主 2014-12-17 21:56:58 |
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(おまたせしました!それでは始めたいと思います!よろしくです!)
は・・・?いやいやちょっと待て、全然意味が分からないんだが。なんで彼氏のふり?というか何で俺?
(ただでさえあの優等生の彼女の本性を知ってしまい驚いているのにも関わらずそれ以上意味がわからないことを言ってきたため思考がおいついておらず。聞きたいことがたくさん頭に浮かぶのだがそれをうまく言葉にすることはできずとろあえず一番重要なことを聞いて。『初めて話したのがこれって・・・』と心のなかは呆れたような残念なような気持ちで)
なに?この私が言っているのにアンタは文句があるの?理由?理由なんて簡単よ?毎日毎日、下心見え見えで話掛けてくる男達にうんざりしたのよ。彼氏が出来たら、少しくらいは彼奴らも諦めるでしょうに。アンタを選んだ理由は簡単よ?この前私のこと興味ないと言ってたわよね?ただそれだけよ?
(此方の申し分を快く受け入れず疑問符浮かべてる相手の様子を見ると、少し苛立ちを覚え、相手が投げ掛けてくる質問一つ一つに返事をするも、その声は不機嫌で。いつもにこにこしてる表の顔とは似ても似つかぬ顔で相手を見て。「それとも何?なにか条件でも欲しい訳_?」と眉間に皺を寄せながら、顎をクイっと相手に向けては質問をし。)
実際文句しかないんだが・・・まぁ一旦置いておこうか。事情は分かった、というか俺の話聞いてたのかよ・・・やらかしたな。
(相手の有無を言わせない傍若無人っぷりに小さくため息をつきながらもとりあえず相手の言いたいことは理解して。まず一番驚きなのが昨日言った事が聞かれていたことであり、もっと周りを見ておけばよかったと公開しても今は遅く。そして少し俯き考えるような仕草をしながら色々と考え頭を上げると「確かにお前はいつも男子に話しかけられているな。そして俺はお前に興味は無い・・・考えれば当然だな。一つだけ聞かせてくれ、仮に彼氏のふりすることになったら俺は何をすればいいんだ?」それは当然の疑問であり一番重要なことで。一応彼氏ということならそれっぽいことをするのだろうか、しかし目の前の小学生のような姿の相手を見てそれを思うと何か罪悪感のようなものがあるような気がしたがそれは言わずに質問を投げかけて)
なによ、生意気ね。_それに、人聞きが悪くてよ?私は聞いていたんじゃなくて”聞こえてきた”んだからね?
(相手の口から文句があると聞けば、更に眉寄せてふいっと顔を外に向けて一言呟き。恰も此方が立ち聞きをしていたと言わんばかりの台詞を聞けば、再び顔を相手に向けてあくまでもあれは故意的に聞いたのではなく、偶々聞こえてきたと言い張り相手じっと睨み付け。相手からの素朴な質問を聞くと、鼻をふん、と鳴らしては「簡単よ?そんなこと。一緒に登下校して、お昼も一緒に食べるだけよ?_私とそうしたい人なんて山程いるんだから、アンタ光栄に思いなさいよ?この私と一緒に過ごせることなんて。」と片方の口角上げては皮肉じみた台詞をつらつらと述べ。)
(/こんな超我侭の上から目線で大丈夫ですかね?主様の希望のキャラに沿えてますか?不備など御座いましたらなんなりと。)
(普通にOKですよ!むしろそうゆうキャラのほうがいいです!wどんどんお願いします!)
うわ、なにそれ面倒くさいな・・・。何でお前とそんなことをしなくちゃいけないんだよ。
(普通に過ごしたい自分にとって相手の言ったことは正直言ってかなり面倒くさいものでありできることなら断りたい。しかし相手はあの学校一の優等生だ、断ったら何を言われるかわからない。断ろうにも断れない状況になり頭をかかえたい気持ちになりながらも一度大きなため息をついて「まぁそうだな。お前外見だけは良いからな、他の奴らからしたら光栄かもな。でも俺は正直かなりダルい・・・けどまぁ、お前が飽きるまでは付き合ってやるよ。よろしくな、鶫」とりあえずその内飽きるだろう、という軽い考えで承認して。もしかしたら初めて相手の事を呼んだかもしれない、2年連続クラスメートとは思えないようなことを思って)
男のクセにごちゃごちゃ煩いわね?アンタ。だから彼女出来ないのよ。_なら、交渉成立ね?アンタに私は勿体ないけれども、今回其処は目を瞑ってあげる。
(面倒くさそうに文句ばかり述べていく相手を見れば、女みたいだと不快に感じ、相手が彼女居たとは到底思えずに、知りもしない情報を嫌味ったらしく言い。そして、相手が同意をすると満足気な表情して微笑んで、成立の握手とでも言えようか相手の前まで近づけば右手を差し出し。「あ_、其れともう一つ約束して?”本気”にお互いならないって。」握手差し出して直ぐに、何かを思い出したかの様に口を開き。そして、今度は真顔になって一つの条件を相手に突き付け。)
(/それなら良かったです!)
