匿名。 2014-12-15 00:21:12 |
通報 |
ふふっ、気に入った?
(エースからテレビへと向けられた鋭い目。あまり見たことのない上、そもそもこの世界においてそこまで警戒するような出来事は早々起きるものではない。エースの世界はもっと、危険と隣り合わせの世界だったのだろうか…?もっともこの世界だって平和惚けしてるとかいう一方で危険なことも起きているのだけれど。そんなことを考えているうち、エースのその鋭い視線は嬉々としたものへと変わっていく。それらは全てテレビに向けられたもので自分に向けられたものではない、それは承知の上だが、やはりエースには笑顔でいてほしい、そんな思いから一安心し、此方からも自然と笑顔が溢れ。リモコンをそっと差し出せば、「気に入った番組見てて?その間に夕食作っちゃうね。」と声を掛け、自分は立ち上がりそのままキッチンへ。側に掛けてあるエプロンを身に付け冷蔵庫を開けて中を確認し、その場所から改めて「ね?今日はハンバーグでいい?」と一応メニューの承諾を得ておこうと声を掛けて。)
(した。っていうか、しない方がどうかしてる。(嬉しそうなその様子が微笑ましく、口元緩めては正直な感想をぽつり返してみて)
好き…だけど、ずるい。(相手とは対照的に頬染めたままむす、と。「心臓保たなくなっちゃうでしょー」と軽く頬抓って))
おぉ…是非ともそれでお願いします!
(差し出されたリモコンとテレビとを交互に見れば、次々とボタンを押してチャンネルを変えていく。それは見たいものを見るために変えているのではなく、ちょっとした確認だとか、己の理解のためで。ふと、キッチンの方から聞こえてきた問い掛け。ハンバーグ、なんて単語が耳に入れば嬉しさから感嘆の声を上げた後、拳を小さくぐっと握りながら少し声を張り上げて上記を。そして再び視線はテレビへ。何となく機能も分かったことだし、と一人頷けば、自身が気になる番組はないかと探し始めて。一度はバラエティーものが気になったものの、それよりも気になったのはニュース番組だった。帰宅中も思ったことだが、逐一菜々に説明を求めたりするのは申し訳ない。しかしこれならば、ジャンルは限られるもののある程度は情報を得られる、世情を理解出来る。世間知らずな今の己にとっては、何よりも見る価値のある番組だ。テレビの前―と言っても近過ぎず遠過ぎずの位置―に座り込めば、真剣な眼差しで視聴していて)
(そうか?…何にせよ、そう言ってくれると嬉しいな。(どきどきした。なんて返答を聞けば、笑みを絶やすことなく何処か満足気に言葉漏らし)
んぐっ……心臓がどきどきしても身体に異常が無い限り人はそう簡単に死ぬことはないのでご安心くださいー(抓られれば僅かに驚いて声を零すものの、此方からも手を伸ばせば相手の頬突っつきながら少々気取ったように返答し))
はい、お待たせー、できたよー?
(ハンバーグという単語に感嘆の声を上げる姿、更には先程までは警戒した鋭い眼つきで見ていた筈のテレビに今は食い入るように見入る姿まで、全てが可愛らしく、愛しく感じては自然と緩む頬はそのままに手際よく夕食の準備を進めていき。どうやらニュースを見ているらしい相手。きっとこの世界のことを少しでも理解しようとしているのだろうと予想すれば、健気なその後ろ姿が余計愛らしく感じて。ハンバーグにサラダ、コーンスープを作って、仕上げとばかりにハンバーグにはチーズを乗せ、自家製のデミグラスソースを掛けては、茶碗にご飯をよそい、それらをダイニングテーブルに並べながらテレビに見入る後ろ姿に声を掛け。相手が此方に来るのを待つ間に身につけていたエプロンを外して空のコップ2つに冷えたお茶を注ぎ入れていき。)
(死ぬなんて言ってないー。死なないけど…でも、どきどきさせっぱなしはだーめ。責任、取ってね?(気取った返答をする相手に、更にむす、としては背伸びし、最後の部分だけを耳元で囁くように言っては悪戯に笑み))
! 今行くー!
