鬼の子。 2015-01-18 17:44:36 |
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名前:南雲 蓮祐(Nagumo Rensuke)
年齢:26y
性格:常に振る舞いは飄々としていて人当たりが良く、気さくで誰をも好き誰からも好かれる。故に広く浅くの付き合いが殆どで、仮に深い付き合いをしていようがそこに執着が無い限り必要に応じて対象の人物への一切の感情移入を遮断する冷血さをも併せ持つ。反面執着してしまえば大層大切に扱い慈しみ愛でる傾向にあり、望まれれば自害すら躊躇わないと言う浸かり様。一度填まってしまえば抜け出せる確率は非常に低く、変態的思考も持ち合わせている為に一人悶々と良からぬ事を考えていたりもする。然し決して依存はせず、される事も同様に嫌う。
容姿:紺に近い艶のある黒髪は毛先が肩に付くまでの長さがあり、邪魔な際には高い位置で結い上げている。切れ長ながら暖かみのある目元に瞳は黒。優男風な風貌だが、端正な顔付きは時に内に秘める冷酷さを際立たせる。紫紺の着物に白の袴を着ており、必要に応じて群青の羽織を着用。腰には刀を挿している。身長182cm。
備考:嘗ては暗殺業を生業としており、頭の回転の早さ故に策士であり計算高い。また獲物を一撃で仕留める為の刀技は正確で腕の良さから主に華族や貴族等の名のある人物の暗殺、鬼の殺しまでもを請け負っていた。故にその存在は上流階級の物から庶民に至るまで知らしめており、現在に於いても恐れられる程。一時は秘密裏に身柄を拘束されるものの、命と引き換えに幕府に協力するよう言われその余りの安直さに呆れた末あっさりと脱獄。その際数名を殺めてしまった為に現在は追われる身となっており、以前身を置いていた場所とは離れたこの地へ来た。現在は素性を隠し穏やかな生活を送っているが、時折金目当てに元居た地で暗殺の依頼を受けている事も。両親は随分前に訳あって己の手で殺めており、また生い立ちの所為か鬼への敵対意識はわりと低い。
こーら待て待て。なぁに良い大人が揃いも揃って殺気立ってやがんだよ。こう言うのは勝手に始末しちまうよりお奉行サマにでも突き出した方が都合良いんじゃねェの?
(この地での平和な生活にも慣れつつあった頃、日がな一日怠惰に過ごすのにも飽きつつあれば気分転換にと外出し。擦れ違う人間は殆どが顔見知りであり、掛けられる声に笑顔で応えながら宛も無く歩みを進めていれば前方に体格の良い男達が群がっているのが見え。ほんのりと薫る嗅ぎ慣れた臭いに眉を潜めた所で一人が大振りな木の棒を振り上げるのが見え、反射的に駆け出すと彼の目の前に躍り出て片腕でそれを受け止め。結構な力で降り下ろされたのか痛む腕にかなり本気で殺しに行ったのが分かれば背後で横たわる者が鬼である事を察し。取り繕った笑顔で宥めるように上記を告げると顔見知りである己を相手にすれば男も何も言えなかったらしく、言葉に詰まっている隙に羽織を素早く相手の体に掛け軽々と抱き上げると肩に担ぎ)
子供ら怖がらせんじゃねェ。此奴は俺が連れてくから後は任せろ。
(/>2の者です、お待たせ致しました…!!かなり血生臭い奴になってしまいましたが宜しかったでしょうか…?
また、当方ロルを短く纏めるのが苦手で…なるべく2、3行に収まるよう努力しますが場面によっては上記のように大幅に多くなってしまうかもしれません…。それでも可能であればご検討ください…!!)
(/ 遅くなってすみません、pf、ロルテありがとうございます!中々の素敵なキャラで今から楽しみです^^是非お相手を御願い致します! 私も纏めるの苦手なので無理して2-3行に収めずにお互いのやり易い長さでやりましょうbbそれではロルテに続けさせて頂きますね。これから宜しくお願いします! )
っ…お、ろせ…!…奉行所に行くぐれーなら此処で死にてえ…っ。
( 衝撃に備えようと目を瞑っていたがいつまで経っても衝撃はやって来ず。代わりに今までとは別の男の声が聞こえ、奉行に突き出すという旨の話と共に担がれて一瞬頭が付いていかないがすぐに状況を理解し。奉行所に行ったって結果は同じで苦痛が余計に長引くだけだろうというところまで思考が至ってしまえば相手の肩の上で暴れようとするも体の節々が痛いせいかすぐに大人しくなり。自分の情けなさと悔しさから噛みすぎて血の味がする唇をもう一度ぎり、と噛み。 )
(/いえ、参加許可ありがとうございます…!!素敵だなんて愚息には勿体無いお言葉…蘇芳君と釣り合うよう精一杯努力して参ります!!
ロルの件、了解致しました。ありがとうございます(´`*
此方こそ宜しくお願い致します!!)
