西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
通報 |
……私は何も変わってません、私は最初から一貫して国の将来のことを第一に考えています
(目の前の光景が信じられないとでも言いたげな相手の表情に、口元を歪め普段の笑顔とは似ても似つかない悪意に満ちた笑みを浮かべ「私だって本気でこの手を汚さずに国を救えるなんて思ってません、ここの人たちは私の邪魔をしたからこうなったんです。いうなればこれは必要な犠牲でした…」彼にとって見慣れた姿と声でまるで別人のような言葉を発して、淡々と語りながら血溜まりを躊躇なく踏んで一歩一歩ゆっくり踏みしめるように距離を詰めていき「そしてルパン、あなたもその一人になってもらいます。ファルシオンは手に入りました、後はあなたのような無法者に力を借りた事実を抹消するだけです」白骨化した巨竜の頭に真っ直ぐ突き立てられた剣、それがファルシオンであるということを示すようにチラリと一瞥してから短剣を取り出すといきなり急加速をしたかと思えば何の迷いもなく相手の急所めがけ素早い突きを放ち)
(/ちなみに告白の返事ははいかYES以外受け付けてないので悪しからずううう!まさしく劇場版のラストっぽい感じでたまりませんなぁ…エモい。あれですね、無登録時代のようなほっこりする交流とかいいですよね←
いきなり急所狙っていっちゃいましたのでとりあえずなんとか躱してくださいな、でないと死んじゃいます←)
そうねぇ、それにしちゃ派手にやりすきなんじゃないの?
(共に過ごした時間は短くとも今の彼女が正気でない事が分かるくらいには濃い時間を過ごして来たつもりでいて「お前さんの手を汚さずに済むように俺みたいな大悪党がいるんだろうがよ。頼ってくんなきゃ寂しいぜ」もし仮に彼女が何者かに操られているとすれば黒幕を探し出す必要があるのだが内情に詳しいセリカがこの状態で部外者一人では厳しいものがあり今はとにかく時間稼ぎが必要との判断で得意の間延びした話術にて時間引き延ばし「それがファルシオンね、俺にくれるって約束だったじゃぁないの」額に滲む汗を拭う余裕もなくじりじりと後退しどう回避するのが一番セリカを傷付けずに済むか、どうやら思考を巡るらせる暇を与えてくれないようで壁に背を取られてしまうと此方へ向かってきた少女の攻撃を避けずその短剣を素手で掴み自信の血が滴るのは気にせず反対の腕で少女を引き寄せ抱き締めるようにして動きを封じ「…俺によ、いっぱいお礼を言ってくれる優しい少女の本性がこれってのはないぜ。なぁ目を覚ましてくれよ…セリカ」痛みに歪む表情を抑えこれが本当の姿でなく暗示にかけられたと信じて少女の名を呼び)
(/いやだ強引なところがまた素敵いいい←エンドロール流れてそうですよね…良き。ありっすね!最近学園もののドラマを見終わったところなのですよ!
ここでいきなり死亡だけは困るので、これまたちょっと狙ってみました←)
頼る?利用するの間違いですよ、そして利用価値が無くなれば消す…合理的な考えじゃないですか?
(セリカという人物がこんなことするはずないと信じている様子の相手をまるで嘲笑うように首を小さく傾げ、口角を上げて冷酷にそう言い放ち。情に絆されているのだろう反撃出来ず回避に専念している相手に対して全く容赦することなく短剣を振るい続けて、壁際に追い詰めいよいよ止めをさそうとすれば短剣の先端が握られ「っ…何を…!?くっ…離しなさい…!」血が流れることすら厭わずに抱きしめられると動揺した様子で身をよじり抜け出そうと抵抗をして、とはいえやはり男女の力の差は顕著で段々と抵抗する力も弱まっていき顔を伏せると、そのまま動きを止めて。それから少しして顔を上げ相手を見上げた真紅の瞳が更に一際赤みを増し一瞬だけ妖しく光ったかと思えばセリカを中心に強烈な突風が巻き起こり、それが彼を壁に叩きつけさせて「下賤の輩が私に触れるな!そんなに死にたいなら今すぐ塵にしてあげる…」まるで人が変わったように豹変し、相手に向けて右手を突き出しその掌に巨大な火球を作り出して「…だめ、ルパン、にげ………死.ねええええ!」それを打ち出す間際、ほんの一瞬ではあったが本来のセリカが発したと思われる苦悶に満ちた声が漏れ出たかと思えば火球はギリギリのところで相手の頭をかすめて外れ、城壁をドロドロに溶かして)
(/お褒めに預かり光栄ですぜえええ!そして全米が感動するんですねわかります←おお、なるほど視聴したものに影響されちゃうあるあるですね、じゃあ次回は青春しましょー
これは熱い展開…!いい感じに揺さぶられてますよー)
消すったって俺は強いぜ?残念ながらこの方法は合理的とは言えねぇよなぁ
(彼女が操られているならば精神的に打ち勝たねばならず此方も通常通りの強気なスタイルでいく方が良いと両腕広げ飄々と言ってのけ、しかし本気で殺しにかかって来る相手を傷付けず避けきる事は難しく左手を犠牲に何とか食い止めるのがやっとと言った塩梅で「お前みたいな良い女、そう簡単には離しはしねぇよ」鈍い痛むに耐え抵抗する少女の動きを封じ一旦は大人しくなった様子に油断し力が抜けてしまい、そこを突いたかの様なタイミングで突風に巻き込まれまたしても少女との距離が広がり叩き付けられた衝撃で呼吸が乱れ咳き込んで「…セリ…カ…!」一瞬だけ本当のセリカに会えても上手く名前を呼ぶ事が出来ず距離を詰めようと一歩踏み出したが頭すれすれの位置を火球が飛び「…あっぶねぇ、こりゃ寿命が縮んだぜ」背後で溶ける壁を振り返り見て攻撃の威力に開いた口が閉じずないがぼうっとしていられずネクタイを外し左掌の簡単な止血を施し、ここで初めてワルサーを取り出しセリカの持つ短剣を撃ち落とそうと狙いを定め発砲し)
(/初デートはベタに遊園地に行きたいですううう←エンドロールで立ち上がって拍手するお客続出ですよ←無登録とかで単発でやってみたいあるあるです←休みの間に色々見てやろうといっぱい見てるんで青春から刑事物から裏社会まで仕入れはバッチリです!笑
セリカちゃんをどうやって目覚めさせるかですが、まずは武器をなくしてしまえ作戦に出ましたです)
くっ…おのれ!
(相手が放った銃弾は寸分狂わず正確に手元の短剣にヒットし手から短剣が吹き飛び、衝撃によって痺れる手首を押さえながらそう悪態をついて。しかし怯んだ様子を見せたのも一瞬のことで、短剣がなくともまだ魔導があると言わんばかりに再び火球を相手に向けて連続で撃ち出していき「っ…もう、やめ、て……」このままでは本当に彼の命を奪ってしまうと内側のセリカの意思が悲痛の声を漏らし、それでも身体は言うことを聞かず依然として彼に狙いをつけ続けており。そんな時、ファルシオンの剣が突き刺さった竜の頭蓋骨、その暗い瞳の奥に淡い光が宿り、凛とした女性の声でまるで相手の脳内に直接語りかけるようにして『ルパン三世、私の声が聞こえますか?私は女神ミラ。彼女は今破壊の衝動に取り憑かれています…彼女を救いたければファルシオンの剣を手に取り彼女の身体を刺し貫きなさい…今はあなたの声で彼女もどうにか意思を保っていますがいずれ完全に破壊の衝動に心が囚われてしまいます、その前に私を信じて、さあ…』その言葉が終わるとファルシオンが一際輝いて見えてどうやらセリカにはこの声は聞こえていないらしく、その証拠に相手に対する攻撃の手は一瞬たりとも緩むことがなく「いい加減に…観念しなさいっ…」ちょこまかと逃げ回る相手に苛立ちを隠すことなくそう言い放てばいよいよトドメの一撃を加えるべく手を上に掲げ、巨大な火球を同時に5つ生成して)
(/そして観覧車で二人夕焼けを眺めるんですねええええ!←スタンディングオベーションというやつですな←おお!選択肢たっぷりじゃないですかー、逆に何をするか悩むやーつですね
ルパンの奮闘と呼びかけのおかげでセリカがどうにか自我を保っている感じにしました、そして聖なる剣の使い手にルパンが選ばれる展開…!どうぞグッサリいっちゃってください←)
女の子がそんな言葉遣いしちゃダメでしょっと
(てっきり短剣を奪えば攻撃を止めさせられると思ったのだが魔導とやらは簡単にはいかず攻撃も出来ず避ける一方で「セリカ…なのか?」このままでは彼女の精神も肉体も苦しめる一方で早く食い止めねばと解決策の見えない戦いに焦りばかり募る一方でどう太刀打ちするのが最も彼女を傷付けずに済むのか頭を巡らせど答えは出ず、そんな時聞こえた己を呼ぶ声に光を宿した竜の瞳に何が起きたか状況の判断が追い付かずとも時間がない事もまた事実と頭に流れ込む声に意識を集中させ「へぇ、あんたが皆を救ってくれるってミラ様か。……え、何だったって、剣を手に取りセリカを刺すだって?んな事したら…いや、俺一人じゃどうにも出来ない今は神にもすがる思いってヤツでミラ様を信じるよ」声が消え我に返って正面へ視線をやったところ迷っている暇はないらしく輝きを放つ剣を頭蓋骨から抜き取り器用に火球を避けセリカの懐へと潜り込めば女神ミラの言葉を信じ躊躇せず一思いにファルシオンの剣を破壊の衝動に取り憑かれた少女へと刺し)
(/なんて素敵なおデートプランなのでしょうううう←感動の嵐ですからね←10年程前にはまった俳優さんに再びはまってしまい、外出自粛を良い事にその方の出てるドラマを観まくっておりまして笑
アツイ演出に燃え上がっておりまする!ミラ様を信じてグッサリいっちゃいましたよおおお←)
黙れ、黙れ黙れ!力こそ全てえぇ………っそ、それは…る、ルパン…ありが、とう……
(表情は既に狂気に満ちており、彼の言葉を耳に入れないとばかりに生成した5つの火球を纏めて放つ超特大の魔導、それをトドメの一撃とばかりに放とうとしたが相手が手にしたファルシオンの剣を見て驚愕の表情を浮かべ、その一瞬の隙を突くように懐へと飛び込んだ相手によって胸元が真っ直ぐに刺し貫かれ、傷口から大量の血が滴り落ちて。そこでようやく正気を取り戻したようで表情もいつもの穏やかな表情へと変われば彼の顔を見上げて名前を弱々しく呼んではその場で糸が切れたようにドサっと相手の胸元に倒れ込んでしまって。しかし不思議なことに先程一瞬とはいえあれだけの出血があったにも関わらず、今はすっかり流れる血も止まり呼吸の乱れや苦しげな様子などもなく彼の腕の中で穏やかに息をしていて)
(/夕焼けの川原で義兄弟の誓いをしてからの観覧車で夕焼け眺めるって何かと夕焼けに縁がありますねえええ!←なるほどー、自分もドラマではなくゲームですがこの期間中やりまくってるので動かしたいキャラとか結構増えてたりしますw
ナイスぐっさりです←さあ、ここから終盤戦へ突っ走りますぜ!)
…セリカ、遅くなってごめんな
(脳内に直接響いた声に従い刺し貫き漸く聞こえた少女の声に自分がもっと早く追い付いていればこんなに苦しめる事はなかったのだと後悔の念に駈られ謝罪を口に奥深くまで刺した剣を一気に引き抜き、盗んだ宝は大切にする主義にも関わらず大きな音を立てファルシオンの剣をその場に捨て置き手の痛みも気にせず両手でしっかりと少女を受け止め「…なんだこりゃ、どういう事なんだよ」女神ミラに対する怒りとも悲しみとも取れる感情で埋め尽くされた脳では状況の整理が追い付かず、止血もしていないと言うに綺麗サッパリ血の消えた傷痕をそっとなぞり「セリカは無事なのか…?」抱えたままその場にしゃがみ少女を横たわらせその頭を己の太腿に乗せせめてもの枕代わりとし乱れた髪を手櫛で整えてやり目を覚ますのを待ち)
(/あの夕焼けに向かって走りましょううう←やんべぇ、どんな子がいるか分かりませんがそれ全部動かしましょうぞ!こちらはまた男子キャラなのでね←
ナイスぐっさりした本人何が起こってるのか分からず混乱してますが付いていきます!!!)
……ルパン?
(しばらくたって、相手の膝枕の上で小さく身動ぎをして目をゆっくりと開き、まだ焦点の定まらないぼやけた瞳に映った相手の名前を少々掠れた声で呼び、その様子からはやはり先程負った傷の影響のようなものは見られず。そして今自分が置かれている状況について考えを巡らせ、辺りの様子が視界に入ってくれば次第に表情が強張っていき「ルパン…ごめんなさい、私、私…」自分が何をしてしまったのか、全ての記憶が残っているようで、先程までの行動が全て自分の意思ではなかったとしてもとんでもないことをしてしまったという自覚から嗚咽混じりに苦しげな声を漏らせば己の額に手を押し当てて声を押し殺して泣いて)
(/学生という歳ではなくなってまだこんな青春が体験出来るなんて、夢みたいですよおおお!←全部動かすのは流石にヤバイです、キャパ超えます笑笑
とりあえず謎の答え合わせはこれからゆっくり…と思ったんですけど、これってもしかしてもう少しちゃんと流れとか話して示し合わせて進めていった方がいいですかね!?)
…良かった、気が付いたか
(目覚めた少女はやはり先程刺された人間とは思えず神だの聖剣だの現実主義な自分には縁のない世界と思っていたものに救われたとあれば神を信じても良いかもしれない、強ばった表情を緩め漸くいつもの様子を取り戻した少女にほっと胸を撫で下ろし「なぁに、謝る事はないっての。でもな、今此処には俺しか居ないんだから泣きたい時には泣いちまいなよ」傷自体は浅く自分はこうして生きているのだから彼女が気に病む事は何もないと静かに諭して普段から気を張って生きているのだろう声を押し殺す泣き方に年齢に似つかわしくない大人っぽさを感じ、側を離れはしないがせめて視線だけは反らしておこうと少女を視界から外し泣いて楽になるなら声を上げて良いのだとポンポンと軽いリズムで頭を撫で)
(/うおおお、いつだって心の中では青春してますのよおおお!←キャパ超えはあかんです笑お気に召す人がいないかニヤニヤしてキャラ増やしときますね笑
展開の読めないストーリーに進めながらドキドキハラハラしてるのですが、知らずに進めて主様にこれじゃない感を味合わせてしまっては行けませんし…なジレンマです)
っ………ごめんなさい…ありがとうございます…
(我慢はしなくてもいいのだと優しく包み込むような言葉でもう我慢は限界を超えて、涙が堰を切ったように流れ出して再び謝罪と感謝を口にしつつ堪えてきたものを全て吐き出すようにひとしきり泣いて。それからしばらくして、ようやく気持ちも落ち着いたようで泣き止んで、身体を起こしそれからふと何かを思い出したように辺りをキョロキョロと見回し、そしてとある一点、先程彼がファルシオンを抜き放った白骨化した竜の頭を見て視線を止めて「ルパン、聞いてください…ミラ様が殺されました…恐らくは私を操ったのも含めて北の帝国、リゲルの者の仕業でしょう。彼らはミラ様と対になる力の神ドーマを崇拝する者たち、以前からソフィアとは確執がありました。……ここまでありがとうございました。私はこれから彼らの真意を正しに向かわなければなりません、ですがここから先は私個人の問題…ルパンとはこれまでです。約束通りファルシオンの剣は好きにしてもらって構いません」視線が意味するもの、それはミラというのが既に白骨化してしまったその竜の亡骸だということを示していて、この事態を引き起こしたのが恐らくはミラとは別の神の名の下にある国の手によるものだろうと推論を語れば国同士の問題である以上自分は生き残った王女として責任を果たしに向かわなければならず、ファルシオンを手に入れるところまでが彼への依頼でありここから先は彼には関係のないことだと言うその表情は強い覚悟を秘めていて)
(/なるほど、心はいつまでもフレッシュなままと…あなた様を見習わなければいけませんねええええ!それではお互いに乞うご期待ということで!
いやいや、好きなように動いてもらっていいのですよ!正直今の展開もルパンに別行動をしようと言われたことをきっかけに即興で思いついた流れですし。とはいえ、何も情報がないと困るかと思うので今後の予定を話しておきますね、まあ…ここまできたらなんとなく察しがつくかと思いますけど、ここからリゲル帝国に向けて移動、ソフィアの国を売ってリゲルへ逃げたドゼーとの決着をつけて本当の黒幕ドーマを倒す…みたいな感じで大まかに考えてます。間の展開とかはアドリブでって感じですね)
(今まで溜め込んでいたのだろう一度溢れた涙が止まるまで何も言わずただ静かに動かずに、自由気ままに生きてきた泥棒と窮屈すぎる王女様では置かれた環境が異なりすぎて支えるには力不足だがこうして側に居ることで少しでも彼女の心を癒せたらと泥棒らしからぬ願いが頭を過り。少女が泣き止み身体を起こした事で思考が一気に現実へと引き戻され視線を追い掛け竜の頭へ、女神ミラが死んだとか対の神ドーマとか正直自分の領域を越えた話しを理解するには時間を要するが考え込まずとも言える事がひとつだけ「随分と冷たい言い方してくれるじゃないの。仕事が終わったってんなら此処から先はプライベートのお付き合い。つまりは俺の好きにして良いって事だぜ、お嬢さん」此処まで来て"はい、さよなら"では味気なさ過ぎる、契約外の出来事ならば自分の好きにしても文句はないと彼女の言い分を逆手に取り付いて行く気満々なのだと立ち上がりジャケットの襟元を正して煙草を一本「なぁに、あんたの戦いに手出しはしないさ。俺は黙って見てるだけだ」手助けしたい気持ちはあれど王女としての覚悟は邪魔しない、その強い覚悟の読み取れる表情に対して片方の口角だけを吊り上げたルパン三世らしい余裕の笑みにて行動を共にするのを断らせないとの空気を醸し出して)
(/そうよ、実年齢と心の青春は関係なくてよおおお!←楽しみがどこまでも終わらないのです!
この壮大な流れを即座に!?主さまの頭の中はスケールがやばすぎるのです…尊敬です。情報ありがとうございます。おおお、ついにドゼーさんも登場しちゃうのですね!契約は終わってますがアフターファイブは自由に使っちゃう泥棒さんなので、勝手に自分の好きで付いて行っちゃいますね!)
ルパン…いいのですか?リゲルの兵たちは精強…ここへ来るまで以上に危険な旅になりますよ?
(これ以上は部外者である彼を国の事情に巻き込み、危険な目に遭わせる訳にはいかない、そんな自分の想いに反して彼は自ら同行を申し出てきて。予想だにしなかった展開に戸惑いながらも一度そう言い出した彼が危険だなんて言葉で怖気づいて撤回なんて絶対しないだろうし、行くと言ったなら有無を言わせずどこまでもとことんついてきてくれる…そんな人間だということは重々理解していたが、それでもここまでの道中とは比にならない危険があり、彼にとって利になることは何もないだろうということは改めて伝えて。次こそは本当に命の保証の出来ない旅路、本来ならば無理を言ってでも彼を追い返すべきなのだろうがそれでもそう出来なかったのはどこかで誰かの助けを求めてしまっていたのかもしれないと自分自身の気持ちに気づいてしまって、情けないやら申し訳ないやらで瞳を伏せてしまって)
(/あなた様のおかげで気持ちが当社比半分ぐらいは一気に若返りましたぜえええ!←
まあ、セリカが洗脳されて…みたいな展開は完全オリジナルではなく実際に原作でもある展開なので考えたっていうと少し語弊がありますけどね←ドゼーとはソフィアの城で決着つける構想もありましたけど洗脳セリカとの戦いの後すぐとかだと流石にハードな感じだったのでもう少し引っ張ることになりました。やだ…かっこいい…ってな感じでルパンの心意気に株急上昇中ですよ)
いいか、よく覚えとけよ?男って生き物はな、危ないから止めとけって言われれば言われる程に首突っ込んじまう馬鹿な生き物なんだぜ
(国の事だから関係ないだの危ないから止めておけだの、とことんまで良い意味で裏切りたくなる言葉の数々に彼女の一人で頑張らないといけない精神をまず何とかしたいのだが「セリカの言葉を聞かず俺が勝手に付いて行くんだから申し訳なく思う必要ないからな」その前に危険を省みず差し伸べされた手を取る事に申し訳なく感じる必要はないのだとポンと頭に手を置いて、全ては男という女性の前で格好付けたくなる性分を持った生き物の仕業であり例えこの先巨悪が待ち受けようとも引く訳にいかないだけであると言い聞かせ。しかし流石に内情に詳しい王女がそこまで言うのなら本当に厳しい戦いになると予想され、傷口を見せる事でまた謝らせてしまうのは心苦しいのだが「一つ頼みがあるとすれば包帯を貰えると嬉しいんだけどよ…」セリカの短剣を掴んだが為に傷を負った左手をおずおずと指し示し)
(/当社比半分とな、気になる表現ですことおおお←成る程なのです。つまり主さまが沢山ある引き出しからナイスチョイスをして下さったという事ですね!
引っ張ればそれだけ二人のストーリーも盛り上がって一石二百鳥くらいですとも。ルパンは女子の前だとどうしても格好付けちゃいますので!)
ふふ、わかりました。こうなったらルパンはもう絶対に引き下がらないのでしょう?…ただし、勝手についてきてその上好きなようになんてそんな身勝手は許しません、一緒に来ると言うならしっかり頭数に入れますし頼りにもさせてもらいます、構いませんね?
(どうやら彼の身を案じてのこちらの忠告は完全に逆効果になってしまったようで、既に引き下がるという選択肢は頭に無さそうな相手に仕方ないなと言った風な苦笑浮かべ、しかし一緒に来るというなら傍観者的な立ち位置というスタンスではなく積極的に協力を求めるからそのつもりで、と真剣な表情で予めそう念押しをして。遠慮がちに申し出てきた相手のその血に塗れた手元を見やればその怪我を負わせた経緯を思い出して「あ、そうですよね、ごめんなさい…私、操られてた時の記憶が曖昧で…」慌てて深々頭を下げれば急いで治癒の為魔導を行使し止血を試みれば旅に備えて薬などを買い揃えておいた荷物の中から包帯を取り出してそれを巻きつけてやって)
(/なんとなく勢いで出てきたフレーズなのでむしろ自分でも意味不明ですよおおおお!←どうあっても褒めてくださるなんて、流石は褒め上手さん…←
単位がおかしい(笑)その期待値を裏切らないよう更に盛り上げていかないといけませんな←そして最初のあなた様の予告通り怪我しまくりのルパン三世…とはいえ両方名誉の負傷ですな)
へいへい、王女様の仰せの通りに
(止めても無駄なら協力させてくれるらしい物言いに小さく息を吐き微笑んでから片手を胸元に当て紳士っぽくお辞儀してみせ、言わずもがな態度はふざけたものであれど全力を尽くして協力を惜しまない考えは伝わっているはずで此処から先更に危険を伴う旅になろうが覚悟が出来ているのは此方も同じだと上げた顔はいつになく真剣なもので。やはり謝らせてしまう結果となり申し訳ないのだが怪我を放っておいては後々厄介であろうしと「いや、俺の方こそすまねぇな。助かったぜ」二人で行動する内に上手くなったのか元からの面倒見の良さなのか慣れた手付きで手当てしてくれる少女へ謝罪と謝辞を述べ多少痛むがこれくらい問題ないと包帯を巻き終わったのを見計らって手を開いたり閉じたりしてへっちゃアピールをしておき)
(/勢い余ってってやつですねえええ←ふわはは、素直に喋れば結果的にそうなるつまり主さまの魅力無限大ということです!!!
え、少なすぎましたか笑 いやはや、ちょっと怪我させすぎた感ありますがまぁいいかって事にしておいて下され←)
もう、茶化さないでください。…ですが、ルパンが一緒ならば心強いです、この先は私にとっても未知の旅路ですから
(気兼ねなく頼ると決めたことで彼に対する負い目や遠慮というものもなくなり、ようやくいつもの調子に戻って言葉を交わして。ある程度の道筋や情勢を知っていたソフィアの城までの道のりとは違い今度は自分も一度も足を踏み入れたことのない国境を超えた先で、彼のような実力者が一緒ならば心強いと改めてそう述べて。自分の治療のおかげでとりあえずはどうにか動く程度には治ったようでホッとして「いえ、元はと言えば私が原因ですから、それに怪我をしたままのルパンを頼るなんて流石にそんなことは出来ません」お礼なんて必要ないと首を横に振りつつ、かといって卑屈になり過ぎないよう半分は目的のためだからと明るく言い。態勢は整い、後は敵の本拠に乗り込むだけなのだが、その際の一番の問題、それはいくら彼が腕利きとはいえ軍団を正面から相手にしては2人では多勢に無勢ということで、城に無事たどり着くには何らかの作戦立ては必要事項と言えて「…考えてみたのですがやはり戦力は必要ですね…ですが今、私たちが動かせる戦力なんて…」一難去ってまた一難、現状のままでは現実的に考えて自分たちがリゲルの城に辿り着くのはやはり難しいかもしれないと頭を悩ませていて)
(/常にノリと勢いで生きてますからねええええ!←めちゃくちゃ過大評価ですって、あなた様には負けますって!
いやいや、内容が内容ですし緊張感が出てとてもいいと思います!しかも両方大事な見せ場でしたしやり過ぎなんてことないですよー
ところで相談ですがここで協力者としてセリカの仲間の騎士とルパンの名前を借りて呼ばれた一味の登場なんて展開はアリでしょうか?勿論事情をある程度聞かされていて見返りの報酬もキチンと用意されていること前提でです。とは言っても出番はちょっとで後はセリカたちとは別行動で軍団を相手にしてもらって露払い、その隙にセリカたちはお城を目指すという感じになります。要は交流目的というより助けに駆けつけてくれた!熱い展開!みたいなのがやりたいだけですね←あ、ちなみにルパンの名前出したぐらいで一味が動く訳ないっていうことならルパンが直接招集をかけるのでもいいですしメンバー全員でなくてもオッケーです、その辺のさじ加減はあなた様にお任せしますので!ダメならセリカの仲間の騎士とその愉快な仲間たちでどうにかします←)
任せとけって。俺は一度引き受けたモンは最後まで責任もつタイプだからよ
(謝罪の言葉なしに素直に頼ろうとする様子に彼女も変わったと染々思うのだが、手にした宝を持って後は自分でどうにかしろと本来の契約で終わらない己もまた少女の一生懸命な姿で変わったのかとか元々格好つけのお人好しだったろうとか物思いに噴けつい協力したくなる王女様の頭をポンと撫で。全く問題ないと言えば流石に嘘になるが我慢出来る程度の痛みであるし怪我は利き手でないからそれほど深刻でもなく「そりゃそうだよなぁ」なんて惚けているが、見知らぬ土地のしかも黒幕の陣地に足を踏み入れる時にこの状態では厳しすぎると眉間に皺を寄せた所に少女の呟きが聞こえ「…人数は三人と少ないが相当な戦力になる奴らがいるぜ」自分と同じく金や宝が大好きでいつも気付けば行動を共にする一味を思い浮かべ、不二子はさておき次元と五ェ門ならソフィアの情勢を話すだけで間違いなく協力してくれるだろうし厄介な美女も財宝が手に入ると言えば何処からともなく現れるに違いないと考え、己を入れて四人と人数は少ないがかなりの戦力になるとニヒルな笑みで指を三本立て提案し)
(/ノリと勢いは大切にしてって、推しメンに言って貰った事がありますぞおおお!←んなこたぁない、わしなんて主さまの前ではそこらの小石と同じですぜ…
よかったー!見せ場は格好良く決めたいのですが、いかんせん冒険物は初めてなのでワクワクと緊張がやんばいのです←
ルパン一味の登場ありすぎです!ルパンって単独行動でも問題ないくらい凄い腕だと思うのですが、何だかんだ仲間といるしで大事になればなるほど参加する仲間の数も増えるしで実はどうにか次元だけでも出せればと思ってました。主さまテレパシーすごいです。次元はハードボイルドだし五ェ門は女性に弱いですし、一味みんな義理堅いので飛んで来てくれると思いまする!不二子ちゃんは何で動くか謎多きミステリアス美女ですが、ファルシオンの剣目当てとかで良いかと←)
まさかそれってあのルパン一味のことですか!?…とてもありがたいことですが、大した見返りも用意出来ませんしわざわざこんな遠くの国まで助けに来てくれるものでしょうか…?
(彼が心当たりがあるとして挙げた3人、彼がそこまで言うからにはよほどの実力者であろうことは間違いなく。まさか噂に聞くルパン一味に招集をかけるのだろうかと思い期待に目を輝かせたが、彼はファルシオンの剣を共に盗み出すという明確な目的があってここまで一緒に行動をしてくれたが彼の仲間達にはそういったものがなく、いくら彼にとっての仲間とはいえ見ず知らずの自分の国の危機の為に動く義理はないのではないかと少し不安そうに相手に尋ね。とはいえ、本当に彼らが協力してくれるのならリゲルの地を踏破する見込みが立つのも確かで不安を感じる一方で彼がこちらをぬか喜びさせる為にそんなことを言うような人間ではないことも理解しており「ですが、もしも本当に頼めるのならお願いしてもいいでしょうか…?私には今は一人でも多くの仲間が必要なのです」無関係な人間を巻き込む訳にはいかないと、そんな綺麗事を言っているような状況ではないことは承知の上で、真剣な眼差しで彼へと改めてお願いをして)
(/おお!その推しメンはとても良いことを言いますねえええええ!小石は小石でも磨けば光り輝くダイヤの原石ですよね!←
自分もあまり冒険は経験ありませんし手探り状態ですよー。てなわけで肩肘張らず気楽にいきましょー
仲間呼びは動かすキャラが一時的とはいえ増えますしあなた様の負担にもなることなので慎重に相談させてもらわないとなーと、思ってましたがまさか最初から呼ぶつもりだったとは…!やはりあなた様とは気が合うのですね!ルパン一味勢揃いしたらリゲル兵なんてもう敵じゃないですな、特に次元と五右衛門なんて逆にどうやって倒すの?ってレベルですし←これで安心して二人は最終決戦へと向かえますね)
真の男ってのはよぉ、困ってるレディには見返りを求めないのさ。んじゃ、いっちょ読んじゃいますか
(利害関係の一致で集まる裏社会の人間達だがある種の似た者同士といった所か、こうしてソフィアの為立ち上がる少女のお供をする男の一味となれば見返りがなくとも人情で動く男達なのだと染々と呟き。彼女の住む世界とは真逆の人間を信頼し期待を寄せてくれるなら応えなければならないとばかりに携帯を取り出し座標を入力しただけのシンプルなメールを送信、後はルパン三世の顔を立てる為とか何とか来てくれる事を願うばかりで「とりあえず召集は掛けてみたけどよ、アイツらが今何処に居るかは分からねぇ。ちょいと時間が掛かっちまうかもな」少しでも早く合流したいものだが髭面のガンマンは何処かの国で用心棒として主人に遣え働いているやもしれないし時代錯誤の侍は山に篭って修行とか一番の謎は敵か味方か判断に困る美女であるが、悠長な行動を取れる状況でないのは重々承知とはいえ後は奴らを信じて待つのみだと両手の掌を上に肩を竦め)
(/名言として受け継ごうと思いますううう!←ぐぁあ、その切り返し…さすが主さま…やだドキドキが止まらない←
主さまとだから楽しめるのだろうなぁと、最後まで油断禁物で楽しみます!
まさに以心伝心というやつな!!どうやって登場させようか悩んでしまい今回あまり動きがなくて返しにくいかもです…ひとまず次回の此方のターンで出そうかと思ってます。不二子ちゃんは敵方に混ざってる事が多い気がするので、リゲル側のどこかに居てセリカ側に寝返る感じにしようかなとか)
それでは合流までここで暫く休んでいきましょう。…私は彼らを弔ってきます…大したことは出来ませんがこれだけのことをしてしまった責任はやはりとらなければなりませんから
(一刻の猶予も許さぬ状況だが、闇雲に進んでも何も為せないと冷静に考えるぐらいの気持ち的な余裕は出てきていて、どうせ進めないのならこの城でしっかり身体を休めていくことにしようと前向きに考えて。そして、自らが殺めてしまった兵士たちの方をチラリと一瞥すればこの城に滞在していられる間はせめて彼らの弔いのために時間を使うのが今は王族として何の力もなく彼らの残された家族のためにも何もしてやることの出来ない自分なりの責任の取り方だと言い、彼らの方へとゆっくり歩いていき「休む時は自由に部屋を使うといいでしょう、私は暫くここに居ますからまた何かあれば声をかけてください」先程の騒ぎで早々に城内の人間の殆どは逃げ出したためか城は既にもぬけのからで、城内の施設は自由に使えるだろうと見越してそう提案し、自分は暫くこの広間に居る旨を伝えた上で用があれば声をかけてくれるように言って)
(/名言のような迷言のようなそんな感じもしますぞおおおお!←本当のことを言ったまでですよー、もっとも磨かなくても最初から輝いていますけどね!
そうそう、楽しむのが一番大事!失敗を恐れて萎縮したりなんて本末転倒ですよっと
返しにくいなんてそんなことないですよ、めっちゃ自然な流れじゃないですか。なんなら不二子はドゼーと一緒に行動してるといいかもしれませんね、ソフィアの実権を握って私腹を肥やしてた悪徳宰相なんて正にお金の匂いがしますし不二子的には利用しがいがありそうですからね。しかも竜の鱗を用いて作られたとされるあらゆる攻撃を防ぐ『竜の盾』という中々凄いお宝も持っているのでそれを騙し取る機会を窺ってるなんていうのも自然ですね。その目論見がバレてピンチになったところをルパンとセリカに助けられてそのまま協力なんて王道な感じしますけど、その辺はあなた様にお任せします)
…お前さんの意思じゃなかったって事は忘れんなよ
(兵士を弔うとの言葉に優しく誠実な彼女の性格を強く感じ確かに彼らの命を奪った事実はあれど自ら望んだ事でなくやらされていたのだど、決して己を責めずにいて欲しいとの願いを込め背中へと語りかけ一人だけ休む気分には到底なれないが今はそっとしておくべきとも思えセリカの姿が見える範囲内で離れた場所に腰下ろし壁に背を預け。そうこうする内にどれくらい時間が経ったかは分からないが此方に近寄る気配に反応し銃口を向ければ忍び寄る人物も同じように銃を構えたらしく音もなく近付く人物の姿が視界に入った時「なんだぁ、お前らかよ。全く驚かせやがってよ」それは呼びつけたガンマンであり二人同時に銃をしまって『ったく、こんな遠い国まで呼びやがって。ルパン、お前から後でたんまり報酬を頂くしかないな』と冗談混じりに皮肉な挨拶するのは次元大介であり続いて聞こえた『某は旨い酒で十分だ』とのこれまた要求する発言をするのは石川五ェ門、一味の到着を知らせるべく少女の元へと近寄って「待たせたな、セリカ。こっちの髭が次元、侍は五ェ門だ」簡単というより適当な紹介をして残念ながら不二子は不在らしいが二人だけでかなりの戦力となるため出発の時は近いかと気持ちを切り替え)
(/迷言のがしっくり来ますねえええ!←うおほほほほ、ニヤケ面が止まらんのであかんのですよ←
ありがとうございます!ってことで二人が到着しましたが、思ってたよりも口調が分からんかったです…くそう。おおお、不二子ちゃんが使えそうな雰囲気ですね!では『竜の盾』を狙わせてもらって、その流れ使わせていただきます!)
