西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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次元に五ェ門、そっちは任せたぜ
(男たるものどんなに遠かろうと報酬目当てでなく動く時もあると流石は一味の野郎共は良き理解者で心強いと頷き一つで互いの心を理解し合ってマイセンに続いて旅立つのを見送り、向こうは向こうで『無論、某に斬れぬものはない』とか『俺にそんな軽口叩いたら後悔するぜ?』とかワイワイやっている様でこれまたデコボコトリオの誕生かと。改めてセリカと向き合えば仕方ないが焦りが見て取れて「西と東からね、了解。人数は少ないがアイツらかなりの戦力になっから安心しなよ」とは言ったもののドゼーの所詮は脅威を知らない部外者の言葉となれば説得力もないだろうし行動で示す他なく「…よし、行こうぜ」力の入りっぱなしな肩にポンと触れ普段よりも神妙な顔付きにて出発を促し)
(/な、なんと厳しいですことおおお!←せんせー、伸びすぎて地面につきそうです!←
そして敵方から何か情報なり財宝なりお土産を頂戴せねばですね)
そうですよね…ルパンの信頼する方たちを私も信じます。私たちは私たちのやるべきこと、出来ることをしましょう
(不思議なもので彼に言われると不安や焦りといった負の感情は和らいでいくようで、どんなに焦ってみたところで人は自分の能力を超えたことが出来るようになる訳ではなく、今は与えられた役割をこなさなければ、そう考えて冷静さを取り戻せば肩に置かれた手に自らの手を重ねて小さく深呼吸をすれば穏やかな表情で相手を振り返り、幾分か肩の力も抜け三人が出発をしてから数刻後、ルパンを連れ立って自分たちも出発をして。城の外へ出ればまずは先程繋いでおいた馬の元へ向かい、その馬へと跨がればソフィアの城の西側からリゲルの領地へ向けて北上していき。リゲルの領地内は進めば進むほどにソフィアと比べて草木などが少なく大地は荒廃していて「足場が悪いですね…馬も疲弊しているようです、少し休んでいきましょう」足場の悪さからか馬の動きが鈍く、このまま強行軍で進んでも更に消耗するだけだと相手に提案をして。その頃、リゲルの領地内の砦では『王女もコソ泥もしぶとく生き残りおったか…存外リゲルの奴らも詰めが甘いものよ。お前は賢い女よな、ルパン三世の一味は皆あの王女についたようだがお前だけはワシにつくとはな。リゲルの奴らは王国の統一がなった暁にはワシにソフィアの地の統治を任せる言ってきた、つまりワシは次期ソフィアの王。その王に自ら進んで忠節を尽くそうとは時勢が見えておる…実に愛い奴よ』部下からソフィアの城での一件の報告を受けた分厚い鎧に身を包んだ巨漢、ドゼーは椅子にどっかりと腰掛けていて。その傍らに立つつい先日自身への協力を申し出てきたルパン一味の一人である謎の美女、峰不二子の方をチラリと一瞥すればぐふふと下品な笑いを浮かべ)
(/獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすのですよおおおお!←ちょwいつの間にやら大変なことに笑
ドゼー撃破の糸口になる活躍を期待したいですな。てなわけでセリカたちの休憩のタイミングで場面切り替えてみました)
…おうよ
(一人で抱え込まず頼ってくれるようになり出会った頃に比べかなりの信頼関係が出来上がったものだと柄にもなく染々と物思いに耽る時間も悪くなく、重なる手の温もりに気付けば利害関係でなく一人の人間として彼女を守りたい協力したいと考える自分がいて。いよいよ国を背負っての戦いが始まると思えば好き勝手盗むいつもの仕事と異なり緊張もするもので、静かに後を追い段々と荒れる景色に眉をひそめ少し休もうとの提案に賛成し「そうだな、お馬さんもお疲れの様子だしな。足場が悪い中運んでくれてるんだ、そりゃ大変か。お前さんも、少し寝ていいぞ」馬から降り綺麗に整えられた鬣を撫で少女の身体には厳しい旅だろうと相手を労い。一方で仲間か恋人か互いの間柄すら謎で包まれた女盗賊はと言うと単身敵地へ乗り込んでからどれ程経っただろうか絵に描いたようないかにも悪役な風貌の男の側へ寄り添い『えぇ、勿論。私は何時だって強い男の元へつくって決めてるのよ。次期王者だなんて素敵じゃない…ねぇ、貴方が王になった時には私に何を恵んで下さるの?』ソフィアでなくリゲルを選んだ不二子はいつになく色っぽい声を作り男の座る椅子の肘掛けに軽く腰掛け、たっぷりこさえた顎髭を撫で曲線を目立たせゆっくり身体を動かし上目遣いでねだり)
