匿名。 2014-12-15 00:21:12 |
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ふふっ、いただきます。
(此方も相手同様、名残惜しそうに絡めた指をゆっくり、そっと離して向かいの席へ。それでも無邪気な、満足げなエースの笑顔を見ればそんな名残惜しさもすぐに消え失せ、いつもの、寧ろいつも以上の柔らかな笑みを浮かべてフォークを手に。大皿からまずチョコケーキを一つ自分の小皿に取り、一口分を口内へ。その甘さに思わず頬を綻ばせながら、ふと疑問が。「ねぇ?エースって嫌いなものないの?」と。先程から見ていれば片っ端から料理を食べ、今も沢山のデザートに笑顔を浮かべるエース。何でも食べられるのだろうか?という素朴な疑問で。)
(/それは照れます!
寧ろ照れずに平然としていられる奴の顔が見てみたi(/はいはい)
なんと!それは魅力的な…!
益々欲しくなりまs(/こっちも黙れ))
あぁ、勿論ねーよ?
(とろりと頬を緩ませる相手の顔は何とも幸せそうに見え、内心微笑ましい気持ちでいっぱいになる。そうして、不意に投げ掛けられた問い。コクリと一度頷いた後、当然、とばかりに上記を述べてはまた先程の料理へと手を付け始めて。冷め切っていて味は落ちた気がするが、そんなことは屁でもない。食物を残さないのは、作ってくれた者に申し訳ないからという気持ち、命をくれた生き物に感謝の意を示すため、という二つの思いも勿論あったがやはり一番は、美味しいから食べたい。ただその一言に尽きる。質問に答えたのだから、次は彼女の番。「菜々は?」相手の事が知りたい。その気持ちに突き動かされ、問いを返して)
(/照れずに平然、とまではいかないけど、人によってはそれを当たり前の様に享受して顔をにへーって緩ませそうな感じです。何にせよ、嫌いな人にされたのではないのなら大抵の人は頬を緩めますよねー…。嗚呼、私もされてみたi((殴
是非是非!エースと菜々ちゃん交換してください!めいいっぱい可愛がりますから!!(/落ち着け))
私?私はー…
(当然、とばかりに返された返事に、やっぱり、なんて妙に納得しては思わず口許を緩めて。なんてことないやり取りの筈なのに、それさえ和やかな暖かい時間として自身を安心させてくれる。と、今度は此方の番。問われた質問に首を傾げた後、視線を宙に泳がせて暫し考え込み。エースのように、食べることが好き!という感じではないまでも、改めて問われれば特に嫌いなものが思い浮かばなくて。んー…と声を漏らして考えるもやっぱり浮かばず、結局「…苦いのはあんまり得意じゃない、かな?」となんとも曖昧な回答となってしまい。)
(/分かります!私も是非されてみたいでs(/自重)
うちの菜々でよろしければ熨斗つけてお渡ししますよー(へらん/ぇ)
代わりにエースくんいただけるならラッピングしちゃいます!(/は))
ふーん…? …覚えとく。
(苦い物は得意じゃない、そう答えた相手。一瞬ばかりきょとんとした顔を示すが、女性は大抵そんなものなのだろう、なんて思うと同時に納得した様な表情へと変わる。そうこうしているうちに料理を平らげた己は口元をナプキンで拭った後、愉しみにしていたデザートへと手を伸ばして。さて、何から食べようか。暫く悩む様にフォークの先をさ迷わせるが、最初に手を付けたのは菜々と同じチョコケーキ。崩れない様慎重に自身の皿へと移すと、恐らく先程の菜々の一口分の倍以上を口に入れ、思わず目を細めて味を吟味する。この大食漢の思うことだ、結局は殆ど同じ「美味い」の一言なのだが「うまい。…けど、あいつの作ったものの方がうまかったよなァ」と最後はぼやく様に、何かを思い出して少し寂しげな顔を見せ)
(/ロルの長さが安定しない…だと…? 書きたい事ばかり書き連ねちゃうと一つ一つの内容が乱雑になりそうなので控えますぐすん←
あらあらぁ…それはどうも御丁寧にありがとうねぇ。菜々ちゃん元がいいから、思いっきりめかしつけてあげたいわぁ…(近所のおばさん風に/←)
ラッピング!…どうぞどうぞうちの無自覚女ったらしエース貰ってやってください(エース贈呈/ちょ←))
あいつ…?
(チョコケーキに続いて抹茶ケーキを手元の皿に取り、再び一口分を口内に放り込んだその時ぽつりと呟かれたエースの言葉。手元に落としていた視線をその言葉に吊られるように相手の顔に向ければ、出逢った頃ほどとは言わないものの寂しそうな表情を浮かべていて。胸がぎゅ、と締め付けられるような思いを味わいながら、その“あいつ”を半ば反射的に反復してしまい。彼が居た世界、そこでは彼の側に料理の上手い誰かが居たのだろう、容易に想像できるそれに、つい此方まで眉を下げてそ、と手を伸ばし相手の頬に滑らせて。)
(/奇遇ですね、私自身もロルが安定しないなと自覚し始めていたところでした。←
私も気を付けていきたいと思います、初心に帰り…(ぺこり/←)
え、エースくんは女たらしなのですか…!?
ならば菜々はヤキモチ焼きかもしれないです。(キリ/急に))
ん、……菜々?
(とろり、どろり。まさにチョコレートが溶けだすが如く、いつかの記憶が脳裏を掠めた。食事の量を考えろ、なんて文句を言いつつも何だって作ってくれた世話焼きな兄の大きな背中。嗚呼、口に出すつもりなど毛頭無かったのに。先程まではあんなにも美味しいと思えていたケーキも、今はただ喉に引っ掛かるだけの味気無いパンの様に感じてしまい、思わず自身の発言を悔いて眉間に皺を寄せては、そっと頬滑る柔い手にハッとした様子露わにして上記を。どういう意図なのだろうかと疑問に思えば、緩やかなスピードで目線を上げてゆく。そうしてぱちりと視線が合わさった瞬間「…そんな顔、すんなって」自分の事は棚に上げてそんなことを告げ)
(/どうしよう、書き方も安定しないです私…!小説ロルになりそう、寧ろもう半分なってるのかもしれない(愕然)
初心…大切ですね(正座/ぇ)
愛想良く人懐っこく、ということで気分の良い時は常時笑顔振り撒いてますからね(無自覚/←) 俺得…!女の子のヤキモチは可愛いので美味しくいただけます←)
それ、こっちの台詞。
(そんな顔をするな、まさに此方が言いたかったことを逆に言われてしまっては、漸く己も笑顔を失くしていたことに気付く。とはいえ元々は相手の寂しそうな呟き、表情がそうさせたのは自覚済みで。それ故に、上記を答えとして返し、未だ眉下げながらもどこか拗ねたような表情を浮かべて。エースの過去の思い出、自身はそれを一切知らない。こんなに惹かれているのに、自分はエースのことを何も知らない、だからといって、今それを聞くのはあまりに酷なのだろう、と予想すれば、「…いつか聞かせてね?いつか、エースに気持ちの整理がついたら…エースの周りの人達のこと。」とふわりと微笑み、頬に触れた手をゆっくり引っ込めて。)
(/大丈夫ですよー!小説とか全然気にならないので!
寧ろ此方も長さも書き方も不安定ですし…(苦笑/あーあ)
なんと!では間違いなく菜々はヤキモチ焼きになります。(キリッ/←)
エースくん、ご機嫌取りよろしく!(/こら))
ごめん、暗くなっちまって。
(此方の台詞だと言葉を返されては、素直に上記を紡ぐ。確かに、ほの暗い気分になってしまって同じ様な顔をさせてしまったのは己のせいだ。そう思えばそれ以上に何も言うことは出来ず、ただ唇を噛んで押し黙る。そんな時に向けられた微笑。ゆらゆらと燻って消えかかっていた灯火に油が注ぎ込まれるが如く、急激に胸が熱くなるように感じた。頬の温もりが離れていくのをぼんやりと目で追えば「…今、少しだけ話を聞いてくれるか?」と、眉尻を下げた情けない微笑みを見せながら言葉を述べて。行き道でも言ったのだ。どうせ頭の中を整理しなくちゃいけないのだから、幾らでも話してやる…と。戯れの様に放った言葉ではあったが、結果としてはその言葉通りになっていて)
(/ならば良かったです!皆さんのロルを見ていると何だか心配になってきて…(しょぼん)
此方こそ大丈夫です! 長く関わって補正が入っているかもしれませんが、貴方様のロルは何とはなしに柔らかい印象を受けます。前に言った時と思う事は何ら変わらず、とても読みやすくて好みのロルですよ!´`*
これはこれは…うちのエースならば焦って空回りして悪戦苦闘しますね(ははっ/おい) 任せなさい、とは胸を張って言えませんがきっと…多分、何とかしてみせますよ!(拳グッ)
…もちろん。
(今聞いてくれるか?なんて言葉が返って来れば、少々意外そうに目を丸くして。今聞くのは酷、そう思っていたのに、エースにとってはどうやらそうではなかったようで。そういえばここに来る時も話してやる、なんて言ってくれたっけ、と頭で納得しては、ふわりといつもの柔らかい笑みを浮かべて頷く。どんな話が聞けるのだろう?起床したあの瞬間を思えば、辛いこと、悲しいことも沢山あったのだろうが、その分楽しいこと、嬉しいことも沢山あったはず。エースは一体どんな日々を送っていたのだろう、と、微笑を浮かべたまま頬杖をついてこれからの話を心待ちにし。)
(/そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです!
心底安心いたしました^^
此方だって同じですよー!
貴方様のロル、読みやすい上に情景とか心情とかもよく分かって大好きです!
どうぞ自信をお持ちください^^
ではそういうことでよろしくお願いします!(敬礼/どういうこと))
俺にはな、兄弟がいっぱい居るんだぜ…!
長男はマルコっていうんだ。アイツ、バナナかパイナップルみてぇな髪型なんだよなー。口癖もなかなか特徴的っつーか…、あ、けどかなり強いんだぜ!あの時なんか…─────。
(頷いて楽しみに待ってくれる相手の姿を見れば、暗さなんて吹き飛ばすかのような明るい笑顔を浮かべ、少しオーバーにも思える身振り手振りを交えながら上記の様に話し出す。長男の事だけでもかなり話のレパートリーがあるらしいが、その大半は己が馬鹿をして怒らせた、といったものである。それでも話のタネは尽きない。長男の話が大まかに終わると、満足したように次の話へ。次は、本当に話したかった部分。少々躊躇いつつも「マルコには腐れ縁の仲の兄弟が居て、そいつはサッチってんだけど、俺の乗ってた船…モビーのコックだったんだ」と続けて話し出せば、何処か寂しげな目をしているものの先程よりは随分落ち着いて笑えていて)
アイツも変わった奴なんだけどな、作る料理は誰よりも美味かった。デザートだって頼めば何でも作ってくれんだぜ? まぁ、無表情だと結構厳つい顔なんだけど、サッチは人を笑わせるのが趣味みたいなもんでさ。
(兄弟のことを褒めるように紹介しているとどうも照れ臭い。それを紛らわす様に頬を掻けば、相手の反応はどうだろうかと窺う様にしつつ、喋っている間は口に入れることのなかったケーキをひょいひょいと食らっていき)
(/えへへー、良かったです!
自信持ちます(拳ぐっ)
そして今回結構喋らせて異様に長くなりました。なんかごちゃごちゃしてますが、その辺はご了承願いまする(ぺこり)
Yes,sir. 了解致しました、
精進致します(敬礼ビシッ/乗るな))
ふふっ…あははっ、面白い兄弟がいっぱいね?
それに話を聞く限りだと、エースって悪ガキみたいな弟なんだ?
(照れ臭そうな様子を見せながらも全体を通せば無邪気と言っていいだろう、そんなエースの笑顔に此方まで胸が暖かくなって。いろんなエピソードが飛び出してくれば、一つ一つを自分なりに想像力を膨らませることで情景を頭に浮かべ、それが楽しくて仕方なくなる。自分には兄弟がいないせいかそんな賑やかな生活がとても羨ましく感じて。思わず声を上げて笑ってしまう。自分の前では、確かに幼さや無邪気さといった年下らしい表情も見せるものの基本的にはしっかりしてて頼りになる相手。でも今聞いたエピソードからはしっかりした兄たちにヤンチャなエース、という印象が強く、その違いにも興味が湧く。「ねぇ?弟はいないの?」笑い過ぎて目の端に溜まった涙を指で拭いながら、自身を伺うように見る相手に問い掛けて。)
(/何故でしょう…?菜々喋ってないくせに長くなりました…←
削れるところは削っていきますのでどうかお気になさらず…!(陳謝/←))
悪ガキ上等!俺にとっちゃ褒め言葉さ。
(言いたいことだけを喋り続けていた為、相手はうんざりしていないか、といった心配をしていたがどうやらそれも無用だったらしい。自分が話す小咄を笑って聞いてくれている。それだけで暗かった心は安定していくが、寧ろ、それに留まることなく明るくなっていく。悪ガキ、なんて言われれば殊更嬉しそうに悪戯気な笑みを浮かべて上記を。確かに、家族を困らせるのは好きだった。ハルタと共に皆に悪戯をしてみたり、サッチと組んでマルコを怒らせてみたり。それ以上に好きだったのは皆の笑顔だったのだけれど、思い出すだけでだらしなく顔が綻んで泣きそうになるのでそれだけは今、絶対と言っていいほど口には出せなかった。涙を拭いながら投げ掛けられた問いを聞いては、過剰な反応を示して「いる!いるぜ、一人」とにやつく顔を抑えきれぬまま「弟の名前はルフィってんだ」なんて名前を明かして)
(/ひゃああ貴方様の謝り癖が再発…!おやめくださいおやめください鎮まりたまえ(土下座/お前がな)
…ということで謝罪は不要ですよー(キリッ/←) 私も再度長くなりましたし、その時々によって長短が変わるのは仕方が無いです、うん。
そう言えば私のテンションは時々(/否、いつもか)壊れてますが、このようなテンションは大丈夫でしょうか? もしあれでしたらもう少し落ち着きます故、気に入らなければ言ってくださいね。
ルフィ…?
(楽しそうなエースの様子から、家族のことが本当に大好きなんだとひしひしと伝わってきて。一方でそんな家族と離れ離れになってしまった現状を思えば、今の無邪気な様子の裏には寂しさ、辛さというものが同時に存在しているのだろうということも容易に想像できて、ちく、と胸の奥が痛む。と、弟のことになると殊更表情が明るくなり名を伝えてくれるエース。…ルフィ?どこかで聞いたことがある、気がする。が、実際そんな名前の知人が居たのならそんな珍しい名前忘れるわけがない。頭の片隅がざわつくような感覚に陥りながらも、きっと気のせいだ、と思うことにして、「どんな人なの?弟くん。やっぱり悪ガキ?」なんて瞳を細めて微笑みながら問い掛け。)
(/はっ…!では謝罪はせずにおります!(キリッ/何)
長さがバラバラなのは今に始まったことではないですしね。(はは/開き直んな)
全然大丈夫ですよー!楽しい人ウェルカムなので^^
なのでこれからもどーんと!(きらん/←))
悪ガキ…というか、ただの泣き虫だな。ガキの頃のルフィは、いっつも何をするにも俺の後ろついて回ってた。
(相手の顔には一瞬だけ、何かが引っかかったような表情が浮かび上がる。それに目敏く気付くも菜々はすぐに気を取り直してしまい、どうしたんだと問いかける隙もなく逆に問われて。うーん…と声を漏らしながら考えた末、ぽつりと上記を。幸せな気持ちでいっぱいになって頬が自然と緩んだ。「…本当に馬鹿で泣き虫な、俺の可愛いかわいい」目を瞑れば頭を巡る、自身の奪還を目標にして突き進むルフィの傷付いた小さな体。いつしか弟は、自身の船の仲間たちと共に幾多の冒険を乗り越え、強くなっていた。彼の行く先を己はもう見届けてはやれないけれど「頼りがいのある弟さ。ルフィは」もうきっと大丈夫。あの仲間たちがいればどんな試練だって越えられる。どんなことをした、あんなことをした。そんな長男の紹介の時とは違って抽象的な言葉しか吐かないものの、目だけは真っ直ぐに語っていた。愛おしい家族なんだ、と)
(/それでいいのですよ(うんうん/上から目線やめ)
わぁ、良かったですー(目きらきら)
夜中のテンションで一気に書き上げることが多いので、そこがちょっぴり気になってました。これで一安心です´`* よし、じゃあはしゃぎまくりますね(/自重しろ))
素敵…、羨ましいわ、エースも、弟くんも。
(兄たちの話をする時とはまた別の愛しさを滲ませるエースの表情になんだか此方まで胸が暖かくなり。自身にも両親は存在するが、所謂普通の家族。喜んで人に自慢できる兄弟が、家族がエースには沢山いて、それが羨ましくて仕方がなかった。更に、エースにそんな風に思われる弟、ルフィに対してもいいな、と羨む感情は抑えきれず、胸の温もりとともに表情に滲み出た微笑を浮かべたまま素直な思いをぽつり。そして手元のコップ1杯の水をこく、と一口分喉を鳴らして飲み込めば、「周りの人たちが素敵な分、エースもそんな風に素敵になれたのね、きっと。」周囲の影響は大きいと以前何かのテレビ番組で聞いたことがある。エースもきっと例外ではないのだろう、と。)
(/大丈夫ですよー!(ぐっ/←)
寧ろ楽しんでいただけてると分かって此方も安心いたしますので^^))
! 素敵…に見えるのかよ、俺。
(羨ましい。そう言った相手の言葉はきっと本心なのだろう。柔らかくも何処かしみじみとした羨望を浮かべた彼女の微笑みは、何かしら胸に来るものがある。船の上では末っ子。ルフィの前では兄。そんな己に出来た初めての彼女。叶うならば家族達に会わせてみたい、なんて気持ちが湧き上がった。菜々ならばきっと可愛がられて懐かれて、それを見た己はそんな状況に嬉しく思いながらも怒ってみせて…なんて、想像してみたりして。叶わないのは承知の上だからこそ、多少割り切って考えることが出来た。微かな溜飲音の後に耳に入った相手の言葉に目を見開けば、嬉しいのか恥ずかしいのか自身でも判別のつかない表情を浮かべて呟くように上記を。それならば、と思わず口を開けば「だったら、さ。菜々が素敵なのは周りの皆が素敵だから、なんだろうな」そう言葉を続け、ニシシッと満面の笑顔を向けて)
(/うへへテンション上がるなぁ、もう()
本当、最高にたのしいですよ´`*
お返事来るのが待ち遠しくてそわそわして、来たら来たでにやにやしっぱなしですからね(にへー/←))
あ、言われちゃった…?
(いつの間にかケーキを食べる手も止め、頬杖をついて微笑ましい相手の様子に見入っていて。照れたような喜んでいるようなその表情にくす、と微笑んでいれば、たった今自身が放った言葉とそのまま返されてきて。数秒瞳を瞬いて固まるも、すぐに照れ臭そうにふわりと頬緩め、小さく紅い舌を出しながら、してやられたと上記を。自分のは至って普通の家族。別に悲観もしないが、エースのように心から楽しんで自慢げに話したくなる、という程でもない。それでもエースがそう言ってくれるなら不思議と自分も素敵な家族なのかも、なんて思えてきて。じんわりと暖まる胸の内に心地良さも感じ、それが何だかくすぐったくて「ふふっ、なんかバカップルみたい」と。)
(/私ごときの返事を待っていただけてるなんて光栄です!
本当に喜ばしい限りでございます^^
此方の方こそいつもお返事いただけるのが楽しみで楽しみで…貴方様とのやり取り大好きです!)
バカップルか…そりゃあ、言い得て妙だな。
(チラリと見えた舌に一瞬ドキリとするも、相手がするとどうも茶目っ気のある可愛らしいものに見え、それに思わずくすりと笑い声を零す。その間手元は手持ち無沙汰だったらしく、手に持ったままのフォークをまるで芸でも見せるかの様に、それでもさり気なくクルクルと手で弄んでいて。そうして続けられた、バカップルみたい、という言葉。何処ぞのくまの台詞を真似たわけでもないが、的を射ている、と己は思った。今までの会話なんかを鑑みればそれは確かに自分達を表すには適切な語であり、また、少し皮肉ったような感じがいい味を出しているというか何と言うか…。肯定を示す様に上記を述べては、ケラケラと愉しそうに笑って)
(/あ!ごとき、なんて言葉は使っちゃいけませんよー!謙遜は美徳ですが、どうかご自分を低く見過ぎないようにして下さいなっ(プンスカ/お前は偉そうだけどな)
大好きだなんて…此方こそ、です!そのお言葉恐悦至極に御座いますれば、今後もどうかよしなに…´`*
さて、ここらでそろそろ場面転換でもします?
無論帰り道はしっかりエスコート致しますので!)
…さて、と。そろそろ帰ろっか?
(バカップルとはまさにその通り、と笑うエースの笑顔に吊られ此方も益々可笑しく思えてきて。口元に手を添えくすくすと笑っていれば、ふと周囲の席が満席に近くなっていることに気付き。ちらりと腕時計を確認すればもう晩飯時。そういえば外も暗くなってきている。随分長居してしまったものだ、と自覚しながら目の前の相手に小首を傾げて問い掛けて。手元の空いた皿を適当に重ねて簡単に片付ければす、と席から立ち上がり、コートを羽織って鞄を手にする。レジにて勘定を済ませれば、「ご馳走様でした」なんて一応の店員への挨拶も忘れず軽く会釈して相手と共に店を後にし。)
(/此方こそ今後ともよろしくお願いいたします^^
場面転換の流れに持って行ってみました!
半ば強引ですが…お気になさらず!(/いやいや))
おう、そうするか。
(時計を確認する菜々を見遣れば、もうそろそろか、という風に自分の荷物を纏め始める。そうした後に掛けられた言葉は予想していた通りの帰宅を促す様なもので、素直に頷いて上記述べれば席から立って相手の背を追いかけ。店員に向かって会釈する相手を目撃すれば、己もしない訳にはいかない、という気持ちもあったが、もとより店員に礼を言うつもりでいたらしく、微笑を浮かべ頭を僅かに下げてはそのまま自然な流れで店から出て。───外は僅かに肌寒いような気がする。菜々は大丈夫だろうか。そんな風に心配をしては、菜々の、己に比べたら幾ばくか小さな背中を見つめながら「菜々、寒くはないか?」と声をかけ、それが当たり前のことであるかの様にそっと手を差し出して)
(/有難うございます!流れを引っ張ってくれるとやはり助かりますね´`* 此方も少々無理矢理感が否めないのですが、そこはさらーっと流して下さい(にこぉ/ぇ))
うーん…ちょっと寒い、かな?
(日が暮れるとやはり寒く感じるものだ、と身震いした丁度その時後ろを歩くエースからまるでそれを見透かしたかのような問いを掛けられてはゆるりと振り向き、心配は掛けたくないと微妙な疑問系で答える。差し出された手を微笑ましく感じ、ふ、と頬を緩めてはその手を取って握り返し、「エースは?」なんて問い掛けて。家から外出して以降、こうして手を繋ぐことを繰り返してきた筈なのに、こうも頬が緩みくすぐったい思いを感じるのは関係性が変わったからだろう。なんだか照れ臭くて、それでも暖かくて…心地いい思いを抱きつつ、表面上は浮かれ気分なのを何と無く隠していたくてそこまでは言葉にせず胸の内にしまって。)
(/いえいえ!でもこうやってお互いに相談や提案し合いながら進めていけるのっていいですよね!楽しくて^^
場面展開させるだけで新鮮な気分になりました!(/単純))
ん、そうか。
(頬を緩めた菜々に優しげな瞳を向けては、握る手に力をそっと込める。今朝身を持って感じたひだまりのような温もりが今、手を伝って静かに心の端に灯った。それは一気に燃え上がるわけでも、ましてやチリチリと焼けて焦げ付くわけでもなく、柔らかく温かく辺りを照らすような“灯火”ともいえる優しいもの。こうやって誰かと手を繋いで帰り道を歩く、というのは密かにしてみたかったことのひとつであり、このむず痒いような嬉しさはその手を繋ぐ相手が菜々であるからこそのものでもあった。問いかけられると心配ないとばかりに「俺は大丈夫」と強気な様子で述べた後「何てったって火の玉小僧だからな!」と次はおどける様に笑って)
(/そうですよね!エースと菜々ちゃんのこれからを考えるだけでも何だか楽しくて堪りません…!(むふふ)
あ、そうそう、ひとつ尋ねたいことが!帰り道は行き道の反対ですし、ロルの長さはどうします? 私としては短ロル~中ロル辺りでささっと流してもいいかなーと思っているのですが…)
ふふっ、ほんとだ、エース自身が火だもんね。
(繋いだ手とは反対の手を口元に添えて可笑しそうに笑い。未だに何故エースが急に現れたのか分からない。それでももうそんなことはどうでもよく、何よりエースと共に過ごせるこの時間がどうしようもなく幸せに感じられて。最高の贈り物だ、と心の中で呟けば「…エース、私のところに来てくれて…ありがとう。」と、照れ臭さから視線は上げないまでもぽつり小さく想いを伝えて。勿論エースが自分の意志で来たのではないことは分かっている。それでも伝えたかった想いは駅付近の雑踏に掻き消されたかどうか、ちらりとエースの反応を見上げて確認し。)
(/そうですね、ささっと流しちゃいましょうか!
