はかたちゃん 2015-01-09 17:41:33 |
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どうせ、かーくん…三枝さんの事やからなんかやらかしおったんやろ……いってきんしゃい。
(同じ中学の子とは少しとはいえ話は交わしたというものの、そんなに喋る機会もなく只呆然と始業式を終えただけだった。何処か彼を追ってしまう己がいて。何だか嫌な気がするのは気の所為なのだろうか。そして、始業式が終わり一緒に帰ろうと彼を探していたところ彼からの言葉。何の用事だろうか、と考えてしまったがどうせ彼の事なんだから説教とかに決まっている。慌てて渾名で言おうとしたところをさん付けに直し。ヘラリと笑みを向ければ手を軽く振って歩き出し)
( / 返せましたー! ( ← ) )
…。
(何てこと無い用事だと思っていた。まさか学校初日にして告白されるとは微塵も思っていなかった。呼び出しを受けた相手は、高校では別のクラスだが中学の頃同級生だったクラスメイト、勿論話したことはあるがそんな素振りなど全く見せたこともなかったのでその驚きは一入だった、いや、自分が気付いていなかっただけなのかもしれない。そして自分はその告白を…受け入れた。何故受け入れたのかは自分でも分からない。ただこの事実を知った時、幼馴染はどんな反応をするのか、それが気になったのである。異性と付き合ったことなど無い為どうすればいいのかも分からず、ただ他愛もない話をしながら帰路を辿り)
(/はいはーい、大丈夫ですよー!)
…か、かーくん…
(入学式で疲れたのか何も予定もなくベットに寝転んでいればお母さんから買い物を頼まれ。其の儘コンビニに行く途中、仲良さげに歩いてくるカップルを遠くから見かけた。その時は何も思わなかった、只のカップルだったから。そのカップルが近づいてくるにつれて顔がはっきりと分かってくれば只呆然と立ち止まった。その主が己の幼馴染の彼だったから。隣は中学の頃同じ学校だった可愛らしい女の子。「…三枝さんが付きおうとは思てなかったばい、こんな可愛い子彼女にしちゃってん三枝さんには勿体無か…じゃあ、買い物頼まれたし行くけん、」彼に近寄ればくすくす、冗談交じりに述べれば。隣に居る己も知り合いの彼女には' おめでとう ' と笑顔で祝福し。ヒラヒラ、と手を振ればコンビニへと向かい)
お、おう柚ー。……せやろ?って勿体無いとはどういうことやっ。
(何だかんだで初めての出来事に知らずのうちにテンションが上がっており周りに注意が向かなかったのだろう前方の人影には全く気付いておらず、彼女から近寄ってきたところで初めて幼馴染を視認する。何れは知らせないといけないことだったがまさかこのような形でバレてしまうとは、いくら何でも早過ぎる。戸惑いながらも引きつった笑みで軽く挨拶し、驚き怒るどころか此方を祝福するような彼女の口調に一瞬真顔になってしまう。少し間を置けば普段の笑顔で肩に突っ込みを入れ、去っていく彼女を見送る。やはり自分のことは何とも思っていなかったんだ。幼馴染…それ以上でも以下でもない。今までの関係がずっと自分の片思いだったと考えると、何だか無性に悔しさがこみ上げ、その気持ちを紛らわせる為に隣の女の子の手をぎゅっと握ると、再び歩を進めてその場から去っていき)
(彼と話を終え、大分彼との距離が広がってきた頃後ろをチラリと振り返ってみた。ぼんやりと映る己の視界の先には手を繋いでいる彼の姿。カップルになっているのだから、手を繋ぐことくらい当たり前だ。何時も彼の隣は己だった、自意識過剰かもしれないけれど、己は彼にとって一番特別な存在だと思っていた。例えそれが幼馴染という関係でも。それでも、' 彼女 'の関係の彼の隣にいる彼女には勝てない。己より特別な人が出来てしまった彼。もう、彼の家に行くことも当たり前だった、登下校も全てなくなる。そう思えば胸に穴が空いたような気がして。空っぽになったような気がして。「…ただいま。」そんな暗めのトーンで家に入ればベットに寝転び。泣きたくなったのはどうしてなのだろうか)
はぁ…。
(恋人関係になったからといってそこまで急激に変わるものでもないのだろうか。あの後適当に街を歩いたり買い物行ったりと、普段と変わらない遊びを終えて帰宅し今に至る。念願の彼女ができたというのにここまで心が晴れないのは何故だろうか、ベッドに寝転がり、天井を見ながら考える。考えるといっても実際考えるまでもないのだが。口から出るのは溜息ばかり。今柚は何してるんだろう。明日は起こしに来てくれるかな。なんて癖のようになってしまっている自分の考えが今は邪魔で仕方ない。取り敢えず今日は疲れた。次第に睡魔が押し寄せると、それには抗うこともできず、ゆっくりと眼を閉じて)
…あ、もしもし。かーくんやか?
