月番 2015-01-07 13:31:01 |
通報 |
...__久しいな、其方に会うのは何時振りだったか、
( 引き戸が引かれれば自然と反応してしまうのは動物特有の耳で有り。“良く来てくれた”なんて言いた気に綺麗に手入れのされた尻尾をゆさり、と揺らせば口許を上に持ち上げて窓枠から腰を降ろして。煙を窓の外へと吐き出せば煙管を近くに置いき、相手の方へと歩みを鈴の音と共に進めて。相手の手を取ろうと片手を伸ばした所、双眸に入るのは白く儚い雰囲気を持つ何とも美しい一輪の花、__ほう、と息を付けば相手を微か、見上げるかの様にして視線を上げ「__此れは、」なんて問い掛けてみては )
...常に会えれば良いんだが、つまらぬ雨や霧が月を隠すからな。1週間ぶりくらいか?
(戸を開いて視界に入るは流れるような優美な所作で歓迎してくれる相手の姿で、意図せず顔は穏やかに笑みを浮かべてしまって。ふわふわと揺れる尾を"触り心地が良さそうだ"などと小さく笑い、部屋に入れば後ろ手で引き戸を閉めて。歩み寄ってくる様をどこか穏やかな視線で追うと、花に気付きこちらを見上げて問う相手の前に差し出して「名は知らぬがお前に似ていると思って、土産に買ってきた。美しく儚く、そして可憐だろう?」とその花に惹かれた理由を告げて花に軽く口付けをして)
__...一週間か、私にとっては更に長く感じた、
( 何時もと変わらず穏やかな笑みを浮かべる相手に此方も知らずの内に笑みを零していれば差し出される花。微かに顔を近づければ、その鼻孔をくすぐるかの様な甘く、そして爽やかな香りがするのは此の花特有なのだろうか。「__何と良い香り。土産、確かに頂いた」なんて相手から花を受け取れば己も相手と同じ位置に口付けを落として。悪戯気に双眸を細めるも己の髪を耳に掛ければ耳の横に其の花を差して。「...可憐、かどうかは其方に掛かっているがな、」なんて冗談も零し筒、相手の手を引けば中へと誘い )
...それは暇をもて余してか?それとも俺に会えなんだからか?
(花に顔を寄せる姿も溢す言葉も自分には愛らしく感じ、穏やかな微笑みは絶えようがなく。けれどもただ甘やかしてはつまらぬだろうと、どこか僅かに意地悪な質問を投げてみて。手を引かれるままにゆっくりと奥へ歩を進めながら「言葉のままに受けとるといい。素直になれ化野」と喉を鳴らすように冗談を笑い飛ばして、腰に携えていた二振の刀を鞘ごと腰から外して片手に持ち)
...勿論後者だ、と云った方が其方にとっても受け答えとしても嬉しいし正しいのだろうな、
( 相手の突然の言葉にやや双眸を開くも、直ぐに口角に薄い笑みを浮かべれば試す様に相手を見据えて。低く笑う相手に「...其方の、其の低い笑い声は好みだ、」と素直な感想を投げ掛ければ相手の前に両膝を付き、刀を受け取ろうと両手をそっと差し出しては。「...預かっておこう、物騒な物は月夜には似合わん。...刀を振るう其方の姿もこの眼に一度、収めてみたいものだがな、」なんてフフ、と小さな笑みを零しては相手を見遣り )
...そうだな。それが客をもてなすには最適な答えだろうな
(向けられた視線に自身の視線を交わらせ、試されることを楽しむように口角を緩めてみせ。素直な言葉に驚き数回瞬きをすると、言葉の変わりに相手の頭を一度だけ軽く撫でて微笑みを返し。膝をついて見せる相手の姿に少し眉を寄せると「そんなことは容易いが、その美しい手に刀を預けるのは忍びないな。穢れてしまいそうだ」と苦く笑いつつ、そっと刀を預け)
...、子どもの様に扱うではない、最も、撫でられるのは嫌いではないが...
( 私は其方よりも遥かに年上ぞ、とでも言いた気に双眸を細めれば尻尾をぱたり、と畳に軽く打ち付けて。相手の大げさな言い分に袖で口許を隠せば小さく笑いを零して、「...穢れなどしない、もし穢れたとしても其方が清めてくれるのだろう...?」口角をゆるり、と持ち上げては相手を横目に捉えて。畳の後ろにある刀置きに其れをそっと置いて、相手が何時もこの刀を振るうのかなんて想像すれば、こんなにも穏やかな顔をする相手の反面、どのような表情をするのだろうか、と興味が鎌首を擡げるもののそれを仕舞って )
...子供扱いなどしたりせぬわ。特にお前はな。
(尻尾による抗議と言葉による甘さがなんとも言えぬ感情を呼んだせいで顔は優しく綻ぶばかりで、だらしない顔をしていると思われはしないだろうかと自身の顎を指先で撫でながら隠して。座蒲団の上に胡座をかいて座ると、ひじ掛けに肘をつき頬杖ついて相手の所作を眺めつつ「清める...か。じゃあその両の掌に口付けをしてやろうか?...むしろ益々穢れるやもしれんがな」と冗談めかして言葉で遊びつつ少し視線を斜に伏せて。剣舞と言えば聞こえは良いが、所詮は殺陣であり人を殺める様を相手に見せる機会が無いと良いが...と少し憂いを帯びた笑みを向けて)
…其方に触れられただけで穢れたりせぬわ、
( そんな相手の言葉にふと、肩を竦めて見せれば相手の横に微か、枝垂れ掛かる様に身を寄せて。「…極上の美酒を持って越させた。今宵は其の物憂げな顔、此の化野が変えてみせよう」なんて、相手に漆塗りの盃を持たせては、其処に蒼白く輝く月を連想させる程の透明感を持つ酒を注いでは桜の花弁を一枚浮かべて。「…余計な事に口を挟んだ事、詫びよう。其方に其の様な顔をさせたかった訳では無いのだ…」ふ、と双眸を伏せれば耳先は微か、力無く垂れ )
(/ 一週間の時効が切れましたので、再度キャラリセをし、お相手様を募りたいと思うのですが、続けるか否か、百目鬼様様からのご連絡を一日お待ちしたいと思います。お目通し頂けますよう、祈っております。
もし、一日経ってもご連絡が無い場合は新しくお相手様を募集致しますので、宜しくお願い致します。)
( / 早い気も致しますが…、新しくお相手様を募集したいと思います。pf.ロルテ、指名をお書きの後、ご投稿下さいませ。ロルは中〜長まで言って下さればどれでも対応は出来るつもりでおります。 )
とある会話___Side 化野
…此の天気、店は開くと思うか、?
( 何時もの窓枠に腰を掛ければゆるり、と振替って視線を当てるのは己の友人でも有、商売敵でもある2匹の姿で有り。面倒臭そうに鴉の面を弄り筒、なに答えない棗は何時もの事なので其処は触れない、微かに首を傾げて此方を見上げてくる垂水は可愛いものだ。「…さて、どうでしょう…此の店は気まぐれな所が御座いますから…、」何て無意識であろう流し目と微笑で此方を見られては些か居心地が悪いもの。トン、と軽く床を蹴っては部屋の中へと身を潜めて、何時もは縛っている髪の毛も今日は解いている為に床に盛大に零れ落ちる白銀の髪に一瞥をくれる棗は「…邪魔くせェ、切るなり垂水の様に括れ。」何て射る様な視線を向けてくるのを軽く流せば、時間を潰したいのか小さく息を付いて。)
トピック検索 |