_時代を越えて_(非募)

_時代を越えて_(非募)

xxx  2014-12-29 00:12:16 
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_____巡り巡った先の時代でのお話。



▽個人用に作ったトピなので非募集です、関係者様以外は書き込みを控えて下さいませ。
▽荒らし厳禁、なりすまし厳禁です。



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  • No.787 by 桐崎 繿  2015-04-19 02:31:39 




>露木

( 翌日、高級料亭の一番奥の一室にて若頭と男子生徒が向かい合う様に腰を下ろして居ては男子生徒が何時もの笑顔で『木ノ宮先輩、お久し振りっね。こうして家絡みの話をするのは』と。
『ほんとだよ、磯貝君は元気だった??僕は暫く仕事から手を離しててね。ロサンゼルスの会社と契約がどうのこうのってさ』
『うわ、流石っす。てかお願いしてたの持って来てくれました??』
『あぁー、あれでしょ。こんなの何に使うのさ。ホスト街の店舗名と…店を経ち上げる為の契約書、それから今の従業員のデータ。常に更新されてるから』
『すみません、助かるっす』
( くしゃりと微笑み若頭からiPadを受け取ってはにっこりと微笑み若頭の飲む酒にお酌して。
敢えて理由は言わずに食事をしては『木ノ宮先輩相変わらず女子力高いっすね』なんて言って。

( その頃、昼過ぎに目を覚ました自分はのそのそと携帯に手を伸ばし来て無いであろう相手からの連絡を期待し確認して。
そこで目にした写真に思考が真っ白になり、なんで態々自分に報告したんだと思うのと共に苛立ちやら嫉妬やらが入り交じり唇をきつく噛み締め携帯を強く握っては《俺の部屋の合鍵返してくれる??どうせもう必要無いだろ。もうあんたには会わない》と身勝手な文を送り付けて。
相手は男好きなんかじゃないと思ってた、自分だってこんな仕事をしてた訳だし女好きに思われても仕方無いと。
しかし相手は違うと思ってたが結局自分は恋人に見られてた訳では無く“一人の男”に過ぎなかったのかと思えば虚しくなり八つ当たりする様に煙草に手を伸ばし。

  • No.788 by 露木 菊  2015-04-19 09:21:39 


>桐崎

(携帯を取り出したところ少し前に相手からメッセージが届いていたようで微かに指を震わせながら見てはその内容にサッと血の気が引き思わず足を止めその場に立ち尽くす。
何度読み返しても同じ文で読み間違えでないと分かり“なんで”と身勝手な疑問を抱く。
一つ前の“磯貝とお似合いだ”という相手からの見覚えのない(読んだ記憶が無い)メッセージ。
従業員に悪戯されたとも知らず相手の気持ちが自分から離れてしまったと思っては胸が急激に苦しくなりまた無意識に能力が解放され髪が揺れるもすぐに鎮静したため気付かずに。
まだ現実が受け止めきれず“終わったんだ”とただ漠然と思えば本当は縋り付きたいほど相手と居たいのに返信もせずにフラフラと支配人の店に向かって。

(支配人の店、接客に集中出来るはずもなく何度も失敗しては客や先輩に頭を下げ、不甲斐ない自分に更に気分が落ち込むもそんな時に何故かVIP席から指名が入り。
いったい誰がと行ってみるとソファに腰掛け笑顔で手を振る男子生徒が居て思わず後退るも『先輩、俺客っすよ?』と軽く脅されては恐る恐る隣に座って。
「…桐崎には…」
『言ってないっすよ。あ、先輩が何でこの店にいるかも俺全部知ってますから』
「…え?」
『だって俺此処のオーナーになったっすから。今さっき』
「は?」
『此処の店の権限を買収したって言ってんすよ。だから俺が此処で何をどうしようと自由。…先輩を辞めさせるのも簡単っす』
(そう言われるなり腕を強く引かれては悔しそうに表情を歪める支配人の横を通りすぎ店を出て人気のない空き地まで来て。
「おい、いいのかよ。あの支配人、怒って何かしてくるんじゃ…」
『あそこは木ノ宮グループのテリトリー。でも権限は磯貝グループにある。流石にあの人も2つの組織を敵に回すなんて無謀な考えはしないっすよ。……そんなことより先輩』
(突如声を低くする男子生徒に顔を寄せられ『桐崎と何かあったんすか?』と見透かすように言われ耐えられず目を逸し。
今は相手のことを思い出すだけでも辛い。何もかも自分の独占欲が強すぎたせい。
苦しい_胸が痛い、そう感じた瞬間また能力が微かに解放され髪が揺れて『…先輩?』と訝しげに問われては自分の中で何かがプツンと切れて“もうどうでもいいや”と最低なことを思えば男子生徒の腕を取り、以前“客”を取っていたときのようなあざとい目をして「磯貝、俺と寝るか?」と。
その後、返事を聞かずに手を引いては一件のホテルに入っていくも自分の手が震えていることに全く気付かず。
同刻、その様子を支配人が隠し撮りしており抜かりなく相手に写真を送っては《あなたの恋人、とんだ遊び人みたいね》と店を買収された腹いせに嫌がらせをして。

  • No.789 by 桐崎 繿  2015-04-20 13:19:31 




>露木

( 何本目かも分からない煙草を灰皿に押し付けた所で頭をガシガシと掻き乱しシャワーを浴びては居酒屋のバイトへと向かおうと準備を始める。
その刹那、携帯が鳴り響き支配人からのメールに気付けばその内容の眉を顰めて。
やはり自分は相手の中で特別だった訳では無かったのかと激しく落胆しては取り敢えずバイトへと向かい全てを忘れ仕事に打ち込もうと。

( その頃、ホテルにて震えながら男子生徒の上に乗る相手の髪に指を絡めては『先輩、俺の事からかってる??』と何時に無く真剣な眼差しで見詰めて。
『俺先輩の事好きなんすよ??こんな事されたら…ほんとに自分抑えられなくなるじゃないすか』
( 眉間に皺を寄せ相手を押し倒し唇を奪うも相手の瞳が僅かに揺らいだのに気付きゆっくり顔を離し。
『……………これで我慢してやっても良いっすよ、でもまださっきみたいな事言うなら俺我慢しない』
( 相手に跨ったまま上記を言えば相手の頬を優しく撫でて。

( バイトの休憩時間、裏口から外へ出て煙草を咥えていれば何時ぞやの能力者の男(槙島)が此方に気付き歩み寄って来るのに気付いて。
前より幾分表情は穏やかで緩く微笑んでは『君、俺の事警察に言わなかったの??』と。
「何で俺が言わなきゃなんだよ」
『いや…許されない事したからさ。それより露木とは…』
「悪いけど、…彼奴の名前聞きたくない」
( 意味が分からないと言う表情で見つめて来る能力者の男に小さな溜息を漏らしては視線を逸らすも『煙草、一口頂戴』と言われては咥えてた煙草を取られ。
「吸えたんだ」
『んー、…でも美味しくは無いね』
「なら返せ」
『はいはい。……………露木はさ、頑固なんだよ。ちょっとやそっとで恋人を裏切る様な奴じゃないし』
「……………」
『分かるんだ。俺、…多分今回も誤解があるんじゃないかなって』
「……………そんなんじゃねえよ」
『ま、俺の能力頼りたくなったら言って。桐崎君には沢山迷惑掛けたし。…子供になると素直になれるよ』
「良い、どうせ直ぐバレる」
( サラリと言い返し煙草を灰皿に捨てては一瞬何か言いかけるも言葉にする事は無くバックルームへと戻って。

  • No.790 by 露木 菊  2015-04-20 17:17:50 


>桐崎

(男子生徒から口付けられ激しい後悔と罪悪感に苛まれては自分がどうしても相手を愛おしく離れられないことを自覚してしまい瞳を揺るがせる。
それでも相手は自分の元には戻らない__自分が心が狭くて我が儘で重たいから。
たとえ相手が自分を許しても、きっとまた相手を困らせて、嫉妬と束縛で相手を傷付ける。
それならばいっそ__と頬に優しく触れる手に自分の手を重ねては「我慢、しなくて良い」と切なげに微笑み男子生徒の首に両手を引っ掛けてそっと唇を重ね腰に腕を回し抱き寄せて。
「……繿を忘れさせて。俺から繿を消して…」
『…先、輩?』
(戸惑った声が耳元で聞こえるもすぐに抱き締め返されては身体が震え出すも「やめるな」と此方からせまりその後殆ど声を上げることなく行為をすすめて。
不思議とその時だけはトラウマが支配して相手のことを忘れられた気がしたが終わった途端再び後悔が押し寄せる。
_でも後戻りなんて出来ない。と頑なになっては男子生徒に背を向けるようにして眠り。

(翌朝、男子生徒に起こされて昨夜のことは夢ではなかったんだと表情を曇らせシャワーを浴びてはルームサービスのコーヒーを飲む男子生徒の元へ行き。
「昨日は悪かった。磯貝…女好きになってホスト始めたばかりなのに…」
『ブッ、…先輩それ本気で言ってるんすか?…昨日の俺の話聞いてました?』
「俺に…合わせてくれたんだろ?」
『………先輩そりゃないっすよ』
(吹き出したコーヒーを拭いながら項垂れる男子生徒を今は訝しむ余裕もなく「…悪い、用事あるから先、出るな。…これ、ホテル代」と昨夜払って貰った代金より多めに置いて行くと返事も待たずに勝手に出ていき。

(そのすぐ後、兄を喫茶店に呼び出しては驚くほどはやく来た兄と向き合うように座り、どうしたのか聞かれる前に合鍵を差し出して。
「俺、昨日磯貝と寝た」
『え?…はい?!…ちょっと俺が目を離した隙に何があったのさ』
「…ネックレスもペアリングも捨てて良いって言っておいてくれ。あと御免って」
『直接言えば?』
「…会ったら抑えがきかない」
『………はぁ…もう分かったよ。振り回されるのには慣れっこだから』
(兄はそう言って合鍵を受け取ると店の隅に行き何やら電話をして『あ、槙島くん?…俺、綸だけど。…そうそう繿の兄の。ちょっと君にお願いがあってさ』と能力者の槙島に連絡を入れては相手を子供にしてくれないかと頼んでいて。

  • No.791 by 桐崎 繿  2015-04-20 22:58:11 




>露木

( 翌日、寮に訪ねて来た兄と能力者に何事かと思うも兄に合鍵を手渡され相手からの伝言を言われては自分から壊した関係なのに本当に終わってしまったと。
鍵を受け取り用事は済んだだろうと部屋の扉を閉めようとするも兄にそれを防がれ能力者が強引に入って来ては床に倒されて。
直ぐに兄に抑え付けられ“何をするんだ”なんて問い掛ける余裕すら無く額に手を翳されて。
目眩に眉を寄せ次に目を開いた時には全てがやけに大きく見え状況が理解出来ず辺りを見回す。
『これ、服ね。サイズもぴったりだと思う』
「…は??」
『うっわ流石だね。子供になっても生意気な顔ー』
( 段々と纏まった思考と共に能力者に掴み掛かろうとするも兄に軽々と持ち上げられては適わず。
子供用のジーンズとシャツを着せられすっぽりとキャップを被されては『さて、行きますか』と言う兄に訳も分からず抱き抱えられて。

( その頃兄は全てを測っての行動なのか予め相手を昨日の喫茶店に呼び出して置いては能力者と別れ子供の自分を連れ喫茶店へと訪れて。
『孤児院の子なんだけどさ、今日出掛ける予定だったの忘れてて。同伴しても良い??』
( サラリと嘘を並べる兄をギロリと睨み「…お、俺帰る」と言うも無理矢理首根っこを掴まれては強引に膝に乗せられてしまい。
『あ、菊伝言伝えといたよ。鍵も渡しておいた』
( 兄の言葉にピクリと反応しては動きを止め、深く被ったキャップの下からさり気なく相手を見詰めて。

  • No.792 by 露木 菊  2015-04-21 02:45:33 


>桐崎

(翌日、一切眠れず目を覚ますと兄からの呼び出しがあり外に出る気など起きなかったが支度をして。
ふといつものように相手と揃いのピアスとペアリングをしようとして手を止めては、相手には捨てて良いと言った癖に自分は手放せる筈がなくストラップと一緒に大切に引き出しの奥にしまっては指定された喫茶店へ向かって。

(喫茶店につくと程なくして兄と見知らぬ少年(相手)が訪れて、どことなく雰囲気が相手に似ている少年をまじまじと見てしまうも兄の言葉にピクリと反応して分かりやすく表情を曇らせ。
「…何か言ってたか?」
『特に何もー』
「そっか……」
『ねえ、磯貝君と寝たって本当なの?』
「おいッ、子供の前だぞ!」
『いいよ。どうせ分からないし。で、どうなの?』
「…………忘れたかったんだ。…でも、後悔が増しただけだった」
『だろうね。……それでこの子、暫くお願いしてもいいかな?俺の部屋は駄目だから菊のアパートで。どうせ“あのバイト”辞めて暇でしょ?』
(何で知ってるんだという突っ込みはもうせずに小さく頷いてはキャップの下に隠れる顔を覗き見ようと首を傾けるも顔を逸らされてしまい「恥ずかしがり屋なんだな」と小さく微笑み。

(その後、やけに懐かない少年(相手)と少しの間一緒にいるという兄と共にアパートに来ては可愛らしい少年に心なごませつつ洗面台の下に踏台を置いて後ろに立ち手を洗うのを手伝っては途中で買ったオレンジジュースを渡して。
「それでいつまで見てればいいんだ?」
『ん?暫く?』
「……そんなテキトーな」
(呆れたように言いつつ未だにキャップを深く被る少年に目を写しては手を伸ばしキャップを少しだけ上げて目を合わせ。
相手と同じ綺麗な紅い瞳と銀髪に目を見張るもまさかなと思い「綺麗な瞳だな」と微笑んでは相手の柔らかな頬を軽くむにっとするように撫で目元を撫で「どこか行きたい場所ある?それともお腹空いてる?」と優しく尋ね。

  • No.793 by 桐崎 繿  2015-04-21 12:02:09 




>露木

( 兄の問い掛けに答える相手をまともに見られず俯いては唇を噛むも顔を覗き込まれそうになれば慌てて視線を逸らして。
無愛想極まりない可愛くも無い子供なのは自分でも分かってたがバレてしまうんじゃないかと言う恐れがそうさせてしまっていて。

