START：DASH！！【非募集】

あ、はい、そうですよね、あまり堅苦しくても息が詰まるとはわかっているのですが…
(自分の態度を相手が度々堅苦しいと感じているのはわかっているのだが、性分や性格というのはそうそう簡単に変えられるものではなく、バツが悪そうに呟きつつ軽く肩を竦めて苦笑浮かべ。とはいえ、これからしばらく長い付き合いとなり共に協力関係を結ぶのだからもう少しぐらいは意識的に砕けた態度で接していこうとそんなことを頭の中で考えいた矢先、不意打ちのように手の甲に落とされた口づけに僅かに頬を赤らめ、眉を吊り上げ「っ…！と、突然何をするのですか！こんな…こんな……こほん、取り乱してしまってすみません、今のは不問にします…が、今後不必要で不用意な接触は禁止します…」わなわなと身体を震わせていたが軽く咳払いをして小さく深呼吸すれば、まだ少し警戒心と動揺の残る声音で助手席に乗り込んで窓の外へ視線をやり)

(/年代物の煩悩ってやつですね。ワインのように熟成が進めば進むほどに深みが増していくんですね←

ありがとうございます、それでは遠慮なくやりたいようにやらせてもらいますね！あなた様もどんどんやりたいことは盛り込んでいっちゃってくださいね！)

ご立派な身分のお方じゃ仕方ないか
(相手には悪いが普段あまり接する事のないタイプをからかって遊ぶのが事の他おかしく業とらしい言葉遣いでニタニタ笑い小さくなっていく肩を叩き完全に調子に乗ってしまい、自由気ままな泥棒生活と異なり色々と苦労したであろう少女の背景も己と関わる事で少しばかり変化を来すだろうかと僅かに真剣な思考もしておき。頬を染め怒る様子にはてさて何か怒りを買ってしまう行動をしてしまったろうか「なんだぁ？ただの挨拶だってのに、お嬢さんったら深読みしすぎなんじゃないの？」意識したまったり口調に惚け眼で顎を擦って考えるふり、助手席に乗るのが髭を蓄えた野郎でないとあればレディを驚かせる事なかれの安全運転を心掛け遠慮がちにアクセルを踏み込み)

(/おお素晴らしい。深みとともに値打ちもぐっと上がるという訳ですな←

いえいえ、此方こそですよ！ここは何でも妄想や願望の叶う素敵なお部屋ですので！！！セリカちゃんの活躍を楽しみにしていまする！)

あ…そんな、からかわないでください。私はただの一神官です、立派な身分なんかでは…
(まるでこちらの素性を見透かしたかのような相手の言葉、邪気の全く感じられないそんな態度にもしかしたら彼が相手ならば自分の本当の正体を知られたとしても悪いようにはならないのではないかと、そんな楽観的な考えが頭をよぎってしまいそうになるが、人柄がどれだけ良かろうと彼は大泥棒の肩書きをもつ人物であり予断は禁物だと自分自身に言い聞かせれば困ったように目線泳がせながらも相手の発言についてはやんわりと否定をしておき。いかんせん、城でも教会でも異性にこういった形で接触をされる機会がなかったため耐性がない方かもしれないという自覚は少なからずあって、確かに相手の言う通り目くじら立てるほどのことではないのかもしれないと思い直し「そう、ですね…確かにそうかもしれません…私はこういったことには不慣れなので、どう反応をするのが正解かわからないのです」少し刺々しい態度をとってしまってバツが悪いのか車が動き出しても彼の方を見ることが出来ず相変わらず窓の外へと目をやり流れる景色を眺めながら自身のことを正直にそう話し、そこでようやく相手の方へ目を向ければふう、とため息をこぼして)

(/この場所での五年モノの煩悩ともなればそれはもう極上といって差し支えないでしょうね←)

なぁに、薄汚い泥棒からすれば神様に仕える身分ってのは充分に偉いもんよ
(このまま揺さぶれば何かボロが出るだろうが詮索しないと宣言した手前そこまで問いただすのは反則というもの、もしかすれば彼女はどこぞのお姫様なのかもという憶測抜きにしても世の中からずれた職業の己と比べて立派すぎるのだと見よう見まねの十字をきり胸の前でお祈りごっこするが勿論神頼みなどした事がなく上手くできずに最終的に合わせた手をパチパチ叩く和洋ミックスお祈りの完成。男どころか世間にすら慣れていない様子のお嬢さん相手に少しばかり調子に乗りすぎたかと反省したところ漸くこちらへ向けて貰えた視線に安堵「どうすれば良いのかって…レディの振る舞いなら俺より不二子のが詳しいから今度会わせてやるよ」口の減らないうるさい男の冗談話の中に然り気無く二人とも無事に帰ってくる約束を添え、自身が思う世界一の美女の名前を口にこれがその女だと以前謎の依頼人に渡された不二子の写真をジャケットの胸ポケットから取り出し示して)