と言いつつも今回はあまり短くできていませんが…(/ぉぃ)
展開として駅付近までは到着させました!(/←))
……ん。
(何気無い会話の途中、ふと、感謝を伝える小さな声が耳に入った。騒めく群衆の中で聞いたにも拘らず、その言葉だけはやけに鮮明で。静かに息を呑めば、どう答えていいものか、と僅かに目を伏せてしまう。心中では気持ちが複雑に絡み合い、言いたいことも喉元で止まって何も口にする事が出来ないでいたのだ。それでも、此方を見上げた菜々と目線が合えば、絞り出す様に声を洩らしてこくりとひとつ頷き、真面目な顔ながら「……菜々で、良かった」と。そうこうしている内に、人混み越しから券売機が見える。手を繋ぐ力を僅かに強めては、人の多い券売機近くまで己が菜々の前を歩き)
(/わ、私もロルは大して変わりませんでした…これは一体どういうこと…orz
あ、その代わりに此方も進むスピードは通常より早めにしておりますので…!(あわあわ)
……っ…。
(口にしてから気付く。エースは別に来たくて来たのではない、というより先程の楽しそうな様子を思えば寧ろ来たくなどなかったのかもしれない、と。独りよがりな言葉を口にしてしまった、と今更後悔してももう遅くて。謝ろうかと口を開いた時、菜々でよかった、なんて言葉が聞こえてくれば、後悔や照れなど複雑に入り混じって俯き、相手の後ろを歩きながらこく、と小さく頷き。そんな複雑な思いを引き摺ってか上手く言葉を発せないまま券売機に到着すれば慣れた手付きで切符2人分を購入し、片方を手渡すとそのまま共に改札へと向かって順番に潜り。)
(/此方もさくさく進めてはみていますが…なんか暗くなってしまいました…orz 何故?(/聞くな)
あれでしたら場面飛ばしていただいても大丈夫ですよ?このままお互いに少し早めのペースで進めていってもいいですし^^)
……俺は、さ
(何となくぎこちない雰囲気が漂う中、改札を通り抜けてホームへと向かう。こんな空気が続くとなかなかに辛い。それが分かっているからこそ、ゆっくりながら口を開いた。菜々がこれ以上暗くならないように、己が明るさを保つために。先程のように静かな声で上記の言葉発しては、菜々をそっと見下ろし「ま、確かに望んで来たわけじゃねぇよ? …けど、此方に来たことに一度も後悔はしてねぇし、楽しいことばかりだ」と柔らかな声音で紡ぎ、小さく笑って。素直に言葉を返せなかったのは、向こうのことも此方のことも己は多分まだ割り切れていないからだろう。そう思っているうちに到着したホームには、丁度電車が入ってきて)
(/エース自身割り切れていないことを自覚しましたので、明るく持ち直そうと頑張ってみました(拳ぐっ/←)
じゃあ、取り敢えず電車内の場面は飛ばしましょうか。少々長くなりそうですし…´`)
エース…
(己に気を遣ったのだろう、相手の言葉と笑顔を見ればそれは安易に予想できたが、それでも何だか気持ちが軽くなって。意表を突かれたようなそんな気分にもなり、ぽかん、と間抜けな表情を浮かべながらぽつ、と名を呼ぶ。これ以上気遣わせるわけにはいかない、それに何よりエースの言葉はたとえ本心でなかったとしても嘘ではないと信じたい、それ故にふわりと微笑んで。繋いだままの手をきゅ、と握り返せばタイミングよくやってきた電車に乗り込み2人並んで立つ。行きと同じ満員電車。雑踏故にあまり言葉は交わさなかったが、たとえ無言でもエースの隣は居心地よくて。改めて今日1日で起きた目まぐるしい出来事を思い返すうち、あっという間に自宅の最寄り駅に辿り着き、エースと視線を合わせれば、降りよっか、と目で合図して電車から降り改札口を通り抜けて。)
(/ありがとうございます、流石エースくん!(ぱちぱち/こら)
電車内飛ばして改札出ちゃいました!(/極端))
菜々、今日は本当に有難うな。
(それなりに込み合う改札付近を離れるとそのまま駅構内を通り抜け、行き道でも通った一本道を歩く。己の持つシャカシャカと音の鳴る袋にちらりと一瞬目を遣れば、笑顔浮かべながら上記のように感謝の言葉を告げて。今朝から異世界に来たりとなんやかんやでとても濃い一日だったせいか、肉体的にも精神的にも疲れているようだ。その疲労は酷く眠気を誘い、思わずふわ、と欠伸を噛み殺して。己がこれなら相手はどうなのだろう。不意にそんな心配をすれば「なァ、疲れてねぇか?」と気遣うような声を掛け)
(/ひぃ、流石なんて言わないで…エースが図に乗っちゃいます!(←)
ありがとうございます…!ざっくりとロル端折らせていただきましたー!(てへ/ぇ))
どういたしまして。…私も、デートなんてここ最近滅多になかったから楽しかったわ。
(エースの口から紡がれる感謝の言葉を耳にすれば、背の高い相手を見上げ、ふ、と柔らかな微笑浮かべて簡単ながら感想を述べては繋いだ手きゅ、と握り。続けて疲労に関して問われれば、「大丈夫。だけど、エースは疲れちゃったよね?帰ったら今夜はもう休む?」と。実際己も全く疲れていないというわけでもなかった、目まぐるしい今日の出来事を思えば当然かもしれないが、それを思えばこそ己より相手の方が疲れているだろう、というのは容易に予測でき、そんな相手に気遣わせるのは忍びないと感じたからこそ平気な顔を装って。そんなやり取りをするうち自宅マンションに辿り着けば、がちゃ、と小さく音を立てながら鍵を開け、扉を開けば「ただいま」なんて誰にでもなく挨拶をし。)
(/自宅までは辿り着きましたが…やはりロルが長い…!(/あーあ)
失礼いたしました…(ぺこり/気を付けろ))
ん。流石にちょっと眠てぇ…
(疲れを自覚すればするほど余計に体が怠くなってくるような気がして、本当にどうしようもないと思う。返された答えを聞けば僅かに眉を下げた笑みへと表情を変え、素直に一つ頷いて上記を。早めに寝てしまえば明日の朝にはきっと元気になっている筈、そういった考えからの発言である。菜々の後ろに立って鍵を開けてくれるのを待てば、開いた扉へと続けて入り同じ様に「ただいまー」と挨拶を口にして。そうした時に感じるのは、帰る所があるという居心地の良さ。後ろ手に扉を閉じ、がちゃ、と再度音を立てて鍵を閉めれば、一安心したかのような安堵の溜め息を静かに零し、靴を脱げば端の方へと寄せて取り敢えずリビングへと向かって)
(/大丈夫です、私もまた伸びましたから(にこり/オイ)
あ、そういえばこの日は何曜日なんでしょう…。アニメの件は日曜日に挟むとして……大体水曜日辺り、ということでも宜しいでしょうか? 菜々ちゃんはこの日偶然有給をとってて明日からまた仕事、とか…(菜々ちゃんの仕事姿が見たいだけ/←) そちらから何かご希望があればどうぞ…!
ふふ、素直でよろしい。
(無理して強がったりすることもなく素直に眠いと答える相手の頭をぽんぽん、と軽く撫で冗談めかして上記を。リビングへと赴けば隅の方へ買ってきた商品を置き、とりあえず食品が入った袋のみを持ってキッチンへ。冷蔵庫を開けて手際よく片付けながら「私シャワー浴びるけど、エース疲れたなら先寝てていいよ?それとも先シャワー浴びる?」とリビングに居る相手に声をかけつつ顔だけ覗かせ、どうする?と首を傾げて。)
(/恐れ入ります!(びしっ/は)
そんな感じでいきましょうか!
あ、でも木曜、金曜と似たような流れになっちゃいますかね…?
それか、
とりあえず今日が水曜→ここから眠って木曜を1日過ごして→金、土は飛ばして日曜の朝
って流れはいかがでしょう?
飛ばし過ぎですかね…;;)
いや、菜々の後で入るー
(頭を撫でられれば犬の様にじゃれたくなるのを堪え、目一杯頬を綻ばせるだけに留める。自身の持っていた袋を床へと置いてその場で簡単ながら整理をし始めれば、ひょいと顔を覗かせて問い掛けてきた相手をちらりと見た後、上記のように答えて。服を取り出してはタグを外して畳む。それを繰り返した後に帽子へ目線を遣れば、そっと畳んだ服の上にそれを乗せて満足げに頷き「あ、これはどこへやればいい?」と此方からも問い掛け)
(/そうですねー…取り敢えず金曜日は飛ばしちゃいましょうか。土曜日は…クッ……い、イチャイチャしたいぃ…!(/おいこら) 我が儘を申す様で申し訳ないのですが、よ、宜しければイチャイチャさせてください…!orz(←))
んー?…あ、着替え?そうねー…、寝室に置いとく?
(冷蔵庫へと視線を戻していたことでエースの“これ”が何を指しているのか分からなくてぐ、と身体を伸ばして再び視線を其方へ向け。おかげで何の話かは理解できたものの、次に収納場所について暫し悩み。とはいっても女の一人暮らしにそんなにたくさんの部屋が用意されている筈もなく、選択肢なんてほぼ無いに等しい。結局己の着替えと同じく寝室へ、という結論に至ればちょうど食材の片付けも終わりぱたん、と冷蔵庫の扉を閉めてリビングへと戻ってきて。)
(/はっ!私としたことがイチャイチャを忘れていました…!(激しく反省/ぇ)
そうですね、是非土曜日はイチャイチャしましょう(真顔/怖))
おう、そうする。
(相手の答えに異論などあるはずも無くすぐさま肯定を示す返事を告げては、その場からゆっくりと立ち上がって寝室へと向かう。朝落ち着いて居られなかった代わりに今、間取りを把握するようにキョロキョロと見回してみて。朝ぶりに見た寝室は、広くもなく狭くもなく、と言ったところだろうか。収納場所は直ぐに見つかった。とはいえ、何処が空いているのかなんて知るよしもないし、女性の収納スペースを勝手に開けて確認する、というのもなかなかに気が引ける。どうしようか。暫く迷った末に「菜々ー」と頼る様な声を上げて)
(/や、やった…楽しみです!(目きらきら)
ボディタッチ多めわんこエース(寧ろくっつき虫エース/←)になりそうですが宜しいでしょうか?(首傾げ))
んー?なーに?
(自分の入浴の間待ってくれると言うエースに何か飲み物でも入れてあげようかと迷っていれば自身を呼ぶ声がして。ひょこ、と寝室へと顔を覗かせながら返事をする。と、相手の口から要件を聞く前に状況を見るだけでなんとなく察すれば、「あ、ごめん。分かんないよね。」と苦笑いしながら少々慌てた様子で室内へと入ってくれば、徐にクローゼットの一番下の引き出しを開け、「ここ、空だから好きに使って?」と。ついでにとばかりに「あ、エース、待ってる間何か飲む?」と小首傾げて問い掛けて。)
(/宜しいどころか大歓迎でございます!(キラン/うざ)
まだ先なのに今から楽しみでわくわくしております(そわそわ/落ち着け))
ん、ありがとうな!
(空だから、と言われたのはクローゼットの一番下。礼を述べながらも、菜々の収納場所と間違えることのない様に、としっかりその場所を頭に叩き込む。その後直ぐに小首傾げて問い掛けられては「あぁ、冷たいモンくれると嬉しいかも」ときちんと答えを返しながら、タタッと僅かに足音を立てて菜々の近くへと寄り、小脇に抱えたままの衣類や帽子をそっと仕舞い込んでは嬉しそうに笑みを浮かべ)
(/それは良かったです!(にへー/だらしない)
私も楽しみで堪りませんよー…菜々ちゃんに堂々とべったり出来るなんて…!!(涎ジュル/おいこら汚い))
了解。
(冷たいものを、としっかりと答えを返してくれた相手にこくりと頷き、側へと寄ってきたエースの頭にぽん、と手を置けば「なんかエース、可愛い」とくすりと笑み零し。思わず漏れ出た本音、無邪気なその笑顔になんだか心が癒されて。とはいえエース自身からすれば失礼な話だったかと思い直せばふ、と手を離し、「お茶入れてくるね?」とぱたぱたとキッチンへと迎えば、先程整理したばかりの冷蔵庫の扉を開け、冷えたお茶を取り出してグラスに注ぎ。)
(/堂々とべったりしてくださいまし!(真顔/きもい)
イチャイチャが楽しみ過ぎて菜々仕事に行きたくなくなりそうです(/サボるな))
────……あぁ、もうッ…可愛いとか言うなよな…
(頭の上、僅かに感じる温かな重みはきっと菜々の手だろう。小さく笑みを零した相手へと視線を向ければ、ずっと眺めていたいな、なんてぼんやりと思っていたせいか『可愛い』という言葉を一瞬聞き逃してしまう。そうしているうちに手は離れて彼女はキッチンへと向かってしまい、それを目で追うも結局文句を言う暇もなく、一人その場で頬を赤く染めて不満かつ照れ臭そうにぼやくハメになり)
(/クッ…サボっちゃダメです。エースの為にも頑張って働いてあげてください…orz あ、ヒモとは言わせませんからね、そのうち何処かでバイトでもさせようかと企んでおります故…!)
エースー?
(まさか自身が退室した後にぼやいているなど思いもせず、衣類の片付けは自身も一緒に寝室に居た間に終わっていた筈、となかなか此方に来ない相手を不思議に思っては、どうしたの?とばかりに名前を呼び。ダイニングテーブルへとお茶の入ったグラスを置けば再びひょこ、と寝室に顔覗かせ、「お茶、テーブルに置いたからね?」と一応の確認の一言を投げ掛けては微笑しひらりと片手振り、己は浴室の隣、洗面所の方へと歩みを進め。)
(/エースくんがバイト…!
なんとも美味しい設定ですが、エースくん素敵だからモテそうです、狙われそうです、菜々心配です!(/落ち着け))
んー。
(確認の言葉を聞けば分かったとばかりに片手を挙げつつ軽い返事をし、熱の冷めない頬をそのままにちらりと相手の背中を見送る。その後、菜々のシャワーを浴びる水音が聞こえ始めた頃に漸くその場から立ち上がると、ゆるゆると眠そうにしながらテーブルの方へと向かい、机の上のお茶を一気飲み。ぷは、と思わず一息ついて落ち着いては「……食器でも洗うか」と微力ながら手伝いをすることに決め、そのグラスと朝のコーヒーカップ二つを手早く洗い始めて)
(/流石にずっと菜々ちゃんに養ってもらうのは体裁が悪いですからねー。社会勉強も兼ねて、です! モテてたら是非ともここで盛大にヤキモチを焼いてください!…菜々ちゃんの嫉妬……むふふふふ(/魂胆丸見え))
ふぅ…、お待たせ、エース。
(暫くしてから、タオル地のパーカーにショートパンツというラフなルームウェア姿でリビングに戻ってき。バスタオルを軽く頭に乗せ、その端で濡れた毛先を拭いつつ新しいバスタオルを相手に手渡しては、待たせてしまった相手への気遣いの言葉も忘れずに。と、ふとシンクにあるはずのコップがないことに気付く。改めてエースに視線を向け、「洗ってくれたの?」と首を傾げつつ確認を。気を遣わなくてもいいのに、なんて思う一方でそれが嬉しくもあり、ここは素直に「ありがとう、助かった」とお礼を言っておくことにして。)
(/分かりました!全力で妬かせていただきます!(ガッツポーズ/燃えんな))
へへっ…どういたしまして。
(洗面所の方から聞こえてくる物音で菜々が風呂から上がったことには気付いた。相手が戻ってくる前にとルームウェアを寝室から取ってきては、お待たせとの言葉と共にリビングへと戻ってきた菜々からバスタオルを受け取り、ふわりと漂う石鹸のような香りにいい匂いだなーなどとぼんやり思ったりして。些細なことでもありがとう、なんて言われればやはり嬉しくて、少し照れ臭そうにしながらも上記を。そうした後、さっさと風呂へ入ろうと歩き出せば相手の隣を通り過ぎると同時に「菜々。その格好可愛いぜ」なんて言い残して)
(/ふはー…いつになるかはまだまだ分かりませんが、そのときが楽しみですね!´`*)
………へ?…っ、もう…
(今度は己が待つ番。いってらっしゃい、と一言言葉を掛けようか、なんて思っていたのに先にエースが口を開いたことで当初考えていた己の言葉を飲み込み、そのせいか脳内での処理が遅れてしまっては間抜けな声を。ば、と振り向いた時にはエースの姿は浴室の方へと消えた後。照れからか僅かに熱を帯びた頬に手の甲で触れながらぽつ、と独り言を零しては、キッチンに行き先程相手に出したように自分にも冷えたお茶をコップ一杯用意し、そのままその場で飲み干せばすぐにシンクで洗ってしまって。そういえば…、ぽつり浮かんだのは寝床のこと。当然ベットは一つ。余分な布団もない。少し狭いが同じベットの上で、というのでもエースはオーケーしてくれるだろうか?なんてぼんやり疑問を抱きつつ一応他にも選択肢はないかと探してみて。)
(/本当ですね!私としては逆に妬かれるタイミングがあってもそれはそれで妬くのと同じくらいおいしi(/自重しろ))
ふ、くくッ……
(扉越しに僅かに聞こえた声は、確かに成功を知らせるものであった。小さなお返しが出来たようで何より、とばかりに笑い声を零せば「…でも本当に可愛かったなー」なんて独り言を呟きながらいそいそと浴室の中へ。入った瞬間にふわっと立ち上る湯気と石鹸の香り。蛇口を捻ればお湯を頭から思いっきり浴びる。こうやってゆっくりとシャワーを浴びられるというのはとても幸せなことだ。ほう、と溜め息をついて力の抜ける体を壁に預けては、このまま眠ったりしないように、と丁寧かつ手早く洗っていき)
(/あらら…わざと妬かせてくれてもいいんですよ?此方としても存分においしくいただけますかr(/はい強制終了) エースが妬いたらきっと、他の男性を睨みつけただけで蹴散らすような猛犬になりますね!(にこ/ぇ))
んー…
(あれからダイニングの椅子へと腰掛けては頬杖をつき、周囲をぼんやり見回しながら寝床の選択肢をいろいろと考えてみて。リビングのソファは狭くてゆっくり寝られないだろうし、床は硬くて熟睡できない上、まだ肌寒いこの季節を思えば風邪を引くこと間違いなし。かといって布団なんて余分にある訳ないし…一通り可能性を探ってみたものの、やはりベットで2人一緒に、という以上の選択肢は浮かばず。そもそも自分は傍に居たい、そういう意味では寧ろ…ってそうじゃなくて、問題はエースがどう思うかで…、なんて忙しく思考巡らせているうち、ま、エースに断られたらその時考えよ、という持ち前の楽観的な一面が顔を覗かせて。)
(/な、なんですと…!?よろしいのですか!?(机ばんっ/落ち着け)
では折角明日仕事の予定ですし、職場の男性とかちょっと出しちゃっても…(ちら/うざいし迷惑だ))
あー…気持ちよかったー。
(ものの十五分かそこらで上記のような声を漏らしながらリビングへと戻ってくれば、髪から滴る水をタオルで乱雑―とは言っても辺りに雫が飛び散らない程度―に拭いつつ「菜々、ただいま」と相手に向かって声をかける。ルームウェアとして着ているのは、黒地に灰色の細い線が縦に入ったストライプの甚平。下は膝丈なのでいつものハーフパンツと対して長さは変わりなく、着心地は良さそうである。ふわ…と大口を開けて欠伸をすれば相手の反対側の椅子へと腰掛け、暫くすると緩々と髪を拭う手は止めないまま段々と微睡み始めて)
(/えぇ、勿論大丈夫ですよ!大歓迎です!(にぱぁ)
…となると、何処で登場させます? 定番ならば、菜々ちゃんの帰宅に合わせてエースが駅まで迎えに行ってそこで…とかですねー。他の案があれば是非ご提示ください!)
おかえり。…エース、よく似合ってる。
(椅子に腰掛けたままでふわりと微笑んで迎えつつ、買ったばかりの甚平は相手の魅力を際立たせているようなそんな気がして、ふわりと微笑んで素直にそのことを告げる。前に腰掛けた相手に対し、す、と顔を覗き込み「エース?ちょっと相談なんだけど…寝るとこ、私と一緒でもい?」と伺うように優しい声色で尋ねては「狭いとは思うんだけど…他にいい寝床なくて」と申し訳なさげに苦笑い一つ。エースの今の様子を見れば見るからに眠そうで、すぐにでも寝かせてあげたいという思いも手伝って、早く決めてあげないと、と相手の反応を待ち。)
(/いいですね、それ!それでいきましょう!(キラキラ/←)
あ、それと、仕事中なのですがそれぞれの様子ばかりが続いて2人のやり取りはないままになっちゃいます、よね…?
その辺は軽くというかお風呂みたいに飛ばしちゃう感じでどうでしょう?菜々、寂しくて死にそうなんです…(/兎か))
ん、ありがと。
(似合ってる、なんて言われれば眠たいながらも嬉しくなって顔を緩めて微笑む。その顔は限界まで緩んだものだと鏡を見なくとも認識出来た。たとえ間抜けな顔だったとしても構わねェ、今はただ眠ィんだ、などと意味不明なことを考え始めた時だった。寝床は自分と一緒でもいいか、と菜々から問い掛けられたのは。その声に無理矢理意識を覚醒させては漸く髪を拭う手を止め、そっと考える。己の寝相はあまり褒められたものではなく、家族曰く時折いびきもかくらしい。そんなのが菜々と一緒に寝てもいいのか、と。しかしながら菜々と共に眠れるのはとても嬉しいわけで「……寝相、悪ィかもしれねぇぞ。それでもいいか?」と許可を貰おうと逆に問い掛けて)
(/了解ですっ(敬礼びしっ)
ふふふ、分かってますよ。菜々ちゃんをしっかりお見送りしてからその辺りは一気に飛ばすつもりだったのでご安心を!…兎さんな菜々ちゃんも可愛いんだろうなぁ(心の声/やめい))
だーめ…なんて言う訳ないでしょ?私が言い出したのに。
(了承してくれるらしいエースの言葉にくす、と安心しつつも微笑ましく口元緩ませれば冗談めかしつつ返答して。相手に取っては不本意かもしれないが、己としてはどういう形にせよ一緒に寝られるのは嬉しくてつい頬が緩むのを感じれば、悟られまいと咄嗟に一瞬俯き。ふぅ、と小さく息を吐き出してから再び顔を上げ、「じゃ、行こ?」と今にも寝てしまいそうな相手を誘導すべく片手を目の前に差し出して。)
(/よかった!菜々、寂しくて死んじゃうところでした(真顔/やっぱり兎))
おう。
(差し出された手に引き寄せられるように手を伸ばしては、僅かに目を細めてやんわりと握る。その手の先からじんわりと温かな体温が伝わってくるのを感じれば、一日が終わったのか、という実感も今更ながら薄ぼんやりと湧いて。とは言え、特に感慨深いものがあるわけでもなかった。楽しかったのは事実。しかし、その時間を慈しむには、まだもう少しの時間と精神的余裕が必要だったのだ。そして今、この肉体が最も必要としているのは睡眠ただ一つ。何とか両足に力を入れて椅子から立ち上がると、誘導してくれようとしている菜々の手をそっと引いて寝室へ。その途中で勿論リビングの消灯もしている。相手の誘導を遮って自分が誘導したのは、腐っても男だ、女性にエスコートさせるのはみっともない、という考えからの行動で)
(/ひぃ、死なないでくださいね…!(切実) エースがお家でひとり、菜々ちゃんの帰りを待っていますから!)
……、
(誘導するつもりがいつの間にか立場が逆になっている。睡魔故か足取りも覚束ないというのに、それでも男らしく頼り甲斐のある一面を示してくれるエースの背中が一際大きく見えて、繋いだ手から伝わる温もりが愛しくて、言葉は発さないまでも頬は緩んで柔く笑み浮かべ。寝室へと辿り着けば適当なクッションを手にしそのままベットへ。すぐに眠るのだからと灯りは敢えて点けぬままで、掛け布団を捲り上げてはベットの縁へと腰を下ろして、隣へどうぞ、と繋いだ手を引いて誘い。)
(/ハチ公のようですね!(/ぇ)エースくんほんとかっこかわいい!
今更ながら菜々には勿体ないです(真顔/←))
……お邪魔、します。
(隣へと誘われれば上記を口にしながらおずおずとベッドの上へと乗り、そのまま壁際まで移動すると捲り上げられた掛け布団の下へと足を入れる。一人暮らしならば当たり前なのだろうが、ベッドはシングル。このサイズならば、下手をすれば菜々を押し出してしまいそうだ。そうならないようにと出来る限り端に寄っては音も鳴らさずにそっと身を横たえ、隣に菜々が寝転ぶのを待ち。精々朝までいびきをかかず寝相が悪くないことを祈るのみである)
(/貴方様が望むのであれば忠犬にも番犬にも、猛犬にだってなってみせますよ!(きらきら/おい) そう言っていただけると嬉しいです!
おやおや、何を言いますか。こんなエースを飼い慣らせるのは菜々ちゃんだけですからね(←))
どうぞ?…ふふ、緊張でもしてるの?
(何と無くぎこちないというか固い気がするエースの動きに、己特有のふわりとした笑み浮かべ、口許に手を添えながらくすくすと可笑しそうに笑み零し。正直己自身も全く緊張していない訳ではない。昨夜までは当たり前に一人で眠っていたその場所に今は男、しかも先程彼氏となった相手がいる、緊張するなと言う方が無理な話だ。しかしその緊張は心地よくもあり、心の中を暖かく包み込んでくれる、そんな気さえすれば、掛け布団を掴んで隣にごろん、と横になり、相手の方を向けば「ここだったのよね、私たちが出逢ったの…なーんかすごく前のことみたいに思える…」と感慨深げにぽつ、と。)
(/なんだろう…エースくんなら本当にどれにでもなれちゃいそうですね(キラキラ/ぇ)
おやおや、そんなこと言ってしまわれたら菜々が調子に乗って…「離れないように首輪付けて、ずーっと傍に縛り付けちゃおっかな?なんてね」なんて悪戯に笑いながらぬけぬけと言い出してしまいますよ?(/こら))
仕方ねぇだろ…慣れてねぇんだから。
(相手の柔い笑顔を見れば、己の緊張を悟られたことに対する気恥ずかしさのような照れ臭さような感情が表に出てきて、無意識に唇を尖らせながらふいと目を逸らし、そう言葉を紡ぐ。相手が隣に寝転んだ途端ふわりと漂う清潔で甘い香りは、きっと今の己も纏っているものなのだろう。菜々と同じ。そう思うと少しだけ、脈拍が早くなった。子供のようだけれど、ちょっと嬉しかったのだ。するり、耳に入り込んできた感慨深げな言葉は、自然と己の目線を菜々の方へと向けさせた。そうして思い出すのは今朝のこと。「………なぁ、菜々。俺はちゃんと、此処に居るよな。これは夢じゃ、ないんだよな…?」弱音ばかりを吐くのは情けないが、どうしても不安になったのだ。今日という日は絶対に夢じゃない。直接その言葉が相手の口から聞きたくて、口篭りながらもそれだけはしっかりとした口調で尋ね)
(/えぇ、何にだってなってみせます。大人な紳士にも、子供ないたずらっ子にも(ry(キリッ/←)
ひ、ひゃあああちょっと待って…菜々ちゃんの然り気無いヤンデレは凶器…! 可愛いです、予想外にドキドキきゅんきゅんしました。菜々ちゃん、恐ろしい子…!(赤面/荒ぶるな)
うちのエースは愛情が激しいので「しっかり可愛がってくれんだったら別にいいぜ?……ただ、構ってくれねェと襲っちまうかも」とか舌なめずりしながら返しそうです(欲が丸見え/おい))
…そういや、菜々。アレを読んでくれたみてーだな。可愛い赤面が見れてラッキー…!(にししっ) 返事が来れば万々歳、来なければそれはそれでいいかなー、なんて考えてたからよ、返事してくれて嬉しかったぜ? あそこで長々と遣り取りを続けるのは申し訳ないから此処で少しだけ喋らせてくれ。
ほんと、時が過ぎるのは早ぇよなー…楽しい時間なら尚更。こうやって楽しい時間を積み重ねていけたら俺達、もっともっと幸せになれるんだろうな。出来ることならずっと、お前は俺の隣に居てくれ。…いや、ずっと俺がお前の隣に居る。離れてって言われても離さねぇから、此方こそ、これからもよろしくな。
改めてありがとう、菜々。…にやけながら嬉し泣きなんて、初めてした。それぐらい返事が嬉しかった。何かあればあそこに書き込むかもしれねェからよ、その時はまた、返事くれると嬉しい。
…今回は随分と文は纏まったか。長々とごめんなー。言いたいこと言えて満足だ(微笑)
だーいじょうぶ。…ほら、暖かいでしょ?
