神主さん 2014-12-25 22:52:16 |
通報 |
で、でも…神崎ちょ…(自分のせいなのにと申し訳なさそうにしていて、見るなと言われても痛がってるため少し心配で。神崎に抱きしめられて気づくと目の前に神崎の服が見えてるため真っ赤になって慌てて、ほかの生徒が見てると思うだけで恥ずかしくなり。なんで俺抱きしめられてんだよと頭の中で自問自答を繰り返していて)
『んもーー!そんなラブラブしちゃって!!なんなんのさ!!』
慌てている津雲をなお抱きしめ続けていると涼生が耐えきれなくなったのかブーブーと文句を言いだし
それにうるさそうに顔を歪めると時計をチラッと見、自分が来て大分時間が経っていることに気づくと
「はー、今日は帰るか」
と呟き、津雲を立たせると貰ったミサンガを手にサッとつけて津雲の手を取ると「んじゃ、今日は帰るわー」とみんなに聞こえるように言いまだ何か言っている涼生を無視して教室から出て行き
あ、帰るの?(抱きしめられると恥ずかしそうにうつむいていて、文句を言う涼生を見て苦笑していて、床に足がつくとほっとしていて帰るという神崎を見て首を傾げて。ミサンガを付けるところを見て嬉しそうに微笑んで、手を握られて教室から出る前に涼生に向かって軽く手を振って。ぱたぱたと相手についていき)
津雲がついてきているか確認するためにチラッと見た際、涼生に手を振っている津雲を見つけ「はぁ、」とため息をついてしょうがないと言うようにフッと笑うと、後ろをついてきている津雲の歩幅に合わせながら歩いて行き
今日は悪かったな(涼生に手を振り終えて隣を歩く相手を見上げ、勝手に学校に来たことを申し訳ないと思っていて小さくつぶやき。怒られるかなとしゅんと下を見ていて)
謝り、落ち込んでいる津雲をチラッと見、何も言わず少し怒った風にスタスタと歩いて行き校舎を出て少し歩いた後、立ち止まりクルッと津雲の方へ振り向くと怒った顔で津雲を見つめ
「どうして学校へ来た?昨日のことで危険だってわかったはずだ…どうして1人で来たんだ」
と津雲に厳しい口調で坦々と尋ね
ご、ごめん…やられたからやり返したかったってのもあったし…か、神崎がいるかもって思ったから…(無言で歩く相手の後ろを静かについていって、急に立ち止まって振り返る神崎を見て怒るよねと落ち込んでいて。尋ねられると落ち込みながら静かに答えて)
目を細め落ち込んでいる津雲を見つめると「はぁッ」と大きなため息をつき
落ち込んでいる津雲を抱きしめようとしピタッと手を止めると(自分は何をしているんだ…抱きしめるなんて、そんなことをしたらこいつは嫌がるだろう)と考えると何事もなかったように津雲の頭に片手を乗せ
「わかったならいい…怒ってすまん、心配だけはかけさせんな」
少し気恥ずかしそうに目線をそらしながら優しく津雲に上記を伝え
うん、ごめんね(落ち込んでいると自分の頭に相手の手が乗せられ、落ち込んでいたはずが自然と笑顔になって神崎の言葉にこくりと頷き。少し恥ずかしそうにしてる神崎を見て可愛いなーと思っていて。早く帰ろうと神崎の手を自然に握って神社への道を歩き出して)
にこっと笑い元気になった津雲を見て安心したようにフッと笑い
手を握られ引っ張られると驚き目を丸くしたがニッと笑うと自分も津雲の手をギュッと握り返し「そんな急ぐなよ」と楽しそうに津雲に言うと引っ張られるままついていき
(楽しそうに笑いながら歩いていて、笑ったり人と手を繋いだりすることをしなかった昔の自分とは全然違う今の自分に戸惑っていて、神崎になら出来るんだよなーと思えば俺神崎のこと好きなのかなと悩んでいて。そのためか歩く速さも遅くなり)
スタスタと先程まで歩いていた津雲の速度がだんだんと落ちていき、自分の横まで来た津雲を見ると何か考え事をしているような顔をしており
自分が先程怒った事でなにかあるのだろうかなど色々なことを考え
「津雲?どうした…なにかあったのか?」と心配そうに津雲にたずね
え!?あ、いや…なんでもないよ(声をかけられてハッと気づいて、神崎に声をかけられるまで気づかなかったのかと焦っていて。神崎に心配かけまいと首を横に振ってニコッと微笑み。今考えたことを言ったら引かれるよなと考えていて)
なんでもないと笑っている津雲に何か違和感を感じながらも深く追求はせず
「そう、か?…なんかあんならちゃんと言えよ?俺にできることなら…手伝うしよ」
あまり人の心配をしないのでなんと言えばいいのかわからずモゴモゴとなりながらも思っていることを素直に話し、津雲を安心させるようニカッと笑うと繋いでいる手をギュッと握って神社への道を今度は自分が津雲を引っ張りながら歩き
ん、ありがと(神崎の優しさに嬉しくなって下を向きながら頷き、その顔にはうっすらと笑みが浮かんでいて。神崎の笑顔を見るとなぜか安心できて、手を握り返し、手を引っ張り前を歩く神崎を見てちゃんと伝えなきゃなと思っていて。)
しばらくして神社へつくとニコニコと笑っている宮司さんに会い
『ふふふ…本当に仲がいいですね』と嬉しそうに言われ
「お、おう…仲はいいです」
それに照れたように答え
(宮司様の言葉に顔を赤らめて仲良く見えるのかなと嬉しそうに微笑んでいて小さくこくりと頷き、その様子を見た宮司様が驚きの反面嬉しそうに笑っていて。神崎の言葉を聞いて友達としか見られてないのかなとじっと相手を見て首を傾げて。)
去っていく宮司さんを見送っていると横から視線を感じパッとそちらを向くと津雲がこちらを見ており
なぜ見ているのかわからないため
「どうした?」と声をかけながら津雲と同じように首を傾げ
い、いや別に(慌てて頭を横に振ってあははと笑って、聞いてみようかなと思い神崎に「そういえば…神崎って好きな人いるの?」と聞いてみて反応を見るため相手をちらっと見て)
(400おめでとう!!!!)
「あ?…好きな、人?」
急に津雲に好きな人と聞かれ、驚きながらもパッと浮かんだのは津雲で
今ここでお前が好きだなんて言えるはずもなく、かといっていないなんて嘘もつけず
「一応…いる」と少し照れたように伝え
トピック検索 |