( 相手のアパートにて、渡されたオレンジジュースに小さく頭を下げては兄の言葉にハッとし慌てて兄の服の裾を掴み“寮に帰せ”と視線で訴えて。
『こら、離してー』
「つ…連れてけよ!!!」
『年上に向かって何ですかその口の聞き方は』
「黙れって、ほんと巫山戯んな!!!」
( ピシッと額を弾かれてはさっさと出て行く兄の後姿を悔しそうに見詰めおずおずと端に腰を下ろす。
不意に近付いて来た相手にキャップを持ち上げられては僅かにビクリとするも優しい微笑みと言葉に愛しさと落ち着きを感じ俯いて。
暫くだんまりを決め込んでたが子供姿だけありそわそわとしてしまい「…ちょっと、コンビニ行きたい」なんて可笑しな事を言っては相手と共に近くのコンビニへと訪れて。

( 相手との待ち合わせ時間などにいつも来ていたコンビニ、適当に見て回る振りをしつつ相手の死角で携帯を取り出しては兄に連絡をして。
「お前マジ巫山戯んな、さっさと迎えに来い」
『だーめ、後で行くから。後で』
( 軽くあしらう様な兄の態度に腹を立てつつ相手が此方に来るのが見えては携帯をしまい相手の隣へと戻って。
その刹那、スイーツコーナーにホステスと新人の姿が見えては慌てて相手の後ろに隠れるも愛想の良いホステスは相手に気付き笑顔で駆け寄って来て。
それに続き新人も来ては相手の背後で落ち着きなくしていて。

  • No.794 by 露木 菊  2015-04-21 21:57:22 


>桐崎

(訪れたコンビニ、店内の奥に行く少年(相手)を横目で見つつ本当に似てるなと流石に怪しみ以前自分の身に起きた災難を思い出してはまさかと能力者、槙島のSNSを見てみたところTLに《韓国旅行中》と写真付きであり勿論自分が怪しむのを見込んだ嘘なのだが、見事に騙されては旅行中なら相手を幼児化するのは無理かと思い目の前の少年は相手とは別人だと信じこみ。
その時、相手が寄ってきたかと思うとホステスと新人が近づいてきて軽く挨拶すると二人が少年(相手)を見て『『可愛い!!』』と声を揃えて頬を綻ばせ。
「孤児院の子でちょっと預かってて」
『へぇ、繿にそっくりねー』
『私も思いました。お名前は?』
(ニコニコと相手に接する二人を頬やましげに見ていると新人がおどおどしだし言いにくそうに自分に顔を向けて。
『あ、あの…実はずっと前に間違え電話だと思うんですが…繿君から露木さんを誘う留守録が残ってて……その、まだ誤解してるみたいだったので一応…』
(御免なさいと謝る新人に「…いや、話してくれてありがとう」と笑顔を向けつつこれ以上期待させて相手を思い出させないでくれと心に影を落とし。
_相手はこういう二、三歩後ろに下がった清楚で可愛らしい女が好きなんだなと勝手に思ってはコンビニをホステスと共に出て行く新人を無意識に嫉妬の目で見てはハッとなって相手に向き「何にするか選んだか?」と。
それから何となく“相手”の一番好きな種類のプリンを買っては小さな手を繋いで近くの公園に行きベンチに並んで座ってプリンを食べ。
「こっちも食べてみる?これね俺の好きな人…_いや、兎に角美味しいから食べてみて」
(“好きな人のお気に入り”と言おうとして相手を忘れたいのに何やってんだかと自分に呆れ、気を取り直して相手の小さな口にスプーンを持って行き「美味しい?」と微笑んで。
その時SNSの通知がなっては男子生徒からで《今日の夜アパート行っていいっすか?》と。
《悪い、今子供預かってるからまたにして欲しい》とすぐ返信しては食べ終わった相手に向いて「ちょっと身体動かそうか」と完全に相手を子供として扱い滑り台やブランコをして遊んで。
相手を子供用ブランコに乗せてユラユラと揺らすころ、ボールを持った数人の子供達が近づいてきて『一緒にドッジボールしよう。人数足りないんだ!』と相手を誘ってきて。
恐らく相手より年上の子供達、相手が怪我したらと懸念しつつ「どうする?やってみる?」とブランコに座る相手の目線の高さに屈んで尋ねてみて。

  • No.795 by 桐崎 繿  2015-04-22 02:53:05 




>露木

( 相手と共に訪れた公園にて、内心穏やかで無かったが自分だと気付かず優しく接してくれる相手に流され遊具で遊んで居れば数人の小学生に囲まれて。
流石に小学生の中に混ざるのは嫌だと断ろうとするも一人の少年に手を引かれては渋々そちらへと向かい。
ドッヂボールなんて何年ぶりだろうかと思うも中学時代の一年はバスケをしてた事もありボールには慣れてるつもりで。
1試合のみをし直ぐに相手の元へと戻れば「勝った」と無愛想に告げキャップを深く下げて。

( 再び帰り道を行く途中、兄からの連絡はまだかとそわそわするも相手の前で自分の携帯を取り出せる筈も無く何とか機会を伺って。
相手の部屋に居れて貰いそこで初めて帽子を取っては子供の足で歩いたからかうとうととして。
人の部屋にも関わらず居眠りをしては夢の中でも相手をひたすらに追い続けていて。

( 自分が呑気に寝息を立ててる間、強引に男子生徒が訪ねて来ては自分に気付かず相手に菓子やジュースやらの入った袋を手渡しては『ねぇ先輩、居れて』と人懐っこく頼み込み部屋へと入って。
『あれ、どうしたんすかこの子…ってうわ、桐崎の親戚か何かっすか??』
( 部屋の端に寝転ぶ自分に分かり易い反応をしつつ小さなテーブルに相手と向かい合う様に座っては『はい、先輩を辞めさせる為の契約書類』と相手に1枚の紙を手渡し。
丸で先日の事など無かったかの様に接する男子生徒は一呼吸置き真剣な眼差しを相手に向け『それで、忘れられたんすか』と。
『言っときますけど俺の気持ちは変わらないんで』
( サラリと告げ買って来た菓子の袋を開けつつポッキーを相手の口にやっては男子生徒も一本食べて。
『おーい、お菓子食べない??』
( 軽く自分の肩を揺すっては様子を伺うも起きる気配は無く、代わりにパーカーの下に着てるシャツの隙間からペアリングの付けられたネックレスが見えてはピクリと眉を寄せ無言でそれを衣服の下にしまって。

  • No.796 by 露木 菊  2015-04-22 05:59:40 


>桐崎

(幼児とは思えない運動神経に自分だけでなく小学生たちも驚いていて、ませた態度で勝利を告げる少年(相手)が不思議と愛おしく思えては「お疲れ様」とキャップの上から頭を撫でて、どことなく落ち着かない様子を不思議に思いつつアパートに戻り。

(兄からの連絡はなく夕方になれば寝息を立てる少年(相手)の可愛らしい寝顔に頬を緩ませこっそり写真を取っていたところ、男子生徒が訪れ帰す訳にもいかず中に入れ。
差し出された契約書類に目を通しつつ問い掛けに胸を痛め俯いては男子生徒が相手のネックレスを隠したことに気付かず「…此れサインしといた。色々迷惑かけたな」と書類を渡し、以前のこともあり帰れとも言えずに「夕飯、食べてくか?」と逃げるように台所に向かい。
と言ってもワンルーム。姿は見えるため男子生徒の視線を感じつつ三人分の食事を作りお菓子を片付けようとしたところ、突如男子生徒に腕を引かれて部屋の隅に連れられては相手の眠る場所を隔てる敷居のカーテンを閉められて。
『先輩、あの子供ほんとうにただの子供っすか?』
「は?何言ってるんだよ。ただの子供以外に何があるんだ」
「……まあいいっすけど」
(神妙な顔をする男子生徒を見詰めてはホテルでのことを思い出しちゃんと謝ろうと口を開くも『謝ったら駄目っすよ。気持ち変わらないって言ったすよね』と遮られ。
その真剣な眼差しに一瞬心が揺らいではまた一時でも相手を想う苦しみから解放されたくなって最低と分かっていながら男子生徒の唇を奪い。
互いの舌を絡ませ深く口付けるも以前のようにトラウマは支配してくれず相手を裏切った罪悪感が胸を締め付けるだけで「もういい」と身勝手に離れようとし。
『今更。先輩から誘ったんすよ?』
「…子供が起きる」
『大丈夫っすよ。ぐっすり眠ってましたし。…………本当に嫌になったら辞めますから』
(最後の呟きを聞き取る前に再び口付けられては男子生徒の肩を押して抵抗するもビクともせず、自分から口付けたくせに今になって恐怖が芽生え「…繿ッ」と知らずに助けを求めるような声を漏らし。

  • No.797 by 桐崎 繿  2015-04-23 03:27:14 




>露木

( 深い眠りの中で相手と過ごした日々が蘇れば“まだこんなに好きなんじゃないか”と確信するも時既に遅い事も理解していて。
段々と夢の中から意識が戻り僅かに聞こえる物音に瞳を閉じたまま身動ぐも助けを求めるかの様に自分の名を呼ぶ声が聞こえては子供の姿なのもすっかり忘れ「露木!!!」とガバッと起き上がって。
自分の声に気付いた男子生徒はピクリと反応しカーテンを開けては此方を見詰め歩を進めて来て。
無意識に後退り相変わらず可愛くない無愛想な様子で男子生徒から視線を逸らすも頬を軽く引かれてしまえば逸らす事も適わず。
『このお兄ちゃんの名字なんで知ってんのかな』
「…う、うるせ………」
『君色々と怪しい。ちゃんと答えて』
「は…離せ!!!」
( キッと睨み付け男子生徒の手を振り払ってはさっさと逃げようと試みるもやはり抑え付けられて。
持ち前の力を加減しながら発揮する男子生徒の手がポケットのネックレスに伸ばされるのを察しその手に思い切り噛み付けば距離を取って。
「か…帰る」
( 冷汗を流し上記を言いキャップを深く被り直し逃げる様に相手の部屋を出ては兄に連絡し近くのコンビニで合流してはそそくさと寮へと戻り。

( その頃、男子生徒は眉を寄せた難しい表情のまま相手に向き直り。
『怪しいっすよ流石に。何であんな警戒してんすか??………それに』
( ペアリングの事を言おうか迷ったが相手を困惑させては駄目だと首を振っては相手の髪に触れて。
『良いんすよ、俺先輩の事好きだから。怖くなったら御預けされて上げます。………でもさっきのは無理矢理感あったかなー…思春期の男子って怖いんすから。俺意外と野獣っすからね??無防備だと食べちゃうかもしんないっすよ』
( 笑顔でさり気なく相手を気遣いつつ冗談を混ぜては本当は相手と過ごしたかったが怖がらせてしまうかと配慮し『…帰りますか』と小さく息を着いて。

  • No.798 by 露木 菊  2015-04-23 09:35:29 


>桐崎

(不自然な態度の少年(相手)が駆け出していくのを見ては相手の姿と重なり妙な気持ちになるもあんな小さな子供を一人出歩かせる訳にはいかないと出掛ける準備をしながら念の為兄に連絡をいれては『大丈夫だよー』と呑気に返事されて呆気に取られつつ安堵して。
次ぐ男子生徒の気遣いの言葉に自分に非があるだけに居た堪れない気持ちになっては謝罪をして「これ、いらないだろうけど」と先程作った夕飯のおかずをタッパーにつめて渡しアパートの下まで見送って。

(静かになった室内、最近はずっと相手の部屋に居座り一緒に寝ていたせいか酷く寂しく感じて、なぜだか先程の少年が無性に気に掛かっては携帯を取って兄に電話して。
「…綸?……さっきの子だけど俺、なんか気に障ることしたいみたいで…様子が変だったからさ。気になって…」
『それがさぁ、熱出ちゃったみたいで今俺の部屋にいるんだけど子供用の風邪薬ないんだよね。悪いけど菊さ、今から薬局寄ってこっち来てくれない?』
(兄の言葉にそれが嘘とも知らず直ぐに頷いては電話を切って早々にアパートを出て。
一方、兄は電話を切ると部屋から相手を出すまいとしっかりと見張って。
『ってことで君は熱あるってことになってるから。大人しくしててね』
(ニコッと悪気なく笑っては相手の頬をプニプニとして遊び『それにしても、いくら中身が大人だからって一人で出歩いたら危ないでしょ。何かあったらお兄ちゃん泣いちゃうよ』と冗談めかしながら言い『ほら病人なんだからベッドに横になって』とどこか楽しげに言って。

(その数分後、兄の部屋に到着しては走ってきたため僅かに上がった息を整えつつ子供用の薬やら熱冷しシートを兄に渡しベッドに横になる少年(相手)に駆け寄り。
「…大丈夫?さっきは御免ね。…体調悪いって気が付かなくて」
(眉を下げ謝り思ってたほど顔色がいいことにほっとしては柔らかな髪を撫でて、背後で兄がクスクスと笑いを堪えてるのも知らずスポーツドリンクをコップに移し「飲める?」と少年(相手)に差し出して。

  • No.799 by 桐崎 繿  2015-04-25 00:56:30 




>露木

( 自室へ戻れる筈も無く兄の部屋に入れられては相手からの連絡に嘘を連ねる兄に目を見開いて。
どうしてこうも相手と引き合わせ様とするのかを疑問に持ちつつ逃げ出そうともそれを防がれてはベッドへとやられてしまい。
数分後に相手が訪れては相変わらずの優しい様子でコップを手渡して来るのにぎこちなく頭を下げてはそれを受け取り横目で兄を睨み付けて。
熱なんて無いし相手を騙してる事に気が引けたがバレてしまえば更に相手を突き放す事になると。
ベッドの上で胡座を掻き不機嫌極まりない表情をしてれば不意に部屋の扉が勢い良く開き青年が現れて。
どうやら能力者が韓国に行ってる様に仕組んだのは青年の様で良く出来たコラージュ写真を相手に見せては『あー俺も行きたいなぁ』と態とらしく言って。
抵抗虚しく青年に抱き抱えられては丸で台本を読むかの様に兄が『そう言えば繿は??』と。
『兄さんね、最近別のバイト始めたみたいだよ。だから暫く寮には帰れないって』
『何、女の人絡みの仕事??』
『違うもーん。そんな事しないって言ってた』
( フイと顔を背ける青年を呆れた様に見詰めつつ抱き抱えられるのは子供扱いされてる様で不満に感じ抜け出そうと試みて。
しかし青年が許す筈も無く自分を抱えたまま相手に向き直り。
『兄さんとそっくりでしょー、この子』
「お、下ろせ」
『何で似てるか分かる??親戚らしいよ』
( クスクスと笑いながら青年が擽って来るのに耐えられず身を捩らせてはその際に相手と揃いのペアリングが付けられたネックレスが落ちて。
一瞬の静寂と共に兄が『あ、…それ君が預かってたんだ!!!よ、良かったー』と咄嗟な嘘を付いて。
気付いて欲しい様な気付かないで欲しい様な微妙な感覚に捕らわれては青年の腕から逃れて。