余計なお世話だっての・・・。分かった、約束する。本気になるとは思えないけどな
(常に一言二言余計な相手の言葉に若干イラっとしながらも約束に受け入れてこちらも右手を差し出して握手をして。確かに『ふり』である以上本気になってはいけない、ましてや相手の性格的に自分が好きになることはないだろう。すると自分も何かを思い出したように口を開くと「それじゃこっちからも1つな。何でもいい、何かあったらいつでも俺に言え。ましてやこの年頃の男子なんて何をするか分からないからな。例え彼氏のふりだとしても男である以上俺はお前を守る義務がある、頼むぞ」真面目な表情をしてしっかり言葉を述べて。これに関してはふざける要素などなく今後に関わる重要な事でありどうしても言いたかったことであり)
なっ_、全く同じ台詞アンタにお返しするわ?
(差し出された右手に握手を軽くしてると、相手の一言余計な台詞耳に届けばパッと手を離し、此方もそれは同じだと言えばふん、と再度鼻を鳴らして外側を向き。「アンタに私を守ることが出来るの?ふん、なら期待しておくわ。何か合ったらアンタに言うわよ_。」先程とは違う真剣な眼差しで、況してや”守る”と言われれば、17年間異性に言われたことなどなく心の中で一瞬戸惑うも、相手に悟られたくない為に、眉間に皺寄せては不機嫌そうな声で敢えて上から目線で。どうせこんな事を言っているのも最初だけだろうと思いつつも、何度も頷き生返事し。)
よし、それなら良い。そんじゃ、帰りますか・・・ああ、一緒に帰るのか?
(またもや一言余計なことを言われたが案外あっさり頷いてくれたため軽く笑い実家にいる3つ下の妹に昔やっていたように相手の頭の上に手を乗せてポンっと一度弾ませて。これは完全に癖であり自分が何をしたか自覚するとすぐに手をどかして話題を切り替えて。一応彼氏彼女の関係なのだから一緒に帰るのだろうか、浮かんだ疑問を相手に投げかけて)
_っ!ちょ、ちょっとアンタ何気安く触ってんのよ!
(知らぬ間に自分の頭に手を一瞬添えられれば、生まれてこの方一度も異性にそのような行為をされた事などなく、かあーっと顔を赤くしては相手との距離を取るかの様に後ろに後退りし。言葉を詰まらせながらも、相手をキッと睨み付けては上記述べ。「_当たり前でしょ。早く帰るわよ!」とつい先程の件を許せず、顔を外に逸らしながら不機嫌そうな声で返事をし。)
何で顔赤くしてるんだお前・・・?まぁいいか、んじゃ帰ろうぜ?
(顔を赤くして何故か怒っている相手のことは理解できなかったがいつまでもここにいても仕方がないため、一言声をかけると自分は先に屋上を出ていき。明日からはいつも通りの生活は送れないのだろう、そう考えると何ともいえない気持ちになるが頭を左右に降って思考を切り替えると後ろから歩いてくる彼女に一瞬視線を向けると「ま、これはこれで面白いかもな・・・」と小さく呟いて。そのまま鞄を取りに行くために教室へと足を進めて)
_煩いわね、ほっといてよ!言われなくてもそうするわ。
(相手に自分の顔の赤さを指摘されると掌を裏返して、自分の口元にぴたりとくっ付け、顔を見られないように隠し。交渉が成立すれば、長居する理由もなく此方も早く帰りたいのは同じで、先に屋上から出て行った相手とは少し距離を取るようにして屋上から出て。そして、前に歩く相手を見れば、少し早歩きして相手の前に不機嫌そうな顔して立ち塞がり「__ほら、手繋ぎなさいよ、馬鹿。アンタ付き合った事もないの?本当。」付き合ったのだから手を繋いで帰ったら、付き合ったことが自然に広まるだろうと考え、嫌味ったらしく文句を言いつつも、右手を相手の目の前に突き出し、催促し。)
ほう、そういうものなのか・・・。というか言いたかったんだが、俺の事を色々言ってるがお前だってどうせ彼氏できたことないだろ?にしては随分と詳しいんだな?