……まあ!お二人がそうなのですね、私はこのソフィア王国の王女セリカ。貴方たちのことはルパンからよく聞いています、遠路はるばるよくぞ駆けつけてくださいました
(例え自分が望んでやったことではないとはいえ、それでも自らが手にかけてしまったという事実は変わらず、かといって自らを責め立てるようなことはせずにただ兵士たちのため黙々と祈りを捧げ続けていて。それからどれだけの時間が過ぎたか、彼の自らを呼ぶ声が聞こえてくれば祈りを中断して顔を上げ、声のした方を振り返るとそこには彼と見知らぬ二人組の男が立っていて。彼の紹介によりその二人が一味のメンバーなのだと察すると、まるで大スターにでも出会ったかのように瞳を輝かせそちらまで駆け寄れば自らの身分も含めて名乗り「本当はもっと色々なお話しをしたり聞かせてもらいたいところですが、今はそうは言っていられません。お二人をルパンに頼んでここへ呼んでもらったのはとあるお願いの為なのです…」これまでの旅路で度々話題に出たルパン一味の二人についてこれまでの武勇伝や仕事ぶりなど聞いてみたいことは数あれど、残念ながら今はそんな余裕がないと思い直せば真剣な眼差しを向けてこの国の情勢や自分たちがこれから何を為そうとしているか、そして二人には出来るだけ派手に暴れてもらって敵の主力を引きつけるという危険な任務を頼もうとしていることを告げて。するとセリカの説明が終わるタイミングを見計ったようにもう一人の人の気配が現れ『ならば、その任には我々も協力しよう。この者らがいかに手練れと言えど二人では多少心細いだろう』「あなたは…マイセン!……皆さん、彼はドゼーの専横を止めようとして王宮を追放された元ソフィアの将軍のマイセン。私たちの味方です」その場に現れた老騎士の姿は見紛うことなきソフィアの英雄と呼ばれたマイセンその人で、しかしルパンたちからすれば突如現れた謎の第三者であり、警戒を解くべくまずはその素性と信頼のおける人物であることを説明し、これだけの戦力が揃えば憂いも少なく先へ進めるだろうと心強さを覚えて)
(/名言でも迷言でも心に響けばオールオッケェェェェ!←存分にニヤけちゃっていいのですよ、せっかくの褒め言葉喜んでもらえた方が嬉しいですからね←
大丈夫ですぞ、自分的には声付きで脳内再生余裕です!そう言っていただけると提案した甲斐がありました、せっかくなので出番近くなったら少しだけ敵側サイドでの動きも描写してみるのもあり…かも?)
そんな堅苦しい挨拶はいらないっての
(泥棒相手でも丁寧な対応をしてくれるのが彼女らしいがガンマンも侍もそんな対応は慣れてないと不思議な顔して少女を見つめ『俺はそこの自慢したがりの泥棒と違って自分の仕事について大袈裟に話したりはしない』咥え煙草で嫌味ったらしく次元がルパン三世を肘で突っついて冗談を交えつつセリカの話に耳を傾け派手に暴れるだけなら朝飯前だと愛用のマグナムを抜き取り指に引っ掛けくるりと一回転してみせて『楽しそうな仕事じゃないか。雑魚は俺達に任せときな』流石は大泥棒の一味は彼女の話に臆することなくニヒルに笑い『某も力を尽くそう』それに続いて斬鉄剣を手に五ェ門も口を開き一致団結したところにマイセンと紹介を受けた男が現れこれまた力強い仲間が増え本来なら関わる事のない身分の人々との協力戦に不謹慎ながら興奮する気持ちを抑えられず「マイセンさんよぉ、こっちは悪者揃いだが力は保証するぜ。そんじゃ役者は揃ったって事でいよいよ行きますか」敵陣へ乗り込むに十分な戦力は揃ったとセリカの肩にポンと触れ)
(/世の中ノリと勢いでいけるって心にくっそ響きましたあああ!←うおお、そう来ましたか!ならば鼻の下くっそ伸ばしときます←
ありがとうございます!おー、背景的な感じでセリカ到着前はこんな事してましたな描写もありでこざいますね)
皆さん、宜しくお願いします!それでは出立しましょう。次元に五ェ門、それからマイセン、ご武運を
(突然の招集で突拍子のない話しにも関わらず快く仕事を引き受けてくれる彼の一味に感謝の念を抱き、礼などは必要ないとは言われるだろうがそれでも礼儀正しく改めて深々と頭を下げ、ある意味で自分たちよりも危険な任を請け負い戦地の真ん中へと赴くことになる彼らの無事を祈って『では、我々も行くとしよう。それだけの大口を叩いたのだ、お前たちの力存分にアテにさせてもらうぞ』決して慢心ではない仲間への信頼からくるのだろう心強いルパンのセリフにマイセンは彼らの心意気を感じ取ったようで、そう言ってフッと笑えば次元と五ェ門と連れ立って一足早く城を発ち。3人が出発していったのを見送れば彼の方を見やり「マイセンは東から真っ直ぐ進軍すると言っていました、なので私たちは手薄な西を進みましょう。一刻も早くリゲルの城にたどり着かなければ…」自分たちの今後の方針を確認するように語りつつ、口調にはどことなく思い詰めたような焦りの色が浮かんでいて)
(/ただしそれで失敗して転んでも自己責任でえええ!←もうめちゃくちゃに伸ばしまくっちゃってくださいませ←
せっかく敵方に潜り込んでる訳ですし、それを活かしませんとね)
次元に五ェ門、そっちは任せたぜ
(男たるものどんなに遠かろうと報酬目当てでなく動く時もあると流石は一味の野郎共は良き理解者で心強いと頷き一つで互いの心を理解し合ってマイセンに続いて旅立つのを見送り、向こうは向こうで『無論、某に斬れぬものはない』とか『俺にそんな軽口叩いたら後悔するぜ?』とかワイワイやっている様でこれまたデコボコトリオの誕生かと。改めてセリカと向き合えば仕方ないが焦りが見て取れて「西と東からね、了解。人数は少ないがアイツらかなりの戦力になっから安心しなよ」とは言ったもののドゼーの所詮は脅威を知らない部外者の言葉となれば説得力もないだろうし行動で示す他なく「…よし、行こうぜ」力の入りっぱなしな肩にポンと触れ普段よりも神妙な顔付きにて出発を促し)
(/な、なんと厳しいですことおおお!←せんせー、伸びすぎて地面につきそうです!←
そして敵方から何か情報なり財宝なりお土産を頂戴せねばですね)
そうですよね…ルパンの信頼する方たちを私も信じます。私たちは私たちのやるべきこと、出来ることをしましょう
(不思議なもので彼に言われると不安や焦りといった負の感情は和らいでいくようで、どんなに焦ってみたところで人は自分の能力を超えたことが出来るようになる訳ではなく、今は与えられた役割をこなさなければ、そう考えて冷静さを取り戻せば肩に置かれた手に自らの手を重ねて小さく深呼吸をすれば穏やかな表情で相手を振り返り、幾分か肩の力も抜け三人が出発をしてから数刻後、ルパンを連れ立って自分たちも出発をして。城の外へ出ればまずは先程繋いでおいた馬の元へ向かい、その馬へと跨がればソフィアの城の西側からリゲルの領地へ向けて北上していき。リゲルの領地内は進めば進むほどにソフィアと比べて草木などが少なく大地は荒廃していて「足場が悪いですね…馬も疲弊しているようです、少し休んでいきましょう」足場の悪さからか馬の動きが鈍く、このまま強行軍で進んでも更に消耗するだけだと相手に提案をして。その頃、リゲルの領地内の砦では『王女もコソ泥もしぶとく生き残りおったか…存外リゲルの奴らも詰めが甘いものよ。お前は賢い女よな、ルパン三世の一味は皆あの王女についたようだがお前だけはワシにつくとはな。リゲルの奴らは王国の統一がなった暁にはワシにソフィアの地の統治を任せる言ってきた、つまりワシは次期ソフィアの王。その王に自ら進んで忠節を尽くそうとは時勢が見えておる…実に愛い奴よ』部下からソフィアの城での一件の報告を受けた分厚い鎧に身を包んだ巨漢、ドゼーは椅子にどっかりと腰掛けていて。その傍らに立つつい先日自身への協力を申し出てきたルパン一味の一人である謎の美女、峰不二子の方をチラリと一瞥すればぐふふと下品な笑いを浮かべ)
(/獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすのですよおおおお!←ちょwいつの間にやら大変なことに笑
ドゼー撃破の糸口になる活躍を期待したいですな。てなわけでセリカたちの休憩のタイミングで場面切り替えてみました)
…おうよ
(一人で抱え込まず頼ってくれるようになり出会った頃に比べかなりの信頼関係が出来上がったものだと柄にもなく染々と物思いに耽る時間も悪くなく、重なる手の温もりに気付けば利害関係でなく一人の人間として彼女を守りたい協力したいと考える自分がいて。いよいよ国を背負っての戦いが始まると思えば好き勝手盗むいつもの仕事と異なり緊張もするもので、静かに後を追い段々と荒れる景色に眉をひそめ少し休もうとの提案に賛成し「そうだな、お馬さんもお疲れの様子だしな。足場が悪い中運んでくれてるんだ、そりゃ大変か。お前さんも、少し寝ていいぞ」馬から降り綺麗に整えられた鬣を撫で少女の身体には厳しい旅だろうと相手を労い。一方で仲間か恋人か互いの間柄すら謎で包まれた女盗賊はと言うと単身敵地へ乗り込んでからどれ程経っただろうか絵に描いたようないかにも悪役な風貌の男の側へ寄り添い『えぇ、勿論。私は何時だって強い男の元へつくって決めてるのよ。次期王者だなんて素敵じゃない…ねぇ、貴方が王になった時には私に何を恵んで下さるの?』ソフィアでなくリゲルを選んだ不二子はいつになく色っぽい声を作り男の座る椅子の肘掛けに軽く腰掛け、たっぷりこさえた顎髭を撫で曲線を目立たせゆっくり身体を動かし上目遣いでねだり)
(/なななな、世の中厳しすぎですよおおお!←もうこれは人体の不思議展に出るしかないです←
やんべぇ、何企んでるか分からんセクシー悪女な不二子ちゃんめちゃ楽しいです←)
ふむ…そうだな、王妃の座と一生使っても使い切れん程の金銀財宝というのはどうだ?ワシはお前のような美しく賢い女子が好みだからな…他にもお前が望むものならばこのソフィアの王がなんでも与えてやるぞ
(美女に煽てられすっかり上機嫌になって、既に自分が王になったつもりでいるのか彼女を王妃として迎える心づもりであることを話して、望むものはどのようなものでも与えると大口を叩き椅子から立ち上がり「どれ、お前に面白いものを見せてやろう。ついてくるがいい」そう言って兵士たちの修練場へとやってきて「奴らはどうやら二手に分かれ我らの砦を目指しているようだが、ワシは敢えてその作戦に乗ってやっているのだ。…やれ」彼女へとセリカたちのとっている作戦と動きについて既に斥候に探らせ把握していることを話し、その場にいた兵士たちに何やら命じたかと思えば兵士たちは一斉に弓と槍を手に全力で攻撃を仕掛けてきて、しかしその攻撃はドゼーの手にした巨体の前面を覆うほどの巨大な盾に阻まれ、盾には傷一つついていないどころか攻撃を仕掛けた側の槍はひしゃげて、矢は先端が折れた状態で地面に転がってしまっていて「見たか、これこそが竜の盾の力よ。これがある限り奴らに勝機などありはしない、少々面倒だがワシ自らまんまと誘い出された奴らに引導を渡してやるのだ」竜の盾のデモンストレーションを万全の形で終えて得意げな様子で勝利宣言をしていて)
(/鞭の後にはちゃんと甘い飴ちゃんも用意してありますよ!むしろ今すぐ甘やかしてあげますよおおおお!←褒められまくって鼻の下が伸び切った人の図って資料価値ありすぎじゃないですか←
悪役ポジション動かすのって滅多にないから新鮮で楽しいです←)
使いきれない程の金銀財宝だなんて素敵!流石は王様だわ…私が思ってたよりもうんと沢山与えてくれるのね
(この手の馬鹿は煽てれば煽てる程に沢山の富を与えそれらを与えた時図に乗り隙が出来るとは昔からのお約束、元より王妃になるつもりは無くそこを突いて宝を持ち逃げ出来れば万事解決と悪女よろしぬ表面上には決して出さない悪巧みして。能天気な筋肉質の馬鹿の言う面白いものとは一体何か付いて行く途中後ろ手で携帯を取り出しルパンのアドレスを呼び出しておき、修練場へと到着するなり電話を掛け携帯は胸の谷間へ収納すれば向こうの手の内は把握済みの発言から全て通話中になっている事を盗み見て、事情を察したらしいルパンは電話の向こうで黙って耳を傾けている様だしこれでドゼー側の情報をセリカチームへ流し恩を売っておけば後々もしも自分の身に危険が迫ったとしても助けて貰える。先手必勝とばかりに余裕の顔して見ていれば攻撃を受けしかも攻撃した側にダメージを与えた一連の流れには目を見張り「凄い…ねぇ、その竜の盾に弱点は?完璧に勝ち目はないのかしら。ルパン三世はかなり腕の立つ男よ、何か突破口を見付けしまうかもしれないわ」最強の装備を所持しているとは驚いたが盾でもドゼーに関する事でも何かしら弱みがあるなら本人の口から語らせてやろうと通話中のままにして無惨にひしゃげた槍を拾い上げてこれは流石の大泥棒も負けるかもと哀れむ視線を向け)
(/ふおおお、ならば存分に甘やかしてくだされえええ!そして虫歯になります←見た目かなりキモいけど何か幸せそうだなって感じの資料ですね←
見た目のまんまな感じの悪役素敵です←敵か味方か謎ポジの不二子さんは情報リークしてます←)
お前はワシの妃となるのだ、その立場に恥じないだけの富と不自由ない暮らしを与えねばなるまい
(目の前の美女が内心では己を軽んじていることなど知ってか知らずか、まだ実現してもいない先のことを愉しげに語り。竜の盾の恐るべき力に驚きを隠せない様子の相手の様子に得意げになって不敵に笑い、手に持った竜の盾を近くの兵士2人へと運ばせて改めて彼女の方へ向き直ると「伝説上の生き物と名高い竜の力を宿した完全無欠の護りを破れるものなどあるものか。だがまあ、強いて挙げるならばこいつは防御力と引き換えにかなり重い、故に機動力はかなり損なわれるであろうな…だが、そもそも攻撃を受け付けないのだから弱点といえるほどのものではあるまい、それこそファルシオンの剣でもなければ傷一つつかんわ。そのファルシオンの剣も女神ミラの亡骸と一体化しリゲルの奴らも色々手を尽くしたらしいが抜くことは出来なかったと聞く、つまり奴らは手詰まりという訳よ」よもやルパンがミラとコンタクトをとりファルシオンを持ち去ったという情報は入っていないようで今や自分を脅かすものがない、そのことが気を大きくしているようで聞いてもいない情報までも嬉々として話し、自分がどれだけ有利で負ける要素がないかを示すことで彼女に自分の側についている方が得策だと示したいようで)
(/そしてまた痛い痛い虫歯治療という鞭が…無限ループって怖い←これもまた一つの幸せの形…深い…←
そして、乗せられるまま重要な情報喋っちゃうかませ犬あるある←)
私は高い女よ?欲しい物がたぁくさんあるの
(こういうタイプは財産があればある程偉く女性を惚れさせると勘違いする事が多くちょっぴり欲張りなお強請りだって嬉しいはず、馬鹿みたいに鍛え上げられた腕にそっと手を這わせて可愛くお願いモードに。此方の予想通り持ち上げ煽てれば何でも話してくれる様子にうんうん頷き聞き入って「ファルシオンの剣?」いつだったかルパンが此処へ来る幾分か前の話になるが神話を語りだし高く売れそうだとニヤつきながら狙ってみようか話していた剣がそんな名前だったような「…まぁでも、手詰まりだなんて可哀想ね」セリカ達に有利な話を聞き出すのも此処までとの判断であまり深追いすると通話がバレかねないしと目を盗み胸元から電話を取り出し通話終了のボタンを押して、さてこれ迄の話ではドゼーの側につくのが有利に思われるがルパンには勝てるはずなく何処で手を引くかが問題となるのだが今は彼らと通じている事を悟られず怪しまれないよう心の底からドゼーを尊敬すると思わせるのが得策とばかりに腰をくねらせ自慢の身体を最大限に活かしてすり寄り)
(/大変に申し訳ありません!お待たせしましたあああ!これはもう暫く虫歯治療という名の鞭を受け続けまする…
対する此方はどっちの味方やねんな謎の美女あるあるです←)
ドゼーside
安心するがよい、何を望もうとワシらが欲しいものは全て手に入る、そんな時代がもう少しでやってくるのだからな
(富と権力、それに加えて美女までもが手に入ることが約束されたも同然の立場に気が大きくならない筈もなく、彼女の思惑通り多少強欲にも思えるおねだりにもむしろ自身がどれほど偉大な存在となるか、その力を誇示して懐の深さを示すように肩へと腕を回し、その望みを全て受け止め叶えてやると笑い。既に敵側に打つ手なし、そのことに同情を示すような言葉を発した相手に己の顎髭を指先でなぞりながら「そうだ、これでよもやお前も今更ルパン三世に寝返ろうなどとは思うまい」彼女をまだ警戒しているのか、はたまた万が一に備えて釘を刺したのか、まるで値踏みするように相手の顔をジッと見やり、少ししてフンと鼻を鳴らして笑えば「さあ、戻るぞ。これから戦の準備だ」そう言って訓練所の出口へと歩き出し)
セリカside
……ルパン、今の話し…!これなら私たちにも勝機が見出せるかもしれません
(身体を休めているその最中、ルパンの元にかかってきたらしい電話、会話をしている様子はないため電話に出たことはおろか通話中になっていることにも気づかず彼へと声をかけようとすると、こちらが声をかけるより先に顔の前で人差し指を立てて物音を立てないようにとハンドサインで伝えてきたのを見れば慌てて口を噤むんで漏れ聞こえてきた声に耳を傾けて、聞こえてきた会話の内容はドゼーの持つ竜の盾、そしてそれを唯一破れるかもしれないのがファルシオンの剣というもので、ドゼーを討ち取るための鍵が手元にあるという事実に希望を見出し、通話が途切れたところで相手と顔を見合わせて「敵は多勢でも将さえ討てれば勝算はあります。…ただ、用心深いドゼーのことですから竜の盾を持ちながら尚付近に多くの護衛の兵士を引き連れていると思われます、なのでどうにかしてドゼーを孤立させる必要はありそうですが…それより心配なのはルパンの仲間の方のことですね。ドゼーを守る兵が多いということはそれだけ常に厳しい監視の目があるということ…相当動きは制限されるでしょう…無茶なことをしないといいのですが…」早速ドゼー攻略の為の作戦を彼と共に練り、ドゼーの性格などを考慮した上で考えられる展開を口にしつつ、敵方に潜り込んでいるまだ会ったことのないルパン一味の紅一点である不二子について心配をしていて)
(/お待ちしてましたああああ!鞭よりとびっきり甘い飴を与えてあげますよー!叱るより褒めて伸ばすタイプなので←
暗躍する女スパイ…しかし同時に不穏な気配…お約束だらけですな←)
不二子side
頼もしいわね…早く貴方の時代を見たいわ
(ここまで来れば最早あっぱれな言動に心の中で拍手を送り全てを与えてくれると言うならばお望み通り奪えるだけ奪って去ろうと企む悪女は肩に回された腕に己の手を重ね、次なる作戦はスキンシップを図るいかにもな色仕掛けに移行しようかと。しかし単純そうに見える筋肉馬鹿でも現段階である程度の地位に就いている事は確かで侮るべからず「寝返る?私が、ルパンに?やぁね、私は誰につくのが一番か見誤る愚かな女じゃないわよ」此方の動きを察したか鋭い勘なのかルパンの名前を鼻で笑って真っ正面から目を見つめてやり、戦の準備などと血生臭いものは女の子に似合わないが一歩後ろをついて歩き)
ルパンside
(呼び出しに応じず何処に居るのやら謎な不二子から掛かって来た電話にやれやれ今度は何をお願いされるのやら自然と鼻の下が伸びかけたのだが通話ボタンを押しても流れてくるのは聞き慣れない男との会話のみ、一体どこの誰といちゃついてるのか男の嫉妬なんてみっともない真似も束の間で飛び交う言葉から察するに相手はこれからセリカと共に対峙する男であり此方のハンドサインを読み取った少女と共に一言一句逃さず聞き入って。やがて切れた電話をジャケットに放り込み「…だな。ファルシオンの剣なら既に俺様が頂いちゃってるからねぇ。悪い悪いドゼーちゃんは可愛い不二子ちゃんを前にデレデレ気緩んじゃってるだろうしな」流石は女泥棒は敵味方両方の男を虜にして尚且つ此方に有利な情報を流すとはドゼーより自分の方が魅力的という事らしくニヤリと顎を擦り、不二子の身を案ずるセリカの発言にドゼーとやらは用心深く案外手強いようだが「なぁに、不二子の心配はいらねぇよ。アイツは俺様にさえ盗めない程のすげぇ女だぜ」いかに敵対する男が強敵としても大丈夫だと肩に手を置き一つ頷いて)
(/いやぁぁぁ、そんな優しくして頂いたらなんかもう溶けだしますよおおお←最早何が言いたいか分からんのはお約束です←
不二子ちゃんの内心がちょっと酷すぎてドゼーさんごめんなさいですが、主さまとの会話はお約束に満ちてますな!素敵!)
ルパンでさえも盗めないものがあったのですね。ですが、そういうことなら心配は無用でしょうか
(こちらの心配をよそに大丈夫だと断言するその根拠を聞けば、どんなお宝でも手に入れてしまうという彼にさえ盗めないものがあったのかとその点にまず驚き、ついつい冗談めいた口調で口元に手を当てて小さく笑いつつそう揶揄してしまい、しかし彼にそこまで言わしめるほどなら…という妙な説得力もあり納得して一つ頷いて。しばらく休んで、馬の方の体力も戻ったようでそろそろ出発出来そうだと支度を始めて、ここを発てばこの先でドゼーは自分たちの行手を阻むべく万全の構えで待ち構えていることだろう、ソフィアの国難の元凶たる敵を倒しリゲルの城へと乗り込む、その道のりには困難が予想されるがそれでもやらなければならないと相手と目を合わせ「さあ、それでは出発しましょう。ドゼーが居るのはこの先です」このまま一気にドゼーとの決戦に向かう、そんな覚悟を口にして己を奮い立たせ)
(/考えるな感じろってやつですな←
むしろ典型的な悪党なのでこれぐらいボコボコでちょうどいいぐらいなのですよー!)
あぁ、不二子の心だけは盗めねぇな。手の中に収まったと思ったらスルリと抜け出ちまう
(盗めない宝はなく狙った獲物は逃がさないが売り文句でないのかと突っ込まれたら痛い所だが実際のところ彼女の心の内は自分でも分からず、しかし二人の関係は単なる仕事仲間だとかで簡単に片付けられるものでなく男女の仲だって少なからず存在していて、言葉の例えに沿って上に向けた掌をそっと閉じまた直ぐに開いて何もない手に視線を落とし簡単に手に入らないこそ魅力的だと口角の端を吊り上げ笑い。立ち上がった気配を察し準備万端だとばかりに鳴き声あげる馬の鬣を撫でこの後も宜しくどうぞの挨拶を済ませ「あぁ、誰が居ようが構わず突き進むのみだぜ」覚悟を決めた少女の視線にこくりと一回頷き、これまでの経緯を上回る苦戦が予想されようとも臨むところだとビジネスパートナーかは始まり今ではすっかり良き戦友となった王女に握手を求めるようにして片手を差し出し)
(/またしてもお待たせをしてすみません…!最近体力なしお過ぎて起きてられなくて、しばらくこのペースになっちゃうかもです…
典型的な悪党、なんて素敵な響きなのでしょうか!これでもかってくらいボコりましょう←)
ふふ、それほどまでにルパンに手に入れたいと追い求められているなんて、少しだけ羨まし……って、私ってば今何を…
(彼が唯一手に入れられないお宝、そこまで彼に言わしめる不二子という女性はきっと余程素敵な女性なのだろうなと、まだ見ぬもう1人のルパン一味について想いを馳せ、彼とは長い付き合いで特別感すらある彼女の境遇に思わず口を突いて出てしまったのは付き合いの長さからくる絆の深さを羨むような言葉で、よもや自分の口からこんな一種の嫉妬ともとれなくもない言葉が出そうになるなんて思いもせず慌てて口を噤むめば少しだけバツが悪そうに目線を泳がせ。少しだけ自身の発言で一方的に気まずい気持ちを抱いてしまいそうになったが、彼の方はといえば相変わらずというべきか自分のために命を賭してくれようとしているのが目に見えてわかり、それならば自分も私情は挟まずにひとまず目の前の戦いに集中しようと自らに言い聞かせると差し出された手をとり握手を力強く交わし、今度こそ馬に跨って植物の殆どない荒れた大地はやがて砂漠になり、足場の悪い砂地を進んでいくと軽い砂嵐が巻き起こり、それが止む頃になにやら大きな建物が見え始め「…おそらくあれがドゼーの待ち構える砦ですね…」もう少し近づくとそれが見るからに戦をする為に用意された建物であることがわかり、多くの警備兵が配備されここを通り抜けることを阻んでいるのは明白で、この準備の良さはやはりドゼーの軍だと確信して)
(/いえいえ、気にしないでください。慌てて無茶してもいいことないので気楽にマイペースでやりましょう。
さあ、てなわけでいよいよボコボコにする時間が近づいて参りましたぜ←)
もっといい女になったら盗んでやるよ
(不二子とは違った純粋な魅力に満ちた彼女を盗むにはまだ早く大人のレディらしくなれたらと、今でも十分にいい女だし可愛い反応にお礼せねばと正面に回り込んで綺麗な赤い髪の毛先を人束指先に絡め気障ったらしく口付けを落とし「なんてな、お前さんみたいな立派な人は盗めねぇよ」パッと顔を上げおちゃらけた雰囲気満載でお手上げだと首をぶんぶん横に振って彼女の気まずい感情まで何処かへふっ飛んでしまえ大作戦。力強く交わされた握手から国に対する熱い思いが伝わり素晴らしい王女が居たものだとソフィアが羨ましく感じられたりもして、そこから先は馬に頑張って貰って道なき道をセリカの斜め後ろをついて進み「へぇ、随分といい趣味した所に居るんだなぁ」下から見上げたっぷりの皮肉をお見舞いしこれは確かに先に進むには骨を折りそうだが何よりこっちには最強のガンマンと侍が味方についており心配無用だと余裕たっぷりに腕を後ろ頭に組んで)
(/お優しいお言葉をいつもありがとうございます。自粛ダラダラ病という不治の病にかかってしまいましたです←
うぇいうぇーい、ボコボコ楽しみですな←)
なっ…!いきなり何を…!…いえ、ルパンはそういうことを臆面もなく出来てしまう方でしたね、流石に少しは慣れてきました…ですがそうですね、私もソフィアの国の王女としての使命さえなければ盗まれてしまっても良かったかもしれません
(不意打ちのような行動に思わずビクッと肩を跳ねさせ、その行動を咎めようとしたが、これが彼なりの親愛の証なのだと自らを納得させればすぐに落ち着きを取り戻し、気まずい気持ちはどこへやら、唐突な行動にも少しは慣れてきたと微笑めば自分が自由の身であったなら彼に盗まれてルパン一味の一人として暗躍するなんて生き方をするのも満更ではなかったなどと嘯いて。砦には依然として警備兵が多いとはいえ、ここに来るまで敵部隊と戦闘にならず無傷でここまで来ることが出来たのは彼の一味の侍とガンマン、そしてマイセンによる陽動が上手く行っているということなのだろうということが考えられて。この砦を突破するにはかなりの苦戦が予想されるが彼らの努力を無駄にしないためにもなんとしてもドゼーとの決着をつけて先へ進まなければと自らに言い聞かせ「どんな場所であっても私たちは前に進むだけです。油断なく行きましょう」皮肉めいた彼の台詞を横で聞きながら小細工なく内部へ乗り込んで敵を打ち倒すべく砦へとゆっくり近づいていき、そんなこちらの動きを察したように警備兵たちが慌ただしくなりはじめ『のこのこ現れおったな、王女アンテーゼよ。お前たちはワシを出し抜いたつもりのようだがここに誘い込まれたのはむしろお前たちの方よ。ワシ自らお前たちをここで葬ってくれよう』兵士たちと共に現れたのは巨大な盾を持ち分厚い鎧に身を包んだドゼーで、二人を兵士たちを動員してあっという間に囲んで)
(/お相手あってのなりきりですから気をつかうのは当然ですよー!自分は自粛関係なく万年ダラダラ病です←
その前にまずはモブ兵士を蹴散らしましょう←)
レディへのご挨拶にいきなりも何もないっての。でもよぉ、王女様っていう泥棒とは縁遠い立派なご身分だからこそ盗んでみたくなるってモンだぜ
(此方の自由奔放な言動にも慣れた様子に満足してヒュウと短く口笛鳴らし悪びれる様子は一切なしで、国の使命のため奮闘する一生懸命な人だからこそ魅力的で興味を持っているとは本人は気付かないだろうから種明かしをしておき、今回こうしてチームを組んで作戦を立て動いてみたが思いの外チームワーク抜群で確かに彼女が王女でなく一般の人であったならひょっとすれば新たなるルパンファミリーとして迎えて居たかもなんて妄想繰り広げ。流石は次元に五ェ門そしてセリカが信頼を置くマイセンと言ったところなのか容易く敵の大将に辿り着き仲間の活躍に内心で拍手を送りつつ自信に満ちた表情は変えず、敵方と言えば自ら此方に出向くとは随分とサービス精神旺盛なトップのようで「あんれまぁ、お出迎えしてくれるなんて紳士ねぇ。んじゃいっちょ暴れちゃいますか」ニヒルな笑みに呑気な喋り口調とアンバランスな演技で時間を稼ぎ周囲を観察すれば成る程あれが不二子が電話で知らせた秘密兵器かとドゼーの手にする盾を見れば構えたワルサーを懐にしまって馬に預けていたファルシオンの剣を取り出して「これなぁんだ」なんて間延びした喋り方だが動きは俊敏に周囲を囲む兵士達の間を擦り付け一気にお山の大将まで攻め混む算段で地面を蹴って駆け出して)
(/ありがとうございます…!ダラダラ病と共に、我が家の姉に名付けられた眠い眠いアホ病という眠すぎてアホになる世にも恐ろしい奇病を患っておりまする←
モブ兵を通り越して行っちゃえなスタートダッシュ決め込みすぎました笑)
ふふ、ルパンのその理屈でいくと私は王女だからこそ価値があるということ、けれど盗んでしまったら王女では無くなってしまうでしょう。それでも私に価値を見出してくれるのですか?
(王女としての特別さこそが関心を惹くのだと言い切る彼を少しだけ困らせてみようかなんてことを考えて、そんな屁理屈めいた言葉を投げかけると、彼はそんな自分の戯れにどんな言葉を返してくるだろうと少しだけ悪戯っ子のような心持ちになって緩やかに首を傾げて相手の反応を窺って。素早く統制のとれた動きで侵入者である自分たちを取り囲む手腕は流石は用心深く周到に準備をするドゼー直属の部隊といったところで、その上自分たちの動きまでも見越されていたということだったが守る敵方が有利なことは百も承知で敵を侮っていた訳でもなくショックはそれほどなく「貴方の企みはここまでです、ここで貴方を討ちます!」剣を構えて力強くそう言い放てば、ファルシオンを手にドゼーへと突撃を仕掛けるルパンに事前に何の示し合わせもなかったにも関わらずその動きに合わせるように邪魔になる付近の兵士を雷の魔導「サンダー」をお見舞いして道を開き。ルパンの手にしたそれを見たドゼーは目を見開き『なっ…それは、ファルシオンの剣だと…!?馬鹿な、何故それが貴様らの元にある…!くっ…兵士ども、全員でワシを守れ!ルパンをワシに近づけるなっ…いや、待てよ…王女だ、あの女を集中攻撃しろ!奴をを殺せばルパンが戦う理由もなくなる、半分はワシを守り半分は王女を狙え!』天敵たる武器を手に勢いよく迫るルパンに慌てて兵士を盾にするべく命令を下したが一瞬の思案の後、セリカを攻撃するように命令をしなおせば兵士たちはルパンの横を素通りして魔導の詠唱をしていたセリカを狙い始めて「………くっ!!」敵に一気に攻め上がるルパンを後方支援するという立ち位置でよもや自分が真っ先に狙われるとは思っておらず間一髪のところで詠唱を中断してギリギリ攻撃をかわそうとしたが避けきれずに脇腹を槍が掠め傷口からは血が流れ落ち痛みに表情を歪めて)
(/あれれおかしいな…どの症状を聞いても他人事とは思えない…同じ病気患ってるかもしれませぬ←
あっさり終わり過ぎてもなんなのでちょっとだけ苦戦演出してみました←)
王女だからってのはただの口実だぜ。んでもまぁ、そうだなぁ…ルパン王国でも作ってそこの王女になってもらうっきゃないな
(彼女の意地悪な問い掛けに己の発言が王女なら誰でも良いとも捉え兼ねない言い回しだったと気付かされ確かに"王女"の部分も大切だがそれだけでないと分かって欲しくて、珍しく真面目なトーンで野暮な事が口を滑ってしまってからニタリと両方の口角を吊り上げいつものおちゃらけモードも加えておいて。敵の数は此方の何十倍と言えどファルシオンというお守りに何よりブレない己の腕があれば何ら問題なしで統率の取れた兵ほど一度崩れたらこっちのものだと怯まず突き進み、案の定手にした剣を恐れるドゼーの声が耳に届けば形勢逆転かと兵士相手に突っ込む勢いを増した所で急に敵が自分を擦り抜け後方へと矛先が向き狙いがセリカと分かった時には既に遅し「…セリカ!」方向転換し血を流す少女が倒れる前に受け止め額には焦りの嫌な汗が浮かび、敵陣に現れたルパン達がどう出るかいつ裏切るか背後で見守って居れば雲行きが怪しくなったものだから不二子は慌ててドゼーの元へ駆け寄って『ちょっと待って、貴方のやり方は最低!いい、ソフィアの国が欲しいなら先ずファルシオンの剣を奪いなさい。王女に手を出すのはそれから。手を出すって言っても物理的攻撃はダメ、いつか必ずリベンジに来る。それを防ぐ為に心の底から敗北感を与え心理的に攻めて屈服させるのよ』セリカという女性が決して屈しない強い心の持ち主と信じているからこそ峰不二子流の国の落とし方を説き何とか攻撃を止めさせようと見せ付けるように筋肉の付いた腕にすがり)
(/毎度申し訳ないです…お待たせしました!