(/煩悩の凄さなら誰にも負けない自身がございまして←←)

ルパンは薄汚くなんてありません、確かに泥棒は褒められたものではありませんが…自分なりにポリシーを持ってやっているのがわかるのです…って、なんです今のは、もしかしてお祈りのつもりですか？そういえば極東の島国ではこうして柏手を打つのが作法と聞いた事はありますが…
(自らを卑下するような相手の発言を聞き、思わずそう擁護するような言葉が自然と口を突いて出て。世間的にみれば悪人であるはずで自分としても最初は苦肉の策として接近したこのルパンという男だが、人を惹きつけるだけの何かがあるのかもしれないと悪人ならば何者だろうと軽蔑してきた今までの自分では理解出来ないような発言をしてしまったという実感を伴って感じていて。しかし、そんなことよりも彼が隣で実践してみせたオリジナルのお祈り？のようなものに興味を惹かれればついつい小さく吹き出してしまい、そういえばとどこかで聞き齧った知識を元に自分も手をパンパンと音をたてて合わせて、自分たちのものとは全く違う作法に不思議そうな顔をしていて。女性の自分からみても魅力を感じてしまう、そんな美女と呼ぶにふさわしい女性。こんな女性にレディとしての手ほどきなんて受けたら緊張してしまうかもしれないなとそんなことを思いながら手元の写真へと視線を落とし「ルパンがそれほどまでに言う女性ならきっと間違いはありませんね、後はルパンのお仲間にもぜひ一度会ってみたいものです」相手の厚意を素直に受け止め頷けば噂のルパン一味にもいつか会わせて貰いたいと、こちらからも積極的に全てが無事に終わった後の事に想いを馳せてそう言葉を紡ぎ。時折道路の継ぎ目などでの軽い揺れなどはあるものの、基本的には静かといっても差し支えない車内で自分の国での主な移動手段である馬との差異を感じて「それにしても、この車という乗り物について話には聞いていましたが快適ですね。これだけの速度があって馬より揺れが少ないですし、腰も痛くなりません」車窓を流れる景色をチラリと一瞥し、そして再び彼の方へと視線を戻し、未知のものへの好奇心からか少しだけ興奮気味に話して)

(/熟成期間は勿論素材にも拘らないといけませんからね。ただ、その点に関しては自分も負けるつもりはありませんので←←)

おいおい、そんなに褒められたら照れちまうぜ。いやね前に五ェ門が手を叩いていたのを思い出してよ、真似するほど良いなら流行らせちまうか
(口では己の存在を下げてみたとて信念に基づき動く自身の姿を誇りに持つわけで今回限りとしてもそれを感じ取った相手は良きパートナーになるだろう、褒めすぎとは言葉だけで止める素振りはせず鼻の下を指で擦り得意気になる始末。教会がうんだら神がうんだら言う人間は総じて頭でっかちかと思いきやそうでないらしい、ミックス祈願さえ怒らず真似するとは驚きだが人伝に聞いたやはり動作は間違っておりいっそルパン流とかいって世に売り込むのもアリかともう数回追加で手を叩いておき。どう見ても気心知れた仲間であるが素直にそう表現するのは些か気恥ずかしく僅かに片眉ピクリと動かし「仲間ねぇ、俺達は単なるビジネスパートナーだぜ？」長く続く道路から目を話さず敢えて淡々とした口調で言い放ち「馬みたいに勝手に暴れる事もないしケツを叩かなくても速く走る」愛車ほど乗り心地の良いものは存在しないだろうと考え初乗車の感想に満足し深く頷き、慣れた道から段々と離れるにつれ周囲の景色に目を配り)

(/なぬ、主さまにだって負けないんですからね←←
ひさすらに走っちゃってますが、王国に近付くには船に乗ってみたりとか最終近づいてきたら馬に乗り換えたりとか致しますか！？)