(ベットから起き、時計を見ればもう午後の7時。そろそろ夕食の時間。彼はもう彼女とのデートを終えて家に帰ってきてる頃だろう、なんて彼の事ばかり考えてしまう己は何処か可笑しいみたいだ。彼の家は己から走って1分もかからない。窓から顔を出せば喋れるほどの近さ。いつもなら用がなくても直ぐに彼の家に遊びに行っていたものの今はそうとはいかない。ベットに置いてあった携帯を手に取り電話をかける__幼馴染の彼に。「かーくんに彼女が出来て驚いたたい、…これからもうかーくんの事起こしに行かんとよ。一緒に登下校もできん。うちの所為で彼女さん悲しませるのもあかんたい。だから、遅刻せんと起きるんよ。じゃあ、また明日、」彼だと確認すれば一方的に己が淡々と喋って。今は彼の声を聞きたい気分ではない。只、要件を話したかっただけ。彼の返答も聞かずに電話を切れば窓の外を見つめた。もうこれで、幼馴染の関係も終わり。明日からは普通のクラスメイト。今迄のようにはいかないのだ)
んん…?…!も、もしもし!ゆ…
(携帯の着信音で目を覚ます。どのくらい寝ていただろう、窓から外を見るともう日は落ちているらしい。誰からだろうと思いながら身体を起こし携帯を手にとれば画面には幼馴染の名前が。思わず立ち上がり、喜びと少しの期待を胸に通話ボタンをタップする。相手の名前を呼ぼうとするも、それを遮るかのように淡々と流れる彼女の声。「ちょ…いや…え…」話をする、というよりもかなり一方的に、まるで留守番電話でも入れるかのように語られるそれは、こちらに話す隙を与えず、同時に自分の心を更に抉ってくる。何でこんなに冷たいんだろう。こんなはずじゃなかったのに。そのまま電話が切られると、携帯を布団に向かって思いきり投げつけ、ベッドに腰掛けて頭を抱える。悔やんでも仕方がないことは分かっている、これは自分が決めたことなのだから)
…学校行ってくるけんね、
(目覚まし通りに起きた己。テキパキと用意を終え、彼の家に行くつもりの思考を止める。今日からは彼の家に向かってはいけない。もう、今までの関係とは変わったから。いつも彼を起こしに行くため少し早めに起きていた己。それも今日までで終わり。もう少し遅くまで寝ていられる、アラームの時間変えなくちゃ__家族に挨拶を交わし玄関を出た。ひとりぼっちの登校。何年ぶりだろう、何年ぶり?これが初めてなのかもしれない。彼が風邪で休んだりしたら絶対己も一緒に休んでた。いつもと変わらない登校道。一つ違うのは己の隣に彼が居ない、だけ)
ん…う…ぬぅ…。
(どうやら結局一人では起きれないという習慣が付いているようだ。「海ー!お客さん来てるでー!」という母のけたたましい声に起こされる。そういや親に起こされるなんて何年ぶりだろう。一発で目を覚まさせる力はあるが柚の起こし方の方がまだ良心的だった。ともあれ渋々布団から出れば制服に着替えて下に降りる。リビングに入ればちゃっかり家に入ってる現彼女の姿が。というよりもこの苦笑いを見るに入れられたのだろうな。その他諸々の準備を終えればその彼女と家を出る。幼馴染以外の異性と並んで登校するのは、新鮮というか何というか、違和感しか無い)
(もう学校が見えているくらいまでの距離。彼と登校時間が被らなくてよかった、今この状態でもう一度彼と彼女に会えて自然に接しられる自信がない。学校の校門に入れば中学の頃の友達に彼の事を根掘り葉掘り聞かれる"彼女、できるなんて思ってなかった!"それはこっちの台詞だ。彼が告白される事は初めてでは無いはず、実際彼の口から聞いていたし、その現場も見たことがある。毎回、断っていた理由はわからないものの付き合うことになったのはこれ初めて。こんな簡単に彼との関係が終わるだなんて思っても見なかった。訳のわからない感情に襲われれば玄関につき靴を履き替え。「…おはよう。三枝さん。」彼の彼女は己とは違うクラスの為、下駄箱の場所が違う。彼と彼女が一緒にいる所は見ずに済んだようだ。彼が登校してくれば普段と変わらないように笑った、筈)
あぁ、おはようさん。海でええよー。
