神主さん 2014-12-25 22:52:16 |
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(心配です…ね)
心配かけんな…(撫でられると安心して微笑みこれで一緒に帰れると思っていたが神崎の声と視界が急に暗くなり状況についていけなかったが何かを強く叩く音と視界に明かりが戻り自然と目が下の方に行って倒れてる神崎を見て「ねぇ…樹…どうしたの?ねぇ…」と軽く肩をゆすって周りからは女性の叫び声や救急車を呼んでという声が聞こえてくるが一切頭に入ってこず涙を流しながら神崎の名前を呼び続けて)
霞む意識の中で津雲の泣く声が聞こえ
(俺はなにをしてるんだ…)とぼーっと考えながら
消えかかりそうな意識にあらがうように津雲がいるであろう方へ手を伸ばすと「津雲…なく、な」と小さな声で伝え頬に手を添えると「す、ま…ん」と言い意識を飛ばした
おきて…ねえ起きてよ…(頬に神崎の手が添えられるとその手を触って謝る言葉の後に何も話さない神崎の体を揺すってぞろぞろと集まる不良を睨みふらふらしながら立ち上がって)
津雲に呼びかけられても目覚める気配はなく。
あまり血は出ていないが打ち所が悪かったみたいだ
周りの野次馬の誰かが呼んでくれたのだろうか救急車とパトカーの音が遠くから近づいてくる音がした
(救急車とパトカーの音が近づいてるのを聞きながら足元に崩れ倒れてる不良たちを冷たい目で見つめていて、ぐいっと頬につく血をぬぐって不良たちを無視して神崎の方に行って座り、もうすぐつくからねと声をかけていて)
気を失い意識のない状態の中神崎は過去の記憶の中にいた
父と母が自分のことで喧嘩をしておりそれを悲しそうに見つめる幼い頃の自分。それから景色が変わりぐれて夜家から出て遊び周る自分。
他の女を作り姿を消した父。
泣き崩れて全てを俺のせいにし怒鳴り散らして男を作り出て行った母。
(あー、夢か…)そう思いながら流れていく映像をただボーッと見ていた
そんな時、荒れに荒れていた自分の心が一人の神主に出会ったことでガラッと変わった(鈴…)そこからは鈴のことばかりの映像が流れフッと笑うとゴロンと横になった
(救急車に運ばれて病院につくとすぐに検査が始まり不安そうな顔で待合室で待っていると医者が来て『脳に異常はありません。今は病室の方に移動してますので安心してください』と言われ涙を流しながら良かったと小さくつぶやき。神崎が起きるまでそばにいようと病室に行って、ベッドの横にある椅子に座って神崎を見ていると何故か笑い横になったのを見てそーっと近づき起きるのかなと思っていて)
しばらく映像をぼーっと見ていると目の前が霞んできて(あ、起きるな…)と感じると目を瞑り。
「ん…」少し眉を顰めながら目を薄っすらと開けると津雲が目に入り、キョロキョロと周りを見ると病院だということに気づいて今までの出来事をパッと思い出した。
ハッと目を開いて「怪我は、ないか」と津雲に心配そうに問いかけ起き上がると頭が痛んだのか後頭部を抑えて悶え
(目を覚ました神崎を見て最初は何があったのかわからずぼーっと見ていたが、神崎の声を聞くとポロポロと涙がこぼれ出して。急に起き上がるの見ては慌てて支えて後頭部を押さえて悶える神崎を見て本当に起きたんだと嬉しくなり怪我人とはわかっていてもぎゅっと抱きついて「よかった…」と呟いて)
「うおっ」
頭を抑えていると津雲が抱きついてきたため驚いたがしっかりと抱きしめ
泣いているのを見てオロオロとした後両手で抱きしめて津雲の頭に顔を埋めると「心配かけてごめんな…」と囁いて頭を撫で
ばーか…俺から離れないでよ…(抱き締められると安心して神崎は自分の近くにいるとわかりぎゅっと抱きしめ、囁きが聞こえると涙を流しながらツンっとした感じでそれでも嬉しそうに笑って上記を述べ)
「ん、離れねーよ…」
と伝えると津雲の頭にちゅとキスをし
思わずしてしまった自分の行動に内心すごく焦りながら津雲の頭に顎を置く感じで自分の行動に苦笑いを浮かべながら遠くを見つめ
(やっちまったなぁ…)と考えており
うん…離れたら怒るからな…
(ぎゅっと抱きしめていて頭にキスをされるときょとんとした顔になるがすぐに顔を真っ赤にして恥ずかしそうにぐりぐりと神崎の服に顔を押し付けて、「ねぇ…神崎って好きな人いるの?」前も聞いたが再度聞いてみて)