落ち着けって。ンなとこ連れてかねーよ。
(傷が痛むのか思った程の抵抗は無いものの、死にたい等と物騒な言葉が聞こえればそれでは本末転倒だと苦笑を浮かべ。そもそも自分のような身分の者が奉行所に近づけるはずも無く、相手の角が周囲に見えてしまわないよう羽織を掛け直してやりながらなんとも呑気な口調で告げ)
…じゃあどこに連れて行く気だよ。
( 何を言われるのだろうと身構えていたが頭上から降って来たのは呑気な声で。その上角を隠されてしまえば相手の真意が読めずに戸惑うも人間への不信感からどうせろくな場所ではないのだろうと予想してキッ、と目の前の相手を睨み付け。 )
それは着いてからのお楽しみ。気に入るとは思うぜ?嫌かもしんねーけど。
(向けられる鋭い視線に気付いていながらそれを気に留める風は無く、へらへらと相も変わらずいい加減な態度で接し。黙々と歩く内徐々に人影は減っていき、静閑な雑木林の合間を縫うように通った細い一本道を変わらぬ足取りで進んで行き)
ああ、嫌だね。…けどどうせ嫌っつっても離してくれねーんだろ。
( いい加減な態度で接する相手に苛立ちを抑え切れず、楽しみにするわけないだろ、なんて内心悪態をつくも既に半ば諦めのような気持ちになっていて。ぼやける視界の中で周囲の景色を確認して雑木林の中を進んでいることを疑問に思うももはやそんなことはどうでもよく、目的地に着くまでは大人しくしていようと目を閉じ。 )
よく分かってんじゃねェか。
(相手の口調から感じ取る事が出来る苛立ちにも気付かないふりをしてクスクス笑いながら答え、その相手が大人しくなると程無くして景色が開けた場所に建つ一軒の民家が見えてきて。裏には川が通っており上流には滝があるのか微かな水音が聞こえ、周囲を緑に囲まれている為野鳥の囀りが耳に届く場所であり。引き戸を開け室内に足を踏み入れると広い作りになっている部屋に敷かれた布団の上にそっと相手を降ろし、そこで漸く声を掛け)
ん、到着。
……何、此処。
( 相手の肩で揺られていれば水音が耳に届いて微かに目を開け、緑で囲まれた民家を捉えては相手の家だろうかなんてぼんやり考えて。元々鬼族は山奥に住んでいたからか懐かしいような気持ちになり悔しいことに相手の予想通りこの場所を気に入ってしまったが決して口には出さず、ベッドに降ろされ声を掛ければ簡潔な言葉でこの場所の役割と相手の意図を尋ね。 )
俺ン家。
(残念ながら相手の意図を察するのは不可能だったようで、そうでなくとも思惑の全てを告げるのは面倒である為に回避するつもりでいるらしく。至極シンプルに事実のみを伝えると木桶に水を汲み手拭いを浸からせ、それを手に相手の元に歩み寄ると傍に座り込み手拭いを絞り。相手の顔や体にある傷を見れば痛ましさに顔を歪め「あーあ、酷ェもんだな。綺麗な顔が台無しじゃねーの」と誰に言うでもなく呟き。相手の頬に手を添え此方を向かせるように固定すると、一先ず口元に手拭いを軽くあて傷を刺激しないよう丁寧に血を拭い)
じっとしてろよ。
っ…、
( 予想通り相手の家であったようだがそうなると何故家に連れ帰ったのかという疑問が生じ、答えが出る筈もないが一人で悶々と考えていれば手拭いを携えた相手が戻って来て、自身の傷を見るなり顔を歪めている様子を目の当たりにするも何故そんな表情をするのか心底理解できずかと言ってじっとしていろと言われた手前尋ねることもできないためただ大人しくしていて、手拭いの冷たい感触にぴくりと反応するも相手の配慮のお陰か大した痛みにはならず、口元を拭き終えた頃合いを見計らっては制止させるように相手の手首を緩く掴んで偏見に満ちた発言を。 )
な、にしてんだよ…意味わかんねえ。…お前人間だろ?だったら俺のことなんか放っておけよ。
こら、じっとしてろって言っただろ。
(口元を拭き終え次いで目元を拭おうとした際不意に手首を掴まれると眉を寄せて告げ。相手が口にする言葉の節々から人間に対する偏見や憎悪が感じられるが、恐らく自分はそんな人間ではないと主張したところで無駄だろう。現に依頼さえあれば鬼も手に掛けていたのは事実で、ならば無駄な弁明を試みるより傷の手当てを優先させ手首を掴む相手の手を離させると瞼の血痕を拭い始め、その傍ら柔らかな笑みを浮かべながら言葉を紡ぎ)
人間だろうが鬼だろうが関係無ェ。信じろとは言わねぇから傷の手当てはさせてくれ。
は、…勝手にしろ。
( 鬼だろうが関係ないと言いきってしまう相手は今までの人間とは違うように思えるが人間への偏見が根強いので当然それだけでは信用できず、相手の発言を鼻で笑ってやるも此方に危害を与える気はないようなので抵抗することはなくされるがままで、開いている片方の目で相手の笑みを見ては気まずそうに視線逸らし。 )
(相手の言葉には棘こそ含まれているものの、手当てをする許可は得られたようで相手の体の至る所に付着した血痕を拭っていき。途中此方から視線を逸らす相手の様子が見て取れるとクスッと笑い手元へ視線を落とし。見たところ止血が必要な箇所はなさそうだが何分打撲が酷く、痣になってしまうかもしれない、と考えれば眉を潜め。普段はあんなにも気の良い連中が鬼を目の前にすると酷い所業をして見せるもので、彼らの愚行を詫びるように謝罪を口にし)
…済まねェな。
…なんであんたが謝んだよ。
( 視線を逸らしたまま処置が終わるのをじっと待っていたがふと耳に謝罪の言葉が届けば意味を理解できずに片眉上げ、謝られるようなことを相手にされた記憶はなく他の人間の代わりに謝ったのだとしてもそんな物が欲しい訳ではないため訳が分からないとでも言いたげに眉寄せて見つめ。 )
悪い事したら謝るもんだろ?
