演劇部部長と王子様

お腹以外ならいくら殴っても構いませんよ！だってこれは照れ屋な先輩の愛の形ですから！（腕を広げて満開の笑顔で周囲をきらきらさせて）

………
（相手の言葉を聞けばイラッとすれば相手の顔を人形でボカボカ殴り始めては無言で行為を続けて

わっ！（相手の手を掴んで瞳を輝かせて）先輩、良いと思いますよ！照れて暴力に走っちゃうヒロイン、可愛いと思います！先輩にぴったりです！

………
（溜め息を突けば少し相手から離れて乾いた目で相手の姿をじーっと見て

先輩！大好きです！(勢いを付けて押し倒すように飛び付いて)本当は卒業も引退もしないで留年して欲しいです！でも、大好きな先輩が大学受験失敗するのも悲しいので我慢します。

おう、そうか
（相手が飛びかかってきたので軽くすっと身をひけば相手の飛びつきを避けて、倒れた相手の背中をぐりぐりと踏みながらいい

あー……先輩、そこ、気持ち良いです(目を閉じて)あ、そうだ、先輩！(ふと思い出した様に起き上がり手を握り)王子としては便利だし、あまり気にしないことなんですが。(前置きをして)

気持ちがるなよ！
（相手の背中を踏むのをやめれば軽く溜め息をついて、「なんだよ？」いきなり立ち上がってなにかを言い出した相手を見ればそうきいて

触っても胸だと思われない胸ってどうなんですかね？（相手の手を引っ張って自分の胸部に当てさせて）

あー、背中だな
（相手の行動に驚くも真顔で思ったことを言えば相手の胸元から手を離して、真顔のまま相手の顔を見て

ですよね……（苦笑して）王子として楽なんですが、仮にも女としては落ち込むと申しますか……先輩、お願いがあるんですが…（見下ろして）

いや、断る
（どうせ無茶ぶりだろうと思うと相手の話を聞く前にすかさず真顔で断りを言い。

むぅ。聞く位してくれたって良いのに。御子柴に断られたし、先輩に断られたら、後は野崎にでも頼むしか！（嫌そうに顔を顰めて）

たく、なんだよ？
（軽いため息をつくと仕方ないと言いたげな顔で相手を見ながらたずねて。「お姫様とかは無理たからな」と先に忠告しておき

私の胸を揉んで下さい。（真っ直ぐに見詰めて告げて）お姫様には何時か必ずしてあげますから。

しねえよっ！つか、お姫様にもしなくていいっつの！（相手の頭をチョップすればゲシゲシと相手の背中を蹴って

そんなに照れなくても良いのに。愛してますよ、私だけのお姫様（手の甲に口付けて）

（原作、堀先輩が私がノーパンと聞いてスカートを捲って確かめて来ました。本当にノーパンだったらどうしたんでしょうｗ）

姫じゃねぇよ…
（顔を背けながら言えば顔を少し赤らめて

（履いてると信じてたんですよ！）

……（少し考えてほっぺにキスをして）愛しています、王子様（ふんわりと微笑んで）

な、なんだよ…!?
（頬を押さえながら相手の顔をじっと見て

お姫様が嫌なら、王子様じゃないんですか？私は騎士様の方が好きですけど（近距離でにっこりと微笑んで）

俺の前ではお前もお姫様だ
（相手のネクタイを掴めば相手のネクタイを引っ張って相手の唇にキスして

わっ！ん！……！？(相手からされると驚いて目を見開いて、耳まで赤くなりつつ、目を閉じて)

……ほら、教室行けよ
（相手の唇から自分の唇を離せば相手の顔から顔を背けて部室の扉を開けば歩き出して

……嘘……(ぺったんと座り込んで真っ赤になり、口を押さえて)……堀先輩がかっこいいとか……ううん、元々格好良いけど……。お姫様に憧れる堀先輩に私はなんてことを！！(廊下に響くような声で叫び)

うるせぇな…
（相手の叫び声が聞こえるが部室には戻らずに教室へと向かい。席に着けば授業が始まるまでぼーっとして

(とにかく、サボるわけにはいかないので、教室に行き)
御子柴！どうしよう！堀先輩の唇貰っちゃった！(隣の親友に叫ぶと、周りがざわめいて)……どうしよう……(顔を挟んで赤くなり)

(昼休みには、部長が王子に落とされたという噂が広がり)

あぁ…？
（周りが騒がしいことに気がつけばさらに自分が周囲から見られてるのにも気がついて

(放課後、2人っきりになるのが恥ずかしくて自ら部活に行くと、部員に囲まれて)
え！？私が部長を襲った！？襲ってないですよ！！(真っ赤になり否定して)口説きはしましたけど！え、初めてを奪っ……(挙動不審になり)