津雲の質問に驚き一瞬固まるも
(この瞬間、今、今言わねぇともう言えねぇぞ…)と自分を落ち着かせるように心の中で呟くと息を吸って静かに吐き、心をしずめると
「俺は……俺は、津雲…いや、鈴が好き、だ」と意を決して相手に自分の気持ちを伝えた
(相手の好きな人は誰なんだろうと不安そうに見ていたが、それが自分だとわかると固まって少し考えると一気に顔を真っ赤にさせ「あ、いや…えっと…お、俺のこと好きなの…?」と再度聞き。今までは友達が好きなんじゃないのかとか宮司様が好きなんじゃないかとか不安な気持ちがあったが自分だとわかると焦ってしまい)
焦っている津雲を見て振られたと勘違いをし
「あー、と俺がお前を好きだって言うのは本当だ、さっき離れないっていったけどよ…気持ち悪いだろ?情けねぇけどお前に嫌われるなんて嫌だから、だから神社から出て…行く。」
俯きながら上記を話し津雲から離れる
ち、ちがう!俺だって樹が好きだよ!(自分だとは思わずいざ自分だと知ると嬉しいことで返事をしようとしたが、神社を出ていくという相手に驚いてつい大きな声で否定していて。離れる相手の服を握り自分も相手が好きだと伝えて)
津雲の言葉を聞くと驚き瞬きを数回すると「ほんと、か?」と呟き
先程まで(あの神社を出て俺はどこに行こう)など考えていたことも全部飛んでいきただ津雲の言葉に驚くことができず
「俺、無理だと思ってた」と苦笑気味に津雲に伝え自分の服を握っている津雲の手を上から覆うように握る
本当だよ…こんなこと冗談で言わないよバカ(顔を赤くしながら伝えて驚いた顔をしている相手を見てくすっと小さく笑い「でも実際は無理じゃなかったよ」手を握られると嬉しそうに笑って空いてる方の手で相手の頭を優しく撫でて)
頭を撫でられると少し照れながらニカッと笑い
その後津雲の手をフと見ると自分の貰ったミサンガと似たものをしているのを見て
「それ…」とキョトンとミサンガを見ながら自分が買ったミサンガがあるかポケットを確認してあることを確認すると、何故それを持っているのか津雲に尋ね
あ、これ…樹の買った時自分のも買ってた…というかなんというか…(ミサンガを見られると恥ずかしそうにしてミサンガを押さえて照れたように笑い、隠すことも無いかなと本当のことを言って何でこんなに恥ずかしいことしちゃったかなと以前の自分の行動に後悔していて)
照れている津雲を見て目を瞬かせると
ははッと声をあげて笑い
「それなら早くそう言えよな」と笑いながら津雲の頭を撫で
「お揃いだって知らなくて俺も買っちまったよ」
困った風に笑いながら買ったミサンガを出し、色まで一緒…と呟くと
「これどうしよう」
ミサンガを摘まんで言い
(頭を撫でられると嬉しそうにしていて、相手の言葉に首をかしげてなんだろうと思うと相手が出すミサンガを見て「あ、同じやつ…」と自分がつけてるのを見てへらっと笑い、少し考えると自分がしてたミサンガを外して相手に手首を出し「つけて」と笑顔で言い。自分が買ったやつより相手に買ってもらったやつをつけたいのでニコニコしていて)
(お盆お疲れ様です…)
津雲の腕をそっと掴むと自分が買ったミサンガをつけニコッと笑うと
先程まで津雲がつけていたミサンガをサッと取り
既に付いている自分の腕へつけ
「これは貰うぜ?」
とミサンガを嬉しそうに触りながら伝え
(お疲れ様です、、)
(ミサンガをつけてもらうと嬉しそうに微笑んでいて、これでやっとお揃いのを堂々と付けてられると思っていると先程まで付けていたミサンガが相手の腕につくのを見て「あ、うん」と頷き、相手に無性に抱きつきたくなり急に抱きついて)
「うぉっ!!」
ミサンガに意識が向いていたため津雲が抱きつこうとしているのに気づかず急に抱きつかれるとびっくりしたのか声をあげて津雲を片腕で抱きしめながら後ろに倒れもう片腕を後ろにおいて転倒を防いだ
「っぶねー…」
咄嗟に行動したため自分でも何が起こったのかわかっておりまだ驚いたように目を瞬かせながら抱きついている津雲を見て急な行動に叱りたいが可愛いと思っている自分もいるため苦笑いを浮かべており