(その後も違和感が抜けぬまま会話をしながら登校。彼女とはクラスが違う為玄関で分かれて自身の靴箱へ。そこには一足先に学校に着いていた会いたくないけど会いたかった幼馴染の姿が。こんな時でも変わらず笑えるのだから凄い。そこは素直に彼女の尊敬するところともいえる。そんな彼女に応えるべく自分も出来る限り普段通りの笑みを作り朝の挨拶を一つ。相変わらずの呼び方に逆に擽ったさを感じればへらっと笑いながら手をひらひらさせて上記を述べる。何も言わずとも自然な流れで並んで教室へ向かうあたり、幼馴染であることを感じさせる)
…ううん、三枝で良か。
(彼と自然に話せただろうか。いつもと変わらない己でいれただろうか。こんな事を考えるあたり全然いつもと同じではないように思えるのだけども。海、何て呼べる筈がない。彼の呼び方はたった一つな筈。その渾名を変えることは己にはできない。というか、呼びたくない。いつから、彼の事がこんな大切な存在になっていたのだろうか。恋愛として、幼馴染として?それはまだわからない。わからないのだけど。何故かいつも通り2人で教室に入ることになりそうになるも「…じゃあ、」と自分から笑顔でスタスタと彼の前を行き教室に入り)
( / このままじゃ、進展しそうにないんで考えたんですけど!( ← ) 柚の家族が旅行に行くことになり、柚が家で独りぼっちになる為、海くんの家に1週間限定で泊まる事になるとかどうでしょうかryry そこで、雷が苦手ということにする( ← ) 柚が海くんに抱きついたりry 彼女がいるのにラブラb(( )
…頑固やなぁもう。
(どうしてここまで名前で呼ぶことを拒むのだろうか。確かに昔からの渾名を止めるようお願いしたことは悪いとは思っているが、そこまで冷たくしなくても良いのでは無いのだろうか。自分には相手がその渾名に対して抱く重要性など全く理解できず、相変わらずピリピリとした空気が二人を包み。「うん。」怒っているのか、具合でも悪いのか、相手の感情を読み解くことができない。ただ言えることは普段よりも明らかに会話が少ないこと。笑顔を向けてくれるのは良いものの、これで話はおしまいとでも言うかのように先に入室する相手に短く返事することしかできず、自分も後から入室していき)
(/確かにBADENDまっしぐらですもn(←)ひぇぇ、どこまで主人公資質なんや海くん、爆発しろ!!(←だまれ)でも二人の関係を修復するにはもってこいのイベントですね!相変わらずはかたちゃんのストーリー構成力には感心させられます←)
…ごめん、今日は一人で帰るたい。
(全ての授業が終えれば帰る用意をしていた所、友達から一緒に帰らないか、というお誘いが。今は誰かとワイワイできる気分でも無いし、敢えて一人の方が気楽で良い。笑顔で友達と別れれば、家へと向かい。帰宅中、着信のアラームが鳴り響いた。「…もう無理けん、高校やし良か良か!…う、…うん。…じゃあ、わかった。」お母さんからの電話は、今日から1週間旅行に行く為幼馴染の彼の家に泊まれというもの。勿論、彼には彼女はいるし__っていうのは只の口実。本当は今彼と会ったらどうにかなっちゃいそうだから。直ぐさま断ろうとすれば料理とかどうするの、なんて痛い所を突かれた。己が家庭的な筈がなく、電話を切ればはあと溜息を吐き出す。最近、疲れがたまっている気がする。どれも、彼の所為だ__なんて。思っている己はやはりどこか可笑しい)
( / もう完璧少女漫画ですもんn(( 。 大丈夫です!海くんにはその資質があります!( きらきらァ ← ) 只、自分がしたいシチュを言っただけですy (( 構成力なんて皆無ですから☆ ry )
ただいまー。
(今日も幼馴染と一緒に下校することは無かった。その代わり昨日告白を受けた彼女と下校し、少し道草を食った後そのまま別れて帰宅する。リビングから母親の自分を呼ぶ声がしたため自室に行く前にリビングに立ち寄る。「へぇー、分かった了解。」どうやら話があったようで、それというのは幼馴染の両親が旅行に行くから泊まりに来るというもの。全く旅行好きだなあいつの両親は…と、これまでにもこういうことはしばしばあったようで、特に驚いた様子も見せずに相槌を打つ。しかし昨日の今日だ、彼女が本当に来るのかはいささか疑問ではあるが、それは自分が決めることじゃない。用件が終わったのを確認すればリビングを出てそのまま自室へと向かい)
(/少女漫画読んだこと無いけどこんな感じなんだろうなっていうのは分かりますw自分のしたいシチュを言うにも、的確でどんなのを望んでるのかが分かりやすいのでとても相手しやすいです!)