(突然立ちふさがった相手の姿に疑問を抱きながらも言われた言葉に対して納得したように頷いて。色々いい加減言い返したくなってきたため若干ニヤッとしながら尋ねるとそのまま突き出された右手を握って。普通なら女子と手を繋ぐもんならドキドキするのだろう、しかし今感じているものは妹に対する感情と似ていてやはり自分はこの小さな彼女が妹っぽく感じているのだろう。身長的に歩く歩幅が違うことは分かっていため何も言わず相手の歩幅に合わせながら廊下を歩いて。)
私を誰だと思ってるのよ?それ位知ってるわよ。…彼氏なんて欲しいと思ったこともないわ。
(生意気そうに質問をしてくる相手に少し苛立てば、恋人同士は手を繋ぐというそういう知識だけは世間の恋人達を見てたら分かる事で、少し馬鹿にしてくる相手に言い返し。自分を外見ばかりで判断し、下心が見え見えで近寄ってくる世の中の男達を思い出せば自然と溜息をつき、今迄恋人を欲しいとなんて1ミリも欲しいと思ったことなどなく。繋がれた手に視線を落とすと、”あんまり背は大きくないくせに、手は大きいんだ”と初めて男の手の大きさを知り。)
あー・・・そんなことより、なんというか、あれだ。視線が痛い、こんなに痛い視線は生まれて初めてなんだが
(ずっと気になっていたことなのだが学校一の人気者と手を繋いで歩いているからか廊下にいる生徒や通り過ぎる教室の中の生徒達から嫉妬や驚きのようなとにかく突き刺さるような視線を感じていたためいい加減口にして。普通に生きてきて17年間、こんなに痛い視線を受けたのは初めてでありなんとも居心地の悪い気持ちになり。そんな気持ちを振り払うように頭を左右に振ると「これはあれだな・・・、学校一に人気者のお前と特に目立つこともなく皆に覚えられているかどうかすら怪しい俺とじゃ圧倒的な釣り合わなさだな。」ハハッ、と軽く笑いながら冗談のように隣にいる相手に向かって述べて。話していないと色んな視線で精神的に辛いため話を振って)
なによ、男のクセに。堂々としときなさいよ。此の屁っ放り腰!
(周りの生徒達からの視線なんて、慣れたもので何時ものように猫被り、今回は少し照れて笑いをしている少女を演じては、周りに聞こえないような小さな声で呆れた声で喝を入れ。「目立っていることが幸せだなんて限らないわ_。其れよりアンタはもっと堂々としなさいよ?仮にでも私の彼氏なんでしょ?学校一を手にしたんなら自信持ちなさいよ、馬鹿。」と聞こえるか聞こえないか程度の声で一言本音洩らすのも束の間で、先程と同じ様に喝を入れ。)
(/今夜用事あるので23時過ぎにまた来ますね。)
あいにく目立って生きてきたお前とは育ちが違うんだよ・・・。隅っこ育ち舐めんなよ?