(聞こえたのは夢じゃないんだよな、との確認の声。視線を其方へ向ければ不安そうな相手の顔。それを認識したと同時に身体ごと其方へ向け、両手で相手の頬を包み込み、ふわりと柔らかく微笑んで上記を。本音を言ってしまえば己自身も不安だった。出逢い方が出逢い方だ、明日の朝起きてみるとエースは跡形もなく消えていた、なんてことになりはしないかと。そんな己にも相手の頬の熱が伝わり、自然と安堵の息をつき。「大丈夫…明日の朝も、その先も、私たちは一緒よ?きっと」と頬に添えた手をゆるりと動かし一撫でして。)
(/そ、そんなに喜んでいただけるなんて感無量です…!
妙にヤンデレ発揮しちゃった…とorz←こんなになってましたので…(/ぇ)
きゃーっ!素敵!かっこいい!なんならどうぞ、菜々でよければ!(ずずいと差し出/すな))
もう〜っ、エースったらずるい!まさかあそこに私のこと、なんて、思ってもみなかったんだから…(頬染め、ふい)
でも…本当に嬉しかった。泣いたの、貴方だけだと思わないで?(ふふっ)…ありがとう。(微笑)
私だって、離れないし離さない。
万一貴方がその、貴方の世界?に戻っちゃうんだとしたら、私も付いてくから。…それくらい離れたくないの。
…結構重いね、私も。(はふ、苦笑い)
ま、とにかく、この4ヶ月なんて大したことないって言えるくらい、これからも長い時間一緒に重ねてこうね?
もう一回言うわ…離さないから。(悪戯にウインクぱち)
私の方も纏まった、のかな?(きょとん/聞くな)
私も、伝えたいこと言えて満足だから、いっか。(ふふ)
……ん、そうだよな…ずっと、一緒だ。
(頬を滑る相手の手にそっと、己の右手を添える。優しい声音と、温かな体温。安心へと誘うようなそれに胸が締め付けられるような感覚を味わえば、ツンと痛む鼻奥と緩む涙腺はそのままに声を絞り出して上記を。視界は、涙によってゆらゆらと揺らいだ。すんと鼻を鳴らし、涙が零れ落ちる前にと左腕で目元を拭っては、するり、菜々の腰に左手を回す。その温もりを、存在を確かめるように己の胸元へ抱き寄せると「弱音を吐いたり泣いてばかりじゃあ一向に前が見れねぇからよ…こんな風に弱気になるのは、今日で最後にする」と小さな声で決意表明を)
(/orzにならなくて大丈夫ですよー?(笑) 此方はエース共々どんな菜々ちゃんでも大歓迎!ガッツリと美味しくいただけます!b(←) 貰えるのならば是非ともいただきたいところですね!(目きらきら/やめ)
今回ちょっとロルが不調です、しっくりこない。待たせてしまうのは申し訳ないと慌てて何度も書き直しましたがこれが最良…(しょぼーん) ということで、分かりにくかったらすみません…!
…いいのに、そんなの。だけど…エースがそう決めたなら私は何も言わない。だって、いい女は黙って後をついていくものでしょ?
(腰に回された手に不覚にもどきりと心臓が高鳴ってしまえばそれを鎮めようと相手の胸元へ額を預けて瞳閉じ、気付かれないように小さく深呼吸して。漸く落ち着いた心臓に内心安堵しつつ顔を上げれば、小さくとも確かに聞こえた相手の決意表明に、決して無理する必要はない、と念を押しつつ、それでも相手が決めたことなら己は従う、と伝えては、最後には悪戯に小さく舌出して冗談めかしてみせ。再び手を伸ばして相手の頬に触れれば、親指で相手の目元を一撫でし、「だけど、男を支えるのもいい女の仕事よ?…無理はしないでね?」ととびきり優しい声色で囁いて。)
(/全然分かりやすいロルですよ!?寧ろ抱き寄せられた辺りで菜々だけでなく私まできゅんとしてしまったくらいd(/お前はいらない))
くくッ……菜々のそういうお茶目、嫌いじゃねェぜ? そういう俺の好みまで知ってるあたり、流石はいい女ってところか。
(相手が胸元に居ることで懐は温かくなり、次第に自然と強ばった表情が温和で柔らかなものへと変わっていく。菜々の冗談めかした発言は、己の張り詰めた心を解して不安を取り払ってくれたような気がする。上記のように然り気無く本音を笑いながら告げては、左手の抱き締める力をほんの僅かに強めて。そうした後に囁かれた優しい言葉は、自身の弱い部分を溶かすには最適の温度をもって心に染み込んだ。続けざまに心を打たれると思わずグッと口を噤んでしまい、そんな風に言葉を返せないまま手持ち無沙汰だった右手を相手の後頭部へ回せば「……そろそろ寝ようぜ。話す時間はまだまだこれからあるんだ、今日はお開きな」と話を一旦打ち切り、睡眠を促す様に微笑を浮かべ)
(/ひぃ、良かったです…あまりに気に入らなかったのでひとり悶々と悩んでましたから(ぐすん)
きゅんとしてくれたならば此方としては喜ばしい限りで…。もっともっとときめかせてやんよ!(指びしぃ/おいこら黙れ)
そしてエースの発言は私の本音でもあります。菜々ちゃんのお茶目は超絶可愛い(真顔/←)
…ん、そうね…、なんか、私も眠くなってきた…。
(相手の微笑に吊られるように此方も微笑浮かべれば、腰への手に加え後頭部にまで感じられる相手の手の温もりに、どきどきと心臓が高鳴る反面それさえ心地よくなりつつあれば自然と瞼が重くなってきて。もう寝ようというその言葉に同調して言葉を返せばエースの胸に顔を埋め、その衣服をきゅ、と緩く掴むようにしてゆっくりと眠りに落ちる。明日、朝になったら消えてる、なんてことないよね?夢だった、なんて言わないでね…?抑え込んでいた不安が瞳を閉じたことで湧き上がり、それを再び胸の奥へと抑え込むために半ば無意識に相手に寄り添ってはいよいよ寝息を立て始めて。)
(/可愛い、ですと…!?(/落ち着け)
有難いお言葉でございます、時折見せるお茶目ですのでお気に召さなければどうしようかと思っておりましたから非常に光栄です!(きらん/うざい)
菜々が寝てしまいました(/ぇ)
次かその次で朝に、と思っておりますが、私から目覚めを始めさせていただいても全然大丈夫ですので、やりやすい方を何なりと!)
……おやすみ、菜々。
(ふっと意識を失うように静かに眠りについた菜々。その様子を優しげな瞳で見つめては、呼吸や脈拍等で完全に寝入ったのを確認した上、菜々の髪にそっと口付けを落として。直接的な表現で好意を伝えるのは、もう少し先でいい。嫌いじゃない、じゃなくていつか面と向かって好きだと告げられるその時を夢見て此方も瞼を閉じれば、大切な温もりを胸元に抱いたまま、すっと睡魔に溶けるように眠りについて。――――…安らかな夜が明け、次に目を覚ましたのは午前6時30分頃のことだった。何故時間が特定できたのか。それは、サイドテーブルの上に鎮座していた目覚まし時計が目に入ったからだ。胸元には未だ、菜々の姿がある。とろりと揺らめく意識の中、相手を起こすべきか否か逡巡した後「……菜々、朝だぜ。菜々ー」とモーニングコールをしては、起きるのはまだかまだかと密かに待ち侘び)
(/気に入らない、なんてことはありませんよ! 合間合間に挟まれるとその都度微笑んじゃいます(←)
長さはそれなりにありますが、がっつりざっくりまとめさせていただきました! 眠るところだけでも良かったのですが、朝のモーニングコールがしてみたかったが為にこうなってしまったというか…(えへ/おい))
…ん……?…あ、おはよ…
(エースの温もりに包まれた中心地良い眠りについていれば意識の遠くの方で己を呼ぶ声が聞こえ。その声に導かれるように徐々に意識を覚醒させれば、未だ夢現つのせいで虚ろな表情浮かべつつ、そのぼんやりした瞳で相手の姿を捉え。よかった、夢じゃなかった…、寝惚けながらもそれを実感すれば、すぐさまふわりと寝起き特有の緩んだ微笑して挨拶を。目の前にエースが居るのが嬉しい余り、己としては少々大胆にゆるりと抱き着いてみて。いつもなら多少照れてできないであろうそんな行動もすんなりできてしまう辺り、まだ寝惚けて意識がぼんやりしているからであろう。今日は仕事、それを思えば憂鬱になる筈だが、それを自覚するにもまだ少しだけ時間がかかりそうで。)
(/よかったです!では遠慮なくちょいちょい挟んでいっちゃいます!(/調子に乗るな)
わあー!ありがとうございます!
まさかエースくんにモーニングコールしてもらえるなんて…!感激過ぎてそして心地良すぎて菜々なかなか覚醒しません(/こら))
へへ…おはよ。
(寝起きの相手の緩んだ微笑みに和やかな気持ちを抱いたまま、ゆったりと朝の挨拶を返す。菜々同様、朝故に頭は回らない上に過敏な反応は出来ない。そんな状態で抱き着かれれば、きょとり、と目を丸くして驚き。夜は己から抱き寄せたが、菜々からこうやって抱き締められるのは初めてのことだ。ええと、どうすれば……と僅かに赤面しながらも戸惑いを顕にすれば「…今日は何か用事とか、あるのか?」と出来る限り平静を装いつつも相手の背に手を回し、問いを口にして。相手から今後の予定は何も聞いていないので、そう尋ねるのも理にかなう。さら、と少々ぎこちないながらも片手で相手の髪を梳くように撫でると、静かに答えを待ち)
(/えぇ、楽しみにしていますねー!(にへ)
あばばばば、なんてこと…!菜々ちゃんに抱き着かれた…っ(照れ/お前が照れるな)
エースは今現在戸惑っております…! 嬉し恥ずかし半分、戸惑い半分、といったところでしょうか…)
んー……あ、仕事。
(寝惚けた己にいつもの勘の良さや照れ臭さなどはないらしく相手の少しのぎこちなさにも気付くことはなくて。己に触れるその手がただ心地良く、相手の問いに対し小さく声を出しながら相手に回した手のうち片方を解き眠そうに己の目を擦り。と、はっとしたように寝惚け眼だったその瞳を丸くしてはぽつ、と“仕事”の2文字を。寝起き特有のふわふわとした脳内回路が一気に現実に引き戻されれば、口からは思わず溜息が一つ溢れ出し。「今日1日、1人で留守番できる…?」と、眉下げて申し訳なさそうに相手見上げては、大の大人であるエースが、いくら慣れない世界とはいえ「できない」なんて答える筈もない質問を投げ掛け。)
(/戸惑いながらも応えてくれるエースくん、かっこ可愛いです!完全に私得です…!(キラキラ/お前…))
…大丈夫だぜ。
(相手の口から仕事なんて言葉が出てくれば、…ということは今日は一日退屈だな、などと僅かに考えるような間を置いて上記を。その間、拙くても何かしら家事を手伝うことは出来るし、飯ぐらいならある程度サッチから学んだことがあるので何とかなる。ぼんやりと相手の頭を撫で続けては、心配は無用だと伝えるように微かに笑み。しかし、手伝いや何やらが終わると暇になってしまうのも確かで「……何か暇潰し出来るモンとかあるか?」と。いくら暇過ぎても部屋を漁って何かを探すことは出来ないため、前もって聞いておくつもりらしい。ついでとばかりに続けざまに口を開けば「あと、外へ散歩しに行きたいから合鍵とかあると助かるんだが…」と、言外に‘あるか?’又は‘くれるか?’といった言葉を示すように小首を傾げ)
(/あらあら、良かったです´`*
そうだ、かなり今更ですが…エースのデレ方に何か指定はありますか? 尻尾振りまくる無邪気な子犬系や、少々大人っぽい包容タイプ等々…各種揃えておりますので何かあればどうぞ(真顔/ちょ) 面倒ならばお任せでも、その時々によって変えていただいても構いません故…!)
うーん、そうね…、私ゲームはやらないから、あるとすればテレビと本くらいかな?
(大丈夫だと笑みを向けてくれるエースに、やはり心配は無用だったかと安堵しては暇潰しの道具探しへと思考を切り替え。脳内で部屋にあるものを思い浮かべてみるも、ゲーム等はなく、テレビか本棚に並ぶ本くらいしか思い付かず。更に言えば本といっても小説等の文庫本のみ、漫画はない。こんなことなら昨日の買い物で何か買ってくればよかったかな、なんて後悔しても今更遅く。しかしエースの口から“散歩”というワードが出ればそれはいい、と頷き、「合鍵ならあるから大丈夫。寧ろ同居するんだもん、渡さない方が不自然よね。」と微笑んで。相手の温もりが名残惜しく、できることなら暫くこうしていたい、なんて甘い考えを抱きながらもそれをどうにか振り切ればゆっくりと上半身起こし、その流れでベットから足を下ろしながら「リビングの引き出しに入ってるから、行こ?朝食も用意するから。」と柔く笑みながらリビングへと誘い。)
(/うーん…そうですねー…、どちらも捨て難いのですが、できましたら少々大人っぽい包容タイプを多めでお願いしたいです!勿論時折子犬系で甘えてくださっても此方はウェルカムですので!片方が甘える時はもう片方が大人、という感じで立場を入れ替えながらやり取りできたらいろんなパターンが楽しめるかなー、と思いまして!(へへ/完全に私得))
てれび……?
(自分にはよく分からない単語が耳に入れば、少々訝しげに首を傾げながらカタコトで復唱する。本の方はというと、読み書きは出来るためある程度読むことがあるが、自分から好き好んで読む気にはならない。海関連ならば興味をそそられるかもしれないが、それがあるかどうかも中身や表紙を見なければ分からないという面倒臭さもある。時間が余るほどあっても面倒なことをしてまで読む気にはならない、ということだ。…となると、結果、散歩して時間を潰すしかないのだろうという結論に至るわけで。そんな中、朝食という言葉が出てくれば勢いよく反応して上体を起こし、相手の後に続くようベッドの端から移動する。ベッドから下りて立ち上がったところでパッと相手に手を差し伸べれば「早めに準備しなきゃな。そろそろ7時前だけど、大丈夫か?」と時間を気遣う様な声をかけ)
(/ふむふむ、なるほど。確かに最初の頃の遣り取りからそんな感じではありましたよねー…泣き出すエースを慰める菜々ちゃんの場面とか特に顕著に出てたような。
兎にも角にも、了解致しました! 出来る限りしっかりとした大人なエースを心掛けますね´`*)
え、もうそんな時間?
(差し伸べられた手を取り立ち上がりつつ、相手に告げられた時刻に目を丸くして。どうやら布団の中でのんびりし過ぎたらしい。慌てる程ではないが、テレビの説明をしている程も時間はなさそう、と即座に頭の中で時間配分を計算しては、「ごめん、テレビの説明は夜になりそう。とりあえず先朝ごはん作っちゃうから、その間に顔、洗ってきて?」と申し訳なさそうに苦笑い浮かべつつ告げ。リビングへとやってくれば、小さな引き出しから鍵を出して一旦机の上に置き、次にキッチンのカウンターに置いていた黒いシュシュで髪を一つに纏めると、冷蔵庫から卵とベーコンを取り出し手早くベーコンエッグを作りつつ、片手間に食パン取り出せばトースターへと放り込み。昨日の夕食の量を思えばエースはかなりの大食漢。エース用に3枚と己用に1枚、計4枚のトーストを用意しようと決めてはその先は手慣れたもの。手早く用意を勧めて。)
(/ありがとうございます!勿論ご無理のない程度で大丈夫ですので^^
菜々はどのエースくんも大好きですよ!(きらん/…))
ん、気にしなくていいぜ。
(てれびとやらの説明を先送りにするとの謝罪に頷きながら上記を返せば、了解、と続けて返事をし、菜々に背を向けペタペタと足音を立てつつ洗面所へ。先に顔を拭く用のタオルを用意する為辺りを軽く物色していると、キッチンから聞こえてくる油の跳ねる音に相手が朝食の準備を始めたことを知る。腹が減ったと主張するようにキュルキュルと情けない音を鳴らす腹に、苦笑を浮かべざるを得ない。蛇口を捻れば言われた通りに顔を洗い、早々と水気をタオルで拭って。そういった一連の行動をしていると、眠気は知らず知らずのうちに消えていた。ふと何気なく目の前の鏡を見てみれば、癖のある髪には更に寝癖が出来ている事に気付く。手櫛で何度か梳いてみるがそれは一向に直りはせず、仕方無しにそのまま、再度リビングの方へと歩み出し)
(/了解です!取り敢えずは楽しみながら大人なエースを演じられたらな、と´`* 私は朝のような甘えたな菜々ちゃんも期待しておきますね(/ぇ))
…よし、と。
(相手がリビングに戻ってきた頃、丁度2枚の皿にベーコンエッグをそれぞれ盛り付け、また別の皿にはトーストを乗せ終えたところで。エースには卵2個、トースト3枚と、己より沢山食べるのは言うまでもないだろうと予め予想し準備したものを並べ、己の方には卵1個、トースト1枚と至って普通の朝食を。2人の間には醤油にソース、バターやジャムと、エース自身が好きなものを使えるようにと用意しては「丁度できたとこだから、座って?」と優しく声を掛けつつ、最後の仕上げとばかりに、出逢ったその時と同じコーヒーを2杯淹れてこと、と小さく音を立てながら机の上に。と、ふと相手を見れば小さく跳ねた寝癖があることに気付き、なんだかそれが可愛らしくて思わずくす、と笑み零しながらその部分をさらりと撫で、「散歩行くならシャワー浴びてった方がいいかも。」なんて意地悪く告げて。)
(/え、甘えたでも許されるんですか…!?(/どうした)
それは嬉しい!イチャイチャしやすくなりますね!(ガッツポーズ/調子に乗るな))
ん、ありがとよ。
(座ってと優しく促されては、朝食を用意してくれたこと、そして己の食事量を考慮してくれたであろうことに礼を言い、相手の椅子を相手が座りやすいように引いた後、すぐ大人しく反対側にある自分の席につく。ふわりと香るほろ苦いコーヒーの香りにゆるりと目を細めていれば、己に掛けられた相手の意地悪な言葉にぴくりと肩を震わせ、むむ、と拗ねたように「…うるせ。自分でも分かってるし」と悪態をつき、恥ずかしそうに恨めしそうに相手を見つめて。そんな風にしていれば、少し意地になってしまった挙句その寝癖へと強引に手を滑らせる。それでもやはり効果は見られず、さらには他に方法は思いつかない為、菜々の言う通り散歩前には軽くシャワーを浴びるべきだろうかと密かに頭を悩ませ)
(/どろっどろに甘やかしてあげたいものです…是非とも色んな菜々ちゃんを見せてください! またそのうち、お酒に酔った姿も見てみたいですね(きらきら)
遅れて申し訳ない!
土日は兎も角、平日は暫くの間、返信ペースに波があるかもしれません……出来る限り一定のペースでお返ししますので、ご了承ください!(ぺこり)
ふふっ、怒んないでよ。私だって多分寝癖、ついてるのよ?
(さり気なく椅子を引いたくれた相手に「ありがと」と微笑して己も席につく。と、目の前に座ったエースの悪態に思わずくすくす笑み零しながら一応の謝罪をし、「髪括ってるから分かんないだけ。ある意味女の特権ね。」なんて悪戯に告げては、両手を合わせ「いただきます。」と。続けてカップを手にし暖かいコーヒーをゆっくり体内に流し込む。食事に手を付けなかったのはまず相手の反応を見たいがため。といってもベーコンエッグ程度で美味いも不味いもそう出ないだろうが、それでもやはりこれまであまり人に手料理を振る舞うという機会がなかったことも影響して気にせずにはいられなかった。とりあえず不味い、って顔しなきゃ合格かな、と簡単なメニューであることも考慮しつつ頭の中でぼんやり考え。)
(/お酒…!それはいい!晩酌とか居酒屋とか…最高ですね!(ぱぁ/舞い上がるな)
いえいえ、大丈夫ですよー^^
ご都合もあるでしょうし、此方はのんびりお待ちしてますので!)
…癖毛だからしょっちゅう跳ねるんだよな、俺の髪。
(相手からの謝罪に対して呟くように上記を述べては、此方も両手を合わせつつ気を取り直して快活に「いただきます!」と相手の食事の挨拶に続く。照らし合わせたかのように此方もコーヒーカップへと手を伸ばすと、まずは一口。その温かさに、ほう…と溜め息を零して。その後、近くにあったバターを取ると3枚のトーストにさらっと軽く塗り、卵には醤油をほんの少し垂らす。醤油はワノ国の特産品であり、立ち寄った時より他、口にする機会はそう多くはなかった。その為、なかなか感じることのできなかったその独特の匂いに僅かばかりの感動と期待を抱けば、卵を口へと運ぶ。口内で広がるのは、卵のまろやかな甘味と醤油の塩分。絶妙にマッチしたそれに思わず「…うまい」との言葉を口にすれば、ふわりと笑んで)
(/おお、晩酌は近いうちにしたいところですね…!
酔うとなると、エースや菜々ちゃんは何上戸になるんでしょう…? エースは恐らく笑いor絡み上戸で、キス魔抱き着き魔になりそうな気がします(笑)
良かった…有難うございます!)
よかったー…って、早々失敗する料理じゃないんだけどね。
(相手の笑みとうまいの一言に安堵の溜息一つつき同じように微笑んで。ベーコンエッグ如きで何をそんなに心配していたのだろうと自分のでも可笑しく思う。とはいえやはり嬉しいもので、己も自分のトーストにバターとブルーベリージャムを塗り、漸くそれを口に運んで。ふわりと広がる甘酸っぱい独特の味にふっと笑みを零し、次いでベーコンエッグに醤油を少々。毎朝似たようなことをしてきた筈なのにいつもより美味しく感じ気持ちが安らぐ。恐らくエースのおかげだ、と当然の如く自覚しつつ、反面そうゆっくりもしていられない、と時計をちらりと確認後に食べ進めて。)
(/エースくんばっちりです!楽しみすぎます!(ぐっ/←)
菜々はそうですねー…甘えん坊というか、へにゃーってなりそうです。(/何)上戸で言うならエースくん同様絡み上戸ですかね?(笑))
いえいえー^^)
ふぅ…腹いっぱいだー。
(口いっぱいにトーストを頬張りながら時折ベーコンエッグを摘み、といった順番でペースを落とすことなく食事を続けては、ものの10分もかからずに食べ終えてしまう。そんな短時間でもやはりコーヒーは冷めていて、生温い温度になってしまっていた。しかし、己がそんなことを気にするはずもない。中身をグイッと飲み干しては、近くにあったティッシュで口元についていたものを拭いて「ご馳走様でした!」と笑顔を浮かべ両手を合わせて。そのまま椅子に座ったままでいるのは、相手が食べ終わればテーブルの上の片付けと皿洗いをして幾らか相手に楽をしてもらおうと思っているからのようで)
(/へにゃ、ってそんな……そんな……無茶苦茶可愛いじゃないですか!!(目カッ!/おい)
二人して酔っ払ったら色々と好意の表現が大胆になって大変なことになりそうですね!(←))
ふふ、どういたしまして。
(満足気なエースの笑顔に此方まで満足感味わい。相手が食べ終えたおよそ5分後、己も食べ終えては相手同様生温くなってしまった珈琲を喉に流し込み「ふぅ、ご馳走様でした」と手を合わせて。余韻に浸りたいところだがこの後のことを思えばそうはいかない。いつもより重い身体を動かし立ち上がれば、相手の意図を汲み取ってか「エース、悪いんだけど食器、お願いしてもいい?」と申し訳なさそうに眉下げて苦笑いしながら後片付けを頼む。簡単に束ねただけだった髪を下ろし、もう一度きちんと一つ括りに束ね直してはその足で洗面所に向かい、顔を洗って歯を磨き始めて。)
(/可愛いですか!?それはよかった、是非実現させていただきたいものです…!(わくわく/うざい)
そして酔いが冷めた頃気恥ずかしくなっちゃうパターンですかね?(笑))
おう、任せろ!
(相手から手伝いを請われれば、嬉しげに笑ってぐっと親指を立てる。そっと椅子から立ち上がって机の上の物を片していくなか、相手が洗面所へと向かうのを横目で見送っては、目の端にあるものが映った。形状を見る限り、菜々の言っていた合鍵だろう。なくしてしまっては困るそれを一旦甚平の懐へと仕舞い込めば、バターやらジャムやらを冷蔵庫の中へ入れた後、漸く食器を洗い始めて。とはいえ、たった3,4枚の皿とコーヒーカップ2つ、それとフライパンだけ。洗い物は直ぐに終わった。近くにあった布巾を手に取れば、濡らして絞って机を丁寧に拭いていき)
(/今後の予定はいっぱい詰まってますから、アニメの件が終わってからの方がいいかもですねー。エースがバイトをし始めて慣れた辺りで、仕事終わりの酒盛り、なんてのも良さそうですし…!(うきうき)
でしょうね、どちらも顔真っ赤にしてそうです(笑) そのあと、2人で笑いあってれば尚更和むというか…´`*)
(仕事の準備なんてさっさと済ませちゃお、なんて考えながら鏡の前に立ち。毎朝見ている筈の己の顔。それが今朝はなんだかいつもより緩んでいる気がして。エースの存在がそうさせているのは誰よりも自分がよく分かっている。一方ではそれが嬉しくもあり、その反面気恥ずかしくも感じては、シャキッとしろと言い聞かせるように敢えて冷水で顔を洗って。続けて歯磨きも済ませ、鏡の前でチェックした後、着替えるために寝室へ。途中キッチンを通りかかる際、はっと思い出したように相手に視線向け、「ごめん、合鍵そこに置きっ放しにしちゃってた!」と、既に気付いているとは知らずに机の上を指差して。)
(/そうですね、2人の仕事終わりに酒盛り…最高です!(キラキラ/←)次の日休みだと安心して酔えますね!