ふふっ(驚く声を上げる神崎の声に楽しそうに笑って、抱きしめられると嬉しそうにしなんでこんなに好きなんだろうと考えていて。「早く退院しろよ」と抱きつきながら相手の顔を見ていて伝えるとニコッと笑い、神社をそのままにしてきてしまったと思い出せば相手からゆっくりと離れ帰らないとなと思っていて)
「おう、俺は強いからな、これぐらいすぐに治る」
津雲を安心させるように笑いながら伝えると、離れた津雲を見て
「帰んのか?」と尋ね
「神社の仕事手伝えなくてすまない、俺のことは心配しなくていいから神社へ戻りな」津雲の頭をポンポンと撫でながら伝えると、よいしょという掛け声をあげながら横になり大きなあくびをし
一週間以内で直さなかったら怒るからね
(頬を小さく膨らませて言うと相手を見ていて、尋ねられると頷いて「うん、ごめんね。明日も来るから」と言い、頭を撫でられると気持ちよさそうにして横になった相手を見て布団をしっかりかけてやり、またねと小さく呟くと相手の額にキスを落として、恥ずかしくなりその場を急いで離れて)
「ふっ、おぅ任せろ」
一週間で治せという言葉に笑いながら答えると帰ろうとしている津雲にまたなと声をかけようとし、津雲の方に視線を向けた瞬間自分のおでこに感じる感触に一瞬なにが起こったのか理解ができなかったがその感触が津雲のものだとわかると目をパチパチとさせ口を半開きのまま驚き、その後おでこを抑え照れたようにニシシと笑い
離れていく津雲の腕を掴んで自分のほうへ引っ張ると津雲の唇に触れるだけの軽いキスをすると「またな、鈴」と耳元で呟き悪戯が成功した子供の様に笑って手を離し
(相手の答えを聞くと嬉しそうに笑い、早く治してもらって元気が出る飯作ってやろうと思いうんうんとひとりで頷いていて。キスをしてすぐ離れてしまったので相手の様子などはわからず、行こうとしていた腕を引っ張られて一瞬だったが唇に相手の唇が重なったことに気づきぼーっとしていると耳元でつぶやかれ顔を真っ赤にしながら神崎を睨んで)
(頭を撫でられ顔を赤くしながら小さく頷き「ん、また来るから」と言い手を振って病室から出て。早く帰らなきゃ心配してるだろうと思い早足になって)
津雲が部屋から出て行くのを見守った後殴られた後頭部を触ってみたが鈍い痛みが頭に走ったため「いッッてぇ」と呟いて悶え
(くそ、、あいつら覚えとけよ)と自分を殴った男達にイラつきながらもベッドに沈み、深いため息をついた後まだ少し痛む頭を忘れるように眠りにつき
(神社に帰ってくればあったことを宮司様に話し、相手の為とはいえ人を殴ってしまったのでそれなりの罰は受けるが人を守るためと言うこともあり罰も軽く、お腹は空いていないので部屋に戻れば布団に倒れていつの間にか眠りに落ちて)
朝になると看護師に声をかけられ目覚めると着替えとご飯をすましぼーっとしている間に警察が来て事情聴取を受けたが多くの人が自分を大勢のヤンキーが連れていっているのを目撃しているのと殴られている被害者ということで注意だけですみ安堵の溜息をついてベッドに身体を沈め
んっ…ふぁ…(朝鳥の声と目覚ましの音で置きグーッと体を伸ばして相手を起こさないとと思うが、相手がいるのは病院だと思い出して取り合えずいつも通りに朝食作りと掃除を終わらせて、相手の病院に行くと宮司様に伝えてから病院に向かい着替えとか必要だろうと思い鞄に詰め込み)
何もすることがなくぼーっとしていると血圧などを測りに看護師が来てされるがまま身体を預けたりふられる話しに適当に答えながら津雲こねぇかな…と考えており
看護師が部屋から出て行くのを見送って横になったまま窓の外をぼーっと見つめ
(準備が出来れば、相手のいる病院まで急いで。どのくらい入院するんだろうと考えながら歩いているといつの間にか病院の前までついていて。後で看護師さんにでも聞いてみようかなと思いながら歩いていると、元気な子供の声が聞こえてそちらを見てくすっと笑い自分も急いで相手のところに行こうと駆け足で病室に向かい)
病院に来てからずっと触っていなかった携帯をチラッと見てみると涼生から沢山のメールと電話が来ており
(もう情報いってんのか…てか、きも)などと真顔で考えており
後でメールでも返すか…と今は面倒なのか携帯を伏せ
いーつき?あ、起きてた。おはよう(病室の扉を開けて相手の名前を呼びながら入ってきて、病室の奥に来れば起きてる相手が目に入りニコッと笑って軽く手を振り)
(めっちゃ遅くなってすみません!!)
