、 2015-01-15 23:36:50 |
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____。
( 昨日ぶりに訪れた室内、彼女を無意識に探そうとする視界を牽制し、近くの壁にもたれた。スマホを取り出し簡素なメール文を見つめる。仕事場の同僚から送られたメールはどうも相変わらずの簡素なふ文面で笑えた。)
_只今、…っと、圭介?_居る、の?、
( 今日も相変わらずの遅めの帰宅。と、言っても仕事自体は予定通りに終わってはいたものの仕事仲間達と御飯に行っていた為に、こんな時間になってしまい。ふう、と一息漏らし乍室内へ入れば、中に居る人影に気付き、その名を口にして。__会いたかった。 ぼそり小声で呟けば大胆にも彼のその広い胸元に抱きついていき。)
おう、おかえり…っと。
( 帰ってきた扉の音。スマホを閉じて扉に近寄ったその刹那、ふわりと抱きついてきた彼女に薄く頬を緩めて頭を撫でて遣る。そして彼女の頭を撫でつつ一つ口を開くとしたらきっといたわりの言葉。)
___お疲れさん。
_ただいま。まさか来てくれてたなんて思わなかったから嬉しい。
( 彼の広くて大きな胸元に顔を埋めれば、頭を撫でるその手付きに心地良さそうに頬を緩めては目を細め。_今日の自身は少しいつもと違う。何故か彼が無性に恋しい。彼の背中に両腕回せば強くぎゅ、っと腕に力を入れ抱きしめて。)
_ありがとう。迷惑だったらごめんね、…もう少しだけこうさせて。
___空が言ったんだろーが。暇なら来いって。
( 年中仕事以外は暇な己にしては毎日来たいほど。頭を撫でる手を今度は背中に移動させるとその小さな背中を落ち着かせるようにとんとんと撫でて。頬を薄く弛ませてから彼女の言葉に眉を寄せた。そして一又溜め息を吐く。)
___迷惑じゃねえよ、…甘えてえなら俺で甘えてろ。
( 明日は久し振りの休日。友達とこの時間まで遊んでいて。久し振りの休日だからと、いつもよりお酒を多めに呑んでしまい、身体は熱く足取りも覚束ない侭。どうにか自宅まで帰り着くと扉を開け中に入るなり、ソファに倒れるように寝そべって。_今日は夜更かししたい気分。 ソファに寝そべる姿は端から見ればみっともなく映るだろう。服装は乱れ、大人の女としてあるまじき姿。)
__…こんな酔っ払いのお相手してくれる?、
早くおいでよ、ねえ。
( ぶつぶつと独り言を呟けば、来るかもわからない人物に向け言葉を発して。)
__っ寒い…。
( どうやらソファでそのまま眠ってしまっていたようで。寒さで目が覚めれば身体をぶるぶると小刻みに震わせ。慌てて起きあがり暖房をつければ再度ソファにだらしなく座り。
_誰も来てない、か。
( 辺りを見渡してみるも人が来た形跡はなし。はあ、と小さく溜息漏らせばすっかり酔いは覚めていて。ズキン、と頭に鈍い痛みが走れば眉を寄せ顔を歪めた。_誰も来ないならもう今日はおとなしく寝よう。)
__退屈。
( 今日は久し振りの休日。夕方からする事を済ませ今は自宅のリビングにてだらしなく暇を持て余して。テレビをつけるも特にみたい番組もない。雑誌片手に珈琲を口にすれば扉の方へ何度も目を向け。_来ないかな、…圭介。
ふと脳内によぎる彼の名をぽつり呟いてみる。もう来てくれないだろうか。淡い期待を胸に、少しだけ、と言い聞かせ彼を待ってみよう。)
( バイト帰りにふと立ち寄った室内には彼女は居ないがその残り香から寂しがらせてしまったかと苦笑いを一つ。ふうと一息を吐き出しては扉を締めて彼女を来るのをソファーで待った。)
( 久し振りの休日。最近は仕事の毎日で身体はクタクタ。やっとの休みで今日は一日中家でだらだら過ごしていた。_来てくれてたんだ。会いたかった人物が居た形跡を見つければ嬉しさと、すれ違いのための悲しさから複雑に顔を歪ませ小さく溜息を漏らして。
_待ってみよう。
( 来るかどうかもわからないしもう忘れられてる可能性もある。少しの期待をしながら彼を待ってみようとソファへ腰掛け扉を見つめて。)