その頃になると2人の仲ももう少し進展とかしてるでしょうからスキンシップ激しめも全然いける気がしてきまs(/黙))
あぁ、さっき気付いた。
(これで終わり!とばかりに使い終わった布巾を揉み洗いしつつ小さな充実感を味わっていれば、通りかかった相手の言葉に笑みを浮かべながら上記を返し、大丈夫だと知らせるようにひらりと濡れた手を振る。そうこうしているうちにも布巾は洗い終わり、最後に自分の手を洗うと、傍にあるタオルで手を拭って「此方は終わったぜー」と軽く声を張り上げるようにして言葉を紡いで。さて、これから何をしようか。すべきことが無い、というのは酷くつまらない。――有ったとしてもまともにするかどうかは別であるが。とりあえず菜々が出勤するまでは邪魔にならないようにしているべきだろう。そう結論付けては机の方へと足を進め、自分の使っている方の椅子へと腰掛けて)
(/あ、言われてみれば確かに、もっと仲良くなってる気が……これならベタベタしてても全然違和感はないので安心してイチャつけますね!(ぐっ/←) 嗚呼、早く菜々ちゃんに触れたいです(真顔/危))
ありがと、エース。全部任せちゃってごめんね?
(此方は終わったという声を寝室にて準備しながら耳にすれば、「はーい」とだけ先に軽く返事し、紺色の膝丈タイトスカートに白のブラウスへと着替えて、その場でナチュラルメイクを施せば、最後に黒のジャケットを手にしてリビングへ。相手の顔を見て漸く上記を。折角頑張ってくれたエースを思えば、蔑ろにせずきちんとお礼を言いたかったのだ。更に言えばメイクをリビングで行えばもっと早く来られたのだが、なんとなくメイクをしている姿を見られるのは照れ臭く、思わず寝室で済ませてしまって。意識しすぎなんだろうな、なんて自分でも苦笑いしてしまうものの、やはり意識している彼にそういうところは見られたくない、というのも女心なのだろうと自分の中で納得して。腕時計をちらりと確認後、「私そろそろ出なくちゃ。何か分かんないことある?」と首を傾げ。普通なら携帯で連絡を取れば済む話なのだが生憎エースは携帯を持っておらず、そもそも電話なんて手段を知っているかすら分からない。即ち自身が家を出てしまえば戻るまで連絡手段は皆無ということで。)
(/菜々も早くエースくんに触れる、というより抱き着きたがってます!(キリッ/黙)
そしてロルが何だか変です…(/あぁ…)分かりにくかったらすみません…(苦笑))
どう致しまして。どうせ俺は暇だし、気にしなくてもいいんだぜ?
(相手が寝室から出て来たのを確認すれば椅子からそっと立ち上がり、手を伸ばせば触れられる距離にまで近寄る。その時に告げられたありがとうという言葉は勿論のこと嬉しいのだが、その後に付いてきたごめんねは不要なものだと思ったらしく、思わずふにゃりと柔らかく笑んでは「礼を言うのに謝るような言葉は要らねェの」と軽く相手の頬を、化粧が落ちたりしないように本当に軽くつつき。そして、相手の姿を上から下へと流し見る。あまりにジロジロと見るのはあからさまな変態のようなので、サッと、素早く。仕事着を着た菜々を言葉で表すのなら、働くお姉さん、といった表現がよく似合い、改めて、己より年上であるということを認識して。分からないことはないか、と問う声には「菜々の帰宅は何時になる?」という質問が真っ先に口を突いて)
(/抱き着かれると抱き締めたくなります……いえ、菜々ちゃんならば抱き着かれなくとも此方から抱き締めたいのですがね!(きらん/←)
いやいやそんな、とても分かり易いですよ!心情描写からも可愛さが滲み出るって…ドウイウコト……?(←))
…はーい。
(軽くつつかれた頬とその言葉に、ただそれだけのことでも心臓がとくん、と小さく高鳴った気がして。こんなんで保つのかな、なんて再び内心苦笑い浮かべつつ、表面上は平静を装って小さな笑みと共に返事を。続く問いには、あ、そんな大事なこと言ってなかった、とはっとして、「えーっと…6時頃には駅に着くから、此処に戻ってくるのは6時過ぎかな?」と腕時計に視線落としながらいつもの流れを思い返して答えを返し。今更ながら結構長いなー、なんて実感すると、何となく寂しく、一方では心配で無意識のうちに小さく溜息をつき。「明後日と明々後日は休みだから」相手にも、そして己にも言い聞かせるように吐き出せば、「それと、お昼なんだけど、ごめん。作る暇なかったから何処かのお店で食べてきてくれる?お金はこれね。…また寝ないように!」と、適当な小銭入れに入れたお金を差し出して申し訳なさそうに伝えるも、直後は念を押すように相手の額びしっと指差してからふふ、と笑い。)
(/それに関してはいつでもウェルカムです!(両腕広げ/お前じゃねー)
えっ、可愛いですか!?(きょろきょろ/ぇ)兎にも角にもそう言って頂けて本望でございます!(ぱぁ/←))
わかった。
(6時頃に駅到着。それを脳内に焼き付けるように口の中でもごもごと復唱しては、内緒で迎えに行こう、と密かに決める。相手はどんな顔をするだろうか。そんな風に考え始めると段々楽しみになりつい笑みが零れそうになるが、バレてはいけないと必死に堪えて。明後日と明々後日は休み。知りたい事は知ることが出来たし、他に何も気になることはない。ひとり軽く頷いては冷静に上記を告げ。差し出された小銭入れを受け取ると、忠告に対してはぎこちなく目を逸らしながら「……ゼンショシマス」と片言で返事を。そして、困ったように己の頬を人差し指でポリと搔く。善処したって結果は変わらないことを、己が一番よく知っていたのだ。今朝のように忙しない時やいつもと状況が違う時には寝る確率は多少低いが、それでも“多少”だ。基本は毎回寝る。どうにかならないものか。否、考えたって仕方が無いことを考えていてもどうにもならない。あ゙ー…!と煮詰まった頭のままに声を漏らせば「そろそろ行かなきゃダメじゃねぇのか?」と、時間を気遣うように声をかけ)
(/え、いいんですか!?……ではでは、お言葉に甘えてさっそく!(ぎゅむっ/←)
Yes、可愛いです、きゅんきゅんします!菜々ちゃんがどストライク過ぎてエースも暴走しそうです!(/寧ろもうしてる))
もうー…
(善処します、なんて片言での返事を聞けば実際は叶わないのは目に見えている。大事にならなきゃいいけど…、と少々案じるものの、今から言っても始まらないと切り替えるためふぅ、と息を吐き出して。と、時間を気遣う声が耳に入れば、あっ、と小さく声を洩らして「ほんとだ、行かなきゃ!じゃ、後よろしく。いってきまーす!」手にしていたジャケットを羽織り通勤用の鞄を手にしてひらりと片手上げながら慌てて家を飛び出していき。)
(/ようこそおいでくださいました!(ぎゅー/は)
いつでも暴走なさってください!いつでもどこでも大歓迎ですよ?(きらん/←)
出掛けるところなのでロル短めにしてみました^^)
おう! いってらっしゃい!
(慌てて家から飛び出す相手の背中に上記の言葉を掛けつつ柔らかく笑って手を振れば「頑張って来いよー」と、閉まりかけたドアからでは聞こえているのかは分からないが応援の言葉を紡いで。そうした後にガチャン…というドアが閉じる音を聞けば、取り敢えず用心の為に鍵を掛け、歯を磨いてそろそろ着替えるかー、と考えた通りに行動し始めて)
(/あぁ、幸せに包まれている……!(ぎゅ/どういうこと)
暴走の許可をいただけたので、所構わず、というわけにはいかないと思いますが感情が昂れば暴走しますね(←)
次は帰宅時のロルを回してくだされば助かりますー、此方は駅でお待ちしております故!)
あはは…、いや、あのー…
(仕事終わり。何故だか先輩にあたる男性と一緒に帰ることとなり今まさに隣に並んでいる。以前からしつこく誘われており、現に今もこの後ご飯でも、なんて言われていて。先輩故に無下にもできず、彼氏できたので…なんて断ろうかと試みるも口を挟む隙さえ与えられなければ残るは苦笑いするしかなく。どうしたものか、と内心困り果てるものの彼はそんなこと知る由もなく、口説いてるつもりなのか一方的に話を続けており。エースも待ってるし、早く帰りたいんだけど…と改札を通り抜けながら困った顔をして。)
(/帰宅時のロルにしてみましたー!先輩に口説かれている、という設定にしてみましたがどうでしょう…?)
――あ、菜々っ!
(帰宅の時間帯ということもあり、駅にはかなりの人混みが出来上がっていた。昨日買ってもらったばかりのテンガロンハットを被り、緩めの白Tシャツに黒のベスト、いつものハーフパンツという出で立ちで駅構内にて菜々の帰りを待っていると、ちょうど改札を通り抜ける相手の姿が目に入り、満面の笑顔で手を振りながら上記を。思わず駆け寄って「お疲れ様」と声を掛けていれば、ふと、隣の男に目が行った。……仕事仲間か何かだろうが、あまり良い印象は持てない。何処か態とらしい笑みへと表情を切り替えると、僅かに目を細め「すみませんが、どちら様で…?」と警戒するように男へ問いかけ)
(/OKですバッチリです! 菜々ちゃんを口説くとは……噛ませ犬の癖に先輩、女を見る目がありますね!(むむ/←)
取り敢えずエースは先輩に軽く突っかかってみました! 返答如何では嫉妬の仕方が少々変わるかもです´`*)
エース!迎えに来てくれたの?
(自身を呼ぶ声に振り向けばそこにはエースが居て。その笑顔と続くお疲れ様という言葉に疲れが吹き飛ぶような安心感と喜びを覚えると思わず相手にしか見せない笑みが溢れて。「ありがとう」なんて返す己は、エースが声を掛けるまで半ば先輩の存在さえ忘れつつあった。そんな己の様子に気付いてか、あからさまに面白くないと言いたげな先輩はジロリとエースへ視線遣り「会社の同僚だけど…あんたは?弟さん?」なんて声のトーンを落としつつ尋ね返して。)
(/よかったです!いやいや、本来うちの菜々はそんなモテキャラでは…(頭ぽりぽり/ぁ)
先輩敵意剥き出しにしてみました!空気のあまり読めない鬱陶しいタイプの先輩ですn(/こら))
ふーん……同僚、ねぇ…。
(けどって何だ、けどって。言葉尻を濁してるあたり、此奴絶対に菜々のこと狙ってんだろ。――そんなことを内心で突っ込みつつその同僚と名乗る男の言葉を復唱しては、細めた目に少しの威圧を含ませる。妙な独占欲と支配欲に駆られ、自分自身、行動の制御がしにくい状態となっていることなど知る由も無かった。ただ、目の前の男を排除してしまいたい。その感情に突き動かされた結果がこれだ。返された問いに、一見好青年のように思える爽やかな微笑を浮かべながら「俺は菜々の彼氏だ」なんて言葉を紡げば、皮肉のように菜々の肩を優しく抱いて「なぁ…菜々?」と確認の言葉を柔らかな声音で求め)
(/モテキャラでなくとも、其処に私が居たならば直ぐにでも菜々ちゃんを口説くのに…!(/え)
この先輩は私の苦手なタイプどストライクなので、遠慮なく手酷く扱いますね(ぐっ/←))
ん?うん。
(肩を抱かれるという慣れない行為にどきりと心臓が跳ね、そっと相手の顔を盗み見る。…怒ってる?顔は笑っているし特に明確な理由もないため直感でしかないが、それでも自信を持って断言できる気もして。何で怒ってるんだろ?なんてその辺は妙に鈍感ならしく疑問を抱きつつ確認を求める相手の問いにさも当然のように、しかし何処か照れ臭そうに頷き。先輩はといえば、更に面白くなさそうな表情に拍車がかかり、まるで俺は聞いていない、まだ望みはあるんじゃと言うかのように「いつから?」なんてズカズカ質問を投げてきて。)
(/あら?エースくんのライバル登場ですか…!?(/違)
どうぞどうぞ!自分も苦手なタイプを操作しておりますのでボコボコにやっちゃっていただいてもオールOKですよ?(黒笑/怖))
菜々の仕事仲間なだけだってのに、どうしてそこまで首を突っ込む必要がある。恋人同士に口を挟むのは野暮ってモンだろうが。…それとも何か?、そんなことも分からねぇほどの馬鹿か。
(己の視界の下で菜々が頷くのを見ては、彼女を子供扱いをするわけでもないが、肩を抱いた手とは反対の空いた手でいい子いい子とばかりに髪を梳くように幾度か撫でる。当然のように答える、という反応が密かに嬉しかったのだ。そんなことをしながらも、口は回る。表情は笑顔のまま、警戒と鬱陶しさをもう隠そうともせずに上記を告げれば「ま、言わねぇとどうせ突っかかってくるのは目に見えてるから言うが…昨日からだ」と平然とした様子ではっきりと答えて。正直、言っても突っかかってくるのは目に見えていた)
(/エースが相手だと弱小な私には最初から負ける気しかしない…! ので!口説くのは止めて菜々ちゃんをお姉ちゃんとして慕います!(ドーン!/←)
操っている方も苦手という……先輩乙ですっ(にこぉ/やめ) “取り敢えず”口で攻めますね!)
……。
(やっぱり怒ってる、第一印象はそれだった。エースがここまで饒舌なのはある意味初めてな気がする、と頭の中で考えながらも髪を梳くその手は心地よく、そんな状況でないと分かっていてもつい身を委ねてしまう。こういう時って口挟むべき?なんてこれまた状況に似合わぬ冷静さを保ったまま小さく首を傾げては、エースと先輩に交互に視線遣り。先輩はといえばエースの言葉とそんなエースに身を委ねる菜々の様子が更に癪に触ったらしく、「誰が突っかかってるっつーんだよ?たかだか昨日からの関係で何を偉そうに」と不機嫌な様子を露わに。それを見て短気なんだろうなー、なんて思う己はやはり場にそぐわないのだろう。)
(/こ、こんな姉でよろしいのですか!?(愕然/ぇ)どーぞどーぞ、慕われるほどかは甚だ疑問ですがいくらでも!(のしつけて差し出し/←)
菜々冷静。(笑)場にそぐわないこと請け合いです。(/こら)流れで先輩に告らせようかなとも思いつつ、とりあえず突っかかってみました(/ぁ))
たかだか…? ――ハッ、それを世間一般では突っかかってるって言うんだぜ? それに、偉そうって言われてもなぁ……例え付き合い始めたばかりでも、アンタみたいな奴の毒牙から彼女を守るのは彼氏の役目だ。当たり前だろ?
(相手の機嫌なんか知ったこっちゃない。表情を不敵なものに一変させると、自身も突っかかっているということに変わりはないのだが、揚げ足を取るのが得意な為、先手必勝とばかりにそんなことも分からねぇのか、と馬鹿にするような発言を繰り返す。きっとここは先にキレた方が負け、そんな気がした。だからこそ、出来るだけ心を落ち着けて煽るような言葉を吐くのだ。…会話を始めて数分、といったところだろうか。仕事帰りである菜々は疲れている筈なのに、殆ど何も言わずにいる。少し心配になって腰を屈めれば「座らなくて平気か?」と顔を覗き込みながら労るような声をかけ)
(/わ、これはこれはどうもご丁寧に。菜々お姉ちゃんには是非とも料理を教えてもらいますね!(付けられたのしに驚きつつもしっかりと受け取り/←)
いつもは直球なのに、こういう時ばかりは少々回りくどく責め立てるのがうちのエースです(笑) が、やっぱり菜々には過保護。)
?……あ、うん、平気。大丈夫。
(毒牙?先輩が毒牙…あぁ、まぁ良くはないか、喧嘩売られてるしエース怒ってるし。ん?でも私に対して毒牙?しつこいから?相変わらずの冷静さに加え少々ずれたことまで考え始めた己は相当間抜けなのだろう。険悪なムードの中で一人きょとん、としてこれまたそぐわないことを考えてしまう始末。と、不意にエースの顔が視界に飛び込み身を案じられることで漸く思考が通常通りに戻っては、ふわりと微笑んで平気だと告げ、「ありがとう」と。この状況でもエースが彼氏であることに幸福感を感じている己はやはり馬鹿かもしれない。そんなやり取りに触発されたらしい先輩は舌打ち一つと共に「誰が毒牙だっ!俺はお前よりもっと前から菜々のこと狙ってたんだよ!」と勢いのままに本音を。それを聞いて「へ?」と首を傾げては、漸く状況が飲み込め始めて。)
(/り、料理は得意ですが…こ、こんな馬鹿でもよろしいでしょうか?(びくびく/駄目だろ)人のことには鋭いのに自分のことには少々無自覚、を決め込んだら予想以上の馬鹿になってしまいました…(がくり/しっかりしろよ)かっこよく守ってくれるエースくんに申し訳ないです…!(がたがた/反省しろ))
どうってこたァねぇよ、
(菜々のふんわりとした笑顔は、今の刺々しい心をほんの少し癒してくれる。自然と眉を下げてふ、と笑んでは、先の覗き込むような体勢のまま「辛くなったら言ってくれよ?」と続けて述べて。…そして、男の口から勢いよく発せられた本音。こんな駅構内でよく暴露したな…、というのが自身の感想だった。少女達や仕事帰りの者の好奇の目、周りの声がひそひそと響く。此方は呆れた様な表情をしながらも何だか煽ってしまったことを申し訳ないような気持ちになるが、別にそこまで悪い事をしているつもりもないし、と言い訳がましく内心呟き素直に謝るはずもなく。「ふーん…前から狙ってた癖にこーんなぽっと出の年下に取られるなんざ、アンタ、大したことねぇのな」とぽつり、思わず本音を)
(/菜々ちゃんはきっと教え方が上手なので、是非是非、此方からお願いしたいです(きらきら)
お馬鹿だって可愛い要素じゃないですか!全然ウェルカムですよ!寧ろエースがかっこよく見えているようで酷く安心しました(よよよ/←))
………。
(今の己は恐らく、いや確実にかなり間抜けな顔をしていることだろう。折角エースにかけてもらった言葉で笑顔を取り戻したというのに形無しだ。最早苛立ち過ぎているのか周囲からの痛い眼差しさえあまり気に留めてなさそうな先輩の代わりに己が恥ずかしくなって。隠れきれる筈も無いのにそれでも防衛本能だろうか、エースに寄り添ってしまって。「お前こそ、ぽっと出の癖に偉そうに東堂の男気取りやがって!本気かどうかも怪しいもんだなー、つか、少なくとも俺の方が本気だっつの!」煽り返すつもりか吐き捨てるようにそう返す先輩に対し、…あぁ、苛立ち過ぎてるんじゃなくて引っ込みつかなくなったんだ、やっぱり短気だな、恥ずかしくて沸騰しそうな中でも頭の片隅では今でも妙に冷静な観察眼は健在で。エースに迷惑かけちゃってるな、と自身のことより相手のことが心配になってはちらりと横顔を盗み見て。)
(/あー、それは確かに!私が言うのもなんですが人に物教えるのは上手いかと思います(うんうん/初めて褒めた!)
よかったです、馬鹿過ぎてエースくんに放って帰られるのではとハラハラしておりました(ふぅ/ぇ)エースくんかっこよすぎです!先輩の立場をどんどん崩してくれてます!(/おま))
本気かどうかを測る術はねぇし、アンタの方が上とは必ずしも断言は出来ねぇだろ。そもそも、菜々の気持ちや状況を考えて行動が出来てねぇ時点で自分本位っつーか……アウトだな。
(そっと寄り添ってきた菜々の顔をちらりと見てみると、タイミング良く目線がかち合う。羞恥故か僅かに頬を染めている菜々の顔は、どうも庇護欲を駆り立てた。ふ、と眉を下げて柔く笑んでみせると「大丈夫だ」なんて考えを読み取ったかのような言葉を紡ぎ、出来る限り菜々のそんな顔を周りの者には見せたくはないがために、咄嗟に自分のテンガロンハットを取れば、それを菜々の頭にぽふりと被せる。先程の男の告白に少々気分が萎えたのか、煽り返してくる言葉には疲れたように溜め息をつきつつ真顔で上記のような正論を述べると「というわけで、俺達は帰るな」と一応別れの挨拶を告げ、行くか、と菜々の肩を優しく叩き)
(/私は人に何かを教えるのが苦手な上に家事も苦手なので、菜々ちゃん尊敬します(手を合わせ崇め/←)
そう言ってくれて何よりです(笑) 先輩を完全に舐めてかかっているエースは、菜々ちゃんを連れて出来ることならばもう今すぐ帰りたいようです←)
あ、うん…。
(どうやら視線が合わさっただけで此方の思いが伝わったらしい相手の言動。嬉しさ半分、照れ臭さ半分、といった気持ちでふわりと浮かび上がったような思いを抱けば、頬は別の意味で朱に染まり。被せてくれたテンガロンハット、紳士物のそれは己が被るには幾分大きく、しかしそれが逆に今の己には丁度よくて。何せ赤い顔を見られずに済む。両手でツバを持てば少し下に引き下げて更に顔を隠し、帰るとの言葉に頷けば、首だけ先輩を振り向き軽い会釈と共に「あ、えっとー…また明日。」と事務的な言葉を。今の己に失恋直後の先輩を気遣う余裕などなかった。背後から先輩の舌打ちと「覚えてろよ」と吐き捨てられた言葉が聞こえたが、それも気にしていられない。残るは照れと相手への申し訳なさ。「あの…、なんかごめんね…?」と帽子の下から謝罪の言葉を紡いで)
(/うちの菜々は貴方様を崇めることはあっても崇められるような人間じゃないですよ!(あわあわ/←)
菜々も居た堪れないようなので帰りましょう。(笑)テンガロンハットの辺り、かなりツボだったようで照れまくっております(うんうん/おい))
ふん……誰が覚えるかよ。
(菜々を連れてゆったりと歩き出せば、背後からは雑魚が吐くような捨て台詞が聞こえてきて、むっとした様子でぽつり、上記を呟く。それは男に届かないと思っていての発言だが、本当のところ、別に聞こえていても構わなかった。寧ろ、聞いてもっと苛つけ、という思いの方が大きかったかもしれない。ぼんやりそんな風に思考を巡らせていれば、眼下のテンガロンハットの下から唐突に声が掛かった。申し訳なさが滲んだそれに思わず情けない表情を浮かべると、何も考えず無意識に「……あんまり妬かせんなよ、ばーか」なんて言葉を紡ぐ。そうして不意に、自身の発した言葉に納得した。先程の独占欲や支配欲、男への憎さと怒り。あれは嫉妬してたのか…と。男に否定の言葉を告げなかったのか、という菜々への憤りや疑問もあったが、それも男の性格や菜々の様子を見てしまえば口を噤むしかない。「仕事なら仕方ねぇけど、もう出来る限りアイツに近付かないこと。…いいな?」と無理に約束を取り付けようとして)
(/え、そんな。私から言わせてもらえば、崇めても崇めても崇め足りませんよ!だって菜々ちゃんは私にとっての聖母様ですから!(熱弁/やめろ)
テンガロンの件はこんなことされたいなー、なんて思いながらうきうきと書き綴ってました(笑))
ごめん、なさい…
(相手の言葉に、妬いてたんだ、なんて今更ながら実感し、嬉しさ半分申し訳なさ半分で。先輩の想いに気付いていなかったことも含め、どうして自分はこうも鈍感なのだろうと軽い自己嫌悪に陥れば苦笑い零すしかなく。近付くなと念を押されれば、流石にあれだけのやり取りをした今、言われなくても避けるつもりではあったものの、それも自身の鈍感さを思えば相手の念押しももっともであり「はい…」と返事を。ぎゅ、と控え目に相手の袖掴めば、嫌いになった?なんてつい聞きたくなるものの、中学生じゃないんだから、と自身のしようとしている行動があまりにも幼稚に感じて口にすることをやめ。掴んだ手もすぐに離し、「ごめんね…、お詫びに、って言ったらあれだけど、晩ご飯何がいい?エースの好きなの作ってあげる。それとも外食にする?」と平静を装って問い掛け。)
(/せ、聖母様…!?そんな恐れ多い…!バチが当たります、盛大に!(手ぶんぶん/盛大にて)
素敵ですよね!きゅんきゅんしちゃいます!(興奮/きもいから)菜々さん反省モードです、はい、勿論自業自得です。(笑))
…別に怒ってるわけじゃねぇんだ。ただ、その…
(自嘲気味な相手の様子に、菜々もこんな風になることがあるんだな、なんて的外れなことをつい考えてしまった。そりゃあ相手も人間。自分と同じように笑いもするし、悲しみもする。けれども、己は菜々の落ち込む姿を初めて見たのだ。落ちるその影の存在は、明るくて柔らかいひだまりのような包容力を持つ彼女には似つかわしくない。くい、と引かれたような気がしたかと思えば、すぐに離れる手。平静を装う菜々の声音が、ちょっぴり、胸に痛みを感じさせた。ゆるり、追いかける様に手を伸ばせば、恐る恐る、僅かに躊躇う様子を見せながらも相手の手を捕らえる。そして、漸く上記のように口を開いては、またすぐに口を噤んで目を泳がせ、どう話すべきかと考えて。いつもは考えなしな発言ばかりをするのだが、こういう時ばかりは変に兄気質が顔を覗かせるのだ)
――…心配になった。お人好しな上に、鈍い。いつか言ったような気がしないでもないが、菜々のそれは長所であり短所だ。俺の前ではどれだけ発揮してくれても構わねぇっつーか、どちらかと言うと嬉しいんだけどよ……周りにあまり隙は見せないでくれ。束縛してぇわけじゃない。大切だから、言ってるんだ。
(/罰当たりなんて気にしませんよ!宗教なんてそこまで興味がないって言ったらアレですけど…よく分かりませんしね!私が信じるのは付喪神様と菜々ちゃんだけですっ(ふふん/おい)
されて喜ぶことは大抵しても喜んでもらえるので、こんなことされたいあんなこと言ってもらいたい、なんて妄想を全部エースにさせてます(笑)
今回の長々とした台詞もその妄想の産物です←)
エース…
(戸惑いがちに綴られた相手の言葉は自身の心中に深く暖かく染み込んで。嫌われたかも、なんて幼稚な思いは改めて全否定した。そういう問題じゃない、そんな簡単なものじゃないんだ、じんわりと広がり、暖め、沈んだ思いに光さえ与えてくれるその言葉に対し、改めて実感しては瞳を瞬いてぽつ、と相手の名前を呟く。く、と唇に力込めては握られた手はそのままに、空いた手を相手の肩口に。そのままきゅ、と相手の服を握り、引き寄せられるように相手の胸の中へと。こつん、と軽く相手の胸元に額預ければ、ここが外だということも今は関係がないようで。これじゃ先輩のことを笑えない、頭の片隅で、第三者目線で己を嘲笑う自分がいるのもまた事実だが、今はそれも気付かないふり。額をそこに預けたままそっと瞳を閉じ、「うん…ごめんね…」と短く呟く。先程の謝罪とは意味が違う。それでもその違いを説明する術は生憎持ち合わせていなくて。…でも、それでも相手なら分かってくれるんじゃないか、なんて自惚れたことを思ってみたりもして。)
(/菜々の位が高いっ!?(愕然/どうした)高すぎます!雲の上の人じゃないですか!(天高く指差し/まさかの死亡フラグへ)
な、なるほど…どうりできゅんきゅんするわけですね…(ふむふむ)見習わせていただきます!そんなエースくんに見合うよう、自分の側にいたとしてももっともっともーっと可愛がってやれる菜々づくりを…!(拳ぐっ、メラメラ/燃え尽きそう))
…、……菜々…
(自分の名を呼ばれた後、不意に、胸元へと預けられた菜々の額。まさかそんなことをされるとは己にも全く予想は出来ず、驚いたようにただただ立ち尽くすことしか出来ない。一人戸惑っているうちにまた再びチラチラと集まる視線を感じれば、咄嗟にそれらから菜々を守るように目下の背へと空いた手を回し。告げられた謝罪の言葉に対し、僅か、ほんの僅か、息を呑む。ゆっくりと、しっかり意味を噛み砕く様にしてその言葉を理解をすると、そっと吐息と共に上記のように声を漏らすだけで、他には何も言わなかった。ここで何かを口走ったりなんてしたら野暮な気がして、故意に、何も言わないでいたのだ。背へと回した手に少しばかり力を込めると、その温かさに安堵を覚えた。小さくて愛おしい、菜々の温もり。それが今、己の腕の中にある。それを今、外界の全てから守れている。そのことが今、とても嬉しくて。菜々が帰ってきてから一度程しか見せてはいない満面の笑みを浮かべると「…よし!今日は疲れただろうし、さっさと帰ろうぜ」なんて切り替えの言葉を告げ、にししっと笑って)
(/え、死亡フラグ…! あれですね、菜々ちゃんには天から見守ってもらうよりも、フェアリーのように小さな姿で傍に居て欲しいです(←)
ひぃ、見習わなくても大丈夫ですよ!? 今でも十分…否、十二分に可愛いのに、これ以上菜々ちゃんが可愛くなったらきっと私……キュン死しますね!(にこっ/やめろ)
そして、漸く欲しかった海賊無双3が手に入りました!うちのエースよりもやっぱり元のエースくんの方が格段にかっこいい……ので、しっかりとそのかっこよさを勉強したいと思います!(敬礼びしっ))
…ん、そうね、帰ろっか。
(自分を自責の念から解放してくれたようで、そんな相手の笑顔と切り替えの言葉が心から有り難く感じた。これ以上謝罪の言葉を告げるのは野暮だろう、そう思ってはいつもの微笑でこくり頷き、握られたままだった手を今度は此方から握る。日も暮れてきて少々肌寒い気温、そのせいで冷え始めていた手も今はエースのおかげで暖かくて。その温もりがどうしようもなく愛しく感じられては疲れも吹き飛ぶというもの。「エース、今日は迎えに来てくれてありがとう。」先程も伝えたお礼の言葉、もう一度しっかり伝えたくて。隣の相手を見上げては今一度はっきりと言葉を紡ぎはにかんだ笑顔浮かべれば、「毎日なんて言わないけど…また来てくれる…?」義務にしてしまってはいけない、当たり前にしてしまってはいけない、そんな思いもあり、勿論無理強いはしない。どちらかというと“お願い”という形でおずおずと問い掛けて確認してみて。)
(/肩に乗っかっちゃう感じですか?なんかいいですね!癒し系になれそうで!ただ…バランス取るの難しそうですn(/そういう問題)
べ、勉強…!?(愕然/どうした)これ以上かっこよくなられちゃうと菜々どうしたらいいんですか!?(/聞くな)
では菜々も負けじとやはりキュン死を…いや、死なれては困るのでキュン半死を目指します!(メラメラ/いやいや))
ん、どういたしまして。
(繋いだ手にきゅっと僅かな圧を感じると、先程の豪快な笑みを緩めてふ、と柔らかな笑みへと表情を変え、告げられた感謝に対してテンプレートな言葉を返す。『ありがとう』『どういたしまして』。そんな定番の遣り取りが出来る日常がどれ程までに愛しいか、菜々に伝わるだろうか。己を見上げて遠慮がちに確認を取る菜々と視線を交わしては「勿論!」と快活な声を上げ、毎日でも大丈夫なんだぜ?、なんて、菜々のお願いならば何でも聞いてあげたい、その一心で何処か不敵に付け足して。…少しの間止まっていた足をそっと前へと踏み出すと、漸く、帰宅へ向けてゆったりと歩み始める。そして、「今日は菜々が出てってからずっと散歩してたんだ。この辺りの地理も何となく分かったし、美味しい店も見つけたぜ」と、子供のように今日一日にあった出来事を振り替えりながら愉しげに話すと、次は菜々の番、とばかりに「菜々はどうだった?」と尋ね。仕事に楽しいも何もあまり無いだろうが、相手がどのような仕事をしているのかがふと気になったようで)
(/もし本当に居るならいつでもどこでも菜々ちゃん連れていきます、胸ポケットにでも入ってもらえば安心安全なはず!(←)
かっこよく!…なれたらいいんだけどなぁ……(遠い目/おい) エースがただの過保護な姉馬鹿みたいな感じになりそうで心配です(←)
菜々ちゃんに半死にされるなんて…くっ……今から楽しみにしてますね(涎ジュル/やめろ))
ふふっ、なら毎日期待しちゃおーかな?