(お待たせ、という言葉にビクッと体揺らしては、漸くテレビから目を離して返事をする。見ている最中も感じたことだが、とても良い美味そうな匂いがキッチンの方から漂って来ている。そのため、飯を催促するような腹の音が鳴りやまずにいて。傍にあった時計へちらりと視線を遣ると、菜々が調理を始めてから終わるまでそう長い時間は経っておらず、少し驚く。座り込んでいた場所から立ち上がればダイニングテーブルの方へと足を進め、その驚きを伝えるために口を開くと「――菜々、料理得意なのか?」思わずテーブルの上をじっと見つめたまま問い掛けを。ハンバーグのみならずコーンスープまで付いているし、彩りも考えられているのだろうか、サラダもある。目線を上げて菜々を見れば「早く食おうぜ」なんて、楽しみから少し急かすような言葉を零し)
(せ、きにん?(頬と耳に吐息が掛かる。意味深な囁きにぞくりと背筋粟立たせては、辛うじて復唱するような言葉をぽつり。嗚呼…ずるい。そんなの、ずるい。菜々の気持ちが分かったような気がして「ずりぃぞ、それ…」眉間に皺寄せながら頬を朱に染め)
んー、得意かどうかは分かんないけど、結構好きかな?作るの。
(和洋中、特に固定はなくいろいろと作ってみるのはある種の己の趣味でもあるものの、だからといって自分で得意なんて豪語するほどの腕前かどうかと問われればそこまでの自信はなく。少し悩んだ仕草見せた後、上記を答えとして返せば「ふふっ、そんなに慌てないの」と相手の食事を急かす微笑ましい様子に口角緩めながら椅子に腰掛け、「はい、お待たせ。召し上がれ?」と相手が待ちに待ったであろう食事を促しては、口に合うか、どんな反応を見せてくれるのかと、そればかりが気になって当然の如く自分が先に手を付ける気にはなれず、まずコップを手に取ればこく、と小さな音を鳴らしながらお茶を一口喉に流し込み。)
(ふふっ、仕返し。(相手の反応に尚も囁くように言葉返すその笑顔はまるで悪戯っ子のようなもので。その表情からは先程までと立場が完全に逆転した現状に大満足、というのが伺えて))
おう、いただきます!
(相手が椅子に腰掛けたのを見れば己もそっと椅子へと腰を下ろし、パンッと僅かな音を立てて両手を合わせると感謝の気持ちを込めながら上記の言葉を。何から手を付けるべきかと暫く視線さ迷わせると、まずはコーンスープをスプーンで掬って口へと運んでみて。口いっぱいにとろりと広がるコーンの甘さは、じんわりとした温かさを持って胃袋に染み渡り、気持ちまでもが穏やかになる。込み上がってきた感動に突き動かされて口を開けば「うめぇ…!」と率直な感想を目を輝かせながら伝え、お次は箸を使ってハンバーグを口へ放り込むとふんわり幸せそうに顔綻ばせながら「あれだろ、あれ……“好きこそ物の上手なれ”、だったっけな。菜々の料理が美味いのも納得が行く」なんて言葉を漏らし、腹の減り具合には耐えられなかったのか食べる速度は少しずつ早くなってゆき)
(うー……やっぱり、菜々には勝てねぇな…(相手の様子とは裏腹に、唇を尖らせると少し不満気な様子で吐息にも似た溜め息零す。詰まらない、という風に相手の髪を指先でくるくる弄り))
もう、そんなに褒めても何も出ないよ?…でも、気に入ってくれたみたいでよかった。
(エースの表情を見ているだけで自身の料理を喜んでくれていることが分かった。その上言葉でまで表現してもらえては嬉しい気持ちと照れ臭い気持ちが合わさってつい笑顔が溢れる。照れ隠しのつもりかそんな言葉を口にしてはふわりと微笑み、「いただきます」と漸く自身も料理に箸をつけ。いつもの味。初めて作った料理でないのだから当然なことなのだが、それでも何故だか今までで一番美味しく感じられて。あぁ、きっとエースがいるからだ、なんてすぐにその原因を突き止めては、やはり表情は綻ぶ。相手同様食べ進めていきながら、「やっぱり、一人より美味しいね。…特にエースと食べると違う料理みたい。」と、独り言とも相手に投げ掛けたともとれる呟きをぽつり零して。)
(ふふっ、エースよりお姉さんだからね?(相手の不満げな様子目にすれば、まるで子どもが悪戯に成功したかのような笑顔浮かべて。髪を弄られる感覚が心地良く、半ば無意識にこてん、と相手に身を預けてみて))
ん……誰かと食卓を囲めるのって、幸せだよな。
(一口一口を味わいつつ、それでも食べる速度は早くなる一方。此方を見て笑みを零した菜々の姿にとくりと鼓動をも早くしてしまえば、浮かべていた笑みにほんの少しの照れ臭さが混じる。――そんな時に聞こえた呟き。思わず目を瞬かせれば、その言葉の意味を考えるために僅かながら箸を止めて。此方もぽつりと返した上記の言葉。好きな人と…と本当ならば言いたかったが、この言葉はまだ言えない、言わない。今はただ言い換えておくしかなく、けれども気持ちだけは伝わるように、笑みは決して絶やさずにいた。そうしているうちに相変わらずの速度で完食し終えると、ふ、と満足げに一息ついて「ごちそうさまでした!」と手を合わせ「片付けはおれに任せろよ」なんて自信満々に手伝いを買って出て)
(…、……なんか悔しい(相手の笑顔につい絆されてしまう時点で、己の負け。それでもなお不満気にぼやくのは、男としてのプライド故だ。身を預けられれば自然と相手を抱きしめるために手を伸ばしていて))
ありがとう、エース。でもフライパンとかもそのままだけど、ほんとにいいの?