(/なななな、世の中厳しすぎですよおおお!←もうこれは人体の不思議展に出るしかないです←
やんべぇ、何企んでるか分からんセクシー悪女な不二子ちゃんめちゃ楽しいです←)
ふむ…そうだな、王妃の座と一生使っても使い切れん程の金銀財宝というのはどうだ?ワシはお前のような美しく賢い女子が好みだからな…他にもお前が望むものならばこのソフィアの王がなんでも与えてやるぞ
(美女に煽てられすっかり上機嫌になって、既に自分が王になったつもりでいるのか彼女を王妃として迎える心づもりであることを話して、望むものはどのようなものでも与えると大口を叩き椅子から立ち上がり「どれ、お前に面白いものを見せてやろう。ついてくるがいい」そう言って兵士たちの修練場へとやってきて「奴らはどうやら二手に分かれ我らの砦を目指しているようだが、ワシは敢えてその作戦に乗ってやっているのだ。…やれ」彼女へとセリカたちのとっている作戦と動きについて既に斥候に探らせ把握していることを話し、その場にいた兵士たちに何やら命じたかと思えば兵士たちは一斉に弓と槍を手に全力で攻撃を仕掛けてきて、しかしその攻撃はドゼーの手にした巨体の前面を覆うほどの巨大な盾に阻まれ、盾には傷一つついていないどころか攻撃を仕掛けた側の槍はひしゃげて、矢は先端が折れた状態で地面に転がってしまっていて「見たか、これこそが竜の盾の力よ。これがある限り奴らに勝機などありはしない、少々面倒だがワシ自らまんまと誘い出された奴らに引導を渡してやるのだ」竜の盾のデモンストレーションを万全の形で終えて得意げな様子で勝利宣言をしていて)
(/鞭の後にはちゃんと甘い飴ちゃんも用意してありますよ!むしろ今すぐ甘やかしてあげますよおおおお!←褒められまくって鼻の下が伸び切った人の図って資料価値ありすぎじゃないですか←
悪役ポジション動かすのって滅多にないから新鮮で楽しいです←)
使いきれない程の金銀財宝だなんて素敵!流石は王様だわ…私が思ってたよりもうんと沢山与えてくれるのね
(この手の馬鹿は煽てれば煽てる程に沢山の富を与えそれらを与えた時図に乗り隙が出来るとは昔からのお約束、元より王妃になるつもりは無くそこを突いて宝を持ち逃げ出来れば万事解決と悪女よろしぬ表面上には決して出さない悪巧みして。能天気な筋肉質の馬鹿の言う面白いものとは一体何か付いて行く途中後ろ手で携帯を取り出しルパンのアドレスを呼び出しておき、修練場へと到着するなり電話を掛け携帯は胸の谷間へ収納すれば向こうの手の内は把握済みの発言から全て通話中になっている事を盗み見て、事情を察したらしいルパンは電話の向こうで黙って耳を傾けている様だしこれでドゼー側の情報をセリカチームへ流し恩を売っておけば後々もしも自分の身に危険が迫ったとしても助けて貰える。先手必勝とばかりに余裕の顔して見ていれば攻撃を受けしかも攻撃した側にダメージを与えた一連の流れには目を見張り「凄い…ねぇ、その竜の盾に弱点は?完璧に勝ち目はないのかしら。ルパン三世はかなり腕の立つ男よ、何か突破口を見付けしまうかもしれないわ」最強の装備を所持しているとは驚いたが盾でもドゼーに関する事でも何かしら弱みがあるなら本人の口から語らせてやろうと通話中のままにして無惨にひしゃげた槍を拾い上げてこれは流石の大泥棒も負けるかもと哀れむ視線を向け)
(/ふおおお、ならば存分に甘やかしてくだされえええ!そして虫歯になります←見た目かなりキモいけど何か幸せそうだなって感じの資料ですね←
見た目のまんまな感じの悪役素敵です←敵か味方か謎ポジの不二子さんは情報リークしてます←)
お前はワシの妃となるのだ、その立場に恥じないだけの富と不自由ない暮らしを与えねばなるまい
