「 嘘吐きっ! ばかっ、だいっきらい! 」
クリスマスに予定を聞いたらバイトと返ってきたから頑張ってね、って云ったのに。
ふと偶然街で見かけた彼の隣には女の子。
当たり前のように寄り添う女の子を見ていたら言葉が無くても分かった。
そして、二人の唇が重なった時に涙が目を埋めて。
ぼやけた視界のまま家に走ったのを覚えてる。
この時に私は、永遠なんて無いんだと確信した。
「 きょーちゃん、 」
「 ん?どうしたの。」
「 ほんと、もう嫌になっちゃうの、」
「 …そっか、ほら、おいで?落ち着くまで抱きしめててあげるから。」
フラれた恋から始まる新しい恋。
10差の大人との恋愛。
1.2 レス禁止。