  • No.800 by 露木 菊  2015-04-25 11:15:58 


>桐崎

(青年が持ってきた写真に目の前の少年が相手でないとすっかり騙され続けては兄の放った“繿は?”という問い掛けに小さく肩を揺らして耳を塞ぎたい気持ちになりながらもしっかりと耳をそばだてて。
その内容に新人と付き合い始めたからだろうかと悲観的になっては相手からの連絡のない携帯を見て小さく息を吐き。
そんな時、青年が少年(相手)を擽った拍子にネックレスが落ちるのを見ては目を見開き、青年の腕から逃れた少年(相手)をすっぽり後ろから包むように捉えるとベッドの上に座らせ。
「熱あるのにはしゃがせすぎだ。悪化したらどうするんだよ」
(青年を軽く注意しつつ少年(相手)に向き直っては、どんな風にネックレスを相手から渡されたのか聞きたい気持ちを堪え柔らかな銀髪を撫でて。

(その後、青年が去り相手を無理矢理ベッドに横にさせ寝かしつけるようにしては目を閉じる姿に睫毛長いなと目を細め。
『ねえ、繿とは連絡取ってないの?』
「っ、いきなりなんだよ。……取るはずないだろ。…忘れたいのに彼奴の話しするなよ」
『それで忘れられるの?……他の男とまで寝て』
「………忘れないと駄目だろ。それに分かったんだ。俺じゃ彼奴に負担をかけるって」
『…そうかな』
「そうだよ。…俺さ、彼奴が俺を想うより俺が彼奴を想う気持ちのが強いって自信があった。それくらい彼奴を愛してたし、それで良いと思ってた。でも…相手より想いが強いって要するに重たいってことだろ?実際、それで彼奴を傷つけたし」
『…………』
「俺には磯貝みたいな好きでいてくれる奴のが丁度良いんだ」
(自分自身に言い聞かせるように身勝手な言葉を並べるも、そう簡単に割り切れる筈もなく表情を曇らせて。
『ふーん。…まあいいけど。……あ、俺シャワー浴びてくる。折角だから泊まって行きなよ。その子も菊が居たほうがいいだろうし』
(なんで?と問う前にさっさと浴室に入っていく兄を見送りつつ、此方に背を向けるようにして横になる少年(相手)の布団をかけ直そうとしたところ首筋に相手と同じ火傷の痕や耳にピアスホールがあるのを見て手を止めて。
僅かに動揺しながらゆっくりと首筋に触れてはそっと傷をなぞり、小さな肩に手を置いて恐る恐る仰向けにさせては「…繿?」と半信半疑に声を漏らし顔を近づけ少年(相手)の頬に触れて。

  • No.801 by 桐崎 繿  2015-04-26 13:31:02 




>露木

( ネックレスに対しての兄の下手糞な言葉も今は助けになり何かを抑える様な切ない表情をする相手を見詰めては唇を軽く噛んで。
真実を言えない歯痒さを感じながら視線を下にやっては気不味そうにして。

( 青年も帰りまだ熱があると思われてる為ベッドにて寝かし付けられては子供姿の為かなり労力を使う所為か直ぐに寝入ってしまって。
寝ても覚めてもそこに有るのは相手の姿、ぼんやりと追い求めるかの様に眉を寄せるも首筋のなぞられる擽ったい感覚に目を捩らせる。
ボソリと聞こえた自分の名前にゆっくり目を開けては相手を見詰めるも漸く思考がはっきりしてはガバッと起き上がり距離を取ろうとして。
しかし何時までもこうしてられない、ピアスホールや傷痕を見られたとも知らずに子供のフリを続けてはネックレスを取り出して。
「預かってろって言われたんだ。……………あ、あんたは………捨てたのか??…いや、なんか揃いのって言ってたからさ、………」
( しどろもどろと言っては流石に怪し過ぎただろうかと不安になるもどうしても相手の気持ちが知りたくて言い訳を作って。
さも第三者であるかの様に言うのを務めるが段々と本音が漏れて来てしまい。
「………他の男が良いって、………ほんと??………べ、別に俺本人に言ったりしないけどさ。………でも…あんたが他の男と仲良くしてたら………絶対嫌だ。………と思う」
( 小さな声で上記を言い終えては溜息を漏らしネックレスを再びポケットにしまいこんで。

  • No.802 by 露木 菊  2015-04-26 19:46:16 


>桐崎

(勢いよく起き上がり自分と距離を取る少年(相手)。その少し挙動不審な態度が相手の仕草にそっくりで更に疑惑が深まりネックレスを手にポツリポツリと言葉を紡ぐ少年(相手)をじっと見詰める。
_相手、なのだろうか。しかし能力者の槙島は韓国に行ってるはず…。
何処か浮かない表情の少年(相手)に視線を落としては相手の姿が重なって胸が痛むも何故か相手か確かめるより問いに答えたほうがいい気がしてゆっくり口を開き。
「他の男が良いはずないよ。ペアリングもピアスもストラップも全部取ってあるんだ。…彼奴じゃないと身体が震えるし…」
(子供相手に何言ってるんだろうとネックレスがしまわれる小さなポケットに視線をやっては相手と過ごしてきた日々が脳裏を過り息を詰まらせて。
「…、彼奴は…本当に俺が他の男とどうにかなって嫌なんて思うかな。…重たい奴から解放されて良かったって思ってるかもしれない」
(相手が支配人や従業員の悪巧みとはいえ自分が他の男と一緒にいる写真を送られ苦しんでいるなんて未だに知らず、ただ自分が相手を束縛して傷付けたばかりに嫌われたのだと落ち込んでは唇を噛み締め。
が、本音を零しすぎたと我に返っては慌てて笑顔を取り繕い相手の髪をぽふりと撫で。
「なんて、ちょっと話し過ぎたかな。このこと繿には内緒ね。これ以上重たいって思われたくないし」
(態と明るく述べるもふと先程の傷跡やピアスホールのことを思い出しては真面目な表情をして「とか言って君が繿だったりしてね」と紅い瞳をジトリと見詰め耳に掛かる髪を撫で上げて。
「その年でピアス開けるなんて珍しいよね」
(ジッと相手から視線を外さず耳朶を軽く触れる程度に摘んではその手をそっと首筋の傷痕に通わせ様子を窺うも、相手だったとしてどうするんだと自分から吹っ掛けたくせに怖気づき「なんてね。冗談だよ。君がいやに大人っぽいからからかっただけ」とはぐらかして。
それでも目の前の少年は見ればみるほど相手そっくりで抑えが利かなくなってはその小さな体をぎゅっと抱き締め、馬鹿で惨めになるだけだと分かっていながら相手のぬくもりを求めて。

  • No.803 by 桐崎 繿  2015-04-28 03:04:02 




>露木

( 切な気な表情で言葉を紡ぐ相手に胸が痛み真実を打ち明けたい衝動に駆られるもまだ相手の優しさを欲してる欲張りな自分自身が居て。
まだ自分を思ってくれてるのか、ならばどうして他の男に触れ求めたのか。
混乱と困惑が渦巻く思考はまともである事を忘れ包み込む様に抱き締める相手の肩を押しては自分の携帯を取り出し相手(男)から送られて来た写真を見せて。
感情を制御出来ず取り乱す様に唇を噛み「…っ、あんたが!!!……………他の男なんかと居るから………」と。
本当なら相手を閉じ込めてしまいたいくらいに束縛したい、しかしそれを言い出せずそれでも他の男を見る相手との付き合いなど耐えられる筈も無く。
泣き出したいと言う普段なら無い衝動に駆られ強く唇を噛み締めては丁度シャワーを終えた兄が小さな溜息を付き自分の携帯をやんわりと奪って。
『こらこら、繿兄ちゃんの事好きだからってさも自分の事みたいな言い方しないの』
「…な、」
『さてそろそろ寝ないと明日きついよー??』
( 兄は相手が何か言い掛ける前に再び自分をベッドへと誘導しては相手にも口を開かせない勢いで寝る準備を初めて。

( 翌朝、目を覚ましてはキッチンにて相手と肩を並べて料理してる兄が見えてはのそのそと起き上がり。
流石にバレてるだろうと思っていても相手の優しさに甘えたいと言う惨めな自分も居て兄の袖を引っ張っては「………腹減ったんだけど」と可愛気無く言って。
『はいはい、今作ってるから』
「…ん」
( ベッドへと戻りテレビをぼんやりと見るフリをしつつ相手を盗み見ては小さく溜息を付いたりして。
そんな時、兄の携帯が鳴り響いては兄に目をやるも『今手離せないから見といて』と。
人の携帯を見るなんてと気が引けたがメールを開いてはどうやら相手は能力者の男の様で。
《そろそろ戻しても良い頃かな??桐崎くんと露木の誤解は解けた??》
( 相手の事をはっきり分かった訳では無いが気持ちが離れた訳じゃ無いのならばと《そろそろかもね。今日連れてくから何処に向かえば良い??》と兄のメール文に偽造して送り。
駅前のデパートには大きな休憩所が完備されてるらしく人目も少ないのでそこで落ち合おうと言う返事をしっかりと見詰めては兄にうまく話付けようと。

  • No.804 by 露木 菊  2015-04-28 20:51:46 


>桐崎

(朝、結局昨夜から少年(相手)と話せず話そうとしても兄に上手く遮られており。
昨夜の少年の様子、何故か持っていた相手の携帯、そして送った覚えのない写真。
普通に考えれば少年は相手。でもあの写真は何なのか。
考えようとして何か期待する自分に気付いては“相手を売って磯貝と寝たじゃないか”と自分を戒め調理に集中すると出来上がった食事をテーブルに並べ。
食事中、少年(相手)と話す機会はあったもののどう切り出せば良いか分からず結局話せずじまいで、兄が少年(相手)を連れて何処かへ行くというので一緒に部屋を出ては別れ道に来た所で少年(相手)に向き膝を曲げて目線を合わせ。
「昨日俺と男のこと怒ってくれて嬉しかった。…ありがとう。ごめんね」
(眉を下げ小さく微笑み銀髪を撫でては何か言いかけるも口にすることはなくアパートへ足を向けて。

(自分が去った後、兄は携帯のメール画面を相手に見せて『“見といて”とは言ったけど“返事しといて”とは言ってないよ?』と相手の額を小突き『まぁ、槙島くん待たせる訳にはいかないからね。さっさと行くよ』そう言うなりお仕置きといわんばかりに相手の嫌がる抱っこを強行しては『かわいいねぇ』とわざとらしく声をかけながら足を進め。

(到着したデパート、すぐに待ち合わせの休憩所へと向かおうとしたところなんという偶然か相手の父親(縺)と自分の父(草一)に出会し、幼い頃の相手を知っている二人は驚き特に自分の父は目をパチクリさせ兄の腕の中にいる相手に顔を近付け。
『繿くん…?』
『いや、ちょっと色々訳ありでして』
『また面倒事か。たく、手前ら兄弟は』
『ちょっと待ってよ、父さん。俺はいい子でしょ?』
(相手の父親は兄の言葉を聞き流し少年(相手)を見ては過去の負い目を感じたのか目を逸らし。
『いやぁ今日はね。縺さんに株を教えて貰おうと思ってさ。縺さん喧嘩だけじゃなく頭も強いんだ。すごいよねー。…あ、良かったらこのデパートの喫茶店行かない?そこに美味しいプリンがあるんだ。繿くん好きでしょ?』
(態となのかそうでないのか相手が子供の理由を追求する訳でもなくのほほんと呑気に述べては『かわいいなぁ。ほら、縺さんも』と相手の頭を撫でながら悪気なく相手の父親を誘い。

  • No.805 by 桐崎 繿  2015-04-30 00:51:19 




>露木

( 相手と別れ能力者の男に会えば戻れると内心胸を踊らせ兄に無理矢理抱き抱えられては待ち合わせ先のデパートで相手と自分の父に出会してしまい。
断る様に兄に頼もうとも兄は父に構って貰える様になったのが余程嬉しいのか断る素振りは無く能力者に《ごめんちょっと用事出来たから数時間遅れる》とメールを送ってるのをジトリと見詰めて。
「…おい、んなの戻ってからでも…」
『えーそしたら待たせちゃうじゃんか。露木さんもああ言ってくれてるんだしさー』
「……………」
( 不機嫌な表情のまま喫茶店へと着くも相手の父の優しい対応に表情が少し和らいでは兄と相手の父の小難しい話をぼんやりと聞いていて。
父とは一切目が合わずに気不味そうにスプーンを咥えては伏せ目がちに盗み見て。
『それにしても繿君のその姿は8年ぶりくらいかな。本当久し振りだね』
「……………はぁ」
『分かってる、能力だよね。でも驚いたな、凄い能力の持ち主だね』
『露木さん露木さん、何なら菊もちっちゃく出来るんですよー??』
「おい、中身はそのままなんだぞ。………感情とかがちょっと変わるくらいで…」
( 相手の子供姿の話題に照れ臭そうに微笑む相手の父に和やかな気持ちになりつつそこでふと自分の父と視線が合えば僅かに驚いて。
『……………何目丸くしてやがる』
「い、や………別に」
『ちっせぇな。糞餓鬼が』
「……………なんなんだよ、仕方無ぇだろ」
( 小さな言い合いをしつつそれでも晴れやかな気持ちになれば自然と表情も緩んでいて。