先程までつまらなそうに無表情だったが津雲が顔を見せると嬉しそうに笑い
「来てくれたのか、ありがとうな」と伝え
ベッドの横の椅子を指しながら座るよう伝え
(大丈夫ですよ!!)
(ベッドの横の椅子に腰掛けて持ってきた鞄をベッドの上に置き「んとね、今日はとりあえず3日分の着替えは持ってきたんだけど…いつ退院できるんだろう」と言いながらうーんと考えて)
(10月の5日から11月の6日まで病院の看護実習がありまして、記録物が大量に出るのでこれまで以上にここにこれなくなるかもしれないです…でも!絶対暇を見つけては来るようにするので続けていただけると嬉しいです!すみません(´・_・`))
「ありがとよ」
自分の服たちを受け取ると笑顔でお礼を言い
「今日検査をしてどうにもなければ明日にでも退院できるらしい」
と看護師から聞いた話しを津雲に伝えると、なんにも以上ないと思うぞと頭をさすりながら呟き
(事前に言ってくれてありがとうございます!
大丈夫ですよ!!気長に楽しみに待ってますから!!いろいろ大変だと思いますが実習頑張ってくださいね!(*´∀`*)尸")
よかった…(相手の言葉を聞いて心から安心したのか嬉しそうに笑って。今日の検査次第と聞いては何事もないようにと心の中で祈って、早く神崎が戻ってきてまた三人でご飯食べたいなと思っていて)
(遅くなりました…(´・_・`))
「検査はもうすぐだと思うんだが、頭のレントゲンを撮るらしい」
生まれてから一度も大きな病気や怪我がなかったため入院や検査などを行ったことが無い為少し楽しそうにニヤっと笑いながら津雲に伝え
「早く津雲のご飯が食べてぇな」
と目を瞑り枕に頭を沈めながら呟き
(おかえりなさい(`・ ω・´)ゞビシッ!!)
何も無いといいけど…(にやつきながら楽しそうにしている相手を見て、こっちは心配してるのにと思いながら神崎を見てため息をつき目を瞑りながら自分のご飯を食べたいと言ってくれるのを聞いて嬉しそうに微笑み「早く退院して腹一杯食べてよね」と言い)
(無事終わりました( ̄∀ ̄))
「多分もうちょっとだと思うんだが」
時計をチラッと見て呟くと扉が開く音がし
『失礼しまーす神崎さーん、検査に呼ばれましたー。と、あらお友達?』
まだ若いナースが病室に入りながら声をかけ津雲に気づくと少し驚いた後にっこりと笑い
「お、来たか」と反応をしてベッドから降り
『歩いて行けますよねーじゃあ行きましょうか。あ、レントゲンなんで直ぐに終わるんですけど一応外でも待てますよ?一緒に行きます?』と津雲に向かって笑顔で問いかけ
(おーつかれさまです!ヾ(*・ω・*)ノ)
あ、こんにちは(若いナースが来れば椅子から立ち上がりペコッとお辞儀をして挨拶し、ここにいても暇だし病院の中も見てみたいしなと思い「はい、是非」と返事して頷き二人のあとを静かについて行って)
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