える声。彼女の身に何かあったんだと察すると、血の気が引いていき。勢い良くドアを蹴ると、強引に開けてみせ。目の前に広がる光景に思わず息を飲み。急いで彼女に駆け寄ると「美代、大丈夫?…」と心配そうに尋ね。コーチを鋭く睨み、胸倉を掴むと強く壁に押し付け「なぁ…美代に何した?……言ってみろよ」と尋常じゃない剣幕で掴みかかり。
( / はい、妖怪のせいでもなく、冬のせいでもなく、間違いなくコーチのせいです。( こくこく、))
………たくちゃん…っ
( 勢いよく扉が倒れると、やはり彼が目の前に居て。コーチから身体が離れると、小刻みに身体は震えていて。返事する余裕なくとも、心配掛けたくない為に数回頷いて、大丈夫とサイン出し。そして、顔を見上げると、彼がコーチの胸倉掴んでおり。何時もと違う彼の形相見れば、怖さささえも感じ。もし、手を出してしまえば、此方に罪がなくても、大きな問題になると思い、そんな事はレギュラー決まったばかりの彼になんてさせる訳にもいかなくて。ぎゅっと拳握ってゆっくり立ち上がり、彼の腰に腕回し弱々しい力で引っ張り「…ったくちゃん、暴力はだめ…!」と沈めるように言い。 )
(/ ヨーデル、ヨーデル、ヨーデル………っは!!!いつの間にか口ずさんでいました。( はっ、 )これは完璧に妖怪のせいですね。(( )
……だって、こいつ…。
( 一体何をされたのだろうか。彼女の表情から、完全に無理して頷いているのは安易に分かり。大事な彼女を傷付けられ、ふしふしと怒りが湧き上がり、拳をぎゅっと握り締め、殴ろうとした瞬間、腰を彼女に掴まれ、思わず力が抜け。届いたのは、振り絞るような声と何とも弱々しい力で。溜め息を付き、コーチから手を離すと「 お前のこと、絶対許さねーから。……もう二度と美代に関わんな 」とドアの方に乱暴に突き飛ばし。コーチは焦ったように部屋を飛び出して行き。彼女の身体を引き寄せると、強く抱き締め、「 …遅くなって、ごめん」と悔しそうに呟き。
…でも、暴力はだめなの っ …。
( 自分の想いが届いたのか、高く挙げられた彼の拳はゆっくりと降りていき、それを確認すると安堵つき。完全に腰を抜かしたコーチは早々と走り去って逃げて行き。大好きな彼に強く抱き締められると、今まで我慢していた恐怖の感情が今にも溢れ出しそうになり。然し、今ここで涙でも流したら、彼はきっともっと自分を責めるだろう____そう考えては、きゅっと下唇噛み「…たくちゃんは私のヒーローだねっ。」なんて、彼に少しでも安心して欲しくて、冗談交じりの言葉述べれば えへへ、 といつもと変わらぬ表情で笑いかけ。 )
… ん、そーだな、…… ごめん。
( 彼女の言葉に最もだと思い、こくりと頷き。いつもと変わらない笑顔で無理に笑う相手を見ると、胸がぎゅっと締め付けられ。抱き締める力を強めると「…俺の前ではさ、もっと甘えて…? ……我慢しなくていーから。」自分の胸板に相手の顔を埋め、ぽんぽんと優しく頭を撫で。___ きっと辛かったはずなのに。じっと至近距離で見つめると、「 言える範囲でいいけど…、あいつに、何されたの?」と優しく尋ねて。
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