(己の呟きに返してくれた言葉と笑顔、それだけでも心の奥がじんわり暖まった気がして己の表情も自然と優しいものになり。最後まで美味しそうに、そして満足げに食べてくれるその姿が嬉しく、こういうのを作り甲斐があるって言うんだろうな、なんて内心実感してみたりして。食べてすぐに朝と同様手伝いを買って出てくれる言葉が有難く、微笑して礼を言うも朝と違って油で汚れた食器やフライパンが多いことを思い出し、油汚れなんて面倒なものをお願いするのは少し申し訳なくも感じれば、確認のためかおずおずと首を傾げて問い掛ける。そうしながらも自身も食べ進めていれば、元々量も相手のより少なかったことも手伝ってかそこまで差は出ぬペースで食べ終えることができ、「ご馳走様でした」と手を合わせて挨拶して。)
(そう?(不満げな相手が何だか可愛くてつい微笑ましく感じてしまう己はどうかしているのだろうか?なんて思いつつも首を傾げて問い返せば、伸ばされた手が視界に入り、無意識のうちにその手に包まれることを望んでしまって))
おう、大丈夫だ。
(挨拶とともに手を合わせた相手を、机に肘を立て手の甲に頬を乗せた状態でぼんやりと見つめる。菜々が何を考えているのかなんて、直ぐに予想できた。空いている右手をひらりと振れば、全然問題は無い、とばかりにはにかみながら上記を。実際問題、同居させてもらっていて尚且つ何もしないとなると、どうにも悪い気がしてならないのだ。洗い物などの容易いことや出来ることならば、寧ろするのが当たり前。それが同居人のけじめというもの。片付けを買って出たのも、そういったしっかりとした考えの上での発言だった。「それぐらい、おれにかかりゃあ楽勝だからよ」だから、たかが油汚れで菜々が申し訳なく感じる必要はない。笑ってそう伝えれば、あまり音を立てないように椅子を引いて立ち上がり、てきぱきとした動作で皿をまとめ始めて)
(おう。(伸ばした手はゆるり、相手の腰元と肩下辺りに添えられる。揺れる髪からどことなく広がる優しい相手の匂いにとろりと瞳細めては「……ま、一枚上手な女ってのも、悪くはないんだけどな」なんて、やんわり薄く口元に笑み湛え))
ありがと。…じゃ、任せちゃおっかな。
(それくらい大したことないとの言葉の中に、遠慮は無用だとの意味も見出せばふっと口角上げて微笑して。朝と同様、気遣いを見せてくれるエースに対し己まで気を遣ってしまうのは逆に失礼だと判断しては素直に甘えることに。こういう時にごめんはいらない、それもエースと共に過ごす中で彼に教わったこと。故にお礼だけ言えばすく、と立ち上がり、「じゃ、私お風呂入れてくるね?」と小首傾げて微笑み、既に手際よく食器をまとめ始めているエースにこの場は任せ、自分はそのまま浴室へと向かい。)
(ふふっ、よかった。嫌いなんて言われたらどうしようかと思った。(回された腕から伝わる温もりが心地良く、思わず目を細めてしまいながらくすりと微笑しては実際は特に危惧もしていなかった言葉を口にしてゆるり相手を見上げ、冗談ぽく悪戯に笑み浮かべて)
……よし、と。早速始めるか。
(一度手を止めて浴室へと向かう菜々の背を見送っては、全ての食器を流し台へと運び込む。二人だけといえど、調理器具も含めればそれなりの量があった。それでも、自分から言い出した手前、嫌だとは決して口に出さない。それどころか、驚くぐらい綺麗に洗って菜々に褒めてもらおう、なんて小さな下心が湧き上がってきて、思わず拳を握り締め。気合とやる気を起こすように大きな深呼吸を何度か繰り返すと、ぽつり、上記の独り言を笑みとともに無意識に零す。それと同時に食器へと手を伸ばせば、まずは油汚れのないものから順に、丁寧且手早く洗っていき)
