赤ずきんくんと狼さん【ほのぼの/bml】

名前を言えるか？(不安になりながら…)




(じゅくなので一旦落ちます)

み…みーー…ご、ごめんなさい…(食べた量が少量だったからか断片的には覚えているもはっきりしていなく)



(わかりました！)

(遅かったか…と思い)
…謝らなくていいから(と言っては寂しそうな顔をして)

あわわ…本当にごめんなさい！ぼ、僕にとって大事な人ってのはわかってるんですけど…(思い出さなきゃと頭を抱えて)

無理に思い出さなくていいぞ(軽く微笑み)
お前にとって大事な人ってだけで嬉しいから

ごめんなさい…(しゅんと落ち込んだ顔をして)
あの、僕ができることならなんでもします…だから泊めてください…(自分がどこに住んでるのかも忘れ)

大丈夫だからそんな顔するな(少し困りながら、相手の頭をクシャクシャと撫でて)
別に、なにもしなくても泊めてやるよ(相手の腕を引っ張りながら言い)




(うわぁぁぁぁぁ！
本当にすいませんでした！
また来てくださったら返事してください…！)

ありがとうございます…(頭を撫でられ安心したのかホッとして)
狼さん優しいですね(腕を引っ張られエヘヘと笑っていて)



(大丈夫ですよー！)

(その顔は変ってないんだな･･･寂しそうな顔で、相手の頬をなでて)
お前は特別だからな･･･(ボソッと言えば、寂しそうに)




(ありがとうございます！)

んっ(頬をなでられくすぐったそうに笑い)
…どうしてそんなに寂しそうな顔をするんですか？(相手の声は聞き取れなかったもの顔を見れば寂しそうだと分かり)

(その顔も、記憶がなくても顔は同じなんだな…相手の目を隠して泣きそうな顔をしていて)
何もねぇよ(作り笑いをして)

お…ど、どうしたんですか？(目を隠されて驚き)
本当？(確信はないが笑った顔に違和感を覚えて)

なんでもねぇから、少しこのままでいさせろ(抱きついて、泣いていて)
あぁ、本当だ(笑いながら答えて)

狼さん…(泣いているのが分かりぎゅーと相手を抱きしめ)
ムリしないでくださいね(本当と聞けばゆるりと微笑み)

(抱き締められて余計に涙が出て)
カルト…カルト…(何度も相手の名前を呼んで)
あぁ、大丈夫だから帰るぞ？(手を引っ張り)

僕はここにいますよ(微笑みながら相手の背中をさすり)
はーい(てこてこと相手の横を歩いて)

俺を思い出してくれ(静かに言いギュッと抱き締めて)
(少しあるいて家について)

絶対思い出しますよ！(ニコッと笑いぎゅーと抱きしめて)
ここがお家？(なんか懐かしいようなと思っていて)

今のお前はお前だけど、今のは昔のお前じゃねぇ…(涙を拭いて、目をつぶりながら言い)
あぁ
お前と俺の家だ(笑いながら言い)

昔の僕に戻れるように頑張りますよ(眉を下げてへらっと笑い)
なんか懐かしい感じがします！(わーと楽しそうに走って家に入り)