五ェ門というのは確かルパン一味の剣士でしたね、噂では鉄すらも斬ってしまうとか…彼の出自が件の島国と関係があるということなのでしょうか…いえ、そんなことよりも、もしもこのルパンオリジナルのお祈りのスタイルが本当に流行ってしまったら大変ですよ、ルパンは大泥棒から教祖でも目指すつもりですか？
(彼の出したその名を聞き、下調べの段階でルパン一味の一人としてチェックしていた人物だと思い、興味本位で噂の真意を確かめつつ、言われてみれば珍しい名前の響きでありもしかして彼こそが自分の知る極東の島国の生まれではと推察してみるがその件については特段重要なことでもないためすぐに話題を彼のオリジナルのお祈りの方へ戻して。もしも彼の教えによってこの祈りが広まったとすれば彼は大泥棒であるのと同時に新興宗教の教祖という二足のわらじを履くことになるのでは？と、そんなとんでもない展開を頭に思い描くとなんだか可笑しくて口元に手を当ててクスッと笑って。ルパン一味を仲間ではなくあくまでもビジネス上の付き合いだという相手に意外そうな顔をして「そうなのですね、ルパン程の大泥棒なら打算での繋がりで協力関係を築くぐらいなら単独行動の方が何かと都合が良さそうだと思ったのですがそうでもないんですね」打算での付き合いはいざという時無用なトラブルを招くこともあるのではないか、そういった例を城でも見てきているため彼程の人物でもそういった選択をすることもあるんだなと神妙に頷き。愛車を自慢するかのような口ぶりに賛同していれば、路面がどんどん舗装路でなくなり木々が生い茂る林へと景色が変わっていって「そうですね、ただソフィアの地を進むには些か不都合な点もあるかもしれません」この景色の変化がいよいよ目的地が近いことを示していると伝えるように話して)

(/どうやらここであなた様とは決着をつけなければならないようですな←←←

船も馬も良きですね、とりあえずこのまま港町へ突っ走って、そこから船に乗りそろそろ敵役の海賊あたりがお出ましって感じでしょうか？あなた様も何か意見が有ればなんでも遠慮なくおっしゃってくださいね)

よくこ存じで、五ェ門に斬れないモンはない。んー、そうなったら教祖様として有難いお言葉でも述べてたんまり頂くまでよ
(仕事仲間として一緒に行動する時間は長いが出身とか年齢といった素性は互いに知らない不思議な関係を築いており、五ェ門がかの有名な盗賊の末裔だとかで日本にルーツがあるらしいとの情報も興味がなく信頼できる仲間であればそれで良し、という侍の基本情報より相手はルパン教の方がお気に召したようで悪趣味に輝く服を身に纏い教徒から高いお布施を巻き上げるイメージ像は悪くない。大変だと言われたとて妄想は弾み親指と人差し指で硬貨を表しスリルはないが楽して稼ぐのもイケてるのでは、頭の中はすっかり金で溢れ返りにたにと笑って。ガンマンも侍もちょっと困ったさんな美女も立派な仲間であり信頼のおける欠けてはならない存在、しかし一味の誰もが心とは裏腹にお互いを淡白に言い表す「利用しあってるだけさ。俺達は仲良しこよしの不必要な世界を生きてる」何故こんな回りくどい物言いをするのか、それがルパン一味らしさでもあるから理解しがたくとも仕方ない。賑やかな景色から一変し木ばかり目に入る道並みにポツンと立ち尽くす一軒の店を見つけ長旅の合間に暫しの休息でもと「なら着くまでに馬を調達しないとだな。その前に何が売ってるか分からないが、ここから先に店があるとも限らないし寄ってくか」淡い色で塗られた可愛らしい店の前に車を停め、新鮮な空気と共に女性相手に我慢していた煙草の煙を吸い込み)

(/いかに主さま相手と言えど此方にもプライドがあるゆえ一歩も引けませんぞ←←←

何でもかんでもしてみたいのです！うおお、海賊登場ありすぎです。さいこーです。しかし何と言いますか今ぼちぼちルパンのアニメを観ているのですが、自分のなりきれてなさが不甲斐なくてもっと練習せねばと反省しております←)

自分で言っておきながらなんですが、真っ当に稼ぐという発想が出てこないのが実にルパンらしいですね
(新興宗教云々の話を始めたのは自分の方だが、まさか相手がこんな形で乗っかってくるとは思わず、よもや宗教ですらお金稼ぎに利用しようという悪知恵的な発想にはもはや呆れを通り越して感心する他なく、とはいえ実際に相手が真っ当に社会に溶け込んで働いてる姿というのを想像し難いのもまた事実であり、既に稼ぐイメージが脳内で組み立てられているのだろう笑いを抑えきれない様子の相手に苦笑混じりに軽く肩を竦めて。仲間、もといビジネスパートナーだという一味について淡々と語る様子に、どうやら一般常識の通じないそんな繋がりが彼らにはあるようだとわからないなりにそう解釈をし「なるほど、わかりました。ではそんなビジネスパートナーでも構いませんからいつか機会があれば会わせてくださいね」肩書きについてはこの際気にしないことにして、それでも彼が相応に信頼して背中を任せられるだけの者たちならばやはりいつか会ってみたいものだと、ニコリと笑って緩く首を傾げ。止まった車から降りて、街の喧騒から離れ故郷を近くに感じるこの空気を胸いっぱい吸い込んで、そうして一軒ポツンと建つ建物の方をチラリと一瞥してから相手に向き直り「馬はこの先で待つソフィアの仲間が手配してくれる手筈になってます、そこへ向かうには少し先の港から船に乗る必要がありますが…それなりに長い船旅になりますからここで旅支度をしていきましょう」彼が必要としたものはこちらで用意出来ると話し、目先の船旅に必要なものを確保しようと店の方へ足を向けて)