マジですか、主さまが同じ病気を患っているだなんて…なんて運命を感じてしまうのでしょう←
苦戦演出ご馳走様です←ならばピンチに駆け付ける美女を投入しましたですげへへ←)
ルパンの作る国ですか、それはきっととても愉快で楽しい国になりそうですね
(一種の揚げ足取りとも言えるこちらの発言に対して彼なりに考えて答えを返してくれたことが嬉しく、当然冗談ということは理解しつつも彼がもしも国を作ったなら毎日騒がしくも賑やかで国民たちは楽しく幸せに暮らせる国になるだろうと想像を膨らませ、ほくそ笑み。自身の油断もあってドゼーを倒す絶好のチャンスを逃してしまい、彼の腕の中で悔しそうに表情歪め「すみません、ルパン…足を引っ張ってしまいました。ですが私はまだ大丈夫です、この程度の擦り傷ぐらいなら…」多少の痛みと出血はあるが全く動けないというほどの傷でもない、今度こそはドゼーとの決着をと瞳に力を宿し。セリカが傷を負った途端に取り乱した不二子を見たドゼーは彼女に顔を近づけ『ワシに指図をするつもりか?屈服などと生易しいことさせる必要はない、ワシに歯向かうものは皆処分すればよい…が、奴は生かして捕らえてワシに刃向かった愚か者として見せしめに国民どもの前で首を跳ねるのも一興か…』残忍で卑劣な本性を覗かせ、よもや不二子にも牙を剥くかに見えたドゼーだったが最終的に不二子の意見を一部取り入れる形で、ぐふふと笑い兵士にセリカを殺さず捕らえるよう指示を出し)
(/とんでもない難病ですがあなた様と一緒なのだと思うと乗り越えられる気がします←
素晴らしい機転で流れが変わりました、が今度は不二子の立場が危うい感じに←)
そりゃもう、誰もが自分の心に素直になれる最高の国さ
(出会った頃のセリカなら憧れる事もなかったであろうルパンらしさをふんだんに現す王国を作るのは絵空事としても悪くない妄想で、悪巧みする時みたくムフフと前歯を覗かせ笑えば肩の震えが止まらなくなり。形勢逆転と言えどまだまだチャンスはいくらでもあり気にする事なかれと余裕は忘れずに「大丈夫、こんくらいじゃ俺の計算は覆されないっての。ただ傷の手当てはしたいところだよなぁ」自分が怪我するなら構わないが少女に負わせてしまったのは申し訳なく、チラリと不二子に視線を送れば何やら策があるらしく色っぽいウインクが返ってきたから流石だと心の中で拍手を送り。これ以上多勢に無勢の戦いは見ていても面白くないのだが近付くドゼーの顔に失敗したかと焦るものの顔色には決して出さないよう意識して、最後まで話を聞けば今すぐ此処で殺す事はしないと一安心で『それなら私が連れていくわ。女の子なんだから、敵と言えどそれくらいの気は遣わせて頂戴よね』生け捕りにするなら私がと一方的に宣言しドゼーの返答を待つことなくセリカ達の元へ、二人の腕に縄をかけ一端の動きを封じ逆転劇はもう少し先だとまずはドゼーの城へと招き入れ)
(/ぐあぁ、さすがは主さま!覚悟が違いすぎて、もうご立派の一言に尽きます←
ルパンのピンチを助けるのに結局危うくなってルパンに助けられるのもいつもの流れでござい←)
『ふん、まあ良かろう……おい、あの女が怪しい動きをすればすぐに斬れ』
(不二子への疑念を抱いた様子のドゼーは一旦追及の手を敢えて緩めると二人を捕らえると申し出て動いた彼女を泳がせることにしたようで、彼女を見送った後側近の兵士へと耳打ちをしその後を追わせて。自分たちを捉えにやってきたのはドゼー直属の部下の兵士ではなく、ルパン一味の仲間である不二子でセリカはそのことに戸惑うが、大人しく縄目を受ける隣のルパンを見ればきっと彼のことだから何らかの考えがあるということなのだろうと自身も大人しく縛られようとしたが、不二子の背後で怪しげな動きをしている兵士をみればそれが用心深く狡猾なドゼーの監視なのだと察し「無礼者!離しなさい!…敵方に潜り込んで私たちの協力者を演じながら形勢不利と見ればドゼーに与するなど…恥を知りなさい!」既に不二子の潜入は怪しまれている、それならばいっそこれまでこちらに味方をしていたことは敵にも知らせた上でここでの裏切りはこちらとしても想定外であったという風な演技で不二子に対する敵方の信頼回復を勝ち取ろうと罵詈雑言を浴びせ暴れるフリをして)
(/これもあなた様が相手だからなのです←
改めて敵を油断させるように時間稼ぎしてやりましたぜ)
あんりゃりゃ、やっぱ不二子ちゃんには叶わねぇなぁ
(敵方に捕縛されたと言うにわざとらしく間延びした喋り方するのも不二子を信頼してとの事というより土壇場での不二子の裏切りはいつもの事といった方が正しいかも、なんて一見キツく結ばれているが手品の如く手間を加えると簡単に解ける縄結びにドゼーでなくセリカ側だと確信し。大人しく捕まればセリカにも何らかの意図は伝わるはずとアイコンタクト1つで互いの思惑を把握するルパン一味のやり方を少女にも伝授を、と思ったが流石は王女なのか此方が気兼ねする必要は無しの迫真の演技を披露してくれて『やぁね、ビックリするから吠えないでよ。賢い女ってのはね、誰につくのが最善かを常に計算するの。傾いた国のお姫様とこれから国を治めるお殿様なら、どっちが有利かなんて子供でも分かるわ』背後の鋭い視線やドゼーの疑いの眼差しに気付いた上での配慮を無駄にするべからず、悪女よろしく顔にかかる綺麗にカールされたロングヘアーをさらりと手の甲でどかし『そういう事だから、私から彼への手土産として大人しく捕まって頂戴』だめ押しに声のトーンを幾分か低く作って冷淡に少女の目線に高さを合わせて言い放ち、続きは牢屋で聞いてあげるとばかりに大泥棒と哀れな王女を引き連れドゼー兵の間を悠々と抜け向かう先は兵士の目を盗み撒いて罪人の為でなく不二子の自室にと用意された数々の宝石が輝く豪華絢爛な部屋で、ここまで来ればもう一安心かと急ぎセリカの腕に巻いた縄をほどき)
(/やだアホな話も愛の告白に変えてしまうだなんて主さまのロマンチスト←
やんべぇ、セリカというか主さま天才かよって叫びましたよ!それに乗っかったしもう大丈夫でしょって事で、更には不二子ちゃん専用部屋も与えてくれてるでしょうって事にしてお部屋にようこそお招きしましたのです!)
……助かりました、よくぞ私たちに力を貸してくださいました、感謝します。さっきは敵を欺くためとはいえ無礼な態度をとってしまったことをお許しください
(先程のやり取りを見て不二子の裏切りはないと見た兵士が監視の目を緩めたその隙を見逃さず、牢屋ではなく部屋へと自分たちを素早く連れ込んだ彼女の手腕は流石はルパン一味の一人だけあって抜け目ないと感心をして。腕の縄が解かれればやはり彼女が自分たちの味方をしてくれているのだと確信すれば協力への感謝と、必要に駆られてのものとはいえ先程の自身の相手に対する発言について律儀に謝罪をすると胸元へ手を当て頭を下げ「この隙に急いで傷の手当てをしなければ…私たちが牢に居ないとドゼーが知ればここも危ういですから」せっかく彼女が危険を冒してまでくれたチャンス、とはいえ牢に自分たちが居ないことがバレ、裏切りが発覚するのは既に時間の問題でありその少ない時間も無駄にするわけにはいかないと急ぎ自身の脇腹の傷の治療をするべく購入しておいた傷薬と包帯を荷物から取り出して)
(/いやいや全然ロマンチストじゃないですよー、その場のノリとか勢いでこういうこと言っちゃうのはある意味悪癖というやつでして…つまり口からでまかせならお任せください←
この後はまず間違いなく裏切り者の不二子ちゃんがドゼーの怒りを買ってピンチになるパターンだこれ…←)
(王女の機転もありすっかり騙されてくれたおかげで難なく自室へご案内完了にて布地や水だとか手当てに必要な物を用意し『なぁに言ってるのよ。貴女の発言が無ければ疑いが晴れなかったかもしれないし謝る事ないわ、ありがとう。それに私はいつだってルパンの味方、ねぇルパン?』可愛らしさ満載で小首を傾げ泥棒さんへウィンク飛ばし、それを受け取った方はと言えば「裏切りは女のアクセサリーとかって、いっつも俺達の事驚かしてくれるのに良く言うよ」両掌を上にやれやれ呆れモード前回だが惚れた弱みとやらは簡単には抜けず不二子にはやられっぱなしで、女の子が傷の手当てをするなら男は席を外すべきと兵士の様子も見張るべく忍び足で廊下へ出れば予想通り牢が空だと叫ぶ声が遠くから聞こえ「不二子、セリカ。時間がねぇ、さっそくバレちまったみたいだぜ」声の響き方からして不二子の部屋に兵士が到達するまで数分は掛かる見込みだが悠長に構えられる程ではなく、二人にピンチを知らせ懐からワルサーを取り出しいつでも来やがれな体勢を取りつつ扉にべったり張り付き部屋を観察し、仮に兵士が飛び込んで来れば窓から脱出する他ないかと二三手先を考えておき)
(/まとめ方が雑すぎて、なんかもうつまり主さまやっぱり素敵です←恋が止まりません←←←
間違いないお決まりパターンですね←不二子ちゃんって賢いのか抜けてるのかって時があるような←)
二人はお互いをとても信頼し合っているのですね
(傷の応急処置を受ける傍ら、軽口の応酬をする二人の様子を見ていて、言葉以上に通じ合うものが彼らの関係にはあるのだと思うとルパン一味の単なる仕事仲間以上の何か深い繋がりがあって、かといって単純な仲間という一言でも片付かないそんな特別な関係というものの片鱗が見えて羨ましく思えて微笑ましげにそう口にして。受けた傷はそれほど深くなく手持ちの薬品などで最低限の処置をする程度で問題なさそうで、不二子の手を借りながら応急処置を早急に済ませれば廊下の見張りに出ていたルパンの切羽詰まった声がドア越しに聞こえてくれば急ぎ立ち上がり「それならば私たちからうって出ましょう、今ならまだ私たちの脱走と不二子の裏切りは砦の中の兵士全員には伝わってないはず、警備を固められるより早くドゼーを討ち取るんです。こういう時脱走した人間は見つからないように身を潜めるだろうという考えを逆手にとるんです」身を隠しながらうまく逃げ切るのが上策といえるこの状況で大胆かつ危険を伴う博打とも言える作戦をドア越しにルパンへと伝え、その後不二子を振り返れば「不二子は私たちを故意に逃したのではなくではなく牢屋への移送中にルパンの策略にひっかかって私たちを取り逃してしまった、私たちは今隠れて外へ向かっているだろう。と偽情報を流して欲しいのです。…もしもそれが嘘とバレた時が危険な任ですが…引き受けてもらえますか?」敵地に切り込むのは自分とルパン、彼女にはまだドゼー側の人間として内部を掻き回して欲しいと無理を承知でお願いをして)
(/我ながらめちゃくちゃ雑過ぎでした←こんな自分の戯言に律儀にお付き合いくださるあなた様は神です、恋通り越して崇拝してしまいます←←←
デキる女が少し抜けてるみたいなの個人的にとても良きです、そこが魅力なのですよー多分←)
これが信頼関係に見えるかっての
(不二子にはいざという時に裏切られ何度も痛い目に合わされたが可愛く強請られると鼻の下伸ばしていいように使われてしまう男の悲しい性だとか云々肩をガックリ落とし、対する不二子と言えば『人間関係の分析が上手いのね。そういうスキルは役に立つわ』とかってアドバイスなのかお姫様を気に入った様子で口はのほほんとお喋りしつつ手元は素早く的確に応急処置を仕上げていき。敵方にバレるのも時間の問題とは分かっていたが案外早い追っ手にも焦らず冷静なセリカの作戦を二人共真剣に聞けば頷き一回で了承し各々持ち場につき、慌てふためいた演技で廊下に飛び出し兵士に抱き付いた不二子は『助けて…!ルパンに騙されたの。大人しく牢屋に向かうふりをして…彼、きっと今頃得意の変装でもして兵士に紛れ込んでるに違いないわ!そうやってコソコソ抜け出すつもりなのよ』得意の上目遣いと涙目で身の潔白と兵士に助けを求め変装したルパンが潜むかもしれないと時間稼ぎの嘘の情報を流し目論み通り兵士が互いにお前がルパンだとか言い争う場面を作り上げ、自分達を追って来た兵士は不二子に任せるとしてセリカと共にドゼーの元へ向かう訳だが「お前さんの大胆な作戦気に入ったぜ」臨機応変な対応が出来るとは王女にしておくのは勿体ないとばかりに口元のニヤけた表情で肩をポンと叩き不二子のおかげかマヌケな兵士達は見事散り散りに混乱してるらしく難なく本陣へとたどり着き)
(/1ヶ月近くもお待たせして申し訳ありません…!こんなヤツにお付き合い下さる主さまこそ崇拝すべき存在でございます!!
完璧すぎるとお堅いし、ちょっぴり可愛い要素も必要ですよね←)
大胆な発案もルパンたちの手腕を信頼していればこそです、それに勝算の全くない作戦であればルパンは賛同しないでしょう?…実現可能か否か、その辺りの見極めは百戦錬磨のルパンたちにしてもらった方がいい、そこまで判断しての発案です
(城内は不二子の暗躍によってすっかり混乱状態で、ドゼー直属の精鋭部隊と言えど既に軍団としての形は為しておらず、ドゼーの元へ向かう道中、混乱して散り散りになった兵士たちを次々に打ち倒しながら真っ直ぐにドゼーの元を目指して。数知れない修羅場を掻い潜ってきたであろう彼らは勝算が皆無の戦いには臨まないはずで、そんな信頼から自分は臆することなく献策することが出来たのだと隣の相手へと悪戯っぽく笑いかけて。その頃、不二子がルパンの策略にハマり二人を取り逃し砦から退却を図っている、そんな報告を部下から受けたドゼーはわなわなと身体を震わせ『愚か者が!それは間違いなく奴らの作戦だ!くだらん陽動にかかりおって……ルパン三世め…よもやこのような作戦を実行する胆力を持っているとは…』いいように翻弄されている兵士たちの中唯一ドゼーだけは作戦を見抜いたようだったが時すでに遅く、こんな大胆かつリスキーな作戦を考案しそれを実行するだけの度胸はあのルパンにはない、ルパンのことを肝の小さい小悪党程度の認識で過小評価していたことが全ての誤算だったと気づき悔しげにテーブルをドンと叩いて。そして、ついに二人はそんなドゼーのいる司令室へと辿り着いて「ドゼー!今度こそ追い詰めました…国を、民を裏切った罪を今こそ贖ってもらいます!」既にドゼーの近辺を守る兵士は数えるほどしかいない、今こそ決着の時だとセリカは剣を向けて勇ましく声をあげて『ぐぐ…おい、ルパン三世、お前は本当にこの先見性のない王女に手を貸し続けるつもりか?ワシをここで倒したところでどの道ソフィアの国はもう終わる、リゲルの軍勢に抗う術もなく民も土地も蹂躙されてな。…今ここでお前がワシに忠誠を誓うのならリゲルでの要職にとりたててもらえるよう掛け合ってやる、褒美もいくらでも弾んでやる、だから頼む!見逃してくれ……とでも言うと思ったか!』ルパンの持つファルシオンの剣、それがある限り勝ち目はない。それがわかっているドゼーはルパンを味方に引き入れようと必死で訴えかけていたかと思えば巨大な盾の後ろに隠し持った槍を巨体に似合わぬ素早さで構えるとルパン目掛けて勢いよく真っ直ぐにぶん投げて)
(/気にしないでくだせえ、待つのは慣れてますので←いやいや、それはこちらの台詞です….って無限ループに入りますねこれ←
まさにそうなんですよ!完璧に見えて実はギャップがあるとかだと個人的にめちゃくちゃ萌えます←)
よぉく分かってらっしゃる。大胆は好きでも無謀は嫌いなんでね
(長らくの付き合いだったかと錯覚する程に考えを読み取る少女の発言にヒュウと短く口笛鳴らし、勿論自分達なら勝算があるのだと瞬時に読み取っての事で早速やってくれた不二子へのお礼の財宝でも考えておかなくてはと少しばかり頭が痛くなったりもして。当の不二子はと言えば気の弱そうな兵士にすがり付き助けを求め『ルパンが裏切り者の私を始末しに来るかもと思ったら怖くて…ねぇお願いよ、私を守って?』とか色仕掛けで物陰へと引き寄せ眠り薬入りの香水をサッと、睡眠中の兵士は部屋へと閉じ込め服を頂戴してあっという間にドゼー兵の一人に扮しラスボス戦は主人公二人に任せるとして自分は火事場泥だとどさくさに紛れ財宝を漁り。そんな悪女の仕事っぷりはさも知らず遂に敵の大将を追い詰め威勢の良い王女の言葉を半歩下がった場所にて聞き、悔し紛れかそう見せ掛ける演技かドゼーが口を閉ざすのを待ち「相変わらず長いセリフだこと。俺がセリカと組むのは彼女が王女だからじゃない、俺様が盗みたくなる良い女だからさ。それに自由気ままな泥棒稼業にとっちゃ要職なんてのは道に転がる石ころくらいの価値だぜ?」弱い犬ほどよく吠えるとはこの事かと肩を竦めてやれやれ、わざわざ教えてやる必要もないが泥棒のポリシーを説いてやり此方は余裕満々とばかりにチラリと視線を送れば真っ直ぐに投げられた棒状の物が視界に入り反射的にセリカの前へと飛び出し何とか己の急所だけは守らねばとファルシオンの剣を掲げ)
(/あぁぁぁぁぁ、もう主さま神様!!←わいはもう投げ付けられた槍にぐっさり刺さりました←
分かります!キュンポイントが被るのはまさに運命ですな←)
ドゼー、貴方が何を言おうとルパンが貴方に味方をすることはありません、私はそう信じていますから!……ルパン、今です!ファルシオンの剣で竜の盾ごとドゼーを討ってください
(これまでの自分であればもしもドゼーの甘言にルパンが唆されてしまったらどうしようと多少なりとも不安を感じたりしていただろうが、ここまでの旅路でいくつもの困難を共に乗り越え築き上げた確かな繋がりと、一緒に過ごす中で知った彼の義理堅さで不安を感じる余地もなく全面的に信頼することができてドゼーの小細工にも動じることなくルパンへ向けて投げられた槍を冷静に炎の魔導で捌くと唯一あの竜の盾を打ち破る力を持つファルシオンを手にした彼にこのチャンスを逃さないよう言い。そんなこちらの言葉に呼応したようにルパンの掲げるファルシオンの剣が淡い光を放ったのを見て『ま、待て!ワシを殺せばリゲルの者がソフィアを放ってはおかんだろう、本当に戦争になるぞ…!』ドゼーは後退りしながらも自分を殺すことは新たな戦争の火種になると往生際悪く脅すように口にして、そんな言葉を聞いても既にそれも覚悟の上だとばかりにセリカはルパンへ真剣な表情を向け「ルパン、ドゼーの言葉には耳を貸さないでください……だからこそ私はリゲルの城へ行かなければならないのです、こんなところで足を止める訳にはいきません」既に賽は投げられてしまっている。どの道ここでこの奸臣を討たずにソフィアの未来はなく歩み続けた先にしか希望はないと言い切って)
(/神様というより自分は忠犬です←って、大丈夫ですかー!?気を確かにー!←
趣味が合うって素晴らしい…←)
俺をそんなに信用してくれるとは嬉しい限り…だけどな
(世間的に見れば己の私利私欲で動き裏切るのは当たり前で情勢の良い方に付くと疑われても仕方のない身だと言うに、信じる気持ちを貫いてくれるのは感動すら覚え日頃のニヤついた笑みとは違った顔付きで口許を自然と緩くさせたが一度言葉を区切り。此方に向けられた槍が簡単に燃えて無くなるのを細めた視界に捉え慌てふためく負け犬の吠える声と更なる戦いも承知だととっくに決まった覚悟を口にする王女の声に耳を傾け、踵を返してドゼーに背を向ければファルシオンの剣をセリカの前へと突き立て「これはお前さんの戦いであって俺はあくまでサポートするだけだ。トドメを刺すのは俺の役目じゃないぜ」先程止めた続きを普段より幾分か低い声で述べ。体格差から明らかに不利と見てとれる戦いだが部外者が手出しする場面でないと身を引いて、二三歩ほど後退しジャケットに手を突っ込むが取り出したのはワルサーでなく愛用の煙草で、勿論死に至るまでの危険が彼女を襲うとなれば守るつもりだが今は手出しせず傍観者として大将が倒されるのを見届けるだけとばかりに咥えたジタンを吸い込み細く長く吐き出し)
(/ハチ公…!!!!!うおおおぉ、お手!←
最後の最後にどないしよかと悩んでしまいましたが、次元が主役の映画でトドメは手出し無用と傍観していたのを思い出しまして、こんな感じの流れにしてみました。
同志さまさまですね、素晴らしい←)
ありがとうルパン…その心意気しっかりと受け取りました。……ドゼー、私は貴方を倒したその先へ進みます、たとえその道が血塗られた道だとしても
(トドメを託したその刹那に頭をよぎったのは、自らが選んだ戦うことによって未来を勝ち取るという道、その道を歩むと決めた自分が己の信じる正義を貫くという決意を示すためにはこの一つの戦いに幕を引くのは自分でなければいけないのではないかという考えで、まるでそんな自分の深層の想いを見透かしたようにドゼーの持つ堅牢な防御力を誇った竜の盾のみをファルシオンの一振りにて叩き斬り、守りを失ったドゼーを討つようにお膳立てをしてくれたルパンの想いに感じ入って、感謝の言葉を述べれば短刀を懐から取り出すとドゼーを真っ直ぐ見据えながら自分はもう迷いに足を止めたりはしないと自らに課せた想いを口にして短刀に白い光を纏わせゆっくり一歩ずつ距離を詰めていき『や、やめろ、く、来るな…………!』もはやどんな言葉もセリカには届かないと確信したドゼーは絶望し、ただただ惨めったらしく命乞いをするのみで、しかしそんなドゼーを前にしても一瞬たりとも気を緩めることなく自らの覚悟を示すように自らの王国を救うための一歩となる戦いに終止符をうって)
(/わん!おかわりも服従のポーズもしちゃいますぜ!←ご配慮ありがとうございます、ただ言い忘れていたのですがファルシオンは選ばれた人間しか扱うことを許されないワガママで面倒くさい剣でして、今のストーリーだとミラ様が選んだのはルパンということになってますのでセリカは扱えないのです…かといってあなた様の想いも無碍にしたくない…ということで間をとってルパンがファルシオンの剣を用いてドゼーの竜の盾を破る、そして守りを失ったドゼーをセリカが討ち取るという流れにしてしまいました!神との最終決戦ではファルシオンの扱いについては改めて考えたいなと、思いますのでどうかよろしくお願いします)
(あくまでファルシオンの剣を頂戴するとの契約を果たしたまで、礼を言われる事でなく何の事やら空に向かって煙を吐き出し。世の中には単なる飾りものの王もいるが彼女は違うと始めから分かってはいたつもりでも、自ら新たな戦いの火蓋を切るだけの肝っ玉を持っているとは正直想像を超えるものがあり。セリカという少女の側にいて行動を共にしたのは正解だったと鼻を鳴らして笑い、もはや惨めなドゼーとのやり取りの一部始終を見納め「…ミラ様、だったけか。俺の役目はこんなもんで結構?」自分の吐いた息が消えるだけの宙をぼんやり眺め今回も美しい女性に恵まれた旅だと口許を緩め、もう短くなった煙草を投げ捨て足で地面に擦り付けて、一段落ついたところでセリカの元へと近寄り「お疲れさん」まだ終わってはいないが少しばかり力を抜いてもいいだろうと肩を数回ぽんぽんと撫でるように叩いて労い)
(/芸達者!!!さすがです!←
なななんと、勉強不足で逆に気を遣わせてしまってすみません!女神に認めて貰った人しか使えんのですね。ミラ様はちょい悪泥棒がお好きなのか←上手くまとめて下さりありがとうございます)
ルパン…これが戦争なのですね。ですがもうここまで来たら今更巻き込んでしまったことへの負い目は考えません、私の戦いをどうか最後まで隣で見守っていてください
(動かなくなった仇敵を前に短剣を強く握りしめながら、身動ぎ一つせずに立ち尽くしていたが、肩に置かれた手とそれに添えられた労いの言葉にようやく脱力して彼を振り返り。人を殺めたのはこれが初めてではないが自らの意思で敵を定めてその敵を討つ、それこそが戦争なのだという実感を口にして、最初こそ彼を巻き込むことに負い目もあったものの彼は彼なりに考えて自分と同行することを選んでくれた、それはとてもありがたいことで自分の行く道を見届けて貰うのなら彼しかいないと思って力強く真っ直ぐに微笑みかけ)
(/褒められると伸びるタイプなので!←
いえいえ、こちらもオリジナルエピソードなのだから細かいことは気にせず進めれば良かったのに茶々を入れて申し訳ないです!ルパンは大事を成せるある種の英雄気質も持ち合わせてますから女神の寵愛も受けられるのです、多分←)
あぁ、そうだな。なぁに言われなくっても最後までしっかりと見届けさせて貰うぜ
(先ずは一山乗り越えた少女の真っ直ぐな視線を受け止め小さく頷き胸元をドンと一回、つい先程まで吠えていた大柄な小者はすっかり単なる肉の塊と化し静かに佇むのを横目に捉え一区切りついたところで長めに息を吐き。何処から登場したのやら気づけばそこに居た不二子の方へと向き直ると相変わらずといったところか財宝をたんまり抱え『終わったみたいね。帰りましょ?』もう盗む物がなく用済みとばかりに馬に跨がりさっさと立ち去り、やれやれ首を振り掴み所のない女性に目で追うだけのお見送りをしてやり、まだ始まりに過ぎないとは言えど気の緩みが身体の疲れを訴えあちこちある傷口に苦笑い浮かべ普段の泥棒稼業にはない緊張感だとかに我ながら頑張ったものだとご褒美にもう一本煙草に火をつけ)
(/いつもながらに申し訳ないです…!
いえいえ茶々だなんてそんな、主さまが引っ張って下さるからこそ成り立つ物語なのですよ!!!女神のハートも見事に盗んでやりますぜ←)
ふふ、そう言ってくれると思っていました。ですが流石のルパンもこれまでの戦いで疲弊しているのではないですか?見守ってくださいなどと言いながらすっかり戦力としてアテにしてしまっていますから。もしよろしければ癒しの魔導をかけますから少しジッとしていてください
(ルパン三世とは大泥棒という肩書きに反してとにかく義理堅い男というのがここまでの付き合いでわかったことであり彼の返事も概ね予想通りのもので、ここに至るまでの苦労や苦しみをこの瞬間だけ忘れたように年相応の少女のような笑みを浮かべながら一つ頷き。ここまで共に戦ってきた相手も確かに百戦錬磨であろうことは間違いないが、それでも殆ど休むことなく自ら囮を買って出たりと奮戦してきた身体には傷もあり疲労も溜まっているはずで、国の情勢が刻一刻と変わること、そして敵の本隊を引きつけて戦ってくれている彼の仲間たちとマイセンのことを思えば自分たちだけゆっくり休息というのは難しいが少しでも彼の疲れを癒すことができればと彼の前へと一歩進み出て。あの作戦の後どこで何をしていたのかわからなかった不二子が何事もなかったように現れてそのままこちらがお礼を言ったりする間も無く立ち去ってしまうと「あっ…行ってしまいましたね。本当はもっとちゃんとお礼を言いたかったのですが…そういえばあのお宝ってもしかしてドゼーが隠し持っていたものなのでしょうか…いえ、不二子が私たちを助けてくれたのは事実、考えないことにしましょう」ロクにお礼も言えず、もっと話しをしたりしてみたかったなと少し残念そうにしたが、ふと彼女が抱えていた宝の出どころを考えてみれば、ドゼーが持っていた財宝であろうことは自明の理と言えて、それはつまりソフィアの国庫から持ち出されたものだということに他ならないのだが彼女のおかげで自分たちは危機から救われ、無事にドゼーを討ちとれたたのだからその報酬だと考えることにすればそれ以上は何も考えないことにしてかぶりを振って)
(/いえいえー、気にしないでくださいな
ありがとうございます、物語はいよいよリゲルとの全面対決、つまり佳境に差し掛かりますのでどうか最後までお付き合いくださいませ
ミラ様が生きていれば人型の時の姿は美しい女性なのでルパンが口説いたかもしれませんね笑)
これくらい平気だっての!って言ってる間に凄いのねぇ、魔導の力ってのはよ
(時折見せる年頃の笑顔が忘れられないから泥棒らしからぬ働きをしてしまうのだと少女の笑みを細めた目で捉え。痩せ我慢は男のロマンとか何とかそれっぽい言葉を並べ女性の前では特に強がって見せるのがルパン三世、なんて脳内再生してる間にセリカが動き効果抜群に身体が軽くなるのを実感し。人の疲労は癒せても己は回復出来ないであろう彼女の王女として苦しい局面に晒されているにも関わらず気遣ってくれる優しさが心に染み、義理堅いと認識して貰ったとて所詮は泥棒として私利私欲に生きる身には眩しすぎる存在から目を反らすように明後日の方向へ煙吐き出し摘まむのも一苦労の長さになる迄吸い付くした煙草を投げ捨て。不二子の奪った財宝の元を正せば由緒正しいソフィアの所有物と言いたいのだろう途切れた言葉を汲み取り「アイツは俺様の惚れた女だぜ?そこらの小悪党と一緒にされちゃ困るってモンよ」彼女もまた悪党でありながら義理堅い心の持ち主、ドゼー自ら蓄えた財産は持ち去り今回の取り分にするだろうが元ソフィアの品々はきっと知らぬ間にセリカの手元に返って来る、とまで全て語るのは流石に野暮だと憚られるが遠回しに不二子を信じろと伝え。さて魔導のおかげで体力も復活すれば何時までも休息取る訳に行かず次なる闘いに挑む心積もりを整え王女の肩をポンと撫でるように叩き出発だと立ち上がり)
(/大変お待たせいたしました。続きは読みたい主さまの文章が見たい大好き、なのに此方は満足のいくものが書けない…を繰り返してしまいました。時折くるスランプの大魔王を退治したいものです…)
ルパンが私の助けになってくれるように私も私なりのやり方でルパンを助けたい、ただそれだけです
(しばらく魔導による治療をし、これで傷も癒えて疲労も少しはとれたことだろう、本人はやはり弱音などは吐かず大丈夫だと言うが魔法の効きを実感するような口調からしてやはりそれなりに消耗していたことが見受けられて、彼の働きへの対価として今の自分にやれることはこれぐらいのことだがそれが少しでも役に立てているのなら良かったとあくまでも前向きに微笑み。元より決してお宝への未練や不二子を非難するつもりで言った訳ではなかったがルパンがそうであったように不二子という女性にも彼女なりの矜持がある、そう伝えるような彼の言葉を聞けば純粋にその言葉はスッと染み入って「そうですよね、目先の戦いを前に考えるようなことではありませんでした」今は余計なことは考えずにいよいよ目前に迫ったリゲルの城へ乗り込むことだけに意識を向けようと気持ちを固めると立ち上がった彼に続いて歩き出して。リゲルの城に近づけば近づくほどに辺りに植物などが少ない荒地が広がっていて、やがて城が遠目に見え始めるとこちらの行手を阻むように足元に沼地が広がっていて「これは…毒の沼ですね、足元に気をつけてください。決して足は踏み入れないように……あれは…」酷い臭いが辺りに漂い、ブクブクと泡立つ沼の水、そしてその中には何のものかわからない白骨が転がっているのが見えるとその光景に顔を顰めながら相手に注意を促しゆっくり沼を避けて進んでいくと城の方角の空から翼を持った何かが飛んでくるのが見えて、目を凝らし)
(/スランプなら仕方がないです自分はいつまでも待ってますので調子の良い時、都合のいい時にお返事くださればオッケーです!)