( その頃、時間延長を言い渡された能力者は適当に時間を潰そうとデパート最上階の小さな漫画喫茶へと入店し携帯を見詰めていて。
相手と自分の誤解は解けたのだろうか、元々陰ながら御人好しな性格故に放って置けずそわそわとして。
一度は壊そうとした二人なだけに無視は出来ないと相手に連絡を入れては辿たどしく挨拶をして。
『…あ、露木??うん、俺だよ。久し振り』
( ぎこちなく上記を言っては暫く他愛の無い話をするも本題を出さなければと。
『あのさ、…桐崎君と何か合っただろ』
( 唐突に言い短い沈黙が襲い掛かるもここで引く訳には行かないと思い『話した方が良いと思って。…夜噴水の前に桐崎君向かわせるから。………それまでにちゃんと元に戻すつもりだし…ってごめん。これはこっちの話』と。
上手く切り上げ電話を切ってはこれで二人は話せるだろうと意気込み、続いて兄の携帯に『夜に露木と桐崎君鉢合わせるから』と予定を話した留守電を入れて。

  • No.806 by 露木 菊  2015-04-30 07:49:24 


>桐崎

(アパートにて特に用事もなくベッドに寝そべり少年(相手)と相手のことについて出口のない洞窟を彷徨うようずっと考えていては突如鳴り響く着信にビクッとし番号も確認せずに出ては懐かしい声とその内容に暫し固まり。
無機質な機械音が耳に入りとっくの前に通話が終わっている事に気付いてはプツリと電話を切りダラリと腕を下ろして。
なんで槙島が日本にいるのか。やっぱり少年は相手だったのかと様々な考えが頭の中を巡るもやはり一番は“相手に会えるかも”ということで。
しかし“あんたには会わない”と合鍵まで返すよう言ってきたのに今更何を…と相手から会ってくれると言い出したと勘違いして淡い期待を抱くもそれと同時に酷く胸が痛んで。

(一方、喫茶店では自分の父が終止相手を可愛いと褒めて別れ際に何か聞きたげな表情をするも何も問わず『じゃあまた食事でも』と席を立ち、相手の父もそれに続き一瞬相手を見て『いつまでも“餓鬼”やってんじゃねぇぞ』と何か見透かしたように素直でない言葉を残しては伝票を持ち去り四人分の会計をさっさと済ますと姿を消して。
『久々に父さんといっぱい話しちゃった』
(兄は上機嫌に頬を緩ませ相手の手を引いて喫茶店を出ては『早く大人になろうね』と携帯の留守電を聞きながら意味深な笑みを浮かべて。

(そして能力者との待ち合わせ場所、能力者は相手を連れて人気のない休憩所のレストルームに来ては兄から受け取った相手の服を渡し小さな体を大きなタオルですっぽり包んでは『…痛むから我慢しなくていいよ』と声をかけ自身の手を握るよう促すと相手の額に手をあて元の姿に戻して。
『…やっぱり桐崎君ってかっこいいよね』
(着替えを済ませた相手を見て小さく微笑んでは兄がやってきて元に戻ったばかりの相手の肩に腕を回し『ねえ繿、噴水興味あるよね?』とニコリと笑い。

(約束の時間の少し前、散々悩みに悩み噴水へ来ては未だない相手の姿にそわそわとし何度も携帯を見て不安に押しつぶされそうな胸をどうにか落ち着かせようとしていて。

  • No.807 by 桐崎 繿  2015-05-02 01:53:13 




>露木

( 兄の意味不明な問い掛けに「はぁ??」と首を傾げるも意味有りげな笑みで流されてしまい。
別に噴水に興味が有るなんて言った覚え無いぞ、なんて疑問を浮かべながら兄に無理矢理噴水のある場所へと連れられては背中をドンっと押されて。
文句を言ってやろうと顔を上げるも兄はへらへらと笑みを浮かべ後ろへと歩を進め、その代わりに不安気な様子で噴水の前でそわそわとしてる相手が目に入れば仕組まれた事だと理解して。
足を返そうとも背後には何時から居たのか能力者までもがおり兄と共に自分を帰さない様に立ちはだかっては相手の方を首でしゃくり“行け”と。
伏せ目がちに目を向けては丁度相手と目が合い直ぐに逸らすも此処まで来て無視する事は出来ずズカズカとそちらへと向かっては相手と向き直り。
こうして向かい合ったのは久し振り、少し前までの相手は自分より身長も高くいつも目線は上だった。
「……………仕組まれたみてぇだな」
( 能力者と兄を指差し溜息を着くように上記を言えば一瞬気不味い雰囲気が流れるもここまで話したのならと抑えを外して。
「…お前さ、何なの。あんな写真メール送って来たり、…なのに“別れるとか言うな”って。お前こそ俺と別れたいんじゃねぇの??………餓鬼だと思って相手してなかったんだろ」
( 責め立てる様な言い方になってしまうも溜め込んでた感情が爆発し、相手の肩をグッと掴んでは片手でポケットの携帯を取り出して。
SNSの相手から送られた写真(ホストに組み敷かれ相手が腕を掛けてる写真)を相手の目前に突き出しては「何、俺より良かった??」と。
こんなの惨めなだけだと分かってるのに行動は納まらず相手の顎をグイッと持ち上げては唇を強引に奪おうとして。

  • No.808 by 露木 菊  2015-05-02 22:29:17 


>桐崎

(久々の相手との顔合わせ、相変わらず端正な顔立ちに見惚れてしまうも続く言葉に少年が相手だったと確信すると共に相手の意思で此処に来たわけではないのかと気落ちしては、見せられた写真と問い掛けに目を逸らし。
が、突如口付けられそうになっては驚きで咄嗟に相手を突き飛ばして困惑気味に瞳を揺らして。
「な、んで…俺のこと嫌いになったんじゃないのか?…こんなことされたら_、」
(期待してしまうと口を噤んではこんなんだから重たいと思われるんだと拳を握り。
「ごめん…、何でもない。………でもその写真は身に覚えないし俺は送ってない。多分…一緒に写ってる奴の嫌がらせ…。それにその店に行ったのも…」
(あんたに嫌な思いをさせた責任を感じてと言おうして此れではただ言い訳だとまた口を閉ざし御免と謝って。
「俺、あんたに嫌な思いさせてばっかりだった。自分のことだけ考えて浮気を端から疑って。……重たいって思われて当然だと思う。そう思ったから合鍵返せなんて言ったんだろ?」
(ずれた考えをしてるとも知らず相手をどこか切なげに見詰めてはスッと視線を横に流し。
「でも…だったらさ。なんで俺が他の男と仲良くしてたら絶対嫌だなんて言ったんだ?」
(相手が少年時に言った言葉。そんなものに期待して縋り付こうとする自分に気付いては自嘲気味な笑みを零し本日何度目になるかわからない“ごめん”を零して。
「あんたのこと忘れないといけないのに何聞いてんだろうな。…………俺、本気であんたを愛してる。だから、忘れるの時間掛かると思うけど努力するよ。揃いのものも処分するから。…それに今磯貝といい感じなんだ。だからあんたも“重たいお荷物”おろしたと思って羽伸ばしていいよ」
(強がりと勝手な言葉を無理に微笑み述べては相手をこれ以上束縛して負担をかけさせないためには此れがいいんだと言い聞かせ。

  • No.809 by 露木 菊  2015-05-04 01:59:01 


(/突然失礼します。菊本体です!
いつも拙いロルにお相手感謝です。今回は相談というか独白というか…思っていること、そして謝罪を述べさせて頂きたく参上しました。
無駄に長いです。すみません汗

えっと…、何かといいますとこのままナリキリにお付き合い頂いてていいのかな、という心配です。
本体様との絡みに文句は一切ありません。逆に毎回こちらが滅茶苦茶なロルで振り回してしまい申し訳ないくらいで…。
本体様との絡みは今でも本当に楽しいです。ここまで続いて気が合ったお相手様ははじめてで他の方とナリをしても物足りないだろうなと感じるくらい。
ただ、「現状」を思うに本体様と大切な方に申し訳ないなと思ったんです。
たかがナリでも一応愛を囁きあってるわけですし…。
こんなナリくらいで本体様と大切な方の絆や想いが揺らぐなんて思っていませんが本体さまは優しい方なので無理に気を遣わせて負担をかけていないか心配で…。
一番良いのは自分が此処で身を引くことなのでしょうが、その前に本体様のお気持ちをお聞かせ頂けたら幸いです。
本当はもうすぐで本体様とナリキリをはじめてから一年でもう少し言うのを待とうとかと悩みましたが、このままあやふやに続けて本体様の負担になるようでは駄目だと思い今回此方でお話をさせて頂きました。
自分の考えすぎだったらすみません。今の菊君じゃないですが重たかったら元も子もないですね(^_^;)

長々とすみません汗 でもあと一つ謝罪させてください←
実はその少し前に「雨」というお名前を見かけしました。
はじめは「あれ?」って引っかかる程度だったのですが拝見させて頂くうちもしかしたらという思いが強くなりました。
何度も声を掛けてみようと思いました。
ですが私がでしゃばることで嫌な思いをさせて吐き出せる場所を奪ってしまわないかと気が引けてしまい声をかけられませんでした…。
ですから名前を変えて絡ませて頂いたのですが今思えばなんで自分の名前で絡まなかったのかとすごく後悔してます。
この一年近くお忙しい中、疲れて辛いこともあったと思います。
それでも毎日のように絡んでくれて…。
本体さまが辛いとき無理をさせて支えられなくて本当に御免なさい。薄情だったと痛感してます。
でも今は本体様に心強い味方がついてくれて本当に良かったと心から安心し嬉しく思います。
じゃあ今更出てきて何だって話ですが…。遅すぎるかもしれませんが私で良ければ何でも話してくれると嬉しいなと…。
こんな話、上でナリをやめるかやめないか話してて持ち出すのはおかしいかもですがお節介なのでやっぱり放おっておけませんでした。すみません。
って、もし雨さんじゃなかったら申し訳ありません;何の話だこのやろーって聞き流してください汗

ここまで本当に読んで下さり感謝です。言いたいことがありすぎて伝えきれず本当意味不明になってると思います;
そしてこういう場で私情を持ち出すのもどうかと思ったのですがどうしても気持ちを伝えたく勝手に形容したこと謝ります。
なんか重たくて堅苦しくって色々気持ち悪いことになってますね…。
私が一人突っ走てご気分を害してしまってたらすみません。
自分の勝手ではありますがゆっくりでいいのでお返事いただけると幸いです。

  • No.810 by 桐崎 繿  2015-05-05 09:18:50 




>露木

( 相手の“重たい御荷物”と言う言葉に反論しようともあの男子生徒と良い感じになってると聞かされては行動に移せずに暫し放心状態になり。
無理に作られた微笑みも僅かに震える声色も気付いてたのに結局去り行く相手の背中を見詰めてはそのまま唇を噛み締め俯いて。

( 翌日、自室にて目を覚ましては悪い気分を拭い去るかの如くシャワーを浴びるもこの感情までは流してくれずに小さく項垂れて。
髪も濡れたままボフリとベッドに横になっては天井を見詰め携帯に目をやるも当然相手からの連絡は無く。
そろそろGWも明けてしまうしと干しっ放しの制服に目をやり。
今日は特にバイトも入ってない、しかし特にする事も無く細身のジーンズと適当なパーカーに着替えては近くのコンビニへと向かって。

( その頃、男子生徒は相手に一方的なデートを申し込み寮にて待ち合わせをしては漸く訪れた相手に犬の様に擦り寄って。
『先輩朝飯まだっすよね、今日自然公園行こうと思ってたんすけどどうせならコンビニで買ってきません??』
( 財布片手に“奢りますよ”と続けては金持ちとは思えない様な様子でコンビニのパンやら菓子類やらを手に取って見てはふと向こうに自分の姿を見付けて。
雑誌の立ち読みをする自分を暫し見詰めてはズカズカと歩み寄り『よ、桐崎』と声を掛けて来て。
男子生徒の声に気付き振り返るも男子生徒の隣にいる相手の存在に気付いては顔を逸らして。
『何してんの』
「別に、…今日バイト休みだから、」
『そか、………お、俺達これからデート』
「……………あっそ、良かったじゃん」
( 素っ気無い態度を取る様に心掛けさっさと出ようと相手の横を通り過ぎては適当な飲み物を取り早く会計に向かおうとして。

  • No.811 by 桐崎 繿  2015-05-05 09:38:12 




( / お久し振りでございますー(´∀`)
そしてお返事かなり遅れて申し訳無い…
お仕事が変わる事になりましてここ数日立て込んでおりました

そしてそしてやはり一年もお付き合い頂いただけに気付いてくれたんだな、と泣きそうになりました
改めまして、“rain”と言う名前で部屋を立ち上げさせて頂きました
住んでる場所が田舎の為“子供は学校へ行くのが常識”という古い考えが定着してるのか結構冷たい人が多いんですよね…
打ち明けられる人は未だにおりませんしこうして気付いてくれたのも本体様だけです
実は繿は私の理想の存在を作った訳ですよ←
何にも動じなくて子供達の為に働く、そんな人になれたら良いなと←
本体様との一年、ほんとに幸せで幸せで…
ナリ如きで、と思われるかもしれませんが毎日毎日これが楽しみになってます
本体様の文が綺麗過ぎて何回もメモ帳アプリに書いて誤字とか漢字とかかなり確認してるくらいですwww

色々ありがとうございます
そして一年、早いですね(;´Д`)
こんな駄文にお付き合い頂いて泣きますもうほんと←
もしよろしければ遅レスになる事もありますがこれからもお付き合い頂けると嬉しいです

  • No.812 by 露木 菊  2015-05-06 05:15:47 


>桐崎

(浮かない気分まま男子生徒とコンビニに訪れては相手と鉢合わせ素っ気ない態度に昨日ので完全に引かれたんだなと思い込むと相手を避けるように男子生徒の腕を掴んでコンビニの奥へと進み相手が出て行くのを待って。

