主 2015-01-04 20:47:50 |
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面白い方でしたね。流石は昴の友人です
(恐らくは自分たちと同じアイドルであろうグループ名を聞くやいなや慌ただしくその場を去っていった友人の後ろ姿を見送り、何やら疲れきった様子の相手とは対照的に純粋に彼の交友関係の一端や学校での様子を知ることが出来たことが嬉しく思えて満足げな様子で。お調子者で良くも悪くもお笑い担当ポジである彼の友人だけあってやはり面白い人だったなというありのままの印象を語り、類は友を呼ぶとは正にこのことなのだろうなと微笑ましげに感じ「…ところで昴はこれからの予定は何か決まっているんですか?」友人が去って二人きりになればこれから相手はどうする予定なのかを緩く首を傾げて問いかけて
そうだなぁ・・・。あいつもどっか行ったし、これといった用事はないかな。そういえばお前は何か用事があって来たんだろ?
(相手に言われて改めて自分の友人達を頭に思い浮かべて見れば、皆先ほどまでここにいたあの友人のように軽い感じの性格で、自分も含めてよくもまあそんな奴らが集まったなぁと素直に感心していて。買い物も終わり自分はやることがなくなりこれからどうしようかと考え、相手の姿を見てみると買い物袋を持っておらず、ということはまだ用事は終わっていないのだろう。相手さえ良ければついて行こうかな、などと考えていて)
はい、ちょうど醤油を切らしてしまったそうで帰りに買ってくるようにと頼まれてまして
(当然ながら用もなく帰り道とは逆方向にある街の方までやってくるはずもなく、相手の問いかけに対して別に隠すようなことでもないため素直にここへやってきた本来の目的を説明をして「それで、その…ただ買い物へ行くだけなのですが昴も一緒に来ますか?」特にこの後、予定がないという彼へとただ買い物をするというだけのことでわざわざ同行させるというのも少々気が引けるのだが、せっかくこうして出会ったのだから少しでも一緒に居たいという想いから遠慮がちに相手を誘ってみて
んー・・・そうだな、別に俺は買う物はないけどお前と一緒ならそれだけで楽しいからな。だから一緒にいくわ
(買い物自体はないが、これからラブライブのために練習が忙しくなるであろう彼女と過ごせる時間は貴重なもので、断る理由もなく考えるまでもなくすぐに頷いて。考えてみれば、例え買い物だとしても相手と二人でどこかに行くというのはあのデートの日以来であり「まぁとりあえず行くか!そうだな、手でも繋いでくか?・・・なんてな」少し先を歩き始めた後振り向き冗談交じりにニヤッとして言うが、あの彼女がこんな人の多いところでそんなことができるはずがなくす苦笑を浮かべて再度歩き出して)
そうですね…って、え!?…いえ、あの…えっと…
(全く悩んだ様子を見せることなく此方の想いへと応えてくれた相手に自然と表情は綻び、例えこれが単なる買い物であったとしても相手と一緒にいられることは素直に嬉しく、誘ってみて良かったなと心から思えて、行き先などからは全くそんな感じがしないが見方によってはこれもある種のデートとも言えるのではないかなんてことを考えていた矢先に手を繋ぐかなんて、余計にそんな気分を増長させるような言葉をかけられれば驚くやら照れくさいやら様々な気持ちが胸の内に渦巻いて俯きがちに考えを巡らせ、その末に手を繋ぐことは少し恥ずかしいものの相手との繋がりが欲しいという想いからそっと相手の袖を摘むようにして後をついていき
・・・ったく、たまにお前の恥ずかしがり屋なところが嘘なんじゃないかって思うぞ。大胆なのか大胆じゃないのか・・・まぁ可愛いから何でも良いんだけどな
(前を歩いているとふと袖を掴まれる感覚があり、一度立ち向かって後ろを振り向くと若干恥ずかしそうに顔を赤くしながら自分の袖を掴んでいる彼女の姿があって。恥ずかしいならしなければいいのにと思っていながらも、となんだかんだで大胆な行動を取る姿が可愛らしく見えて小さく微笑みを浮かべ。正直に言うと自分だって手を繋ぐことに関しては恥ずかしいと思っていて、手では無いがそれを自分よりも先にこなしてしまう彼女のことは素直に尊敬していて「・・・んじゃ、行きますか」好きな女の子にここまでされて何もしないなんて事は出来ず、何も言わず袖を掴んでいた相手の手を離すとサッと自分の手と繋ぎ直して再び歩き始めて)
これは…その、昴にだから言えるのですが…決して笑わないでくださいね?