分かっちゃいたが、ホントに良い子だこと
(情けないやら自分も疲れたろうにお互い様だと力を分けて貰ってしまうと頭が上がらず、後ろ頭をぽりぽり笑って誤魔化す様では男が廃れるとか何とか。ドゼー個人からもたんまり奪い去ったであろうがソフィアに返した分の取り分が減ったとか恐らくまた高い代物を強請られるだろうから全く骨が折れる女だが、根っ子の部分は決して腐っておらず良い奴だという事は伝わったはず「そういう事。楽しくお喋りもそろそろ終わりだなぁ」暫く行動を共にすれば会話も増えるが次なる戦いに本腰入れる頃となればルパン三世の特徴の一つとも言える軽口も暫く封印かと表情固く突き進み。城と聞いて想像する華やかな世界は実物を前に全否定され実戦のみ意識したであろう岩山の無骨な造りにロマンの欠片もないと溜め息つき、さて何処から攻めるか見渡せば直感がヤバいと訴える沼が目の前に「こりゃ落ちたらひと堪りもねぇな。用心深いお城だな」臭気に表情歪め腕で口鼻を覆って骸骨の仲間入りは御免と慎重に進んで回避、セリカの視線追い掛け此方に向かって飛ぶ何かを視界に捉え右足を一歩後ろに重心落とし懐のワルサーに手を掛け)
(/いつも本当にありがとうございます。
毎度完全に主さまにリードして頂いてるのは不甲斐ないのですが、何かが飛んで来てるとか次どうなるか分からんドキドキ感が先の読めない映画を観ているようでたまりません!鼻息荒めです←)
ドラゴンゾンビにガーゴイル…あの数で統制のとれた動き…間違いなく祈祷師が近くにいます
(不思議と落ち着く彼の声、気さくで大らかな人柄に触れればつい、自分たちが敵地の最前線にいるということを忘れてしまいそうになるが、空を飛んできたそれが自分たちを迎え撃つための尖兵だとわかれば声にも緊張の色が滲んで。ドラゴンゾンビと呼んだそれは人よりも一回り大きな身体を持ち、背中には一対の翼、そして強靭な四肢を持つ正に伝説上のドラゴンといった風貌でありながら、ゾンビの名前が示す通り身体のところどころは腐敗し骨が見えていたりといった不気味な姿で。そしてそんなドラゴンゾンビの後方では背中に翼の生えた大鎌を持った成人男性ぐらいの大きさの人型の魔物ガーゴイルが5体編隊を組んでいて。理性を持たないはずの魔物たちが特定の外敵の排除に共同して動く、この状況は少し前のソフィアへと至る船の中での状況と同じだと彼の洞察力ならば詳しく説明せずとも理解してくれるだろうと簡潔にそれだけを述べ身構えて。とはいえ、足元は毒の沼地、一方の敵方は翼を持ちそんな地形に左右されない攻めを展開しており対応は後手に回ってしまっている感は否めず。そして何より魔物の中でもかなりの難敵であるドラゴンゾンビの存在が厄介で「…ガーゴイルもあの数が集まると少々厄介ですが、何よりドラゴンゾンビがかなりの強敵です。私の『エンジェル』でどうにか倒せるかどうか……そうです!ルパン、そのファルシオンの剣を使えないでしょうか?ドラゴンゾンビもゾンビとはいえ元は竜ですから竜に対して効果を発揮するその剣ならもしかしたら…」ガーゴイル自体は以前に戦ったゾンビとそれほど変わらない下級の魔物だがドラゴンゾンビは別格だと言い、魔物を浄化する魔導『エンジェル』を用いても一筋縄ではいかない相手だと警戒を促すが、ふとドゼーの竜の盾を一刀の元に斬り伏せた今は彼が所有者であるファルシオンの剣のことを思い出し、使ってみるのはどうかと提案をし)
(/リードなんてそんな、相変わらずこっちが好き勝手にやっているのに付き合っていただいて嬉しい限りですよ。とりあえず今回のドラゴンゾンビを操る祈祷師は今回の物語の鍵を握る黒幕的な人物でして、ここら辺でルパンとエンカウントさせようと思ってますのでよろしくお願いします)
へぇ、真打ち登場ってか。随分とまた悪趣味な見た目だこと
(相手が何者だろうが先手必勝とばかりに怯む事なく突き進むのみ、祈祷師がいるならゾンビの相手より先に大元を無力化すべきと判断したい所だが流石ゾンビを使うだけあって相手はズル賢く人前には出て来ないらしく辺りを見渡しプランAは断念。取り出し構えたワルサーの引き金に固定した指はそのままに眼下に広がる沼の臭気に表情を歪ませる時間もくれなそうとなれば次なるプランを実行するまで、さて空飛ぶ相手を前にどうするのが賢い判断か「お嬢さんにばかり頼っちゃ男が廃っちまうけどよ、エンジェルの力を借りなきゃ厳しいかも…って、そうか。その手があったな。ミラ様、宜しく頼む?」己より敵の正体を知るセリカの冷静な判断を頼りにしつつ気味悪い敵方からの攻撃をまともに受けさせないよう半身を彼女の前へ、八方塞がりかと思いきや素晴らしきお宝を所持していたのだと手を打ち成る程試す価値ありと脳内で女神に祈りを捧げ。ファルシオンの剣をどこまで使いこなせるか正直未知数ではあれど毒からもドラゴン達からも身を守る為ワルサーよりは確実に効果のありそうな剣を振り上げ)
(/ならば祈祷師さんは簡単には倒れん系ですね。心して挑みます…!余談ですが最近バイオハザードブームが来まして、ゾンビならバイオの人すればもっと世界観あったのかと若干の悔やまれ感があったりしちゃってます)
決まりですね、力を合わせてこの状況を打破しましょう!
(ファルシオンの剣にエンジェル、自分たちの持ちうる最大限の力をもってあのドラゴンゾンビを打ち倒そうと改めて決意を固めて。しかし、現状ドラゴンゾンビのみならず物量で攻めてくるガーゴイルも厄介極まりない存在であり、囲まれないようにするにはどうするべきか考えを巡らせればここから見えているお城までの距離を目測で確認し「…今から私はここから一気にお城へ攻め登ります、どのみち祈祷師を倒さない限り敵は倒してもすぐに供給されてしまいますし、それならば後続を呼び出す間もないぐらい早く各個撃破でお城へ辿り着く他ありません!」これまでとは違い、こんな開けた土地では策を弄することも出来ず、かと言って足を止めて迎撃していては物量の差でジリ貧になるのは目に見えており、それならば多少無謀でも先陣として出てきた魔物たちをどうにか処理しつつ前に進む他ないと奇しくも怯むことなく先手必勝で突き進むべきと考えていた彼の最初の考えと一致して。大胆にもそう一方的に宣言をしたかと思えば素早い動きで突っ込んできた先頭のガーゴイルをエンジェルで撃ち落とし、短剣を構えると相手の返事も待たずに沼地部分を避けるようにして駆け出して。すると、こちらの動きに釣られた敵が空中で急旋回し、その背中を追いかけ出して。その結果敵の群れは彼に対して背を向けて背後からどうぞ撃ってくださいと言わんばかりの無防備な姿を晒していて)
(/ですねー、ラスボスの邪神と関係が深い存在なので最終決戦まで引っ張ろうかなーと現状では考えてます。かなりの強敵ですがお互い見せ場作りつつ協力して撃破しましょー!なるほど、そのクロスオーバーも面白そうですね。バイオ世界のゾンビと比べてこっちのゾンビは触手みたいなのも出しませんしどこを攻撃しても倒せるヨワヨワ仕様なので基本的には楽勝そうですが、何らかの形でウイルスに感染して変異したヤバめなドラゴンゾンビとか出てきたりとかもしそうとか妄想が広がりますねー)
とことんやるのが俺様のポリシー
(例えどんなに敵方が強かろうが数が多く無謀だろうが突き進む他選択肢を用意する気なし、懐にしまったワルサーの代わりに構えた剣を持つ手に自然と力が籠り。しかし大量の敵方を前に城へ攻め入るは決して簡単な話でなく骨が折れるのは分かりきった話かと額に滲む汗もそのままにセリカの話に耳を傾け、作戦を立てる暇がないなら真っ向勝負こそ最善の作戦かとニヒルに口元歪ませ「そりゃいい、援護するぜ。どのみち此処で立ち止まっても埒が開かねぇってモンよな」いち早く駆け出した彼女の先手を無駄にするべからず、一瞬の遅れが劣勢を招く場面で四方に張り巡らされた意識で祈祷師の気配を探しつつ、まんまと彼女の作戦に陥った群れの背中を逃すまいとファルシオンの剣を勢い良く振り下ろし先ずは何体かの敵を倒す事に成功、短く口笛鳴らし「やるなぁ、お嬢さん。にしてもこの剣はホントに凄い事、流石女神様が守ってただけあるな」此方のリズムに飲み込めれば勝ちに近付いた証拠とばかりに一気に攻め込み)
(/強敵現る、これは燃えますな。持ちつ持たれつ力を合わせてやってやりましょうぞ!!!突然変異でなんだこれなゾンビが出現したら苦戦は確実ですが、それはそれで見せ場も出来るしなニヤニヤ展開になりそうですよね←ルパンに頑張ってもらいながら色々と知識を蓄えておきます!)
そういうルパンも見事な剣捌きです
(自身の背後を狙うガーゴイルを立て続けに撃破してくれた彼の腕前に、射撃のみならず剣術の心得もあるとは…と感心した様子で。二人の快進撃に取り巻きのガーゴイルはあっという間に全て撃ち落とされ、孤立したドラゴンゾンビを振り返ると、後続を呼ばれる前に打ち倒すなら今と自らの血を白き浄化の魔導『エンジェル』へと変化させてドラゴンゾンビの巨体へ向けて放って。まともに浄化の力を食らい、大きく怯んだドラゴンゾンビだったがやはり一撃で倒し切るまでには至らず、悍ましい雄叫びをあげながら両脚の鋭い爪を振り上げてこちらへと襲いかかってきて)
(/ただ、ルパンだったからこそファルシオンの剣を手に入れるという無理のない感じの導入が出来たというのもあるのでこのコラボも大成功だったと思うのです)
流石に五ェ門には負けちゃうけどな
(敵陣に踏み込む場には似つかわしくない調子に乗った声色で鼻の下を人差し指でちょいちょいと擦り、彼女が先陣を切ってくれたからこそ倒せた訳で改めてチームワークの良さが感じられルパン一味に取り入れられたらどんなに心強いかと想像するは内心に留めておき。城に足を踏み入れる前に時間を取られては痛手となり次なるドラゴンもサクッと倒すべし、魔導だけで倒れなくともファルシオンの剣を前にすればいけるはずと強く握りしめ此方から向かう迄もなく襲い掛かって来たところへトドメの一撃をお見舞いし「さてと、本体がいる限りコイツら倒しても増えちまうんだよなぁ。人の気配がまるでしないってのに…どこに隠れてやがる」一端は目の前からゾンビが消え一息付きたいが祈祷師の姿がなく何処から襲われるとも分からない状況では気を抜く訳にいかないが、一瞬でも途切れた隙を突いて城へと侵入できる手立てはないか辺りに視線張り巡らせ)
(/王女様と泥棒というのがまたロマン感じさせる組み合わせですもんね…!いい相棒になって貰えて良かったです)
この辺りに人の隠れられるような場所はない…となれば、敵は恐らく城の中でしょう。とはいえあの城壁と城門を正面から突破するのは少々難しそうですね…
(人の気配を感じないという彼の言葉が示す通り、祈祷師はおろか城の守備隊らしきものすら見当たらないのが逆に不気味でもあって、見通しがよく広い荒野に祈祷師が隠れるのは難しいだろうと考えるべきで、そうであればやはりあの城壁の内側から敵はこちらを狙っているのだろうと判断すればそう考えを述べて。しかし、敵の居場所を絞り込めたとはいえソフィアの城よりもずっと実戦向きで堅牢なリゲルの城壁と城門を破り内部へ乗り込むのは正攻法では難しそうだと表情を曇らせて。せっかく城に近づけてもそうこうしているうちに後続がまたやって来てしまわないとも限らない、どうにかその前に城内へ乗り込まなければと頭を悩ませていて。一見すれば全く穴の無さそうな強固な城壁だが、素人ではなくその道のプロが見れば一部の壁の質感や地面の違和感、その他の違和感に気付く可能性もあるが果たして…?)
(/ファンタジーでロマンスな感じが出ていてとても良きです!そして、本編の方ですがちょっと侵入経路について丸投げしてしまいました。隠し通路を見つけるのでもロープなんかを引っ掛けられるような場所を見つけたりでも、慎重でも大胆でもどんな形でもルパン三世らしいと思うのでよろしくお願い出来ればと思います!さもないと最悪セリカが魔導で思いっきり城壁ぶっ飛ばすという強硬手段に出なければいけない可能性も出てくるので←)
なぁに、このルパン三世に任せなさいって
(敵方が姿を隠すなら此方から迎え撃てば良いなんていかにも自信過剰な泥棒らしい考えだが足を止めていたって好転はしないし次なるゾンビ達が来るやもしれない、右手の拳でドンと胸を叩いてお任せあれの余裕を見せながら頭はフル回転。オーソドックスに壁をよじ登る方法と思ったがネズミ返しがあった場合厄介な為却下、だが実戦型の城となるといざという時の逃げ道も備えてあるはず。内側から逃亡出来るならば外側から侵入も可能でないかと外壁を慎重に見渡し「ここだけ色が違うって事は……ビンゴ!」飾り気のないグレーに一ヶ所だけ目を凝らせば他と違って見え、かつ叩いてみると音も異なり恐らく先は空洞とおぼしき場所を発見、まさかと思って強く押すと脱出路が姿を現し「用心に越した事はないが、自分達の使う抜け道に罠を仕掛ける間抜けさんはいないだろうし此処から侵入出来そうだぜ」難なく城内に足を踏み込めるのではと細く薄暗い通路に足を踏み入れライト代わりにライターで足元照らし)
(/お任せ頂きましてありがとうございます。我らがセリカ様がゴリラ並みの破壊行為でお城へGOする前に隠し通路なるものを発見してみました!
お城の外観は一応ググってみたりしましたが、これじゃない感がお仕事してたらスミマセン…!完璧なお城っぽいので、その完璧さが逆に仇となったぜへっへーんな感じにしてみました)
こんなところに抜け道が!私の目にはただの壁にしか見えませんでしたが…流石はルパンです、これで中へ入れますね
(素人目で見れば堅固な城壁に侵入を諦めてしまいそうな状況にあっても得意げな様子の彼には頼もしさを覚えて、やがてあっさりと隠し通路を発見したのを見れば、ソフィアの城にもあったようにリゲルの城にもやはり要人を逃がすための退路はどこかに用意されているとは思っていたが、これだけ見つかりにくく偽装されたそれを発見する観察眼は流石は天下に名を馳せる大泥棒ルパン三世だと感嘆の声を漏らし。薄暗く狭い通路だが、彼の言う通り罠が仕掛けられていそうな気配はなく彼の後に続いて慎重にその一本道の通路を進んでいくとやがて一際明るくひらけた場所に出て、そこはどうやら城の大広間、ホールのようで無機質な石の壁に備え付けられた燭台の蝋燭が怪しく揺れていて)
(/恐らくルパンもドン引きするレベルの大爆発を起こすようなことにならずに済んで良かったです←
いえいえ、期待していた通りのルパンらしい活躍をしていただけてとても嬉しい限りです!)
難攻不落の城なんてモン、この俺様を前にすりゃ存在しないのよ
(驚く反応と"流石"の言葉に調子に乗らないはずがなくニシシと歯を見せ笑い空いてる手の人差し指をピンと立て、此方の読み通りやはり通路に罠はなく安全かつ敵方に見付からず易々と城内に踏み込む事に成功。先ずは第一関門突破と喜びたいのも束の間に恐らくこの戦いにおいて最も身の危険のなかったであろう空間はあっと言う間に終了、道が開けたと同時にライターの炎に頼った目が大広間の明るさに慣れる迄暫しの時間を有したが「気を付けろよ、身を隠しにくいこういう広い場所は危険すぎる」城外に姿を見せなかった祈祷師が潜み此方を狙うとすれば見晴らしの良い場所に居る此方が圧倒的に不利であり身を寄せられる物はないか視線を走らせ、守られるだけの存在でないと分かっているが無意識の内に王女を守るべく半身を前へと出し「セリカ、お前さんこの城に来た事は?」見取り図でもあれば最高なのだがと彼女の記憶や知識に期待寄せ、先ずは何処から攻めるが最善の選択かワルサーに手を掛け静かに問い)
(/危ねぇ、危ねぇ←悲しい目をしたルパンが静かに帰らずに済みましたね←
良かったです!!!またしてもバトンタッチな感じになってしまいそうですが、蝋燭が怪しく光る広間だなんて絶対ヤバい雰囲気ですやん!!!)
残念ですが私は外交はおろか政に関わらせてもらうことは出来ませんでしたから、この城のことも何も…
(そもそもドゼーの専横で国内では立場の弱かった王族の身、当然国境を越えて外交などでこちらへ来ることはなかったし、そうでもなければ城へ入る機会などまずあり得ないため城内の構造などについては自分も何一つわからないと彼の期待に応えられないことに申し訳なさそうに瞳を伏せ。しかしここは敵地のど真ん中、いつまでも気落ちしてばかりもいられないと顔を上げればこちらも油断はしないように相手にとっての死角となりうる背後側に注意を向け、背中合わせのような格好になって短剣を手元に構えて。すると広間の中に『よくぞここまで辿り着いた…ソフィアの王女にルパン三世…』と、そんなしゃがれた声が響いて。声のした方向を見れば大広間の奥にある上階へ続く大きな階段、その下に赤黒く所々に金色の装飾の施された祭服に身を包み、生気のない青い肌をしていて、眼球がなく黒く落ち窪んだ中に禍々しい紫光の宿るおよそ人間らしからぬ不気味な特徴を持った老齢の男性がいつの間にか佇んでおり「っ…貴方は…!」その姿には見覚えがあったセリカは表情を強ばらせ、大きく狼狽えて)
(/怪しくてヤバい雰囲気の場所に相応しいヤバそうな奴が現れました←ちなみに容姿のイメージがつきにくい場合作品名とジュダでググれば出てきます)
気にする事はねぇよ。知らないんなら今から調べりゃいいだけの話だぜ
(無闇に動けば身の危険を自ら招く事に繋がりかねないのは事実だが、数えきれない盗みを働いた経験があれば外観からでも大まかな見取り図を想像でき気にするなと首を振り。少しもしない内に背中合わせの状態にて臨戦態勢を取る機敏さや適応能力の高さには舌を巻いたと言っても過言でなく、さあ何処からでも掛かって来いな状況を取った矢先に怪しげな人物がお出ましのようで「へぇ、俺の名前も知ってくれてるとは光栄な事で」セリカの反応からしてその顔色悪き人物は切れ者に違いないが彼女の声から伺える動揺を抑える為にも平常通り軽口叩き、へへっと肩を揺らして笑い相変わらずの余裕っぷりを見せておきながら「お出迎えしてくれたところ悪いんだけど、此処でゆっくりする気はないんでね。無理矢理にでも通して貰うぜ」右手を素早く動かし狙うは眉間、少しでも不審な動きをすれば命はないと真っ直ぐワルサーを構えて)
(/名前ありがとうございます。ググって来ましたがくっそ顔色悪いし、いかにもな悪役の臭いがプンプンする系ヤバい男子ですね←←)
『フフフ…お前の悪名を知らぬ者はこの世にそうは居るまい…よもやお前ほどの男が時勢も読まず王女に手を貸すとは夢にも思わなんだが、優男というのはなかなか難儀な生き物よな』
(当然世界に広く名の知れた大泥棒がソフィアの王女とペアを組んで行動をしているという情報を掴んでいないなんてことはある筈はなく、不敵に笑ったその男はルパン三世という男がこれほどの知名度を持ちながら世に憚る存在となっていること、その実力を認めた上で同時に、この件に首を突っ込んだところで損失はあっても得るものなどないことはわかるだろうと、実利を追わず情に流されたかと揶揄して。そんな余裕すら感じられる態度は銃口を向けられてもなお変わることはなく、正確に急所に狙いをつけられているというのに全く身構えたりすることなく佇んでいるその姿を見たセリカは「ルパン、躊躇わないで、今すぐ撃ってください!」次なる敵方のリアクションや言葉も待たずに炎の魔導を手のひらに発生させ、彼にも攻撃を仕掛けるよう促しつつ『ファイアー』を放って。しかし、どこか焦りの心情に任せて勢いで放たれたようなその一撃は男の元に届くことはなく何か見えない壁にでもぶつかったかのように四散してしまい『…何をそんなに怯えておる?ワシがそんなに恐ろしいか?…それとも、お前が恐れておるのはお前を一度でも狂わせたドーマ様のお力か?』焦燥感、それに突き動かされるセリカを嘲笑うかのような男のその言葉には先般のソフィアの城でセリカが凶行に及ぶに至った事件の裏側に居たのが正に今目の前にいる男なのだと示していて)
(/邪神ドーマを崇拝する教団の司祭といういかにもな立ち位置の強敵なのです。ちなみに上記のロルでは全く攻撃を受け付けてませんが当然無敵という訳ではなく倒す為にはちょっとした謎解きが必要だったりします。なので、最初は簡単なヒントだけ提示しておくのでよければ今後の戦闘ロルの中で手探りで対処法を探してみてください。進行するにつれてカラクリを開示していきますので。最初のヒントは4、8、12の数字です)
はぁい、明けましておめでとう。ルパンはちょっと酔っぱらっちゃったみたいで少しだけ待ってて貰うわね。此処での付き合いももう7年?一番古い付き合いになるわ。今年もどうぞ宜しく。
明けましておめでとうございます、気がつけばそんなにもなるのですね…私にとってもここまでの付き合いの方は他にはいません。今年も変わらぬ付き合いを宜しくお願いしますね
それから、特別な日ですからお酒を飲みたくなるものですが飲み過ぎにはくれぐれも気をつけてくださいと、ルパンへ私からの伝言です
あれま、悪名ってのは酷くないか?
(各地で派手に盗みを働く己を知らない方が珍しいだろうが優男は良いとして悪名は聞き捨てならないと指摘する間も銃口は外さずしっかりと眉間を狙い続け、相変わらずの減らず口も躊躇うなの一言に反応し発砲した…はずが弾は男の眉間でなく背後の壁を撃ち抜く結果となり「おいおい、そりゃねぇぜ…」狙った先を一度でも外した事があったろうか、それだけ目の前の男が強いのだと認識してしまったが最後足元が歪んだかの如く男の放つ恐怖に墜ちてしまいそうな感覚にさえ陥り。一方でセリカの攻撃も虚しく宙に散ったとあらば絶望感にうちひしがれ此処までかと諦めそうに、だなんてルパン三世らしくない正気を保てと自分に言い聞かせ「相手のペースに飲み込まれんな。必ず突破口があるはずだ」いくら相手が強敵と言えども不死身でない限り倒す事は可能、それには先ず自分達が気を確かに持つのが不可欠であり二人揃って男の世界観に嵌まるべからず、落ち着いたトーンで自分にも彼女にもそう言って聞かせて)
(/改めまして、あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願い致します!
ジュダを倒す謎解き…3つの数字に隠されたヒント…平成4年8月12日生まれ?あ、わかった4の倍数ですよね!つまり4回殴った後8回蹴って12回デコピンを食らわせば相手は倒れる。最初の謎解きはこれで決まりですね、きりりっ←)
ええ、その通りです…!遠距離攻撃がダメならっ………!?
(立て続けにこちらの攻撃を無力化され、ともすれば絶望してしまいそうな状況にあったが、彼の絶対に突破口があるという言葉に今一度気力を振り絞り、相変わらず何も仕掛けてくる様子のないジュダへと間接攻撃でダメなら直接攻撃ならばどうかと素早い踏み込みで斬りかかろうとしたが、ジュダは一歩も動いていないというのに攻撃は再び見えない壁に阻まれ、跳ね返されてしまいよろめいて『お前たちがどれだけ足掻こうと、ドーマ様の加護の前には全てが無駄よ…』ルパンの言葉によって芽生えた希望を摘み取るようにジュダは無情にそう言い放つと、手のひらサイズの水晶玉を手元に出現させて不気味な赤黒い閃光を放ったかと思えば周囲に目玉の沢山ついた球体に触手の生えた不気味なモンスターを複数体出現させ二人に向けて突撃させて「くっ…やらせない!」突っ込んでくるモンスターの群れを前に後退はしないという意思を示すようにエンジェルを放って迎え撃って。モンスター自体は数はいてもそれほど強力なものではないようでエンジェルの激しい光に呑まれるようにして大半が消し飛んだのを見届ければ、更に立て続けに放った魔導でジュダ本体を再度狙うが今度は生き残ったモンスターが間に割って入ったことによりその攻撃も届かず)
(/答えがめちゃくちゃアグレッシブで笑いました←4の倍数という点を踏まえて上のロルを読むと……ていうか、これもうほぼ答えですね←)
そう、近くから攻撃してみりゃいけるかもって事だぜ…!
(どうやら気力を取り戻したらしい様子を見ると此方まで内側から湧き出るものがあり、慰めたつもりが逆に慰められたような周囲を巻き込み勇気づける力はまさに王女様の才能と賞するべきとか何とか頼もしい味方に感謝して。遠くから駄目なら近付いてみれば良し、それでも駄目なら次なる手立てをと考えた矢先やはりセリカの攻撃は届かず代わりに出現した気味悪いモンスターには思わず引き攣る表情のまま撃ち落とすが大元を絶たねば埒が明かず。此方から攻め入る事も出来ず間を割られ行く手を阻まれさぞ敵方は満足しただろう、己の策に慢心し油断した隙を逃すべからず、怪物を生み出すのに必要と思われる水晶玉を持つ手ごと使えなくすれば良いのではと目の前のモンスターはセリカに任せ今度は外すまいと狙いを定め相手に悟られる前に肩口辺りに銃口を向け一発撃ち放ち)
(/てっきりリズムに乗ってどつき回すのかと←最初にセリカ→ルパン→セリカの順で攻撃をしたので、このロルのルパンは4回目の攻撃となるからやっと当たる…?的な感じでいけてますでしょうか!?これで無理ならデコピン12連続しかありませんね←)
……!
(ここまでの対処法は全てが空振りで例えるなら分厚い壁にぶつかり続けるような嫌な手応え、しかし不思議と諦めるという感情は湧き上がっては来ず次なる手は…と考えを巡らせていればジュダの背後で隙を見計らってワルサーで狙いをつけるルパンの姿が見えて、完全な不意打ちならばもしくはと考えればジュダにその攻撃を悟らせないように彼へと一瞬の目配せのみをすれば出来るだけジュダの注意を惹きつけるように積極的にモンスターを打ち倒していき『フフフ…足掻けば足掻くだけ苦しみが続くだけだぞ』そんな風にして悪戦苦闘するセリカを見て悪趣味な笑みを浮かべたジュダが指を鳴らすとモンスターがまるで細胞分裂でもするように数が増え、囲まれてしまって。しかし思惑通りジュダの注意は今やこちらに完全に向いていて、そのチャンスを逃さず放たれた銃弾は確実にジュダの肩を撃ち抜いて『ぬうっ…おのれ…』水晶玉を取り落としこそしなかったもののだらんと腕が下がればモンスターは自力で分裂した分も含めてまとめて消滅して「ルパン、やりましたね…!」ようやく攻撃を当てることが出来た。未だになぜ攻撃を当てられたのかカラクリはわからず本当に不意打ちだったから上手くいったのかも定かではないがダメージを与えられたのは大きな一歩といえてルパンへと微笑みかけ)
(/大正解です!セリカ→ルパン→セリカと攻撃した後更にセリカが加えようとした追撃だけモンスターが守備に入ったのが一番のヒントでしたね。攻撃を受け付けないなら守ってもらう必要はないわけですからねー。ともあれ、ここでは二人でジュダのカラクリを解いてトドメを刺せそうという状況になったところでギリギリ取り逃してしまって、それを追いかけていよいよ最終決戦の場へという感じになるかと思います。長かった物語も終わりが見えてきましたね!)
(さて何処から攻撃すれば魔導師本人を攻撃できるやら、一瞬にして此方の考えを悟ったセリカの目配せ受け敵の注意が逸れた隙を突いての一撃は果たして当たったろうか。ほんの僅かな時間が長くなるような緊張感のまま注視すると力なくぶら下がった腕に呻き声、微笑む少女へ頷き返し何がどうなると突然攻撃できたのか一連の流れを脳内で再現し「……そうか、きっとそうだ。セリカ、憶測だがヤツは4の数字に弱い。攻撃が届かない強敵だってのに自分を守るようにモンスターを大量出現させたのが何よりの証拠だぜ」単なる偶然か油断かと思ったが自分を庇う動きがヒントを与えるとは滑稽な、4回目となる攻撃なら当たるなんて不思議だが攻撃できるパターンが分かればこっちのモン「つまり、今からあと3回当たらない攻撃をすれば次は確実にダメージを与えられる」ジュダ見破ったりとルパンらしい不敵な笑み浮かべ、5回目の当たらない攻撃すべくワルサーを構え)
(/やったー!!!ヒントだって勿論分かりましたよ、ほんとよゆーですフッフーんだという嘘の見栄っ張りはさておき最終決戦ですか…!やべぇ、武者震いしてきました)
なるほど…!あの一瞬でそこまで見抜いたのですね!
(確かに言われてみれば最後にこちらの攻撃を防いだのはあの障壁ではなく呼び出されたモンスターであり、モンスターは意志を持ってジュダを守ったように見えた。その違和感の正体をあの一瞬の攻防だけで見抜いた辺り彼の洞察力は大したものだと感心し、この勘の鋭さがルパン三世の強みの一つなのだろうと考えれば彼が味方で良かったと改めて思えて。タネが割れてしまえばなんてことはなく、今度こそはタイミングを見計らって決定打を…と奮い立つが当然ジュダも仕掛けがバレてそれで終わるようなたまではなく『たったの一度でワシの秘密に辿り着いたのお前が初めてだ、ルパン三世…ワシはどうやらお前を侮っていたようだ…だが、これで終わりではないぞ…ゆけっ、我が娘達よ』謎は暴かれ既に丸裸も同然の状況下でも不敵な笑みを浮かべるジュダはそう言い放つと指をパチンと鳴らし、すると何者も隠れる場所はなく気配も無かった空間から突如として顔に生気のない二人組の女性が現れ「ルパン、後ろです…っ」その二人組は彼にとっての死角から何か仕掛けようとしている、その危険を知らせるべく声を上げたのとほぼ同時に、二人組はセリカのものをゆうに上回る威力の激しい炎の魔導を放ち)
(/そうなんです、長いようで短かったこの旅もいよいよ終わってしまうのです!この物語がどんな最後を迎えるのか今からとても楽しみですね)
(/
こんな変な憶測、実際に攻撃が当たるまで自信なかったけどよ
(4のターンのみ攻撃が当たる法則を見破ったとて不思議だと首を傾げ、はて不思議だが無敵と思われた敵にも弱点がありそれを見抜けただけで今は良しとするかと頷き一人で会話したみたいになり。あの謎の壁がなくなるタイミングがあるならこっちのモンと続け様に攻撃態勢に入り負け惜しみともとれる発言に対しても余裕の様子「そぉんなに誉められちゃ照れるっての……ありゃりゃ、これはまた顔色の悪いお嬢さんだこと」死角を見張るセリカの声に反応し振り返ると真打ち登場で、これまた女性に対し紳士的な振る舞いをする己としても引いてしまう生気の無さにせっかくだから美女が良かったなんて不謹慎な溜め息一つ、恐らくこの混乱に乗じてジュダは逃げ切る魂胆と分かっていても此処で二手に分かれるは危険すぎる為祈祷師は後回しに今は目の前の娘達と対峙するとして「セリカ、一気に片付けちまうか」頼もしい王女に一声、予想外な炎に驚き避けつつ反撃に発砲して)
(/ひゃー、最後まで気が抜けず楽しみです!一山越えてまた山があってと、盛り上がりが何度もあって最高すぎるので映画化しましょう!)
…っ、そうですね。ですが気をつけてください、彼女達は魔女…ドーマへ生贄に捧げられ傀儡と成り果てるのと引き換えに人並み外れた力を得ています
(送り出された刺客、そちらに気を取られた隙にその場から逃げ出すジュダの姿が視界の片隅に映って、ここは二手に分かれて自分だけでもジュダを追うべきか一瞬悩んだが、目の前に現れたのは魔女と呼ばれる人間性を失いドーマの為にのみ力を行使する危険な存在。それを一人で相手にするのは中々リスクのある行動と言えて、何よりあの狡猾なジュダのこと、逃げていると見せかけて罠を用意している可能性もゼロではないだろうと考えればここは単独行動をするべきではないという判断し彼の意見に同調して頷き魔女二人へと対峙して。彼の放った銃弾はギリギリ魔女の急所を外して肩を撃ち抜いたが、まるで痛みなど感じていないように『ドーマ様に逆らうなんて…悪い子ね』なんて抑揚のない声で口にして次は相手目掛けて上から雷を落とす魔導を放とうとして。一方でセリカはもう一人の魔女の前に立ち、純粋な魔導での戦いでは不利と見るやどうにか接近しての戦いに持ち込もうと魔導を牽制として撃ち合いながら間合いを見計らっていて)
(/苦難に屈せず楽しんでくれるあなた様とだからこそ出来ることなのですよー!映画化したら三部作ぐらいにはなりますね間違いなく←)
悪魔に魂を売ったって事か
(普通に暮らせる環境にいたなら美人だったろうに勿体ないなんて場違いな空想に耽る暇はどうやら無さそうで、セリカの忠告を聞き成る程確かに肩を撃たれたとて一切気にせず続けて襲い掛かろうとする様は魔の力かと驚くばかりだが、何かを放とうとする様子に身構え頭上でチラッと光るものを察知し身体を横へ。壁に沿うようにして間一髪のところで雷を避け鼻先に感じた焦げ臭さの元を探ればジャケットの裾が少しばかり黒焦げに「あーあー、お気に入りが焦げちまったか。撃っといてアレだけど、女性相手はやっぱり気が引けるなぁ」どうにもこうにも言葉で説得し戦いを回避できる相手ではないかと肩をガックリやれやれ不本意ながら本気を出さざる得ないようで、元より銃を使う身としては接近戦は不慣れと言えど魔導に関する知識が乏しい己にとって距離を保ったままの方が厳しいかと判断するなり床を転がり一気に相手の懐へ潜り込み、立ち上がるや否や至近距離にて銃口突き付け「この距離じゃ外さねぇ。降参するなら今の内だぜ?」普段より幾らか低いトーンで告げて)
(/長年のお付き合いあってこそですもの、これが愛というものですわよ!←感動の長編ストーリーですね、素晴らしいです←)
悲しいことですが…これがドーマを崇拝する者たちのやり方です…私もあの時ルパンが来てくれなければこうなっていたことでしょう
(彼が魔女を追い詰めたタイミングでこちらも魔導に特化した魔女との撃ち合いに力を消耗しながらも、刹那のタイミングで懐へ飛び込み短剣の一撃によって斬り伏せていて。ジュダの娘だという彼女たち、自身もドーマの力により自我を失いかけたあの時、彼が救ってくれなければ自分にもこの二人と同じ末路が待っていたかもしれないと思うと、恐ろしさと同時に彼女達への憐憫の気持ちも溢れてくるようでなんとも複雑な心境でその亡骸を見下ろしていて。一方で彼に銃口を向けられ絶体絶命の状況にあるもう一方の魔女は、そんな状況にあっても決して狼狽えた様子はなく身の保身など一切考えていないかのように、ジュダのためドーマのためその身の一切を捧げるかのように至近距離で彼に向けて更なる魔導を撃ち込もうと手のひらに炎を収束させていって「…!」彼女たちは人であって人ではないドーマに殉ずる存在、そしてそんな彼女達から見れば自分たちはそのドーマに仇なす敵であり、わかり合うこともましてや降参などあり得ないことで。それでも女性に優しい彼のほんの一瞬の降参を認めようとする慈悲、その一瞬の間を見逃さず魔導を放とうとする魔女の背後から駆け寄り短剣で斬りつければ、彼女は倒れぎわ最後の抵抗として魔導を放ったがそれは見当違いの方向に飛んでいって壁を粉砕し、そのまま事切れて)
(/まさか無登録で行き当たりばったりのやり取りをしていた自分たちがこんな大長編ストーリーをやることになるなんて夢にまで思いませんでしたよ。本当なんでも出来る最高の二人ですな←自分の技量ではもしかしたら難しいかなとか不安もあるんですが今度はそちらの提供するキャラの世界観に巻き込まれてみたいなとか思ったり…
そしてこっちはここまでの本体会話の流れとは別件なのですが、なんとなくルパンのキャラ的に女性を撃たせるのは酷なのかなとか思ってセリカを出しゃばらせちゃいましたが、声色が低いというのが女性だろうと撃つという覚悟を示しているのかなとか思ったりもして悩む部分もあったので、問題ある場合はセリカが介入するより一手早く眉間撃ち抜いたとかそんな感じで補完していただければと思います!)