(その後、自然公園のベンチにて買ったパンなどを口にしては落ち込んでばかりでは男子生徒に悪いと笑顔で振る舞うも脳裏にはつねに相手がちらつき。
そして男子生徒が食べる野菜スティックの中に一つだけプチトマトが入ってるのを見ては思わず手を伸ばして。
『先輩プチトマト好きなんすか?』
「…え、いや。…別に」
(相手が苦手だから無意識になんて笑えないと口内に広がる甘酸っぱい果肉を飲み込んでは視線を地面に落とし。
『…俺、正直もう先輩諦めなきゃいけないかなって思ってたんすよね』
「…え?」
『いや、なんとなくっすよ』
(男子生徒が少年を相手だと疑っていたとも知らず神妙な顔しては『あ、そう言えばバイト辞める契約書受理しといたんでもう何も気負いすることないっすよ』と話を変えられ。
「ああ、悪い。ありがとう。…なんか世話になってばかりだな」
(申し訳なく微笑みながら迷惑を掛け合い助け合ってきた相手の隣の居心地の良さを想っては「たまには俺にも世話やかせろよ」と小さく笑い、少し離れた散歩道を楽しげに歩くカップルをぼんやり見詰めて。

(その頃、相手の元に兄から《ねえ昨日のどういうこと?菊とはどうなったの?子供にした意味ないじゃん》と不満のメールが届いていて。
その数分後、街を歩く相手の背後に忍び寄る影があり相手の肩をトントンと叩いてはニッと黄ばんだ歯を見せて笑い『やあ僕のこと覚えてる?』と。
その男は相手が支配人の店で働いていた時の客。中年の小太り眼鏡で相手が店を抜けたことを自分にしつこくごねていたうちの一人で。
『なんか寂しそうだから声掛けちゃった。相談乗るよ?』
(馴れ馴れしく相手の腰に汗ばんだ手を回し胡散臭い笑みを浮かべては『そこの喫茶店行こうか』と相手の腰を引いて。

  • No.813 by 露木 菊  2015-05-06 05:16:18 



(/いえいえ!お返事いただけるだけで嬉しいです!
私も仕事変わったところで返事遅くなると思うので気にしないでくださいな。

お名前紹介頂き有難うございます。お分かりかと思いますが“たま”という名前で絡ませて頂いておりました…。
学歴関係ないなんて言われるようになってきたけど世間の目は厳しいですよね…。
そういう冷たい態度が他人を傷つけてるって気付かないのかな。
そしてその理想素敵だと思います。きっと本体様に支えられた子供は本体様みたく人の為になりたいって思うんだろうな(。・・。)
今までずっと辛いことあったと思います。辛いことに向き合うのってほんと体力使う…。
出来ればないほうがいいんだけど辛いことって振り返ると為になってることが多かったりするんだよね。
だからって訳ではないけど今の本体様の頑張りは絶対に理想と繋がってると思います。
私の場合、兄が暴力的だったり母の介護があったりでめげることも多かったけどそんなこんなでちょっとはタフな性格になれたからまあよかったかなって笑。チキンだけど←
と、月並みなことしか言えませんが消化しきれないものがある時は何でも言ってください。
あと上から目線っぽかったらすみません…。イラッ☆ってしたら言ってください。喜びまs((

私も本体様とナリ出来て幸せです。なんど励まされたことか。
あわわ、そこまでして頂いてるなんて嬉しい。
私ワードで打ってる癖に誤字るんでどうしようない←
“を”と“と”をよく間違えてるって自覚あります…笑

本当に一年あっと言う間…。
私なんて就活終わってバイトもそこそこにダラダラ過ごしてたからな…。
本体様に頭が上がらない。
レスいつでもOKです。むしろ今までハイペース過ぎたと思えば笑
ナリそっちのけで愚痴ってもb 
あとタメでもいいよ。知っての通りただの変態チキンだから敬語なんて使う必要ない←
精神年齢私のがかなり下だな思うしw
あ、こちらの返信は適当に切っていいし無視で大丈夫です。

  • No.814 by 桐崎 繿  2015-05-08 01:59:51 




>露木

( 兄からのメールに溜息を付き《頼んだ覚えは無い》と生意気なメールを返そうとしたが文字を打つより早くに肩を叩かれては一瞬固まって。
出来ればこの様な類の男には会いたくなかったと逃げ足を取ろうとするもそれを防がれてしまってはどうしようものかと苦虫を噛み潰し。
咄嗟に突き飛ばそうとするも『繿君の外見で手を出そうとなんてしたら直ぐに周りの人が寄って来るんじゃないかな』と下らない脅しを掛けられ口惜しそうに唇を噛んでは喫茶店へと同伴して。
金には困ってないのか奢ると言われ適当な飲み物を頼んでは手を取られビクリとして。
『で、何か合ったのかな。僕で良ければ慰めるよ』
「………べ…別に………」
( 流す様に視線を逸らしては運ばれて来た飲み物を受け取り乾いた喉を潤しては男と視線を合わせる事も無く早く時間が過ぎるのを待つ事にして。

( その頃、自然公園を後にし街を見て回ってた所で隣で歩いてた相手の手が男子生徒の手に辺り。
男子生徒は暫し迷った様な表情をするも思い切った様な表情で相手の手を握って。
『……………あ、えと…すみません。………じゃなくて!!!………良いっすよね……その、嫌なら離しますけど』
( しどろもどろと言いつつ離さないままに街を見て歩いては『あれなんか先輩に似合いそうっすね』なんて他愛も無い話をして。

( 男に解放して貰えたのは夕方、どう解釈したのか『デート代ね』と万札数枚を渡されてはこれでは援助交際みたいではないかと。
ベタベタとスキンシップの多さが肌に残り気持ち悪さと苛立ちを感じてた中、寮の玄関口で相手と男子生徒に出会しては今日は悪運だなと。
『………あ、桐崎』
「……………んだよ。邪魔、通る」
『わり、今退く』
( 八つ当たりをするかの如く横を通り過ぎ、相手はこれから男子生徒の部屋にでも向かうのだろうかと苛立ちを隠せずに居た所で何を思ったのか男子生徒に腕を掴まれては反動と共に振り向かされ。
その際に男の連絡先が書かれたメモと折りたたまれた万札数枚がポケットから落ちては無言でそれを拾い。
『桐崎、………それ何だよ』
「金」
『お前何してんの』
「別に」
( 困惑を隠せずにいる男子生徒を静かに見詰めては『は、今夜はお楽しみ??』と子供地味た嫌味を述べさっさと場を後にしようと裾を翻し。


( / 本体様も色々大変だったのに相談乗っててくれたんだ………なんか申し訳無い。
それなのに人を安心させて包み込んでくれるその性格ほんと憧れる、お互い名前は変えてたけどあの部屋で何回救われた事か…。
本体様も何かあったら言ってね、こんな餓鬼に言う事なんか無いかもだけど言葉にするだけで少しでも楽になるって教えて貰ったので←

実は来月からコンビニのバイト辞めて葬儀屋スタッフの仕事に変わるんだよね(´・ω・`)
ほんとはコンビニ続けたいけど学歴も何も無いし就職も出来ないだろうし………。
時給もそっちのが高いから弟が中学卒業する時に定時制でも通信制でも行ける様にお金貯めなきゃ。
最近行く様になったんだけどこんな状況だからかちょいグレて髪染めちゃって別教室に戻されちゃって。
後は本人の問題だから頑張って貰うしかなぁ…。

今回も菊くんの一途さに泣いた←
って言うか菊くんとの絡み泣ける←
この微妙な距離感とぎくしゃくした感じ涙無しでは見れないね((落ち着け

タメで失礼しましたーw
なんか年上さんでほんと立派な大人だなって思ってたけどタメの方が親近感合って友達っぽいよね(´∀`)
改めてこれからもよろしくね・:*+.\(( °ω° ))/.:+

  • No.815 by 露木 菊  2015-05-09 22:53:57 


>桐崎

(男子生徒から手を握られ戸惑うも相手を忘れるために必要なことなんだと言い聞かせては振り払わずにいて。
そんな時、寮の前で相手と出会しては思わず握られた手を引っ込めようとするも相手のポケットから落ちたメモと万札に目を引かれ。
相手が元は自分が蒔いた種で被害にあっているとは知らず、どこか疲れた表情に心配になっては去ろうとする相手の腕をまだ男子生徒に握られた温もりが残る手で掴んで。
「また危ないことしてるのか?」
(眉を下げて問うも自分に聞く資格はなかったと手を離し「…悪い。でも何かあるならちゃんと綸とか赤城に相談しろよ」と目を逸らしながら述べ「あと…今日は勉強教えに来ただけだから」と意味がないと分かりつつ言い訳じみた言葉を零して。

(相手と別れて訪れた男子生徒の部屋、下の階に相手がいると思うと落ち着かず椅子に座りそわそわしてては男子生徒に御茶を差し出され。
『勉強教えてもらう約束なんてしてましたっけ?』
「……してない、けど」
『まあ良いっすけどね。…先輩、明日バイト夜からっすよね?それまでカラオケ行きません?歌うとすっきりしますよ』
「…そうだな」
『じゃあ決まり。あ、先輩に朝食べてほしいチーズ味のパンケーキあるから今日泊まっててくださいね』
「え、いや悪いし。着替え持ってきてないから」
(やんわり断ろうとするも男子生徒の押しの強さの中に気遣いを感じては断りきれずに泊まることにするもずっと相手のことが頭から離れずにいて。

(その頃、相手のもとに昼間の男が気をよくしたのか相手に《明日も会ってくれるよね?お金受け取ったでしょ?》とメールを送っていて。

  • No.816 by 露木 菊  2015-05-09 22:54:18 


(/いやいや、私なんて本体様の大変さに比べたら全然大したことない。
それに相談してくれたり乗ったりすると辛いの分散されるっていうか和らぐからむしろありがたい。
本体様は餓鬼なんかじゃないよー。大人すぎて心配になるくらい大人だと思う。
なんだろう。明るくても無理してないかなって心配になる時あるもの…。
現実無理しないとやってけないことばっかだし弱いところは誰にも見せたくないしで息詰まっちゃうよね。
うん、だからここでは私もお言葉に甘えて何かあったら遠慮なく愚痴ります←

そっか…、コンビニ人手不足で迷惑かけちゃうかもって気にしてたもんね…。
新しいところはやっていけそう?心配なこととか辛いことはない?
就職か…、私が言うと「就職してるから言えるんだよ」って思っちゃうかもだけどまだまだ希望持てるよ!
私の友達でね、中卒で3年間家にずっと引きこもりだったけどそれから2年バイトして美容の専門学校行ってる子もいるし、同じく中卒で今私と同い年でずっとバイトしてたけど今就活頑張ってる子もいる。
こんなこと言っても不安は拭えないだろうし、すぐには将来のこと考える余裕もないかもだけど就職は可能性あるよ。
でもお金の問題とか家庭の事情とか色々考え過ぎちゃうと辛いだろうから少しずつ、少しずつでいいと思う。
私が16,7の時は家庭の事とかでどうせ碌な仕事つけんだろうなって投げやりになってて、やりたいことも曖昧だったけどなんだかんだここまで来ちゃったし、正直今でも今の仕事が正しいのか迷ってるしね(^_^;)
何も就職だけじゃないし。ってなんか長々とずれたことを語ってごめんよ…。
はーい、バッサーンと切ってくれていいからねb

私も繿君の不器用だけど誰よりも心優しいところとか簡単には内面を見いせない男らしさに泣かされてる。
なんだこの子、超イケメンでかわいい(^q^)って←
これからもぎくしゃくカップルでのらりくらりとやっていきましょー。

立派とかやめてww
ほんとアニメ好きの変態なだけだからw
そしてよくぽわーんってしてて急にビシって動くから不思議ちゃん呼ばわりされてる。
こちらこそよろしくー(。・ω・。)
そして向こうで名前に迷ったやつ←

  • No.817 by 桐崎 繿  2015-05-15 13:41:19 




>露木

( 男からのメールにも気付かずに眠りに着いた翌朝、点滅する携帯のランプに気付きメールを開くも相手からで無い事と男からである事に激しく落胆して。
シャワーを浴び私服に着替え断れる筈も無い男の元へと向かおうとロビーへと来ては丁度相手を送り出そうとする男子学生と鉢合ってしまい。
『…あ、桐崎…おはよ』
「ん」
『何処行くの』
「バイト」
『嘘だろ、桐崎今日休みじゃん。俺桐崎がバイトしてる店の本店舗の取締役だし知ってる』
「別のバイト」
『……………なぁ、なんのバイトしてんの』
( 男子学生の問い掛けにも答えず男子学生の隣にいる相手に目を向けては「何、結局泊まってった訳」と嫌味な言い方をしてしまい。
いたたまれなくなりさっさとその場を後にしては学校を後にし待ち合わせ場所へと向かって。

( 待ち合わせの定番の時計台にて、相変わらずのスーツに身を包み汗臭い様子で自分を待っていた男の前に来ては無表情で見下ろして。
『取り敢えず何処か入ろうか』と言われ駅前のカフェへと連れられてはアイスコーヒーを二つ注文され。
『さて、今日は何処に行こうか。行きたい所とかあるかな』
「別に」
『欲しい物はある??』
「特に」
( 素っ気無い返事をしズズッと音を立ててアイスコーヒーを飲み干してはテーブルの上に万札を数枚置かれ思わずそれを見詰めて。
『これはデート代ね、そうだなぁ…なんなら久し振りにカラオケでも行こうか』
「何処でも良いっす」
『よし、じゃあタクシー呼ぼうか』
( 何も直ぐ近くじゃないか、

  • No.818 by 桐崎 繿  2015-05-15 13:48:29 




>露木

( 男からのメールにも気付かずに眠りに着いた翌朝、点滅する携帯のランプに気付きメールを開くも相手からで無い事と男からである事に激しく落胆して。
シャワーを浴び私服に着替え断れる筈も無い男の元へと向かおうとロビーへと来ては丁度相手を送り出そうとする男子学生と鉢合ってしまい。
『…あ、桐崎…おはよ』
「ん」
『何処行くの』
「バイト」
『嘘だろ、桐崎今日休みじゃん。俺桐崎がバイトしてる店の本店舗の取締役だし知ってる』
「別のバイト」
『……………なぁ、なんのバイトしてんの』
( 男子学生の問い掛けにも答えず男子学生の隣にいる相手に目を向けては「何、結局泊まってった訳」と嫌味な言い方をしてしまい。
いたたまれなくなりさっさとその場を後にしては学校を後にし待ち合わせ場所へと向かって。