(目の前の美女が内心では己を軽んじていることなど知ってか知らずか、まだ実現してもいない先のことを愉しげに語り。竜の盾の恐るべき力に驚きを隠せない様子の相手の様子に得意げになって不敵に笑い、手に持った竜の盾を近くの兵士2人へと運ばせて改めて彼女の方へ向き直ると「伝説上の生き物と名高い竜の力を宿した完全無欠の護りを破れるものなどあるものか。だがまあ、強いて挙げるならばこいつは防御力と引き換えにかなり重い、故に機動力はかなり損なわれるであろうな…だが、そもそも攻撃を受け付けないのだから弱点といえるほどのものではあるまい、それこそファルシオンの剣でもなければ傷一つつかんわ。そのファルシオンの剣も女神ミラの亡骸と一体化しリゲルの奴らも色々手を尽くしたらしいが抜くことは出来なかったと聞く、つまり奴らは手詰まりという訳よ」よもやルパンがミラとコンタクトをとりファルシオンを持ち去ったという情報は入っていないようで今や自分を脅かすものがない、そのことが気を大きくしているようで聞いてもいない情報までも嬉々として話し、自分がどれだけ有利で負ける要素がないかを示すことで彼女に自分の側についている方が得策だと示したいようで)
(/そしてまた痛い痛い虫歯治療という鞭が…無限ループって怖い←これもまた一つの幸せの形…深い…←
そして、乗せられるまま重要な情報喋っちゃうかませ犬あるある←)
私は高い女よ?欲しい物がたぁくさんあるの
(こういうタイプは財産があればある程偉く女性を惚れさせると勘違いする事が多くちょっぴり欲張りなお強請りだって嬉しいはず、馬鹿みたいに鍛え上げられた腕にそっと手を這わせて可愛くお願いモードに。此方の予想通り持ち上げ煽てれば何でも話してくれる様子にうんうん頷き聞き入って「ファルシオンの剣?」いつだったかルパンが此処へ来る幾分か前の話になるが神話を語りだし高く売れそうだとニヤつきながら狙ってみようか話していた剣がそんな名前だったような「…まぁでも、手詰まりだなんて可哀想ね」セリカ達に有利な話を聞き出すのも此処までとの判断であまり深追いすると通話がバレかねないしと目を盗み胸元から電話を取り出し通話終了のボタンを押して、さてこれ迄の話ではドゼーの側につくのが有利に思われるがルパンには勝てるはずなく何処で手を引くかが問題となるのだが今は彼らと通じている事を悟られず怪しまれないよう心の底からドゼーを尊敬すると思わせるのが得策とばかりに腰をくねらせ自慢の身体を最大限に活かしてすり寄り)
(/大変に申し訳ありません!お待たせしましたあああ!これはもう暫く虫歯治療という名の鞭を受け続けまする…
対する此方はどっちの味方やねんな謎の美女あるあるです←)
ドゼーside
安心するがよい、何を望もうとワシらが欲しいものは全て手に入る、そんな時代がもう少しでやってくるのだからな
(富と権力、それに加えて美女までもが手に入ることが約束されたも同然の立場に気が大きくならない筈もなく、彼女の思惑通り多少強欲にも思えるおねだりにもむしろ自身がどれほど偉大な存在となるか、その力を誇示して懐の深さを示すように肩へと腕を回し、その望みを全て受け止め叶えてやると笑い。既に敵側に打つ手なし、そのことに同情を示すような言葉を発した相手に己の顎髭を指先でなぞりながら「そうだ、これでよもやお前も今更ルパン三世に寝返ろうなどとは思うまい」彼女をまだ警戒しているのか、はたまた万が一に備えて釘を刺したのか、まるで値踏みするように相手の顔をジッと見やり、少ししてフンと鼻を鳴らして笑えば「さあ、戻るぞ。これから戦の準備だ」そう言って訓練所の出口へと歩き出し)
セリカside
……ルパン、今の話し…!これなら私たちにも勝機が見出せるかもしれません