…いや、俺が居なくったってセリカはこうならない
(痛みだとか人間らしさを忘れ得た強靭さと忠誠心は全てドーマによるもの、悲しいかな彼女達を戻す手立てはなさそうだがセリカが同じ境地に至らなかった事は大きな救いであると同時に悪魔に身を捧げなかったのは彼女自身の強さでありましては自分の力ではないのだと首を横に否定し。いくら傀儡と言えど流石に自身の命に関わる場面に直面すれば退いてくれるはず、なんていかにも女性相手の優男らしい甘い考えは掌に浮かんだ炎に打ち消され、至近距離からまともに魔導を浴びる訳にいかず例え女性だろうと容赦ない早撃ちガンマンなら…と相棒の姿が頭を過ったところでワルサーは間に合わず「…セリカ、一緒にいる男がこんな情けなくて悪いな」背後で聞こえた破壊音に思考が引き戻され状況把握に頭が追い付かなかったのも一瞬の事、中途半端に紳士ぶった性格に邪魔され心優しき少女にやらせてしまったのだと頭を垂れ)
(/間違いないです!ロルの書き方どころかロルが何かも分かってなかったヤツがこんなガッツリ物語を紡げるようになるなんて、我ながら成長したと思います←今回の逆パターンだと私の技量が心配すぎるし世界観が壮大な作品を存じ上げず手汗やばいですが、何でもやりたい人間なので良い作品がないか考えねばですね…!
うわぁぁ、此方の拙いロルから考えて下さってありがとうございます。そしてまさに考えていた展開だったのでセリカちゃんに感謝、主さまには運命を感じております←女性相手だと撃ちたくないので普段のおどけたキャラと反して脅すように話せば降参してくれるかなとの願いを込めた声色の低さだったのです。ここまでちゃんと書かなかったのに汲み取って下さってありがとうございます!)
間に合って良かった…今度は私がルパンを助けることが出来ましたね
(僅かな差で無事に危機を乗り越えることが出来て、怪我などもなさそうな彼の姿に深く安堵して。ここへ来るに至るまで彼にはずっと頼りきりで助けられてばかりで、そんな彼を今回は自分が助けることが出来たことが嬉しく思えて、お返しができて良かったと思っているし落ち込んだり負い目を感じる必要なんてないと言わんばかりに穏やかに瞳を細めて。短刀を仕舞いながら、ジュダが逃げていった城の地下へと続く階段の方をチラリと見やり、この先に恐らくは今回の元凶でありリゲルを統べる神であるドーマが…と考えれば自然と気が引き締まり「さあ、後を追いかけましょう。落ち込んでいる時間はありません」ジュダがまた何か企む前に今度こそ追い詰めなければとそんな使命感からそう促して)
(/すごく懐かしいですね!そんな時期もありましたっけ…いやはや、努力の賜物だと思いますよ!
世界観は壮大でなくてもどんな設定でもやりたい事に巻き込んで貰えれば…と、まあこれじゃ丸投げもいいとこなんで実際にどうするかはまたゆっくり話し合いましょー
それなら良かったです!出しゃばり過ぎてもいけないし、かといって展開任せになってもいけないなと割と悩んだのですがそれが聞けて安心しました。まさに運命的ですな←)
ありがとさん
(これまでの間に傷の手当てだったりセリカに助けて貰った回数はかなり多いと思うのだが、自分も役に立てて良かったとホッとしたか喜んでいるかのように見えて、女性相手に気が進まず情けなかったが助け合うのはお互い様という事にさせて貰うとして。視線を追い掛け階段から先の見えない暗闇に突き進む以外選択肢はなく、ワルサーを定位置に収め空いた両手でパチンと頬を挟みうじうじした空気は自分らしくないぞと気合い入れ「だな。さっきの顔色悪いオッサンに挨拶しないと」王女の呼び掛けに頷き返し、ざっと見渡した限り他の道はないと見ればジュダが罠を仕掛けている可能性も大いに考えられ、何者かが現れた時に備え再び愛用の銃を片手に一歩ずつ慎重に足を踏み出し)
(/そんな風に言って頂けると照れますね。今となっては遠い昔の話、若かったですね←
いえいえそんな、現状こちらが丸投げ状態なのでその点は問題ナッシングです。セリカちゃんとルパンくらい相性バッチリなキャラが見付かると嬉しいですね!
こんな風に考えてます~って先に言えよな状態でしたが、主さまと私の仲を信じて託しちゃいました←運命の糸びんびんです←)
(罠があるかもしれない、そんなことは恐らく重々承知であろう彼だがそれでも尻込みせずに慎重に、それでいて自ら先だって歩き出してくれることには感謝しかなくせめて危険を早めに察知して対応出来るようにとこちらも背後には特に注意を払いつつ古びた石段を降りて行き。何らかの仕掛けや罠の存在は正直覚悟の上だったが、そんな考えに反して特に何事もなく石段を降りた先、長い廊下を通り抜けた先にさっきのお城のホールよりも更に広大な空間が広がっており奥には大きな祭壇のようなものが置かれておりその前にジュダが立っていて『よくぞここまでたどり着いたものよ…お前たちのような者こそドーマ様の生贄に相応しい…ドーマ様は苦しんでおられる、そのお身体を維持するためにはより多くの人の魂が必要なのだ』大きな祭壇、その奥に鎮座しているのは真っ赤な単眼が額に輝く巨大な竜で、それこそがドーマなのだろう。その身体はところどころが腐敗しているように見えて神と呼ぶには痛ましくまるでドラゴンゾンビのような姿をしていて「そんな、あれがリゲルを統べる神ドーマの姿だというの…」リゲルの民により神として崇められてきたはずの存在のそのあまりにおぞましい姿を見たセリカはショックを隠しきれないようで絶句をして)
(/なんせ7年の歳月ですからねー、当時のトピを見ると色々やってたなーというのが正直な感想ですね
あなた様とならきっとどんな組み合わせでもバッチリ上手くハマるのです!もしも実際にやるとなったら相変わらずこちらは提供できるキャラの幅は狭いですけどその中からでもそちらの提示してくれた世界観に特に合いそうな子を用意させていただきますね
いやいやそれでいいのですよ、何もかも筋書き通りだと面白くないですしある程度は返す側の裁量に任せてアドリブで進めていくのがなりきりの楽しさだと思うので!無数の選択肢の中からあなた様にとっての正解をバッチリ引けたのは我ながら誇らしいです←)
(拍子抜けな程に罠も刺客もなくあっさり辿り着いた広間らしき場所に待ち受けるは如何にも邪神といった見かけの竜に先程の顔色悪い男、セリカの話ぶりから察するにこの朽ちかけの竜こそがリゲルを闇へ葬りジュダの娘達を痛みの感じない殺人マシーンへと変えた張本人らしい。ただの銃では歯が立つ相手でなかろうとワルサーは懐へ、代わりに女神から授かった聖剣をいつでも振り上げられるよう握り締め「そりゃアンタみたいな顔色悪いオッサンばっか毎日見てたら苦しくなるっての」表面上はあくまでルパン三世らしく余裕綽々に、一見攻撃の当たらない男だってカラクリが分かれば捨ての攻めを3回挟めば良いだけ「セリカ、あの竜がどんなに怖くっても構わない。だが俺達はソフィアを救うってデカい使命を背負ってるって事だけは忘れんなよ?」勿論志し半ばに逃げ出す人でないのは重々承知の上、恐らく先程同様にゾンビ達を召喚し行く手を阻むであろうジュダへ先ずは届かない攻撃第一発とファルシオンの剣を振り上げて)
(/恥ずかしすぎて見る勇気ないです(笑)
幅が狭いのは此方も同じなので、その中からええ感じな人を探してみせます!!
たしかに、大雑把な流れを用意して細かい点はアドリブで成り行きに任せるのは楽しいのです!主さまだからできる、主さまにしかできない技でございますよキャッキャッ←)
…わかっています、それに私は恐ろしくなどありません。これでようやく全てに終止符を打てるのですから
(勇気を奮い立たせるかのような相手の言葉を瞳を閉じて聞き入り、そして一つ息を吐いてから短剣を構えると勝利を確信しているからこそ恐れなどないと力強く言い切って。そんな二人のやり取りを見ていたジュダは『愚か者め…人は心が弱く醜い生き物、故に神の絶対の力による統治がなくばこの地から争いは無くならん、ドゼーのような小悪党が跋扈する世は変わらん。だからこそドーマ様の下にこの地と人々は一つとならなければならぬ、それこそが我らが真に目指すべき道なのだ、それが何故わからん』神の力による支配の必要性を説きつつ、それを解さずに尚も抗うことが嘆かわしいとでも言わんばかりに見えない壁によって阻まれるルパンを尻目に再び目玉と触手のモンスターを呼び出して。そんな主張を真っ向から否定するようにジュダの呼び出したモンスターをエンジェルによって複数体薙ぎ払うと「わかっていないのはあなたです。ドーマは長い何月を経て狂い果ててしまっている…あれはもはや人々を律し導く神ではなく人々に仇をなす邪神です。……今になって思えばミラ様にもその兆候はありました…何もしなくても与えられる恵みに堕落していく人々、それでも求められるままにミラ様は恩恵を与え続けた…ソフィアの王宮の腐敗から全ては始まっていたのです」理性が壊れた神による大陸の統治はもはや望めない、ドーマの荒れ果てた姿を見た瞬間にそう確信を抱き、同時にミラが自分たちにファルシオンの剣を託したのも同じ神であるドーマの凶行を止めて終わらせてほしいというメッセージだったのだと理解し物悲しい気持ちになり「私たちは神に縋り過ぎました、今こそ私たちは自分の足で立ち上がらなければいけないんです。その為に託された旗印は今、私たちの手にあります!」しかしいつまでも悲しんではいられず託された想いを無駄にしないとルパンの手元のファルシオンをチラリと一瞥してからジュダへ一直線に接近し、モンスターの触手に絡めとられ身体の自由を奪われながらながらも短剣による一撃と更に続け様の炎の魔導による一撃でジュダのドーマの加護をどうにか打ち破るも、進撃はそこまでで完全にモンスターの触手により雁字搦めにされてしまったためジュダへのトドメの一撃は相手に託し)
(/たまに自分で読んでて頭抱えて転げ回りたくなる部分とかあったりするので見ないこと推奨です←
誰が出てくるのか楽しみにしていますね!
相変わらずの褒め上手…ぐぬぬ←)
あぁ、けりをつけようぜ…!
(まだ若いお嬢さんだと侮っていた訳でないが邪神を前に抱く感情が恐怖でなく勇気ならば彼女は間違いなくこの壁を突破できる、そう確信できるだけの材料は今までの旅路で既に得ており、奮い立つ王女に遅れを取るべからずでカラクリさえ分かれば痛くも何ともない見えない壁へと攻撃仕掛け「その竜がすごい神様だってのは分かったが、俺みたいな悪党は誰かの支配下に身を置くのは苦手でね」大演説よろしく神様云々語るジュダの言葉を右から左へ聞き流し攻めの回数を頭に刻み、気味の悪いモンスターを一手に引き受けるセリカへ感謝しつつ相変わらず不思議な魔力で無効となる攻撃も今でやっとこさ三度めを終えたところ、いくら邪神が近くに居たとて4のターンは攻撃が届く不可思議なルールに変更はないはずだし逆にあっては困ると一気に駆け込み距離を縮め「さて、チェックメイトだ。お前さんの人生に終止符を打ってやる」自然と力の籠る右手でファルシオンの剣握り締め、いよいよ追い詰められたと言うに不敵な笑み浮かべたままのジュダへ躊躇う事なくトドメの一撃お見舞いすべく心臓狙い一直線に剣を突き刺し)
(/ぐぬ、それは逆に怖いもの見たさも働きますが絶対に見ないぞ←
私も楽しみです!ドンピシャが見つかりますように!
思ったことを述べたまでなのです!ジュダさんにトドメをぐっさりしましたが、あっさりすぎたり早すぎたりしたら刺さったと思ったのにまさかの展開もアリですので、ええ感じにお願い致します)
『ぐあっ…ば、バカな…ドーマ様…お許しを…』
(ルパンの振るったファルシオンは確実にジュダの身体を捉え、ファルシオンの一撃にジュダは吐血すれば最期までドーマへの忠誠を口にしながら息絶えて。残る敵は既に理性を失い周囲に災いをばら撒くばかりとなったドーマのみで。永きにわたった神による統治の時代を自分の手で終わらせて人による世を拓く、それがここまでやってきた自分の責務だと自らの心を奮い立たせては、破滅へと向かう身体の崩壊が始まって尚も強大な力と威厳を感じさせるドーマに対峙して剣を構えれば、ドーマは自らを滅ぼさんとする脅威に対し一喝するかのように咆哮を上げれば同時に激しく地面が揺さぶられて「…っ!?」そのあまりの衝撃に立っていることが出来ず、堪らず地面に伏せれば地下にある祭壇は古くところどころが脆くなっているのか天井の一部が崩れところどころに瓦礫が降ってきて目の前にも大きな塊が降ってきて、ドーマの圧倒的な力にハッと息を飲み『力…力こそが全て…』祭壇の奥に鎮座していたドーマはまるで地を這うようにズズズと音を立てて近寄ってきて)
(/ここは過去は省みずとにかく未来志向でいきましょ←
ジュダは引っ張りすぎなぐらい引っ張ったのでここらで退場で良きだと思います。そしてついに最後の敵であるドーマを動かしました。泣いても笑ってもこれが本当の最終決戦ですぜ←)
(最後の最後まで信じて止まない邪神の名前を口にする様を見下ろし、あんなものに縋る神経が分からない自分もまたジュダから見れば理解しがたい存在なのだろうと息絶える様子を黙って見送り。さて残るは神様討伐のみ「さぁて最後の戦いに挑むか。いつまでも自分の時代だと勘違いしてたら痛いぜ?」相変わらず止まらない軽口叩き相手が何者だろうと構わない、国を救う為遥々頼りに来た少女を支え何なら国ごと丸っと盗むくらいの大胆さで切り抜けるだけとファルシオンの剣先向けたが、いざ最終決戦へと踏み込もうとした途端襲われた揺れに動きを封じられ片膝つき状況を伺うしかなく「セリカ、ドーマってのはどうやって倒せる?ファルシオンをぶっ刺せばいいのか?」運良く瓦礫の直撃は免れ床に刺した剣を支えに立ち上がって這い寄る怪しげな竜から逃れるよう二三歩後退り)
(/未来志向、なんてカッコいいのでしょう…!←
ひゃー、ついにラスボス戦来ちゃいましたね。外見を調べようとググったところ緑色っぽいポニーテールにとんがり耳の男性キャラが出てきたのですが、ドーマは竜でありつつ人間の姿にもなるのでしょうか?)
ええ、恐らくはですが…どの道あれほどの力を持つドーマに対抗しうる力はファルシオンの他には考えられません、最後の最後で分の悪い賭けに付き合わせてしまうのは心苦しいのですが…
(ヨロヨロとどうにか立ち上がり体勢を立て直したものの、地を揺るがすほどの恐るべき力は正に力を司る邪神の呼び名に相応しいもので、それを実際に目の当たりにすればファルシオンの剣をもってしても人に太刀打ちのできる存在なのかという想いが鎌首をもたげるが、もはや後には引けずファルシオンの剣による一撃が確実にこの戦いに終止符を打つ為に必要なのだと自分自身にも信じ込ませるような口調で彼の問いかけへと答えて。不確かな情報にも尻込みするような人間ではないとここまでの付き合いで彼という人間を理解したつもりではあったが、それでも確証をもって答えられないことを謝罪せずにはいられず、その上で改めて一連托生の気概をもって共に戦い抜いてくれることを望んで「…とはいえ、正面から力押しはこちらが不利です、どうにか隙を窺わなくては」迫るドーマの巨体へ向けて少しでも目眩しになればと『ファイアー』を撃ち込んだが、まるで怯んだ素振りも見せずに鋭い爪を振りかざし襲いかかってきて、それをギリギリで避けるがその一撃は地面を大きく抉り取って)
(/これぞ言葉だけそれっぽくしておけば何となく真っ当に聞こえるでしょ作戦です←
ですね、基本は竜ですが人の世を統べる神として人型の姿もあるという感じです。ちなみに物語ではドーマは最初から邪神であるかのような描かれ方をしていますが実際は人は厳しい環境で試練があってこそ成長出来るものだという理念をもってリゲルを統治してきた立派な神だったりします。公式設定では長い時を生きすぎた竜族は理性をなくして獣化してしまうらしく、ドーマの現在の状態は正にほぼ獣化している状態ということになりますね。人型の姿は彼らの理性部分という解釈も出来ますね)
分の悪い賭けほど勝ちがデカいんだぜ?
(狙った獲物を確実に得るべく綿密な計画を立てるは必須といえど物事には想定外が付き物、しかもそれを振り切り得たものの方がデカい。この状況を楽しんでると言えば不謹慎だと叱られるだろうか、神と崇められ災いをもたらす竜を前にしても怯むどころかニヒルな笑みさえ浮かべ試しに撃った銃が当たらずとも落胆せず次なる作戦を練るべくセリカの元へ「なぁ、遠くからお前さんのファイアーでヤツの気を引き付けてくれられるか?」距離を保った場所から放つ『ファイアー』に意識集中させた間にファルシオンを持つ己が懐まで忍び寄って串刺しにするといった無謀に近しい策を伝え、疑問符で問いつつYES以外の返事は受け付けないスタンスにて抉り取られた地面に足元掬われないよう注意払ってドーマまでの距離を目測して)
(/その作戦すてきです←さすがです←
なるほどです。立派であるが故に暴走もしちゃった感じでしょうか。厳しい環境でだなんて、神様ストイックですね。)
ええ、無論です。私の全力をもってドーマの注意を惹きます
(どんなに不利でも危険でも目の前の神を倒す為ならどんな分の悪い賭けでも乗る、彼のそんな意思をハッキリ本人の口から確認すれば当然こちらも悩む必要はなく、彼の提示した作戦にこちらも全力で乗ることに決めて力強く頷き。とはいえこちらの下級の魔導など全く意に介さないドーマを引きつける為には『ファイアー』のような小さな一撃では到底不可能、そう考えては更なる上位の魔導を用いる他なさそうだと決意を固め拳を強く握ってドーマの方を見やれば「ドーマ!こちらを見なさい、私が相手です!『ライナロック!』」短剣の切先を真っ直ぐに向けながら声高にそう言い放つと自らの血をこれまでのファイアーよりも一層激しい炎へと変換し、一つ一つがファイアーよりも大きな火球を5つ同時に生成し、それらをまとめてドーマへ向けて放ち。先程までとは比にならない強力な魔導に流石のドーマも無視することは出来ず、身構えるが放たれた火の球は直接ドーマへと向かわず足元の地面に潜り込み、大爆発と共に巨大な火柱にドーマを飲み込んで)
(/よせやい、照れますぜ←
そういうことですな、そしてストッパーとなる者も周りにはなくって感じです)
頼んだぜ…!
(作戦と言うには幾分かスマートさに欠けるがじっくり考える余裕はないから仕方なし、とはいえ焦りで早まってはならず鬼退治ならぬ神退治へ繰り出すは王女様と泥棒だなんて随分とロマンチックな組み合わせとか云々考える余裕だけは持ち合わせており。全面的に信用し身を削り囮として力を貸してくれるセリカの攻撃を無駄にすべからず、ドーマが火球にすっかり気を取られる間にと地震のような揺れで崩れた瓦礫を利用し身を隠して忍び寄り炎に包まれた竜まであと一歩「火加減はどうだ?これで終わりにしようぜ!」ファルシオンの剣掲げた瞬間脳裏に浮かんだ美しい女性は自分が造り出したミラのイメージだろうか、女神の口から"ありがとう"の類いが聞こえた気がするのは勝手なイメージといえど流石におこがまし過ぎるやも、しかし相手が誰であろうとレディの為に戦えるのは男の喜びであり確実に仕留めてみせる。振りかざした剣を竜の心臓めがけ深く深く突き刺した命運はいかに)
(/うふふ、やめません←だって貴方は私の運命の人ですもの←
ストイックな神様めがけてやってやりましたが、これまたいつもと同じ感じでもう一山じゃぁぁぁとなりしたら回避可能ですので!)
『グオオォ…』
(彼の手の中の宝剣は激しい炎にも全くびくともしなかった邪神の鱗を容易く裂き、身体へと深く突き立てられていて。ドーマはまるで断末魔の叫びをあげるかのように額の大きな一つ目から激しい閃光を放ち、あらぬ方向へと向かって飛んでいったそれは天井から壁を横一閃に薙ぎ払い大爆発を起こし、その一撃を最後にドーマは動かなくなって。その直後辺りが振動を始めて、さっきの強烈な一撃が原因でいよいよ脆くなっていた地下が崩壊を始めたのかもしれないと考え「ルパン!ここから急いで脱出しましょう、ここに居ては崩落に巻き込まれてしまいます」戦いの終結の余韻に浸る間もなく、まずはこの場を離れなくてはとさっき降りてきた階段目掛けて走り出すも、目の前を上から降ってきた巨大な瓦礫が塞ぎ足を止めて「くっ…出口が…!」来た道を戻るという選択肢は必然的に奪われ、これはマズいことになったと眉を顰め)
(/うっ…悲しいかなそう言われると単純な子故に嬉しくて言い返せない…←
最後までナイス連携プレイでした!ドーマは倒せましたが次なる困難という感じで大脱出劇の始まりですよ←二人で協力して脱出というのもいいですが、別行動だった一味たちが合流なんてのも美味しいですね…というわけでそこはお任せします←)
(どうやら邪心に勝った余韻に浸る時間は与えて貰えずこのままでは生き埋めになりかねない状況に、何とかして道を探したいが竜が大暴れしてくれたおかげで辺りは酷い有り様と化し瓦礫をどかそうにも重く持ち上がりそうもなく八方塞がりかと溜め息ついたタイミングで隙間から何か光る物が見えたかと思うと奇声とも取れる声に続き『…また詰まらぬ物を斬ってしまった』のお決まりのフレーズが。出口への視界が開けた先には次元、五ェ門の姿があり「五ェ門、助かったぜ。さてと、んじゃ脱出といきますか」例え困難な戦いでも不利な立場でも気付けば自分達のペースに変えてしまうのが自由気ままな泥棒の強みとか、はぐれないよう然り気無くセリカの手を引き救出に踏み込んでくれた仲間達に続いて屋外目指す背後では今にも全て崩壊する勢いで崩れ落ち天井か轟音を上げ、次々現れる敵を倒したとて暫く落ち着けそうもないが障害物を斬り道を開く侍がいれば何ら問題なしと二人の後を追い掛け)
(/単純こそ正義です!きりり←
脱出劇はナイスアイディアすぎる主さま案を頂きました!瓦礫だろうと何だろうと斬鉄剣にお任せあれです!)
すごい…あの瓦礫を剣で斬るなんて…正に達人の技ですねっ……と、感心している場合ではありませんでしたね
(2人がかりでもとても動かせそうにない瓦礫が一瞬で真っ二つになったのを見て目を見開き、これが話に聞く五ェ門の剣技かと断面まで綺麗な瓦礫と五ェ門とを感激した様子で交互に見やるが、相手の言葉にハッとして今は何よりここから脱出することを最優先にしなくてはと思い直し進行方向へ向き直り、地上へと続く階段を3人で駆け上がっていくが階段を登り切った地上への出口が城内の天井などから崩れ落ちたであろう石材の欠片などが詰まって蓋をされており「これぐらいの瓦礫なら…!」さっきのものに比べれば見るからに体積もなく一つの巨大な塊ではなく小さな瓦礫の集合体ならば自身の魔導でもどうにか破壊する余地もあると足を止めず真っ直ぐ駆け抜けながら渾身の『ファイアー』で瓦礫を吹き飛ばし一気に地上へと飛び出していくと再び上から巨大な塊が降ってくるが、これはきっと彼の頼もしい仲間がなんとかしてくれると安心感があって)
(/物事は全て、出来る限り単純にすべきだとアインシュタインも言ってましたしね←←←
物語のラストにはやっぱりお約束は必要かなと思いまして←うちのセリカも結構出たがりなので見せ場一つ奪っちゃいました←)
五ェ門と斬鉄剣が揃えば大抵のモンはあっという間に真っ二つってな
(瓦礫の鋭い切り口に相変わらずいい腕っぷしだと関心、両手で作った丸をぱっかり二つに割って流石は五ェ門だの頼りになるだの大喜び。地上への道が見え始め薄暗い城内での大暴れも終わりを告げ、今度はセリカの魔導が大活躍する様を口笛鳴らして見物し此処はルパン三世の出る幕無しと相棒の次元と共に足を進めながらの暫しの休憩タイム。間もなく城とサヨナラ出来る頃合いに降ってきた瓦礫は勿論すかさず反応した五ェ門により瞬きする間もなく障害物と呼べない大きさへと消え失せ、無事脱出に成功し斬鉄剣を収めた侍は少女へ向き直り『某の任務はこれまで。セリカ殿、また必要とあれば力を貸そう』深々一礼残し何処かへ走り出した姿は直ぐに見えなくなり『俺も帰るとするか。ルパン、今度酒でも奢れよ?』なんて冗談か本気か分からない言葉を掛けながら待機させておいた馬に跨がりガンマンも立ち去って。かつては城だった瓦礫の山をぼんやり眺め全て終わったのだと達成感よりしんみりした気持ちになりそうで、咥えた煙草に火を付け吐き出した長い煙りが消える迄を染々見つめて)
(/ここでまさかの大物の言葉を引っ張り出すなんて主さまの物知り、さすがですわね←
いやもう流石の一言に尽きます!セリカちゃんよナイス!最新作テレビオリジナルストーリーとかって金◯ロードショーで放映確定です←)
……全部終わりましたね、これも全部ルパンや一味の皆さんの協力があればこそです。本当になんとお礼を言えばいいか…
(彼の仲間たちの活躍もあって無事に最後の窮地を乗り越えて城の外へ無事に辿り着くことが出来、それを見届けるとこれで仕事は済んだとばかりに風のように去っていってしまったルパン一味の面々の背を見送れば、影でこの国の未来の為に戦い続けてくれた彼らへ結局ちゃんとお礼を言うことは出来なかったなと思い。せめてここまでずっと自分と共に危険な旅路に同行してくれた彼には感謝の想いをしっかり伝えなければと思うのだが、いざ全てが終わってみれば自分の内の溢れんばかりの想いを伝える為の言葉が見つからず彼の正面まで行ったところで自らの胸元で手を握り瞳を伏せて。しかし、戦いは終わってもソフィアの王族として、リゲルとの争いに終止符を打った者として戦争によって荒れた国の復興などやらなければならないことは沢山あっていつまでも喜びに浸ってばかりもいられず、何より気ままな泥棒稼業へ戻っていくであろう彼に今後の自分の立場や国における役割も考えれば、公式の立場で感謝を告げるのは難しくなるだろうしお礼を言える機会は今を置いて他に無いと自らへ言い聞かせれば「ルパン…いえ、ルパン3世」意を決して顔を上げて視線を合わせるとその名を呼び)
(/ちなみにこの言葉の他はすごい大物ってことぐらいしか知らないです←
出しゃばり過ぎって思われなくてよかったです!そんな大長編作品ももうエピローグですねえ…)
礼なんていらねぇって。それに、お前さんにとって本当に大変なのはこれからだろ?
(自分達の仕事は済んだと退散していった仲間にしろ当然このまま立ち去るつもりの己も随分と欲のない泥棒になったものだと肩を竦めて笑い、堂々と宝石を盗んで帰った不二子の一人勝ちかと情けなくなったりもするがルパンらしいし不二子らしくもあると納得し。とはいえ慈善団体になるつもりはなく端から国の何たるかには一切手を貸さない予定であり戦いが終わった今もその気持ちは変わらず、目の前の敵を倒せば良いだけの戦いよりソフィアを建て直す今からの方が苦労するに違いないとまで分かっていながら王女としての役割だからとあくまで他人事でいて。火の付いた煙草もすっかり短くなった頃、当初は報酬として受け取るつもりだったがソフィアにとって必要であろうファルシオンの剣をどうやって返そうか考えていると改まった雰囲気で呼ばれた名前に口から煙草を外し向き直り)
(/すげぇって事を知っていれば十分です←
こうなると一気に寂しくなるんですよね。アジトに来て出会った頃を思い出します…しみじみ)
………そうですね、私もルパンもお互いが為すべきを成したまでのこと…
(彼はあくまで自らが望むまま思うまま動いたまでのことであり本当にお礼を改めて言われるようなことをしたなんて考えは一切ないのだと察すれば、感謝の押し売りはするべきではないと考え、胸の内に渦巻く様々な感情を飲み込んでただそれのみを口にして。今まで神の名の下に統治されてきたソフィアとリゲルという二つの国、それを一つにまとめ上げるのは並大抵のことではないが、神と戦う道を選んだ時点で自身の覚悟は決まっており、それは今も変わっていないということを示すように感謝の言葉ではなくその代わりとして「私は必ずこの国の人々を一つにまとめ上げ皆が幸せに過ごせる国へとしてみせます。その暁には…必ず一味の皆さんで一度遊びにいらしてください」国の明るい未来とその先の再会を願う言葉を真っ直ぐな瞳で口にして柔らかく微笑んで)
(/なんか終わってみれば長かったような短かったような…ですよね!てな訳で次のお返事の後辺りで締めさせていただきますね)
そういうこった。誰に手を貸そうが気の向くままにってな
(感謝されたくて行動を共にした訳でも国のいざこざに首を突っ込みたかった訳でもなく強いて言えば困っている女性を放っておけない男の性とかいうもので最後の最後まで飄々としたルパンらしく歯を全開にニシシと笑い、セリカの言葉が口だけでないのは一緒に居た自分が良く知っているのだと頷き口笛一つで何処からともなく現れた馬に跨がって「あぁ、勿論。ご馳走を用意してくれるって約束も忘れさせないぜ。それと、これは王女様が持っておくべきだ」未来を託し命を助けてくれた剣を足元の地面へ突き刺しこれで本当に全て終わったと後ろ手に手を振り静かに姿を消し。__それから幾分かたった頃、相変わらず泥棒の日々は続き久し振りに大量のお宝ゲットだと新しいアジトで一味が勢揃いのドンチャン騒ぎ中、ウィスキー片手に良い気分で次は何を頂戴しようか不二子が持ってきた新聞に目を通せば見慣れた国名と王女の姿が取り上げられており「お前さんなら出来ると分かってたぜ、セリカ」成る程この記事を見せる為に持ってきたらしいが遠く離れた地で立派に職務を全うしたのだと誇らしくなり、そっと閉じた新聞はジャケットに突っ込み王女の偉業を讃える宴会も兼ねるとばかりに夜がふけ明け方が来るまで飲み騒いだとか)
(/長さというより内容が本当にボリューミーで見せ場も沢山作って頂いて、終わったんだと感動が込み上げて来てます…!こうして長いお話をきちんとゴールまで紡いだのはこれが初めてだったりもして、セリカちゃんを通して改めて主さまに惚れ直したという裏話も添えておきます!きゃっ←)
(二つの国を揺るがした大事件の終結、それから数年かけてセリカ改めアンテーゼはソフィア王家の生き残りとして慕ってくれる仲間たちと共に、人々が崇めてきた神を失ったことにより混迷を深める各地を王族の証たるファルシオンの剣を携えて巡り、人々をまとめ上げ二つの国を一つにし国名には大陸の名をとってバレンシア統一王朝を開きそこの女王として君臨した。バレンシア大陸における歴史の転換点となったこの大事件に世紀の大泥棒であるルパン3世が関わっていたということを知る者は関係者含めごく少数であり現在まで残る公式の記録にも関与を示すものは一切残っていないが、建国からちょうど一年後の式典に建国の功労者である4人組の男女を特別待遇によって女王が直々に招いたとされ、それこそがルパン一味だとする学説もあるがそれ自体が後の世に付け足された創作だという説もあり、真偽は当事者が知るのみである)
(/という訳で戦記ものっぽく後世に語り継がれる伝承風に締めてみました!←
わかります、単純な長さでは語れないめちゃくちゃ濃厚な時間を過ごすことが出来ました。自分もなりきりにおいてストーリーのゴール地点を決めてそれでキチンと完走できたというのはこれが初めてなので、それもひとえにあなた様とだからこそだろうなーと実感しております。返事を読んでそれに対する返事を書くのがこんなにワクワクして好きが溢れたのは間違いなくあなた様とあなた様が動かすルパンが魅力的だったからです、本当にお疲れ様とありがとうございました!
物語の余韻がまだまだ残るところではありますが、次は何をしましょうか?ちょっと前に話した何か動かしたいキャラと世界観がセットで何かあればそれをやってみたいですし、一緒に考えるっていうのもありだと思いますので是非意見をお聞かせいただければと思います)
(/一段落ついて久々にこの名前で登場です。本当に濃厚でハラハラ感たっぷりで、此方こそありがとうございました!!!言葉の言い回しや動かすキャラクターのチョイスだったりが兎に角素敵で惚れ込んだ方に私だからと仰って頂けるのはめちゃくちゃに嬉しいです。エンドロールっぽい締めがまた最高です!泥棒さん達はきっと式典を大いに楽しんだに違いありませんね。最後にでかでかとFINと書かれた幕が降りて拍手喝采ですよ、最高ですよ←
今回主さまがリードして下さり世界観を借りてのやり取りが面白かったので、次もどちらかの世界観に潜り込めたら盛り上がるかなと考えております。が、使えそうな作品が思い付きません…。悩んだまま時間が経ってしまいそうなので、一先ず普通の仕事じゃない身体能力バケモノ系男子を挙げてみますがどーしよーかなー状態です←主さまが動かしたいキャラに対して思い付く事もあるかもですし、動かしたい子がいたら是非にお教え下さい!
ディーン・ウィンチェスター/Supernatural
『弟と共に悪霊や化け物退治で人々を救う旅をしている。酒とジャンクフードと女性を愛するプレイボーイだが、家族の為なら命は惜しくないと考え実行するほどに自己犠牲が強い。一見ナルシストの俺様だが一人悩む事も多く責任感が強い』
レオン・S・ケネディ/バイオハザード
『アメリカ大統領直属のエージェント。銃の扱いに長け、接近戦も得意とする高い身体能力の持ち主。的確に仕事をこなす反面、女運が悪かったりやさぐれて酒に溺れたりする面も』
※元ネタゲームのくせに未プレイの似非です←
森山真一/コードネームM
『警視庁特殊部隊K-13所属、ミラージュはコードネーム。任務中爆発に巻き込まれ人間らしさと記憶を失った代わりに並外れた身体能力を得た凄腕エージェント。基本的に愛車とそれを作った人以外に笑顔を見せる事は少ない』
nmmnごちゃまぜ、名前の隣は作品名です。)
(/挙げていただいた中ならなんとなーく概要ぐらいなら知ってるって感じの作品がsupernaturalとバイオなのでそちらの世界に巻き込まれてみたいなって気持ちは割とありますね。どちらも少しハードな世界観なイメージなのでそれにバシッとハマる子っていうのは用意出来なさそうではあるのですが、苦難にも知恵と勇気で立ち向かえそうな子、持ち前の明るさで精神的な癒しになれそうな子、後は巻き込まれる一般人枠…とりあえずその辺りをチョイスしてみようかなと、ひとまず下記に候補挙げてみますね
小鳥遊まひる/D.C.2
『明るく元気いっぱいわんこ系な幽霊の女の子。この世に未練を残して成仏出来ずに彷徨っているが肝心の未練を一切覚えておらずそれを探している。幽霊だが意識をすれば宙に浮いたり壁をすり抜けたり物に触れたり食事なども出来る』
パトリツィア・アーベルハイム/ライザのアトリエ2
『高貴な家の生まれでなに不自由ない生活を送ってきたが、それ故の窮屈さも感じている。生真面目な努力家で勤勉なので知識はあるものの、実践が足りず経験が伴わない一面も。元騎士の父の教えにより剣術の心得がある』
市ヶ谷有咲/BanG Dream!