( 待ち合わせの定番の時計台にて、相変わらずのスーツに身を包み汗臭い様子で自分を待っていた男の前に来ては無表情で見下ろして。
『取り敢えず何処か入ろうか』と言われ駅前のカフェへと連れられてはアイスコーヒーを二つ注文され。
『さて、今日は何処に行こうか。行きたい所とかあるかな』
「別に」
『欲しい物はある??』
「特に」
( 素っ気無い返事をしズズッと音を立ててアイスコーヒーを飲み干してはテーブルの上に万札を数枚置かれ思わずそれを見詰めて。
『これはデート代ね、そうだなぁ…なんなら久し振りにカラオケでも行こうか』
「何処でも良いっす」
『よし、じゃあタクシー呼ぼうか』
( 何も直ぐ近くじゃないか、と内心悪態を付きつつ相手と男子学生が居るとも知らずにカラオケ店へと向かえばずっと携帯を見詰めていて。

( / うわあああ連投稿してしまった馬鹿あああ←
そしてそして相変わらず遅れてごめんなさい
葬儀屋さんの研修ちょいちょい始まったので頑張るぞーって感じなんだけど宗派全部覚えなきゃで…
毎回の如く菊君可愛い、繿じゃなくて私が菊君といちゃらぶしたい((黙
そして菊君もろとも本体様といちゃらぶした((殴

就職ねー、難しいとは思うけど取り敢えず弟高校入って一番下の子が小学校上がるまでは受け入れてくれる仕事場に縋り付こうかなーとか思ってる
中卒ってだけで社会は冷たいからなぁwww
ほんと本体様立派としか言い様が無いんだけど(真顔)
なんでそんな他人を安心させる事が出来るの←
というかもう本体様癒やし効果有り過ぎて…
身近に居たら毎日見てるだけで癒されてたな((
Twitterとかで絡んでてもほんと癒される

  • No.819 by 露木 菊  2015-05-17 00:19:03 


>桐崎

(男子生徒と訪れたカラオケ店、今朝相手に鉢合わせたこともあり相手のことばかり考えてしまい忘れようとすればするほど相手で頭がいっぱいになってはデン○クばかりイジっていて。
『先輩、歌わないんすか?さっきから俺ばっか歌ってますけど』
「あー御免、ぼーっとしてた」
『……。あ、先輩、俺もそのアーティスト聞きますよ。でも先輩がその曲聞くなんて意外っす』
(そう言われデ○モクの表示を見ると以前相手と趣味を共有したくて借りたCDのアーティストの項目が開かれており、無意識とはいえ相手との思い出に縋る自分に気付いては自嘲の笑みが溢れ。
_こんなんではこのアーティストの曲がテレビなどで流れる度に相手を想ってしまうと表情が崩れそうになっては「…飲み物取ってくる」とコップを持ち部屋を出て。

(浮かない気分でドリンクバーに向かう途中、丁度相手と男が部屋に入るところに出会しては思わぬ事態に足を止め。
『あれ、もしかして菊君?偶然だね。この前店で会って以来かな』
「なんで桐崎とあんたが…」
『客をあんた呼ばわりなんて流石接客が下手なだけあるね』
(男の嫌味に店で働いていたことが相手に知れてしまうと焦るより、男と相手が一緒にいることに嫌な感じがしては眉を下げて相手を見て。
「まさかバイトってこのことか?…こんなのあんたが一番嫌ってたことじゃないか」
『酷いなぁ。合意の上に決まってるでしょ。ねぇ繿君?』
(男が馴れ馴れしく相手の腰に手を回しさっさと部屋に入ろうとする様子に耐え切れなくなっては開きかけた扉をバンッと押さえ開けさせないようにし。
『ちょっと何?邪魔しないでくれるかな。君、繿君のなんなの?』
「……分からない。…でもこういうの世間では援交って言うんです。こいつまだ学生なんでオジさん下手したら罪に問われますよ」
(我ながら身勝手で陳腐な脅しだなと内心苦笑しつつ強気な態度で男を見据えては相手にこんなことは辞めて欲しいと目で訴えて。


(/連投どんまいです←
宗派を全部覚える…お仕事とはいえ想像するだけでゾゾッする…。
アニメとかメイクのことはいくらでも覚えられるのに…。
睡眠学習とか本当にあったらいいのにね(´・ω・`)
いちゃらぶ歓迎(蹴)勿論私がリードするけど。身長167.7㎝(いらない情報)
というか普通に服とか買い物したい。そして本体様に着せて遊ぶ((
そして恋愛相談とかしたりね。年齢の割に恋愛経験値低いけどw
変人ばっかだったし(爆)
あーほんと本体様みたいな妹欲しい。シスコンになれる自信ある←

仕方ないこと…どうにもならないことなのかもだけどやっぱり本体様いい子すぎるよ(TT)
私なんて本体様の苦労のほんの少ししか知らないだろうに偽善っぽいことしか言えない…。
離れてるってあれだね、もどかしさ倍増しちゃうね…。
癒やし効果なんてそんな!こっちこそいつも元気貰ってる。
仕事中とかふと本体様も頑張ってるんだろうなぁ、私も頑張ろ!ってなってるもの。
Twitter時々ものすごく落ちる時あるけど生暖かい目で流してやってね笑

  • No.820 by 桐﨑 繿  2015-06-03 23:33:47 




>露木

( 部屋に足を踏み入れようとした所、何と言うタイミングか相手とばったり出会しては目を見開くも直ぐに罰が悪そうに目を逸らして。
まさか相手が居るだなんて想像にも無かった、此処を出たい衝動に駆られるもそんな事出来る筈も無く相手の視線を感じつつも俯いて。
『ほら繿君、君からも言ってやってよ』
「……………」
『どうしたんだい??』
「………すんません、俺今日…体調悪くて。今日の事は別の日でも空けとくんで………」
『えぇ??此処まで来て…』
「次は丸一日空けときます」
( 適当に逃れる為の言葉を並べ漸く男が先に出て行くのを見送っては相手に向き直り。
蔑んだだろうか、馬鹿馬鹿しいと思ってるのだろうかと思いながらも相手に一歩詰め寄り壁に追いやっては「…何、今日はデート??」と皮肉地味た事を言って。
相手があの男子生徒と距離を詰めようとしてる事に身勝手にも腹が立ちグッと顔を近付けては唇が触れる寸前の所でピタリと止めて。
丁度その場に帰りの遅い相手を気にした男子生徒が相手を迎えに来ては自分と相手のその状況に一瞬ばかり硬直するも直ぐ自分に掴み掛って来て。
『桐﨑!!!!!お前…っ……………』
( 無表情で男子生徒の手を振り払っては相手に再び向き直り何か言い掛けるも自分でも何が言いたいのか分からず口を噤んで。
視線を逸らしスタスタとその場を去っては徐に携帯を取り出し取り敢えず一人になるのが嫌で適当に誰か当たろうとしていて。

( / 規制も解けて久々のレス返にダラダラと長い文ごめんなさい((
ほんと久し振りで嬉しくて嬉しくてにやにやしてる←
菊君と本体様のお陰で今日のお仕事の疲れぶっ飛んでる( ^ω^)
そして睡眠学習に吹いた←

ほんと一年の絡みって長いよね、こんなに仲良くなれると思わなかったから嬉しいのなんのって
え、本体様がお姉さんとかこっちこそシスコンになれる自信がある←
自信どころか確信さえ持てr((
待って身長167.7とか憧れる(真顔)
身長高い女の人ってスラッとしててほんと綺麗だよね
私もせめて160にはなりたいんだよな←

Twitterでもいつもいつもありがとおおお
もう何度元気を貰った事か…
いつもいつも通知欄に本体様からってくるとにやぁってしてる変人←

規制解けたからこれからも菊君愛でまくれるって事でかなりテンション上がってまs
ほんと変なテンションで申し訳無いwww

  • No.821 by 露木 菊  2015-06-05 20:55:13 


>桐崎

(相手が去った後、男子生徒と共に部屋に戻るも歌にも男子生徒の話にも集中出来ず、結局男子生徒と別れた後に向かったバイト先でも相手のことばかり考えて。
夜、バイトからの帰り道、男子生徒のSNSから《そろそろ終わりの時間っすよね?お疲れ様っす!!》と通知が来ており、ついこの前まで相手が送ってくれていたのにと相手のSNSを開いては《昼間に会った男と本気でまた会う気か?》と送ろうとするも躊躇っていたところに丁度兄が現れて未送信のまま携帯をポケットにしまい。
『あ、菊もバイト帰り?今日はこのままアパート?』
「そのつもり」
『…で、繿とはどうなの?…って聞くまでもないか』
「…………なぁ」
『ん?』
「…あいつ、また何か困ってるみたいなんだ。さり気なくフォローしてやってくれないか」
『自分ですれば?』
「俺は駄目だよ。あいつ…俺のこと嫌いだし」
(昼間カラオケで顔を近付けてきたのも睨まれただけなんだと勘違いしては「じゃあ…頼む」と相手と瓜二つな兄とは居辛くて足早にその場を去り兄の呆れた表情にも気付かずに。

(兄と別れた後、まっすぐアパートに向かう気にもなれず意味もなく夜の街をぶらつきCDショップに向かっては相手のことを考えないように男子生徒の好きそうな曲をヘッドフォンで試聴するも音は全く入ってこずにぼんやりしていて。


(/いやいやいや、ほんと貴重な制限使ってくれて感謝だよ。
私もロル久々でグダグダだ…。あ、いやグダってるのは私だけだけど(ここ重要←
ほんと繿くんと本体様の存在だけで疲れなくなるから不思議('ω')

いやでも私の場合、高いだけだからね。
太ってはない…筈だけど知っての通り絶壁だから←
上司(男)には「垂れる心配ないn(( 」って言われるしorz
これからの時期だとかわいい水着いいよなぁって。着れないけど…。
もうこの歳だと水着とかタイムリミットが←
小さいの可愛いよ!ふわっした服似合うしヒール脱いだ時のギャップ萌えが(黙)
というか本体様だったら何でも可愛い!!

こちらこそいつもありがとね。
菊が浮気に走り続けていますが多分しばらく続くと思われw
とか言いつつ考えはなにもなi(
テンションのおかしさなら負ける気がしないからじゃんじゃん来ていいよ笑

  • No.822 by 桐﨑 繿  2015-06-13 00:34:22 




>露木

( カラオケ店を出てからも何処か空虚な気持ちは晴れずぼんやりとして居ては丁度前方に目立つ赤髪が見え足を止め、此方に走って来る青年に目をやり。
街中にも関わらずぶんぶんと手を振る青年に若干呆れつつ手に持ってた携帯を仕舞って。
『兄さん1人??何してるの??』
「別に何も。…お前は何してんの」
『いや、借りてたレンタルCD返すの忘れててさー…。これから返しに行くところ。兄さんも一緒に行こうよ!!!』
「戻り道なんだけど」
『えー良いじゃん、兄さん行かないなら俺も行くの止めような。その所為で延滞金取られちゃうけど』
「は、人の所為にすんな」
( 口ではそう言いつつも特に行く宛も無かった為渋々青年に付き添う事にしては道を戻って。

( 訪れたCDショップ、青年がカウンターレジに向かうのを尻目に好きなアーティストのCDを手に取ったりとしていて。
不意に相手の顔が浮かび“彼奴はどんなの聴くのかな”なんて考えるもそれと共に男子生徒が頭を過ぎれば溜息を漏らし。
青年がレンタルフロアへと向かうのが見え借りるつもりは無いが自分も其方へ向かおうとした時、ヘッドフォンで視聴してた人と肩がぶつかってしまい謝ろうと振り返って。
案の定それは相手、こうも運命的にばったりと会う事に気を向ける余裕すら無く一瞬動揺するも「…悪い、ぶつかった」とぶっきらぼうに謝罪して。
青年が自分と相手の姿に気付き此方に駆け寄って来ては『あれ、露木も来てたんだ』と何も知らない普段通りの様子で言って。
到堪れずに「………行こ、」と青年の肩を押しては再び店の奥へと行こうとして。

( / えええ身長高いのほんと憧れる、なんかもう綺麗だよね((
お、男の人に言われるとあれだよね←
私も『なんか…可哀想だな』って真面目に言われた☆
あああもう本体様素敵過ぎてヾ(⌒(ノシ ^q^)ノシ
なんかこう…癒し効果半端無いんですが((

大丈夫大丈夫、そんな菊くんも可愛過ぎ俺得((
どうも深夜だとテンション可笑しくなる←
そして相変わらずの菊くんと本体様に元気貰っちゃった、明日もお仕事頑張れるううう_( っ`ω´)っ

  • No.823 by 露木 菊  2015-06-14 15:09:03 


>桐崎

(肩に当たった衝撃に振り返るとそれは相手で気まずい空気に目を逸らすも相手が青年と奥に行こうとするのを見ては反射的に相手に手を伸ばそうとし。
しかし丁度その時『先輩!!』と声を掛けられそちらを見ると笑顔の男子生徒が近づいてきて。
『先輩バイト終わったならSNS返してくださいよ。迎えに行こうと思ってたんすから』
「ごめん。でも態々いいのに…」
『もう来ちゃったんで、いいっすよね?って先輩そのCD…。…あ!!桐崎と赤城じゃん』
(忙しない男子生徒についていけず手を引かれ相手の前まで連れていかれてしまっては再びやってきた気まずさに視線を床に落として。
『お前らも来てたんだ。それより聞けよ。先輩が態々バイト帰りに俺の好きなアーティストのCD聞いててくれたんだよ。ね、先輩?』
「え…、ああ。まあ…」
(態々ではないけど…と思いつつも相手を忘れようと試聴していたのに違いないため曖昧な返事をしては息の詰まりそうな空気から逃げるように男子生徒の手を取り、店を出る際『今日先輩の家に泊まっていいっすか?』と問われ背中で相手の反応を気にしつつ黙って小さく頷いて。

(アパート、ベッドに座り男子生徒のシャワーを待つ間も相手のことを考えてしまっては、今夜は青年も一緒だし変な輩に絡み絡まれることはないだろうと。
兄はちゃんと相手を支えてくれるだろうかと苦悩していたところ男子生徒がシャワーから上がってきて髪を拭きながら隣に座ってきて。
『さっき良いこと思いついたんすけど。…蛍見に行きません??俺、人が少ない穴場知ってるんすよ。先輩、自然好きっすよね?』
「好きだけど…、蛍って虫だろ…?」
『ま、まあそうすっけど…。なんか違うじゃないすか』
(“虫嫌いっすか?”“本当に行かないっすか?”とどこか必死な男子生徒に申し訳なく、どこか可愛く感じては「…じゃあ行くか」と苦笑を零し。
_これは浮気ではないんだから後ろめたさを感じるのは可笑しいと言い聞かせながらシャワーに向かうも頭の中では今頃相手は青年と一緒なのだろうかとやはり相手を想っていて。