(普段は恥ずかしがりでどちらかといえば引っ込み思案な癖に時々こうして大胆になってしまう、そんな自分の一面は理解しているし、そうしてしまうのはそんな照れ屋な性分のせいで普段は自分が表にさらけ出すことの出来ない欲望が爆発してしまうのが原因だということも自覚していて、自分だって年頃の少女であり女の子らしさというものへの憧れや欲求だって少なからずあって。当然そんなことは今まで誰にも言っては来なかったのだが、改めてそのことについて指摘を受ければ何となく彼にだけは聞いてもらいたいようなそんな気持ちが芽生えてきて、手を繋ぎ歩きながら念押しするようにして話題をふり
・・・ん?おうよ、まぁ話してみろって。
(彼女は幼い頃からかなりの引っ込み思案で、いつも自分や穂乃果の後ろに引っ込んでいることが多く、だからこそそんな彼女がスクールアイドルという皆に見られるようなことを始めたのは正直かなり驚いたのだ。しかし最近はそんな恥ずかしがり屋な一面よりも大胆な一面を見ることが多く、それはもしかしたらスクールアイドルをやっていて大分成長している証拠なのかもしれない、そう考えると何か自分の事のように嬉しく感じ。そして何やら念押しするような彼女の言葉に、疑問を持ちながら頷き話の続きを促して)
絶対ですよ…
(彼の性格上、そう言ったところで結局聞いた後で笑われたりしそうな気もして全く不安がないと言えば嘘になるが、本人が笑わないと言っている以上、それは考えても仕方ないかと再び改めてそう短く言ってから口を開き「確かに私はどちらかといえば引っ込み思案ですし、あまり人前に立つことも得意ではありません…ですが時々その反動なのでしょうか…恥ずかしくて止せばいいのに自分の欲求が抑えられなくなってしまうことがあって…」話せば話すほどにこんな自分は変ではないだろうかなんて不安が心中をよぎったが、溜め込んだものを吐き出すようにゆっくりと語っていき
あー・・・なるほどね。そういう話良く聞くよな。まぁ別にいいんじゃないか?お前のそういう姿見ていて可愛いし。
(そう言われて、時々彼女から出る大胆な動の理由が分かり納得するように数回頷いて。確かに色々溜め込みやすい彼女はその反動が強いのかもしれない。しかしそれは笑うどころか、むしろ話してくれてありがたいという気持ちが強く彼女の新しい一面を知ることが出来て嬉しく思い自然と笑みが浮かんで。きっと不安に思っているであろう彼女を安心させるために、握っている手をギュッと少し力を入れて話の続きを促して)
本当ですか?可笑しくないですか…?我慢出来なくて前みたいに鏡の前で、あ、あんなポーズをとってしまったとしても…?
(こんな自分は普通じゃないと頭から決め込んで不安で仕方なかった此方の想いに反して、相手の反応は肯定的でそれを受け入れてくれることがわかって驚きに目を見開きながらも改めて確認をするように問いを投げかけて、以前に自室でとっていたようなポーズもスクールアイドルとしてのイメージトレーニングという側面もありながらも、アイドルらしく自分も可愛く振る舞ってみたいという欲がそうさせた部分があったことを、あの時のことを思い出して少し恥ずかしさを感じながらも素直に話してこんな自分でもいいのかと不安を拭うように此方からも相手の手をギュッと握り返して
別に可笑しくなんてないだろ。それにアイドルが鏡の前でポーズ取るなんて別に普通のことだろ?というかむしろ話してくれてありがとな。好きな人の新しい一面を知れて俺は嬉しいぞ、もっとお前のことが好きになったわ
(やはり最後まで彼女の話しを聞いても可笑しいと思うところなんて何も無く、結構前に彼女が自分の部屋の鏡の前でポーズを取っていたことなんて、確かにその時は笑ったが別に変なことではなくむしろ普通の事で。きっと素直に話している彼女は今とても不安なはずで、同時にとても恥ずかしいだろう。そんな気持ちを持ちながらもちゃんと話してくれた事が何よりも嬉しく、新たな一面を知り以前よりももっと彼女のことが好きになった感じがして明るい笑みを浮かべて返事を返し)
それはこっちの台詞です…どれだけ私を夢中にさせれば気が済むんですか?
(何度問いを投げかけようと彼の答えは全く変わらず、此方の不安も照れくささも全部ひっくるめて受け入れ、包み込むように優しい声をかけてくれて、向けられた純粋な笑顔からは嘘偽りのない想いが真っ直ぐに伝わってくるようで、好きだという気持ちは此方も一緒であり、こうして自分の悩みも茶化すことなく最後まで聞いて受け入れてくれた、そのことが嬉しくてしかたなく。尚更惚れ直したというならそれはむしろこちらの方だと感極まって泣いてしまいそうになりながらも微笑みを浮かべて
お、おう・・・。まぁなんだ?俺が世界が認めるイケメンボーイだからな!女の子を夢中にさせることくらい楽勝だぜ!もう通り過ぎる人全員俺のほう振り向いちゃうくらいだ。まぁ俺ほど魅力的な男もなかなかいないってね!ふははははははは!
(瞳の端に薄く涙を浮かべて微笑む彼女に、不意にドキッとしてしまい恥ずかしさから思わず目を逸らしてしまい。その照れ隠しから、ニヤッとした笑みを浮かべていつもながらの冗談を無駄に胸を張って述べ、最後にはテンションも上がってきたせいか高笑いまでしてしまい「まぁ誰にも言ってないがこの間学校の後輩にこくは―、あ、いや何でもない」そのまま友人には言ってない、重要な秘密を言ってしまいそうになりギリギリのところで言うのを止めて)
昴…そんな話し私は聞いてませんが?