(/ぶつかり合う意地と意地ですな…しかし争う内容は煩悩の凄さ…←←←

船上での大立ち回りに期待が膨らみますな！いやいや、自分はルパンについては思いっきりにわかですが、それでも脳内再生は余裕ですよ？)

汗水流して真面目に働くなんざ俺には無理だぜ
(ジャケットにネクタイでなくスーツにネクタイ締めて朝から晩までコツコツ仕事して上司に報告して残業して、なんて普通の暮らしに溶け込む姿を想像したが自分には今の生活の方が魅力的だと伊達メガネで物静かに働く想像図にあっかんべ。それに比べれば宗教団体の方がしっくり来るというか、人を騙して稼ぐ点なら今と変わりなく何なら信仰で人を救えるなら悪徳宗教も案外悪くないかもとか真剣に考えれば可笑しく思えくつくつと笑い。いつから組むようになったか思い出せないし今が良ければ過去のストーリーなんて正直どうでも良く、ただ自由気ままに身勝手な仲間達との居心地の良さだけは分かっており「何て言うんだろうな、あいつらを言葉で表すのは難しいんだ。いいぜ、俺の最高のビジネスパートナー達を紹介しちゃう」この根の良い子ならあいつらも気に入るに違いない、相手のお願いを快く引き受け親指を上にグッドサイン。かなり短くなるまで吸った煙草をポイ捨てし踏みつけ火を消し「そりゃ良かった、お仲間によろしく。最低限の銃弾やら煙草なら車に積んであるが、お前さんの欲しいモンがあれば遠慮なく買っていけよ」可愛らしいサイズの店は可愛らしい老夫婦が経営しており、規模のわりにな食料品から医療品まで幅広く扱う店内をうろうろ買っておくべき品はあるか物色し)

(/内容さえ知らなければ白熱するバトル漫画みたいで良きですよ←←←

ガンマンも侍も不在ですが、セリカちゃんは守られるだけの女の子じゃなさそうなので心強いですよ！うわぁ、ありがとうございます！それめちゃ嬉しいお言葉です！！)

そう断言してしまうのはどうかと思いますが…そんなことないと言い切れないのが良くも悪くもルパンですね…
(真剣に堅気として働くという選択肢を真っ向から否定して見せた相手、とはいえ真っ当な職に就いて働く姿が想像出来ないとそんな風に自分も思ってしまっていたのは確かであるため、それを咎めるのも違う気がして苦笑してそう言葉を返す他なく、自分の立場上それを許容し口にするのは少し憚られたが彼の天職はやはり泥棒なのだろうなと考えると得心がいってしまって。曖昧な表現ではあるが、それこそがルパン一味の真実なのだろうと納得し「なんとなくですが、ルパンの言いたいことも少しわかる気がします…あくまでも気がするだけですが……ふふ、本当に楽しみです。ですが、それも全てが終わった後のことです、まずはそちらに集中しないといけませんね」本当の意味で理解したなどとおこがましいことを言うつもりは無いが漠然とそう口にして、色良い返事をもらえたことに安心して表情が綻ぶが、先の約束よりも目の前の使命だと気合いを入れ直し。店内へと足を踏み入れると小さいながらも充実した品揃えの中から必要な物をよく吟味して「これだけあれば食糧や薬などは充分でしょう…それよりも、お店の方が気になることを言っていたのですが、ここ最近海賊の勢力が更に大きくなってきていて海路も封鎖されているそうです…気は進みませんが力ずくで押し通るしか手はないかもしれません」見込みよりも若干の余裕を持たせて食糧や薬を買い込んで、老夫婦から聞いた話をそのまま伝えれば表情を引き締めて)

(/宿命のライバル対決！そして芽生える友情…！つまりこういうことですな←←←

ただ、少しお転婆が過ぎてルパンには余計な心配をかけさせるかもしれませんがそこはご愛敬です←
本当、脳内で情景が映像としてハッキリ浮かぶので贅沢だなーと思いながらいつも返事をしております！)