(冗談半分、期待半分でぽつり呟けば表情を明るくして。実際は相手に負担のない程度で構わない、それでもこのやり取りをしているだけで、期待しながら改札を潜る己を想像するだけで、ただそれだけで楽しくて。この幸せがエースにも伝わっているだろうか。歩みを進める相手に合わせて歩き出し、今日一日の様子に耳を傾ける。一人の時間もどうにか楽しめたようだ、と安心しつつ、「そっか、よかった。なら今度そのお店一緒に行こっか?連れてって?」なんて微笑みかけ。続けて今度は己の番。んー…、と考えた後、「今日は部長に頼まれた書類をパソコンで纏めたり、他の会社からのお客様の対応とー…、あと昼休みは同僚の子と一緒に近くのカフェにランチに行ってきたわ。」と、今日一日の仕事を思い返しながら話をして。何の変哲もない、当たり前に過ぎていく日常。ふと相手はそれをどう思っただろう?なんて少し気になれば隣の相手を見上げてみて。)
(/では胸ポケットからちょこん、と顔だけ出して周囲を覗き見ますね!(/←)
過保護な姉馬鹿素敵じゃないですか!寧ろウェルカムですよ!(きらん/黙ろうか)
ご期待に添えるよう菜々を育てて参りたいと思います!(敬礼びしっ/←))
(あー…菜々、いつも待たせてすまねぇな。ロルの不調やら時間の都合やらで今回もちょっと返事が遅れるかもしれねぇ。報告もなくあまり間を置いちまったらいけねぇと思ってちょっと顔を出したんだが……寂しくしてねぇか?(眉下げ柔く笑み))
(んー…全然寂しくないって言ったら嘘になるけど…、それに、余りにも平気な顔してるのもなんか嫌でしょ?(くす)だから…はい。(悪戯な笑顔で両手広げ/←)
大丈夫よ、エースのこと、本体様含めて信じてるから。どれだけ遅れてもちゃんと待ってる。…それに、こうやって気遣って顔出してくれるエースも好…、ま、まぁ、信頼してるから。(好きと言いかけ慌てて言葉掏り替え/意地っ張り)だから大丈夫。身体に気を付けて、無理はしないでね…?(眉下げ微笑し))
(菜々って甘やかすの上手いよなー…(しみじみ、覆い被さるように抱き締め/←) 俺、たった数日でも間を置くことに躊躇うぐらいの菜々依存症で寂しがりだから、返事が書けない時はこうやって時々短い雑談挟んでもいいか? あ、勿論面倒だったら蹴ってくれても構わねぇからな…!(あたふた/落ち着け)
信じて待ってくれてるって、なんかこう…胸がぽかぽかするよな。……何を言いかけたのか気にはなるが、今回は聞き逃してやるよ(にやにや、ちょっと悪い笑み)
ありがとうな、菜々(満面笑顔で))
(そ?(きょとん)…でもそれ言ったらエースだって上手いよね、私をデレさせるの。(ふふっ、若干バランス崩しつつ抱き返し/しっかり)
勿論。大歓迎。(微笑)寧ろぜーんぜん構ってくれないと浮気しちゃうかもよ?なーんて。(くす/冗談になってません)
……何も言いかけてマセン。(ぽす、と胸に顔埋め片言で返し/嘘が下手)
どういたしまして。っていうか、こちらこそ。(柔く微笑し))
(んー、そうか?(無自覚) ま、自分が思う自分の姿ってのは一辺に過ぎねぇから、菜々がそう言うんだったらそうなんだろうなぁ…(むむと頭ひねらせ、菜々の頭に顎を乗せながら私見口にし)
う、わき…?(顔引き攣らせ) ……ンだよ、それっ。先に言っとくが、俺より良い男なんてこの世界には一人としていねぇんだからなっ。浮気なんざ出来ねぇように構い倒してやる!(むす、/←)
……ぷっ…ふはっ…菜々は嘘つくの下手だなァ。取り敢えずはそういうことにしといてやるよ(悪戯っぽい笑み))
(ん、確かに。それなら私も、エースが言うなら甘やかすの上手いんでしょうね。(視線だけ頭の上の相手に向けながらぽつ、と納得したように呟き)
ふふっ、あはは!ん、しーっかり構ってください。浮気なんてする暇、私に与えないで?(ぎゅ、と抱き着く手に力込め、こてん、と首傾げては敢えて浮気を否定せず/小悪魔、いや、悪女)
エースの意地悪ー…(胸に顔埋めたまま目だけ見せてむす、/←))
(俺から見る菜々は…何て言うか、空、なんだよな。細かく言えば夕方に近い刻限の。(とろり、菜々へ視線向ければ、自分の持つ菜々のイメージを恥ずかしげもなく言葉に)
っ! ……おう、無論だな。絶対に離しゃしねぇよ。深みに嵌って抜け出せねぇ…いや、抜け出そうとも思わねぇぐらい夢中にさせてやる。(相手の色気に一瞬背筋震わせるが、耳元に口近付ければ低めの声で宣言)
残念、そりゃあ褒め言葉だな(ふふん、と何処か自慢げに/←))
(夕焼けってこと?(首傾げ)ふふ、そんな綺麗なものに例えてもらっちゃうと、なんか申し訳ないね。(くす、)んー…、私にとってエースは、太陽ね。時間は敢えて言わない、その時によって、眩しいくらいに輝いて見えたり、穏やかに包み込んでくれたり…いろんな表情見せてくれるもの。(照れ臭そうにくす、と笑んだ後、今度は此方のエースのイメージをぽつり。いつものふわりとした柔らかな微笑を携えて言葉にし)
っ…、エースってば、そういうの反則ー…!(相手が背筋震わせたことなど知る由もなく、寧ろ自分だけが相手の耳元での囁きにぴくり反応示してしまったのだろうと赤い顔で恨めしげに相手見つめ)
…ってごめん、雑談なのに長くなっちゃった。(へらり苦笑い/自重しろ))
おうっ、案内は任せろ!
また休みの日にでも行こうぜ。
(連れてって、なんて柔らかく言われれば是と答えるしかないだろう。隠れ家のような小さな店の料理は美味しい場合が非常に多い。どんな島でも大抵そうだったし、今回も漏れなくそうであった。初めて訪れた店だと言うのにも拘らず何処か懐かしく優しい味がしたのは何故なのだろうか。――思考が少し脱線し始めるのを抑えるように、続けて菜々の声が耳に入る。大人しく、それでも興味津々に聞いていれば、分からない単語がひとつ見つかった。訝しげに首を傾げると「……ぱそこん…?」思わず片言でその単語を復唱。朝の“てれび”とやらもそうだが、この世界にはよく分からないものが数多くあるようだ。それでも、知らなければ後々困るのは自分自身である。逐一菜々に説明を求めるのは申し訳ない気がするが、知りたい、という知的好奇心に突き動かされ「どういうもの何だ?…その、ぱそこんっての」と問いかけの言葉をぽつり漏らして)
(太陽、か。…なら、俺はずっと菜々の傍に居られるな!(にししっと照れ臭そうに、嬉しげに) それはそうと、太陽が空を自分の色に染めるっていうの、なんか、男心を擽るよなー…(付け足すように小さな声で独り言ぽろっと零し/抑えろ)
くくっ…菜々の反応が可愛いから、つい。――まァでも、さっきの菜々だって反則なんだからな、この小悪魔め…(恨めしげな視線感じれば先程の事を思い返して僅かに顔赤らめつつ、それでもその赤面がバレないように相手強く抱き締め)
いいや、大丈夫だぜ。いっぱい話が出来ると俺も嬉しいし(気にした様子もなく手ひらり)
…んで、返事、長らくお待たせしました!遅くなってごめんなー(しょぼん))
そっか、テレビも知らなかったんだし、パソコンだって知らなくて当然か。
(相手の質問を耳にして、そりゃそうか、なんて一人納得する。この世界で普通とされているものもエースの世界ではそうじゃない。昨日聞いた海の上を走る列車も然り、きっとその逆も言えること。これからお互いにお互いの世界のこと、もっと知っていけたらな、なんて思いつつも、一方で今目の前にあるパソコンの説明に迷ってしまい。仕事で使っているとはいえ自分もそこまで詳しい方ではない上、そもそも言葉で上手く説明できる自信もない。えーっと…ネットを使って…あ、でもネットも無いかもしれないんだ、と思考を働かせるうち、「あ、」という声と共にふと思い付いて。「家にもあるの、パソコン。百聞は一見にしかずって言うし、帰ったら見てみる?テレビも見れるし」我ながら名案でもあり灯台下暗しでもあったそれを告げつつにこりと微笑みながら相手見上げ、どう?と一応の意見を問い)
(染めてくれるの?エースの色に。(相手の独り言が耳に届けばくす、と笑み携えながらこてん、と首を傾げて何処か挑発的に問い/こら)
もうー…って、私、何かした?(強く抱き締められたことで胸に顔押し付けるようにして身を寄せつつ、きょと、と不思議そうに問い返して/無自覚タイプ)
ううん、いいの。忙しい中でも私のこと考えてくれて、凄く嬉しかった!ありがとう、エース。(微笑)長くて大変だったら下の蹴ってくれていいからね?(首こてん))
ん、お願いします!
(己の為に説明に迷う相手の姿に、思わず嬉しげな表情が浮かぶ。何故なら、真剣に考えてくれているのが分かったからだ。相手からの提案にこくりと頷きつつ上記返せば、ふと、前方に自宅であるマンションが見えた。「ま、一先ずそれは後にして、着いたら先に用事済ましちまおうぜ」なんて提案を此方から零すと、ハーフパンツのポケットからキーホルダーも何も付いていない飾り気のない合鍵を取り出す。そして、そのままの調子でドアの前まで辿り着けば、鍵を差し込み、捻って。解錠が成されたのを知らせるように、ガチャ、と音を立てたドア。それを、鍵を引き抜きながらそっと開けては「お先にどうぞ」とレディーファーストを実行して)
(んー?……染められてぇか?(売り言葉に買い言葉、とはこのことだろうか。可愛いなー、なんて思いながらも不敵な笑み浮かべ、問いを問いで返し)
あー……うん。分からねぇなら分からねぇでいいんだけど…(無自覚は恐ろしい。ふ、と溜め息漏らせば気恥ずかしそうにもごもご答えて)
『ありがとう』は此方の台詞だぜ?(にっ) で、唐突だが一言言わせてくれ……菜々、超可愛い(迫真))
ふふっ、ありがと。
(自分の家に帰ってきたというのに鍵も扉も開けるのが自分じゃない、それだけで何だか新鮮で擽ったいような気持ちを抱いて。密かにそんな想いを胸にくすりと微笑み、扉を開けてくれた相手に一言お礼を。中に入って靴を脱ぎ、揃えて端に置き直してから「ただいまー、っと」なんて今更あまり意味のない挨拶を口にしつつぱたぱたとリビングへ。鞄を部屋の隅に置きながら夕飯は何にしようかと暫し悩み、エース、お肉好きそうだったしハンバーグでも作ろうかな?なんて考えていれば、ふと目の前のテレビが目に留まる。自分が食事を作る間、どちらにせよ待ってもらう必要がある、それならその間に…、そう思い立てば早いもので、「エース、ちょっとこっち来て?」とリモコン片手に空いた手で手招きして。)
(ぜひ。彼氏の色に染められるなんて、女冥利につきるわ。(問い返されたことで一瞬きょとりと目を丸くするも、すぐにまた挑発的なあの笑顔に戻り、ふふっ、と笑み携えて)
んー…?(胸に顔埋めたまま未だ読めない己はただ不思議そうに唸ってみて)
へっ?(かぁ)な、何?どうしたの突然?(赤い顔両手で覆い珍しくあわあわ))
ただいまー。
(相手の挨拶に続いて此方も緩く声を上げる。靴を脱ぐ習慣は些か慣れないが『郷に入らば郷に従え』という言葉があるように己もそうするべきであることは分かっていたため、菜々に倣って靴を脱げばそっと端へ置き直して。そうこうしていると、菜々からのお呼びが。間髪入れずにそちらへ視線を遣れば、自然と彼女の手元へ目がいく。その手に握っている細長い物体は一体何だろうか…。そんな風な疑問を抱くも、一先ず菜々の元へと向かうべきだと思い直せば、素足故にペタペタと鳴る足音に変な心地良さを覚えつつ「んー」と軽い返事をし、少しばかり早足でそちらへ向かって)
(あー…くそっ……色っぽいんだよ、その表情…。(先程は余裕を見せようとあんな発言をしたが、それもアダになったらしい。負けた、とばかりに悪態つきつつ感想ぽつり)
…ん、もうこの話は終わりな、おーわーりー(子供のような発言零せば、ぎゅ、と抱き締めた菜々の頭に頬擦り寄せ)
んー…特に意味はないんだけどよ、可愛いモンを可愛いって言っちゃあダメなのか?(直球/きょとり))
ふふっ、えらいえらい。
(自分が呼べばすぐにそれに応じ、早足で向かってきてくれる相手。その姿が可愛く、どうしようもなく愛しさ込み上げては、別に子ども扱いしたい訳でもないのによしよし、と頭を撫でてやり。半ば無意識にしてしまった行動だったが、ガキ扱いすんな、なんて怒られてしまうかもしれない、それに気付けば先手を打ち、怒られる前にリモコンの電源ボタンを押す。テレビの電源ランプが青く光り、間髪入れず画面にはすぐにニュースが映し出され。それを指差しながら、「ほら、あれがテレビ。ああやって、いろんな情報を流してくれるの。今はニュースっていって、主にこの国で起きた事件とか事故とか、そういう情報を提供してくれてるわ。で、このリモコンでチャンネルを変えて…」とざっと説明しながら適当にチャンネルを変えていく。バラエティーやアニメ、ドラマなど、様々な番組が流れており、説明にはもってこいの時間だと改めて実感しながらそれぞれの特色を簡単に補足説明していき、それを終えると相手の反応を伺い。)
(色っぽい…?ふふっ、それならさっきのエースの表情の方がよっぽど色っぽかったけど?(私が?と自身指差しぱちくり瞳瞬くも、くす、と笑み零し、こてん、と首を傾げて本音告げ)
おーわーりー…?(此方もまるで子どものように相手の言葉復唱した後可笑しそうに笑い、「はーい」と返事して)
…ずるい、何その直球ー…、誰に習ったの?(益々頬染め相手の胸にぽふり顔埋め))
ちょ…!
(小さく笑われた挙句のその言葉と、己の頭を撫でる華奢な手。心地良いけど、おれはガキじゃないってのに!――思わずむっとして静止の言葉を掛ける為に口を開くが、それは唐突に聞こえてきた何者かの声によって止められた。見知らぬ声が近くで聞こえると、いつもの癖で戦闘の構えへと入りそうになってしまう。今回も漏れなくそうであった。ビク、と驚きで体を震わせた次の瞬間には、既に重心を低くしていたのだ。もう力を振るうことは殆ど無いことが分かっていても、小さな頃からの癖というものは流石に2、3日では無くならないようだ。声の主を確かめる為に向けた警戒の滲む鋭い目は、驚きと疑問で徐々に見開かれてゆく。そうして始まった菜々の柔らかな声が紡ぐ説明に耳を傾けながらもその“てれび”からは一切目を離さずにいるのは、警戒故か、はたまた単なる興味故か。結局説明が終わるまで、テレビから目を離すことは終ぞ無かった。口元には笑み。警戒は消えたらしく、パッと明るさの滲む表情で菜々の方を見ては「面白いな、このテレビっての…!」と感想を嬉々として述べ)
(っ本当か?(相手の笑みに思わずとろりと此方も笑んでは、その言葉にほんの少し嬉しげな様子見せ「どきどきしたか?」なんて尋ねてみて)
これは誰にも習ってねぇよ、菜々。……こういうのが好きなら幾らでも直球勝負するぜ?(にぃ、と口角上げては愉しげに言葉紡ぎ))
ふふっ、気に入った?
(エースからテレビへと向けられた鋭い目。あまり見たことのない上、そもそもこの世界においてそこまで警戒するような出来事は早々起きるものではない。エースの世界はもっと、危険と隣り合わせの世界だったのだろうか…?もっともこの世界だって平和惚けしてるとかいう一方で危険なことも起きているのだけれど。そんなことを考えているうち、エースのその鋭い視線は嬉々としたものへと変わっていく。それらは全てテレビに向けられたもので自分に向けられたものではない、それは承知の上だが、やはりエースには笑顔でいてほしい、そんな思いから一安心し、此方からも自然と笑顔が溢れ。リモコンをそっと差し出せば、「気に入った番組見てて?その間に夕食作っちゃうね。」と声を掛け、自分は立ち上がりそのままキッチンへ。側に掛けてあるエプロンを身に付け冷蔵庫を開けて中を確認し、その場所から改めて「ね?今日はハンバーグでいい?」と一応メニューの承諾を得ておこうと声を掛けて。)
(した。っていうか、しない方がどうかしてる。(嬉しそうなその様子が微笑ましく、口元緩めては正直な感想をぽつり返してみて)
好き…だけど、ずるい。(相手とは対照的に頬染めたままむす、と。「心臓保たなくなっちゃうでしょー」と軽く頬抓って))
おぉ…是非ともそれでお願いします!
(差し出されたリモコンとテレビとを交互に見れば、次々とボタンを押してチャンネルを変えていく。それは見たいものを見るために変えているのではなく、ちょっとした確認だとか、己の理解のためで。ふと、キッチンの方から聞こえてきた問い掛け。ハンバーグ、なんて単語が耳に入れば嬉しさから感嘆の声を上げた後、拳を小さくぐっと握りながら少し声を張り上げて上記を。そして再び視線はテレビへ。何となく機能も分かったことだし、と一人頷けば、自身が気になる番組はないかと探し始めて。一度はバラエティーものが気になったものの、それよりも気になったのはニュース番組だった。帰宅中も思ったことだが、逐一菜々に説明を求めたりするのは申し訳ない。しかしこれならば、ジャンルは限られるもののある程度は情報を得られる、世情を理解出来る。世間知らずな今の己にとっては、何よりも見る価値のある番組だ。テレビの前―と言っても近過ぎず遠過ぎずの位置―に座り込めば、真剣な眼差しで視聴していて)
(そうか?…何にせよ、そう言ってくれると嬉しいな。(どきどきした。なんて返答を聞けば、笑みを絶やすことなく何処か満足気に言葉漏らし)
んぐっ……心臓がどきどきしても身体に異常が無い限り人はそう簡単に死ぬことはないのでご安心くださいー(抓られれば僅かに驚いて声を零すものの、此方からも手を伸ばせば相手の頬突っつきながら少々気取ったように返答し))
はい、お待たせー、できたよー?
(ハンバーグという単語に感嘆の声を上げる姿、更には先程までは警戒した鋭い眼つきで見ていた筈のテレビに今は食い入るように見入る姿まで、全てが可愛らしく、愛しく感じては自然と緩む頬はそのままに手際よく夕食の準備を進めていき。どうやらニュースを見ているらしい相手。きっとこの世界のことを少しでも理解しようとしているのだろうと予想すれば、健気なその後ろ姿が余計愛らしく感じて。ハンバーグにサラダ、コーンスープを作って、仕上げとばかりにハンバーグにはチーズを乗せ、自家製のデミグラスソースを掛けては、茶碗にご飯をよそい、それらをダイニングテーブルに並べながらテレビに見入る後ろ姿に声を掛け。相手が此方に来るのを待つ間に身につけていたエプロンを外して空のコップ2つに冷えたお茶を注ぎ入れていき。)
(死ぬなんて言ってないー。死なないけど…でも、どきどきさせっぱなしはだーめ。責任、取ってね?(気取った返答をする相手に、更にむす、としては背伸びし、最後の部分だけを耳元で囁くように言っては悪戯に笑み))
! 今行くー!
(お待たせ、という言葉にビクッと体揺らしては、漸くテレビから目を離して返事をする。見ている最中も感じたことだが、とても良い美味そうな匂いがキッチンの方から漂って来ている。そのため、飯を催促するような腹の音が鳴りやまずにいて。傍にあった時計へちらりと視線を遣ると、菜々が調理を始めてから終わるまでそう長い時間は経っておらず、少し驚く。座り込んでいた場所から立ち上がればダイニングテーブルの方へと足を進め、その驚きを伝えるために口を開くと「――菜々、料理得意なのか?」思わずテーブルの上をじっと見つめたまま問い掛けを。ハンバーグのみならずコーンスープまで付いているし、彩りも考えられているのだろうか、サラダもある。目線を上げて菜々を見れば「早く食おうぜ」なんて、楽しみから少し急かすような言葉を零し)
(せ、きにん?(頬と耳に吐息が掛かる。意味深な囁きにぞくりと背筋粟立たせては、辛うじて復唱するような言葉をぽつり。嗚呼…ずるい。そんなの、ずるい。菜々の気持ちが分かったような気がして「ずりぃぞ、それ…」眉間に皺寄せながら頬を朱に染め)
んー、得意かどうかは分かんないけど、結構好きかな?作るの。
(和洋中、特に固定はなくいろいろと作ってみるのはある種の己の趣味でもあるものの、だからといって自分で得意なんて豪語するほどの腕前かどうかと問われればそこまでの自信はなく。少し悩んだ仕草見せた後、上記を答えとして返せば「ふふっ、そんなに慌てないの」と相手の食事を急かす微笑ましい様子に口角緩めながら椅子に腰掛け、「はい、お待たせ。召し上がれ?」と相手が待ちに待ったであろう食事を促しては、口に合うか、どんな反応を見せてくれるのかと、そればかりが気になって当然の如く自分が先に手を付ける気にはなれず、まずコップを手に取ればこく、と小さな音を鳴らしながらお茶を一口喉に流し込み。)
(ふふっ、仕返し。(相手の反応に尚も囁くように言葉返すその笑顔はまるで悪戯っ子のようなもので。その表情からは先程までと立場が完全に逆転した現状に大満足、というのが伺えて))
おう、いただきます!