(恥じらっている少女を演じる相手を見て呆れたような視線を向けるとそのままため息混じりに言葉を述べて。徹底した猫かぶりにむしろ尊敬するレベルなのだが自分からしたら違和感と笑いでしかなく猫かぶりの姿に笑いそうになるが堪えて。これ以上何かを言われる面倒だと思い吹っ切れたのか繋いだ手をもう一度強く握り直すと「そうだな・・・お前みたいな美少女が彼女なんだ、自信持たなくちゃお前に失礼か。悪かった、これからは堂々とする」今度は疲れたような笑いではなく自然な笑みを浮かばて述べて。気持ちが切り替わったせいか先ほどよりかは視線に対して特に気になることもなくなり)
_目立ってるから良いとか、目立ってないから悪いとかは違うと思うけど。
(目立っていることと陰でいることを比較する相手に対して、誰も居ない処を通る瞬間に、先程の猫被っていた表情からふっと変わって真剣な表情すれば、遠くの方を見ながら上記述べ。「ってか、アンタさっきなに笑い堪えてたのよ!」と笑い堪えてる相手の表情見過ごす訳なく、人が居ないと分かれば相手の頰を片手で捻り上げ。喝を入れた後に相手が先程とは表情が違うと分かれば「ふんっ。分かったならそれでいいわよ。今度同じ顔して見なさい?ただじゃおかないからね。」と鼻を鳴らして偉そうに言うものの、その表情は何処か嬉しそうで。)
おまっ、いてて・・・。はいはい、分かった分かった
(空いている左手で捻り上げられた頬を擦りながら軽く返事を返して。そのまま教室の前に着くと繋いでいた手を離して「鞄だけ持ってくるからちょっと待っててくれ」と短く要件だけを相手に伝えると教室の中に入っていき。教室には友人たちがいたが軽く挨拶だけをするとすぐに教室を出て。教室の前に待たせていた相手を視界に捉えると「待たせて悪い、そんじゃこのまま下校と行きますか」と吹っ切れているため何も言わずに自分から手を繋ぐとそのまま歩き出して。しかし手を繋いでもドキドキしないというのは不思議だ)
返事はね、短く一回でいいのよ。
(聞いているか聞いていないか分からないような生返事返されれば、少しイラッとして頰を擦っている相手を横目で睨み。「_早くしなさいよ。全く誰を待たせて……。」と教室入っいく相手を目で追いながら、ブツブツと文句呟いていると、仲良さそうに友達と挨拶交わす相手見ては”所詮、上辺のくせに_。”なんて思っては視線逸らし。鞄を手に持って戻ってきた相手見れば、視線合わせず返事せず。黙って手を繋いで隣歩くも、その表情は何処か不機嫌そうで。)
・・・。ちょっと待て、お前どうした?なんだか様子おかしいぞ?
(教室を出た時辺りからか何故かは分からないが隣の相手から所謂不機嫌オーラが出てきているのを感じると周りに特に誰も居ないことを確認し一度歩くのを止め立ち止まってそれを尋ねてみて。自分が何かしたのだろうか、しかし特に何かをした覚えはなく教室に入る前までは別に普通だったのだ。視線を合わせない相手を見てさすがに放っておけないと思い「俺が何か気に触ることをしたら謝る、言いたくなければ言わなくていい。しつこく聞いてもウザったいだけだからな」とふざけることはなく真剣に尋ねて。これも人を関わって行く上で自分がやってきたことであり、何か違和感を感じたら放っておけないのが性分で)
_何も無いわよ。お腹減っただけよ。
(不思議そうに尋ねてくる相手見れば、チラッと目線合わせてまた逸らし、棒読みで感情篭ってない儘冗談には聞こえない、冗談を淡々と述べ。「別にアンタは関係ないわよ。意味もない謝罪なんていらない。」と真剣な眼差しで此方を見つめてくる相手に、繋いでた手をパッと離し、自分の顔の隣まで片手を上げるとしっしっ、というようにあまり関わって欲しくないかのように手でひらひらと追い払い。)
関係ない・・・か。そうか、変な事聞いて悪かった
(あまりにも感情が篭っていない淡々とした物言いに、さすがの自分でも嘘でも分かり。しかししつこく聞いても相手にとっては迷惑だと思っているためそれ以上聞くことはなく、それ以上に嘘をつかれていることに対して悲しいような困ったような笑みを浮かべるともう手を繋ごうとはせずに「時間取って悪かった、行こうぜ」と短く言うとそのまま相手の横を通りすぎて先を歩いて。『予想以上に周りに壁を置いている奴だな・・・』と今まであそこまで他人を寄せ付けないような雰囲気を持つ人物を見たことがなかったため素直に驚いて)
___。
(自分から解いた手は、繋がれることなく先を歩く相手の背中を見るような感じで一歩分程、後ろ付いて行くように歩き。向こうが何も話してこないと分かれば、特に此方からも話すことはないと考え、一言も喋らず暫く静かな儘で帰り道歩み。「_私、用事あるから。明日の朝勿論来なさいよ?」と長い沈黙遮ったかと思えば、自分の家とは筋が違う道を指差し。仮にでも今日から恋人になったのだから、登下校はするのは勿論で、明日の朝迎えにくるよう指図すれば、別れの挨拶一言もせずに背中向け、自分の家とは違う道歩み出し。)
・・・・ああ、じゃあな
(相手が言っきてきたことに対して特に何もいうことはなく受け流すように軽く返事すると自分は自宅である学校からすぐ近くにある小さなアパートを目指して歩き出して。言葉が素っ気無くなってしまったのは理由を言ってくれなかったことに対してではなくむしろそのことについては何も思っておらず。『どうすれば壁を無くせるか』と彼女の事を考えていて。こんなに他人との関係で頭を使ったのは初めてで、何か思いついては頭を左右に振る、という事を繰り返しながら歩いて15分程度の自宅目指して歩いて)
_ほーれほれ。餌持ってきたわよ?