黙って書類とにらめっこなんて一日中してたら頭がおかしくなっちまうだろ
(世間一般的な稼ぎ方が合わないと思うのは自分だけでないようで、エアーのパソコンを叩き出来上がった書類を見てまたキーボードに向かって溜め息ついて肩を回してと想像上の事務職を演じてみたり、やはりちまちまと正しい方法で収入を得るのは誰がどう見ても合わず頭上に浮かべた想像図を片手でぱっぱと消し去り。言葉に収まらない間柄を理解してくれたらしい反応にふと以前仲間内で話した例え話を思い出し「前にな、俺達はサンドイッチみたいだなって話したんだよ。パンもハムもマスタードも、何が欠けてもダメだってな。あぁ全部終わったらな…男は出来ない約束はしないもんだぜ」仲間に合わせるには二人共が無事に帰る事が必要条件であり絶対にその条件を守ってみせると誓い、気合いの入った相手の肩にそっと手を置き静かに述べ。長旅を想像し消毒にもなるからと言い訳を思い浮かべつつウィスキーの小瓶を手に取り纏めて会計を済ませ「海賊ねぇ、陸と海とどっちが上か勝負してやろうじゃないの。俺の側を離れるなよ、そう緊張しなくっても俺に怖いものなんてないさ。んじゃな、じーさんばーさんも元気でな」どうやら王国の中だけでなく経路までもが油断ならないようで、この先何が待ち受けるか分からない危険な旅と言えど暫しの相棒である少女を不安がらせないよう普段通りのゆったりした口調で、此方の会話に少なからず察した老夫婦に手を振り足取り軽く店をあとにして)

(/全力でぶつかり最後には川原で肩組んでわははですな←←←

ふわはは、救急セットを用意してやりましたよ←セリカちゃんがやんちゃするも良し、それを庇ったルパンがダメージくらうも良しですね←
それは此方こそなのですよ！こちらのふわっとした考えも拾って広げて下さり、わくわくドキドキが止まりません！)

それはそうかもしれませんね、私も正直言うと座って大人しく書類仕事というのはあまり…お恥ずかしいのですが思い立ったら動かずにはいられないたちですから…
(相手のイメージするような事務的な仕事に就いた自分を想像してみて、自分自身短気ということはないつもりだが、どうにも性に合わないというのは今回の件で国を飛び出して積極的に前線に立って行動をしている自分を省みれば否定のしようのない事実であり意外な部分で相手の考えに共感出来てしまったことに肩を竦めればクスッと笑って。一味の仲間内での話しをする相手の表情がどこか楽しげに見えるのは勘違いではないだろう、微笑ましげな笑顔浮かべ相槌を打って「ふふ、わかりやすい例えです。いっそのこと、全てが上手くいった暁にはささやかながら宴を催しますからそこに一味の皆さんも呼んでみてはどうでしょう？」本当に全てが解決したならば彼に対する御礼はどれほどしても足りない程だろう、その一環として催す宴を口実に約束を果たすのも良いだろうと考えて相手の方へ顔を向けてそう提案をして。買い物を終えて共に店を出て、海賊と聞いても怯みもせず、かといって虚勢を張っている様子もないそんな彼の様子にこちらの緊張も多少なりとも緩んで「ええ、頼りにさせてもらいます。私も足手まといにはならないよう尽力しますね。…さあ、港はもうすぐです、行きましょう」船旅の準備も済んで覚悟も決まった、となれば後は前に進むだけだと目的地のある方向を見やりそう口にして)

(/お酒でも酌み交わしますか←←←

傷口にお酒をかけるというお約束ムーブですな！どんな展開になるかはその場のノリと勢い…神のみぞ知る…←
妄想は大好物なので、漠然とした提案とか要望なんかもむしろウェルカムですよ！自分がこんな調子で思いっきり楽しんじゃってるのであなた様もワクワク楽しんでもらえてるようで嬉しい限りですよ)