『人見知りの面倒くさがり屋、基本的に天邪鬼で男勝りな乱暴な口調や毒舌が目立つがだいたいそれらは照れ隠しなどであることが殆ど。つまりいわゆるTHE・ツンデレ。要領がよく大抵のことはそれなりにこなすが運動だけは苦手』
とりあえずこの3人を挙げてはみましたが、あまりにもそちらの用意してくれた世界観にそぐわず気が乗らないということでしたら候補の挙げ直し、もしくはまたこちらの世界観でという形でもオッケーなのでおっしゃってください。ただ…候補の挙げ直しの場合は多分自分の動かせるキャラのジャンル的に同じような結果になってしまうこと請け合いなのでその点だけはご了承ください。無登録で活動していた頃よりも更に触れてる作品やジャンルの幅が狭くなってしまっているんですよね…←)
(/候補ありがとうございます!元々ジャンル狭しは此方も同じどころか主さまより酷いのでもう、なんというかアレですよ←男子陣は年齢層高めだしハードだしで何だかな感が酷すぎるので、此方こそ無理やんって感じでしたら出し直しますので遠慮なく仰ってくださいね。
此方のくそみたいなリストに対して色々と考えて下さりありがとうございます。supernaturalかバイオにするとして、supernaturalに至ってはシーズン毎に終わりを引っ張ってきてラスボスと思ってたヤツの背後に実は黒幕がいましたな展開ばかりだしで、2作品ともセリカちゃんの悪を倒し国を建て直すというようなしっかりしたストーリーが思い当たらないのが非常に申し訳ないです…。組み合わせ的には幽霊ちゃんとディーン、パトリちゃんとレオンで上手くいきそうなので、がっつりしたストーリーを練りがてら平衡してショートストーリー的にお試しでやってみるのもアリでしょうか!?)
(/おおおお!相変わらずのお優しい言葉ありがとうございます!此方としては割とどんな組み合わせでも接点見つけつつ楽しめるタイプなのでそちらにとりあえず現状の候補同士ですり合わせていくのがいいかなと思っています
個人的に思うのは今回は悪を倒すのが主目的というよりはサブの目的として添える程度で世界観には若干?のデフォルメを加えて関わらせるのがいいかなと。supernaturalはこちらの調べによれば基本的には一話完結のお話しのようなので、実際にあるのかはわからないですが心温まる系の回のような感じで、悪霊の噂を聞いて来てみれば実際にいたのは全く人畜無害そうな幽霊ちゃんで…的な?後はその裏に本物の悪霊や悪魔がいて協力して立ち向かうみたいなのはおもしろそうですよね…なんて、こちらで勝手に盛り上がってしまいましたがお試しストーリーの導入の参考にでもなれば)
(/いやいや、それは此方の台詞ですよ!!!言ってしまえばキャラがどんな子だろうとお相手が主さまなら何でも楽しめちゃうのです。お得。
なるほどなるほどです。調べてくださってありがとうございます。シリーズ毎にラスボスが登場しますがストーリーは単発で、シリーズが進む程重い話が増えてますがネタ回もほんわか回もあるので主さまが考えてくださった粗筋ありすぎです!ありがとうございます。幽霊だからこそ人間にはできない調査なんかもしてくれて的な、普段ペアを組んでる弟が不在の代わりに一緒に事件解決してくれる存在という感じで面白そうです!幽霊退治とかスパナチュ特有の設定や世界観なんかはストーリー中で説明できるかなと考えてます。)
(/ほんわかネタ回あるのですね!でしたら方向性はそれでいきましょう。いつもと違ったアプローチで事件に臨むなんてアリすぎですね!世界観などについてはゆっくりと学んでいければと思います、というわけでこれから開始しましょうか?)
…あぁ、分かってる。おい、小言ばっかならもう電話切るぞ。じゃあな、ちゃんと飯食えよ
(親代わりでもあり仕事仲間のボビーから聞いたら情報によると、最近霊が出たとか黒い目をした人に襲われたとか所謂こちら側の分野に関する噂が各地で飛び交うらしく、その膨大さに普段は行動を共にする弟と珍しく二手に別れて調査する事になったのだが早速サボって遊んでいないか進捗情報を問う堅物な弟からの電話を適当に切り。弟がいないと捗らないのは確かだが根詰めて調べ物が出来る程真面目でなく、冷蔵庫から取り出したビール片手にモーテルへ戻る途中買ってきたベーコンバーガーをがぶりと一口「…そうだ、サミーちゃんが居ない今こそだよな」パソコンへ向き直りお気に入りサイト"アジアの巨乳ドットコム"をクリック、ニヤつきながらの不健全な食事を進め)
(/重い話の合間にちょいちょい挟まりますが、例えなかったとしてもやっちゃうのが柵越えの醍醐味だったりもしちゃいますがね!相談ありがとうございました。方向性がまとまってきましたので早速始めちゃいますが、いまだに初っぱなが下手すぎて泣けます←海外だとまひるちゃんが出にくいかと気掛かりな部分もありますが、スパナチュの世界観に入るならと思いアメリカからお送り致しますので海外旅行になっちゃいますが宜しくお願い致します!)
……(いつからここに居たのか、何故自分がここに居るのか記憶から綺麗にすっぽり抜け落ちてしまった何かがあるという自覚がありながらそれが果たして何であるのか思い出せないという違和感と、自分の居場所はここではないと世界から拒絶されているような気持ちの悪さを全身で感じながら、どこなのかも皆目検討のつかない薄暗い階段の踊り場の隅で体育座りをして古びた壁をジッと見つめて佇んでおり。ただ一つ確かなことは自分、小鳥遊まひるは既にこの世の者ではなく所謂幽霊というやつなのだということで、どうも自分は未だにこの世に何か未練を残しているらしいと、この世に居座ってしまっている理由について自己分析するものの、肝心の未練について何も思い当たらないことに深くため息をつき、一人きりでどうにもならない心細さと居場所がない悲しさに立てた膝へと顔を埋めて「…どうせこのままずっと一人ぼっちで終わるぐらいなら…うううう…」やがて胸の内の孤独感は自分をそんな状況へ追いやる全てへの憎悪に変わりつつあって)
(/全然導入はオッケーですよ!とりあえずいきなり家に訪問っていうのも違和感ありありなのでまひるは一応学生の幽霊ってことで縁のありそうなアメリカ某所の廃校に出現させてみましたが、廃校なんかよりも別の場所の方が都合良かったりすればそこを舞台にしても大丈夫です。それからまひるが海外に現れた理由と出会いについて提案ですが、まひる側の背景ストーリーとして一年に一度だけお盆の期間だけ地上へ降りて来ることが出来るという設定があるのですが、降りてくる時に今回のお話の黒幕的な幽霊の影響を受けて運悪く引き込まれてしまって日本ではなくアメリカに出現、そしてそこで負の影響を受け続けた結果そのまま悪霊へとなってしまう寸前のところでディーンと出会うみたいな感じはどうでしょう?もし設定的に無理があり過ぎるとかあればご指摘くださいませ)
(普段ならエロサイトなんて見るなと口を挟む煩い弟は居ないモーテルの一室はいわば自分だけの城と化し連泊したせいもあって足元にはバーガーの包み紙が落ちていたりと酷い有り様だが、当の本人は何も気にせずむしろ居心地の良さに鼻唄混じりで2本目のビールに手を伸ばしかけた時再び鳴った携帯を発信者も見ずに出て「なんだ、キャスか……あぁ分かった、行くよ」せっかく人が楽しんでいたと言うに電話を切り上げ愛車のインパラを飛ばしとある廃校へ、天使で一応友達のキャスことカスティエルの話によればこの廃校から良くない気配がするとかでボビーにしろキャスにしろ人使いの荒い人ばかりだと盛大な溜め息ひとつ、ボンネットから塩の弾丸を詰めた散弾銃を取り出しいかにも幽霊の出そうな気味悪い校舎に足を踏み入れて)
(/スパナチュといえば車とモーテルのシーンが長いのでモーテルでうだうだから始めちゃいましたが、いい感じに登場させて下さり話のご提案もありがとうございます!その流れ頂きます!作中に色んな怪物が登場するので、なにか使えそうなのがいないか考えときます。色々モブも登場させちゃいましたが、とりあえず廃校に着いたのでまひるちゃんとご対面ですね!)
誰か来る……行かなきゃ
(この場所に何故か自分は存在している、そう自覚をしてから時間の感覚が一切なく。一人で居る時間がまるで永遠のように感じられたそんな中、自分の居るこの建物に何者かが足を踏み入れてきたということが不思議と感覚でわかって、しかもそれが生きている人間だということまで何故か敏感に感じとることが出来れば自分の意思なのかそうでない何かに突き動かされているのか、定まらない思考そのままにゆっくり立ち上がり、フラフラと気配のする方へ身体から黒いモヤを出しながら向かっていき。少しして廊下の向こう側に自分が探していたと思われるターゲットをみつけるが遠目に見ても自分よりも遥かに体格のいい男性の姿に一瞬たじろいでしまい、一方で頭の中ではあの男を今すぐ排除しろという声が響き続け、あんな見るからに逞しい大人の男性相手にどう戦えばという思考と排除しろという頭の中の声に板挟みになりとった選択は「う、うらめしやー…」相手のそばまでふわふわ浮遊しながら近寄り両手をぶらんと胸元で垂らしながらのTHE・ジャパニーズ幽霊スタイルで。勿論見た目などは小柄な少女のそれであり、特に人に害をなすような力などを行使できる訳でもない上にやってる本人が一番自信なさげであることも相まって脅威や恐怖を感じさせるにはほど遠く、心なしか身体を纏っていた唯一の良くないものっぽさを演出していた黒いモヤも勢いが弱まって見えて)
(/対面早々思いっきり雰囲気ぶち壊しちゃってすみません←本来なら一ヶ所に留まって誰かが気づいてくれるのを膝を抱えて待っちゃうぐらい知り合い以外に対しては大人しい幽霊のまひる的にはかなり頑張った結果なので大目に見てやってくださいな←サブキャラや怪物など、必要に応じてどんどん出しちゃってくださいませ、頑張ってついていきまするぞ!)
くそ、こんなとこ来たくなかった
(まともな少年時代を送って来なかった自分にとって学校ほど気分を害する場所はなく、そこのとはキャスも知っているはずだろうにと苛立ちが募りボロボロに朽ちて放置された椅子を蹴り悪タレつき。少しばかりスッキリしたところで調査再開だと懐中電灯で照らしながら広い校舎を見て周り一体どこに悪霊が潜んでいるのやら、ふと何かの気配を感じたような気がして足を止めると霊が現れる前兆といえる寒気に襲われ吐く息が白くなり襲撃に備え引き金に指を掛けた時、聞きなれない単語が耳に届き悪霊が出る廃校には到底似つかわしくない少女が不思議なポーズで登場したものだから状況把握に頭が追い付かず「あ、あーっと、アンタは多分キャスが言ってた良くないモノじゃない。ってか英語いける?ニホンゴ、シャベレマセン」ひとまず銃口を下げ撃つことはせず、生きてる人間でないといって害を及ぼすようにも見えず片言の日本語を交えて話し掛け)
(/アニメ版だとディーンが貧乏神に取り憑かれる話があった気がするので、雰囲気なんてものあってないのですよ←それに一生懸命なまひるちゃんが可愛いから良しですわよ←うまくできる自信はありませんが、スパナチュワールドを広げまくりまする!)
わーわー!ちょ、ちょっと待って、撃たないでくださーいっ……
(こっちはこっちで自分の国で普通に生活していればまず有り得ない銃口を向けられるという事態に軽くパニックになり、当然仮に普通の銃弾であれば撃たれたところで幽霊である自分には無意味ではあるのだが、純粋に銃というものに対する先入的な恐怖からすっかり戦意を喪失して両手を挙げ、目をキュッと閉じてしばらくそのままの体勢で直立不動でいたがいつまでも引き金を引かれる気配はなく、相手が対話を試みようとしてくれていることがわかれば恐る恐る目を開け、両手を下ろし「あー…えっと、ど、どんとすぴーくいんぐりっしゅ!……あれ?もしかして言葉通じてますか?」目の前の相手が見るからに日本人ではなく、言葉が通じなければ対話も何も出来ないとオロオロしながらもとりあえずネイティブとは遥かに程遠い発音で自分が英語を話せないことを伝えようとするが、直前の相手の発言までクリアに聞き取れていたことを思い返し、はて?と首を傾げ、おずおずと再び自らの言葉で確かめるように声をかけてみて)
(/なるほど、アニメ側の設定とはいえそういうのもアリなんですね!とにかく基本的にはあなた様の作る流れに乗せてもらうとして、こちらもやりたいように楽しませてもらうとしますね!←)
すげぇ、マジで言葉が通じるっぽい。さっきは撃とうとしてごめんな。俺はディーンだ
(苦し紛れに片言の日本語で対応しようと努力したが幽霊パワーなのか明らかに国籍を越える面子なのに不思議と会話が出来るのだと首を傾げ、見慣れない銃口を向けられ驚いたであろう事に謝罪して両手を上に撃たないアピールしてから腕を後ろに銃を隠し自己紹介くらいしておこうと名乗り小さくウィンクして。さて目の前の少女はどう見ても悪霊には見えないが偉大なる天使様が嘘の情報を寄越すヘマをするとは思えず、何らかの影響で此処へ紛れ込んだ彼女を囮に何者かが自分を狙っているやも「なぁ、ところで誰か見なかった?君一人?」もしかすると目撃してないか僅かながら期待を寄せた質問を。そんなタイミングで背後から聞こえた物音に振り返るといきなり殴り掛かろうと拳を振り上げる見知らぬブロンド美女がいて「マジかよ最悪だな。悪魔じゃなきゃ今すぐ寝たいくらい好み」間一髪で避け上着に忍ばせたナイフで心臓をグッサリ、とんだ初対面になってしまったと苦笑いでやっとこさ落ち着いてまひると対面し)
(/聞いてください…あと少しで投稿できるところで全文消えました。きっと悪霊の仕業です。
楽しめたら何でも良きです!世界観を出そうと小物をねじ込みました←今思ったのですが、私がチョイスするキャラってチャラ男っぽいの多いですよね笑)
はぁ、怖かったー…驚きすぎて寿命が縮んじゃうかと思いましたー…まあ、幽霊なので寿命とかは無いんですけど、えへへ。ええと、私は小鳥遊まひるっていいます。気軽にまひるとお呼びください
(とりあえず言葉が通じた事、そして彼に自分に対する敵意が無いことがわかり、初見のイメージと反してフレンドリーに接してくれることにホッと一安心といったところで。かなり気持ち的にもリラックスすることが出来たのかそんな幽霊ジョークを挟みつつ自己紹介をすれば、にへらと笑って。軽い調子の自己紹介から一転、真剣な様子で質問を投げかけられると少しばかり考えを巡らせてみるが自分がこの場所に居ると自覚してからこれまでに彼以外は誰も見ておらず「はい、ここではディーンさん以外には誰も……っわわ!?」率直にそう答えようとするものの、だとするなら自分に対して呼びかけ身体を突き動かしたものは果たして何だったのかと思い直し、考え込むがこちらがそれに対する明確な答えを導き出すよりも先に目の前で繰り広げられるなんとも刺激の強過ぎる展開に驚き目を覆って「い、今の幽霊でしたよね…?」当たり前のようにナイフを突き立てていたがあのブランドの美女は自分と同じ幽霊に見えて、それに対して物理攻撃で応戦したこともそうだが何よりも自分の他の幽霊という存在に大袈裟に反応してはオドオドと落ち着きなくしていて)
(/それは辛いですね…全部悪霊のせいってことにして気分を晴らしちゃいましょ←
中々刺激的な場面に慣れないうちはこんな感じでビビっちゃうまひるですがその内慣れていくのであまり気にせずやりたいようにやっちゃってくださいね笑 毎度違った感じで魅力的に描いてくれるのがあなた様なので、あんまり同じようなキャラっていう印象はなかったんですけど言われてみればそうかもですね笑)
まひるか、宜しく。小さい頃からずっと狩りをしてきたが、何て言うのか初めて見るタイプ
(幽霊に対して自己紹介なんておかしな話だし、今まで遭遇した霊の中には襲って来ない良い幽霊も少しだけ居たが霊であると自覚した上で平然とした態度を取るのは初見すぎて目をぱちくり。幽霊センサーでも登載されていればと投げ掛けた質問は見事に的を外れた訳だが、奇襲を仕掛けた敵の攻撃も的中せず難なく回避で刃にべっとり付いた血を女性の衣服で拭い去り何事もなかったかの如くナイフをしまって「今のは幽霊じゃなくて悪魔。一瞬だったから見えなかったかもだけど、白目の部分まで全部黒くなったのが証拠。それで、君以外の気配がないってんなら念の為に校舎を一周して退散するけど、付いてくる?」ここで出会ったのも何かの縁とも思えるしジャパニーズ幽霊がこの廃校に紛れ込んだ謎も解明しておきたい所、いきなりショッキングな場面を見せられオドオドする少女に対してガタイの良い謎の男が付いて来いと言うのも微妙かもしれず、断るか否かは彼女の判断に委ねるとして如何にも外国人らしい両方の掌を上に肩を上げる動作を添えて)
(/悪霊ちくしょうめ、塩でもくらえパッパッ←
ありがとうございます!大まかな流れや黒幕を決めずに進めるとダレそうなのでと考えていましたが、まひるちゃん天然っぽくて可愛いしほんわかストーリーっぽく最後は天使の悪戯でしたな落ちにしてみようかと思っております!多少の違いはあれど女好きばっかりでして←そしてこの会話にさりげなく褒め言葉を返してくださる主さまやばいです、きゅんです←)
幽霊じゃなくて悪魔…どっちにしても怖すぎですよー!他にもあんな悪魔とかオバケとかも出るかもしれませんし…お言葉に甘えてもいいですか?
(悪魔と幽霊の差について説明を受けたものの、目の前で起きたことが衝撃的過ぎてそんな細かな差異までは分からなかったが、特徴を聞くに顔をしっかり見なくてよかったとさえ思えて。自身が幽霊でありながらもオカルトの類が苦手だということ思わせるような発言をしつつ、まだ少しばかり警戒している様子で恐る恐るといった調子で生身の生きた人間である彼の側へと寄れば、自分にとってここは未知の場所であり正直言うならば武器を持ち歩き、悪魔と呼ばれる存在を一蹴した彼に対して完全な信頼を寄せる事はまだ出来そうに無いが一緒にいればさっきのような怖い存在が現れてもなんとかしてくれるだろうかと考えては、おずおずとその顔を見上げつつ一緒に行動することに決めて。ひとまず同行させてもらうことになれば、先程の騒ぎで有耶無耶になった質問について話せる事は話しておくべきかと思い口を開き「そういえばさっきディーンさん以外に誰も見てないといいましたけど、声だけは聞こえた気がするんです。気がしたっていうのは耳で聞いたっていうよりは頭の中に直接響くような声で侵入者を排除しろー…みたいな感じで私はその声に流されるまま、なんだか頭の中がフワフワしたままディーンさんに襲い掛かっちゃった(と自分では本気でそう思っている)んですよね…」話していてあまりにも荒唐無稽な話しであり、自分の中でもわからない事だらけで考えもまとまらないのだがそれでも情報は隠さず伝えておくべきだろうと、自分が相手の目の前に現れた経緯も交えて話しておき)
(/そんな話してたら次はこっちの返事が消えました笑 揃ってお祓いが必要かもですね←
シナリオについて了解です!なんとなく勝手な想像ですが、最初は悪戯だとさっさとバラしてしまうつもりだったものの面白いことになったからもう少し泳がせてちょっかいもかけてみよう、みたいな魂胆が見えた気がしました← いやでも本当お世辞とかじゃなくてあなた様の動かす女好きキャラたちはいい意味で女好きの特徴が出ているというか、シナリオ毎にその時その時の相手役の女の子を大事にしてくれている感じがしっかり伝わってきてとても好きです!思ったことは思った瞬間その場で伝えないとって思ってるだけです、褒め言葉は鮮度が命ですから(意味不←))
いいよってか君も霊だろ?霊が霊を恐がるなんて面白い子だな
(悪魔や他の怪物はウィンチェスター家を狙い撃ちにすると考えると行動を共にする方が返って危険とも考えられるが、薄気味悪い廃校に怖がりの幽霊ちゃんを一人取り残すのは何とも可愛そうだし狙われる危険はあれど対抗するすべもある。決まったなら一周して早々に切り上げようと懐中電灯片手に歩きだしボロボロの椅子やらロッカーはそれだけで不気味な雰囲気を醸し出しており、こういう場所で胆試しする連中の気が知れず世の中物好きが多すぎるのが困ったところだとか考え事して、暫く無言で歩いていたが何かを思い出したらしい少女の発言に耳を傾け襲い掛かられた記憶は全くないが否定するのも哀れに感じ突っ込まずにおいて「なるほどな。学校ってのは多くの人が関わるから、此処に君と同じくらいの年の悪霊が取り憑いていたとしても可笑しくない。君をそそのきしたヤツが何者なのか調べないとな」そもそも此処へ来たのはキャスの指示であり昔事件があったとか曰く付きであると充分に考えられ改めて調べる必要があり、一先ず見て回った感じではこれと言って問題なく「これで全部見て回ったが何もなかったな。それじゃ俺はモーテルに戻って寝るけど、まひるはどうすんだ?」自分の知ってる幽霊なら睡眠や食事は取らないが目の前のお化けちゃんはどうも違いそうでこの後どうするのか尋ね車のキーを指に引っ掛け回して)
(/あぁぁ、何という事でしょう!ちょっくら祓って貰いましょうか←
ですねですね、あっさりネタばらしは面白くないのでちょっとした事件なんかも起こしつつ悪戯大好き天使さんに振り回されて貰いましょうぞ←まひるちゃんが聞いた声を調べるうちに学校で被害者が出て、昔学校でいじめられてた子とかの悪霊を一緒に退治してからの黒幕(?)天使登場みたいな流れを想像しております。ぎゃーーー、そんなお刺身みたいなアレで勢い込んで褒めて頂くとニヤニヤ止まりませんよ!!それもこれも主さまご提供の子達が構いたくなる可愛さを持っていて、主さまの動かし方が素敵だからなのですよ!)
幽霊でも怖いものは怖いんですー…その点ディーンさんは全然平気そうですね。本職の幽霊よりも色々詳しいみたいですし、さっき狩りがどうとか言っていたのと何か関係があるんですか?
(理屈ではなく怖いものは怖いのだから仕方ないと不満そうに唇尖らせ抗議をしつつも、現在置かれている状況を分析をして、こちらの発言を踏まえた上で冷静に今すべきことを見据えて校内をあちこち見て歩く彼について行動するうちに幾分か恐怖心も和らいできて。一応本職の幽霊である自分よりもこういった場所や状況での判断力に長けており手慣れているという言葉がピッタリな相手に、先程彼が何気なく口にした狩りという言葉が何か関係があるのか単純な好奇心から問いかけ。それからしばらく、校内を一緒に見て回ったが最初に感じたような声が聞こえてくる事もなければ他の異変も何も起こらず、そのまま今日の分の調査を終えて拠点へと戻るという彼の言葉に心細さと、こんな得体の知れない場所で一人で明日まで過ごさなければいけないのかという不安が押し寄せては来たものの、どうにも今の自分はこの場所に何かしらの強い結びつきがあるようで離れる事は出来なさそうであり「私は…ここでもう少し何かないか調べてみます。えっと…少しでもディーンさんの役に立ちそうな情報とか頑張って仕入れておきますからまたここへ来てもらえたら嬉しいです」それでもやはり再び一人になるというのは辛いし彼との縁も大事にしたいと思えば、多少の恐怖は覚悟の上で自分も幽霊としての視点からここをもう少し調査してみると言い、きっと役に立てるよう頑張るからまた会いに来てくれたら嬉しいと遠慮がちに目線合わせて口にして)
(/流れについて改めて承知しました!とりあえず現状ではこの廃校から離れる事が出来ないということで残りましたが話が進んで親しくなるにつれて一緒に行動みたいなことも出来る様に動かしていきますね。ひとまず、ここでは廃校に残ったまひるが肝試しに遊び半分にやってきた人たちに悪霊が何かしらの悪事を仕掛けるのを発見して、それを改めてディーンへと報告するみたいな感じだとシナリオ的にいい感じですかねー? ぐはあ!?なんだか唐突に強烈なカウンターパンチを食らった気分です。さり気なく褒め言葉で返してくるあなた様、侮れない……っ←)
そりゃ小さい頃から親父に教え込まれてるからな
(幽霊が怖いなら自分で自分自身も怖いのかとアホ臭い疑問が浮かんだが、先程ポロっと口にした"狩り"の単語を拾われ仮に霊だとしても相手は一般人であり素直に説明して頭のイカれたヤツと思われたり引かれたりしないだろうか一瞬躊躇し地面を見詰めてから「…狩りって言うのはさっきの悪魔みたいな、この世の者でないヤツらを退治して人を助ける事。で、俺も含めそれをやってる人間をハンターって呼んでる」成り行きとはいえ巻き込む形となった相手の質問には素直に答えるべしと父から受け継いだ仕事を淡々と語り。怪物なんて存在しないと一言ばっさり切り捨てる反応ももう慣れたものだが、目の前で悪魔退治を目撃した彼女ならきっと信じてくれるはず、そんな小さな願いを込めて校舎一周ツアーを終えて。一先ず異変の無い校舎から離れるとして、この場に残る彼女の不安さを察し目を細めて微笑みかけ「分かった。無理すんなよ、おやすみ」仮にも死者に対する無理とは何だとセルフ突っ込み入れたくなるが細かい事はさておきインパラ走らせモーテルへ、まひる1人に調べさせて自分は先に寝るでは申し訳なく冷えたビール片手にパソコンとにらめっこ。どうやら例の学校では過去に虐めによる自殺があったらしく明日は生徒の関係者に話を聞いて回る必要がありそうだと住所をメモ、うつらうつらし始めベッドに潜り気がつけばすっかり眠りに落ちていて)
(/まひるちゃんの行動範囲、了解いたしました!おお、ええかんなシナリオありがとうございます!人助けからまひるちゃんとディーンの仲が深まりな感じですね。思った事はその場で伝える、鮮度が命というご教授くださった褒め術を実践してみましたのですよ。ふふふ←)
ちょっと怖いけど…頑張ろう。よしっ…
(彼が帰った後、早速有言実行で校内を改めて見て回ることにして。いつどこで自分をそそのかした悪霊と言われる存在に出くわすか、そう考えると足がすくみそうになったがそれでもやめないのは単に情報を手に入れると約束したからというだけでなく彼の言うハンターとしての活動が純粋に人のためになる素晴らしい活動で、有り体に言ってしまえば正義の味方のようで素直にカッコいいと思えて感化されたからで、幽霊である自分がハンターになるというのは無理でも少しでもその力になりたい一心で多少の危険を覚悟で動いていて。幽霊故に意識しなければ眠気などは一切感じないため、一晩中意識を集中して異変がないか探索をしていれば深夜だというのに複数人の気配を感じて、慌てて確認しに向かえばいかにもチャラそうな男女のグループが騒がしく校舎の中を見て回っていて。これはいわゆる肝試しというやつだろうと判断すれば、こんな不気味な場所にこんな夜中にやってくるなんて物好きな人たちだなんてそんな風に思いながら後をついていき。幸いにもあちらからはこちらの姿は全く見えていないようで尾行は問題なく行うことが出来ればこのまま何も起こらないことを願いつつ彼らを見守り。しかし、そんな願いは叶わず屋上へと続く階段に差し掛かった辺りで一気に周囲の空気が重苦しくなれば階段の上の方から見るからに彼の言う良くないものだとわかる不気味な影が現れて。しかもそれは現在の自分とは違って彼らにもハッキリ見えているようでパニックになって悲鳴を上げているのを聞きながら「っ……あ…れ……?」あまりの恐怖からなのか、それとも何かしらの悪影響を受けたからなのかそこでプツンと意識が途切れてしまって、意識を失う寸前にさっきよりも多少鮮明に見えた悪霊の姿は自分とそれほど年が変わらないであろう少女のようで)
(/正に!まひるは純粋な子なので正義の味方的な活動なら喜んで協力するだろうなと考えての提案でした!読み取ってもらえてとても嬉しいです!とりあえず上の流れで、今回のシナリオ上悪霊によって死者が出てしまっていいものかどうか悩んだので騒ぎの途中で意識を失ったという形でお茶を濁しておきました。男女は夜のうちに逃げていてまひる一人が倒れてるところを見つける、気絶している肝試しに来ていた男女とまひるを見つける、またはまひると男女の死体を見つけるかはあなた様に委ねますね)
(単独で学校を調べると言ったまひるに任せっきりは気掛かりだが、こちとら人間のため睡魔に勝てず眠りについたものの気になる事がありつつ眠れば流石に快眠には至らず眠い目を擦りながら明け方に起き上がり。何か嫌な夢を見たがはてどんな内容だったか首を傾げ眠気覚ましに冷水で顔を洗い、目が冴えてきた頃合いで脳裏に浮かんだトレンチコートを思い返し天使であるキャスが夢に出てきたのだとハッキリ思い出し朝早かろうがお構い無しに電話して得た情報は、例の学校に悪霊が出現するのは確かだがそれ以外の気配もあるらしい事。悪霊だけでないなら昨夜退治した悪魔の親玉かはたまた別のものか、正体不明だが嫌な胸騒ぎに駆られまだ辺りが薄暗い内にインパラ走らせたどり着き懐中電灯と塩の弾丸入り散弾銃を手に校舎内へ足を踏み入れ、少しした所で倒れている若い男女を発見し「おい、大丈夫か?こんな所で寝るなよ」駆け寄り起こすと夜中の内に胆試しをして気付くと倒れていたらしく、歩けるならさっさと帰れとカップルを出口まで誘導し校舎の外へ出して一安心「まひる、いるのか?」次は少女の幽霊を探すべく辺りを見渡し、先程カップルが居た場所の近くで発見し幽霊も触れるのかと疑問に思いながら手を伸ばし)
(/そこら辺ディーンはひねくれてるので、まひるちゃんの純粋さがいい刺激になりそうです!考えて下さりありがとうございます。2番目の案をいただきました!)
んん…あわわっ!?ビックリしたー…ディーンさんでしたかー
(安らかな表情で目を閉じ横向きで寝そべり丸くなりながら、自分の姿がハッキリと見える彼にとってはまるで生きている人間であるかのように規則正しい寝息を立てるが如く肩が小さく上下していて。そんな折に顔付近に何かが触れる感覚にビクッと肩を跳ねさせ、意識を失う直前の不気味な気配に対する恐怖やら警戒やらを引きずっているのか思いっきり飛び起きて慌てた様子で周りを見渡していたが目の前の見知った顔に気付くと、ようやく落ち着きを取り戻して。落ち着きを取り戻したことで昨日の出来事についても鮮明に記憶が蘇ってくれば「あの、ディーンさん、ここに男の人と女の人居ませんでしたか?いかにも遊んでそうな見た目の二人組なんですけど…」軽く肝試しの筈が悪意のある存在と出くわしてしまった彼らがどうなってしまったのか、気を失う直前までは自分の近くに居たはず…と思い周りを軽く見回しながら相手に問い)
(/つまりいわゆる凸凹コンビ結成ということですね←やはりあくまでも殺伐とし過ぎないようにという方向性の方がいいですね、理解しました!)
あぁ、俺だ。驚かせて悪い。幽霊ってのはこんは所で寝るもんなのか?てか寝るのかよ
(今まで見てきた幽霊の共通点は顔色が悪くあからさまに生きてないと見てとれる点なのだが目の前で気持ち良さそうに寝る少女は生きてる人間にしか見えず、目覚めた相手におはようの挨拶もせずに幽霊=寝る食べるの生理現象は起こらないのイメージを払拭された驚きを先に口にして。問い掛けに対し苦い顔して「あのクソカップルならさっき帰らせた。何か見たかと聞いてみたが怖くて覚えてないってさ。役に立たねぇよな」夜の学校に忍び込んだなら狩りの足しになる情報を掴んでおけと勝手な苛立ちぶつけ溜め息ついて、悪霊探しの幽霊と胆試しのカップルが揃いも揃って床で寝るとは恐らく悪の根元が出たに違いないのだが悪魔退治にショックを受けるような普通の少女が何か覚えているのだろうか「なぁ、君と同い年くらいの女の子見なかったか?この子なんだけどさ」スライド式の携帯を取り出し、学校の屋上から飛び降りたとされる少女の青写真が載った記事を収めた写真を見せ)
(/イエイ、またしてもコンビつくっちゃいましたね!今回も素敵コンビになるはずですよ!普段殺伐としてる分、息抜きのボーナス的な感じで悪戯大好き天使さんが仕掛けたらしいのです)
そうですね、基本的には不要ですが意識すれば眠くなって寝たりもしますしお腹も空きます。…幽霊とはいえ寝る場所は選びたいですけどね
(幽霊だというのに生理現象なんて起こるものなのかというもっともな疑問に対しゆるりと首を傾げながら起こるか起こらないかで言えば起こるが、必要だから起こるというよりは一度意識してしまえば無視出来ずに感じてしまう類の物だと説明して。幽霊とはいえやはり床の寝心地は最悪だったようで苦笑混じりに立ち上がると身体をグッと伸ばしたりと相変わらず幽霊感があまり感じられない人間味溢れる仕草をして。二人組に対する随分な言いようには苦笑いをして「あはは…クソカップルって…。あっ、と…そうでした、昨日私はあの二人が夜にこの場所に入ってきたことに気づいて後をつけ…尾行をしたんですけど、この屋上へ続く階段へ来た途端に空気が重苦しく冷たい感じになって不気味な人影が現れて……確かにちょうどそんな感じの女の子でした!あまりにも怖すぎてすぐ気を失っちゃったのでもしかしたら違うかもしれないですけど…」ともあれ二人が無事にここを出られたようで良かったと安堵しかけたが、ホッとしている場合じゃないと昨日ここであったことを何故か後をつけたと言わずに無駄に尾行とかっこつてけ言い直したりしながらことの顛末を話し、彼が見せてきた写真の少女が正にここに現れた幽霊のようだったと一度は自信たっぷりに答えてはみたが、実際に自分が見たのは一瞬のことだった為最後には若干自信なさげにそう付け加え「…ということは、やっぱりここに現れた幽霊の正体は…?」自分がこの目で見た情報と彼が見せてきた写真、それが意味することはつまり彼の中では既にここに住まう良くないものの正体などについて目処がついていてそれが写真の少女ということかと写真と彼の顔を交互に見やりながら確認するように口にして)
(/前回が少し重かったりした分今回は癒し回ですね←オチまでなんだそりゃー!って感じで面白いですね笑最後は悪戯天使を二人で懲らしめたりもするんでしょうかね?←)
寝るし飯食うしって、俺が今まで思ってた幽霊像とはだいぶ違うな
(どう見ても見た目は人間そのもので加えて睡眠や食事といった行動もできるとは、もしや彼女は幽霊でなく例えば狼男とかシェイプシフターとか兎に角別のモノでないかとの考えも浮かんできて。学校の悪霊も勿論のことまひるという存在についても調査が必要なのかと人間たらしい動作をまじまじと見つめ「バカップルの方が良かった?何にせよ胆試しする連中なんて頭がイカれてる」興味本位で自ら悪霊の元へ突っ込んでいくなんてハンターからすれば迷惑行為そのものでしかないし今回は二人とも生きていたから良かったものの最悪殺されたかもしれないのに、全く理解できない行動だと首を捻り馬鹿どもの話はさておき本題へ「この子で間違いないだろうな。悪霊を退治するには墓を掘って塩を撒いて骨を燃やす。それにはまず悪霊少女の両親に会って墓の場所を聞かないといけない」いつも通りの狩りなら保険会社やFBI等それっぽい職業に扮して関係者に近寄り骨を燃やして終了、なのだが今回はどうもすんなり行かない予感がするのは普段べったりな弟と別行動だからか今回の案件を持ってきたのが天使だからか、はたまた目の前のまひるという名の幽霊と出会ったからなのか、どちらにせよすべき事は一つ。次なる行動を口頭で説明し聞き込みなら着替えが必要だと愛車のキーを取り出し)
(/いえす、癒し回も必要なのです←悪戯天使さんを追い詰めて懲らしめようと思ったら逃げられた的なまぬけなオチもたまになアリかなと←いきなり別行動しちゃいましたが、実はこの後まひるちゃんに活躍してもらいたい場面も企んでいたりするのでワクワクして下さい!)
