赤目さん、 2015-01-03 17:30:28 |
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あ、改めて思うと恥ずかしい……(よく初恋は成就されないと聞き、一時彼女がいなくなった事によりそれも諦めていたが今こうして彼女も戻ってきてしかも恋人と言う関係になれたことへの嬉しさや恥ずかしさを感じていると、予想以上に顔が近い事が分かり夕日のせいか恥ずかしさからか顔を赤くしており)
私も、恥ずかしいよっ…でも、離れたくない。
(もごもごとした様子で呟く様に返答し、不意に顔を上げれば相手の顔が赤くなっている事に気付き。つられる様に頬を赤く染めるも、己の羞恥を誤魔化す様に告げると優しく微笑んで相手の頬に片手添え)
俺も……今は離れたくないな(両想いに慣れた喜びの余韻が残っているのか彼女に同意するように少しだけ頷いてみせれば、同じく赤くなっている彼女の顔に向けて自分の顔を少しずつ近づけていき)
んっ…(口づけを受け入れると自分も目をゆっくり閉じて夕日が口づけを交わす二人を照らすというロマンチックとも言えるようなシチュエーションを楽しむかのように時を過ごし)
…っ…今の、ファーストキスだよ
(少し時が経てば唇を離し、両手で顔隠すも指の隙間から相手とちらりと目を合わせれば小声で告げて。かああっと真っ赤になり)
っ……ぁ(ファーストキスと言う単語に余計に恥ずかしさがこみあげてしまいどんな言葉を出したらいいのか分からなくなってしまい顔をそむけてしまい)
は、初めて……です(緊張のあまり思わず敬語口調になってしまうと「あ、当たり前だろ。これでも数年ヒキニートしてたし童貞歴=歳の数なんだからよ」と言ってて虚しくならないかと思えるような事を口走って)
…そっか!良かったぁ、安心したっ。
(嬉しく思えば口元緩めて相手の首に腕回しつつ再びぎゅうっと抱き着き。安心しきった顔になると目を閉じて)
ちょ、おま……うわっ!?(体の力が抜けていたのか不意に抱きついてきた彼女に体がついてこれずにしばらく耐えるのだが何故か前に倒れこんでしまい)
きゃあっ!?いたた…シンタロー、大丈夫?
(いきなり倒れてきた相手に受け身取れずそのまま後ろに倒れ込んで、片目瞑りながら少しの痛さに耐えて。相手を見上げながら心配し)
いたっ……何とか……!それよりアヤノも大丈夫………か?(彼女の問いに答えるも自分よりも彼女の方を心配してガバッと少しだけ体を起してみてみるとはたから見ればシンタローがアヤノを押し倒しているようにも見える状況を見て固まってしまい)
良かった、私も大丈夫だよ!…って、あ、れ…?
(ホッとしながら相手の問いにも答えるとへらりと笑み浮かべるも、今の体勢を理解するとみるみる顔が赤くなり。心臓がバクバク鳴ると目を泳がせて)
………えええええっと、すまん今退くからな!(この状態を長続きできる事などヘタレな彼にはできずに明らかに動揺した様子を見せて退こうとするのだが、内心ではこのままもう少しいたいという欲が出てしまっており)
え、で、でもこの状態でどうすれば(彼女から受け入れてくれるのは当然嬉しい事なのだがそれよりも羞恥心やどうすればいいのだろうかと言う戸惑いをあらわにしており)
っ…アヤノ(抱きしめられ己の胸の鼓動が速くなっているのが自分でも分かってしまい密着している彼女に聞かれていないかと危惧しつつも彼女の事を抱きしめ返し、今はただこの甘い時間を過ごそうと決め)
…シンタローの心臓、凄いドキドキしてるね
(幸せそうに頬緩めてそのままの体勢で居、くっついているからか相手の心拍数が上がっている事に気付き)
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