屯所

(自室にて書をまとめていて)ハーッ、、やべ、煙草きらした、、

どーも、土方さん。始末書できやしたかィ？(部屋の扉を開けて部屋へと入ってきて)

総悟、人様の部屋に入るときは一声かけてからって何べん言や分かるんだ(ひと睨みして溜息をつき)
だいたい、この始末書の山は大半がおまえ絡みなんだが？！！

人様？この部屋に“様”をつけるヤツなんて俺ぐらいしかやせんぜ？(肩をすくめて首を傾げ)
え、知りやせん。つーか、俺の始末書やるのが土方さんの仕事でしょ(悪びれもなく堂々と言うと隣に座って書類に目をやり)

(キレそうな血管をひくつかせながら、タバコの空き箱を握り潰し立ち上がり)おい、出かけるから出てけ(立ち上がり)

それが人に退出させる態度ですかねィ…(やれやれと言いたげに首をゆっくり横に振り)…出かけるってどこなんで？暇だからついていきやすけど(当たり前のことのように言うと自分も立ち上がって部屋を出て)

チッ(ついてくるのを見て大きく舌打ちし)煙草屋だ。
お前は始末書片せと言いたいとこだが、一人にしたらどんな細工するか分かったモンじゃねーからな(足早に先を歩き)

さすが土方さん。俺を部屋に一人にしたらどうするかまでわかってるなんですげーや(煽てるような口調で付いて行き)
‥あ、土方さん。帰りあれ食べやしょうよ。俺金ねーですけど(甘味屋を指さして)

おまえそれで褒めてるつもりなのか？それで俺がお前に団子を奢ると本気で思ってやがんのか？！！！(ガチャリガチャリと乱暴に自販に金を入れタバコを買い)