演劇部部長と王子様

『バーカ』（と先程とまったく同じ言葉を直ぐに返しては軽い溜め息をつき。しかし顔はどこか笑っていて

（最近テス勉に丸一日費やして家から出てないんですよね…代わりに受けてくれません？国際法w）

『先輩ってば、照れちゃって！大丈夫です！先輩が言えない分、私が言いますから！』

（落ちても良いのなら。あれ、ネットオンラインなので外に出る必要はないですよ～。登録無料だし、一息にどうぞ。
http://www.ganganonline.com/i.html
狙いは、１ヶ月以内。それ過ぎると、この話は半年待たないと読めないかと(笑`)

）

『言わなくていいっつーの、バーカ』

（気が向いたら登録しますw）

『だって、先輩は言ってくれないでしょう？鹿島は可愛いなぁ。大好きだぜ。野崎よりも愛してる。って言ってくれないでしょ？』

（じゃあ後半年待って下さい(笑)堀先輩が鹿島君の恋人になってライバルになって、お母さんになって、小犬になるなんてきっと今号だけですよ！何て素敵な堀ちゃんワールド！w）

『なんで野崎が出てくるんだよ。まぁ、野崎の方が可愛いけどな。お前が風邪引いて俺が代わりにお前の言葉を言ってた時、最後に言って欲しい言葉聞いたら意味わかんねぇ漢字だしてきやがって』

（先輩中毒…？w新に法律で規制しないとw）

『え、だって先輩、私じゃなくて野崎にお姫様だっこを要求してたじゃないですか。本当は、野崎のお嫁さんになりたいんですよね？でも、ごめんなさい！相手が野崎なんて私、認めたくない！え？あれ、どんな漢字でも読んでやるぜ！って事じゃなかったんですか！なら｢遊、俺と結婚してくれ｣って書いとけば良かったな』

（鹿島君の脳内だから問題無くない？堀ちゃんも鹿島君不足になってたし）

『お前は大きな勘違いをしている気がする。つか、してるよな？。いや、言わねーけど』（言わないという文字を大きくして返信し

（最近鹿島がスッゲー鬱陶しい…ww）

『え。じゃあ、もし書いていたら可愛い後輩にした約束破ってたんですか！？私だって一応女なんで、プロポーズに憧れ持ったりするんですよ！？堀先輩に名前で呼ばれたかったりするんですよ！？』

（いや、今回、私が徹底的に堀先輩から逃げるので、堀先輩、地味に寂しくなってます。私に戻って来て欲しくて姫役を申し出ますよ！代役だけど）

『………それよりさ』（話をそらしはじめて
（代役だから！うん、代役だから！）

『……先輩。…やっぱり、私、恋愛対象としてみれませんか？王子と言えども、
野崎程の筋肉はありませんし！あ、もしかして、先輩が見付けておきながら、私の王子の輝きが鬱陶しいとかですか！？流石に消し方は知らないんですが……』

（また懐いて来た私を、朝、駅で待ち伏せしてくれてます！女子高生如く！）

『んなわけねーだろバーカ。てか、野崎を出してくんなっ！野崎のことは一旦忘れろ』

（部活の朝練に連れていくためだね！）

『やっぱり野崎より私の方が可愛いですよね！あ、そうだ、先輩！この前先輩が観たがってた舞台のチケット奇跡的に取れました！一緒に観に行きましょうよ』

（逃げられまくった途端に(笑)）

『あー、そうだな。いつにする？俺は休日ならいつでもいいけどよ？』

（決して寂しいとかじゃないんだからね！）

『いいんですか？余裕ですね、受験生！先輩頭良いですし、推薦ですか？じゃあ、今週末にしましょうよ！チケット代いらないので、ランチ奢って下さい！美味しいイタリアンのお店みつけたんです！』

（まさかのツンデレ！）

『おー、今週末な。イタリアンか…まぁ、いいけどよ…あれか？サイゼ○アか？』
（勘違いしないでよね！）

『あそこ、まずいじゃないですか。何、安く済ませようとしてるんですか。せめて、イタリ〇ントマト位連れて行って下さいよ』

（（笑））

『はぁ？あそこうまいだろうがっ。学生に優しいイタリアンレストランだろ？イタリアンの癖にスペイン料理のパエリアがあるのは不思議だけどな』

『何言ってるんですか！安さは認めますが、物によってはお金を払いたくないくらいの不味さですよ！ペペロンチーノとか！コ〇スとかの方がまだマシです！というか、私が作って食べさせてあげたいですよ！私の料理は天下一品って妹に好評なんですから！』

『それ以外を食えばいいじゃねぇか？パエリアとかパ○リアとかパエ○アとか。天下一品…？あぁ、あのラーメン屋だろ？まぁまぁうまいよな』

『まあ、ドリ〇は美味しいらしいですが。違います！お姉ちゃんの料理が一番美味しいって事です！あ、でも、私、ラーメンも出汁から作れますよ！』