「赤ずきんこれをおばあちゃんのとこに持っていっ てあげて」
母さんに持たされたのは手書きの地図と少しの食料と飲み物。
僕は知っていたおばあちゃんなんていないこと、母さんは僕を捨てたこと。
知っていたから僕は『うん!わかった!』と素直な子供を演じ、森の中に入っていった。
地図を見たって良く分からないし適当に歩いていたら、一つの小屋を見つけた。
なかには誰もいないし疲れたからそこで眠ることにした。空も暗くなり森に闇が訪れると小屋の本当の住人が帰ってきた。その住人は…狼さんでした。
閲覧感謝です!ここは『赤ずきんちゃん』の物語を変えた話です。
>1 赤ずきんくんのプロフ