(相手が椅子に腰掛けたのを見れば己もそっと椅子へと腰を下ろし、パンッと僅かな音を立てて両手を合わせると感謝の気持ちを込めながら上記の言葉を。何から手を付けるべきかと暫く視線さ迷わせると、まずはコーンスープをスプーンで掬って口へと運んでみて。口いっぱいにとろりと広がるコーンの甘さは、じんわりとした温かさを持って胃袋に染み渡り、気持ちまでもが穏やかになる。込み上がってきた感動に突き動かされて口を開けば「うめぇ…!」と率直な感想を目を輝かせながら伝え、お次は箸を使ってハンバーグを口へ放り込むとふんわり幸せそうに顔綻ばせながら「あれだろ、あれ……“好きこそ物の上手なれ”、だったっけな。菜々の料理が美味いのも納得が行く」なんて言葉を漏らし、腹の減り具合には耐えられなかったのか食べる速度は少しずつ早くなってゆき)
(うー……やっぱり、菜々には勝てねぇな…(相手の様子とは裏腹に、唇を尖らせると少し不満気な様子で吐息にも似た溜め息零す。詰まらない、という風に相手の髪を指先でくるくる弄り))
もう、そんなに褒めても何も出ないよ?…でも、気に入ってくれたみたいでよかった。
(エースの表情を見ているだけで自身の料理を喜んでくれていることが分かった。その上言葉でまで表現してもらえては嬉しい気持ちと照れ臭い気持ちが合わさってつい笑顔が溢れる。照れ隠しのつもりかそんな言葉を口にしてはふわりと微笑み、「いただきます」と漸く自身も料理に箸をつけ。いつもの味。初めて作った料理でないのだから当然なことなのだが、それでも何故だか今までで一番美味しく感じられて。あぁ、きっとエースがいるからだ、なんてすぐにその原因を突き止めては、やはり表情は綻ぶ。相手同様食べ進めていきながら、「やっぱり、一人より美味しいね。…特にエースと食べると違う料理みたい。」と、独り言とも相手に投げ掛けたともとれる呟きをぽつり零して。)
(ふふっ、エースよりお姉さんだからね?(相手の不満げな様子目にすれば、まるで子どもが悪戯に成功したかのような笑顔浮かべて。髪を弄られる感覚が心地良く、半ば無意識にこてん、と相手に身を預けてみて))
ん……誰かと食卓を囲めるのって、幸せだよな。
(一口一口を味わいつつ、それでも食べる速度は早くなる一方。此方を見て笑みを零した菜々の姿にとくりと鼓動をも早くしてしまえば、浮かべていた笑みにほんの少しの照れ臭さが混じる。――そんな時に聞こえた呟き。思わず目を瞬かせれば、その言葉の意味を考えるために僅かながら箸を止めて。此方もぽつりと返した上記の言葉。好きな人と…と本当ならば言いたかったが、この言葉はまだ言えない、言わない。今はただ言い換えておくしかなく、けれども気持ちだけは伝わるように、笑みは決して絶やさずにいた。そうしているうちに相変わらずの速度で完食し終えると、ふ、と満足げに一息ついて「ごちそうさまでした!」と手を合わせ「片付けはおれに任せろよ」なんて自信満々に手伝いを買って出て)
(…、……なんか悔しい(相手の笑顔につい絆されてしまう時点で、己の負け。それでもなお不満気にぼやくのは、男としてのプライド故だ。身を預けられれば自然と相手を抱きしめるために手を伸ばしていて))
ありがとう、エース。でもフライパンとかもそのままだけど、ほんとにいいの?
(己の呟きに返してくれた言葉と笑顔、それだけでも心の奥がじんわり暖まった気がして己の表情も自然と優しいものになり。最後まで美味しそうに、そして満足げに食べてくれるその姿が嬉しく、こういうのを作り甲斐があるって言うんだろうな、なんて内心実感してみたりして。食べてすぐに朝と同様手伝いを買って出てくれる言葉が有難く、微笑して礼を言うも朝と違って油で汚れた食器やフライパンが多いことを思い出し、油汚れなんて面倒なものをお願いするのは少し申し訳なくも感じれば、確認のためかおずおずと首を傾げて問い掛ける。そうしながらも自身も食べ進めていれば、元々量も相手のより少なかったことも手伝ってかそこまで差は出ぬペースで食べ終えることができ、「ご馳走様でした」と手を合わせて挨拶して。)
(そう?(不満げな相手が何だか可愛くてつい微笑ましく感じてしまう己はどうかしているのだろうか?なんて思いつつも首を傾げて問い返せば、伸ばされた手が視界に入り、無意識のうちにその手に包まれることを望んでしまって))
おう、大丈夫だ。
(挨拶とともに手を合わせた相手を、机に肘を立て手の甲に頬を乗せた状態でぼんやりと見つめる。菜々が何を考えているのかなんて、直ぐに予想できた。空いている右手をひらりと振れば、全然問題は無い、とばかりにはにかみながら上記を。実際問題、同居させてもらっていて尚且つ何もしないとなると、どうにも悪い気がしてならないのだ。洗い物などの容易いことや出来ることならば、寧ろするのが当たり前。それが同居人のけじめというもの。片付けを買って出たのも、そういったしっかりとした考えの上での発言だった。「それぐらい、おれにかかりゃあ楽勝だからよ」だから、たかが油汚れで菜々が申し訳なく感じる必要はない。笑ってそう伝えれば、あまり音を立てないように椅子を引いて立ち上がり、てきぱきとした動作で皿をまとめ始めて)
(おう。(伸ばした手はゆるり、相手の腰元と肩下辺りに添えられる。揺れる髪からどことなく広がる優しい相手の匂いにとろりと瞳細めては「……ま、一枚上手な女ってのも、悪くはないんだけどな」なんて、やんわり薄く口元に笑み湛え))
ありがと。…じゃ、任せちゃおっかな。
(それくらい大したことないとの言葉の中に、遠慮は無用だとの意味も見出せばふっと口角上げて微笑して。朝と同様、気遣いを見せてくれるエースに対し己まで気を遣ってしまうのは逆に失礼だと判断しては素直に甘えることに。こういう時にごめんはいらない、それもエースと共に過ごす中で彼に教わったこと。故にお礼だけ言えばすく、と立ち上がり、「じゃ、私お風呂入れてくるね?」と小首傾げて微笑み、既に手際よく食器をまとめ始めているエースにこの場は任せ、自分はそのまま浴室へと向かい。)
(ふふっ、よかった。嫌いなんて言われたらどうしようかと思った。(回された腕から伝わる温もりが心地良く、思わず目を細めてしまいながらくすりと微笑しては実際は特に危惧もしていなかった言葉を口にしてゆるり相手を見上げ、冗談ぽく悪戯に笑み浮かべて)
……よし、と。早速始めるか。
(一度手を止めて浴室へと向かう菜々の背を見送っては、全ての食器を流し台へと運び込む。二人だけといえど、調理器具も含めればそれなりの量があった。それでも、自分から言い出した手前、嫌だとは決して口に出さない。それどころか、驚くぐらい綺麗に洗って菜々に褒めてもらおう、なんて小さな下心が湧き上がってきて、思わず拳を握り締め。気合とやる気を起こすように大きな深呼吸を何度か繰り返すと、ぽつり、上記の独り言を笑みとともに無意識に零す。それと同時に食器へと手を伸ばせば、まずは油汚れのないものから順に、丁寧且手早く洗っていき)
(言わねぇよ、そんなこと(悪戯っぽい相手の笑みに思わずつられて似たような笑みを返せば、どこかわざとらしく肩をすくめながら言葉告げ。そのまま相手抱き締めていれば、ふと、何かに気付いた。何気なく腰折ると相手と目線の高さ合わせてみて))
……あ。
(浴室へと向かいとりあえずバスタブ洗わなきゃなー、とぼんやり考えつつふと脱衣所の鏡に写る自身の姿目にすれば小さく声を漏らし。帰ってきてから着替えるの忘れてた、と今更ながら気付いた故の声だったが、どうせすぐお風呂入るし、とそのままで居ることにして。そのまま浴室入れば手際よくバスタブ洗い、そこにお湯を張ってふぅ、と一息つき。エース大丈夫かな?子どもでもあるまいし当然大丈夫でしかあり得ないのだがやはり負担を掛けてしまったかとの負い目もあり、リビングへと戻っていけば、「エースー?どう?できた?」とひょこり顔を覗かせて問い掛け)
(?なーに?(相手が腰を折ったことで目の高さが合わさり絡まる視線にきょとりと首を傾げ、何かあったのかと不思議そうに問い掛けて))
お、菜々。此方は丁度終わったところだ。
(洗い物を終えれば水の飛び散った流し台を簡単に布巾で乾拭きし始めるが、それもすぐに終わってしまった。ゆるゆるとした手つきでその布巾を手洗いしながら洗い終わったものを改めて見てみると、ふぅ、と満足げに吐息を漏らす。同時に、うん、上出来、なんて思ってみたりもして。そんな時、ふと顔を覗かせた相手に対してグーサインを見せると、自信満々に上記の答えを返しながら綺麗になったばかりの布巾をもとの場所に掛け「菜々の方もお疲れさん」と。そうして一度自身の手を洗えば、その手で菜々の頭やんわりと撫でつつ「どうだ、全部綺麗になったろ?」といつもの笑顔でうきうきと感想を求めて)
(んー……いや、どうでもいいことかもしんねぇけどおれ達、丁度ハグしやすい身長差だなぁ、ってよ。(目線を合わせたのは、目視でその差を測るため。30cm差はハグしやすいという情報はどこで得たものかは覚えていないが「確かに抱き締めやすいんだよなぁ」なんて、顎に手を当てしみじみと))
エースもお疲れ様。…わっ、すご!ほんと、綺麗に出来たね。エース向こうでも洗い物とかやってたの?
(自信有り気なエースの様子が微笑ましくてつい表情柔らかくしながら側に寄り、先に労をねぎらう言葉掛けられれば自身も勿論告げるつもりだった言葉を返す。やんわりと己の頭を滑るその手が心地良く、まるで猫のようにその身を寄せつつ視線はエースが洗ってくれた食器や鍋へと向かい。洗剤のCMでよく聞くピカピカという言葉がぴったりな程、油汚れも含めて綺麗に洗い流されていることが見て取れて。予想以上の出来に感嘆の声上げつつ、これだけきっちり出来るということはある程度手慣れてるんだろうと予想立てては側にある相手の顔を見上げて)
(ふふっ、確かに。ぎゅーってした時顔の位置とか丁度いいもんね。(相手の言葉に気を良くしたらしく、柔らかく且つ優しい笑顔を浮かべては再びぎゅ、っと抱き付き直して相手見上げ、「ん、やっぱり丁度いい。」と納得の様子で))
おう、時々やってたぜ。
(褒められた!、と相手の言葉に気分を高揚させてはその嬉しさから思わず声を張り上げそうになるものの、それをしてしまうとまた子供扱いされてしまいそうだと思い、何とか平静を装って返事をする。何故洗い物に手馴れているのか。それは、騒動やら悪戯やらを度々起こす自分に、マルコよりお仕置きとして時折課せられていた仕事の一つだったからだ。最初の頃は、意図せず皿を割ってしまったり、洗い方が雑だったりと、呆れたように文句を言われることも多かった。そんなことをふと思い出しては「あぁ……やってたって言うよりも、やらされてた、って言った方が正しいけどな」なんて、苦笑いしながら言葉を付け足して)
(おう、
(うわっ、すまねぇ!
ちょいとバグったみてぇだ(あわあわ)
下の会話、もう一度投下しとく。
(おう、やっぱり菜々を抱き締めてんの落ち着く。(肌にじんわり感じる熱に、心も温まる。納得する相手に肯定を示すよう頷けば「……キスする時はちょっと辛いだろうけど」などと、独り言のようにぽつり/←))
あ、あと、返事のペースがまちまちでごめんな? もうすぐ忙しいのも終わるから、またいっぱい話しようぜ!
やらされてたって…ほんと、悪戯っ子だったのね?
(苦笑い浮かべての相手の言葉についつい小さく吹き出してしまい、まるで悪餓鬼が母親に罰としてさせられているような情景思い浮かべてはこてん、と首を傾げて言葉掛けつつ半ば無意識にぽん、と相手の頭を軽く撫で。怒られてお仕置きされて、それでも懲りずに繰り返して…繰り返しの毎日がきっとエースにとっては凄く楽しくて、そんなことが容易に想像できてしまえば、微笑ましいような、それでいてどこか寂しいような何とも言えない気持ちを抱く。きっとエースは比べものにならないくらい寂しかったりするんだろう、そんな考えが頭を過り、相手の頭から手を離せば、元気付ける意味も込めて「洗い物もしっかり頑張ってくれたし、デザートにアイスでも食べない?」と微笑しながら冷凍庫の扉開き。)
(っ…、…その時は、背伸びするから大丈夫。(相手の独り言耳に届けばかぁ、と頬を真っ赤に染め。その顔隠すように胸に顔埋め、ぽつりと言葉を返し/←))
ううん、大丈夫!のーんびり待ってるから気にしないで?(ふふっ)
お疲れ様。いっぱい話せるようになるの、楽しみにしてるね?(首傾げ)
じっとしてんのは退屈だったからよ、つい、な。
(小さく吹き出して告げられた相手からの言葉に、ははっ!と肯定を示すような笑いを返せば、そのままの調子でからからと楽しげな笑い声を響かせながら上記の言葉を紡ぐ。“悪戯”と一言に纏めたが、思い返せば本当に様々なことをしたと思う。――記憶の海をたゆたえば、いつも真っ先に浮かぶのは後悔。あの時こうしていれば、なんて、どこか無責任な言葉が不意に頭を過ぎった。そして、思わずハッとする。菜々に言われたではないか。その悔やんでいる姿を見たら、その人たちは悲しむんじゃないか…と。こうやってずるずる後悔し続けていると、きっと自分は駄目になってしまうんだろう。しかし、それに気付いていてもなお、後悔をやめる方法は未だ思い付かないでいた)
――アイス!!
(相手が考えていることなど、余裕のない今は気付かない。想いを振り切るように密かに拳を握り締めれば、頭から離れた手を名残惜し気に見つめ、微笑しながらかけられた問いに「食う!!」と先程の明るい表情のまま勢いよく返答し。いつだって、何がどうあっても、食欲だけは変わらないらしい)
(おれも多少屈まなきゃ出来ねぇか。…安心しろよ、“まだ”手ぇ出すつもりはねぇから。(頬の赤い相手を見れて少し満足。しかしそれも一瞬だったため、落ち着かせるようにポンポンと背を撫でては「顔見せて」と無理を強請り/←))
そっか、大丈夫なら良かった(にししっ)
待っててくれてありがとうな!
用事の方は滞りなく終わったから、そろそろ返信ペースも上がる…と思うぜ?(顎に手を当て考えながら)
ふふっ、だと思った。
(一瞬、ほんの一瞬のエースの表情の曇りに気付かない自分ではなかった。胸が締め付けられる思いがして、咄嗟に抱き締めたくなって。それを相手に気付かれない程度の深呼吸で抑え込む。いっそ気付かない方が自然に振る舞えたのかもしれない、なんてエースの変化に気付けるようになった自分が、いいような悪いような、そんな微妙な思い抱きつつ、冷凍庫からチョコレートアイスとバニラアイスをそれぞれ一つずつ取り出す。食べると明るい返答をした相手にくすりと笑み浮かべながら歩み寄り、たった今取り出したばかりのアイス2つを目の前に差し出して「どーっちだ?」と少々茶化しながら相手の好みを問い。)
(……、(まだ、なんて強調してくれるものだから落ち着くどころか寧ろ頬の熱は増した気がして。それでもエースに甘い己は相手の強請りを断ることもできず、黙ったまま少しだけ胸元から顔離しちらりと相手見上げ))
ううん、いいの。っていうか私の方こそ、いつも忙しい中来てくれてありがとう。(微笑)
ほんと?(ぱぁ)楽しみにしてるね!(にこ)
む…、チョコとバニラ…
(ゆったりと流れる穏やかな時間に意識が侵されているのか、感覚の鈍った第六感では気付かれていたことには気付かない。それでも、相手の動きはどことなく不自然に見えた気がして、気のせいか…?、などとほんの僅かに疑問を抱いた。しかし、その違和感もすぐに忘れてしまう。理由は、目の前に差し出されたアイス。2つ並んだそれに言わずもがな喜色を見せれば、好みを問うてくる言葉に本気の迷いを滲ませた声音で上記をぽつり。悪魔の実なんかは兎も角として、食べ物は見境なく好きなのだ。迷って当然。それでも、高々アイスぐらいでそこまで悩む姿は、やはり子供っぽくもある。それが分かっているからか否か。ちらりと菜々へ視線を遣れば「半分こっていう選択肢は……?」なんて尋ねてみて)
(おーおー、顔真っ赤。耳まで赤いぜ?(自然となってしまう相手からの上目遣いに、ドキリとする。それも、顔が赤いから尚更。自然、脈は早くなった。柔らかな笑顔で揶揄するような言葉を告げては、菜々の耳の縁をそっと指先でなぞってみて))
此方こそ、別にいいんだ。忙しくたって……いや、忙しいからこそ、無性に菜々に会いたくなるんだからよ(にししっ)
楽しみにされりゃあやっぱり嬉しいし、自然と返事を書く手が進むってもんだよなぁ(ふ、)
へ?…あははっ、ん、いいよ?半分こね?
(いつだったか友人に男は女の“ちょっとちょうだい”が嫌いだと聞いたことがあった。それ故相手の提示した半分こ、という選択肢は無意識のうちに己の頭から消していて。意外な返答に思わず間抜けな声を漏らしてしまいながら、次の瞬間には笑ってしまって。馬鹿にしている訳でもなく、ただなんとなく。とりあえず、とチョコアイスを差し出せば自身の元へはバニラアイス引き寄せ、「ん、じゃあまずはチョコどうぞ。」と微笑みかけて。こんな他愛もない、何の変哲もないやり取りが今の自分にはとても楽しくて、幸せで。少しでもいい、エースも同じ思いを抱いてくれてればいいな、なんて少々高望みかもしれない思いを密かに抱きつつ己のバニラアイスに手を付け始めて。)
(誰のせい?…んっ…(揶揄われる前から己の顔が真っ赤なことなど百も承知。恥ずかしさからジトりと恨めしげに目を向けるも、エースの指先がなぞる耳が擽ったくて思わず身を捩ってはその手をそっと握り、「だーめ」と))
ふふっ、もうー、嬉しいこと言ってくれるんだから。私もエースに会いたくて堪らないし、エースとの時間、ほんと大切よ?
…いつもありがとう、エース。(微笑)
やった!
(半分こしてくれるという相手の言葉にパッと表情明るくすれば、思わず、といった体で嬉しげな言葉を零す。相手の笑いの意味が分かっているのか、それについては何も言わないでいた。差し出されたチョコアイスを受け取ると、肌から伝わる冷たさにさえ嬉しさを感じながら、ゆっくりと包装を取り外して。体温の高い自分は、どうしようにもすぐにアイスを溶かしてしまうことが多い。そうなる前に、とかぶりつくようにしてアイスを口に含めば、至福とばかりにとろりとした笑みを浮かべる。己の一口が大きいのか、はたまた少し急いて食べ進めたからか。半分はすぐに食べ終わる。菜々が半分食べ終わる頃合いを見計らっては「はい、交換な」と軽い口調で半分になったチョコアイスを差し出し)
(間違いなく、おれのせいだよな。(にぃ、と口角を上げた不敵な笑みを浮かべると、どこかお茶目に発言して。そのままの調子で握られた手をやんわり解けば、今度はこちらから菜々の手を包み込むように握って「これならいいだろ?」などと、許しを得ようと僅かに首傾げ))
大切、なんて言われると照れるじゃねぇか(頬掻き)
おれも、菜々と接するのは好きだぜ。なんかホッとするし、そんでもってドキドキするし、何しろ楽しい。こんな大切な時間がずっと続けばいいよな。…こちらこそ。いつもありがとう、菜々(微笑/ぺこり)
ん、交換。
(半分こをオーケーしただけで反射的なのだろう、嬉しさ表すエースの様子につい微笑ましくなり。エースのペースに合わせたかったが瞬く間に半分食べ終わるエースには到底敵わず、結局少々待たせてしまった。それでも此方に気を遣わせないでおこうとの気遣いか自身のタイミングを窺ってくれているらしい様子を見れば何だか健気に感じ、それだけでも思わず頬が綻びそうになる己は末期なんだろう、なんて感じてしまう始末で。交換、と差し出してくれたチョコアイスを空いた手で受け取りながらもう一方の手からはバニラアイスを差し出す。一人で一つ食べ切ってしまうより、こうして分け合うだけで何故こうも美味しく感じるのだろう、と疑問を抱きつつ受け取ったバニラアイスをぺろりと一舐めしては、「甘いね」なんて分かりきった感想をぽつり。)
(ん、いいけど…(何故こうもエースは己の心を乱してくれるのだろう、このままじゃ心臓が保たなくなる、なんて大袈裟な事思いつつこくり頷くも、歯切れ悪く返事を返したかと思えばそっとその手を解き、俗に言う恋人繋ぎに繋ぎ変えれば「こっちの方がもっといい」と悪戯な笑み浮かべてそっと握り))
うん。私もずっと、ずーっと続いてほしい。…なんて我儘かな?(くす)
エース…、エースが私のこと、嫌になっちゃうまでは側に居させてね…?(首傾げ/ネガティブ)
へへ、…甘ぇな。
(アイスを受け取ると、ぱくりと大口を開けてまずは一口。口いっぱいに広がるミルク感とバニラの風味をしっかり味わうと、不意に笑い声が漏れる。そして、相手の口から零れた感想に、こちらからも続けて同じ感想をぽつり。この甘さは幸せの味。なんとなく、そんな気がしたのだ。二口、三口とテンポ良く食べ進めていれば、チョコアイスの時と同様、すぐに食べ終えてしまった。舌を出してぺろりと唇を舐めれば「ごちそうさま」と満足気に挨拶を。――さて、今からどうしようか。頭の中でそんなことを考えれば、ちら、と壁に掛かった時計を仰ぎ見る。そんなに遅い時間帯ではない。帰宅するまでに色々あったがために今の時刻はもっと遅いものだと思っていたのだが、その色々にそこまで時間を割いていたわけではなかったようだ。再度菜々の方へと視線を向ければ「明日も仕事だろうし、菜々が先に風呂入るか?」と問いかけ)
(やった。(歯切れの悪さに一度は疑問を抱くも、嬉しさ故の言葉を漏らす。しかし、相手の方から解かれた手が恋人繋ぎへと変わると、初めての経験に目をぱちくりと瞬かせ、次の瞬間にはどこか照れくさそうに焦った様子で「え、あ……じゃあ、次からはこれ、で」と、相手よりも歯切れの悪い返事を))
いいや、我儘なんかじゃねぇよ。おれも同じことを思ってんだ、お互い様ってことで…な?(にっ)
む……嫌になることなんて絶対にねぇよ。縁起でもねぇこと、言うなよな(菜々の額に軽くデコピン/…)
ん、じゃあお言葉に甘えて、そうしてもいい?
(相手が食べ終えた今でも自分のアイスはまだ少し残っていて。先程同様互いのペースの違いを実感しつつ、溶け始めているため少々慌てて食べ進めながら、相手からの問い掛けを耳にし吊られるようにして時計を確認する。実際まだ寝る程の時間ではないものの、まだ仕事の時のまま着替えられていないというのが少し気になり、相手の気遣いに甘えておくことにして。こくりと小さく頷きつつも申し訳なさも感じて最終確認を問う。そうしているうちに溶けて指先まで垂れてしまった一筋のアイスもぺろりと舐め取り、「こんな行儀悪いの、ほんとはだめなんだけどね。」なんて悪戯に笑っては漸く食べ終え、「ごちそうさま。」と相手同様挨拶してはゴミ箱にそれを放り込み。)
(ふふっ、また立場逆転。(幸か不幸かエースが顔見せてなんて強請ってくれていたものだからその焦った様子もしっかりと目で確認することができ。そんな己の先程までの恥じらう様子は何処へやら、今はもうくすくすと満足気に笑っていて))
いたっ、…だって…私から嫌になることなんてあり得ないんだもん。(その箇所押さえ、モゴモゴ言い訳/…)
おう、了解。
(菜々とは反対に、自分はどうせ明日も暇なのだ。風呂の時間や寝る時間は多少ずれても構いはしない。そう考えての提案だったこともあり、確認を取る相手の頭を無意識に二、三度ポンポンと撫でては“勿論”とばかりの肯定を示す言葉を素直に告げて。菜々は仕事で、己はぐうたらと時間を食い潰す。頭の中で繰り返すその対比に、あぁ、甘えてばかりじゃ駄目だな、なんて今の自分の状況を憂う。そして、明日は菜々の為に、何か一つでも出来ることを増やそうと心に決めた。…指先を舐める彼女の悪戯気な笑みを見れば、不意にとくりと脈が乱れる。やっぱり菜々は可愛い。彼女である、という贔屓目もあるのだろうが、ふとした時にそう感じてしまう己は、きっともう既に末期。「でも、少しでも無駄にするよりはいいだろ」行儀悪い、と口にする菜々に自分の持論を告げれば、つられたように薄く笑みを零し)
(っ、またか……!(相手の言葉にハッとすれば、押されている状況はやっぱりまた悔しいのか、不満気に空いた手で頭を押さえながら“しまった!”というような表情を見せ。しかしそれもつかの間。ふ、と諦めたように溜め息零せば「恋愛初心者に対して、ずりぃの…」などと子供のように拗ねた様子を垣間見せ))
ったく、仕方のねぇ奴だなぁ。……おれだってそんなことはあり得ねぇよ、安心しろ。(呆れたように柔く笑みつつ)
ふふっ、でしょ?倹約家だから、私。
(自身の頭を撫でながら肯定を示してくれるエースの言動に自然と頬は緩み、ありがとう、の意を持って微笑を返す。エースと出会ってから自分に笑顔が増えた気がする。このまま頬が緩みっ放しのだらしない女にならないだろうか、なんて無意味な心配さえしてしまうほど。アイスを舐め取ったことでさえ、持論告げて肯定してくれるエースにくす、と笑み浮かべては冗談めかして上記返しつつキッチンの水道で軽く手を洗い。「じゃ、お言葉に甘えて先入っちゃうね?」と断りを入れた後、寝室から着替えを持ってきてそのまま浴室へと姿を消し。)
(私だって別に手慣れてるわけじゃないもん。(分かりやすく拗ね抗議の言葉投げ掛けてくる相手に対し、未だ満足げに、その上何処か可笑しそうに笑いながら自分だって恋愛上級者どころか相手とさして変わらないのだと告げては態とらしく肩竦めてみせ))
ん、ありがとう。(眉下げ何処か情けなくへらりと笑ってはお礼の意味込めぎゅ、と抱き着いてみて)
いってらっしゃい。
(わざわざ断りを入れて浴室へと向かう相手の背に、一言、そう告げる。菜々が風呂から上がるのは案外早いため早々に寝室から着替えを持ってきては、暇になった少しの間、またテレビを見始めて。ニュースのアナウンサーの冷静な声が告げるのは「通り魔がすれ違った一人の女性を刺した」といったもの。確かにいけないことではあるし、見かければ止めるだろう。しかし、心の片隅では“その程度”のことで報じるのか、と己としては疑問に思うところもあった。別に命を軽く見ているわけではないのだが、やはりこの世界はあちらに比べて平和なのだろう。ふ、と溜め息にも似た吐息を漏らすと、気まぐれにチャンネルを変え、偶然にも海の特集をしていたドキュメンタリー番組を食い入るように見始めて)
(でも、ずりぃ…(肩竦める相手の言葉に対しても、未だ子供のようにもごもごと言葉を漏らす。言ったところで立場が入れ替わるわけでもないのだがそれでも言わずにはいられなくて。子供っぽいのは自分でもわかっているらしく、へらりと笑いを零し))
へへ、どういたしまして。(柔らかな笑みを浮かべると、抱き着いてきた菜々の身体包むようにして抱き込め)
ふぅ…、おまたせー。
(シャワーを浴び、浴槽にゆっくり浸かって1日の疲れを癒す。暑くなるとシャワーのみに、なんてのもよく聞く話ではあるものの、自分は浴槽にのんびり浸かるこの時間も癒しの一つであり、1年中浴槽にもお湯を張ることにしていて。暫しその癒しの時間堪能しては浴室を出てTシャツとショートパンツというラフな部屋着に着替えては、暑さのせいでついドライヤーをサボりバスタオルで濡れた髪の水気拭いながらリビングへ。後ろから相手に声掛けつつ視線を辿れば海に関するドキュメンタリー番組が。やっぱり海が好きなんだ、なんて再確認しては自分でも頬が緩むのが分かった。後ろからそっと近付いてテレビ画面に視線遣れば、「海かー、そういえばもうすぐ海開きだもんね。…ね?今度クルージング行く?泳ぐのは無理でも船なら大丈夫でしょ?」なんて提案してみて。)
(ふふっ、残念でしたー。(ずるくて結構、と言わんばかりににぃ、と口角上げては相手に吊られてか此方も子どもっぽく言葉を返し。握った手改めてぎゅ、と握っては愛しげにとろりと視線向けるもやはりその言葉はまだ言わずにいて))
! おう、おかえり。
(ぼんやりと画面に集中していたせいか、後ろから唐突に掛けられた声に心臓が一瞬飛び上がったような気がした。視線だけを相手に向ければ、笑みとともに上記の言葉を返し――と、そこで投げかけられた提案。「え…?」と何とも情けない驚いた声を漏らすと、それに比例するような何とも言えないとぼけた表情を見せる。そうして相手の言葉を理解するとじわじわ嬉しさが競り上がってくるのだが、それと同時にどこか申し訳なさもあって「…いいのか?」と、確認の言葉を問いかけて。その間にも、テレビからは絶え間なく海の映像が流れている。こぽり、ごぽり、ゆったり響く水の音に自然と導かれるがままテレビ画面の方へと視線を戻せば「おれは勿論行きてぇけど…」と自分の意志を伝え)
(ほんっと……敵わねぇな、菜々には。(絡んだ指にふと、力が込められたのが分かった。どこか柔らかい菜々からの視線が己の視線とかち合うと、何だか心が温かくて、ただ、愛しくて。…惚れた弱み、とでもいうのだろうか。そんなふうな言葉を思わず零しては、菜々の額にそっとひとつ、口付けを落として))
私から言い出したのにだめなんて言うわけないでしょ?