(言わねぇよ、そんなこと(悪戯っぽい相手の笑みに思わずつられて似たような笑みを返せば、どこかわざとらしく肩をすくめながら言葉告げ。そのまま相手抱き締めていれば、ふと、何かに気付いた。何気なく腰折ると相手と目線の高さ合わせてみて))
……あ。
(浴室へと向かいとりあえずバスタブ洗わなきゃなー、とぼんやり考えつつふと脱衣所の鏡に写る自身の姿目にすれば小さく声を漏らし。帰ってきてから着替えるの忘れてた、と今更ながら気付いた故の声だったが、どうせすぐお風呂入るし、とそのままで居ることにして。そのまま浴室入れば手際よくバスタブ洗い、そこにお湯を張ってふぅ、と一息つき。エース大丈夫かな?子どもでもあるまいし当然大丈夫でしかあり得ないのだがやはり負担を掛けてしまったかとの負い目もあり、リビングへと戻っていけば、「エースー?どう?できた?」とひょこり顔を覗かせて問い掛け)
(?なーに?(相手が腰を折ったことで目の高さが合わさり絡まる視線にきょとりと首を傾げ、何かあったのかと不思議そうに問い掛けて))
お、菜々。此方は丁度終わったところだ。
(洗い物を終えれば水の飛び散った流し台を簡単に布巾で乾拭きし始めるが、それもすぐに終わってしまった。ゆるゆるとした手つきでその布巾を手洗いしながら洗い終わったものを改めて見てみると、ふぅ、と満足げに吐息を漏らす。同時に、うん、上出来、なんて思ってみたりもして。そんな時、ふと顔を覗かせた相手に対してグーサインを見せると、自信満々に上記の答えを返しながら綺麗になったばかりの布巾をもとの場所に掛け「菜々の方もお疲れさん」と。そうして一度自身の手を洗えば、その手で菜々の頭やんわりと撫でつつ「どうだ、全部綺麗になったろ?」といつもの笑顔でうきうきと感想を求めて)
(んー……いや、どうでもいいことかもしんねぇけどおれ達、丁度ハグしやすい身長差だなぁ、ってよ。(目線を合わせたのは、目視でその差を測るため。30cm差はハグしやすいという情報はどこで得たものかは覚えていないが「確かに抱き締めやすいんだよなぁ」なんて、顎に手を当てしみじみと))
エースもお疲れ様。…わっ、すご!ほんと、綺麗に出来たね。エース向こうでも洗い物とかやってたの?
(自信有り気なエースの様子が微笑ましくてつい表情柔らかくしながら側に寄り、先に労をねぎらう言葉掛けられれば自身も勿論告げるつもりだった言葉を返す。やんわりと己の頭を滑るその手が心地良く、まるで猫のようにその身を寄せつつ視線はエースが洗ってくれた食器や鍋へと向かい。洗剤のCMでよく聞くピカピカという言葉がぴったりな程、油汚れも含めて綺麗に洗い流されていることが見て取れて。予想以上の出来に感嘆の声上げつつ、これだけきっちり出来るということはある程度手慣れてるんだろうと予想立てては側にある相手の顔を見上げて)
(ふふっ、確かに。ぎゅーってした時顔の位置とか丁度いいもんね。(相手の言葉に気を良くしたらしく、柔らかく且つ優しい笑顔を浮かべては再びぎゅ、っと抱き付き直して相手見上げ、「ん、やっぱり丁度いい。」と納得の様子で))
おう、時々やってたぜ。
(褒められた!、と相手の言葉に気分を高揚させてはその嬉しさから思わず声を張り上げそうになるものの、それをしてしまうとまた子供扱いされてしまいそうだと思い、何とか平静を装って返事をする。何故洗い物に手馴れているのか。それは、騒動やら悪戯やらを度々起こす自分に、マルコよりお仕置きとして時折課せられていた仕事の一つだったからだ。最初の頃は、意図せず皿を割ってしまったり、洗い方が雑だったりと、呆れたように文句を言われることも多かった。そんなことをふと思い出しては「あぁ……やってたって言うよりも、やらされてた、って言った方が正しいけどな」なんて、苦笑いしながら言葉を付け足して)
(おう、
(うわっ、すまねぇ!