(身体を休めているその最中、ルパンの元にかかってきたらしい電話、会話をしている様子はないため電話に出たことはおろか通話中になっていることにも気づかず彼へと声をかけようとすると、こちらが声をかけるより先に顔の前で人差し指を立てて物音を立てないようにとハンドサインで伝えてきたのを見れば慌てて口を噤むんで漏れ聞こえてきた声に耳を傾けて、聞こえてきた会話の内容はドゼーの持つ竜の盾、そしてそれを唯一破れるかもしれないのがファルシオンの剣というもので、ドゼーを討ち取るための鍵が手元にあるという事実に希望を見出し、通話が途切れたところで相手と顔を見合わせて「敵は多勢でも将さえ討てれば勝算はあります。…ただ、用心深いドゼーのことですから竜の盾を持ちながら尚付近に多くの護衛の兵士を引き連れていると思われます、なのでどうにかしてドゼーを孤立させる必要はありそうですが…それより心配なのはルパンの仲間の方のことですね。ドゼーを守る兵が多いということはそれだけ常に厳しい監視の目があるということ…相当動きは制限されるでしょう…無茶なことをしないといいのですが…」早速ドゼー攻略の為の作戦を彼と共に練り、ドゼーの性格などを考慮した上で考えられる展開を口にしつつ、敵方に潜り込んでいるまだ会ったことのないルパン一味の紅一点である不二子について心配をしていて)
(/お待ちしてましたああああ!鞭よりとびっきり甘い飴を与えてあげますよー!叱るより褒めて伸ばすタイプなので←
暗躍する女スパイ…しかし同時に不穏な気配…お約束だらけですな←)
不二子side
頼もしいわね…早く貴方の時代を見たいわ
(ここまで来れば最早あっぱれな言動に心の中で拍手を送り全てを与えてくれると言うならばお望み通り奪えるだけ奪って去ろうと企む悪女は肩に回された腕に己の手を重ね、次なる作戦はスキンシップを図るいかにもな色仕掛けに移行しようかと。しかし単純そうに見える筋肉馬鹿でも現段階である程度の地位に就いている事は確かで侮るべからず「寝返る?私が、ルパンに?やぁね、私は誰につくのが一番か見誤る愚かな女じゃないわよ」此方の動きを察したか鋭い勘なのかルパンの名前を鼻で笑って真っ正面から目を見つめてやり、戦の準備などと血生臭いものは女の子に似合わないが一歩後ろをついて歩き)
ルパンside
(呼び出しに応じず何処に居るのやら謎な不二子から掛かって来た電話にやれやれ今度は何をお願いされるのやら自然と鼻の下が伸びかけたのだが通話ボタンを押しても流れてくるのは聞き慣れない男との会話のみ、一体どこの誰といちゃついてるのか男の嫉妬なんてみっともない真似も束の間で飛び交う言葉から察するに相手はこれからセリカと共に対峙する男であり此方のハンドサインを読み取った少女と共に一言一句逃さず聞き入って。やがて切れた電話をジャケットに放り込み「…だな。ファルシオンの剣なら既に俺様が頂いちゃってるからねぇ。悪い悪いドゼーちゃんは可愛い不二子ちゃんを前にデレデレ気緩んじゃってるだろうしな」流石は女泥棒は敵味方両方の男を虜にして尚且つ此方に有利な情報を流すとはドゼーより自分の方が魅力的という事らしくニヤリと顎を擦り、不二子の身を案ずるセリカの発言にドゼーとやらは用心深く案外手強いようだが「なぁに、不二子の心配はいらねぇよ。アイツは俺様にさえ盗めない程のすげぇ女だぜ」いかに敵対する男が強敵としても大丈夫だと肩に手を置き一つ頷いて)
(/いやぁぁぁ、そんな優しくして頂いたらなんかもう溶けだしますよおおお←最早何が言いたいか分からんのはお約束です←
不二子ちゃんの内心がちょっと酷すぎてドゼーさんごめんなさいですが、主さまとの会話はお約束に満ちてますな!素敵!)
ルパンでさえも盗めないものがあったのですね。ですが、そういうことなら心配は無用でしょうか
(こちらの心配をよそに大丈夫だと断言するその根拠を聞けば、どんなお宝でも手に入れてしまうという彼にさえ盗めないものがあったのかとその点にまず驚き、ついつい冗談めいた口調で口元に手を当てて小さく笑いつつそう揶揄してしまい、しかし彼にそこまで言わしめるほどなら…という妙な説得力もあり納得して一つ頷いて。しばらく休んで、馬の方の体力も戻ったようでそろそろ出発出来そうだと支度を始めて、ここを発てばこの先でドゼーは自分たちの行手を阻むべく万全の構えで待ち構えていることだろう、ソフィアの国難の元凶たる敵を倒しリゲルの城へと乗り込む、その道のりには困難が予想されるがそれでもやらなければならないと相手と目を合わせ「さあ、それでは出発しましょう。ドゼーが居るのはこの先です」このまま一気にドゼーとの決戦に向かう、そんな覚悟を口にして己を奮い立たせ)
(/考えるな感じろってやつですな←
むしろ典型的な悪党なのでこれぐらいボコボコでちょうどいいぐらいなのですよー!)