(細い人影のない路地裏入れば、とある場所で立ち止まりしゃがみ込み、小さな隙間に向かって細かく舌打ちのようにしては何かを呼ぶとその隙間からは小汚い子猫が表れて。鞄の中からコンビニで売ってあるよう猫の餌取り出し、優しい声でその子猫に餌を与え。餌を与えると無我夢中で食べている子猫の姿を微笑ましく見つめながら「あんた本当に小汚いわね_。私が飼ってあげれたらね…。」と眉ハの字にしては、苦笑いして”ごめんね。”と付け加えては、悲しそうに呟き。)
(ここから時間は一週間後に飛びます!なんだかんだで偽恋人生活にも慣れてきて鶫ちゃんに男子が言い寄る回数も少なり鶫ちゃんにとっては良い状況になった。しかしその反面、付き合っていることに対して良く思ってない生徒達に坂村が嫌がらせを受けるようになっている・・・という状況です!いきなりですみません!子猫についてもこれから触れていきます!)
今日も今日とて待たされる状況か・・・。1人で登校していた時期が懐かしく思えるな
(彼女と偽の恋人関係になってから一週間が経った。今日も待ち合わせのためにわざわざ一度学校を通り過ぎて待ち合わせの場所に向かうという面倒なことをしているがこれも全部彼女の命令であり逆らったら何をされるか分かったものではない。イヤホンを耳に付けて目を閉じ近くにある電柱に寄り掛かって彼女がくるのを待って)
(/了解しました。わざわざご丁寧にありがとうございます!これからの展開楽しみにしていますね!(笑))
待たせたわね。早く行きましょう。
(身支度を済ませては、日課であるアールグレイの紅茶を飲みながらゆっくりしていると、チラリと時計見やれば相手が到着する時間だと思い、鞄持って外に出ると予想は的中し家の前の電柱に寄り掛かっている相手の前まで近づけば、耳の片方のイヤホンを外して上記告げ。)
(期待されると色々辛いですが・・・頑張ってみますw)
・・・ん、ああ来たか。よし、行きますか
(突然外れた片方のイヤホンに何だと思いながら横を向くと目的の人物が立っていて。一言声をかけ歩き出すといつも通り相手の歩幅に合わせながら隣を歩いて。一度通ってきた道を歩きながら隣を歩く彼女へと視線を向けて「一応一週間がたったが、どうだ?何か変わったか?」とそろそろ慣れてきたためそんな事を聞いて。自分の状況はかなり悪化しているのだがそれを言っても迷惑になるだけなため黙っておいて)
(/プレッシャー感じず伸び伸びとして下さい!wすいません、変な負担かけて←)
(この生活も一週間経ち、何時もは知らぬ男子達に言い寄られて通っていた生活がなくなった解放感を未だに味わっていて、少し上機嫌そうにしていると質問されれば「ええ、かなり変わったわ。もう殆どの男達が近寄る事がなくなったわ。二、三日は中々諦めつかなかったみたいだったけど一週間経てば、彼奴らも潔く弁えたみたいだわ。」と此方の現状を報告し。)
(いえいえw 主の宿命ですからw)
おお、そうか。なら良かった、でも何かあったら言えよ?
(相手の状況が良くなっていることを知るとまるで自分のことかのように嬉しそうに笑みを浮かべて。そしてそのまま適当な会話をしながら学校に着き下駄箱を開けるとまず視界に入るのは上履きに入っているゴミであり最近どんどん悪化していて。『またか・・・』とうんざりしたように小さくため息をつくと周りに見られないようにゴミをとりあえず下駄箱の奥の方へと移すと「そんじゃ、今日もよろしくな鶫」何事も無いかのように装おうと相手の頭の上で一度手をポンっと弾ませると先に教室へと向かい)
え、ええ…?