___んあ、久し振りじゃねえか。
( バイト終わりに覗くと彼女が居た形跡、そして居るであろう彼女の姿に目を見開きつつ携帯を閉じる。今日彼女がいたことには嬉しかったのだが、どうも場面としては最低だった。手元にあるのは昨日飲みにいった同僚から貰った連絡先とラブレターまがいのもの。ラブレターなんて昔な手を使う子がいたのを少し驚いたが中身を読むとやはりそうだった。)
__久し振りだな、空。
_っあ、圭介!、亦会えて嬉しい。
( ソファでくつろぎ乍ふと視線を向けた先に居たのは、会いたがってた彼で。彼を視界に入れた途端頬を緩めれば相手に近寄っていき。
_ん、久し振り、圭介。会いたかった。…ん?、それなーに?、
( 再度相手の名を口にすれば自身の想いを口にして笑みを浮かべるも、不意に彼の手元にあるモノが視界に映れば首を傾げ乍、彼の顔を見つめ問い掛けて。)
( 数刻経ってしまったのは家のことをしていたのだろう。少し疲れた様子を見せつつも彼女の言葉に笑みを緩め、ソファーに座る。)
俺も会いたかった、…あー、仕事のもんだ。
( 彼女の言葉に本心を一つ添えてから頬緩めれば聞こえてきた声には少し場が悪いように目を逸らそうか。
そして時折小さな溜め息を吐き出してその奇抜な手紙を机に乗せた。)
_大丈夫?、なんか顔、疲れてる。
( 彼の頬にすっと手を伸ばせばそこを優しく撫で、疲れているだろう彼を気遣うように心配そうな視線を向けて。次いで、彼の言葉には此方も素直に嬉しさ感じ自然と笑みが漏れる。
然し、自身からの小さな問いに応えた彼の様子に疑問を抱き乍、ふうん、と相槌をうち。
_もしかして、ラブレターだったりして。
( 机に置かれた手紙らしきモノに目線を移し乍、彼の反応を見てみようと。)
ん、大丈夫。
( 彼女の頭を数回撫で薄く目を細めてはそのまま彼女を見つめて。
時折瞬きをするその姿に飽きもせず見たところで聞こえてきた声には平然に返した、はずだった。)
___んな訳ねえだろ。
( 彼女から目線を逸らし視線を逸らしたのは分かり易かった。)
( 明日は休日。することを済ませやっと一息ついて。リビングにて雑誌片手に珈琲を口にし、一人の時間を過ごす。_然し、やはり何時も脳内に過ぎるのは彼の事で。先日の、ラブレターらしきものが頭から離れない。彼は違う、と言っていたが、どう考えてもあれはラブレター。この胸のざわつき、もやもや、は一体何だろうか。_会いたい、圭介。 無性に彼に会いたくなった。期待は薄いが、扉に目を向け彼を待とうと。 )
__久しぶりに来たわね。
( 最近は仕事漬けの毎日。ただひたすら会社に行き作業をし、そして家に帰宅。という流れの日々を淡々と送って。_癒されたい。何も楽しみなどない自身にとってこの退屈な日々を変えたくなった。リビングのソファにて、だらしなく身体を横にしては扉を数回ちらちら、と。_もうあの人は来ないだろう。頭では理解しているものの逢いたいという気持ちは未だ消えずに。はあ、と大きく溜息つけば雑誌を手に取り一人過ごして。)
___久し振りだな。
( 己はきっと彼女の待つ人ではないが暇だからという理由で覗いてみた。
時刻もう彼女が最後に発言したその時間帯からある程度過ぎていて、ちょうど今バイト先から帰ってきている所だなんて言ったら怒られるのかは分からない。)
__元気にやってたか。
( お風呂から上がり髪を乾かしながら、ようやく一息つけるこの時間帯。昨夜、彼が来てくれていたのに眠さに勝てずに寝てしまっていた。_また、来ないかな。 気紛れで来ただけだろうとはわかっていたが、やはり逢いたい。今日は眠くないから気長に彼を待とうと、ドライヤーを切ればソファに寝転がり。)
___ソファーで寝たら風邪ひいちまうぞ。
( バイト帰り。会社や何もフリ-タ-はやはりこういう時間になってしまう。彼女は居るかは分からないが一応、そう一つ呟けば彼女の足元に座る。
時折く、と背伸びをしつつ彼女を見つめてみれば薄く頬緩め、目も細めた。)
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