(此方の言葉に対して彼が例のごとくすっかりノリノリになって大口を叩くのを見ればすっかり先ほどまでの感動が薄れてしまい、せっかく良いことを言ったというのにこんなことでは台無しだと呆れたような表情浮かべながらも、らしいといえばらしいかと考えその様子を見ていたものの、テンションが上がりすぎてしまったのだろう、その途中で彼が明らかに口を滑らせ、しまったというようなリアクションを見せられると何を言おうとしたのかがわかってしまい、それについて鋭く指摘をし
あ、いや、これは・・・その、お、おお!!ほら!目的のスーパーに着いたぞ!
(完全に調子に乗った自分のせいなのだが、今回ばかりは自分がこんな性格であることを後悔し、思わずゾッとするような声音で指摘してくる彼女に何も言い返せず困っていたところでちょうど良く目的のスーパーに着き、大げさにそのことをアピールして。告白されたことは本当で、もちろん断ったのだが、それを言ったら面倒なことになるだろうと思っていたからこそ誰にも言っていなかったのだがまさかこんなミスを犯してしまうなんて大失態で)
誤魔化さないでください。私は昴のことを信じていますから、だから心配はしていませんがそれでもこうして隠したままでいられるというのは少し心外です…
(決して告白をされたことそのものを問題としている訳ではなく、相手のことは信じているし恋人である自分に何も言わずに二股をかけるようなそんな義理を欠くようなことをするような人物ではないということもわかっていて、それでもそんなことがあったということを隠さずに話して欲しかったと少し寂しそうに話し「それとも私のことはそんなに信用出来ませんか…?」確かに自分は少し嫉妬深く彼との関係に臆病になりすぎてしまう部分もあるが、かといって彼の身の潔癖を信じられない程に狭量ではないつもりで、それを相手は信じられなかったのだろうかと考え、それとも自分に問題があるのかと考え込んでしまっていて
はぁ・・・。ったくもう、お前は本当に・・・。ちょっと前、大体一週間前くらいか?委員会で関わりのある後輩の女の子に告白されたんだよ。嬉しくなかったって言えば嘘になるけど、まぁ当然断った。好きな人がいるから無理だ・・・って。こんな感じかな
(やはり相手を考えこませてしまうという予想通りのことが起きたことと、寂しそうに言われれば誤魔化すことなんて出来ず、ため息をつくとあまり話したくないが実際に起きたことを話し始めて。あまりこういうことを誰かに話すのは、正直気が引けて後輩の女の子にも申し訳ないのだが相手は自分の彼女で、それを聞く権利があるのもまた事実で。断る際、付き合っている人がいるというと、もしそのことを誰かに言われたら面倒になると思ったため言い方を変え、その言葉で女の子も納得はしてくれていて。「多分その子も無理だって分かっていたんじゃないかな。だからこそ無闇に話すことはしたくなかったんだけど・・・でも海未には話しておくべきだったな。俺が悪かった、ごめん」第一に考えなくてはいけなかった彼女の気持ちを分かっておくべきだったと今更ながら後悔しながらも素直に謝罪の言葉を口にして)
…話しにくいことを話してくれてありがとうございました。でも、聞けて良かったです、私の想いはそうやって他の誰かの想いの上に成り立っているものなんだって実感することが出来ましたから…
(確かに彼の言うことにも一理あり、軽々しく話すべきことではないことも理解をしてはいたものの、それでもやはり彼の恋人である以上はそういった事情をキチンと知っておきたいという想いもあり、自分が彼の隣に居ることでこうして報われない想いがあるということを改めて思い知らされて、だからこそせめて自分はそういった想いに報いるために恋人として恥ずかしくないように振る舞わなくてはいけないんだと改めて自覚させられて「昴、私は貴方の隣に相応しい女性になりますから…だからこれからもよろしくお願いしますね」相手へと自分はもっと彼のパートナーとして自他共に認められる存在になりたいと決意を語り、今後ともよろしくという意味も込めて改まった調子でペコリと恭しくお辞儀をして微笑み
何言ってんだよ、そんなんこっちの台詞だぞ?俺がお前に相応しい男にならないと駄目だろ。本来お前は俺なんかにはもったいないくらい魅力的な奴なんだからな。だからそんなに畏まらないでくれ
(幼いころからずっと一緒にいる自分だからこそ彼女と釣り合っていないことくらい一番よく分かっていて、μ'sとして活動し始めてから彼女はどんどん魅力的になっていっているし、それに以前ライブを見た時そんな彼女達の姿を素直に『手の届かない程眩しい存在』だと実感したのだ。だからこそ今こうして彼女が隣に立っていることがどんなに嬉しい事か、一歩でも彼女に近づくためにもっと自分を高めなくてはいけないことは重々承知しており。もっと頑張らないと、改めて心の中で呟くと「お前の隣に堂々と立てるような男になる。こちらこそこれからもよろしくな」フッと柔らかく微笑むと軽く彼女の頭の上に手を乗せて。街中だということは今はすっかり頭から抜けており)
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