でも、私はちゃんと幽霊ですよ。実際に私は死んでしまっていることは間違い無いですし…多分個性、なんですかね?むしろそう信じないと今度は私は何者なんだーって問題が浮上してきてアイデンティティ崩壊の危機に陥っちゃいますからー
(彼のイメージしているようないわゆる幽霊と呼べる存在を実際にこの目で見てそれと自らとを比べて思うところは少なからずあるものの、やはり己も幽霊だという自覚は確かにあるのだと言い切るが、それは確信があって言ってるというよりは自分が幽霊だという前提が崩れて自分が何者であるのかがわからなくなる事を恐れての発言であるようで「それについては私も全くもって同意です。わざわざ怖そうな場所に自ら喜んで入っていくなんて考えられないですよー。ディーンさんもお仕事とはいえ本当凄いです、尊敬しちゃいます」理由はともかくとして、肝試しをしようなんて人の思考が理解できないという点に関しては完全に同意して、同時に自分では間違いなく彼のようなハンターとして活動することは出来ないだろうなと思い、純粋な気持ちで褒め言葉を重ねて。いわばその道のプロといえる相手の悪霊に対する対処法を聞けば「なるほど…悪霊相手でも昨日悪魔にやったように正面対決あるのみかと思ったら結構地道にやらないといけないんですね。でもそのやり方だと日本の悪霊の殆どはもしかしたら倒せないかもですね、日本は火葬で遺体を最初から焼いちゃってますから。ふふん、つまり私は無敵です」最初に悪魔を倒した時の印象と違って思っていたよりもハンターの仕事は頭脳プレイなんだなと感心した様子で何度も頷き、そこでふと思いついたように別に自身は悪霊でもなんでもなく彼がそうする必要性もないことは承知の上だが文化が違えば自分は倒せないのでは?なんて得意げに口にして胸を張ってみせて。ともあれ、次にするべきことを聞けばどうやらここにいる自分にやれることはなさそうだなと思うが、やはりこの場所を離れようとすることには自分でも上手く説明が出来ないが抵抗があって調査へ向かう相手を黙って見送る他なく「うーん…ディーンさんとお話ししてたらなんとなく昨日よりは自由に動けるようになってきた感じはするんだけど…」調査にも同行出来たらもしかしたら力になれることもあるかもしれないのに、と1人残った身でポツリと呟きながら歩き回ってみるとやはり自分の中で感じた感覚は気のせいではなく学校の敷地内ならば校舎の外に出ることは出来る様になっており、その後も暫くはここをどうにかして出られないか試行錯誤を繰り返していて)
(/むしろその方が今回の話し的にはしっくりくるラストですね笑その時にはなんだかんだ2人にも引き合わせてくれて楽しませてくれてありがとうみたいな気持ちはありそうですしね← いいですねえ、あなた様のやりたい事が読めないのが実に楽しいです。どんな役目を与えていただけるか楽しみに待っていますね)
ちゃんと幽霊ね、なんつーかホント新種発見って感じ。少なくとも退治しなきゃいけない対象じゃないって事は確かだな
(彼女が自分について疑心暗鬼となり錯乱し手当たり次第悪さをするようになっては困るし変に不安にさせたくもない。疑問は多々あれどちゃんとした幽霊という事にしておいて、こんなやり取りを死神に見られたら彼女をあるべき場所へ導くべきだとか騒ぎそうだと苦笑い案件だが死神は生きてる人間の目に映らないから問題なし。肝試し云々の話しに同意を得られて何よりだが1つ修正しておくべきかと掌を前に「なぁ、勘違いしてたら悪いから先に言っておくがハンターは決して尊敬の対象じゃないしましてやヒーローでもない。そんないいモンじゃないんだよ」何処と無くハンターをかっこいい人と認識していそうな雰囲気がいたたまれず、悪から人々を救うアメコミヒーロー的存在ならもっと気楽だったろうかと短い溜め息ついて。悪霊の退治方法に対してまさかジャパニーズ幽霊が無敵だと返されるとは思わず目を瞬かせ、勝ち誇る姿が面白可愛く失礼ながら吹き出してしまったのを慌ててグーにした手で隠し「火葬の場合はまた別の方法がある。残念だったな、まひるも無敵じゃない」否定するのも可哀想かもと思いつつ墓を掘り骨を燃やすより多少面倒臭いが手立てがない訳でないのだと説き、さて何故か学校からは離れられないらしい相手を置いて立ち去るのも気が引けるが犠牲者が出でないとも限らない案件を放置出来ず車を走らせ一旦モーテルへ。スーツに着替え偽の身分証片手に更にドライブすること数十分、こじんまりした家を尋ね亡くなった少女について何でも良いから話を聞けないかと頼み込み収穫したのは火葬にされたという事。これでは墓を骨を燃やす方法は通用せず他の方法を探すに辺り当時少女と交流のあった人や教師に話を聞いて回り)
(/ムカついたけど楽しかったからいいか的な感じですね←主さまに楽しんで頂けるよう頑張っちゃいますね!)
そうなんですか?でも、大事なのは受け取る側がどう思うかだと思います。えっと、確か…やらない善よりやる偽善でしたっけ?ディーンさんのしたことで救われる人がいればそれはもう立派なことなんです、私の中では決定事項です
(なにをもってハンターという職業をいいものではないと言い切るのかは正直わからなかったが、彼自身がそのように思っていたとしても受け取り手側がどう考えるかはまた別の問題であり、仮にそれが独りよがりの独善的な活動だったとしてもそれで誰かが救われたりするならばやはりそれは立派なことだと両拳をグッと握って無邪気な答えを返して。流石はその道のプロというべきか、どうやらそんな浅知恵程度では太刀打ちは出来ないらしいとわかれば落胆よりは素直にハンターというのは凄いと改めて思えて「駄目でしたかー、これじゃディーンさんの前で悪さは絶対出来ませんね」元々問題を起こしたりなどというつもりもなければ、彼と敵対する理由もないためあくまでもお気楽な口調でそうおどけてえへへ、と笑ってみせて。一通り色々試してみたがやはりこの場を離れることはできる気配はなく、仕方なく諦めれば元はグラウンドだった場所に設置されたベンチに腰掛け足をぷらぷら揺らしながら今頃彼は何か手がかりを掴んでいる頃だろうかと考えを巡らせ、同時にそうして彼のことを考えると不思議と身体が軽くなるのを感じていて)
(/ですです、締まらないラストというのもほのぼの回ならありですよね?←わくわくしながら成り行き、風任せについていきやすぜ←)
俺のやったことで救われる人がいれば立派か、ありがとうな
(一昔前は目の前に現れた怪物を片っ端から倒すだけの単純な旅だったはずが、気付けば地獄の門が開いただの煉獄を探せだのややこしい注文だったり天使どもの兄弟喧嘩に巻き込まれたりとスケールがでかく救えなかった人も少なくなくて悔やまれる日々を送っていたのだが、無邪気に語る姿に幾分か心が軽くなり間違った事ばかりじゃなかったのだと思え照れ臭く笑って。少女に関連する人物へ一通りの話を終えたら動きやすい普段のラフな服装に着替え車内で軽めの昼食をとりつつ学校へ「まひる、居るのか?君に頼みたいことがある」呑気な幽霊少女は今も校舎内に居るのだろうか、昼間と言えど放置され古びたものが心霊スポットらしさを演出しておりまともな学生生活を送れなかった身として居心地良いはずなく、次々浮かぶ苦い思い出を消し去るように頭を振って今は悪霊退治に専念すべきと聞き込みで得た情報を記した小さな手帳片手に長い廊下を歩きいくつか教室の前を横切ってグラウンドへ出て)
(/グタグダにならないか心配すぎなのですが主さまのゆるーい感じに免じて許して頂こうかと←この後少女が大切にしてた何かしらの物を一緒に探してもらって、それを燃やしてはい終了な感じなのですが短編になりそうな予感です。スパナチュは1話簡潔だから致し方ないですよね←←)
いえいえー、こんなゆるーい感じのフォローで少しでも気が晴れたなら良かったですよ。ディーンさんの今の笑顔とても素敵です
(事情を詳しく知らない身で一方的に考えを押し付け過ぎてしまったかも…という思いが少しばかり頭をよぎったが彼の笑顔を見ればたとえそれが気休めであっても、笑顔を引き出せたことに意味があると考えることにすれば、その笑顔を指してこちらも緩やかに微笑んでみせて。現状ここでの存在理由が彼のハンティングへと協力するというものくらいしかなく、彼がこの学校の敷地へ戻ってきたのを察すれば呼ばれるまでもなくそばまで来ており「はいはい、まひるはここに居ますよー。それで何かわかりましたか?」呼ばれてすぐに彼の真横からニュッと顔を出して、こうして自分を呼んだということは何らかの事態の進展があり、もしかしたら自分にも何かやれることがあるかもしれないと考えれば半ばワクワクしながら彼の次の言葉を待って)
(/ぐだぐだも味ですよ。正直こちらのキャラチョイスの時点でガッツリシリアスは難しいとも思ってたので、それこそ敵対してハンティングされるーみたいな展開じゃないと…とはいえそれは流石に嫌過ぎるので今の感じがちょうどいいのです← なるほど、大筋の流れは理解しました。ここからが協力プレイ本番ってことですね、面白くなってきました。まひるもある程度愛着が湧いた相手とならどこへでも一緒に行ける(ある意味地縛霊に気に入られて連れて帰っちゃったみたいな状況に近いかも…←)のでここからは学校から行動範囲を広げられそうです←)
本当なら、もっとボインのエロい感じの姉ちゃんに慰められたいよ
(兄貴だからしっかりしなきゃと自分を追い込み一人で抱えんでしまう質で、なんとも言えない照れ臭さを飛ばそうと顎を擦ってニタニタわざとらしく笑って半分本気の冗談を交えておいて。呼び掛けに応じ出て来てくれるのは有り難いが足音なく突然表れられると流石に驚いてしまい一瞬固まって瞬きを数回、驚いたのを悟られまいと咳払いして気分を入れ替え錆び付いた今にも壊れそうなベンチに腰掛け「この学校に出る少女について色々調べて分かったんだが、面倒くさい事に火葬されてる。つまるところ骨を燃やす方法が通用しない。こうなった場合の手段だが、この学校にあるであろう少女の愛用品を探すしかない」少し前"別の方法がある"といったやり方をさらっと説明し何かしら少女の思い入れの深い持ち物が学校に残っているとすれば化けて出るのも納得いくのだが、如何せんどんな物かも分からず廃校を探し回らないといけない訳で「そこでまひるに頼みたいんだが、少女の幽霊にコンタクトを取って忘れ物が何かを聞いてほしい」出会ったばかりの幽霊少女に狩りの手助けをして貰うなんてハンター失格かもと乾いた笑いが出そうになるのを抑え、探検気分でワクワクしているようにも見えるまひるに最初のミッションを与えて)
(/またしてもご無沙汰してます…お待たせしましたです。
ほのぼの小話にシリアス展開なんて不要ですよね、ね!という訳で協力プレイに持ち込みました。髪の毛とか皮膚の一部とか、そういった身体の一部が付着した物を燃やして退治する話があるのですが、原作そのままでなくても例えば少女の霊が大切にしてた日記帳とかでもいいかなって考えてます。それをまひるちゃんと協力して見つけて燃やして解決!な流れです。ディーン一人じゃ難しそうなので、地縛霊的に気に入って頂けたなら何よりなのですよ←)
(/主さま、お久し振りです。お元気でいらっしゃいますか?こちらが返信をかなり止めてしまっていたので私からは何も申し上げられない状況ですが、お元気でいらっしゃるかだけが気になっておりまして…!その内また再会できたらいいなと願いつつ、いつも私の我が儘な願望に付き合って下さる主さまにも楽しんで頂けるよう色んな作品に手を出したり色々とやってみます!)
あー!それはとんでもなくセクハラ発言ですよ。…ふふん、今に見ていてくださいよ、私だって将来はボインボインの素敵なお姉さんに…って、なれないんですけどね死んじゃってるので
(いやらしい笑みを浮かべて女性の敵ともいえる発言をした相手に対して、ぷんすか怒ってみせるが、すぐに気を取り直せば得意げに胸を張りながら将来に期待的な物言いをして。とはいえ幽霊である以上はもう成長することはないということはわかった上での自虐ネタであり、それを口にする表情も別に悲壮感も何もなく苦笑を浮かべて肩を竦めるのみで。こちらも相手の座るすぐ隣へと腰を下ろせば相手の打つ次なる一手について興味津々といった様子で耳を傾けて。愛用の品を探す事が少女を成仏させることに繋がるのだと聞けばなるほどと感心して、いよいよ次にやるべきことが見えてきてワクワクしていたところで少女へと直接コンタクトをとって欲しいという言葉に冷や水を浴びせられたように表情を硬直させ「あ、あの、それってつまり私があの女の子の…その、幽霊と一対一でお話しをしないといけないってことですよね…?」顔を真っ青にするという幽霊だというのに相変わらず表情豊かにぱっと見は生きている人間にしか見えないリアクションをとり、身体をガタガタ震わせながら自身に課せられた任務について一応改めて確認をとって)
(/永らくお待たせしご心配をおかけして申し訳ないです!諸事情でしばらく病院での生活が続いてまして先日ようやく戻って来ることができました!その旨を連絡だけはするべきだったとは思うのですが気持ち的にも少し塞いでいたところもありまして…と、色々言ってみたところで言い訳にしかならないと思うのでこの辺にしておきますね。一応過去の文を読み返しながら返事を書いてみましたが、心機一転して新しく何かを始めるのでも構いませんしこのまま続けるのでも構わないのでどちらかお選びいただければと思います。お待たせするのはこれで二度目ですし愛想を尽かされてしまうかな…?と思いつつも、もしお相手続けていただけるようでしたら是非これからもよろしくお願いしたいです)
もう何年前だよって話でさすがの君も俺のこと忘れてるってか、見切りつけてると思うんだが…その、な?急に気になって。君がメッセージくれてたのも知ってたのに返信できなくて悪い。なぁ、もしこれに気付いたら俺にもう一度チャンスをくれねぇかな…なんて虫がいいのも分かってるけど。まじでごめんな。とりあえず足跡残しとくから。
懐かしい部屋が上の方にあって、最初は何かの見間違いかと思いましたよー。久しぶりですね、やむを得ない事情があったとはいえ元はと言えば待たせたのは私の方なのでここはお互い様ってことで……なんて、私の方こそ虫のいいこと言っちゃってますね。もう一度チャンスをあげる…なんてそんな偉そうなことは言いません、むしろ私の方から前のようにお話ししたり出来たらなってお願いをしたいぐらいですよー
うわ、まじかよ!!さすがにってダメ元で書いてみたらその日のうちに返信くれるのはすげぇな、まじでありがと。優しいこと言ってくれんのも変わってなくて安心。さっそくお相手をってとこなんだが、久しく文章を書いてないから前にも増して長文を書ける自信がなくて。考え直しになっちまうのも申し訳ないんだが、久々の再会ってことで心機一転仕切り直しで短めからリハビリをお願いしたいなぁなんて。
私としてもその方が良いかなと思ってました、だいぶ間が空いちゃいましたし一からの方がいいかなって。ひとまず無登録でやってたようなストーリーのないゆるいやり取りぐらいがちょうど良さそうですかね?
流石まひる、気が合うってか気が利くってか。ありがとな。いやもう本気で文章どうやって書くんだっけ状態だから、それくらいの短いのから始めてもらってキャラ同士の相性っての?盛り上がったらしっかり練ってみたいな感じで頼む。
つまり以心伝心、しばらくぶりでも私たちの相性は相変わらずってことですね、うんうん。しっかりお話し考えるのもいいですけど、まったりお話しできるああいう雰囲気も好きだったので私としてはそれも楽しそうだなーって思ってます
えっと、それじゃあお互いのキャラだけ先に決めちゃいましょうか?とりあえず私の方から何人か挙げるので直感とかで誰とお話ししたいか選んでください
要楽奈/BanG Dream!
『神出鬼没でとことん気まぐれな少女。興味のあることとないことに対する差が激しく、気に入った人や居心地のいい場所を見つけるとそこに居着く、所謂野良猫気質な女の子』
クラウディア・バレンツ/ライザのアトリエ
『大きな商会であるバレンツ商会の経営者の一人娘。おっとりしているがノリのいいお茶目な一面も。また商家の娘らしく引けない一面を持ち合わせ、意外に度胸も据わっている』
メジロアルダン/ウマ娘プリティダービー
『名門一族メジロ家の心優しく高貴なご令嬢。幼い頃より身体が弱く、外に出たりなどといった自由も少なかったため外で体験する様々なことが新鮮に感じられる様子』
というわけで今回はこの3人です、相変わらずジャンルの横の広がりはないので、そこは悪しからずです
いやもう、幽霊っていうより女神とか天使だろ。まじでいい子すぎる。んでもって早速の候補さんきゅ。こっちの提供できるもんが凄腕エージェントくらいしかいないもんで、それに合うにはクラウディアかメジロアルダンかなって。
レオン・S・ケネディ/バイオハザードシリーズ
元警官、現アメリカに雇われの大胆不敵なエージェント。警察官として赴任初日にゾンビが蔓る街からの脱出という過酷な経験を持つ。全てを救えなかったトラウマを抱える中、与えられる任務を確実にこなす日々を送る。
ちょっと根暗なのは簡便だけど、俺の次くらいにはイケメン用意しといた。
ふふ、毎度のことながらお褒めの言葉ありがとうございます。
それでは今回は私がお相手を務めさせていただきますね。ストーリーというほどではありませんが、レオンさんは凄腕のエージェントとのこと…なのでメジロ家の屋敷(特に何の変哲もない一般的な洋式の大きな館というイメージで大丈夫です)の警護兼私の護衛として雇われているというのはいかがでしょう?
私の世界観準拠でいくならば外的危険はまず殆どないので護衛とは名ばかりで私の話し相手やお茶のお相手などがメインのお仕事にはなってしまいますが、いかがでしょう?
時には少し過激な悪漢が現れてそれをレオンさんがかっこよく懲らしめるという展開もあっても面白いかもしれませんが、そこはお話しの流れ次第といったところでしょうか?
メジロアルダンか、よろしく。別に俺は危険なことが好きな訳でないから、まったり君の話し相手も悪くない。いや、むしろいいよ。俺の設定からストーリーまで考えてくれてありがとう。そうだな、流れ次第で悪者が出てきても面白そうだ。俺がいる世界には人間でないものが沢山いるから、君のように耳が生えてる子がいてもおかしくないと思ったがそれは耳じゃなくて髪か?
ちなみにだが俺の年齢は容姿は好きにしてくれて構わないが、それじゃ君が困るだろうからバイオハザードのRE4という作品で27歳にしておくか。深い意味はないけど、それくらいが扱いやすいかなと。
はい、ご明察の通りこれが私たちウマ娘の耳に当たる部分になります。ウマ娘は人間とは違う生き物ということにはなりますが、基本的な部分はあまり人間とは変わりはないと思いますから、そこはあまり難しく考えずお付き合いいただければ…と。
それよりも私はレオンさんの言う人ではないもの、というのが気になります。ウマ娘は初めて見る様子ですし、人でないなら動物…などとそう簡単な話しではないのでしょう?
私の背後も原作はその作品の触り程度であれば知っているのでそれならばイメージしやすく助かるそうです
へぇ、ほとんど人間と変わらないのに耳だけは馬なのか。じゃあ食べ物も俺と同じものを?いやそれより、俺の言う人間でないものが気になるって?そりゃ犬やワニといった動物もいたが、人でなくなった人間…つまりはゾンビってヤツだ。あれはまぁ、君達と違って全く持って可愛げはないが。
そりゃ良かった。こっちの背後は君の作品が実は気になってたとワクワクしてる。それから改めて感謝してるってね。
はい、基本的には。ですが食べる量は人間のそれよりもだいぶ多いですね、同じウマ娘の私の友達はこの前ホットドッグを150個食べたと言っていましたし、私もそれに近い量は恐らく問題なく頂けますから。
まあっ、ゾンビとはあのホラー映画やパニック映画でもお馴染みの不死の怪物のことですか?レオンさんは実物をその目で見た事が……あっ……実体験は映画や物語のように優しくはないですよね、きっと見たくないものなども沢山…思慮が足りず一人で勝手に盛り上がってしまい申し訳ありません
少しでも良さが伝わるよう鋭意努力いたします。改めてよろしくお願いしますね
ホットドッグ150個だって?君もそれに等しいくらいいけるとは…その見た目からは想像し難いな。俺も鍛えるために多く食べる方ではあるけど、君達の食欲には負けるよ。
まぁ、そうだな…そのお馴染みの死んでも生きてるアイツらだ。いや君が謝る事じゃない、が…救えたはずなのに救えなかった命が多すぎた。それが嫌になって酒に溺れた日々もあったり、休暇願を出し続けた結果ここの護衛を頼まれたって流れさ。ここじゃきっと銃もナイフも必要ないだろうから、たまには思い切り羽を伸ばさせて貰うよ。
(/背後からも一言、まじで感謝です!!!!!)
食べる量の大小はあれど、鍛えるために食べるというのは私たちウマ娘とも通ずる部分がありますね。私は今は故あって本格的なトレーニングには取り組んでいませんが、ウマ娘の多くは決して長くはない競技人生においてより速く走る為、自らを鍛え高めることに費やす子が多いのです。
…私はレオンさんが体験したことを詳細に聞いたとしても本当の意味で理解することは出来ないでしょう。ですが、これだけは自信を持って言えます。レオンさんが亡くなられた方を悼む気持ちを忘れず持ち続けていれば幾許かでも報われる想いもあるのではないか、と。…後悔を無かったことにしてはならない、痛みを忘れないのは強さでもあると思うのです、どんな形であれそれら全てを背負って今日までを生きてきたということなのですから……と、暗いお話しはここまでといたしましょう、レオンさんは甘いものはお好きですか?
(/いえいえ、こちらこそありがとうございます!……って、これいつもの無限ループする奴ですね、自重します←)
へぇ意外な所に共通点を見つけたな。なんだか、君達も過酷な世界にいるように聞こえる。だが何か目的があってそれの為に生きていくのは悪くないよな、今は違えど君は競技で俺はアメリカの為に。
…俺は弱きを助けたくて警察になったんだ。それなのに全てを救えないどころか犠牲が大きすぎて自分が嫌になった時期もあったが、そういう言葉を聞けば過去の己の行動も無意味なんかじゃなかったんだなって救われる。振り返ってばかりの人生も少しは進めてるかなってね。ん、あぁ好んで食べる程でないが頂いてもいいなら。
(/無限ループ!!!変わらなくてありがたやです!!流れで話してますが、ロル入れたほうが良いでしょうか?)
そうですね、目的のために生きることは自分という存在を"現在"(いま)に刻み続けることですから。そういえば、契約時にお聞きになったかは分かりませんが、この屋敷にはトレーニング用のジムなどもありますのでレオンさんもご自由にご利用くださいね(胸元に手を当て表情緩め。ふと思い出したように事前説明がもしかしたら既になされているかもしれないがと説明を付け加えて)
はい、前にただ進み続けるばかりが人生ではないと思いますから、立ち止まって振り返って悩んで少し進んで…それだって間違いではないと思います、進みたくともそれが許されない今の私の願望が多々含まれた意見ではありますが(ふふ)それは良かったです、それではティータイムにいたしましょう
(/お試しでロル入れてみました。ガッツリ書くと前までのようなゴリゴリの長文になってしまいそうなのでとりあえずこんな感じでどうでしょう?)
与えられた任務を淡々とこなす、それが俺に求められる役割であって現在を生きる証にもなるんだろうな。へぇ、ジムがあるのは有難い。君をそっちのけで鍛えてばかりはいられないが、身体が鈍らないよう適度に利用させて貰うよ。(振り返れば辛い過去も多いが彼女の物静かな言い方がすとんと胸の中に落ちるものがあり、腕組み眺めの瞬きと共に聞き入り。ふと耳に入った言葉に腕を曲げ伸ばしして鍛えるような動作をし)
少しくらいは進めてると信じたいがな。君は君で、色々と抱えてそうだが…お互い過去に縛られず気楽にやっていくしかないか。(ふむ)本当はアルコールをと言いたいが今は良い子に紅茶にしておくか。
(/リハビリロル有難うございますー!)
はい、是非。よろしければ今度トレーニング風景を見学させていただいても良いでしょうか?どんなメニューで身体を鍛えるのか純粋に興味があるんです、それに護衛対象の私はお側に居た方がレオンさんの任務の為にも都合が良いでしょう?(ジムへ関心を示した相手の反応を見てはコクリと大きく頷き、身体を鍛えるついでに自分にもその様子を見学させて欲しいと申し出て、そうすれば職務そっちのけで…という罪悪感も生じにくいだろうといたずらっ子のような笑みを浮かべてはウインクをして)
アルコール、ですか…お出ししたいのは山々ですが今日は生憎と用意がなく…レオンさんがお望みでしたらまた今度用意してもらえるよう家の者へお伝えしておきますね?私はご一緒は出来ませんがお酌程度であればお付き合い致しますので(胸元で両手合わせ、ゆるり首を傾げて)
ははっ、気を使わせてしまったな。それじゃ君の提案通り、見学してもらうとするか。(見学の言葉に一瞬目を丸くしたが、彼女の表情や言葉から直ぐに考えが読み取れ保護対象に気を使わせてしまうとは情けないやら、人差し指にて頬をぽりぽり視線は明後日の方向にて笑って誤魔化し)
いや冗談さ。任務中に飲んだら流石に怒られる。(嫌な記憶に蓋をしてくれるアルコールもきっと此処では不必要であろうし、真面目な性格であろう彼女に対し片手を前に首は横に否定して)
ふふふ、気遣いというほどのものではありません。今回に関しては側で見学させて欲しいという私のわがままを通すために大義名分を利用させてもらったと言ったほうが正しいのですから(こちらからの要求を断りにくくするため、保護の対象としてそばに居る方が都合が良いという理屈を利用した側面があることを悪びれず正直に話し、小さく肩を竦めて)
そうでした、当たり前のように話し相手になっていただいてしまっていて忘れてしまいそうになりますが、今も現在進行形で任務の途中ということにはなるのですね(ふむ)…それではアルコールは無理でもせめて紅茶のシャンパンと称されるダージリンティーをご用意しますね、今日は天気が良いので庭園へ参りましょう
遅くなってすまない。お待たせ。
君は本当に賢い女性だ。以前、君くらいの歳の娘を護衛した時、悪い子じゃなかったが…正直じゃじゃ馬な感じに振り回されてたからな。(あくまで自身の我儘という事にし此方に遠慮させない配慮に関心させられ、それと同時に蘇る記憶に苦笑いで指先にて頬を?き)
休暇に近い任務だけどな。こいつらの出番がないなんて、俺にとっては始めての経験だ。(今までの任務と異なり手入れされた屋敷内を見渡し、胸元に装備されたコンバットナイフを取り出し遊ぶようにクルクル回したり投げたりして)庭園か、それはいいアイディアだ。よし、行こう。
お気になさらないでください。都合を最優先で無理なく進めて参りましょう
私と同じ年頃であれば多少は奔放なぐらいが可愛げもあるかと…などというのは目的達成のため気を揉んだレオンさん自身ではないからかもしれませんね(相手の以前の庇護対象であった女性について聞けば、個人的には少しやんちゃなぐらいの方が自分たちの年頃の少女らしいのではないかと意見を述べるが、流石にこの考えは当事者意識が足りないかもしれないなと思い直し言葉を紡ぎ)ですが任務を通して色々な人を見てきたであろうレオンさんから私へそのような好意的な評価をいただけたことはとても喜ばしいことです
多くの死線を潜り抜けてきたレオンさんにとってこちらでの任務は役不足かもしれませんが、本当に休暇と思ってどうか肩の力を抜いてお過ごし下さい(相手のナイフ捌きに感心したように手元見やりつつ、能力を持て余し退屈な任務にはなりそうだがいっそ本当に休暇と思って過ごしてもらったらいいと柔らかな口調で述べ)…それではどうぞこちらへ…いかがでしょう?これが我がメジロ家自慢の庭園です(相手から色良い返事もらえば早速移動をし、日当たりがよく手入れの行き届いた花壇に囲まれ、その中央に真っ白なガーデンテーブルが置かれた庭園へと相手を案内して)
ありがとう。
あの子なりに色々と助けてくれて感謝もしてるが、なかなか元気で大変な事もあってね。いやなに、俺が褒めたって別段なにもないだろ。(目の前の相手にはまだまだ話していない苦労話は多々あれど肩を竦めて苦笑いで、己のような大した器でない人間が評価したとて何になるやら恥ずかしさに襲われ丸めた瞳にて瞬き数回)
いいさ、たまには生きた人間…君は人ではないがとにかく死んでない者に囲まれていたい。(珍しく詳細を聞かされないまま配置された今回の任務に向かうに当たり装備は最低限で良いとだけ指示されており、成る程たしかにゾンビも悪人も居ない空間では銃器の使用も無いだろうと手入れされたナイフを元へと収め。よく晴れた日に似合う色取り取りの花に囲まれ周囲を見渡し新鮮な空気を思い切り吸い込んで、身動きの取りやすい格好の自身を見下ろせば庭園の雰囲気には合わないのでないかとTシャツの裾を引っ張り)立派な庭だな。もっとめかしこんで来るべきだったか。
そんなことはありません、自らに課せられた使命…任務に責任と信念を持って向き合うレオンさんの人間性は、出会って間もない私が評するのはおこがましくはありますが、とても立派で素晴らしいものです。そんな方からの評価ですから私には十二分に価値のあるものなのです(ここまでの決して長くはないやり取りの中で、あくまでも自分の主観ではあるが相手は十分に信頼のおける良き人物であると認識しており、そんな相手からの言葉だからこそ謹んで受け取ることが出来るのだと瞳を細めながら断言し)
そのように言っていただけて安心いたしました。やり甲斐もなく居心地も悪いようではこちらとしても申し訳ありませんから、この出会いがレオンさんにとっても良きものとなっていれば幸いです(ここでの任務に不満はないらしいということを相手の口ぶりから感じ取り、依頼主側としてもポジティブにここでの任務に臨んでもらえるなら何よりと考えていて、自身にとっては少なくともこの出会いがプラスになっているということを言葉端に匂わせながら相手も同じように感じてくれていれば嬉しいと胸元で両手の指先を合わせ)ふふ、公的な場ではないのですから気にせずとも大丈夫です。学園の友人も時々お招きしますし、皆さん普段通りの服装でティータイムを楽しまれていきますよ。…ですが、それはそれとして、レオンさんは立派な身体をしていますからそういったフォーマルなファッションに身を包んでも絵になりそうですね
アップダウンが激しくて間があきがちになってしまうかもしれない。申し訳ない。
アメリカ国家が俺を必要とする限り、与えられる任務をこなすだけだ。そんな風に思ってくれるのは誇らしいが…ここまでにしておいてくれないか。(時に疑問を抱けば背くこともあるが基本的には求められる行為を忠実にやるだけ。そんな日々を繰り返すうちに助けられなかった命の多さに段々と変わっていってしまった自分も居れば警察官になりたいと正義感に溢れた己もまだ存在するかもしれないが、だからといって褒められすぎれば流石に照れくさいしむず痒いしで高評価の言葉を紡ぐ相手の唇に人差し指をそっと当てストップを)
ずっと休暇を取りたいと願っていたんだ。ダラけるつもりは勿論ないが、お言葉に甘えて羽を伸ばさせてもらうよ。(ゾンビや怪物の唸り声は聞こえず血生臭さもしない新鮮な空気を思い切り肺に流し込み、保護対象者の目前にて両腕伸ばしリラックスするとは何とも不思議。相手の発言に安心すれば伸ばして乱れたTシャツの裾を整え、ふと思い出したように苦い顔で首を横に)服装を気にしなくていいのは助かるが、残念ながら古い知り合いにスーツは似合わないと言われたことがある。
事情は色々あるかもしれませんが、私は大丈夫ですからゆっくりやっていきましょう。待つのもお待たせしてしまうのもお互い様ということで
あ…ふふ、そうですね気持ちを伝えるのに言葉を尽くすことも大事ですが、言わぬが花とも言います。続く言葉は私の心の内に秘めておくことにしましょう(正直に思った事、本心をありのまま話していたのを相手に途中で止められてしまえば、あっ…と一瞬驚いたような声を漏らしたものの、すぐにふっと目尻を下げて穏やかな笑みを湛えては、これ以上語れば冗長になりすぎてしまうかと、この話題についてはここで区切りをつけて)
きっとオンとオフの切り替えは出来る方だと思ってますから、レオンさんのお力が必要な時には頼りにさせていただきますので、その時はよろしくお願いしますね?…とはいえ、そのような機会は無い方が良いのでしょうか?(気の抜けたように見える相手の姿も、平穏な時間だからこそのもので必要とあらばきっと仕事をきっちりこなすのだろうという確信があり、頼りにしていると伝えるが相手の本領が発揮される場面は無いに越した事は無いのだろうか、と考え込み)あら、そうなのですね。…とにかく心配は何もいりませんのであまり肩肘張らずお楽しみください(相手の言葉に意外そうな表情浮かべ、なんにせよここでは細かい作法やら服装やら何も気にする必要はないと改めて話し、それからテーブルの上のベルを手に持ち鳴らすとメイドが現れてメイドへと茶葉や用意して欲しいお菓子などを指定して伝えて、相手に向き直り)ひとまず座りましょうか?