それはもう、こうして今俺と旅をしてる時点でよく分かる。いや、そういう方が好きだぜ？
(もし仮に憶測が正しく相手がどこぞの王女だったとしても大人しくお飾り人形になるタイプでない事は明白、もちろんじっと座るだけの人間でないからこそ手を貸したくなったのだろう。同意見という事もありすっかり気に入った少女の上がった肩に手を乗せ間違いないと大笑い。大物を盗んでは浴びる程に酒を飲み祝福し、そこにどこぞのお偉いさんとおぼしき人も加わるなら大盛り上がりに違いない「そりゃ最高だな。うまい酒を用意してくれよ？」全て上手くいくと仮定しての話だが盗むと宣言した代物は絶対に掴み取る、それがルパン三世でもあり依頼人の希望でもあり、グラスを傾けワインを飲む動きで茶化すが脳内は至って真剣で。前方に長く続く一本道を進めば目の前に広がる海が近付き、」道のなくなった頃合いに車を降り後部座席の荷物を手に「なぁに海賊って聞いても恐れず立ち向かう勇気があれば足手まといになんかならねぇっての…でも無茶はするなよ」覚悟の決まったらしい顔付きに発言を否定し、無事に帰るとの意味を込めひたすらに走った道を振り返り船着き場へと足を進め)

(/兄弟の盃というやつですね←←←←

ひゃっひゃっひゃ、世の中のお約束という約束を詰め込んでやりましょうぞ←ノリと勢い、まさに私たちの間柄ですね←
妄想は主食です。私こそくそほど楽しんでるので、ほんまに嬉しい限りでございます！！)

ふふ、好意的に捉えてくださってありがとうございます。事情が事情だけに物見遊山気分ではいられないのはわかっていましたが、国から出るのは初めてで、本当は少しワクワクしていたんです
(本来ならば自分の立場を弁えるべきで、国から出ることも身の回りの者たちには反対をされたものだが、本当の事情は知らないとはいえ相手はそんな自分を前にしても咎めるどころか肯定的な言葉で笑い飛ばしてくれると、最初に出会った頃、彼に対し泥棒という肩書きだけでネガティブな感情を持っていたのが嘘のようにすっかり打ち解けた様子で本来ならば立場上話すべきことではない本音をそんな風に話していて。未来のことを言うと鬼が笑うと言うが、相手がこうして話に乗ってくれたことで無茶な任務も現実味を帯びていくようで「ええ、特産の葡萄酒やエールを沢山用意しましょう。後は美味しいお料理も」油断もないが相手に会いに行く時のような必要以上の気負いもない、そんな不思議な感情を抱きながら明るい話題でそう繋いで。しばらく長い道を行き、そしていよいよ海が見える場所までやってきて車を降りて「ありがとうございます…ですがそれはルパンも同じです。こんな場所で海賊に不覚をとって怪我をされたりしては元も子もありません」そう言葉を返しながら港まで歩いていけば早速ソフィア王国へ向けて船を出してくれる人がいるかを尋ねて回ることにして「…ルパン聞いてください、あの商人さんが乗せてくれるそうです。ただし、海賊に襲われたときの用心棒としてなら乗せても構わないとのことですが…」やはりこの情勢だからだろう、例えソフィアの神官という立場を持ってしても色良い返事は中々貰えず、そもそもソフィア方面へ船を出そうという酔狂な人物が殆どいないという中で、ようやくソフィアへ向かうという商船を運良くみつけたものの厚意の欠片もなく、こちらのソフィアへ行きたいという弱みにつけ込んで利用する気満々な船主の意向を相手に伝えて、それでも背に腹は変えられないため自分としては引き受けるつもりではあるが一応相手の意思も確認するべくそう説明をして)

(/生まれた日は違えども死す時は同じ…ってやつですな←←←

冒険活劇を盛り上げるのは鉄板のお約束と燃える展開ですよね！ノリと勢いでまさかここまで来るとは思っていませんでした…いい意味で予想外ですよ本当に←
いやはや、つくづく気が合うようで…これからも長い旅路よろしくお願いしますね！)

勇気を出してここまで来たんだ、移動時間を楽しんだって誰も怒らねえって
(もちろんソフィアへ近付けば気を引き締めるべきだが何もスタート地点からそうする必要もないだろう、初対面の堅さの消えた頃合いにようやく年相応にはしゃぐ様子も垣間見ることができ。大仕事とて初めから最後までピリッとする必要もなし、返って切り替えのある方が身も引き締まり良いよだと考え頷き。褒美が目当ての不謹慎な動機ではないが貰える物は喜んで受けるべし「そら堪らない。この任務、気合いを入れなきゃな」いつかの話をする程に現実とのギャップに身の引き締まる思いがしてネクタイを普段よりきつく締めどこか不安の残る気持ちを沈め。「なぁに、俺様の心配はいらねぇよ。でっかい財宝を前にあの世に逝っちまったら泥棒失格だぜ」流石は問題を抱える国名を口にしたからなのか白昼堂々と泥棒が肩で風をきって歩くからなのか、どことなく冷たい視線にやれやれ目を細め「セリカよくやった。用心棒なら次元か五ェ門の方が向いてるんだが仕方ない、運んでくれるってんなら引き受けるぜ。ほら、こいつは小遣いに受け取っときな」安心安全で快適な道中など考えておらず上手く話をつけた少女の頭をぽんと撫で、余程の物好きに見えるのだろう商人の刺さる視線ににやけ面を返し幾らか小銭の入った小さな袋を投げつけ話は決まったとばかりに勝手に船に乗り込み)

