主 2014-12-25 21:22:40 |
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ほう、最近の高校生は行動が怖いな。はぁ・・・やれやれ
(会長の腕が掴まれ引っ張られていく様子を見てある意味感心したように呟くと今度はため息をついてようやく行動を始めて。これ以上問題になるのも防ぐために2人の元に急いで向かうと「ほい少年、ここまでにしてくれるか?俺の精神衛生上のためにも、な?」腕を掴んで歩く男子生徒の肩に手を乗せながら軽い感じで話しかけて。当然男子生徒は自分を無視して歩き出そうとするが離れられないくらいの力で掴んでいて。さすがに通り過ぎる生徒たちに変な目で見られてバツが悪くなったのか何かを言い残して男子生徒が去って行くと「良し、解決。んじゃな」と何事もなかったかのように相手には視線を向けず去ろうとして)
へ…?あ、東っ!
(突然の出来事についていけず、目を瞬かせながら去っていく男子生徒と追い払ってくれたらしい相手を交互に見て。そのまま去ろうとする相手の姿を見るとはっとなって相手を追いかけて隣に並んでから、「その…ありがと!」とはにかみながら礼を述べて。朝同様に眠そうな相手の顔を見てから、「午後、眠れなかったの?」と午後の授業起きていた相手を思い出して尋ね)
別に、目障りだったからやっただけだ。他意はない
(何故追いかけてくるのか、そう思いながら隣に並んだ相手の言葉に素っ気なく返事を返して。相変わらず素直じゃない物言いだが、むしろこれがデフォルトであるため直すことができずに。眠そうに大きな欠伸をして「まぁな、何故か眠れなかった。」と視線を向けずに短く答えて。寝不足のせいか若干話すのがめんどくさくなっているのだがそれを言っても仕方が無いため言わずにそのまま歩いて)
ふーん…。授業中とかよく寝てるのに…やっぱり夜寝てないの?
(なんとなく相手の横を歩きながら気になっていたことを尋ねて。それに加え、あまり授業で起きていることは少ない相手が今日の午後は起きており、しかも別に授業が聞きたくて起きていたとも見えず、昼休みの自分の聞き間違いを確定するように言ってしまったことが悪かったのだろうかと考え、「昼、ごめんね。私の聞き間違いかもしれないのに決め付けるようにいったりして」と謝罪し)
いや、気にしてないから大丈夫だ。誰にだって勘違いはある
(まぁ実際勘違いじゃないんだけどな、と心のなかで付け足し。相手にバレてしまっては元の子もないためこちらとしては勘違いだって思ってくれたのが助かっていて。隠し続けるのも申し訳ないと思っているのも事実なのだがもともと無理させないためにやりだしたことであり言ってしまったら無意味になってしまう、言いたくても言えないもどかしさを感じながら「それじゃあ、そろそろ家だから。気を付けて帰れよ」)気がついたら家のすぐ近くだったようで会話を断ち切り短く挨拶すると自分の部屋のあるドアへと向かっていって
それならよかったよ。じゃあね、また明日!
(あまり気にしているようには見えない相手を見てホッとして。自宅へと向かう相手の後ろ姿を見送ってから相手の住む家を見上げ、「一人暮らし、か」と自分には全くとして想像もできないし恐らく実行もできないであろうことを呟いて。そのまま自分も家の方へと歩いていきながら、一人暮らしはもしかすると寝不足になるほど大変なことなのかもしれない、と考えながら寒さから逃れるようにマフラーに顔を埋めて自宅へと向かい)
(昨日は返せなくてすみません!ちょっと忙しくて・・・今日から大丈夫ですのでしっかり返します!)
何故だ、おかしい。何故こんなに早起きしてしまった・・・。
(翌日、いつもの自分からしたらありえないほど早い時間に起きてしまい二度寝も出来ずつい弁当も作ってしまっていて。早い時間と言っても自分以外の生徒たちからしたら普通の時間なのだが自分以外に登校中の生徒がいるということは新鮮でとても違和感があり。通学路を歩いている途中昨日の事を思い出して「あんなんじゃ引かないよな・・・。どうせまた来るだろ、頑張れ会長」昨日は人目もありあの男子生徒は離れていったがおそらく納得していない。今日も来そうだな、と自分の事じゃないにしろ思わずため息が出てしまい小さくここにはいない人物に向かって呟き)
(/いえいえ、私も昨日はあれ以降は来れてなかったので大丈夫ですよ!返せる時に返していただければ…!)
…あれ?東?
(普段通りの時間に家を出て登校していると、前を歩いている見慣れた人物の姿に気がついて。しかし、自分の登校時間に相手が歩いていたことなどなく、気のせいだろうかと目を瞬かせてから不思議そうに呟き。前を歩いている相手の呟きはもちろん聞こえておらず、走るにも近いかなりの早歩きで相手の横まで辿り着くと、相手かどうか確認するためにさりげなくチラリと相手の顔を覗き見て。そこにいたのは予想通りに相手で、生徒会の人間として改心したのかと勝手に解釈すると、「おはよ、東。今日は早いのね」と話しかけて)
ん、おお会長。おはようさん、というかこの時間に会うのは初めてかもな
(今日はどのようにして授業という退屈な時間を潰すか考えながら歩いていると良く聞く声が耳に届いてその方向を向いて。予想通りの相手で、同時にいつもこんな時間に来ているのだと思うと思わず尊敬してしまうがそれは一旦置いておいて挨拶を返して。思えば高校三年間で登校中相手と会うのは初めてかもしれないものでいつもならまだ爆睡している自分の姿を思い出すとやはりこんなに早起きしてしまったことにため息をついて)
そうね。…だって東はいつもギリギリ登校だし。
(相手の発言に頷くも、そもそも今までこんなにも近くに住んでいたのに会ったことがないのはそのせいだと気付いて。相手が改心したのであろうと解釈しているために上機嫌に歩いていたものの、ため息をついていたことに気が付き、「どうしたの?もしかしてまた眠れなかった?」と相手の顔色を伺うようにして見ながら尋ねて。)
いや、そうゆうわけじゃないんだよな。むしろ昨日はよく寝れた・・・気がする
(仮に眠れなかったら今頃こんな風に普通に歩けていないだろうし相手の言葉は耳に入らないだろう。だからこそこんな日はかなり珍しいわけで自分の事ではあるが理由が全然分かっておらず。とにかく眠くないならそれはそれで良いことだと割り切ると視線は前に固定したまま「そうだ会長、もしかしたら昨日の男子生徒にまた絡まれる可能性があるから気を付けろよ」自分の予想通りなら早くでこの後校門で会いそうなのだがそんな事が起きても面倒なだけなため合わないように祈りながら述べて)
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