半分ほど返事を書いたまま今になってすまない。ひとまず年が変わる前に挨拶をしたくて、取り急ぎこれだけでもと。
今年は再会できてよかった。本当に感謝してるよ。こんなスローペースで申し訳ないが、来年も宜しく。
(/というわけで背後からも失礼します…!本当に感謝の年となりました!!!ありがとうございます!そして来年も宜しくお願い致しますぅぅぅ!!!!!)
あけましておめでとうございます。用事が立て込んでしまい年の瀬のご挨拶が出来ず申し訳ありません…。
ですが、お優しい貴方のことですからきっと笑って許してくださるのでしょう、なのでここは前向きに今年も一年よろしくお願いしますね?
(/去年は再会出来て本当に良かったです!今年もお互い無理なく楽しくやり取りをしていきましょう!よろしくお願いしまぁぁぁぁす!)
あけて随分経つが…あけましておめでとう。こんな俺だが、今年も宜しく。
全く、君は褒め上手さんだがこちらは照れ臭くて仕方がない。おっと、急に触ってすまなかった。(自ら認める女運の無さと言うか今まで出会った女性とは違う素直に相手を良しとしてくれるタイプはどうも不慣れで、一区切りついた事に先ずは安堵の溜息で次にハッと気付けば急なスキンシップを取ってしまったと慌て手を離しばつが悪そうに宙を舞う手は下に軽く頭を下げておき)
あぁ、勿論。レディの前で格好つけるチャンスなら少しくらいあってもいいかもな。(本来なら腕が訛る程に平和な方が良いに決まってるが、片方の口角上げてニヤリとわざとらしく冗談交じりに。とはいえ先程から周囲に気を配れど危険な気配はなく、このお茶会も無事に済みそうだと内心安堵し庭に関心するふりして脅威を探す視線を相手へ戻し)そうらしい。エージェントらしくカッチリ着込んだらそう言われて、俺もなかなかにショックだったぞ。(普段はライダースをこよなく愛し動きやすさ重視でジーンズを好むがあの時だけは任務上きっちりした格好が必要だったのに云々、両方の掌を上に外国人らしい動作にて肩をがっくり戯けてみせて。メイドとのやり取りを横目に相手に促されるまま着席、の前にお嬢様のエスコートをするのも今回の任務の内。高級レストランでやるような動作を真似て相手の着席に合わせて椅子を動かしてから自らも向かいの席に腰を下ろして)
いえ、お気になさらず。咎めたりはいたしませんので……あ、ですがここは敢えて困らせてみても…なんて、本人の前で企みを話すようでは語るに落ちてしまっていますね(相手による行動が少しの不快感もなかったことを示すように浮かべた笑みを崩さず、言葉でも気にしていないと伝えるが、ふと思いつきでもしも自分が相手の失態だと咎めたらどんな反応を見せてくれただろうと悪戯っぽく笑いつつも、本気であれば企みを本人の前では話さないとあくまでも冗談だと言外に伝えて)
レオンさんからすれば学生の身の私は庇護するべき子供のようなものと見られているとばかり思ってましたが、きちんとレディとして認識していただけているのですね(少なからず対等もしくはそれに近しい扱いをしていると感じられる相手の言葉による表現に驚きと喜びを滲ませて上機嫌に声を弾ませて)なるほど…では考え方を変えてみてはいかがでしょう?公的な場よりも現場の方が似合うエージェントである、と(受けた評価に対して相手が本気でショックを受けていないことは見てわかったが、ティータイムの準備が終わるまでの軽い雑談として、向かいに座る相手へと少し考え込むように小首傾げる仕草を見せた後で、現場で腕を振るってこそ相手は真価を発揮するのだろうとフォローを入れて)
ははは、先に種明かしをされちゃ笑っちゃうだろ。でも君なら上手に俺を困らせてくれそうだ。(いかにも良家のお嬢様と見せかけながら時折見せるお茶目な一面がなんとも年頃の女の子らしく可愛いだなんて、己も随分とオジサン臭くなったものだと染み染み感じていたり。勿論本当に困らせる意図がない事は明白だが、乗ってみるのも悪くないかと此方も冗談半分に笑いながら両手を挙げての降参ポーズ)
所作法が綺麗な君はもう立派にレディさ(年相応な可愛らしさもある中でお嬢様としての落ち着きもある相手には子供扱いなんて合わず、あくまで保護対象という距離感は取れど女性として接するに相応しいのだと頷き肯定し)それは嬉しい解釈だ。堅苦しいスーツを着こなすより動き回る方が得意だしね。それにしても花が綺麗だ。よく手入れされてる。(映画でよく見るスーツを着こなしアクションもこなすスパイやボディガードにはなれないが相手のフォローは素直に嬉しく、悪戯っぽく言われた皮肉も解釈によっては悪くないのだと納得すれば頬を綻ばせ。視界に入る見事な庭園の景色と気さくな相手との会話もあってお茶を待つ時間も退屈知らず、ほんのり甘く鼻を擽る花の香りを肺へと送りよく晴れた空に目を細め)
(/遅くなってすみません!!!実は精神的なものから体壊してまして…やっとこさ復活しました。毎度の事ながらお待たせしてしまってごめんなさい)
(/いきなり背後から失礼します。この度自分はチャットから離れることに致しました。
チャットというのは名前も顔も知らない相手との文字だけの繋がりで別れの言葉もないままそのままさよならというのも少なくない世界ですが、長い付き合いでこれまでずっとお相手いただいた貴方様だからこそキチンと別れの言葉をお伝えするのが筋だと思い、今こうして文を書いています。
無登録時代から始まりこうして個トピに移っても変わらず続いた貴方様とのやり取りはいつだって自分にとって特別で楽しいものでした。今回チャットを離れる決意をしたのは背後の多忙のためというその一点のみが理由なので落ち着けばまた…という気持ちも多少は無くもないのですが、復帰の可能性は現状限りなく低いですし不確かな状況で待ってていただくというのもあまりにもムシが良過ぎる話しなのでここでスッパリ終了とさせてください。
せっかくお返事をいただいたというのに最後に返事も返せないままこのような形でお別れを告げる形になってしまって申し訳ありません。本当に今までありがとうございました)
(/そのまま居なくなるのが常な世界でご丁寧にご挨拶くださりありがとうございます。気づけばこの世界で一番長いお付き合いになりました。重ねてお礼申し上げます。主様には度重なるこちらの都合で幾度も待っていただき感謝しかないです。背後様ご多忙との旨、承知いたしました。プレッシャーをかける訳ではありませんが、落ち着いたらまた…は是非とも気が向いたらお願いしたいなと思います。が、それは主様の意思を尊重したいのでその時また考えて頂ければと思います。改めまして、これまでのお付き合い本当にありがとうございました。お身体ご自愛くださいませ。)
(/お久しぶりです。前回あのような形で別れの文を書いて日も浅いのに帰ってきてしまいました…。
先日背後の方が多忙の原因となっていた件が諸事情で完全に白紙になりまして、本当は少し前にこちらへ戻ってきてはいたのですが、あれだけ最後感を出しておきながら、こんなにもあっさり出戻ったらどう思われるだろう…という、葛藤もあって今の書き込みとなってしまいました。
不義理は承知しております。再びお相手を…などと虫のいい事を言える立場ではないですが、もしもまたこんなろくでなしの相手をしてやってもいいという事であればお返事いただければなと思います。
それでは失礼いたします。)
(/あぁぁぁぁぁぁ!!!おかえりなさいませ!!!!もうお話できないかなと覚悟を決めていましたが、投稿があったらメール来る設定にしていて良かったですー!
いえいえ全然お気になさらずにというか、お待たせしてばかりなのはこちらの方こそなので戻ってきて下さったことが本当に嬉しいです。なんだかんだで10年以上のお付き合いになってることもビックリですし、私の方こそいつもお待たせしてしまって申し訳ありませんが改めて宜しくお願いします!)
(/流石に今回ばかりはダメだよなぁ…と半ば諦めていましたが、まさかこんなに早くに返事をいただけるとは…!
それにしても10年ですかー…いやはや、いくら間が空いた時期があったりしたとはいえ、ここまでの長期の付き合いはここじゃ中々ないですよ。何はともあれ、温かく出迎えていただき感無量です!改めて、これからまたお付き合いよろしくお願いします!
さて、それでは今後の方針について話し合いましょうか。とはいえ例の如く版権なりにも版権作品自体にもなりきりが出来るほどには触れてなかったりするので…こちらが引っ張り出してきた今、動かせそうな子の相手役を貴方様に適当に見繕っていただいてお相手してもらう感じでも大丈夫ですか?誰で相手するかは完全にそちらの裁量で決めていただいて大丈夫なので!
とりあえずこちらが扱う予定のキャラは↓になります。確か無登録の方でも少しだけ絡んだことがあるような、ないような…。まあ、かなり前の事なので実質初見ですね!←
鷺澤有里栖/D.C.4
『天然でお日様のように明るいお嬢様。飾らない人柄で男女問わず人気がある学園のアイドル的存在』
こちらのキャラ固定ではいつものような世界観のすり合わせは難しそうなので、無登録の頃のようなまったり空間で雑談でもいいですし、お嬢様、学園辺りの無難なキーワードで無理矢理繋げてもいいかなって考えてますがどうでしょ?それか有里栖の親が代表を務める鷺澤財閥では体感型のすごくリアルなVRゲームの開発をしているので、それを介して世界観の共有もアリかなとか思ったり…ゲームの中でなら多少ハードな世界に入り込んでもある程度の無茶は効きますしね。
この子はちょっと…ということであればもう少し頑張って他の子をひねり出してきます。
ではご検討よろしくお願いします!)
(/そらもう飛び付きましたとも!!!よくぞ戻ってきて下さいましたー!
このトピを作って頂いたのはいつだったか気になって確認すればまさかの2014年だったので驚きました。無登録時代は就活に疲れ現実逃避に主様とお話させて頂いてたなぁとしみじみしております。こちらこそ、よろしくお願いいたします!
さっそくキャラのご提示ありがとうございます!学園物ならばこちらも学生をと思ったのですが不良しか思いつかず、お嬢様のお相手をさせるには申し訳ないですが←
羽宮一虎/東京卍リベンジャーズ
『暴走族チーム芭流覇羅のNo3。通りすがりの女子にイケメンと言われる程度に整った容姿を持つ。育ちは悪くないが少年院に入っていたことがあり中学を留年している』
設定いろいろ考えて下さってありがとうございます!お嬢様と不良のまったり時々胸キュン展開もありな感じで、無登録の頃のような雑談からだんだん広がれば広げていくのもいいかなと考えております。いやはや、学生キャラのわちゃわちゃは久々なので青春感じでちょっと照れ臭いですね(笑)
ぜひとも有里栖ちゃんでお相手願いたいです!こちらの用意した不良はムショ上がりでちとハードな感じもするので、もうちょいやんわりした不良の方が話しやすそうであれば熱血バカ系の素直な不良も用意できますのでお気軽にどうぞです!)
(/夜な夜な朝方近くまでグダグダ話していた頃が懐かしいですね、流石にあそこまでのバイタリティも時間も今ではないですが、形は変わってもこれからも楽しい時間を過ごせればなと考えております!
全然、不良でも問題無しですよ!有里栖はお嬢様感があんまりないお嬢様で基本誰にでもフレンドリーなので。
せっかくの学園テーマですし、どちらの原作世界線とも違った架空の学校で同級生とかもいいかもしれないですね。(万一知り合いについて話題に出すような場面があった際は色々厄介なことになりそうなので原作で繋がりある人との繋がりなんかはそのままというご都合設定で)元から同級生で一虎くんが復学したところから有里栖側が事情を知りながら絡むか、どちらかが転校してきて最初は有里栖側が一虎くんの事情を何も知らずに絡むかどちらがいいか…といったところですね。
完全に雑談のノリならそういうの抜きでもいいですが…どうしましょ?)
(/懐かしいですねー!いやほんと、若かったからあれだけ話す体力あったなって思います(笑)とにかく楽しかった思い出がいっぱいだし、これからも楽しく過ごせる予感しかしないのです!
学園もので詳しいのが東リベだったもので、お嬢様と不良というこれまたデコボココンビが返って恋に発展しちゃんじゃねドキっな感じになってしまいました。ご都合主義はもう適当にやっちまいましょう←転校してきてがやりやすいかもですね!雑談っぽい雰囲気でなんとなくの設定は固めておくというか、問題児の一虎が有里栖ちゃんの学校に転校していきなり絡んじゃってもいいですしねー!)
(/個人的にこういう住む世界が違いそうな二人が惹かれあって恋仲になるってシチュエーション大好物なので久しぶりに恋愛前提での物語やっちゃいますか。最初にここを建てた時も恋仲の二人からスタートだったのである意味で原点回帰ですね←
ひとまず一虎くんが有里栖の通う学園に転入してくることにしましょう!席も隣同士にしてそこからどんどん話広げて行くのが良さげですかねー?)
(/たしかにー!真面目で可愛い子とチャラ男の恋愛ものしてましたもんね!!懐かしいですな。
隣同士よきですよきです!入れ墨とか金髪メッシュとか色々あれな子ですが仲良くしてやってくださいませ…!)
ねぇねぇ、羽宮くんだよね?はじめまして私、鷺澤有里栖!鷺澤でも有里栖でも、なんでも呼びやすいように呼んで。今日からお隣さん同士よろしくね!
(朝のHRで突如としてクラスへの仲間入りが伝えられた転入生、本来であれば転入生がやってくるというのは変わり映えしない学園生活に刺激を与えてくれる一大イベントであり、各々がどんな人物がやってくるだろうと興味津々であったが、教師の紹介で教室へと入ってきたのは全員の予想の遥か上をいく、この学園にはまずいないタイプの、見るからに不良とわかる風貌の少年で。その後の教室内に流れた緊張感、静まり返り具合は言うまでもなく、結果最初の休み時間を迎えても尚彼に触れようとする者はおらず、普段なら授業が終わってすぐにでも食いついてきそうなクラスのお調子者たちですら恐々遠巻きから動向を見守っているという有様で。そんな状況の中でただ一人だけ彼の容姿に物怖じすることなく隣の席から満面の笑顔を浮かべ、先陣を切ってそう声をかけて)
(/という訳で待ちきれず勝手に初回始めさせていただきました!転入の描写はだいぶ端折っちゃったり、クラス内での最初の印象も勝手に決めちゃいましたが大丈夫でしたかね?あれならまた書き直しもしますので言っていただければ)
あ?何、俺に話しかけてんの?周りの奴らみんな遠巻きに見てるだけだってのに変なやつだな。
(本来ならば育ちのいい人間が集まる学園であろうことは一目瞭然、なぜ少年院上がりの不良がここに迷い込んだか未だに腑に落ちないが煩い親の言う事もたまには聞いてやるつもりで別に周りと馴染まなくてもお構いなしに周囲へは全く興味なしといった表情浮かべ。学年ダブりだとかムショ帰りだとか流石に担任も他の生徒へ悪影響のありそうな情報は伏せてるらしいが変な時期の転校生、しかも首には大きな虎を飼っており耳にはピアスという風貌では先ずもって誰も話しかけて来なくて当然なのだが、どういう訳か隣の席になった少女は違うらしく学級委員長でもやっているのだろうか先生からも生徒からも好かれそうな良い子っぷりを披露する笑顔で話しかける姿に思わず吹き出してしまい、何か用事でもあるのか首を傾けそちらを振り返り鈴の形をしたピアスをリンと高い音鳴らし)
(/初回ありがとうございます!誰も話しかけない不良に笑顔で接してくれるお嬢様、いいでないですか!!これは初っ端から恋の予感でニヤニヤしちゃってますよ←)
まあ…確かに独特な雰囲気っていうか近寄り難い感じだよね羽宮くん。でも、実際に話しかけてみてからその人に対する第一印象を決めてみても遅くないでしょ?今だって少し笑ってくれたし
(実際、彼が一般人が人となりも何も知らない状態で話しかけるにはかなりハードルが高い容姿をしているのは事実であろうことを、一意見として認め、流石に不良や怖そうといった直接的なワードは用いず言葉を選びつつ述べ。そういった考えがあるのは承知の上で、自分は自分なりのスタンスを貫き話しかけた訳だが、それを変と言うならそうなのだろうかと苦笑浮かべて頬を人差し指で掻き。しかし、実際に話しかけてみたことで彼が見せてくれた感情は威圧や恫喝の類ではなく笑いで、初見時の見た目のイメージだけよりは愛嬌のある側面が見られたことで、幾分か近寄りがたい印象は緩和されたのだから、やはりこの場は話しかけてみて正解だったと自分の考えを自賛し、笑みを絶やさず小さく首を傾げて)
(/少し危機感がないというか怖いもの知らず感出ちゃってますが、ほのぼの割り増しのほんわか空間ということでここは一つ←
どんな風に仲が深まっていくのか今からとても楽しみです)
こんなナリしてりゃ距離置かれんのもしゃーねぇし、嘗められたくねぇからタトゥー入れたりしてるし。んで、俺の第一印象ちょっとはいいの?
(近所に暴走族の縄張りがあったことから幼少期より喧嘩に明け暮れる日々を送り、ここへ転校する前にはチームのNo3として暴れまくっていた己がまさかこんなのほほんとしたお嬢様と机を並べる日が来るとは人生何が起こるか分からないもので。今このやり取りすら遠巻きにヒソヒソ言う連中だっている中で面白がって周囲ににっこり微笑みかけりゃ興味本位に此方を向いていた顔がそそくさとそっぽを向くからやはり隣の子は変わってるなんて思いながら、恐らく一線を置かれる第一の原因であろう首に掘った虎を指でトントンとして)
(/ほのぼのお嬢様めちゃくちゃ可愛いです!一虎も急に殴ったり噛み付いたりはしないのでご安心を!)
どうかなー?ちょっと羽宮くんのことが分からなくなったかも。でも、今はもう少し羽宮くんのこと知りたいなって思ってるよ
(容姿のイメージと実際に話しをしてみての印象、それらを加味した上で彼への第一印象は差し引きしてみた結果分からなくなったというのが正直なところで、人差し指顎先に宛てがい。少なくともドラマなどに出てくるような誰彼構わず噛みついて喧嘩に明け暮れるような人物ではなさそうではあるが、ある種の周囲への威嚇の意味合いを持つ容姿の特徴は、彼の抱える事情の底知れなさを感じさせて。彼自身が指し示す首に刻まれた特徴的なタトゥーを興味深そうにジッと見つめながら、判断をしかねているからこそ、もっとよく彼のことを知りたいとどちらかと言えば積極的かつ好意的な自身の意思を伝え「そのタトゥーってもしかして虎だったりするのかな?」と、首の結構な広範囲に精巧に彫られたそれのデザインへの関心からそう問いかけて)
(/この先不良らしい側面を覗かせてくる場面もやってくるんでしょうか、と怖さ半分ワクワク半分です←まあ、今回の話しの雰囲気的には相当ほのぼの寄りな空気にはなりそうなので殺伐とした展開にはどう転んでもならなそうですが←)
何それ、俺に興味あんの?やっぱ変なやつ。ふつーに考えて不良相手にしたら殴られそうとか思わねぇの?なぁ、芭流覇羅って知らねぇ?
(いくら喧嘩っ早いとはいえ明らかに無害であろう目の前の同級生を殴る程には悪でないし、とはいえこの奇抜な見た目を物ともせずもっと知りたいとは何ぞやと。己の所属するチームだってそこまで弱小ではなく知名度だってそこそこある筈なのに、流石にチームの名を口にすれば態度が変わるだろうか試しに伝えてみたが果たしていかにも育ちの良さそうなお嬢様がその名を知ってるか否かは考えなくても分かるような。別に敵意は感じられないし喧嘩を売るつもりはないのが多少ならば怖がらせてやっても面白いかもしれないと先程浮かべた笑みをすっと引いて真顔にて質問攻めをしてみたり、とは言え首の虎も威嚇のつもりが逆に興味を持たれたとあっては最早彼女は不思議ちゃんなのでなかろうかと「あ?どう見ても虎だろ。俺、一虎だし」と、よく見えるように首元にかかる髪やら制服の襟やらをどかして見せて)
(/こいつなかなかにサイコパスなので、周りがほのぼのしてても一人で闇落ちとかしちゃうかもです←)
え、バルハラ?…って、漫画とかゲームなんかで聞いたことはあるけど、流石にそれとは違うよね…。うーん、わかんないや…ごめん、でも出来れば痛い事とかはしないで欲しいなー…なんて
(その名前が出た瞬間、一部生徒がざわつくのがわかったが、残念ながら自身は全くその方面の知識がないため、それがチームの名称であるとは認識出来ず。同じ響きを持つ別の意味の言葉であれば所謂サブカル文化に触れていたり、神話の類が好きならばそこそこ聞く機会もある訳だが、この会話の流れで出てくる言葉の意味合いとしては適当ではないだろうことは深く考えずともわかったのだが、一応確認の意味も込めて問いかけ。決しておちょくってるつもりは全くないのだが、流石にこの応対は不良でいうところの所謂舐めた対応といった風にとられてしまったりするのだろうかと彼の策略にまんまと嵌まって今更になって少しだけ慌てて、改めて少しだけ自分なりに考えた結果答えに辿り着くには至らず、謝罪して今回だけは見逃してくれないだろうかと僅かばかり強張った笑顔向けるも、それでもその場から逃げ出そうとしたりはせず向き合い続けて。そんなやりとりがあって少しばかり緊張が生じてしまったのだが、彼の首に彫られたそれの由来が名前と関連付いている面があることを本人直々に伝えられると「ふふ、そうだね!でも、これなら確かに一目で誰かわかる目印になるし目立つからいいよね」このタイミングでいけないとわかっていながら、なんだか可愛いなという感想を抱き思わず楽しげに笑い声を漏らしてしまって)
(/そうなったら何とか闇から救出出来るように、有里栖のお日様属性にがんばってもらいます←)
あっそ、知らねぇならいーよ。まじでお嬢様って感じで俺とは住む世界が違うんだな。別に殴ったりしねぇから安心しろって。
(チームの名を口にした途端のざわめきには己の存在はやはり怖がられるものだと再確認したのに、目の前にいる少女ときたら全く何の事だか分かっていない様子で。たしかに見るからに育ちの良さそうな脳内お花畑の勢いもある彼女が廃墟となったゲームセンターに集まる不良集団の事なんて知る由もなく、それは納得のいく反応なのだが少しばかり暖簾に腕押しというか軽く脅してみたのに思った反応が得られずどうしたものか掌をそっちに向けてもういいと静止のポーズ。かといって転校先にて無害の同級生を急に殴るほど馬鹿でもないしチームの存在すら知らない相手には喧嘩も売らないのが筋というもの、怖がらせすぎたかと幾許かの申し訳なさを胸に安心させてあげるべきかと再び笑み浮かべ鈴の音と共に小首傾げてみせ。なんて気を遣ったはずなのに一虎が虎のタトゥーを身に纏う姿がどうも面白かったようで、急に楽しげに笑うものだから表情の変わりように此方はきょとんとしてしまい「喧嘩して勝った時にさ、目印になるモンある方が目立っていいんだよ」首の虎がどうとか鈴のピアスがどうとか噂が広まれば広まるほど己の地位が上がっていく不良の世界など全く理解できないであろう彼女にどう説明するか、なんとも不思議ちゃんというのかお嬢様とはこんなものなのか今までに出会ったことのないタイプに戸惑いながらも相手をもっと知りたいと他人に興味を持つのも久々の出来事で楽しげな様子をまじまじと見つめてみて)
(/お日様属性可愛すぎるのですが、さっそくうちの一虎が混乱しだしております(笑))
あ、そういうことならなんとなくわかるような気がするよ。特徴が広く知られていくうちに、丸々の誰々だ!って一目置かれるようになって、そのうち通り名とか二つ名とかがついちゃうような感じだよね
(名をあげれば自然と容姿に特徴的な部分があればそれも一緒に広まることは想像が出来、それがやがて同業の者の間で語り種となっていき、存在感や実力を現す証となる。…と、これもまた創作作品からの知識ではあるが、彼の言っていることはつまりはそういうことだろうと自分の中で咀嚼し理解して。所謂よくある二つ名のフォーマットである〇〇の〇〇といった形で例を挙げ「一虎くんは虎だから…題材からしてなんかカッコいい感じの二つ名つきそうだよね!」なんとなく自分にも理解できるレベルの内容に落とし込めたことと、とりあえず彼が怒っている訳では無さそうなのが反応からわかったことで、彼にもそんな感じのカッコいい二つ名とかあるのかな?などと、緊張感の欠片もない、かなりズレたことを考え、ワクワクした様子でどこか期待に満ちた眼差しでその顔を見上げると実際に本人に向けてそんなことを宣っては、どうかな?と小首を傾げて)
(/混乱している相手に向けて容赦なく頭お花畑ムーブを重ねる…これもしかして中々に鬼畜では?←←)
まだ通り名はねぇけど、まあ確かにそんなの付くのも悪くねぇよな。つーか喧嘩もなく毎日お勉強って息詰まりそう。つまんなくねぇの?
(無意味に怖がらせるつもりは無かったが元より和気あいあいと仲良しこよしするタイプでもないため一定の距離は取りたかったのだが、どうやらそれが通じないとみて一人頭を抱えそうな気分ではあるが根っからの純粋ないい子なのだろうと理解すればどこまで打ち解けられるかは分からずとも不思議と嫌いにはなれないとか云々。芭流覇羅もそれなりに名の知れたチームになってきたし彼女の言うように虎がどうとか二つ名が付くのも悪くない話、そうとなればこの学園では大人しく過ごすつもりだった考えも改めてひと暴れしてみるべきかとか不良らしい思考が過るが、数人のグループできゃっきゃ話す同級生達を見ればどう判断しても異色なのは己の方だしこんな平和**した生徒相手に拳を振るったところで全くもって楽しめないことは明白だし止めておくのが得策、これから先慣れない環境でいい子ちゃんぶって過ごすことを想像すれば何とつまらない日々が待っているのか急に面倒臭くなって机に突っ伏しながらのため息ひとつ)
(/お花畑有里栖VSサイコパス一虎ですが、すでに勝てる気しないです←←)
うーん、確かに私たちって青春には刺激も欲しいお年頃だよね、わかるよー。……そうだ、羽宮くんにピッタリの戦場があるよ、挑戦してみる?
(学生の本分は勉強といえど、勉強一辺倒では楽しくないのは事実。流石に相手のように日々喧嘩に明け暮れるなどというのとは別ベクトルではあるが、それでもともすれば同じことの繰り返しの中で退屈で間延びした日々になりがちな日常を変える何かを願うのは自分にも身に覚えのある話であり、腕を組み、うんうんと共感を示すように繰り返し二度頷いて。早くもつまらなそうに振る舞う彼を前にして、せっかく転入してきてくれたクラスの新しい仲間に、早々に退屈を感じさせるのは忍びなく、多少でも退屈凌ぎになるものがあればいいが、そう都合よく彼の欲を満たせるイベントなんて…とそこまで考えたところで、あれならばあるいは…と一つ思い当たり、きっと喧嘩が強いということは腕っぷしも当たりの強さにも自信があるだろうとの見立てを立てれば、人差し指をピンと立てて不敵に笑い挑戦的に問いかけ)
(/腕っぷしでの喧嘩とは完全に真逆の結果になるやつですね←←)
戦場…?なんだそれ。まぁ、興味あるっちゃあるけど。 (前の学校にて問題を起こしたせいで次は喧嘩せずきちんと学び友情を育めとの意味合いからこの学園に転校させられた訳なのだが、はい分かりましたと素直に親の言いつけを守る人間であるはずなく退屈さと憂鬱さをどうやって払拭しようか。幼少期はどちらかと言えば親の言いなりで真面目な子供時代を過ごしたが、その反動あってか中学に上がる頃には荒れに荒れて無免許運転だってお手の物だしこのクラスの誰一人として己の生き方に共感してくれる人なんて居ないだろう。このまま居眠りでもしてやろうか机と仲良くする隣で何やら閃いたらしい発言が耳に届き、一体何の話をしてるやら勿体ぶった口調にて企む声色に反応すれば起き上がり机に肘ついて、流石に暴走族絡みなんて事はないだろうから喧嘩の相手を見繕ってくれるとかではないに決まってるし期待はできないが正直気になってしまい口では面倒臭そうに答えても内心ワクワクしているのは間違いなく。一体どんなイベントが待ち受けているのやら、ピンと立てられた人差し指にじいと視線送り次の言葉を待ち)
(/とはいえ実は一虎あんま強いキャラじゃないんですけどね←←)
ふふふ~…乗り気になったね。じゃあお昼休みすぐ動けるようにしておいてね
(全容の見えないこちらの提案に少なからず興味を見せた彼、パッと見ての反応はそこまで芳しくはないが、ここまで話してみての印象ではそもそもそこまで激しく喜怒哀楽を表現するようなタイプでは無さそうで、それならまずこちらの話しに関心を抱かせて顔をこちらへと向けさせたという事実だけでもこの場は十分と言えそうで、満足げに不気味なほどに良い笑顔浮かべて、決戦の時は昼休みと伝えると、始業5分前のチャイムが鳴り自身は授業の準備へと取り掛かって。その後恙なく時間は流れ、約束していた昼休みを迎えて「羽宮くん!早く起きて!購買へ行くよー!」彼にとってみればやはり最初に言っていた通り学校でのお勉強は退屈で仕方がなかったのだろう、机に突っ伏して居眠りをしている彼の肩を強くゆすって少々無理矢理に起こせば、行き先を伝えつつ場所がまだわからないであろう彼のことを先導しようと手を引っ張り)
(/なんと!?まさかの←← そして鬼の確定行動の嵐…申し訳ありませぬ)
(詳細は知らされないまま多くは語らないらしく昼までお預けを食らった状態にて授業が始まり退屈な時間のスタートと共に転校初日から堂々たる居眠りかまし、先生の声は最早おやすみなさいの呪文にしか聞こえずすやすや寝息をたてて爆睡したままいくつかの授業を放棄。気持ちよく寝ていたところ急に揺すられ何事かとご機嫌斜めに己の方に触れる手を払い除けてまだ寝てやろうとしたかったのだが、このまま寝かせてくれる様子もなく無理矢理に起こされ気づけば手を引っ張られ「んだよ急に。俺すげぇ気持ちよく寝てたんだけど?」歩きながらも大きな欠伸を一つ、教室にかかる時計が目に入ればすっかり昼間になっていた事には驚いたが彼女が戦場がどうだの言っていたのもすっかり忘れて寝惚けた頭で仕方なくついて歩き)
(/最終的に改心しますがちょっと悪い子なので正々堂々と戦わずズルしたりします←確定行動ぜんぜんよきですよ!物語進めてもらってますので!!)
そんな呑気なこと言ってる場合じゃないよ。急いで急いで、ただでさえ出遅れ気味なんだから
(授業の終わりに彼を起こすのでほんの少しばかり時間をロスした、時間にすれば1分に満たない時間だがそれが致命的な遅れであることをよく知っているだけに起き抜けで、事情もまだよく飲み込めないまままだぼんやりしている彼には少し悪いと思いつつも、とにかく急いでと急かし手をグイグイと引っ張り廊下を突き進んでいく、それはつまり昼休み前最後の授業の終わりを告げるチャイムと同時に戦いは既に始まっているのだということを示していて。学園のアイドルとも評される自身に手を引かれる、見るからに柄の悪そうな見知らぬ不良というそんな不思議な取り合わせに驚き、二度見をする者やギョッとして目を見開く者など三者三様の反応を見せる生徒たちには一切目もくれず目的地である購買へと辿り着くが、そこには既に身体が大きく屈強な運動部の男子を中心とした人だかりが出来ており、押し合いへし合いの大混戦模様で「あちゃー…やっぱ一足遅かったね。ここにはね、数量限定のカツサンドと一番人気の焼きそばパンを求めてみんなが集まってるんだよ。もう少し早めに行動すればもうちょっとマシなんだけど…これぐらい逆境の方が羽宮くんはむしろ燃えるかな?羽宮くん、どう?ここに突撃してカツサンドと焼きそばパン手に入れてくる勇気ある?」そう説明している間も勇気ある数人が果敢にも挑んでは、もみくちゃにされボロ雑巾のようになって弾き出される様子がみられ、それを横目に千円札をピッと人差し指と中指に挟んで「もちろん今日は私の奢りだよ」とニコッと笑い首を傾げて)
(/まさかまさかでした。と、なると余裕過ぎるミッションかと思ったら、雲行きが怪しくなってきましたね…←←)
(どこへ行くとも何をするとも告げられないまま理由もわからず手を引かれ強制的に歩かされ、転校生であり派手な見た目も相まって道行く生徒に注目される度に敢えてにっこり微笑みかけてみたりして。そんなこんなをする内にたどり着いた食堂は随分と活気に溢れており、一体何事かと見守れば彼女の口から語られる内容にこれほど人だかりができるのだから食べてみたくなるのも事実であり「あ?こんなもん真っ向から勝負挑む方が間違ってるっての。んじゃ遠慮なく奢ってもらうな」ボロ雑巾の如く可哀想に正面衝突した挙げ句買えずにトボトボ諦める姿を横目に千円札を抜き取りいざ出陣と、人の動きに合わせぶつからないよう器用に間をぬって行けばいかにもな体育会系軍団が目の前に。これにぶつかれば弾き飛ばされるのは明らかで己のように体格のいい訳でない人間が勝負を挑むにはずる賢さだって必要、パン気を取られ後ろの気配に気付かない様子を察しれば足元目掛け蹴りを一発。急な出来事に驚く運動部男子に更にもう一発お見舞いしてやりよろけた隙に難なく最前列へ、残り僅かとなったカツサンドと焼きそばパンを手に取りお会計へと進み)
(/恐らく一虎なら既に買った人からカツアゲしそうな気がしたのですが、さすがに不良すぎるのでやめておきました←)
おおー!なるほど、頭脳プレイだね!一虎くん頭良いんだね
(人混みの中でも前にたむろする屈強な運動部と比べ体格では流石に劣る彼、勿論体格が全てであるとは言わないが一対一ですらないこの状況にどう立ち向かうか、ひとまず挑戦する気にはなったらしい彼へと期待の目を向ければ、無謀を承知で真正面からの勝負を仕掛けるかと思えば意外にも多勢に無勢と冷静に状況を判断し、確実に勝てる手段をとったのを見れば不良=喧嘩っ早いというイメージからは想像し得なかった知的な立ち回りに失礼ながら感心して「うーん、流石沢山修羅場を潜り抜けてきた?一虎くん。この程度じゃ動じないかー」実際どれだけの死線を潜り抜けてきたかはわからず憶測の域は出ないが、何にせよあの争奪戦に初見で挑んで目当ての戦利品を手に入れて戻ってきた彼は凄いと言う他なく賛辞の言葉と拍手を送り「それじゃあ、お昼食べようよ。ついでにご一緒してもいいよね?」目的のものが手に入った今、ここに残る理由もなくお昼休みが終わる前に腹拵えを済ませようと提案すれば、ここまで来たらついでに一緒に食べようと誘い)
(/橋の真ん中渡る一休さんばりのとんちですね←← ちなみに有里栖の周辺は原作だと不良とは別ベクトルのヤバい無法者がいるので多少の暴走は許容範囲だったりします。流血騒動とかになると流石にアレですが←)
トピック検索 |