あぁ、不二子の心だけは盗めねぇな。手の中に収まったと思ったらスルリと抜け出ちまう
(盗めない宝はなく狙った獲物は逃がさないが売り文句でないのかと突っ込まれたら痛い所だが実際のところ彼女の心の内は自分でも分からず、しかし二人の関係は単なる仕事仲間だとかで簡単に片付けられるものでなく男女の仲だって少なからず存在していて、言葉の例えに沿って上に向けた掌をそっと閉じまた直ぐに開いて何もない手に視線を落とし簡単に手に入らないこそ魅力的だと口角の端を吊り上げ笑い。立ち上がった気配を察し準備万端だとばかりに鳴き声あげる馬の鬣を撫でこの後も宜しくどうぞの挨拶を済ませ「あぁ、誰が居ようが構わず突き進むのみだぜ」覚悟を決めた少女の視線にこくりと一回頷き、これまでの経緯を上回る苦戦が予想されようとも臨むところだとビジネスパートナーかは始まり今ではすっかり良き戦友となった王女に握手を求めるようにして片手を差し出し)
(/またしてもお待たせをしてすみません…!最近体力なしお過ぎて起きてられなくて、しばらくこのペースになっちゃうかもです…
典型的な悪党、なんて素敵な響きなのでしょうか!これでもかってくらいボコりましょう←)
ふふ、それほどまでにルパンに手に入れたいと追い求められているなんて、少しだけ羨まし……って、私ってば今何を…
(彼が唯一手に入れられないお宝、そこまで彼に言わしめる不二子という女性はきっと余程素敵な女性なのだろうなと、まだ見ぬもう1人のルパン一味について想いを馳せ、彼とは長い付き合いで特別感すらある彼女の境遇に思わず口を突いて出てしまったのは付き合いの長さからくる絆の深さを羨むような言葉で、よもや自分の口からこんな一種の嫉妬ともとれなくもない言葉が出そうになるなんて思いもせず慌てて口を噤むめば少しだけバツが悪そうに目線を泳がせ。少しだけ自身の発言で一方的に気まずい気持ちを抱いてしまいそうになったが、彼の方はといえば相変わらずというべきか自分のために命を賭してくれようとしているのが目に見えてわかり、それならば自分も私情は挟まずにひとまず目の前の戦いに集中しようと自らに言い聞かせると差し出された手をとり握手を力強く交わし、今度こそ馬に跨って植物の殆どない荒れた大地はやがて砂漠になり、足場の悪い砂地を進んでいくと軽い砂嵐が巻き起こり、それが止む頃になにやら大きな建物が見え始め「…おそらくあれがドゼーの待ち構える砦ですね…」もう少し近づくとそれが見るからに戦をする為に用意された建物であることがわかり、多くの警備兵が配備されここを通り抜けることを阻んでいるのは明白で、この準備の良さはやはりドゼーの軍だと確信して)
(/いえいえ、気にしないでください。慌てて無茶してもいいことないので気楽にマイペースでやりましょう。
さあ、てなわけでいよいよボコボコにする時間が近づいて参りましたぜ←)
もっといい女になったら盗んでやるよ
(不二子とは違った純粋な魅力に満ちた彼女を盗むにはまだ早く大人のレディらしくなれたらと、今でも十分にいい女だし可愛い反応にお礼せねばと正面に回り込んで綺麗な赤い髪の毛先を人束指先に絡め気障ったらしく口付けを落とし「なんてな、お前さんみたいな立派な人は盗めねぇよ」パッと顔を上げおちゃらけた雰囲気満載でお手上げだと首をぶんぶん横に振って彼女の気まずい感情まで何処かへふっ飛んでしまえ大作戦。力強く交わされた握手から国に対する熱い思いが伝わり素晴らしい王女が居たものだとソフィアが羨ましく感じられたりもして、そこから先は馬に頑張って貰って道なき道をセリカの斜め後ろをついて進み「へぇ、随分といい趣味した所に居るんだなぁ」下から見上げたっぷりの皮肉をお見舞いしこれは確かに先に進むには骨を折りそうだが何よりこっちには最強のガンマンと侍が味方についており心配無用だと余裕たっぷりに腕を後ろ頭に組んで)