(決して悪い事を指摘できる立場では無いが、何の罪も無い者を鬼だからと言う理由で迫害する事を良い事だとは言えないだろう。相手の体を丁寧に拭いながら殊更に明るい声で上記を告げると、必要に応じて患部に包帯を巻き。幸い打撲こそあるものの骨折やらは無いようで、そこで処置を終えると「よし、こんなもんだろ。暫くは安静にしてる事。分かったな?」と注意を促し。然しこんな場所で一日ぼんやりと過ごすのでは気が滅入ってしまうだろうかと考え、直ぐ傍の窓に歩み寄れば「良いもん見せてやる」と笑みを向け口にしては大きな窓を開け放ち。眼下に広がるは自宅周辺の雑木林から町の風景で、辺りが一望出来る為にこれならば退屈しないだろうと笑みを向け)
どうだ?良い眺めだろ。
あんたがやった訳じゃねーだろ。
( 明るい声で話す相手から再び目を逸らせばそんなことを呟き、相手の言うことは正しいが代わりに謝るという感覚が分からないのか腑に落ちないと言った様子で。安静にしていろと釘を刺されてつい"嫌だ"などと口走りそうになるのをぐっと堪え、促されるままに相手が開け放った窓の方へちらりと目を向ければ眼下に広がる景色の美しさに一瞬目を奪われ、ぼうっと眺めていたがはっと我に返れば軽く咳払いしながら気まずに視線逸らして「…まあまあ、だな。…仕方ねーから治るまでは此処にいてやるよ。」と素直になれないのか居させて貰う立場であるにも拘らず上から目線ではあるが暫くはいるような意味合いの言葉を口にし。 )
けど同族がやった事だ。それともお前らはテメェに手ェ出さねぇ人間は許せんのかよ?
(確かに直接相手に危害を加えた訳では無いが、鬼とて自分らを迫害した人間を分け隔てなく嫌悪しているだろう。それと道理は同じで、自分自身が手を出した訳では無いとは言えこれまで人間がしてきた事を蔑ろには出来ず、口元に笑みを浮かべては相手はそんなにもお人好しな鬼なのか、と言う意味合いで問い掛け。相手の様子を眺めていれば此処からの風景を気に入ってくれたようであるのは明瞭で、返される天の邪鬼な言葉に肩を浅く律動させ笑いながら「ありがとよ」と礼を返し)
そういやお前名前は?
っ…許せるわけねーだろ。謝罪の言葉一つで許してやる気もねーな。
( 相手の問い掛けにぴくりと反応してそれまでの人間の所業が脳裏に浮かんでは表情曇らせ。生憎己は相手が思うようなお人好しではないようで憎悪の念が捨て切れず相手もその人間だと自分に言い聞かせてはキッと睨みつけ。謝罪の次は礼を述べられてしまえば愈々どうしていいか分らずきゅっと唇結び、思い出したように名を尋ねる相手にちらりと視線を向けて「……人に名前を聞く時は自分から名乗るのが礼儀なんじゃねーの?」とぶっきら棒に言い。 )
ンな高望みしねェよ。だからせめて傷が治るまでは世話させくれ。
(無論これまでの人間の行いを思えばこんな謝罪は遥かに軽々しい物で、この場で命をもって償ったとしても凡そ償い等にはならないだろう。許してもらおうだなんて欠片も考えていないが、それでもせめて己に出来る事は出来る限りしてやりたいと思い、真剣な面持ちで相手を見据えてその気持ちを言葉にし。名を尋ねはしたものの相手の指摘は尤もで、流石にいきなり名前を問うのは無礼だったかと苦笑を浮かべ。そこで相手に名を名乗ると再度相手の名を問い掛け)
あー、確かにな。悪かった。俺は南雲蓮祐。お前は?
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