(申し訳なさそうにしつつも嬉しさも隠し切れない様子のエース。そのまま視線がテレビへと戻されてしまえばふ、と口元緩め無性に相手が愛しく感じてきて。考えるより行動、というのはこういうことだろうか?気付けばその背にゆるり抱き付いていた。勿論行きたい、その言葉がエースの口から紡がれたのを耳にすれば「ん、じゃあ決まりね?」と半ば強引に話を進める。これ以上我慢も遠慮もして欲しくなくて。暫くこうして相手の温もりを感じていたかったものの、自身の髪はまだ濡れており、そもそもこの暑い中エースにとっては動きにくい上少々鬱陶しくもあるかもしれない、と判断しては名残惜しげにそっと離れ、「はい、じゃエースもお風呂入ってきて?」と入浴を促し。)
(ん…、ふふっ、私も、案外敵わないかも。(額への口付け、ただそれだけでもどくん、と心臓が脈打ち鼓動が速くなる。それを気取られぬよう照れ笑い一つ溢しつつ、ぽつり、独り言のように小さく呟いて))
そりゃあそうだけど……。
(唐突なことに思わず脈が早くなるのを自分でも感じてか、抱きつかれたのを理解するのにそう時間はかからなかった。相手との距離感に緊張して体が強ばっているからか、振り返りたいのに振り返れない、抱き締め返したいのに動けない。そんな状況に戸惑いを覚えつつ、そっと僅かに目を伏せるとただその温もりに心を委ねる。少々強引に取り決められた案に、躊躇いがちではあるがこくりと肯定を示す頷きを見せると「…おう、ありがとな。楽しみにしてる」そんな言葉とともにゆっくり、ひだまりに花が咲いたような柔らかな笑顔を溢れさせて。そうして、静かに離れていく体温。入浴を促す声に「んー」と唸るような曖昧な返事を返せば、僅かに考える間を置いて菜々の方を再度振り向き「菜々、ちょっと後ろ向いて座ってくれよ」なんて先の会話とは何の関係もないお願いを。)
(なぁ、菜々。おれ、ちゃんと“彼氏”出来てるか?(菜々の呟きが聞こえていたのか否か、緩い笑い声をつられて響かせる。ぽろりと零した問いについては、なんてことは無い。ただ恋人らしく出来ているのかどうかが少しばかり不安なようで))
ん?なーに?
(此方から入浴促す声を掛けるも曖昧な返答を返す相手に、あれ?お風呂嫌いだっけ?なんて的外れな疑問抱いていれば唐突に相手からお願いが。瞳を大きく丸くして数度瞬けばきょとり、不思議そうな顔をして小さく首を傾げる。相手の意図するところは分からないが別に嫌な内容でもない。その上何故だかエースに頼まれると断れない、という最近生まれたばかりの自身の性格も相俟って言われた通りに相手に背を向けてその場に座る。「こう?」何せ正解が分からないため、本当にこれでいいのかと少々不安になれば背を向けたまま背後にいるであろうエースへと確認の問いを投げ掛けて。)
(ん?出来てるんじゃない?…少なくとも私にとっては最高の彼氏だけど。(頭上から降ってきた問い。顔を上げて相手見つめれば、当然、というかのようにけろりと答える。一般の“彼氏”なんて知らないが、自分にとっては紛れもなく最高の彼氏であることは確かで。ふわり微笑して答えれば「私には勿体無い。」なんて付け加えて))
あぁ、それでいい。
(此方からのお願いに嫌な様子も見せず素直に従ってくれる相手の不安を解消させるような答えを返せば、自分も体ごと菜々の方へと向け。そうして、相手の肩に掛かっているバスタオルへと手を伸ばす。僅かに濡れたそれをそっと取って「よし、じゃあ拭くぞー」なんて緩い声を掛けると、菜々の髪をやんわり、優しく拭き始めて。ぽたりぽたりと髪から落ちゆく雫を眺めつつ一束、また一束、丁寧に拭っていくその手付きに、自分でもどこか驚く。おれ、こんなにも人に優しく出来たのか、なんて。頭を濡らしたまま長居させるのは風邪を引く原因にも成り得るため、僅かに拭く速度を上げては「どうだ、気持ちいいか?」などと問いかけてみて)
(…そっか。良かったー、安心した!(柔らかい笑みを見れば、にししっ、と言葉通り安心したような笑みを見せる。照れた、というのもあるが、何より嬉しい、というのが先に来たようで。そうして再度口を開けば「ったく…菜々って本当に良い女だよなー、おれには勿体無い」なんて、お茶目に此方も言葉を付け足して))
!…ん、気持ちいい。
(それでいいとの答えが耳に届けばとりあえず体制としては間違えてないんだろう、と一先ず安心して。とはいえ何があるの?との疑問は拭えぬままじっとしていれば拭くぞとのエースの声と共に優しく拭われる髪。そういうことか、なんてすぐに納得しては思わず頬が綻びだらしなく口角が上がる。以前誰かに女の子は髪を触られるのが好き、なんて聞いたことがあるがそれはどうやら本当らしい。…エースだから、という理由が一番にあるからかもしれないが。その気持ちを素直に言葉にしてはそのまま身を委ね、そっと瞳を閉じる。その手の感触を確かに感じ、頭に刻み込むように。「エースがこうして拭いてくれるならドライヤーなんていらないね。」勿論冗談ではあるが、その心地よさから再び目を開いた時には悪戯にそんなことを告げていて。)
(へっ!?べ、別に良い女じゃないよ、私は。普通だって。(エースから告げられた言葉は自身が告げたものと意味の近しいものではあったものの照れ臭さは拭えずにいて。頬をほんのり赤く染め少々瞳泳がせながらいい良い女だなんて勿体無いと首をふるり横に振り))
そうか。それなら良かった!
(誰かの髪に触れるのは、存外嫌いじゃなかった。いや、寧ろ好きな方かもしれない。それでも、菜々の髪だと思えばそれよりももっと、更に好きで。しっとりと濡れてはいるが触り心地の良いそれをまた一束手に取ると、思わずといった様子でそっと顔を近付け、相手に悟られぬよう音も立てずにほんの一瞬、優しい口付けを送って。相手が笑んでいる姿なんて背を向けられている此方からは見えるはずもないが、相手の言葉と声音とで喜んでくれていることは感じた。そうして漸く、此方もふわっと大きな笑みを浮かべて上記を述べる。――丁度3分の2程度が拭き終わった頃だろうか。冗談のように紡がれた言葉が耳に入れば「だな。何なら、これからは毎日拭いてやろうか?」なんて、此方もどこか悪戯気に告げてみて)
(いいや。こんな良い女、どこの世界を探したってお前しかいねぇよ?(相手の言葉に散りばめられた謙遜。それらを真っ向から否定するようにゆうるり、少々大仰な様子で肩を竦める。愛しげに目を細めて先の笑みとはまた違った穏やかな笑みを浮かべると、本心からの言葉を紡ぎ))
ほんと?それならエースの髪は私が拭いてあげる。
(相手に送られた口付け。それはほんの一瞬の出来事で当の本人である己は気付くことが出来なくて。それでも心穏やかに共に過ごせるこの時間が貴重であることに変わりはなく。そんな中自身の冗談めかした言葉に乗ってエースの口から紡がれた言葉。たとえ冗談であってもこの先が改めて約束されたようで、これからも一緒、との意味も籠っているような気さえして、只それだけで嬉しくて。此方からも似たような返答を返す。くす、と口元に笑み携えては、「でもそれじゃ平等じゃないね。髪の長さ全然違うんだもん。エースが不利になっちゃう。」なんて続けては肩を竦めて見せ。)
(〜っ、…ばーか。見る目ないよ、エースは。(否定した此方の言葉に更に否定を重ねるどころかその意味は重みを増し、加えて向けられるエースからの視線に自然と心臓は高鳴り。自分は単なる一般市民、それは謙遜でも何でもなく、本心から出た言葉。そこに照れも重なっては思わず悪態ついて返しつつ額を相手の胸元に預け))
…ったく。菜々が喜んでくれるんだったら、おれは不利でも構わねぇの!
(肩を竦めた相手に、笑顔を絶やすことなくビシッと勢いづいた言葉を返す。それは無論、本心からの言葉。確かに、己と相手の髪の長さを比較すれば己の方が勿論短いし、菜々の方が髪を拭き終えるまでの労力は確実に少ないだろう。しかし、世話になり始めてからのことを考えると、此方が圧倒的に菜々へ負担をかけてしまっているのだ。これぐらいでは恩返しにも成り得ないのだが、それでも、これぐらいのことはしたい。そんな考え事をしつつもようやく拭き終えれば「菜々に拭いてもらえるってだけで十分だ」なんて、先程の言葉に付け足すようにして。…無防備な目の前の華奢な背中を見ていると、何だか無性に触れたくなった。そっと抱き着く、というよりかは相手の体をすっぽり抱き込めるようにしてみれば、相手の反応を密かに伺い)
(なっ、……ひでぇの。(悪態をつかれれば、ふは、と声を出して小さく笑いながら発言を。顔を隠すように胸元へと距離を詰めてきた相手を、戸惑うことなく、むしろそれが当たり前のことであるかのように両手を背中に回して受け止めると「あー、もうずっとこうしてたいなぁ…!」なんて独占欲を見せ))
!ふふっ、あははっ!もうー、ほんと、私ってば幸せ者ね。
(勢いづいた言葉返ってくれば目を丸くして数度瞳を瞬き、エースには見えないであろうところで驚きを表し、直後には小さく吹き出してつい笑ってしまい。幸せってこういうこと言うんだろうなー、や、幸せな時勝手に笑っちゃうってほんとだったんだ、なんて、浮かんでくるのは“幸せ”という単語ばかりで。それを恥じらうことなくそのまま言葉にしてみせた。自分がそう感じていることを少しでも伝えられればと。なんて考えていれば不意にエースの温もりに包まれる背中、というよりすっぽり覆われてしまう全身。どきりと心臓高鳴れば自然と心拍は早くなる。どうかそれがバレませんように、打って変わって生まれた恥じらいからついそんなことを思うあまり少々俯き加減になってしまいながらも、一方で自然とだらしなく緩んでしまう頬を律する手段さえ見つけられずにいて。)
(ん、私も同感。(独占欲垣間見られる言葉が上から振ってくればそれを肯定するように小さく頷き。同時に相手の胸に預けていた額を浮かせると今度は肩口に顔を寄せ、自然と近くなった距離のまま囁くように、「……んー…、言っちゃいそう、だけど…やっぱりまだ我慢。」なんて勿体ぶった言葉呟いて))
菜々が幸せってんなら、おれも幸せだ。
(相手が喜んでくれたり笑ってくれたりするだけでこんなにも、心が温かくなる。溢れんばかりのその温かさは、“愛情”、あるいは“幸せ”なのだろう。誰かの幸せは自分の幸せだ。そんなふうに思うだけでもとめどなく笑顔が溢れて。それでも、それを御することもせずに言葉を紡ぐ。自身の身体よりも一回りほど小さい菜々の身体は、抱き締めてからほんの少ししてから、僅かに身動ぎをしたように思われた。嫌がることはないだろうと予測していたため、居心地が悪いのだろうか、などと思ったのだが、どうやらそれとも違うらしいと、彼女自身の高鳴る鼓動が教えてくれた。「ははっ…ドキドキしてんのか?」なんて、思わず笑いと言葉を零しては抱き締める力を少しだけ強め)
(……言ってくれてもいいんだぜ?(勿体ぶられると余計に聞きたくなる。そんな欲を孕みつつも何処か落ち着いた声音で上記を紡げば、相手の後頭部にやんわり片手を添えつつ「おれ、そろそろ我慢できねぇよ」なんて、力ない笑いとともに余裕なさげな吐息混じりの言葉をひとつ、ぽつりと))
そういうこと言わないのー。
(エースからの言葉を聞くと、残念ながらどうやら自身の願いは届かなかったらしいと推察できて。改めて実感したそんな羞恥から小さく首を後ろに捻っては片手伸ばし、軽く相手の頬抓りながらむすり拗ねた表情で文句を。本当なら否定したいところだがこの状況を思えば無駄なこと、それはよく分かっていた。それならせめてもの、と捻った首に力を入れてぐ、と伸ばすと同時に頬を抓っていた手を離しその場所にそっと口付ける。「…仕返し。」唇を離すと同時に囁いたその言葉通りのつもりで。)
(…我慢できないならエースから言ってくれてもいいのに。(聞こえたエースの呟きに答えるように言葉を返す。売り言葉に買い言葉、とはまさにこのこと。けれど我慢できないのは己も同じ。この際どっちが先でも…なんてつい楽観的になってしまえば、相手の言葉に促されるままにそっと顔を上げてエースを見つめ、「エース…、大好き。」その口から目一杯の愛しさを込め、ついに己の想いを紡いで))
っ!……今のって…
(痛みにある程度慣れている、ということもあったが、相手が手加減してくれていることには簡単に気が付いて、頬を抓るその力は弱いと感じた。それでも、突然そんなことをされれば無意識の内に言葉を漏らしてしまうというもので、パッと笑いを納めつつ「おま…っ」と言いかけた時だ。先程よりも唐突に、柔らかくて温かいものが頬に触れたのは。それは一瞬のようで、とても長かったような気がした。まさかの出来事に惚けていれば、相手からの囁きにようやくハッとした様子を見せつつ、照れや嬉しさ、戸惑いを隠せぬままに上記の言葉を零す。そうして思わず、例えるならば本能のままに動く獣のように相手の唇へと己のそれを近付ければ、触れる直前で一度止まって「……しても、いいか?」と瞳の奥をゆらり、炎の燃えるが如くゆらりと揺らして)
(おれも、菜々が好きだ。(己を好きと言ってくれる菜々が、度し難い程に愛おしい。一瞬泣きたいぐらいに堪らなくなって、その高まった感情を伝える為に口を開けば、相手の想いに返答するかのように上記を紡ぐ。それでも有り余る想いは「…大好きだ!」なんて、続けて放った言葉に詰め込んで))
うん…。
(大胆過ぎたかな、なんて少しの照れ臭さを感じるも、直後そんな己以上に照れているらしいエースの反応を見ればそんな思いも吹き飛び、してやったり、と悪戯に口角を上げてみせ。しかし目の前のエースはそれだけでは終わらず、極自然に、流れるように自身の唇に顔を寄せてきて。自分よりも大胆なその行動に、途端に頬赤らめてしまえば余裕を見せるように上がっていた口角も今ではそうはいかなくて。互いの吐息がかかる程の至近距離まで近付いて確認のため問われた質問。拒否するつもりなど毛頭なく、結局は何処かしおらしくなってしまいながらこくりと頷きそっと静かに瞳を閉じて。)
(ふふっ、やっと両想い。(伝えられた言葉は己の想いと同じもの。それが驚く程すんなりと、でもじんわりと染み込むように耳に届けば喜ぶなという方が無理な話で。思わず頬緩めながらくすくすと笑み零し、こつん、と互いの額同士を合わせて))
…、……ありがとう、菜々。
(ひとつの返事と共に落ちてゆく相手の瞼を目で追えば、自然、赤らんだ頬にも目がいってしまう。その流れで彼女の唇も見てしまうわけだが、やはり、至近距離は駄目だ。素直に委ねられたことも相俟って、破壊力、とでも言えばいいのだろうか。いつもは可愛く見えるのに、今はやけに色っぽく見える。それに狼狽えたのか、許可をくれた相手に少しの間を置いて、と言うよりも遅れて礼を言う。そうして、相手の頬に自然な様子で片手を添えつつ自身も緩く目を瞑れば、そっと、柔らかく食むような優しい口付けを送って。そんな口付けを数度、角度を変えながらしつこくないぐらいに繰り返す。己はそう我慢強くはない。故に、元より一度で済ませられるとは思っていなかったのだ。唇を離す間際、相手の唇をぺろりと僅かに舐め上げては「ご馳走様!」なんて悪戯気な声音で、でも何処か大人っぽい笑みを浮かべて告げて)
(へへっ…今まで伝えられなかった分、これからはいっぱい伝えてやる。だから、さ……覚悟しとけよ、おれの愛しい菜々さん?(この和やかな雰囲気は、微温湯に浸かっているような安心感があった。ほっこりというか、じんわりというか、そんな安心感が。額に菜々の体温を感じれば、此方も思わず頬が緩んでしまうというもの。いつかの台詞をアレンジして告げれば、相手の後頭部へと手を回し、ゆるりと撫で))
ん、……っ、こ、此方こそ…?
(瞳を閉じて数秒後、エースの口から紡がれる己への礼と共にそっと柔らかく、暖かく唇が触れ合う。どきりと心臓が高鳴って煩いくらいに跳ね続けるのに、一方でどうしようもない安心感と愛しさが全身を包み込むような、矛盾した感覚に襲われて。数度繰り返されるそれに蕩けてしまいそうな思いさえ抱いていれば、不意打ちとでもいうべきか、離す間際にぺろりと相手の舌先が己の唇を撫でてしまえば驚いてぴくりと肩が跳ね、思わず目を開いてしまって。ぱちぱちと数度瞬いてエース見つめてみれば、いつもとは少し違う、年下と思えないような大人びた雰囲気を纏った彼の笑顔があり。戸惑いがちに視線を落としながら、答えとして合っているのか定かでない言葉を返して。)
(それ、こっちの台詞。もう遠慮しないから。(エースからの言葉にどくん、と心拍が上がるも、受け身でばかりはいたくない。何より己も同じ想いを抱いているのだから。後頭部の手が心地よく、とろりと瞳細めながらも何処か悪戯な笑みを浮かべては挑戦的な言葉を返し)
ごめんね、最近返事遅れ気味で…。暑さのせいかな、頭が重くてなかなか思考回路が回らなくて…。(苦笑)そのうち治ると思うから気長に待ってて、くれる…?(おずおず))
ぷ、…ははっ!
(ちょっとした悪戯に驚きを見せた相手を見れば、すぐにその大人びた笑顔は無邪気なものへと様変わりを果たした。吹き出すようにして笑いを零せば、落ち着きを取り戻すかのように一度だけ深い呼吸を挟む。そうしてチラリ、近くにあった時計へと目を遣れば、結構な時間を割いていたことに気付いた。相手との遣り取りは楽しくて、嬉しくて、思わず時間を忘れさせるのだ。さて、と気を取り直したかのような声を漏らすと、ゆっくりとその場から立ち上がりつつ「そろそろおれも風呂入ってくる」と告げて。取り敢えず使用済みのバスタオルを片手に寝室へと向かうと、寝巻きに使っている甚平を含めた着替えの物を引っ掴み、リビングを通って「んじゃ、行ってきます」と笑顔で菜々に声を掛ければ、ようやく風呂場へと足を進め)
(おう、勿論だ。どーんと来い!(挑戦的な彼女に、ふふん、と此方も強気で少し勢いづいた様子を見せて受けて立つ。己と相手が持つ打てば響くような子気味の良さは、やはり会話も心も弾むというもの。あからさまな好意をわざわざ抑える必要も無くなった今では「やっぱり菜々、かわいい」なんて言葉も、一寸の躊躇いさえも無いまますんなり口から出すことが出来て)
いいや、おれだって返す時間帯はバラバラなんだ、気にすんなよな!それに、体調だったり何だったりは仕方がねぇよ。心配だけど、ちゃんと待ってるから安心してくれ(にっ))
(っ!…もう。エースがかっこいいの。(さらりとかわいいなんて口にしてくれるエースに対しほんのり頬が赤く染まる。どうにも慣れない。この先何度言われても、この照れ臭さや嬉しさは消えないのだろう、そんな自信さえあって。少々視線泳がせながらぽつ、と相手への本音を口にしてはちらりと反応伺い)
ごめんね…、軽い熱中症なのかも。(苦笑)
まだ善くはならないんだけど、だからってエースと長く話せないのはつらいし、でも下手なロルで返したくもなくて…、結果的に下のにだけ返事しちゃった。
また調子戻ったら上のも返すから、もうちょっと待って、くれる…?(おずおず))
(ははっ!…それはそれは、勿体なきお言葉で。(後頭部へと回した手とは反対側の手を赤らんだ相手の頬へと添えれば、そのままゆるりと親指を這わせ、断りを入れることなく一度だけ唇に口付けを落とす。かっこいい、なんて言葉は確かに照れを誘うものではあるが存外嬉しさの方が勝ったようで、にぃ、と口角釣り上げては不敵な笑みをひとつ)
あー……菜々ってほんと、嬉しいこと言ってくれるよな(微苦笑) 確かに長い間話せないのは辛い。でもだからって、絶対に無理だけはすんなよ?菜々って小さいし、細いし、心配で心配で堪らねぇんだよなぁ…(頬ぽり、) 勿論待ってるからよ、返事は遅れても大丈夫だ。愛しの菜々さん、どうかお大事に、な…?)
ん、いってらっしゃい。
(照れる此方とは対照的に、まるで悪戯が成功した時の子どものような無邪気な、それでいて何処か大人の異性の魅力も兼ね備えた、そんな矛盾したエースの姿に目を奪われて。時間にすればほんの一瞬、エースには…多分気付かれずに済んだはず、なんて、少々気恥ずかしさを覚えながら風呂場へ向かう彼を見送る。「……私、中学生みたい。」エースの居ないリビングで一人零したのはそんな独り言。無意識に唇を指先でなぞってしまうのは先程の名残りを求めてしまっているからなのだろう。今度仕返ししてやる、立場逆転してやるんだから、なんて頭の中で悶々と考える、こんな時間でさえ愛しくなりつつあって。)
(ん…、…不意打ち、狡い。(唇に触れる柔らかな感触にただそれだけで思わず脳が蕩けてしまいそうになる。かわいいなんて言葉に続き、次はこれ。どれだけ夢中にさせれば気が済むのか、なんてつい悪態をつきたくなって。赤らんだ頬に似合わない、むすりと拗ねた表情浮かべ相手を見つめてみせ)
遅れちゃった、ごめんね…?(苦笑)こっちが遅れといてこんなこと言うのも可笑しいけど…会いたかった、エース。(ぎゅ)
聞いた話じゃ今年は特に熱中症の人多いんだって。私が言えた事じゃないけど、エースも気を付けてね…?(眉下げ))
――……キス、か。…まさか、しちまうなんて…
(脱衣場にて使用済みのバスタオルを洗濯用の籠やらなんやらに早々と押し込んでは、衣服を脱ぎ捨てるようにして取り払い、浴室へ。慣れた手つきで蛇口を捻ってお湯と水で温度を調節すれば、シャワーヘッドを高い位置へと掛けて頭から水気を浴びる。先程のことが不意に頭を過ぎった。綺麗に色付いた彼女の唇は、風呂上りということもあってかしっとりと柔らかくも温かくて、それがとても心地が良くて……。無意識に指がなぞった己の唇は、相手の温もりをしっかりと覚えていた。思わずと言ったように言葉が零れる。比較的温度を低く設定した水は熱の篭った心身を冷やしてくれるようで、水気を飛ばす犬のようにぶんぶんと頭を振っては、煩悩ごと洗い流すかの如く直ぐに身体を清めて風呂を出る。身体を拭いた後、緩く甚平を身に纏うと、髪を拭くのもなあなあに脱衣場を出てリビングへと一直線に歩みを進め)
菜々ー、髪拭いてくれ!