…お邪魔するけんね、
(家に帰ればもう誰もいなかった。渋々、荷物をまとめて彼の家へ行く。昔だったら、何も戸惑わずに彼の家へ行けたのに。こんな体験初めてでは無い筈なのに。ものの1分もかからずに彼の家へ着くと。インターホンを押そうとする自分がいた。彼の家へ入るのにインターホンを押したことなど一度もない。逆にインターホンを押せば違和感がありすぎる。荷物を手に持って其の儘玄関のドアを開け。「あ、1週間お世話になるけん、」彼のお母さんと他愛もない話を続けると自室にいる彼の部屋と向かう。「…かーくん、急にごめんな、1週間経ったらすぐ出て行くたい。」荷物を置くと苦笑い含みながら)
( / 少女漫画面白いですよ!もう、漫画の世界に入りますかr (( 。そんな褒められると調子に乗るのでやめてくださいry )
(ベッドに寝転んでいるとインターホンの音が聞こえてくる。彼女だろうか、いやインターホンだけなら他の来客だってありえる話、次いで下から響いてくる母親の声で彼女が来たことを確信する。この時点で妙な緊張感に包まれ、身体を起こしベッドに腰掛けて相手を待つ。「いらっしゃい、待ってたで。まぁそんなこと言わんとゆっくりしていきや。」部屋に入るなり何だか申し訳無さそうにしている彼女、今までこんなことがあっただろうか。そんな構えるような態度を取る彼女に笑んでみせると、手を軽く上げてリラックスさせる言葉をかける。自分は自分でこれで普段の対応になっているのだろうか、久しぶりなのもあるため不安ではある)
(/ほへーそうなんですねぇ、いつか読んでみます!いつか。(大切なことry←)調子に乗らせて更になりチャに対するモチベーションを上げさせていくのです!そしてそれを見て自分も調子に乗るのでs(やめろ)
…うん、ありがとね、
(彼が己に気を使っているのが一目で分かる。はあ、やっぱりお母さんタイミング悪すぎ。何を喋って良いのかも分からず流れる気まずい沈黙は己には耐えきれないものであった。「…そういえば、例の彼女とはどげんなん?うまくいっとっとうとーん?」話のチョイスを間違った気がする。何故よりによって、触れたくないこの話題を__己は彼に彼女ができたことに嫉妬しているのだろうか。それならまるで彼の事が___。クスクス笑いながら聞いてみて。こんな事を聞いて己はどうしたいんだろう)
( / 男の子ってやっぱ読まないんですね!意外と読んだらはまるかもしれませんよ ry これからの恋愛に役立つ(( 。げふnげふn ( ← ) 海くんも調子にのるんですn ( ← ) ご飯とか飛ばして早速海くんに抱きついちゃいたいです ( え 、)
まぁ座りーや。
(彼女を立たせておくのも何だと適当に座るように促す。普段はベッドに並んで腰掛けることが多い為さり気なく横にずれて隣にスペースを作り。なんだろう、とても気まずい。お互い笑顔な筈なのに会話が一向に生まれない。さっきからちらちら目は合うものの互いに話しだすタイミングを探っているかのようである。そんな中彼女がその沈黙を破ってくれる。「うーん…正直よく分からん。どうすれば良いのかも分からんし、ふつーに遊んでる感じ。」何故その話題をチョイスした、という気持ちはあるものの今は話を振ってくれただけでありがたい。少し首を捻って考えた後、苦笑交じりにそう答える。半分嘘で半分本当、とにかく彼女の前で上手くいってるなんて言えるはずもなかった)
(/読んでる男子も結構いると思うんですけど自分がたまたまそうじゃなかっただけですね!なぬ、それは一刻も早く読まなければ…!いや、実際少女漫画みたいな恋愛は可能なのだろうk
まぁその辺は家族集まってるだろうからスキップしても良いかもしれないですね。ふふん、そこを敢えて焦らすというのもアリか…(ねーよ)
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