(最初はこの仮の恋人でいることをあれ程に面倒がっていたはずなのに、此方の現状報告を聞いては嬉しそうにしているのが理解できず、中途半端な相槌し。そして、学校の下足室に着くと、背を向けてごそごそと何かしている相手の様子が視界の端に入れば、何かを隠していると勘が働き先に教室向かったと目で見送れば、相手の下駄箱を開けて。「__なによ、これ…?」開けると端の方にある無数のゴミが目に入り、あまりの衝撃にその場に立ち竦んでしまい。)
・・・。はぁ、うんざりする空気だな
(いつも通り教室のドアを開けて感じるのは自分に突き刺さる視線、当然理由は分かっていてこうなるのも仕方ないだろう。学校一の人気者が、覚えられているかどうかすら怪しい自分が付き合ってると聞けば悪く思うのも当然で現に自分だって釣り合っているとは思っていない。誰一人に挨拶することもなく自分の席に向かうと向かってくる視線を無視して机に突っ伏して。どうせあいつがくれば元に戻る、とまだ教室に着いていない彼女の事を思いそのまま寝に入って)
_なによ、自分の方こそ何かあるくせにっ。人の事に喜んで…。
(暫く立ち竦んでは、教室でうつ伏せで寝ている相手睨みつけては、不満そうに上記呟き。相手が何者かによって、虐められていると条件理解すれば、自分の仮にも恋人役である人が虐められていることはどうも気に食わず、虐められている相手を見つけては懲らしめてやろうと決心し、今日一日中は相手を監視してようと考え。そして、重たい教室に入ると先程の険しい顔から切り替えて、優しい顔して「おはよう、みんな。」といつものようにもう一人の自分を演じ。)
んー・・・おお、いつの間に昼休みになっていたのか
(結局あのままずっと寝てしまい、起きたらすでに昼休み。机の中を見ると小さな紙が入っていて内容は簡単にいえば昼休み屋上に来いという内容で。この手の呼び出しは一週間のうち結構あり面倒そうに小さくため息をつくと何も持たず席を立って教室を出ていき。憂鬱そうに階段を登り重く感じるドアノブを捻り屋上へと足を踏み入れてばそこには男子生徒三人がいて。今日何度目だろうか、またため息をついてドアを閉めると「こんな所で何のようだ?告白なら間に合ってるぞ?」と軽口を叩いて)
_何処に行くのかしら?
(昼休みになってようやく起きたかと思えば、小さな紙を見た途端に席を立つ彼を見ては、不思議に思っては後を追いかけ。バレないように後を後を追いかけると、どうやら屋上に向かっているようで。屋上に着くと、そっと扉を開け少し開けて中の様子を見ると、どの学年か分からない男子生徒三人と相手が対話しているようで、見るからにはどうも仲良し気には見えないで暫く様子見ることにし。)
いや、だから違うって言ってんだろ・・・。俺が脅迫して付き合わせてるとかお前ら頭大丈夫か?