(/お優しいお言葉をいつもありがとうございます。自粛ダラダラ病という不治の病にかかってしまいましたです←
うぇいうぇーい、ボコボコ楽しみですな←)
なっ…!いきなり何を…!…いえ、ルパンはそういうことを臆面もなく出来てしまう方でしたね、流石に少しは慣れてきました…ですがそうですね、私もソフィアの国の王女としての使命さえなければ盗まれてしまっても良かったかもしれません
(不意打ちのような行動に思わずビクッと肩を跳ねさせ、その行動を咎めようとしたが、これが彼なりの親愛の証なのだと自らを納得させればすぐに落ち着きを取り戻し、気まずい気持ちはどこへやら、唐突な行動にも少しは慣れてきたと微笑めば自分が自由の身であったなら彼に盗まれてルパン一味の一人として暗躍するなんて生き方をするのも満更ではなかったなどと嘯いて。砦には依然として警備兵が多いとはいえ、ここに来るまで敵部隊と戦闘にならず無傷でここまで来ることが出来たのは彼の一味の侍とガンマン、そしてマイセンによる陽動が上手く行っているということなのだろうということが考えられて。この砦を突破するにはかなりの苦戦が予想されるが彼らの努力を無駄にしないためにもなんとしてもドゼーとの決着をつけて先へ進まなければと自らに言い聞かせ「どんな場所であっても私たちは前に進むだけです。油断なく行きましょう」皮肉めいた彼の台詞を横で聞きながら小細工なく内部へ乗り込んで敵を打ち倒すべく砦へとゆっくり近づいていき、そんなこちらの動きを察したように警備兵たちが慌ただしくなりはじめ『のこのこ現れおったな、王女アンテーゼよ。お前たちはワシを出し抜いたつもりのようだがここに誘い込まれたのはむしろお前たちの方よ。ワシ自らお前たちをここで葬ってくれよう』兵士たちと共に現れたのは巨大な盾を持ち分厚い鎧に身を包んだドゼーで、二人を兵士たちを動員してあっという間に囲んで)
(/お相手あってのなりきりですから気をつかうのは当然ですよー!自分は自粛関係なく万年ダラダラ病です←
その前にまずはモブ兵士を蹴散らしましょう←)
レディへのご挨拶にいきなりも何もないっての。でもよぉ、王女様っていう泥棒とは縁遠い立派なご身分だからこそ盗んでみたくなるってモンだぜ
(此方の自由奔放な言動にも慣れた様子に満足してヒュウと短く口笛鳴らし悪びれる様子は一切なしで、国の使命のため奮闘する一生懸命な人だからこそ魅力的で興味を持っているとは本人は気付かないだろうから種明かしをしておき、今回こうしてチームを組んで作戦を立て動いてみたが思いの外チームワーク抜群で確かに彼女が王女でなく一般の人であったならひょっとすれば新たなるルパンファミリーとして迎えて居たかもなんて妄想繰り広げ。流石は次元に五ェ門そしてセリカが信頼を置くマイセンと言ったところなのか容易く敵の大将に辿り着き仲間の活躍に内心で拍手を送りつつ自信に満ちた表情は変えず、敵方と言えば自ら此方に出向くとは随分とサービス精神旺盛なトップのようで「あんれまぁ、お出迎えしてくれるなんて紳士ねぇ。んじゃいっちょ暴れちゃいますか」ニヒルな笑みに呑気な喋り口調とアンバランスな演技で時間を稼ぎ周囲を観察すれば成る程あれが不二子が電話で知らせた秘密兵器かとドゼーの手にする盾を見れば構えたワルサーを懐にしまって馬に預けていたファルシオンの剣を取り出して「これなぁんだ」なんて間延びした喋り方だが動きは俊敏に周囲を囲む兵士達の間を擦り付け一気にお山の大将まで攻め混む算段で地面を蹴って駆け出して)
(/ありがとうございます…!ダラダラ病と共に、我が家の姉に名付けられた眠い眠いアホ病という眠すぎてアホになる世にも恐ろしい奇病を患っておりまする←
モブ兵を通り越して行っちゃえなスタートダッシュ決め込みすぎました笑)
ふふ、ルパンのその理屈でいくと私は王女だからこそ価値があるということ、けれど盗んでしまったら王女では無くなってしまうでしょう。それでも私に価値を見出してくれるのですか?
