主 2014-12-14 21:50:23 |
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ダメだったァ?うげ、取りにく…(相手の前髪を解こうとするも輪ゴムのせいで絡まりなかなか取れずぐい、と引っ張り。相手の膨らんだ頬をつついているといきなり近距離になったことに目を見開き「ハッ…やれるもんならやってみろヨ」挑発に乗ったのか口角を上げ此方も負けじと人差し指で相手の顎をくいと上に向かせ。「…気使わなくていいからァ、気にすんな」焦っている相手を見るとふ、と弱々しく微笑みこれは脈ナシだなと悟り。「もう一つ…?じゃあコレ俺が貰っていいのォ?」相手の言葉に救われ内心嬉しかったのか手の内にあるリップクリームに目をやりもう一度相手を見つめて。「フーン…お前この匂い好きなのネ…俺も結構好き」何やら高そうなリップなようでまじまじと見つめ相手がこの匂いが好きなのがわかると覚えておこう、と考えていて。「………優しくなんて、最低な奴だヨ俺は」相手が微笑むと自分も優しい気持ちになったのか微笑みそうになり我に帰ると自分は不純な好意を相手に抱いているのに自分は相手と一緒にいていいのだろうか、とパッと手を離し俯き。「お前はなんでまたそんな薄着を…おら、!コレ貸してやっから」寒そうにしている相手を見ると自分の持っていたマフラーを乱暴な手つきで相手の首にぐるぐると巻いてあげて)
った!…っ、おま、輪ゴムなどで縛るからそういうことになるのだ…っ!
(引っ張られれば当然のように痛かったわけで、悲痛じみた声を上げ生理的な涙を浮かべればきっ、と咎めるように相手を見上げて。「む、…」自然と向き合う形になれば相手の言葉にひくわけにもいかず、相手にとられたカチューシャを手にとれば縛る代わりにぐいと相手の頭に荒く着け、してやったりとでも言うかのように笑みを浮かべ。「ん、お前にやる、から」だから勘違いはしないで、とどこか懇願するような声色でおずおずと告げれば此方を見つめる相手と視線を合わせ相手を見据えて。「あぁ、まあ嫌いじゃない。…なかなか気に入っている」率直な感想も述べれば続けられた相手の言葉に「意外だな。…お前はこういった甘い匂いはあまり好きではないのかと思っていた」なんて言葉通り意外そうに目を丸くして。「な、…っ、馬鹿言え!」最低な奴などという言葉が相手から紡げられれば目を見開くもそれも束の間、自身を乏しめるような言葉を紡ぐ相手の胸倉を掴めば声量は然程大きくないものの声を荒げ、少なからず思うところがあったのか怒りすら感じさせる目つきでき、と相手を見据えており。「ん、すまない」乱暴な手付きでマフラーを巻かれれば小さく声を上げながら礼を言うもふいに眉を下げれば「だ、だがこれではお前が寒いだろう…!」とどこか焦りを含んだ声色で)
おい…泣くなよ!ほら、取れたからァ(相手が本格的に泣いているのかと思ったのか珍しくおろおろとしていてごめんネ?と謝ると子供をあやすように頭を優しく撫でてやり。「…東堂チャン?なにやってんのォ?」相手の行動に多少びくつき頭に違和感を感じると状況を理解し外せとばかりにじと、と相手を見やり。「じゃあありがたくもらうわ。…お前から何かもらったの初めてかも」相手の使用済みとはいえ相手からもらったのが嬉しかったのかぼそりと上記を述べ。このリップクリームはもう使わず大切に持っておこう、と胸の内で決めて。「確かに甘ったるいのは嫌いだけどォ…。なんとなく好きなんだヨ」お前が好きなものだから、と言えるはずもなく目線を伏せながら頭をかいて。「ッ、なんで…お前がキレてんの…」相手がいきなり掴みかかってきたため驚いたのかぽかん、と情けない顔で相手を見て。「…じゃあさ、東堂チャンこんなことされてもまだ同じこと言える?」自分の中で何かが切れたのか普段見せないような顔で相手をロッカー側に追い込み思い切りロッカーをバンッ、と叩いて。「俺はいいから自分の心配しろバァカチャンが」軽く頭を叩くとスタスタと前を歩き始めていて。)
む、…ふは、
(何を思ったかは定かではないが大方本気で泣いてるとでも思ったのであろう、おろおろとした様子で謝られればきょとりとするも撫でられればそんな様子を可笑しくおもったのか思わず笑いを溢して。「似合ってるぞ、荒北」答えの代わりに茶化すような言葉をかければ外さずともカチューシャへと手を掛け笑いを堪えるように。相手の言葉にそういえばそうかもしれんな、なんて呟いては「使い掛けで悪いが、」と申し訳なさそうに苦笑して。真意は汲み取れずともただその言葉が嬉しかったようでへにゃりと柔らかく頬を緩めては「それは良かった」なんて安心したような声色でそんなことを。「だ、って、…お前が、」自分を乏しめるようなことを言うから、そう言葉を紡ごうとするもそれは相手の突然の行動によって声にはならず、叩く音にびくりと肩を跳ねさせては状況についていけないのか視線を彷徨わせ。「…ぇ、ぁ、あら、きた」彷徨わせた挙句そっと目線を合わせるもその瞳はどこか怯えすらも感じさせて、酷く困惑しているようでおずおずと相手の名を呼ぶことしか出来ず。「った、ま、待て…!」ぱたぱたと相手の後を追うように駆ければ「…ありがとう、荒北。温かいぞ」なんて笑みを携えながらに後ろから声をかけて)
てめ…、何笑ってんだヨ!!(相手の表情が変わったのがわかると勘違いだったのか、と恥ずかしくなり口ではそう言うも、内心ほっとしていてやはり彼には笑っていてほしいとしみじみ思って。「こんなダッセェカチューシャ似合うのはお前だけだから大丈夫だヨー」相手の腕をガシッと掴むと、相手の発言にイラッときていたのか此方も煽るようなことをつらつらと言い放ち。「チッ…俺はァ、お前が好きな物を…、……携帯鳴ってるヨ」お前が好きな物をもっと知りたいだけ、と言いたかったが突然鳴った携帯の着信音のせいで遮られまたも舌打ちをして。きっとまた彼の大好きなライバルからだろう、と悟ると眉間に皺を寄せて。顔をぐい、と近付けると相手の怯えた様子にチクリ、と心が痛むのがわかって。「俺がなァに?……ハッ、ほらみろよ…いま俺のこと最低な奴だと思ってんだろ?…俺はお前に汚ねェ感情抱いてんだよ」自分はこんなこと言いたいわけではないのに、と思ったのも時すでに遅し。口から出てきてしまう言葉は1番言いたくない相手に全て吐き出してしまい。「…これで終わり。もうお前には関わらねェから安心しろ、……ごめんネ」そっと離れるとくるりと背を向けて小さな声で謝り早くここから出るんだ、と急ぐように扉を目指し早歩きし始め。「ッセ!礼とかきめェんだよばーか」後ろを振り向かずに歩きながら照れ隠しに言い放ち)
(/お相手様には悪いですが1週間以上経ってしまったので再募集したいと思います…!
荒東(募集するのは東堂)
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