瀬良 奏 2014-12-24 14:42:42 |
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( 何言ってんだ俺、何て今更後悔しても遅いわけで。頭を撫でられる心地良さに目を瞑り「 授業終わったら起こして。 」と一言添えては相手に寄り掛かってみようか。未だドキドキしている鼓動は段々と落ち着いていき。 )
りょーかい。
(此方へ寄り添ってきた相手に双眸細めると、そっと片手を伸ばし相手の肩を抱き寄せて。ちらりとその顔を盗み見、「…ほんと、かわいいんだから。」と小さな声で呟き微笑むと、窓から見える景色へ視線を移し授業が終わるまでこのままでいようかと)
( __小さな呟きは聞こえなかったようで、相手の肩口に頭を乗せ静かに寝息をたてればすーすーと。空き教室ともあり隙間風に小さく身震いをすれば低く唸りをあげて。 )
(身震いする相手に気づけば起こさない程度に抱き寄せている肩をそっと擦って。そうしている間に時間は経過していき、授業終了間際となり。もう少しこうしていたい気持ちは山々だが無理矢理抑えては「奏。もうすぐ授業終わるよ。起きられそ?」と顔を覗き込んで)
( 薄らと相手の声が聞こえては眉を寄せて。モゾモゾと身を動かすも「 眠い.. 」と一言添えてジャージをぎゅ、と握り。重たい瞼を開けば数回瞬きを。「 次、なに? 」教科によっては保健室で適当に理由付けて寝ようか、何て考えては訊ねて。 )
起きないとチューしちゃうぞー。
(なんてふざけながら顔を近付けると相手の唇のすぐ横に唇を落としてみて。「数学だよ。奏の得意分野。」と目覚めても眠たそうな相手の姿に小さく笑みながら答えては丁度授業を終えるチャイムが鳴り響き)
( 相手の言葉に双眸細めて軽く睨みつけてみて。然し次いで出た台詞に相手の方チラリと見れば得意気に笑んで。やった、なんて小さく呟けば立ち上がり伸びを1つ。 )
奏ったら分かりやすすぎ。嫌いな授業だったら寝るつもりだったでしょ。
(表情の変化に可笑しげに笑い、その頬をツンと軽くつついて。授業が終わり騒がしくなる廊下。ジャージから制服に着替えていないことを思い出し着替えているとクラスメートが戻ってきて)
( 数学は得意だし何より楽。別に、と返答しつつ相手が着替え始めたのを見てハッとなれば己の着替え始め、とクラスの人が戻ってくれば空き教室は騒がしくなって。騒がしい室内の中で着替えながら大きく欠伸を洩らせば。 )
だって、心配じゃん。奏が行き倒れてたら困るしさ。だから付き添ってたの。
(クラスメートも制服に着替えている中、先程の試合で味方だった生徒が近付いてきて。途中で試合から抜けた事を謝罪し、改めて抜けた理由を口にすると“瀬良の母ちゃんみてぇ”と笑いながらからかわれ。「母ちゃん違う!ほらほら、奏行こ!」と即否定し、未だに笑いのおさまらない彼らから逃げるように相手の背中を押しながら空き教室を出ようと)
( 相手とクラスの人の会話にキョトンと表情を浮かべると背中を押され空き教室を出て。相手の顔をチラリと見てから「 母ちゃん、だって。 」何てクスクス小さく笑めば口許に手を添え。周りからはそう思われているのだろうか、なんて内心考えつつ教室へ戻ろうと。 )
いやいや不本意すぎるって!あーもーっ、奏も笑わない!
(相手にまで笑われてしまえば不貞腐れたように唇を尖らせ、目の前の背中にグリグリと頭を押し付けて。男同士ということもあり、そう簡単に恋人と公言できないことにもどかしさを感じてしまい)
( クスクスと暫く笑みを浮かべていた所でふう、と息を吐けば「 今度から母ちゃん、って呼ぼうか? 」何て冗談を口に。_廊下の窓外から入る日の光に眉を寄せて双眸細めれば曇らないかな、と内心。 )
えー。呼ばれんならダーリンがいいなぁ。
(意地悪い冗談に不満そうに声を上げるも直ぐにニヤリと笑いながら言い返して。そんなやり取りをしている間に教室に到着し、相手から離れ乱れた髪を適当に整えていると一人のクラスメイトに話し掛けられ。己に用事のある生徒が廊下で待っていると言われ、廊下に視線を移せば昨日の手紙の女子生徒の姿。緊張気味に待ってる彼女と目が合えばとりあえず愛想よく微笑んでみて)
はいはい 。
( ニヤリと笑んだ相手を横目に教室に入れば自分の席に座って。一息吐いてから何と無く相手の方に視線を遣るとクラスメイトに話しかけられている姿が。不思議に眺めるも己には関係ない事だろう、と窓外に視線を変えてむ、っと眉を寄せては机に頬杖をついて。 )
ごめん。後でもいいかな?時間も時間だし。
(女子生徒に近付けば手紙の結果を問う予想通りの内容で。流石に近くに相手やクラスメイトがいる中話すことができなければ手を合わせて謝罪して。耳許へ唇を寄せ「…お昼、屋上で待ってるからさ。そこで伝えるね」と声を潜めては彼女は頷き立ち去って)
...?
( やはり相手が気になるのだろう。廊下側に視線を向けては女子生徒と相手の姿が見え、目を細めてはジーと見遣り。すると相手と彼女の距離が近くなり思わず目を見開いて、直ぐに戻すも机に伏せては深く溜息。敢えて"浮気"何て言葉は思わず友達かな、なんて思う事にしようと。 )
(遠ざかる女子生徒の後ろ姿を眺めてはこっそり溜め息を吐いて。教室へ戻るなり相手の様子が気になり視線を向けるも、机に伏せている為表情は見えず今のやり取りを見ていたかすら分からなく。別に浮気はしていないが隠し事をしている事は事実であり後ろめたい気持ちを抱えたまま席につけば授業が開始し)
( 授業開始のチャイム音と共に顔を上げれば既に相手は席に着いており。くあーと欠伸を洩らしつつ一応教科書とノートを開けば後はボーとグランドの方を見、体育なのかサッカーをしているクラスがあって。黒板の方へ視線を戻し適当に板書すればシャーペンをクルクルと回し暇そうに。 )
(教師の声、シャーペンがノートを走る音を耳にしながら己も黒板の文字をノートに写していき。宿題が出されたところで授業が終われば授業中だけ掛けている眼鏡を外しケースにしまい、ちらりと相手を見遣って)
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