(王女としての特別さこそが関心を惹くのだと言い切る彼を少しだけ困らせてみようかなんてことを考えて、そんな屁理屈めいた言葉を投げかけると、彼はそんな自分の戯れにどんな言葉を返してくるだろうと少しだけ悪戯っ子のような心持ちになって緩やかに首を傾げて相手の反応を窺って。素早く統制のとれた動きで侵入者である自分たちを取り囲む手腕は流石は用心深く周到に準備をするドゼー直属の部隊といったところで、その上自分たちの動きまでも見越されていたということだったが守る敵方が有利なことは百も承知で敵を侮っていた訳でもなくショックはそれほどなく「貴方の企みはここまでです、ここで貴方を討ちます!」剣を構えて力強くそう言い放てば、ファルシオンを手にドゼーへと突撃を仕掛けるルパンに事前に何の示し合わせもなかったにも関わらずその動きに合わせるように邪魔になる付近の兵士を雷の魔導「サンダー」をお見舞いして道を開き。ルパンの手にしたそれを見たドゼーは目を見開き『なっ…それは、ファルシオンの剣だと…!?馬鹿な、何故それが貴様らの元にある…!くっ…兵士ども、全員でワシを守れ!ルパンをワシに近づけるなっ…いや、待てよ…王女だ、あの女を集中攻撃しろ!奴をを殺せばルパンが戦う理由もなくなる、半分はワシを守り半分は王女を狙え!』天敵たる武器を手に勢いよく迫るルパンに慌てて兵士を盾にするべく命令を下したが一瞬の思案の後、セリカを攻撃するように命令をしなおせば兵士たちはルパンの横を素通りして魔導の詠唱をしていたセリカを狙い始めて「………くっ!!」敵に一気に攻め上がるルパンを後方支援するという立ち位置でよもや自分が真っ先に狙われるとは思っておらず間一髪のところで詠唱を中断してギリギリ攻撃をかわそうとしたが避けきれずに脇腹を槍が掠め傷口からは血が流れ落ち痛みに表情を歪めて)
(/あれれおかしいな…どの症状を聞いても他人事とは思えない…同じ病気患ってるかもしれませぬ←
あっさり終わり過ぎてもなんなのでちょっとだけ苦戦演出してみました←)
王女だからってのはただの口実だぜ。んでもまぁ、そうだなぁ…ルパン王国でも作ってそこの王女になってもらうっきゃないな
(彼女の意地悪な問い掛けに己の発言が王女なら誰でも良いとも捉え兼ねない言い回しだったと気付かされ確かに"王女"の部分も大切だがそれだけでないと分かって欲しくて、珍しく真面目なトーンで野暮な事が口を滑ってしまってからニタリと両方の口角を吊り上げいつものおちゃらけモードも加えておいて。敵の数は此方の何十倍と言えどファルシオンというお守りに何よりブレない己の腕があれば何ら問題なしで統率の取れた兵ほど一度崩れたらこっちのものだと怯まず突き進み、案の定手にした剣を恐れるドゼーの声が耳に届けば形勢逆転かと兵士相手に突っ込む勢いを増した所で急に敵が自分を擦り抜け後方へと矛先が向き狙いがセリカと分かった時には既に遅し「…セリカ!」方向転換し血を流す少女が倒れる前に受け止め額には焦りの嫌な汗が浮かび、敵陣に現れたルパン達がどう出るかいつ裏切るか背後で見守って居れば雲行きが怪しくなったものだから不二子は慌ててドゼーの元へ駆け寄って『ちょっと待って、貴方のやり方は最低!いい、ソフィアの国が欲しいなら先ずファルシオンの剣を奪いなさい。王女に手を出すのはそれから。手を出すって言っても物理的攻撃はダメ、いつか必ずリベンジに来る。それを防ぐ為に心の底から敗北感を与え心理的に攻めて屈服させるのよ』セリカという女性が決して屈しない強い心の持ち主と信じているからこそ峰不二子流の国の落とし方を説き何とか攻撃を止めさせようと見せ付けるように筋肉の付いた腕にすがり)
(/毎度申し訳ないです…お待たせしました!
