いぶき 2014-12-18 12:48:41 |
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【今一番好きな歌の歌詞】
(秦基博・恋の奴隷)
考えることはただひとつ
やわらかで卑猥なあなた
がんじがらめのこの胸を
いっそう苦しくさせるのです
まともな恋はできそうにない
つまりは欠陥品なのです
気づかぬふりはもう止めました
誰も知らない 心根に
僕を恋の奴隷にして下さい。
長い髪の先の先に まとわりつく気怠さのように
僕は恋の奴隷になります
(秦基博・恋の奴隷 2番)
さげずみに濡れた唇を
中指でなぞってみた
すえた香りに溺れてく
胸のたがをはずそう
僕を恋の奴隷にしてください
本当の愛なんてきっと
都合のいい幻想だろうから
今は恋の奴隷になります
落ちる様は滑稽で 喜劇のような 悲劇のような
お願いします 笑うのをやめて
せめて眺めるだけにして
僕を恋の奴隷にしてください
咲き誇る花を摘みました 流星に願うまでもない
僕は恋の奴隷になります
現実の生活から誰かが姿を消したら
またどこかで会えるかなと気持ちをなぐさめる。
チャットの非現実性の中から
親しくしていた誰かが存在を消したら
二度と出会えない気がして打ちのめさせる。
依存しすぎと自分を笑うしかない
(幸せな夢)
パリかロンドンか、窓の大きな簡素なアパートの一室に暮らしている。
青空が見え、窓をあけると金色に紅葉した銀杏並木の通りが見える。
秋の盛りの光景の中、白い雪がふわふわ舞い降りはじめる。
あまりに幸せで、恍惚として目が覚めた。
……
夢はいつもカラー。
捨てられたんだな
そういうことにしてしまおう
優しい思い出ありがとう
これでよかったんだ
平気な自分がいる
この平気な自分が怖い
自分が自分をあざむく
平気だと穏やかに微笑んでいた自分が
朝起きるといない
寂しさに呑まれ溺れる
愚かにも
これを繰り返してきた
こんなに傷つけて
きみは何を望んでいる
すっかり忘れて
きみを捨ててやりたいんだ
いつか
収納ケースの中で場所をとっている
高校時代に来ていたという分厚いセーターを
君は捨てない
型は時代遅れ
2度と着る日は来そうにない
地球に危機が訪れて
新しい衣料品が生産されなくなり
着れるものならなんでもいいと
誰もがなりふりかまわなくなったらたぶん
きみの古いセーターでさえ
ヒッパリダコになるかもしれないけど
君にとって僕はあのセーターみたいなもの
はやく捨てろよ!
君に会うその度に
がっかりする
なんだよ……
自嘲
君と別れた瞬間から
面影を追い始める
なんなんだ……
自嘲
声音
しぐさ
まとう空気
反芻するように
幾度も
彫像を形作るように
入念に
そしてまた裏切られる
まだ、もう少し
信じて待つ
僕のところに帰ってくると
「忘れられるわけない」と
戻ってくる君を
あの程度のことで終わってしまう関係ならば
僕はその程度の存在でしかなかったんだ
だからもう少し
信じて待つ
(好きな映画)
イル・ポスティーノ
亡命してきた詩人に郵便を届ける仕事を請け負った青年が、
詩を書くことを学ぶ。青年はやがて恋をする。
静かな青い海に浮かぶマリア像
もし、もともとの俺を知っていて、
いつもと違うハンネで話しかけたのなら、そう言ってくれ。
いつまでも返事を待ってしまうから。
頼む。
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