こらー、早く準備しろ
（演劇部の部室の扉を開けると騒がしかった為にドアの付近から注意すれば中に入って準備をし始め

先輩～！！(背中に抱き着いて)ど、ど、ど、どうしましょ！わ、私、今、王子を出来る自信が！！……そうだ！代わりに玉子になります！何処かに着ぐるみが！！(あわあわと焦りまくり)

あ…？そんな着ぐるみねーなよ！
（背中にいきなり抱きつかれば相手の顔をグイグイと押して自分から離れさせようとして

ほら、なんか、呪いか何かで、玉子になってしまった王子様とか、ないんですか！？
(抱きついたまま真剣な瞳で問い掛けて)
早く呪いを解かないと、食べられちゃう的な！

ねーよっ！
（相手を自分から離せば軽く息が上がり、はぁっと溜め息をつけば、早く練習に戻れと相手にしっしと手払いして

はーい。（仕方がなく練習に戻り、部活が終わり）先輩！今日、お迎えなしで部活に来たので、御褒美ください！公園でお汁粉飲みたいです！（部誌を書く相手の背に抱き着いて）

あ？迎え無しで来るのが当たり前なんだよっ
（相手に抱きつかれるが書く手は止まらず、たんたんとそう言って「まぁ…でも、たまには奢ってやるよ」軽くため息をつけば、書き終わり、相手の方を見てそう言って

本当ですか！？やったぁ！（嬉しそうに微笑んで）放課後デートですね、先輩！

あー、そうだな
(軽く受け流しながら相手に言えば鞄にガサガサと荷物を入れていき入れ終われば立ち上がって教室を出て

わーい！あ、待ってくださいよ！堀先輩！（腕にぎゅうと抱き付いて）……堀先輩って可愛くて抱き着いたら飛びそうなのに、筋肉はしっかりあるんですよねぇ……そうだよなぁ……筋肉ないと私なんて振り回せませんもんねぇ……（腕を見詰めて）
（去年はお世話になりました。今年も宜しくお願いします）

なんだよ、急に
(いきなり腕に抱きついてきた相手を見れば相手の顔をぐいっと押して離れるようにし。「で、何処行くんだよ？」学校の門から外に出ればボーッとしながら相手の顔を見

(いえいえ、こちらこそお世話になりました。お世話になりました。)

だから、公園ですって。駅の近くが良いな。自動販売機もありますし。……先輩、何か虚ろですね？もしかしてお熱でも……（そっと額を合わせて）

あぁ、そうだったな
(相手の言葉を思い出せば駅に向かって歩きだして。「なっ!?ねぇよっ！」いきなり額を合わせられると相手の頬をぐいっと押して相手をどかし、一人でずんずん歩いていくと駅の近くの公園に着き

あ！もう、先輩！置いて行かないで下さいよ！！（後を追い掛けて）つっかまえた！（腰を抱き締めて）あ、自動販売機！先輩！お汁粉、お汁粉！……そういえば、場所に寄っては善哉って言うんでしたっけ？（抱き着いたまま話して）

こしあんか、つぶあんかの違いだろ？
(自販機に近づけば相手の言う通りお汁粉があり、じっと見ながら違いを述べて。「つか…王子様がお汁粉って…」ボソッと呟けば自販機に小銭を入れてお汁粉を買い、相手に渡して

そうでしたっけ？わーい！ありがとうございます！（嬉しそうに微笑んで）ええ！王子だってお汁粉位飲みますって！何か、小豆って高価なイメージありませんか？……パフェの方が王子っぽくないですよね……。

どっちかって言うと、バフェなんじゃねーか？洋菓子だし
（王子が西洋のため、和風というより洋風だろと思い相手に言えば、踵を返して公園へと歩きだし。近くのベンチに座れば公園内を一通り見て

そうですかね？頂きます（ベンチに座るとプルタブを開けようとして）……あれ？（力を入れて）……時々、きついのありますよね（苦笑して）

なんだよ、開かないのか？貸してみろよ
(相手から缶を受けとればなんのことなくプルタブを開けて。開ければそのまま相手に返し

……あ、ありがとうございます。……先輩って、手先まで力ありますよね。……やっぱり、男の人だな……（じっと見詰めて）

普通だろ…たまに開けにくい缶があるだけで
(何言ってんだといった顔で相手を見れば手をブンブン振りながら否定し。

そうですよね！先輩はちょっと器用なだけで可愛いお姫様です！（お汁粉を飲んで微笑んで）