マジですか、主さまが同じ病気を患っているだなんて…なんて運命を感じてしまうのでしょう←
苦戦演出ご馳走様です←ならばピンチに駆け付ける美女を投入しましたですげへへ←)
ルパンの作る国ですか、それはきっととても愉快で楽しい国になりそうですね
(一種の揚げ足取りとも言えるこちらの発言に対して彼なりに考えて答えを返してくれたことが嬉しく、当然冗談ということは理解しつつも彼がもしも国を作ったなら毎日騒がしくも賑やかで国民たちは楽しく幸せに暮らせる国になるだろうと想像を膨らませ、ほくそ笑み。自身の油断もあってドゼーを倒す絶好のチャンスを逃してしまい、彼の腕の中で悔しそうに表情歪め「すみません、ルパン…足を引っ張ってしまいました。ですが私はまだ大丈夫です、この程度の擦り傷ぐらいなら…」多少の痛みと出血はあるが全く動けないというほどの傷でもない、今度こそはドゼーとの決着をと瞳に力を宿し。セリカが傷を負った途端に取り乱した不二子を見たドゼーは彼女に顔を近づけ『ワシに指図をするつもりか?屈服などと生易しいことさせる必要はない、ワシに歯向かうものは皆処分すればよい…が、奴は生かして捕らえてワシに刃向かった愚か者として見せしめに国民どもの前で首を跳ねるのも一興か…』残忍で卑劣な本性を覗かせ、よもや不二子にも牙を剥くかに見えたドゼーだったが最終的に不二子の意見を一部取り入れる形で、ぐふふと笑い兵士にセリカを殺さず捕らえるよう指示を出し)
(/とんでもない難病ですがあなた様と一緒なのだと思うと乗り越えられる気がします←
素晴らしい機転で流れが変わりました、が今度は不二子の立場が危うい感じに←)
そりゃもう、誰もが自分の心に素直になれる最高の国さ
(出会った頃のセリカなら憧れる事もなかったであろうルパンらしさをふんだんに現す王国を作るのは絵空事としても悪くない妄想で、悪巧みする時みたくムフフと前歯を覗かせ笑えば肩の震えが止まらなくなり。形勢逆転と言えどまだまだチャンスはいくらでもあり気にする事なかれと余裕は忘れずに「大丈夫、こんくらいじゃ俺の計算は覆されないっての。ただ傷の手当てはしたいところだよなぁ」自分が怪我するなら構わないが少女に負わせてしまったのは申し訳なく、チラリと不二子に視線を送れば何やら策があるらしく色っぽいウインクが返ってきたから流石だと心の中で拍手を送り。これ以上多勢に無勢の戦いは見ていても面白くないのだが近付くドゼーの顔に失敗したかと焦るものの顔色には決して出さないよう意識して、最後まで話を聞けば今すぐ此処で殺す事はしないと一安心で『それなら私が連れていくわ。女の子なんだから、敵と言えどそれくらいの気は遣わせて頂戴よね』生け捕りにするなら私がと一方的に宣言しドゼーの返答を待つことなくセリカ達の元へ、二人の腕に縄をかけ一端の動きを封じ逆転劇はもう少し先だとまずはドゼーの城へと招き入れ)
(/ぐあぁ、さすがは主さま!覚悟が違いすぎて、もうご立派の一言に尽きます←
ルパンのピンチを助けるのに結局危うくなってルパンに助けられるのもいつもの流れでござい←)
『ふん、まあ良かろう……おい、あの女が怪しい動きをすればすぐに斬れ』
(不二子への疑念を抱いた様子のドゼーは一旦追及の手を敢えて緩めると二人を捕らえると申し出て動いた彼女を泳がせることにしたようで、彼女を見送った後側近の兵士へと耳打ちをしその後を追わせて。自分たちを捉えにやってきたのはドゼー直属の部下の兵士ではなく、ルパン一味の仲間である不二子でセリカはそのことに戸惑うが、大人しく縄目を受ける隣のルパンを見ればきっと彼のことだから何らかの考えがあるということなのだろうと自身も大人しく縛られようとしたが、不二子の背後で怪しげな動きをしている兵士をみればそれが用心深く狡猾なドゼーの監視なのだと察し「無礼者!離しなさい!…敵方に潜り込んで私たちの協力者を演じながら形勢不利と見ればドゼーに与するなど…恥を知りなさい!」既に不二子の潜入は怪しまれている、それならばいっそこれまでこちらに味方をしていたことは敵にも知らせた上でここでの裏切りはこちらとしても想定外であったという風な演技で不二子に対する敵方の信頼回復を勝ち取ろうと罵詈雑言を浴びせ暴れるフリをして)
(/これもあなた様が相手だからなのです←
改めて敵を油断させるように時間稼ぎしてやりましたぜ)
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