(お前ごときがあの人と付き合えるわけがない、どうせ弱みでも握ってる、そんなことを言われ続けてうんざりしながらもため息混じりに返事を返して。このまま適当に話を流して帰ろうかと思ったが『お前はどうしてあいつと付き合い続けられるんだ?別れないとこのままずっとこういう虐めが続くぞ?』とニヤニヤしながら問われると今まで笑っていた顔が急に真面目になり「どうして・・・ね。俺はあいつに普通の学校生活を送らせてやりたいんだよ。優等生だから、可愛いから、お嬢様だから、そんな理由で周りからは違う目で見られ本当の友達とかできるわけがない。だから俺はそんなあいつに普通ってのを知ってもらいたい、あいつがありのままの姿で笑ってくれるのならこの程度の嫌がらせいつでも受けてやるよ」これは心のからの声であり真面目に嘘つくこと無く言葉を述べて。相手は何も言えなくなったのか、生意気だ、と一言述べ殴りかかってきたが避けること無くそれを受けて。三人が屋上を出て行くと自分はその場に座り込み殴られた頬をさすって)
_なによ……あんなボロボロになって…馬鹿じゃないのっ。
(暫く様子見ていると、どうやら付き合ったせいでの嫌がらせを受けていると状況を把握し、出て行って怒鳴ってやろうかと思えば、相手からの本音が聞こえてき。嘘偽りない相手の言葉聞いていれば、力抜けてその場に座り込んでしまい。三人が扉に向かってくると分かれば、掃除用具の陰に隠れ、去るのが分かれば再び少し扉を開けて中の相手の様子を見。殴られたのか、座り込んで頰摩っている姿見れば、何故だか目からは涙が止めどなく零れて。)
ったく、あいつら本気で殴りやがったな。喧嘩には縁がない人間には辛いな、なんか飯食べに戻るのも面倒だからこのままここにいるか・・・
(人に殴れられたのは初めてかもしれない、しかし怒りなどはなくむしろ不思議と清々しい気分であり頬をさするのを止めてそのまま四肢を投げ出して寝転んで。雲ひとつ無い澄んだ青空を見て「いやいや、恋愛事ってのはこんなに面倒なんだな・・・」と今まで好きな人1人もできたこと無い自分にとって貴重な体験で、これも良い思い出かもしれない。そんなことを考えながら目を瞑るとまた寝に入って)
_っ。…ちょっと、話があるわ。
(瞳から溢れ出る粒の真意は、自分でも分かっていて。こんなに自分のことを想ってくれていた人は初めてで、その暖かさを知っての涙で。そして、午後の授業の始まりのチャイムが鳴れば、泣いていてもしょうがないと考え、ハンカチで拭い、何かを決心すると、屋上の扉を勢いよく開けて、寝転んでいる相手の元まで近づき、先程泣いたばかりなので隠そうとしても目の赤みは取れぬ儘、立ったまま見下ろす形で上記述べ。)
・・・ん?あー、お前か。よっこいしょ・・・っと
(意識も薄れてきた時、急に声が聞こえてきたため薄めを開けると先ほどまで話題になっていた彼女の姿があり。チャイム鳴ったはずなのに何故いるのだろう、そんな疑問を持ちながら年寄りのような掛け声で身体を起こし立ち上がり視線を相手へと向け「んで、話ってなんだ?というか優等生が授業サボっていいのかよ・・・」そんな当然なことを思いながらいつも通りの表情と声音で尋ねて。相手の顔を見た時目が赤みががっていたのだが特に気にすることなく)
_もう恋愛ごっこは終わりよ。恋人役ももういいわ。今日から自由よ、喜びなさい?
(起き上がる相手を黙って見ていて、何食わぬ顔で平然装う相手の質問等答える気もなく、聞き流し。そして、重たい口を開けると、淡々と何時ものように皮肉染みた台詞で自分の要件相手に伝え。その言葉を述べた心理は、此方の無茶苦茶なお願いに文句言っても、毎日一緒に過ごして、さり気ない優しさには気付いていたが、性格上気付かぬフリしてきたものの、この様な件が起こってしまえば。もう二度と同じ事が此の相手に起こってはならないと仮の恋人も解消にすれば、もう二度と起こるはずがないと考えた結果で。)
なるほど・・・。その内言ってくるとは思っていたけど随分早いな
(相手の用件を理解すると、納得したかのように頷いて。何故急にこんな事を言ってきたのかは理解できないが相手の言うとおり恋人関係さえなくなれば自分はもう自由で前みたいに普通に過ごせるはずだ。しかし何故だろうか、そんなことを納得できない自分がいることに気がつくと「ああ、了解。ってことは、今日から俺とお前は友達ってわけだ。俺がお前を普通の生徒にしてやる。優等生だから、そんなことは知らん。覚悟しとけよ?」恋人が駄目なら友達なら良い、そんな事を思い優しく笑みを浮かべると自分を見上げるように話してくる相手の頭の上に手を乗せながら述べて。)
な、なによ_。自由にしてあげると言ってあげてんだから、私から離れれば良いじゃない!