(じゃあ、不意打ちじゃなければいいのか?(拗ねた様子の菜々からゆるりと顔を遠ざければ、何やら真剣そうな、ともすれば深刻そうな表情で「うー」やら「あー」やらと意味の無い声を零した後に上記を。どうやら菜々の好ましい方を選びたいらしい。詰まるところ、好きな人に染められたい、というやつだろうか。その間、頬や後頭部へ添えていたはずの手持ち無沙汰な手は、片方はそのまま後頭部に、もう片方は髪を梳くように撫でていて))
…ったく、謝るな。わざわざ報告してくれたんだし、少しの間待つくらいならお手の物だ。忠犬舐めんなよ?(ふふん、) …そうだな、おれも会いたかった(ぎゅ、ポンポン)
身体はもう平気か?熱中症ってなぁ怖いよなー。ま、適度な睡眠休養に水分補給はしっかりしてるから大丈夫だ。比較的身体は強い方だし、心配ご無用ってな(にししっ) と、言っちゃあいるけどおれも人間だからなぁ…やっぱり体調崩すこともある。自信があってもそうなっちまえば駄目だし、体調管理は常日頃心掛けとくべきだよな(うんうん)
ん、はーい!
(元気なエースの声が耳に届けば、それまでの時間、何をするでもなくただ惚けてしまっていた自分を自覚する。そんな自分に改めて苦笑い浮かべた後、一度小さく深呼吸して気持ちを切り替えて。にっこりと微笑んで返事を返せば両腕を広げ、「おかえり。おいでー?」なんて招き入れる準備を。子ども扱いしてるように見えたかな?と自分の行いについて思い返すも時既に遅く、やってしまったものは仕方がない。エースが不満そうにしたらその時はその時。ま、いっか、と持ち前の楽観的な考えで片を付け、今はただエースが自分の側に、手の届くところに戻ってきてくれるのを待ち。)
(え?…あ、ううん。…あの、えっと…、ず、狡いって言っただけで、嫌じゃないから。(自分が照れ隠しにとついた悪態でどうやらエースは真剣に悩んでしまっているらしい。意外な反応にぱちぱちと数回瞳を瞬けば、降参、とばかりに小さく口元に笑み携え、それでも照れ臭さは拭いきれぬままにそれを反映したような途切れ途切れの言葉ながらも自身を撫でるその手に最後の後押しをされたような気分で自分の思いを伝えてはちらりと相手の反応確認し))
ふふっ、ありがとう。それじゃ忠犬でいられたいい子にはご褒美あげよっか?(よしよし)
うん、もう大丈夫。(にこ)…ただまだちょっと外での1日仕事とかあるから油断は出来ないけどね。(苦笑)そうよ?エースだって人間なんだから、ちゃーんと気を付けなきゃ!私とおそろい。(くすくす)あ、一番下の蹴ってくれていいよ?(首傾げ)
ん、ただいま!
(両腕を広げて出迎えてくれると、相手の心配を他所に嬉しげな様子で懐へ飛び込むようにして抱き着き、ふわりと笑んで上記を。しかし、肩に掛けたバスタオルは勿論のこと、自分の髪も未だ濡れたまま。相手を濡らしてしまうのは申し訳ないと慌てて離れれば、水気を飛ばさないようにゆっくりと相手に背を向けて「お願いします」と声をかけ、うきうきとした気持ちを隠そうともせずに拭いてくれるのを待ち構えて。女性に拭いてもらうことなんて、幼少の頃は兎も角として、殆どなかった。兄弟達に任せると強引だし、ということでそもそも今まで拭いてもらったことさえ少ないかもしれない。だからこそ、だろうか。菜々に髪を拭いてもらえるのがとても嬉しいらしい)
(ははっ…なーんだ、良かった。嫌だったら直そうかと思ってたのに、考えるだけ損したぜ。(ぽつぽつと時折途切れながらも伝えられた言葉を聞けば、ぷは、と吹き出すようにして安堵からの笑いを漏らす。相手の後頭部に添えていた手を自然な様子で離せば、最後に緩慢な手付きで髪を撫でた後にもう片方の手も下ろして))
ふふっ、なーんかエース、可愛い。
(どうやら己の心配は不要だったらしい、それを確認させてくれるエースの嬉々とした様子に、合間に垣間見える己への気遣い。それらが堪らなく嬉しくて。膝立ちしてエースの髪を拭きやすい高さに合わせた後、濡れるのも気にせずに背後からぎゅ、と一度だけ抱き締める。可愛くて、でも格好良くて、何より愛しくて。何とも言えない想い抱いた故の半ば無意識の行動だった。エースの折角の気遣いを無下にする訳にもいかないと直ぐさまぱっと離れればバスタオルをエースの視界の邪魔にならない程度にそっと被せ、その上から痛くない程度に押さえたりがしがしとマッサージするように指先を動かしたりして己とは違う短い髪の水気を少しずつバスタオルへと移していき。)
(女心は複雑なのー。(エースからの安堵の返事聞けば冗談めかして態と拗ねた表情浮かべながら言葉返してみるも、堪え兼ねてくすり、吹き出してしまい。今に始まったことではないが、やはりエースの手は自身に安心感を与えてくれる、どうしようもないくらいに。依存症なんじゃ、なんて密かに思ってしまう程で))
…へへ、気持ちいいな。
(可愛い、という菜々からの言葉に、格好良くはないのかよ、なんて拗ねるような本当に小さな文句を零そうとしたその時だ。背後からの突然の抱擁。ふわりと流れてきた菜々の香りに、密かに癒される。酷く温かくて優しくて、大事にされていることは身に身に染みて感じたから、文句なんてものはその一瞬のうちに消されていた。己の気遣いを汲んでか背中から直ぐに失せてしまう温もりを残念に思うものの、髪を拭う手に癒されて、またその残念な想いも直ぐに無くなる。力を抜いているからか、相手の手の動きだけでも身体は不安定に揺れた。上記のように素直且つ簡潔な言葉を紡げば、へにゃりとした柔い笑顔を咲かせて)
(へぇー…女心“は”複雑、か。(相手の言葉を聞けば、“は”という一文字を強調して楽しげに復唱する。やっぱり菜々は笑顔が一番可愛い、などと一寸の間で思案をしつつ会話を続けるために口を開けば「確かに、男心は単純明快だからなぁ」なんて肩を竦めて笑い、そりゃあ個人差もあるけど、と付け足しの言葉をぽつり))
でしょ?誰かに…、大切な人に髪触られるの、気持ちいいの。
(後ろからでは表情こそ見えないものの、その声色だけで相手が笑顔なのは明白で。そんな小さな勘付きでさえ、出来るようになったことが嬉しく、つい頬が綻んでしまう。エースといると緩みっぱなし、なんて内心自分に呆れつつも、返答としての言葉に、そっとエースへの想い、そして彼も同じように想ってくれてたらいいな、という細やかな願いを込めた。そんな小さな試みを試すうち、短い相手の髪は直ぐにその水気をバスタオルに吸われてしまい、自分の時より些か早く拭い終えてしまう。何となく残念な気もしながらそっとバスタオルを相手の頭から取り去ればそれを手にしたまま「はい、終了。」と最後に手で直接その頭に触れ軽く撫でながら終わりを告げて。)
(エースも単純明解?(エースからの返答を耳にすれば、何となく男を馬鹿にしたみたいになっちゃったかな、なんて疑問をつい抱いてしまい。続けて聞こえた個人差、という言葉。単純に、それならエースはどうなのか、と気になってしまって。覗き込むように少しだけ距離を縮めて小さく首を傾げて問い掛けてみて))
ん、ありがとう。
(相手からの返答に、菜々もそう思ってくれていたのか、と思えば自然と心が温かくなるというもの。そのまま目を瞑ってぼんやりと心地良さに身を委ねていれば、穏やかな微睡みの中へと引き込まれていくような気がした。とはいえ、それも束の間。終了を告げる相手の声に意識を引き上げられては、己の頭を撫でてくる滑らかな手に犬の如く僅かに擦り寄り、静かな声音ながら嬉しげに上記を。そして、ゆっくりと身体を動かして菜々へと向き合えば、その手を己の両手で包み込むようにして取り、手の甲にひとつ、腕にひとつ、合わせて2回の軽い戯れのような口付けを贈って)
さて、と……そろそろ寝るか?
(あー……どうだろうなぁ。馬鹿、直情的、欲には忠実、とかならよく言われるけど。(投げかけられた問いに此方も首を捻っては、そっと腕組みをして分からないとばかりに困り顔を見せつつ、周りの者からの今までの評価を素直に口に出して。周囲からそう見えているのならば己はそうかもしれないな、と))
!…ふふっ、うん。寝よっか?
(頭を撫でていた手を包み込まれ、予期せぬその行動にきょとりと不思議そうな表情をしながらその手を目で追っていれば間も無くそこに落とされる口付け。擽ったいような暖かいような、それでいて照れ臭いような…そんな思いに包まれることで自然と溢れるようにして出てくる笑み。それを隠すことなくくすりと微笑浮かべては相手からの問い掛けにもこくりと頷いてゆっくりと立ち上がり。側にあったリモコンを手にして何時の間にか夜のニュース番組へと切り替わっていたテレビの電源を切る。明日も仕事、それを思えばただそれだけで憂鬱になりそうで、今はそれも考えないことにして。)
(欲には忠実?猪突猛進みたいな?(周囲に言われていたらしい評価を口にする相手にくすくすと思わず笑みを零しながら首を傾げ。エースなら回りくどいのなんてやめてただ真っ直ぐに進んでくんだろうな、なんてそんな自分自身からの評価も込めた四字熟語で相手の反応を待ってみて))
あー…ねみぃ。
(相手の笑みと返答を確認した後、我慢をしていたのかふわりと大きな欠伸をし、目尻に浮かぶ涙を手の甲で拭きながらぽつり。目に掛かる自身の髪をさらり掻き上げると緩慢な動きでその場から立ち上がり、テレビの電源を切る菜々の様子を確認しては柔らかい笑みを浮かべて昨晩の様にそっと寝室へと誘うように手を差し出す。「今週の仕事は明日で終わりだろ?」相手が考えないようにしていることを頭の片隅で何処か察しつつ、だからこそ、些末ではあったがどうしても言いたいことがあったらしい。少しの間を置いて再度口を開くと「…頑張れよ、菜々」なんて、落ち着いた声音で応援の言葉を贈り)
(ははっ!確かにそんな感じかもしれねぇな。(四字熟語で表されると自身でも納得した様子で素直にその評価を受け取り、上記のような楽しげな反応を示して。回りくどいことが嫌い…というよりも苦手であるのは確かな様子。そっと腕組みをやめると、菜々にはどんな言葉が当て嵌るだろうか、なんて密かに考え))
…うん。ありがとう。
(差し出された手を握り、にこりとはにかんだ笑顔を見せる。続く応援の言葉にきょとりと何処か呆気に取られたような表情で数秒固まった後、今度はふわりと、柔らかく微笑んでこくりと頷いて。憂鬱な筈の仕事。なのにエースにたった一言かけてもらえただけで、ただそれだけで頑張れる気がした。「明日1日仕事したら、土日は休みだから。2人でゆっくりしようね。」留守番ばかり任せて退屈させてしまっているであろう相手にあと1日、と言葉紡げば、だからあと1日我慢してね、なんて意を含み。何より自分自身、明日1日頑張ってから得られる休日が、エースと過ごせる休日が楽しみで仕方がなく。)
(私は何でしょー?、なんちゃって。(何となく、本当に何となく、相手が考え事をしているのは見て取れた。きっと自分のこと、何の根拠もないがそんな気がしては自身を指差しながら悪戯に質問投げ掛けてみせ))
ん、土日はいっぱい話しような。
(相手の言外の意を何気なく察すれば、優しく柔い笑みを浮かべて頷きを零す、といった相手の行動を意図せずとも真似をするかのように繰り返す。菜々と過ごせる休日が、今からでも酷く待ち遠しい。計画を立てるが如く何をしようかと頭悩ませるも、やはり彼女の言う通り2人でゆっくりするのが一番だろう、と眠気のためか直ぐ安易に結論付けて上記のように返答を。…ふわ、と再度出てきた大きな欠伸を噛み殺すと、取り敢えず今は睡眠を取らなければ、と思い直す。握られた手をやんわりと引いて歩き出せば、途中でリビングの証明を消してゆっくり寝室へ向かい)
(菜々はー……そうだなぁ、(茶目っ気のある菜々の質問に頬緩ませたまま呟きを漏らして考え込めば、あまり言葉を選ぶのが得意でないのか、直ぐには答えられずにいて。それでも精一杯頭を悩ませると「温柔敦厚、とかじゃねぇか?」と、何とか閃いたらしく明るい声音で告げ))
うん。それを糧に私も頑張るから。
(自身のどこか似たようにも思えるエースの笑顔、その返答に、同じ想いを抱いている、なんてもしかしたら自意識過剰かもしれないような確信を得ては再びふわりと柔らかい微笑を浮かべ。同時にエースへの愛しさも改めて、というより寧ろ増した気がした。手を引かれるがままに寝室へと到着すれば、昨日同様此方が先にベットへと腰掛け握った手を軽く引いてエースもどうぞ、と合図する。初めてだった昨日とは違い、今日はこんなことしなくても彼も遠慮なんてしないかもしれないのだけれど。何となくそうしたくて、それでもそこに言葉は加えずただ動作だけで自身の隣へと導いて。)
(……な、なんか的確、なんだけど…ちょっと照れちゃうね。(ぱちぱちと瞳を数度瞬いてついぽかん、と間抜けな表情を曝してしまい。確かに自分を表すにはイメージに合った言葉、そう感心する反面、褒め言葉とも取れるそれに照れ臭ささえ覚え、へらりと緩く笑みを零して))
よっ、と……。
(繋いだ手を緩く引かれれば相手の後を追うかのようにベッド横に腰掛け、ゆったりとした動きでベッド上へと足を上げると、名残惜しくはあるもののここでするりと菜々の手を解く。ふわふわと不安定なマットレスに足を取られると思わず小さな声を漏らしてしまうが、這う様にして端まで進んでいたため、幸いにも何一つ格好悪い所を見せてしまうことはなかった。相手よりも先に掛け布団の中へそっと身を置いた後、あまり不用意に埃を立てないよう気を付けながらその掛け布団を捲ると「ほら、来いよ」と落ち着いた声音で隣に寝転ぶよう声を掛け)
(ははっ!菜々から言い出したのになあ?(何処か間抜けな顔を見せた相手の様子に笑いを零せば、自分から考え出したことは平然と棚に上げて悪戯げに上記を告げる。その一方で、緩い笑みを浮かべた相手見れば、軽い戯れのつもりか伸ばした両手でふにふにと柔く彼女の頬をつついて))
ふふっ、なんか昨日と逆みたい。
(隣へと招き入れるエースのその動きが、昨日を思えばなんとなく、驚くほど自然で。瞳を数度瞬けば、そのエースの動きも相俟ってかいつもの慣れたベットへ寝転ぶ、ただそれだけの行動のはずが何故かドキドキしたりして。くすりと微笑零しては昨日とは立場が逆転している現状が急に可笑しく感じてしまい、その感想を隠すことなくそのままぽつりと零しながら招かれるままに隣にそっと寝そべる。すぐそばに見えるその顔が、感じられる匂いが、酷く安心感を与えてくれ、ついその頬を撫でてしまえば、「エース、大好き。」なんて半ば無意識のうちに愛情囁いていて。)
(そんな褒め言葉みたいなの返ってくると思わなかったのー。(悪戯げに返ってきた言葉にバツが悪いような照れ臭いような、そんな微妙な表情浮かべ、突かれる頬を少しだけ膨らませながら拗ねたような独特の口調で言葉を返しては、自身の頬にあるその指をそっと握ってみて))
少しくらい、格好付けたいんだよ。
(ぽすん、と小さな音と共に身を横たえた相手を穏やかな心持ちで見つめながら「あー…」と言葉を考える素振りを見せては、照れ笑いにも似た苦笑を漏らして上記の言葉を続け。そうして、身体が冷えてしまってはいけない、と捲っていた布団をそっと菜々に掛ける。そんなことをしていれば、不意に此方の頬を撫でてきた温もり。ふわりと告げられた愛に一時呆然と目を見開き胸を高鳴らせては、直ぐ我に返って「…ん、ありがとう。俺も…菜々のこと、大好きだぜ」と甘い言葉を返事とばかりに言い返し、幸せそうな笑みを浮かべて)
(へへ、菜々のその顔好きだ。(先程からころころと移り変わる相手の表情。見ていて面白いという気持ちもあったがやはり根底には相手に対する愛おしさがあり、不思議と温かい響きを持ってぽろりと言の葉が零れた。柔く握られた指は身動きを止め、菜々の望むがままに委ねていて))
(うーん……あんまり上げるのもあれかと思ったんだが、一応顔を出しておくぜ。あ、いや、別に急かすつもりはねぇんだ。ただ……ちぃっとばかり、菜々のことが心配でな(頭ぽり、) 時間に余裕があれば、一言でいいんだ、返事をくれよ?(眉下げ笑み) おれは気長に待ってるからな!)
(よっ、と……今日は菜々との遣り取りが始まった日だな!つーわけで、久しぶりに上げておくぜー(手ぶんぶん、)ゆーっくり待ってるからよ、おれの書き込みを見たら気が向いた時にでも返事くれよな。あー…その。菜々と会える日を、楽しみにしてるぜ(頬ぽり、/照れ笑顔))
(エー、ス…?まさか、こんなに長く空けたのに待っててくれるなんて…。(ゆっくりと目を見開き、)あの…、今更なんて言えばいいのか、その…、ごめんなさい。こんなの、ただの言い訳にしかならないんだけど、私、というか本体、体調崩して入院、してて。(苦笑、)初めのうちは携帯触れる余裕もなくて、最近やっとその余裕も出てきたんだけど、今更どの面下げて、とか思ったらどうしても足が重くなっちゃって…。でもね、12月15日が私たちが出逢った日、それは覚えてたの。日付変わってから来てるのに説得力ないんだけど。(眉下げ、)貴方を傷付けた、それが怖くて結局当日には来られなかった。でも、やっぱりせめて覗くだけでも、って今やっとここに戻って来たの。…まさか、待っててくれるなんて…。エース、ありがとう。本当に。私、この数ヶ月なりきりさえしてなかったからロルも回し方忘れちゃったくらいだし、きっと前より下手になってるの。キャラだって雰囲気変わっちゃってるかもしれない。でも、それでも私…、許されるならまた貴方と…なんてムシが良過ぎるね。(困ったように苦笑、)だけど、もし許されるなら、なんて一縷の希望をかけて、残していきます。ごめんね、エース。それと、ありがとう。(柔く微笑、))
(!、…おかえり、菜々っ(屈託のない満面の笑み零し、)えーと、そうだなあ……おれは口下手だから、何から言っていいものか分からねぇんだけどよ、まずは少しだけ、本心を言わせてもらうぜ(頬ぽり、)――やっぱり、長期間関わってきた相手だったし、寂しいってのが真っ先に来たよなあ。その後、何か変なこと言ったか、って不安にもなった。それと同時に、菜々の背後さんが自分は体が弱いって言ってたからよ。そっちの面でも不安になったっつーか、ずっと心配はしてたんだ。不吉だけど、もしかしたら何かあったのかも…って。そうか…そのもしかしたら、が当たっちまってたんだな(どことなく伏し目がちに、)体のことは仕方のねぇことだから、どうか謝らないでくれよ。体調が良くなってきてるなら、おれはそれだけで良いんだ。それに、またこうやって菜々と話せるのは凄く嬉しい。帰ってきてくれて、ありがとうな(にい、)それと…実は、一度目の上げから何度か上げるべきかどうかは迷ってたんだけどなー。迷ってるうちに12月に入って、どうせ上げるなら15日にしようって決めてたんだ。覚えてくれていたなら来るかも、ってな。…そんなおれが、菜々との遣り取りを拒むわけがねえだろ?見てる限りじゃあ菜々の雰囲気は変わってねえし、ロルの長さとか回し方だって、不安ならまた一緒に遣り取りをしていく中で思い出していけばいいんだ。…そもそもおれだって久々過ぎてキャラが掴めねえし、言いたいことも全然まとまらねえ…(むう、/眉ひそめ)…まあ、取り敢えず何が言いたいかと言うと、だ!おれは菜々との遣り取りが好きだし、良ければまた続けていきたいと思ってる。だから、どうかこれからもよろしく頼むぜ、愛しの菜々さん!(へへっ、))
(エース…、(涙一筋零し、)あの、何て言えばいいのか…、その…私、嬉しい。本音を話してくれて…こんな私を、どうしようもない私を、許してくれて…また迎えてくれて、ありがとう。エースには、言っても言い切れないくらいの感謝の気持ちでいっぱい。(ふわり微笑、)私の方こそ、これからもよろしくね?エース、大好き!(半ば飛び付くようにしてぎゅ、)
えっと、続き、なんだけど、土曜の朝か日曜の朝に場面飛ばしちゃだめかな?蹴っちゃう形になるのは申し訳ないんだけど、私のロルも安定しないだろうし、というか短くもなっちゃうだろうし…キリよく始めるのどうかな?って。私の仕事の休日で2人でゆっくり、っていう土曜日でもいいし、エースがONE PIECEのアニメを偶然見ちゃう日曜日でもいいし、そこはどちらでも。(にこり、)エースの希望だけ聞けたら、前の感覚思い出しながら私から回してもいいし…えっと、どうかな?(不安げに首傾げ、))
(はは!泣くなって…(零れた涙掬いとるように親指這わせ、)…おう。こちらこそ何か、ありがとうな。もちろん、おれもお前を愛してるぜ、菜々(愛しげに抱き締め返し、)
そうだなあ、おれは全然構わねえよ。始めるとすりゃあ土曜日からの方がいいかもな。日曜日からだと自然と描写が多めになりやすいだろうし、取り敢えずその前にはおれも感覚を取り戻したいからよ。土曜日の方がお互い遣りやすいと思う(一人こくこく頷き、)ん、回すのは菜々の方から頼むぜ。長さは合わせるし、最初は簡単なもので大丈夫だからな!(にっ/ぐっと親指立て、))
(遅くなっちゃってごめん…、ロルの感覚取り戻すのにもちょっと時間かかっちゃって。(苦笑、)
とりあえず土曜日の朝から始めてみたけど、何かあったら遠慮なく言って?(首こてん、)改めて、これからもよろしくね、エース。(にこり、))
ん……。
(休日の朝、ぼんやりとした思考の中ゆっくりと瞼を開けば目の前には愛しいエースの姿が。よかった、今日もちゃんといる、私の目の前に。出逢い方があまりに唐突な、普通ならあり得ないものだっただけに突然消えてしまったら…、なんて不安も、目の前にあるその寝顔で一気に払拭されていき。思わずくすりと微笑しながらその頬を起こさぬようにするりと一撫でしてみて。)
(遅くたって大丈夫だから、安心しろよ(へへっ) それと、ロルも十分上手いぜ。菜々のロルを見ると妙に安心するのは何でなんだろうなあ…(むむ、) ああ、此方こそこれからもよろしくな!(にししっ))
うー……、…菜々?
(元より意識は覚醒するか否かの微睡みを彷徨っていたため、自身の頬を滑る温もりを感じると子供がむずがるような様子で声を漏らす。そうして暫しの沈黙の後、とろりと目をひらけばすぐそこに大好きな相手。無意識に安堵を覚えてふにゃりとした笑顔を浮かべれば、相手を抱き込めようとするように両手を伸ばしながらもそっと口を開き、先程の眠そうな声とは一転「おはよ、菜々」はっきりした口調で朝の挨拶を)
おはよ、エース。
(起こしてしまった、と若干の焦りと申し訳なさを感じるのも束の間、はっきりとした声で挨拶されれば途端に気持ちが安らいで。そこから溢れ出るふわりとした柔らかな笑みを隠すことなく、此方もはっきりと挨拶を返し。休日の朝特有のまどろみを感じながら、朝ごはんはどうしようかな、なんて思考をぼんやり巡らせてみたりして。)
…あったけぇ…
(挨拶が返されただけで不思議と心は満たされ、頭の中では惚気のように、幸せだなぁ、なんて想いが過ぎり。伸ばした手はそっと空を切り、そうして相手の身体を捕まえた。ぐい、とそのまま距離を詰めるかのように菜々を自身の元へ引き寄せると、次にその小さな肩口に顔を埋めてみる。じわり伝わる体温と、優しい香り。ほう、と溜め息混じりの声で呟きの言葉漏らせば、続けて口を開き穏やかな声音で)
菜々、今日は休みなんだろ?…何かしたいこととかあるか?
んー…、エースと一緒にいたい。
(相手の手により縮まる距離、それがとくん、と自身の心拍を上げる一方でどうしようもない安堵感も与えてくれて。この矛盾したような不思議な感覚はエースと一緒にいるからこそ。相手同様そんな安心感を小さな吐息に込めて吐き出し。続く質問に考えるような声を零し、顔を上げて上記答えては、だめ?と確認の意味を込めて小さく首を傾げてみて)
へへっ、…りょーかい!
(高鳴る鼓動とは裏腹に、心は温かな温度を持って凪いでいる。確認の様に小首傾げる相手を見れば、上記の返答と共ににいっと口角上げた柔らかい笑みを浮かべ、“勿論大丈夫だ”との意思を表情で伝えて。視界の端に見える時計が指し示すのは、大凡8時過ぎ。そろそろ自身の腹が催促をしてくる頃合いだ。もう一度だけ、との欲に負けて相手の顔を真正面からじっと眺めては、そのままそっと、菜々の頬に口付けて)
…さ、そろそろ起きようぜ?
(…時間が経つのは早ぇなぁ。長らく会ってねぇけど、お前は元気にしてるか?_もちろんおれは元気だぜ!(にしし、)
久々に言葉を残したくなって此処に来たんだ。一途と言えば聞こえは良いが、おれも大概重い奴だよなぁ…(頬ぽり、) 急かしたいわけでもねぇし、重く感じて欲しいわけでもねぇから、今回は下げたままにしておく。…そろそろ寝る時間か。おやすみ、菜々(手ひらり、))
(よっ、久しぶり。おれは一途だから、実はまだお前を待ってたりして(にしし、) ……このチャットに居るとな、偶にどうしても寂しくなるんだ。物足りねえっつーか…はっきり言えば、菜々が恋しい。会いてぇなぁ、って泣きそうになる。なぁ…おれはまだ此処に居るぜ。此処で待ってるから。)
(前回の書き込みからもう一年が経ってんだな。日付けを見てちょっと吃驚したぜ(ふは、) ……何も言わずに終わらせてしまうのは嫌だったから、最後に何か言葉を残そうと思って此処へ来た。待つことには慣れてる。でも、こうしていつまでも立ち止まっているわけにはいかねぇんだろうとも感じてた。だから、そろそろ区切りを付けて、ちゃんと前向いて歩き出そうと思う。菜々――…おれの愛しい人。今まで仲良くしてくれてありがとう。大好きだ。もう書き込むようなことはしねぇけど、偶に見返すぐらいは許してくれな。出会えて良かったよ…本当に、感謝してる。最後はやっぱ、これかな。……菜々。愛してくれて、ありがとう。)
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