ちょいとバグったみてぇだ(あわあわ)
下の会話、もう一度投下しとく。
(おう、やっぱり菜々を抱き締めてんの落ち着く。(肌にじんわり感じる熱に、心も温まる。納得する相手に肯定を示すよう頷けば「……キスする時はちょっと辛いだろうけど」などと、独り言のようにぽつり/←))
あ、あと、返事のペースがまちまちでごめんな? もうすぐ忙しいのも終わるから、またいっぱい話しようぜ!
やらされてたって…ほんと、悪戯っ子だったのね?
(苦笑い浮かべての相手の言葉についつい小さく吹き出してしまい、まるで悪餓鬼が母親に罰としてさせられているような情景思い浮かべてはこてん、と首を傾げて言葉掛けつつ半ば無意識にぽん、と相手の頭を軽く撫で。怒られてお仕置きされて、それでも懲りずに繰り返して…繰り返しの毎日がきっとエースにとっては凄く楽しくて、そんなことが容易に想像できてしまえば、微笑ましいような、それでいてどこか寂しいような何とも言えない気持ちを抱く。きっとエースは比べものにならないくらい寂しかったりするんだろう、そんな考えが頭を過り、相手の頭から手を離せば、元気付ける意味も込めて「洗い物もしっかり頑張ってくれたし、デザートにアイスでも食べない?」と微笑しながら冷凍庫の扉開き。)
(っ…、…その時は、背伸びするから大丈夫。(相手の独り言耳に届けばかぁ、と頬を真っ赤に染め。その顔隠すように胸に顔埋め、ぽつりと言葉を返し/←))
ううん、大丈夫!のーんびり待ってるから気にしないで?(ふふっ)
お疲れ様。いっぱい話せるようになるの、楽しみにしてるね?(首傾げ)
じっとしてんのは退屈だったからよ、つい、な。
(小さく吹き出して告げられた相手からの言葉に、ははっ!と肯定を示すような笑いを返せば、そのままの調子でからからと楽しげな笑い声を響かせながら上記の言葉を紡ぐ。“悪戯”と一言に纏めたが、思い返せば本当に様々なことをしたと思う。――記憶の海をたゆたえば、いつも真っ先に浮かぶのは後悔。あの時こうしていれば、なんて、どこか無責任な言葉が不意に頭を過ぎった。そして、思わずハッとする。菜々に言われたではないか。その悔やんでいる姿を見たら、その人たちは悲しむんじゃないか…と。こうやってずるずる後悔し続けていると、きっと自分は駄目になってしまうんだろう。しかし、それに気付いていてもなお、後悔をやめる方法は未だ思い付かないでいた)
――アイス!!
(相手が考えていることなど、余裕のない今は気付かない。想いを振り切るように密かに拳を握り締めれば、頭から離れた手を名残惜し気に見つめ、微笑しながらかけられた問いに「食う!!」と先程の明るい表情のまま勢いよく返答し。いつだって、何がどうあっても、食欲だけは変わらないらしい)
(おれも多少屈まなきゃ出来ねぇか。…安心しろよ、“まだ”手ぇ出すつもりはねぇから。(頬の赤い相手を見れて少し満足。しかしそれも一瞬だったため、落ち着かせるようにポンポンと背を撫でては「顔見せて」と無理を強請り/←))
そっか、大丈夫なら良かった(にししっ)
待っててくれてありがとうな!
用事の方は滞りなく終わったから、そろそろ返信ペースも上がる…と思うぜ?(顎に手を当て考えながら)
ふふっ、だと思った。
(一瞬、ほんの一瞬のエースの表情の曇りに気付かない自分ではなかった。胸が締め付けられる思いがして、咄嗟に抱き締めたくなって。それを相手に気付かれない程度の深呼吸で抑え込む。いっそ気付かない方が自然に振る舞えたのかもしれない、なんてエースの変化に気付けるようになった自分が、いいような悪いような、そんな微妙な思い抱きつつ、冷凍庫からチョコレートアイスとバニラアイスをそれぞれ一つずつ取り出す。食べると明るい返答をした相手にくすりと笑み浮かべながら歩み寄り、たった今取り出したばかりのアイス2つを目の前に差し出して「どーっちだ?」と少々茶化しながら相手の好みを問い。)
(……、(まだ、なんて強調してくれるものだから落ち着くどころか寧ろ頬の熱は増した気がして。それでもエースに甘い己は相手の強請りを断ることもできず、黙ったまま少しだけ胸元から顔離しちらりと相手見上げ))
ううん、いいの。っていうか私の方こそ、いつも忙しい中来てくれてありがとう。(微笑)
ほんと?(ぱぁ)楽しみにしてるね!(にこ)
トピック検索 |