(此方から関係持つことを提案したのにも関わらず、今度は”友達”という形で関わりを持ちかけてくる相手の気持ち理解できず。長年憧れていた”友達”になってくれようとしている相手は、もう関係は持ってはいけないと考えていて、頭に乗せてくる手をぺしんと右手で振り払えば、相手をきっと睨み付け)
はぁ、だからすぐそうやって睨むなっての・・・。それじゃあ言い方を変えよう、俺と友達になってくれ
(やはりすんなりいかずこうして睨まれるのは何度目だろうか。いつも自分の予想通り動いてくれない相手の姿に小さく笑みを浮かべると言い方を変えて握手を求めて右手を差し出し。正直握手してくれるかどうかすら怪しいのだが「俺はお前と友達になりたい。俺じゃなくてもいい、お前が誰かと作り笑いじゃなくて自然な表情で笑い合っている姿を見たい・・・そんな理由じゃ駄目か?」女子相手にここまで言うのはいくら自分でも恥ずかしいのだがここはこらえるしか無く。恥ずかしい気持ちを表情に出さないように右手を差し出したままゆっくりと述べて)
__なんでよ、なんで離れてくれないのよ…っ。離れなさいよ、馬鹿‥っ
(どんなに此方が拒んでも、頑なに友達になりたいと申し出てくる相手に観念してしまい、相手を睨んでいた表情は緩まり、堪えていた涙が零れ落ちてしまえば相手に泣き顔見られたくない為に瞬時に下俯き。相手が友達になりたいと言った真実を告げられれば、俯いていた顔を上げて、「__痛かったでしょうに?」と先程殴られた頰に優しく手を添え、相手じっと見つめ。)
・・・は?お前、何で知って――
(こっちの要件を頑なに拒む相手にいい加減疲れたのかため息をついて差し出していた手を下ろして。一旦時間を置いたほうが良いと考え屋上を出ていこうとしたが頬に何かが触れてハッとして相手の方を見て。次いで出てきた言葉を驚いた表情をすると、触れられている手を払うことよりどうして知っているかが気になってしまい。さっき屋上であったことを見ていたのだろうか、だとした大失策だ。一番知られたくない奴に知られてしまった、そんな後悔が出てきてつい顔を歪めてしまい)
_私と友達になることは諦めて?私は初めてできる友達にこんな思い二度とさせたくないの。
(添えている手は其の儘で、もしこの相手と友達になるとしても、きっと同じ事が繰り返されるのだろうと思い、其れなら尚更大切な友達に同じ経験はさせたくないしさせらないと自分の思い初めて述べ。そして、頰に添えていた手をゆっくり離すとハンカチを渡し、「_じゃあね?さようなら。」と告げればその場から去り。)
は?お前ちょっと待っ――
(引きとめようと手を伸ばした時はもう遅く、すでに相手は立ち去っていて。悔しさと自分の無力さを感じて手の中にあるハンカチをキツく握り締めると「くそっ・・・」と小さく呟き目を伏せて。誰かとこんなことになったのは初めてであんなに悲しそうに笑う彼女1人笑顔にできない自分の無力さを嘆きながら屋上のフェンスをハンカチを持っている手で思い切り殴って。どうすれば、追い詰められれば冷めていく思考で色々と考えると何か思いついたのか得意げな笑みを浮かべて頭を上げ「俺は諦めが悪いんだよ。覚悟しとけ猫かぶりめ・・・」そう呟くと一度頬を叩いて気持ちを切り替え屋上を出ていき)
_すいません。体調が悪くて保健室に行っていました。
(と屋上から去れば、教室に向かい。教室の扉を開けると、教師も生徒も驚いたように此方を見て、しかし、日頃の行いのお陰か悪い風には捉えられず、受け入れて貰えば自分の席に座りいつも通りに授業を受け。授業を受けつつも、目に入るのは、彼の席で。誰も座っていない机に目をやっては、溜息つき。_そうこうしている間に放課後になり、この一週間二人で帰ることに慣れていた為一人で帰るのはどこか寂しいが、”以前に戻っただけだ”と開き直れば、誰も居ない教室から出ようとし。)
お、やっと授業終わったのな。よし、帰ろうぜ?
(まずやることはいつも通りにすること、この際授業受けるのが面倒だったため教室の前で放課後になるのをボーっと待ち続けて放課後のチャイムが耳に入ると教室から出てくる彼女を視界に捉えてまるで何もなかったかのような表情で声をかけて。自分のせいか、いくらかいつもより暗い表情をしている相手の顔を見て「なに暗い顔してんだ?お前らしくないぞ?」と相手の肩に手を乗せながら軽く笑みを浮かべながら述べて)
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