(/ぐぁぁぁ、かっこいい←←

間違いないのです！どうなるかまだまだこれからですからね、楽しみにしているのですよ！
道中まだまだ長いですものね。旅のお供をお願いいたします！)

ふふ、それもそうですね。もしも遊んでいるように見えたとして、仮に咎められたら見識を広める為だと返すことにします
(罪悪感なんて感じる必要はないと言わんばかりにお気楽な口調で肯定を続けてくれる相手に、後ろめたい感情が介在する余地もなくなりつつあって、一緒に行動していることで彼のペースに引き込まれつつあるのかもしれない、相手のポジティブな思考に同調するように冗談めかしてそんなことを口にして、肩を揺らし悪戯っ子のような笑みを浮かべ。お酒は自分では飲まない為どのようなものを用意すればいいか分からず地元の特産を挙げてみたのだが、相手の反応を見るにどうやらお気に召したようで安堵したように頬を緩めて何も言わず同意を示すように頷き。そしてここから先は目先の話しだと気持ちを切り替え、自信の表れなのだろう強気な相手の言動に乗っかり「ふふ、その評判に違わぬ活躍をしてくれるのを期待していますよ」育ちのせいか多少なりとも世間知らずの面があるのだろう、周りの視線には鈍感で冷たい視線にも気付いていない様子で、普通に相手とやり取りをしていて「そういうことなのでよろしくお願いします。……さてと、どうにか船には乗り込めましたがここからが正念場ですね」相手から受け取ったお金にすっかり気をよくして早速中身を確認して勘定をしている商人へと短くそう声をかけて相手の後に続いて船へと乗り込み。船室へと入れば荷物を置きながら相手へと声をかけ、このまま何事もなくソフィアの港までたどり着ければいいがそうはいかないだろうと、海賊の襲撃に備えることにして)

(/ちなみにこれはそこそこ有名な古典である三国志からの引用だったりします←

ある程度の道筋はあれど先の展開が読めないのがワクワク感を加速させますね！
そうですね、それにしても冒険自体が新しい挑戦でしたけどここまでピッタリハマるとは思いませんでしたねー)

そりゃ良い、実際のとこ教会に籠りきりじゃ体験できないことばかりだろ？
(恐らく高貴なご身分の少女が暮らす国が平和であるならば泥棒と行動を共にするなど有り得ないし、自分にしてみても芯の通ったまさに正義感を背負った人を護衛するとは思いもよらずお互いにいい社会見学になるのでなかろうか、普段関わらない職種であることを引き立たせるため悪っぽく指で作った銃からバンという音を立て空気を発射し。男は守れない約束はしないもの、必ずや二人無事に帰りそれはそれは盛大な宴会を開いて貰うという目標立てた後は実行するのみ、リラックスした表情で数秒間目を閉じ再び視界を確保した時には眉間に皺を寄せ口を横一文字に難しい旅へ踏み出した覚悟を決め。ネクタイの僅かな歪みを直してきりりとキメ顔してみせ随分と自信たっぷりに「このルパン三世の活躍を間近で見れるなんてお嬢さんはラッキーなんだぜ」不親切な態度を取られたとて気にするべからず渡すものさえ渡せば黙るのが人間というもの、予想以上の額だったのだろうころりと表情を変えた様子にやれやれ溜め息「まずはお舟の中を探検するか。商船ならすげぇモン積んでるかもしれないからなぁ」煙草片手にそこそこの広さを持つ船内をうろうろ海賊襲われた際に避難できる場所や使える武器はあるだろうか、ぐるり歩き回ってデッキへと足を運び穏やかに揺れる水面を眺め)

(/うおお、熱い漢たちの素晴らしきお言葉でしたか←

そーなのですです、どうしようかなってワクワク感がたまりません！
そこはもう流石は主さまと言いますか、長年お付き合い頂いてるだけあるのだなぁと！)