(/あれだね、ネタにして開き直るしかないよね。
着物が映えるってのがいいくらいだわw

こちらこそいつも繿くんと本体様に元気貰ってるよ。そして悶えr(ry
自分に画力さえあれば絵とか描きたいんけどね。
遺伝子レベルで御免なさいな感じだからww 
それはさておき、あんまりここで話してると大変だろうから返事は蹴っていいよ。
楽しくてつい長々としてしまうけど←

  • No.824 by 桐﨑 繿  2015-06-25 03:43:21 




>露木

( 男子生徒の言葉に相手の気持ちが男子生徒に向いて行ってる事を確信しつつ身勝手にも悔しさを感じては勝手に苛立ちを覚えて。
青年と共に軽く店内を見回った後、寮への道を辿りつつ夜の商店街を通ればふと店横の壁に夏祭りの宣伝ポスターが見えて。
『兄さん見て見て!!!夏祭りだってよ、行こうよ!』
「バイトあるかもだし」
『えー行こうよ、ね、浴衣見に行こ』
( ぎゃあぎゃあと騒ぐ青年を尻目にどうせ相手はあの男子生徒と行くのだろうかと思えば若干自暴自棄になってしまい二つ返事で了承して。
どうもあの男子生徒が気に入らない、苛々を押し殺し明日青年と浴衣を見に行く約束をしては互いの部屋に戻るべく廊下で別れて。

( 翌日、一人で食堂へと訪れてはばったりと兄に出会しスマホを片手に此方へと歩み寄って来て。
画面を此方へと向けられそこに合ったのはどうやらSNSのトークルームで。
『あのさ、なんだっけあの子。菊の事狙ってる…』
「なんで名前も知らねぇのに追加してんだよ」
『木ノ宮に聞いたの。昨日菊の家に泊まったってTL流れて来たんだよ!!!!!そんで個人行ったの』
( 画面に写し出されるトーク履歴を上から順に見て行き、その会話の内容に思わず溜息を漏らす。
《兄:ちょっと、菊の家にお泊り??》
《男子生徒:はい!!!二人で蛍見に行っちゃいました(´∀`)》
《兄:幸せアピールとかいらないから》
《男子生徒:あ、もしかしてヤキモチっすか??兄弟ってタイプも同じなんすね》
《兄:喧嘩売ってる??(#^ω^)》
《男子生徒:冗談っすよwwwww》
( スマホを戻し画面を閉じる兄から視線を流しトレーを片手に席については兄が目の前に腰を下ろして。
トーストを齧りつつ自分も携帯に目を向けた所で兄が数人の女子に目前で何かを渡されていて。
女子達が去って行った後、「何それ」と無愛想に聞けばどうやら連絡先の様で。
「へー、忙しいな」
『連絡しないよ??興味無いし』
「お前昔からヘラヘラしてるから勘違いさせてんじゃねぇの??うっわあの子かわいそ」
『そういう言い方やめてって』
( あいも変わらずヘラヘラとしてる兄を冷めた様に見てやりコーヒーを喉に流しては自分もSNSを開き相手のトークルームで指を止めるも再びホーム画面へと戻ったりを繰り返していて。

  • No.825 by 露木 菊  2015-06-27 18:54:19 


>桐崎

(朝、男子生徒と共に朝食を取るも相手の事を考えすぎてよく眠れなかったせいか頭はぼーっとしておりベラベラと話す男子生徒の話の内容をよく聞きもせず「ああ…」と相槌を打って。
『まじっすか?!じゃあ決まり!!』
「何が?」
『何がって夏祭りっすよ。浴衣は俺が特注で用意するんで心配無用っす』
(何も特注じゃなくてもと言おうとするが当人が楽しそうだったためまあいいかとコーヒーを啜り、テーブルの上に置いてある通知の来ないスマホを静かに見つめていて。

(祭り当日、さほど大規模でないにも関わらず人で賑わう屋台通りを慣れない浴衣でゆっくり歩きつつ、あれもこれもと色々勧めてくる男子生徒に苦笑を零し。
「楽しそうだな」
『先輩は楽しくないんすか?』
(そんなことないよと差し出された冷やしパインを受け取って一口齧ったところ遠くから黄色い歓声が聞こえ何気なくそちらに目をやっては女子に囲まれる浴衣姿の兄がいて。
『あそこにいるの綸さんっすよね。さすが兄弟揃ってモテモテっすね。弟とはタイプ全然違うっすけど』
「…そうか?」
(適当に返事しながら兄がいるなら…と相手の姿を探すも銀髪が見えた気がした瞬間『先輩。』と声を掛けられ我に返り。
男子生徒の視線の先が冷やしパインに向いてることに気付いては「…食べるか?」と口元へ持っていきパクつく姿に目を細めつつ再び人混みに目をやっては気のせいかと息を吐いて。

(それから暫く二人でたこ焼きなどを摘みながら立ち並ぶ屋台通りをぶらつくも無意識に相手の姿を探していたせいかいつの間にか男子生徒とはぐれてしまい。
仕方なしに袂に手を入れるもあるはずのスマホがなくアパートに置き忘れたことに気付いては、なんてベタな…と頭を抱えとりあえず人が少ない横道にそれて。
こんな人集りから男子生徒を見つけるのは困難。落ち合う場所くらい決めておけば良かったと後悔しつつ道行く浴衣姿の人々を見ては、何故かいつか会った江戸の相手のことを思い出し、何で江戸での仲は上手くいってるのに現代では駄目なんだと自分から相手をふったようなものなのに身勝手に気落ちしては視線を地面に落として。

  • No.826 by 桐﨑 繿  2015-07-16 03:12:24 





>露木

( 祭り当日、慣れない浴衣ではしゃぐ青年と共に屋台を見回ってた所兄とも見事に合流し適当に空いた席に腰を下ろして。
花火まではまだまだ時間があり、かき氷を頬張る青年を尻目に携帯を取り出してはやはり当たり前か相手からの連絡は無く。
溜息を付きそうになるのを寸の所で抑えては向こうから浴衣姿の女子達の黄色い声が聞こえて来て。
「 うるせ…、何、こんな所に有名人でも来てんの 」
『 すごいね-…サインでも貰って来よっかな 』
( ケタケタと笑う青年に軽く笑いそちらに目を向けた所、女子達の間から一瞬相手が見えた様な気がしたが気の所為だと自分に言い聞かせ視線を逸らして。

( 暫く屋台を見回った後、兄や青年達が声を掛けられるのを尻目にそっと輪を抜けては少し外れた場所にて煙草に火を着けて居て。
煙を吐き出し満月を見上げてた所、丘の上でのこの場所に来たのは初めてなのに何故か懐かしく感じ。
その刹那、僅かに先に相手の姿が見え暫く様子を伺ってた物の何故か男子生徒の姿は無く。
数人の女子達に“ 一緒に回りませんか ”と誘われてる様子の相手を見てる内に放って置けずそちらへと小走りで向かってはさも一緒に来たかの様に「 お前何はぐれてんの?? 」なんて声を掛けて。
それとなく女子達を追い払っては急いで来たからか僅かに乱れた浴衣を直し、凛とした相手の浴衣姿に見惚れるもパッと視線を流して。
「 お前一人で居たら普通に考えて絡まれんだろ、…あいつ( 男子生徒 )は?? 」
( 無愛想に問い掛け相手の顔を見れないままに辺りを軽く見回しては小さな溜息を漏らして。

  • No.827 by 露木 菊  2015-07-19 00:27:48 


>桐崎

(女子達からの誘いに困っていたところ相手が現れ上手く立ち回ってくれたことに驚きつつ、愛想なく聞こえる問いかけには素直に男子生徒とはぐれてスマホを忘れてしまったことを告げて。
まさか相手の姿を探していたからはぐれた…なんて言えずに視線を賑わう屋台通りへとやるも慣れ親しんだ煙草の残香が微かに香っては隣をほんの少し見て。
「浴衣、似合ってるな。…それにこの場所、なんか懐かしい感じがする」
(前方の人並みに視線を戻しながらしみじみと零すもハッとなって「何言ってるんだろな」と苦笑を零し。
「赤城たちと来てるんだろ?花火も始まるだろうしあいつらのところ戻れよ。磯貝とは、まあ…最悪祭りが終わってから会えれば……いい、し…」
(本当は相手といたい、でも今更一緒にはいられないと心の中で葛藤しながら余所余所しい笑顔で言うも相手の顔を見た瞬間言葉を詰まらせ俄に真剣な表情になり。
「少し、じっとしてろ」
(声を落として相手の正面に回っては左肩をグッと掴んで顔を近づけるようにして紅い瞳を見詰め、そのままゆっくり相手の頬へと手を伸ばし触れる寸でのところで相手の頬を指でピンッと弾いて。
直後、相手の頬から小さな黒い影が羽音を立てて飛んでいき。
「蚊、止まってた」
(一言ボソリと呟いては袂から何故か持っていた虫さされの薬を取り出し僅かに赤くなった相手の頬につけようとして。

  • No.828 by 桐﨑 繿  2015-08-10 23:17:54 




>露木

( 男子生徒とはぐれた挙句、スマホを忘れたなどと聞けば“本当に此奴は…”なんて零したくなったが浴衣の事を褒められては照れ臭さから目線を逸らして。
“お前も良く似合ってる”なんて気の利いた事を言えれば良いのだが口下手な自分の性格上その言葉は口から出る事は無く心に留まっていて。
青年達の元へ戻る様に促されるも相手を一人放って置ける筈も無く何か言おうとするも“磯貝とは祭りが終わってから会えれば良い”との言葉にこの後も二人で過ごすのだろうかと解釈してはどことなく悔しさに塗れ不機嫌な表情が漏れてしまい。
顔を横に向けたまま相手の言葉が止まるのに気付き改めて視線を交じわせば掴まれた肩と共に胸の鼓動が煩く騒ぐのを感じて。
伸ばされた手に僅かに身構え目を細めるも頬に軽い衝撃を感じては呆気に取られた表情で相手を見詰め。
羽音と共に蚊の存在に気付かされては期待したみたいじゃないか、と羞恥が込み上げ髪をグシャリと掴んでは再び頬に手を伸ばす相手の手首を掴み。
「 あー……………くそ、馬鹿みてぇ 」
( 僅かに赤くなった表情を隠すべくがっくしと下を向いては花火が打ち上がる音に気付きそちらを向いて。
手首を掴んだままな事もすっかり忘れ暫く立派に打ち上がる花火を見ていては向こうからこちらを呼ぶ声に気付き。
こちらに向かって来てるのはどうやら相手を探してた男子生徒の様で慌てて相手の手を離せば「 …行けば 」と小さく言って。

  • No.829 by 露木 菊  2015-08-16 02:48:49 


>桐崎

(手首を掴まれやや驚くも項垂れる相手を見てはその心情が掴めず体調でも悪いのかと声を掛けようとして。
丁度その時花火が上がっては色付く夜空に目を向けるも同じように花火を見上げる相手に気付きそっとそちらに目を移し。
端正な顔立ちに羨む程の高身長…そして綺麗な銀髪が多様な光で彩られるのに見惚れては掴まれる手首がじわりと熱くなるのを感じて。
このまま時間が止まればいいのにと切に願った時、自分の名を呼ぶ男子生徒の声と共に相手の手が離れては酷く寂しく思え、“行けば”と言われてもすぐに動けずに。
_これで最後にしたくない、なんて我が儘な感情が先立っては相手の手を掴み返しグッと自分の方へ引き寄せ耳元で「明日の昼、時計台で待ってる」と一方的な約束を囁いて。
一息置いて少し離れては掴んだ相手の手に塗り損ねた虫刺されの薬を押し付け「まだ暫くいるんだろ?使えよ。…それじゃあな」“繿”と去り際に花火の音でかき消されるくらいの声で名を呼んで男子生徒の元へ行き。
『先輩どこ行ってたんすか。てかぼーっとしてたら駄目っすよ』
(男子生徒のお叱りに平謝りしつつ相手のぬくもりが残る手を繋がれるのが嫌で袖に手を通し腕を組んでは我ながら“馬鹿みたいだ”と。
瞬間、相手が先程零した“馬鹿みてぇ”の言葉が重なり、もしかして相手は何か期待してくれたのかと振り返ろうとして寸でのところでやめては『静かに花火が見えるところがある』という男子生徒についていき。

  • No.830 by 桐﨑 繿  2015-10-21 13:05:30 





( / おおおおお久し振り過ぎて…っ!
そしてそしてずっと来たかっただけに胸の高鳴りが五月蝿いんですけど((殴
時間開きすぎたので取り敢えず季節は冬、繿は菊君とぎくしゃく曖昧になったまま暫く街を離れてたと言う事にしてました…不備とかこうした方が良くない?とかあったら言ってね!
年齢迷ったけど暫くは永遠の18歳((殴
サザエさん方式で行きまs←
ほんとにほんとにありがとう、また宜しくお願いします!