ええ、そうなのです。まさか外の世界がこんなにも未知で溢れているとは思いもしませんでした…やはり本や伝聞だけで得る知識には限界があるのですね
(正に彼の言う通り、城と教会で過ごしていた頃からは想像もつかない程の様々な経験を既にしており、相手のような泥棒という表面上の肩書きだけでは推し量れないような不思議な魅力を持った人物がこの世にいるということもやはりこうして実際に旅をして見なければわからないままだっただろうと、そんな実感を抱きながら彼の仕草にクスッと笑い。どことなく緊張感に満ちたような、神妙な表情を浮かべたと思ったのも束の間、これまでのような飄々とした態度で戯けて見せる相手に表向きは軽薄そうな態度を取りながらも、こちらの事情に親身になって目的を達することに尽力してくれようとしているのだということが読み取れて「ふふ、見るだけではなくお手伝いまでさせて貰えるなんてとても貴重でラッキーな経験ですね、とても表沙汰には出来ませんが」こちらも深刻になり過ぎないよう、相手の調子に合わせてそんな風に軽口を叩いて。船へと乗り込み荷物を整理し終わるや否や泥棒としての血が騒ぐのだろうか船内を探検するなどと宣う相手に軽く眉を顰め「あ、ちょっと待ってくださいルパン、もう…」止める間も無く早速行動に移す相手に深いため息を溢し、せっかく乗せてもらった船であまり褒められたことではなく本来なら辞めさせなければならない立場なのだが、彼のことだからきっと上手く立ち回るだろうし、もしかしたら何か思うところがあるのかもしれないと思い、目前に迫る不穏な気配には未だ気づかず船室にて大人しく戻りを待つことにして)

(/今度の機会までに自分のオリジナルですと胸を張って言い張れるようなカッコいい文句を考えておきます←

ワクワクついでにあなた様にちょっとした選択肢を掲示しようかなと思います。当初はここで海賊と遭遇して戦闘になる予定だったのですが、この商船自体が国外に出たセリカの動きに気づいて秘密裏に消そうとする敵側の罠で、単独行動に出ていたルパンが船内の妙な様子を察してそのことに気付いて商人に扮した刺客と戦うというのもいいかなと思ったり。ただ、そのパターンだと武装した兵が船に最初から沢山乗っていたら最初から怪しさMAXなので商人を祈祷師というゾンビを呼び出して戦うかなりファンタジックな役職にしようと思っています。内容が内容なので当初の予定通り海賊との戦闘にするか、それとも刺客との戦いにするか選んでいただければなと。ちなみに刺客との戦いを選んだ場合海賊は祈祷師が率いるゾンビ軍団によって余計な邪魔が入らないよう既に壊滅させられているという感じになりますね
まだまだ先の話しにはなりますが、この物語が終わったらまた新しいことに挑戦してみるのもいいかもしれませんね)

いい体験になってるみたいだな。緊張が解けたってのもあるが、俺に会いに来た時よりも随分といい顔してるぜ
(短時間の行動で既に表情が変わったとあれば泥棒である己に心を開いている証拠、過去にも似たような経験があったような否かはさておき確かな事は深い意味はなくとも彼女のハートを奪ったという事実のみ。さて盗んだ物をどう扱おうが大悪党身で勝手な泥棒の気の向くままだが手にした宝は大切にするのがルパン三世流であり向こうからやって来たとはいえ裏の世界に招待した責任は取らねば、純粋で誠実な相手とある程度の距離を保ったまま接するべきとか小難しい事を考え眩しそうに目を細め。アジトや車と違い何が潜むか分からない船内では一歩踏み出す毎に警戒を強めるがそれを表に出すべからず「そんじゃまあ俺様の大活躍から目を離すなよって、ちこっと散歩するだけだっての。そんな呆れた顔しなくても直ぐ戻るって」人様の船に大人しく乗る気配のない己とは真逆の態度におどけた様子でひらりと手を振り駆け足気味に一人姿を消し「なぁんか怪しいんだよなぁ。海賊云々のわりに船が通り掛かるタイミングが良すぎると言うか…」先程から感じる視線や物騒な時分に旅立つ船に海賊の存在を感じられない静かな海に疑いの眼差しを向け、すっかり燃えて短くなった煙草を咥えたまま愛用のワルサーを片手に構えいくつも並ぶ個室のドアを開けては無人の部屋を見渡し次の扉を開ける動作を繰り返し)

(/まずは長らくの留守をお詫び申し上げます…ちょっと色々あって爆発してましたが復活しました！いつもひょっこり現れてはお返事が遅れたりしてごめんなさい。

ご提案ありがとうございます！！行く先々に敵がいた方が燃えますし、何の関係ない海賊よりセリカちゃんを狙う刺客の方がわくわくしちゃいまする←人数嵩ましできるしゾンビありですね。最後は召喚主である商人扮する刺客を倒すまでゾンビは消えないしで、2人だけで闘うには分が悪い感じよきです。ファンタジーな雰囲気はやったことないので逆に挑戦してみたいです！)