( 駅前の時計台下、この時計台も思い出深かったななんて1人思い出しては学校へ向かう道へと進み。
バイト先には全部連絡を済ませ復帰を許して貰ってる為その辺りの心配はなく、時間が出来たら孤児院の子供達にもまた会いに行かなくてはと。
ふと鳴り響いた携帯を取り出し兄からの着信に出ては今居る場所を告げて。
『やっとこっち帰るんだ、もう…いきなり居なくなったと思えば“明日帰る”って連絡だし。本当自分勝手だし物事浅読みし過ぎ』
「悪かったよ、とにかくそろそろ寮着くから」
( あっさりと素っ気無く謝り、あれ以来連絡を取ってなかった相手の連絡先を開いては僅かな期待と共に会いたい気持ちと会いたくない気持ちが交差して。
本当はあの日、時計台の元へ行きたかった。
しかし運悪く、以前相手を戒めてた取り巻きが相手が1人で居ると言うのを良い事にそちらに向かってるという情報が青年から入り時計台に向かうか取り巻き達の元へ向かうか苦渋の選択が下された。
結局時計台には迎えず、それでも相手が無事ならいいでは無いかと己に言い聞かせ、その気まずさから逃げる様にここを離れたのだ。
今更ながら本当に情けないと軽く眉を寄せては少ない荷物を片手に寮の前にてキーカードを翳して。

( 高校生男子寮の入口、腕を組み昇降口に持たれてる兄を見付けては変わらない無表情で横を過ぎて。
『え、ちょ、久し振りに会った兄弟にその態度?』
「ん、ただいま」
『え、あ、お帰り』
( 呆れた様に溜息を着く兄と共に自室へと向かう途中、向こうから走って来る赤髪に気付いてはそのまま勢いよく胸倉を掴まれて。
『兄さん!!!いきなり居なくなったと思えば!!!高校では兄さんが女の子と駆け落ちしたって噂になるし!!!!!結婚するから離れたらしいとか訳分かんない噂あるし!!!!!』
( ぎゃあぎゃあ騒ぐ青年を尻目に噂とは怖いもんだなと呑気に考えてはさっさと自室に入り制服を来て。
職員室に向かわなければと青年と兄に告げてはまだ生徒が行き交う廊下へと出て。

  • No.831 by 露木 菊  2015-10-22 01:00:14 



(わわわ、もう口角緩みっぱなし!!
そして素敵な設定ありがとう。サザエさん方式了解!
正直過去の細かい設定曖昧で矛盾出てくるかもだけどその時は訂正していいから。
菊君はあれから拗ねて、アパートにて男子生徒(磯貝君)とちゃんと好きとも付き合うとも言わずだらだら半同棲生活続けてます。恋愛感情ありません(最低)
そしてそして久々のロルで読みづらい上に全く絡んでない(_ _)ペコ
あと嬉しくて一日でロル返しちゃったけど、返信は気が向いた時ゆっくりで大丈夫だよ!



>桐崎

(アパートの自室、外から聞こえるバイクの騒音で目を覚ましてはベッドの上で一度寝返りを打ち、もぞもぞとスマホを手探りで掴んで時間を確認して。
時刻は正午前。今朝は夜勤バイトの朝帰りで同室で眠る男子生徒の弁当だけ準備して寝た。
今朝方、男子生徒が『行ってきます』とか言ってたようなとボサボサの髪を掻きつつ洗面台に向かい。
ふと目についたピアスの痕。そっと触れては相手はどうしているだろうと。
一方的に取り付けた時計台の約束を振られてから相手を想わない日はなかった。
あの日、もう一度だけ自分の気持ちを告げ今度は逃げずに相手の気持ちを聞くつもりだった。が、結果相手は来ず連絡もなしに姿を消した。加えて後に聞く“噂”は耳が痛いものばかり。
要するにそれが“答え”なのだろうと、相手が自分を守ってくれた事実は兄や青年との連絡の行き違いで知ることはなく、悲観的な解釈をしては此方から連絡することもなく男子生徒の好意を利用して行き場のない感情をやり過ごしていて_。
出来ればもう相手のことは考えたくないな_と思考を今晩の献立に無理矢理移行しては冷蔵庫を開くも見事に空っぽで。
今日は大学の講義も入れていなく予定はない。買い出しに行くかと軽装かつ眼鏡という抜けた恰好で肌寒さを感じつつ近所のスーパーに向かい。

  • No.832 by 桐﨑 繿  2015-10-22 23:36:57 





( 教師などへと挨拶をさらりと済ませ今日の夜からバイトへ出れるという事をバイト先の居酒屋へ連絡を入れては1度自室へと戻り。
流石に長期空けてただけに食べ物や飲み物は一切無く、面倒臭そうにブレザーの中にパーカーを着込みフードを出しては珍しくヘアバンドも髪のセットもしないまま以前より僅かに伸びた前髪を下ろしていて。
欠伸を漏らしながら寮を後にし、ここから一番近いスーパーへと向かってはカゴを取りミネラルウォーターを数本カゴへと放り投げて。
ふと鳴り響いた着信音、以前相手にCDを貸した事もある例のアーティストの曲。
肩で携帯を支え片手にカゴを持ち、暫くは料理もしないだろうとインスタント食品コーナーにて物色しては電話先のバイト先の店長の話に耳を向けていて。
『仕事内容とかは覚えてるよね、今日明日って休みの所多いじゃん?文化祭の振休でさ』
「あー、確かそうみたいっすね」
『繿君も戻ったばっかで疲れてるでしょ。今日夕方頑張ってくれたら明日はお休みあげるから』
「や、別にー…」
『良いから良いから、君くらい若い子なら彼女くらい居るんでしょ?ご飯でも行ってきなよ』
( お節介というか人が良いのか、店長の言葉に甘える事にしてはカップラーメンを適当にカゴに投げ入れては会計へと向かおうとしていて。

  • No.833 by 露木 菊  2015-10-23 20:53:26 



(訪れたスーパー、野菜を物色していると背後の商品棚を隔てて聞き覚えのある曲が耳に入っては嫌でも相手を思い出すも、まさか当人がいるとは思わずに買い物を続け。
必要な物をカゴに入れレジに向かうところ、今度は自分のスマホに着信が入り出てみると男子生徒からで。
『あ、先輩。今日も泊まりいいっすか?』
「あれ…寮空けすぎると寮長に怒られるから今日は寮って言ってなかったか?」
(相変わらず声がでかいと内心げんなりしつつレジにカゴを持って行くも視線を上げた瞬間、一列前のレジに見間違えようのない銀髪の後ろ姿を見つけては思考が停止して。
『…先輩?』
「……あっ、いやなんでもない。いいよ、来て。」
(何事もなかったように返事をしては通話をしたまま会計を済ませて店員に申し訳ないと軽く目配せし、袋詰の台に行くと同じく会計を済ませた相手とそこで初めて目が合って。
「ん、じゃあ待ってる。」
(ピッと通話を切りスマホをポケットにしまっては相手を見つめ直し、ほんの間をおいてにっこりと微笑んで。
「偶然。てか帰ってたんだな。…またそんなものばっかり食べて。」
(時計台でのことや今までのことなど素知らぬ顔でよく他人に向ける笑顔を向けつつ、相手のカゴの中を見ては態とらしく呆れてみせ。
_前髪、伸びたな…なんてちょっとした相手の変化に気付く自分に嫌気がするも表情には出さずもくもくと商品を持参した袋に詰めては「それじゃ。」と軽く手を振りその場を去ろうと。

  • No.834 by 桐﨑 繿  2015-10-31 16:27:38 





( 会計を済ませビニール袋を片手に袋詰の台へと訪れた際、真正面から相手とばったり出会して。
電話口の相手に言ったのであろう“待ってる”と言う単語がやけに鮮明に聞こえては視線を斜め下へと流し無意識に軽く唇を噛んでいて。
以前と変わらない、それなのにどこか空っぽにも感じ取れるその笑顔も何故か気に食わず立ち去ろうとする相手の手を咄嗟に掴んでしまってははっとして。
会話を生み出せる様なたちでは無く暫く頭を巡らせた後に思い出した様にバイト先のチラシを取り出しては相手に押し付ける様に渡して。
「今日ハロウィンのイベントなんだよ、それ持ってくと安くなるから。ノルマ達成しなきゃだし暇だったら…」
( “さっきの電話の相手とでも来れば”なんて嫉妬丸出しの言葉を言い掛けそうになったところでぐっと堪えては大股で相手の横を通り過ぎて。

( 夕方、制服に軽い仮装を混ぜるスタッフ達と共に料理の仕込みを済ませてはハロウィン仕様の店内をぼんやりと見ていて。
『桐崎、見てみこれ。今日だけのブラッドオレンジ』
『わ!真っ赤!血みたい!』
( はしゃぐバイト仲間に軽く笑みを零しては綺麗に施されたいつもと違うメイクに触れてみたりして。
『お前もやれよ、ほら、蜘蛛の巣描いてやるから』
『うんうん!私は目尻に蝶々描いて貰ったの、先輩意外と上手だよ!』
( いらないと断ろうとするもしつこい押しに負けてしまい困った様に描いて貰った後改めて先輩にまじまじと顔を見られては『この髪自毛…だよな、眉毛も髪も根元から銀髪だし。そんでもって割と色白いからお前ほんとに吸血鬼だったりして』なんて冗談混じりのからかいを受けては苦笑いを漏らして。
いよいよ開店時間、それなりに若者層に人気の居酒屋だった為に入口には既に列が出来ており、順番に席に案内しては本日限定のジュースやら酒やらを忙しなく運んで。

  • No.835 by 露木 菊  2015-11-02 21:32:06 


(アパートの自室、ベッドに仰向けに寝そべり先程相手に押し渡されたチラシをぼんやり眺めていると再び着信音が鳴り、今度は木ノ宮(若頭)からで。
『ねえ聞いて!繿が帰ってきたんだよ!』
「知ってる。さっき会った。」
『なーんだ。まあいいや。でね、繿のバイト先でイベントがあって僕、魔女の仮装して行こうと思うんだけど一緒に行こうよ!というか磯貝君にはもう話つけてあるから!!』
(拒否権ないし、と内心毒吐きつつ待ち合わせの時間を決めて、その時間になると着替えるのも面倒だったため服装も眼鏡もそのままに街へと出て。

(居酒屋に来ると行列最後尾に何故か人集りが出来ていてよく見るとその中心に完璧な魔女っ娘に仮装した若頭がおり、こちらに気付くと人をかき分け駆け寄ってきてクルッと一回りし。
『どう?可愛いでしょ!僕の手作りだよ!…って菊、何その冴えない格好。』
『先輩遅いっすよ。木ノ宮さんと二人でいるの辛いんすよ。…目立つし。』
『それ本人の前で言うかなあ。それと今は優ちゃんね!』
(ぎゃーぎゃー騒ぐうち順番が回ってきては仮装した女店員にテーブル席にへ通され、自分は壁際に、その隣に男子生徒、正面に若頭という形で座って各々ドリンクを注文し、自分は何となく飲みたい気分だったため比較的アルコールが弱い梅酒水割りを頼んで。
『あ、見てみて。さっすが繿。逆ナンされてるよ。やっぱモテモテだね。また変なのに難癖つけられないといいけど。』
(若頭の言葉に横目でそちらを見ると酔った女性客に『吸血鬼の繿くんも格好いい!』『血吸われたーい』などとしつこく絡まれ、その様子を他の男性客が恨めしそうに見る見慣れた光景に冷めた心で視線を外して。
『先輩、何食べますか?限定メニューもあるみたいっすよ。』
「どれ?」
(無意識の嫉妬か、相手への当て付けか見られているかも分からないのに男子生徒に身体を密着させるとメニューを覗きこむようにして。

  • No.836 by 桐﨑 繿  2015-11-07 04:33:13 





( 想像通りと言った所か、やはり忙しい様子の店内を忙しなく動き回る際に向こうの席に相手と何時ぞやの男子生徒、若頭の姿が見えては息を飲む。
自分が誘った癖にも関わらず仲良さ気に男子生徒との近しい距離に身勝手に苛付いてはガツガツと靴音を慣らし厨房へと入りオーダーを告げて。
女性店員数人が相手グループの容姿の端麗さに黄色い声を上げる中、やはり気に食わない様子で小さく舌打ちしては呼び出し音に気付き早足でテーブルに向かって。

( 運の悪い事に相手グループの近くの席、女子会とでも言うやつだろうか。
大学生と思われる人が数人、次々とドリンクやおつまみやらを頼むのを聞いてたが相手グループの事をチラチラと見ては何やら“格好良い”だの“声掛けてみようか”だのと聞こえて来て。
こっちはオーダーを取りに来ただけ、しかし何故か自分のものでもない相手を取られてしまう様な身勝手な焦燥感に駆り立てられては椅子に座る客の目線に合わせしゃがみ込み以前のバイト( ホスト )の時の悪い癖を持ち出してしまって。
「 御注文は以上ですか?本日限定のパンプキンパイもお勧めです、実はこれ俺が考えたんですよ 」
( 普段無表情の癖して何とも胡散臭い笑顔を貼り付けては相手グループからの視線を外させる様に自分が考えた訳でもない料理を勧めて。
快く注文してくれた客に「 ありがとうございます 」と笑顔を向けては振り返りざま直ぐ無表情に戻り客席から見えるドリンクカウンターにてドリンクを作り。
ここの居酒屋は料理やおつまみは厨房で作るがちょっとしたバーの雰囲気を用いれてかドリンクだけはカウンターにてスタッフが作る事になっている。
ドリンクを掻き混ぜながらもやはり気になるのは相手と男子生徒、気にしない様にするも無意識にそちらに目が行ってはイライラとして。
それに気付いたのは若頭のみ。
態とらしく溜息を付いては相手に『あぁもう、わんわんが怖い顔してぐるぐる言ってるよ』なんて意味深な事を言い頬杖を付いていて。

  • No.837 by 露木 菊  2015-11-08 21:12:33 



(メニューの中からつまみなどを選んでいると、近くの席から黄色い歓声が聞こえ視線を上げてみれば丁度相手が女の前で跪き注文を取るところで。
赤面する女性客達は明らかに相手に酔いしれている。相手が何故そんな行動を取ったかなど知る由もなく、無性に腹が立っては運ばれてきた梅酒をグイッと流し込んで。
その為、その後の相手の苛立った様子など気付くはずもなく、若頭の言葉に再び視線を相手にやっては「気に入りの女を落とせなかったんじゃないのか。」と刺々しく言い捨てて。

(相手を視界から除外しつつ食事を進め、それも終わりがけのころ、手洗いへ行き席に戻ろうとすると見知らぬ年上らしきケバイ女性に声をかけられて。
『ねえ、今から時間ある?』
「…は?」
『ちょっと私と抜け出さない?これからクラブ行こうと思うんだけど一人じゃつまらないの』
「いえ、連れがいますので。」
『いいでしょ?お姉さんがおごるから。』
(あー酔ってるんだなと面倒に思うがフと目に入ったのは笑顔で女性に接客する相手の姿。
仕事をしているのだから笑顔なんて当たり前。だが時計台でのことや突然姿を消したことが頭を過り急速に心が荒めば、微笑を女性に向けていて。
「じゃあ、付いて行っちゃおうかな。」
(柔らかい微笑みのまま女性の手を取っては一度、席の前まで行き「ちょっと用事出来たから。」と数千円金を置くと『ちょ、先輩?!』と慌てる男子生徒を無視して、最低だと分かっていながら店先に出て。

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